JPH02134566A - 液体中のガス分圧測定方法及びその装置 - Google Patents

液体中のガス分圧測定方法及びその装置

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JPH02134566A
JPH02134566A JP1207781A JP20778189A JPH02134566A JP H02134566 A JPH02134566 A JP H02134566A JP 1207781 A JP1207781 A JP 1207781A JP 20778189 A JP20778189 A JP 20778189A JP H02134566 A JPH02134566 A JP H02134566A
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calibration
liquid
partial pressure
iron
mmol
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JP1207781A
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Stephen Calabrese Gary
ゲイリー・スティーヴン・カラブレス
Claudio Calzi
クラウディオ・カルジ
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Instrumentation Laboratory SpA
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/4163Systems checking the operation of, or calibrating, the measuring apparatus

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性試料液体(例えば血液)中の二酸化炭素
または酸素の分圧の測定の如く、試料液体中の揮発性成
分の分圧を測定するための方法及び装置に関する0本発
明は、そのような方法及び装置において分圧の測定値を
較正するための手段を包含し、またそのような較正手段
において有用な酸性のしゆう酸第二鉄溶液組成物を包含
する。
液体中の通常揮発性である成分の分圧はしばしば測定さ
れる9例えば、酸素、二酸化炭素または両者の分圧は、
発酵において、環境分析において、臨床診断において、
またその他の多くの分野において測定される。そのよう
な分析についての最も進歩した一分野は、静脈または動
脈血液中のpH1ならびに酸素及び二酸化炭素の分圧の
測定分野(−最に血中ガス分析と称される分野)である
、しかし、これら三つのパラメーターをここに列挙した
ことは、三つの測定が同時に行なわれる分野へ本発明が
限定されることを意味するものではなく、あるいは、あ
る種の電解質(例;ナトリウム、カリウム、塩素、カル
シウム、あるいはこれらのいずれかの組合せ)、ある種
の糖及びその他の化合物(例ニゲルコース)のようなそ
の他のパラメーターの同時測定を排除するものでもない
、むしろ、二酸化炭素または酸素のような成分の分圧が
試料液体中で測定されるいずれの応用分野にも本発明は
関連する。
そのような測定を行なう機器は、多様な設計であるが、
型埋形の機器は、我々の「インストルーメンチージョン
・ラボラトリ−1312(商標)」血中ガス測定器であ
る。そのような機器類のセンサー部分は、米国特許第4
,361,539号及び第4,361゜540号(各1
982年11月30日発行)、及び同第443407号
明細書(1984年4月17日)に記載されている。
そのような機器は、一連のセンサー電極;すなわちクラ
ーク(C1ark)1112素電極、シビアリングハウ
ス(S everi++ghaus)二酸化炭素電極、
pHセンサー電極、及び(二酸化炭素電極及び9H電極
のための)参照電極を有する。このような機器の構造及
び測定モード操作は米国特許第4,361,540号第
6欄に詳しく述べられている。
このような機器は、測定の前に、既知pH。
