JPH0213515Y2 - - Google Patents

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JPH0213515Y2
JPH0213515Y2 JP1987096939U JP9693987U JPH0213515Y2 JP H0213515 Y2 JPH0213515 Y2 JP H0213515Y2 JP 1987096939 U JP1987096939 U JP 1987096939U JP 9693987 U JP9693987 U JP 9693987U JP H0213515 Y2 JPH0213515 Y2 JP H0213515Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は各種素材から成る織布及び不織布を延
反台上に繰出して切断して行く延反機の切断装置
に関する。
(従来の技術) 従来の延反機の切断装置は、第5図に示すよう
にモータによつて回転駆動される回転刃51に対
して当接する細長の案内刃52は固定されてお
り、所定長繰出され停止している生地(布)9を
切断個所53で移動しながら切断して行き、切断
後同じ経路を辿つて切断開始点に復帰するように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の延反機の切断装置50にお
いては、回転刃51は、案内刃52の一箇所に当
り続けるために案内刃52の当る箇所は摩滅して
しまい、切断能力が徐々に低下する他、回転刃5
1を丸刃にすると布9に対する切り込みが弱くな
るため八角刃、六角刃、四角刃等多角刃にするが
高速回動され且つ高速移動されると布9が切断箇
所53につまることがあつた。また、回転刃51
の切味が悪くなると、研磨して行くため多角刃も
丸刃に近くなり、布9が逃げやすくなつて不安定
になるため切り口がジグザグになり、きれいな切
り口が得られないと云つた問題の他、切断装置が
復帰している間布の繰出しができず生産性を阻害
していた。
本考案は、上記に鑑みなされたものであつて、
低速度回転から高速度回転にわたつて切り味が長
期間に及んで保持され、また発熱を少なくして熱
溶着性の布も容易に切れ、丸刃でも多角形刃でも
生地に対して容易に切込みを開始し且つ生地に適
度の張りを持たせてきれいな切口が得られ、生産
性及び耐久性に優れた延反機の切断装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するための手段は、実
施例対応図の第1図乃至第3図において、延反機
2の走行本体2aに横架されたガイドレール15
に沿つて往復動される支台13に回転可能に枢支
され且つ切断エツジ7a,12aが相互に押圧し
合つて重なり一方が回動し他方が従動する大小一
対の回転刃7,12によつて、延反台3上に所定
長繰出された生地9を切断する切断装置であつ
て、上記支台13が横架ガイドレール15に対し
て揺動可能且つ走行可能に取着され、該支台13
及び回転刃7,12が変位作動手段16によつて
切断往路Eに対して変位した非切断復路Fを辿り
生地の繰出し経路Cを遮らないように切断往路E
の始端部E0に復帰するように構成すると共に、
上記一対の回転刃7,12のうち大回転刃7を生
地の繰出し経路Cの上流側に配置してモータMに
よつて回転駆動し且つ小回転刃12を生地の繰出
経路Cの下流側に配置して従動刃としたことを特
徴としている。
(作用) 上記本考案の手段による作用は、一対の回転刃
7,12のうち生地9の移動方向に対して上流側
の大回転刃7がモータMで回動され、下流側の小
回転刃12が従動するように相互に切断エツジ7
a,12aで押圧し合い重なり、運転中は常に均
一に当接すると共にわずかに切断エツジ7a,1
2a同士が滑つているためにエツジ7a,12a
は常に適当に少しづつみがかれ刃を自成し切れ味
が長期間に渡つて保たれ寿命も大幅に改善され、
また相対摩擦が適当に少なく生ずるようにされて
いるため発熱も少なく熱溶着性の薄い布9も容易
に切断されると共に適度に生地9を引き込み張を
持たせているため、きれいなストレートな切口で
切断でき、更に切断後は生地の繰出経路Cから外
れて切断開始点E0に復帰するため切断後すぐに
生地の繰出ができて生産性が大幅に向上される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
第1図乃至第4図において、延反機2に適用さ
れる布の切断装置1は、切断エツジ7a,12a
が相互に押圧し合つて重なつて支台13に回転可