pco、及びpO□値の較正剤のうちの一つまたはそれ
以上によって較正することができ、開始時にそしてその
後定期的に(あるいは品質管理液の測定値が機器が較正
からはずれていることを示したとき)、二種の較正剤を
用いて較正できる。各測定後のそのようなワンポイント
較正法は米国特許第4.039,933号明細書(19
77年8月2日)に記載されている。
そのような較正を行なうときに、pH測定のためには液
体MfR液を用い、そしてpco、及び90z測定のた
めには湿潤ガスを用いるのが好適である。
例えば米国特許第4,381,539号明細書第8欄第
22〜35行に記載されているように、較正用ガスをバ
ブル室に通気(バブル)させ、次いでその液体をpCO
2電極及びp02電極を有する四部に通過させる。米国
特許第4,039,933号記載の回路を用いると、p
co、電極で発生の電圧及びクラーク酸素電極で測定さ
れる電流は、米国特許第4.039 。
933号の回路における補償電圧を発生させるのに使用
できる。そのような回路において、記憶された嘗照値を
、較正剤で測定された値と比較し、両者の間の差異は、
試料が存在するときに電極でなされる電圧測定値から計
算される値に対する調整として適用される0便宜のため
に、そのような調整は、較正剤について測定した電圧を
、試料について測定された電圧と比較する場合の一例と
して考えられるけれども、技術的には、その比較は、実
際には、9照値と、較正剤について測定された電圧のア
ナログ−デジタル変換の出力との間のデジタルレベルで
あった。
血中ガス測定機器の較正におけるそのようなガス混合物
の使用は、大きなガスタンクが血中ガス測定機器に近接
して備えられなければならないという必要性を生じさせ
た。そのような大きなタンクは、血中ガス測定を行なう
場所:病院の心臓治療室、呼吸器治療室及び手術室;の
ような場所では邪魔であり、若干の場合にはそのような
ガス混合物は入手できない、そのようなタンクを使用不
要であれば、血中ガス測定機器を、血液採取場所近くに
移動するのに便宜である。
pi−1、pCOを及びp02の特定の値を有する較正
用液(例えばフルオロカーボン乳剤〉の使用は、多くの
特許文献、例えば米国特許第4,772,904号(フ
ェイル、1988年)、第4,151,108号及び第
4,163,734号(ソレンソン、1979年)等に
提案されてきているが、そのような組成物は、品質管理
材料としてのみ商業的に使用されてきており、機器の較
正用には使用されてきていない、特開昭61−2224
6号く昭和61年1月30日)明細書にもこの種の技術
が記載されている。
酸性のしゅう酸第二鉄水性組成物は化学光量測定の分野
のためにrM発されてきている。典型的には、再結晶し
ゅう酸第二鉄塩、例えばナトリウムまたはカリウム塩を
、p)Iを1または2まで低減するように添加された酸
と共に水に溶解させる。
このような組成物は、本来、しゅう酸イオン:鉄(II
)の3:1のモル比を有する。化学光量測定におけるそ
のような組成物の目的は、光源を定量することであるの
で、過剰のしゅう酸第1鉄(6ミリモル/lまたはそれ
以上を用いて、光子が鉄(III)が鉄(n)に還元さ
れる光反応を最大に生じさせうるようにする。生成鉄(
II>を定量するための露光後の溶液に発色剤溶液(例
:0−フェナスロンー水和物)が添加される。この場合
、しゅう酸第1鉄の分解によって生成する二酸化炭素は
全く使用されない、参考文献としては、「アナリティカ
ル・ホトケミストリー・アンド・ホトケミカル・アナ!
JシスJ(1971年、T、M、フイ’7ジエラルトy
s)ノ第91〜115頁(特に94〜97頁及び109
〜111頁)のH,A、タイラーの「アナリティカル・
メソッズ・アンド・テクニクス・フオ・アクチノメトリ
イにC,G、ハツチヤード等のrProc、 Tran
s。
Sac、 (ロンドン)」第A235巻、第515〜5
36頁(1956年);C,A、パーカーのrTran
s、 FaradaySoc、 J第50巻、第121
3〜21頁(1954年);等がある。
しゆう酸第1鉄の分解反応の機構及び物理化学を明かに
するのに、pH1しゅう酸イオン濃度及び鉄(II)濃
度のような因子を種々変えて研究がなされている。これ
に関する文献としては、例えばり、ビンツエ及びS、ラ