能に枢支された一対の上下の回転刃7,12のう
ち布9の移動方向の上流側の大きい上回転刃7を
モータMによつて回転駆動し、下流側の小さい下
回転刃12を従動回動するように構成されてい
る。
上回転刃7は、高速度鋼等を素材とし、略六角
形若しくは円形に成形されており、中央の穴に挿
通された支軸10のねじ部に上下のナツトN1
N2によつて固定されている。支軸10は、支台
13と支腕13aに回転可能に軸承されており、
上回転刃7は、座金W1,W2を介して支台13と
支腕13aとの間に水平に保持され、且つスプリ
ングSによつて下方向に付勢されている。また、
支軸10は、支台13の下方部においてベルトホ
イール10aを止着している。
下回転刃12は、上回転刃7と同じく高速度鋼
等を素材とし、より小径の円形を成しており、エ
ツジ12aが上回転刃7のエツジ7aの下方に重
なるように、支台13の端部に固定された支腕1
3bに回転可能に支承されている。従つて、上記
スプリングSによつてエツジ7a,12aは相互
に押圧状態で重なつているため、上回転刃7が矢
印Aの方向に回転駆動されると、下回転刃12は
エツジ部の摩擦によつて極くわずかな滑りを伴つ
て(ほとんど発熱を伴わない)矢印Bの方向に従
動回動されるようになつている。従つて、布9に
対する喰いつきが良く、適度に布9を下方に張つ
てストレートなきれいな切口で切断する。なお、
下回転刃12は第2図に示す形状の他下裁断球の
ものもある。
モータMは、支台13の上回転刃7と反対側端
部に固定されており、横架給電部14aからパン
ダグラフ14bを介して電力を受け、支台13の
下方部に突出した出力軸のベルトホイール10b
とタイミングベルト10cを介して上回転刃用ベ
ルトホイール10aを矢印Aの方向に回動するよ
うになつている。下回転刃12は矢印Bの方向に
従動する。
本実施例の布の切断装置1は、本願出願人によ
つて出願された実願昭62−70371号の延反機のカ
ツト装置に適用された延反機2の走行本体2aの
前方部において横断方向に往復動されるようにな
つており、延反台3上に所定長繰出しローラ5に
よつて繰出された布9を切断する。支台13は、
横架ガイドレール15に対して前後方向に水平揺
動可能且つ横断長手方向に横行可能に取着されて
おり、カム16a及び従動用ピン16bから成る
変位作動手段16によつて切断往路E,E′に対し
て前方に変位した非切断復路F,F′を辿つて終端
部E1,E1′から始端部E0,E0′に復帰され、布の繰
出し経路Cを遮ぎることが無い。即ち、一方の変
位カム16aは始端部E0に隣接してフレームに
固定されており、支台13を非切断復路Fから切
断往路Eに従動ピン16bを介して変位させ、ま
た他方の変位カム16a′は終端部E1に隣接してフ
レームに固定されており、支台13をピン16a
を介して切断往路Eから非切断復帰Fに変位させ
る。従つて、切断装置1の復動中に、布の繰出し
が可能となり作業効率を向上させている。
切断装置1の往復駆動手段11は、走行本体2
aの前方面の左端部に枢支された従動プーリ11
aと、右端部において可逆転モータM1によつて
駆動される駆動プーリ11bと、これらプーリ1
1a,11bに巻装されたベルト11cとから構
成されており、基台11dと平行リンク11eを
介して支台13を横架ガイドレール15に沿つて
往復動する。平行リンク11eは支台13を基台
11dに前後方向に変位可能に、即ち、変位作動
手段16とスナツプアクシヨン機構18によつて
支台13を切断往路と非切断復路とを辿るように
支持している。
スナツプアクシヨン機構18は、第4図a,b
に示すように、平行リンク11eの一方の下部に
旋回可能に枢支された小歯車18aと、該小歯車
18aと噛合状態に基台11dの下部に固定され
た扇形歯車18bと、両歯車18a,18bの中
心の外側のピンP1,P2の間に第4図aの中立状
態で両中心を通る軸線に沿うように張設されたコ
イルスプリング18cとから構成されており、従
動用ピン16bがカム16aに当接し中立状態を
過ぎるまで変位されるとコイルスプリング18c
の引張力によつて前後方向いずれかにリンク11
eが当止ピン18dに当るまで急速に平行リンク
11eを揺動変位させるものである。扇形歯車1
8bの中心は、リンク11eの連接点としてい
る。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案の延反機の切断装置に
よれば一対の回転刃7,12のうち生地9の移動
方向に対して上流側の大回転刃、7がモータMで