ップのrJ、オブ・ホトケミストリー」第36巻第28
9〜296頁(1987年)がある、この論文の第29
4頁の表5の組成物では、0.4Jのような濃度の再結
晶しゆう酸第1鉄カリウムの種々の量が使用され、第2
92頁の表2の組成物では鉄(III)が0.198ま
たは0.18鶴Hであり、しゆう酸イオンが0.01m
MからIOJにわたって変動され、そして硫酸が0.0
1Mから0.50Mまで変動されている。
これらの溶液の種々の性質、例えばpHがその表2に示
されている。
本発明は、光化学手段によって通常気状の成分(例えば
二酸化炭素)の高度に再現性のある分圧の発生に関する
0通常気状の成分の前駆物質(例えばしゆう酸第二鉄錯
イオン)は、液中にある正確な量で存在させる。この液
を、通常気状の成分の発生に適当な波長及び強度の光に
適当な時間露出した後に、この液を測定室に導入してそ
の成分の分圧を測定する。そのような露光済の液につい
ての測定値を当該′:4極についての較正値として採用
する。
従って、本発明は、(a)  あるガスの前駆物質を特
定濃度で溶存させ、光に露出されるとその溶存前駆物質
が反応してガスを発生させる組成の較正用液体を準備し
、 (b)その較正用液体のうちの一部分を前駆物質を実質
上完全にガスに変えるに足りる波長、強度の光のそれに
足りる時間露出し、 (a)  露光された較正用液体部分を転化された前駆
物質と共に測定室へ送り、ガスの分圧測定用機素と接触
させ、 (d)  その露光された較正用液体部分及び転化され
た前駆物質について、分圧測定用機素で測定を行ない、 (e)  その露光された較正用液体部分及び転化され
た前駆物質を分圧測定用機素から取り除き、そして当該
ガスの分圧の被測定値を有する液体試f1を測定室へ送
り込み分圧測定用機素と接触させ、(f)  その液体
試料について分圧測定用機素で測定を行ない、 し) その液体試料について分圧測定用機素でなされた
測定値を、較正用液体の露光済分について分圧測定用機
素でなされた測定値と比較する、ことからなる液体試料
中のあるガスの分圧を測定する方法を提供する。
本発明は、さらに、液体試料中のガスの分圧を測定する
装置であって、 (a)  較正用液体の一部分を光に露出する露光手段
、 (b)  測定室、 (c)  露光済の較正用液体部分を露光手段から測定
室へ移る第1移送手段、 (c1)  測定室と作動的に接触している測定用機素
、 (e)  液体試料を測定室へ送り込むための第2移送
手段、及び (f)  液体試料について測定用機素で得られた測定
値を、較正用液体の露光済分について測定用機素で得ら
れた測定値と比較するための比較手段、からなるガス分
圧測定用装置を提供する。
また本発明は、しゅう酸イオン濃度が15ミリモル/l
より大きいならば鉄(III)濃度が5ミリモル/l以
下であることを条件として、少なくとも0.3ミリモル
/lのしゆう酸イオン及び0.1〜200ミリモル/l
の鉄(III)を含み、そして0〜5のpHを有する、
上記方法に使用する水性溶液も提供する。
このような組成における鉄(III):しゆう酸イオン
のモル比は、100:tないし1:7200であるのが
好ましく、以下に述べるように酸素を枯渇させるか否か
によってさらに好ましい範囲がある。
本発明の水性組成物は、光分解の際に、二酸化炭素の測
定値の較正(検量)に有用な範囲の二酸化炭素分圧を生
じる酸性のしゅう酸第二鉄溶液が代表的である。好まし
い組成は下記の二つのタイプである。
(A) しゆう酸イオンよりも化学量論的に過剰の鉄(
III)を含むもの[しゅう酸イオン:鉄(III)の
モル比が3:1より低いもの]、及び (E1)  鉄(III)と比較して化学量論的に過剰
のしゅう酸イオンを含むもの[しゅう酸イオン1鉄(I
[)のモル比が3=1よりも大きなもの]。
これらの組成は、光分解反応の速度及び光の不存在下で
の安定性に関してさらに最適化される。
従って本発明の第1の態様の組成物としては、0.3〜
15ミリモル/lのしゅう酸イオン及び1.5〜200
ミリモル/lの鉄(III)を含み、鉄(III):し
ゆう酸イオンのモル比が5:工ないし100:1であっ
て、0〜5のDHを有する水性溶液が提供される。かか