回動され、下流側の小回転刃12が従動するよう
に相互に切断エツジ7a,12aで押圧し合い重
なり、運転中は常に均一に当接すると共にわずか
に切断エツジ7a,12a同士が滑つているため
にエツジ7a,12aは常に適当に少しづつみが
かれ刃を自成し切れ味が長期間に渡つて保たれ寿
命も大幅に改善され、また相対摩擦が適当に少な
く生ずるようにされているため発熱も少なく熱溶
着性の薄い布9も容易に切断されると共に適度に
生地9を引き込み張を持たせているため、きれい
なストレートな切口で切断でき、更に切断後は生
地の繰出経路Cから外れて切断開始点E0に復帰
するため切断後すぐに生地の繰出ができて生産性
を大幅に向上さることができる。一対の回転刃
7,12は布9を引き込む方向に回動されるため
に、薄手でも厚手の布でも捕捉性が良くなり丸刃
によつてもきれいな切口で切断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の延反機の切断装置の一実施例
を示す平面図、第2図は同要部左側面図、第3図
aは本考案の延反機の切断装置を搭載した延反機
の斜視図、第3図bは同切断装置の作動を説明す
る平面図、第4図a,bは支台の変位用スナツ
プ・アクシヨン機構の説明図、第5図は従来の延
反機の切断装置の要部の平面図である。 符号の説明、1……延反機の切断装置、2……
延反機、2a……走行本体、3……延反台、7,
12……回転刃、7a,12a……切断エツジ、
9……生地、13……支台、16……変位作動手
段、C……生地の繰出し経路、E……切断往路、
E0……始端部、F……非切断復路、M……モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 延反機2の走行本体2aに横架された、ガイド
    レール15に沿て往復動される支台13に回転可
    能に枢支され且つ切断エツジ7a,12aが相互
    に押圧し合つて重なり一方が回動し他方が従動す
    る大小一対の回転刃7,12によつて、延反台3
    上に所定長繰出された生地9を切断する切断装置
    において、上記支台13が横架ガイドレール15
    に対して揺動可能且つ走行可能に取着され、該支
    台13及び回転刃7,12が変位作動手段16に
    よつて切断往路Eに対して変位した非切断復路F
    を辿り生地の繰出し経路Cを遮らないように切断
    往路Eの始端部E0に復帰するように構成すると
    共に、上記一対の回転刃7,12のうち大回転刃
    7を生地の繰出し経路Cの上流側に配置してモー
    タMによつて回転駆動し且つ小回転刃12を生地
    の繰出経路Cの下流側に配置して従動刃としたこ
    とを特徴とする延反機の切断装置。
JP1987096939U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPH0213515Y2 (ja)

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JP1987096939U JPH0213515Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JP1987096939U JPH0213515Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPH0165896U JPH0165896U (ja) 1989-04-27
JPH0213515Y2 true JPH0213515Y2 (ja) 1990-04-13

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JP1987096939U Expired JPH0213515Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPS4316640Y1 (ja) * 1965-06-16 1968-07-10

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JPS4316640Y1 (ja) * 1965-06-16 1968-07-10

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JPH0165896U (ja) 1989-04-27

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