る組成物はしゅう酸第1鉄におけるモル比(1:3)よ
りも過剰の鉄(III)を含むので、光分解の際に酸素
分圧の低減を生じさせない。
本発明の第2の態様の組成物としては、0.2〜5ミリ
モル/lの鉄(III)及び少なくとも3ミリモル/l
のし嗜う酸イオンを含み、しゅう酸イオン:鉄(III
)のモル比が少なくとも約5:1であり、0〜5のDH
を有する水溶液が提供される。
本発明の第3の態様の組成物としては、0.1〜5ミリ
モル/lの鉄(III)及び少なくとも10ミリモル/
lのしゅう酸イオンを含み、しゅう酸イオン:鉄(II
I)のモル比が少なくとも約100:1であり、0〜5
のpHを有する水溶液が提供される。
本発明の第2及び第3の態様の両者組成物において、し
ゅう酸イオンは、本来の3:1のモル比よりも過剰に存
在する。かかる場合には、光分解は酸素の消耗をもたら
し、従って再現性のある量での酸素分圧の低減をもたら
す、従って、前者のタイプの組成を一つの較正剤として
及び後者のタイプの組成を別の較正剤として用いること
に、二つの酸素分圧レベル、及び二つの二酸化炭素レベ
ルにおける較正(検量)が達成できる(両組成は光分解
前に独自のガス分圧を有する)。
本発明の軸止用液体は、気状二酸化炭素のための前駆物
質または気状酸素のための前駆物質をある特定量含む、
そのような前駆物質の組成及び量(濃度)は、気体に実
質上完全に光化学的に変化するときに、該気体を測定す
るための機器の較正のために有用な範囲の気体分圧を生
じさせるように設定される。そのような前駆体濃度は、
−ffi的に、光源の強度を定量するのに用いられる液
体における同じ前駆物質の濃度より低い、それにも拘ら
ず、前駆物質が露光されたときに二酸化炭素または酸素
を発生させるならば、化学光Ji測測定用いられる前駆
物質と同じものの多くが本発明においても有用である。
酸素のt%合には、酸素を発生させるもの、または酸素
を消耗するもののいずれも有用であるが、この場合も、
酸素分圧測定用機器の較正のために有用な範囲内の酸素
分圧が、その前駆物質の実質上完全な光化学変化によっ
てもたらされることを条件とする。この原理は、以下に
前駆物質として、しゆう酸第1鉄に関して説明されるが
、それを他の前駆物質に応用しうろことは容易に了解さ
れよう。
二酸化炭素のための好ましい前駆物質群は、カルボン酸
の金属錯体預、殊にしゅう酸第1鉄及びしゅう酸ウラニ
ルのようなしゅう酸の銘アニオンである。
非励起形態のしゅう酸第1鉄は下記の式で表わされる F e ” (C20山゛− このものほしゅう酸塩(典型的にはナトリウムまたはカ
リウム塩)を、塩化第二鉄または硫酸第二鉄アンモニウ
ムのような鉄(III)塩と混合することにより形成で
きる。pH,Fe(il1):usう酸根の比及びそれ
らの絶対濃度に応じて、各鉄(ff[)につぃて1個ま
たは2個または3個のしゆう酸根(イオン)が付いた化
学種(それぞれ+1または−1または−3の電荷を有す
るもの)が存在すると考えられ、露光のときに二酸化炭
素を生じると考えられる。
以下に述べる理由により、血中ガス測定機器で使用する
ための較正用液中のしゅう酸第1鉄の好ましい会計濃度
は、約0.1〜5ミリモル/!、特に約0.2〜2ミリ
モル/lである。このような狭い範囲内、またはこれよ
りも高い、例えば5ミリモル/lまでの濃度は、pco
2を測定するその他の機器を較正するのに便用できる。
較正用液のその他の成分は、目的意図をもって光に露出
されたときに前駆物質のガスへの変化を促進するが、前
駆物質の池の分解(特に熱分解)を最少化するように調
節されるのが好ましい、しゅうa第二鉄の場合には、従
って、較正用液が水性であり、約0〜約5(好ましくは
約0〜約3、特に約0〜約2)の酸性pHを有するのが
好ましい。
水性溶液のp■(が低く過ぎると、しゅう酸イオンめう
ちのある割合がプロトン化され、かかる形態では光酸化
され難い。
しゅう酸第二鉄を含む前駆物質の4合に、光化学分解反
応機構では、二つのタイプの全体的組成が存在すること
となり、その一方においては主光反応に追従する主たる
反応が3価から2価への鉄の還元であり、そして他方に
おいては酸素の還元が起る。これら二つのタイプの組成
は、しゆう酸第二鉄銘イオンは、通常、溶液中にしゆう
酸アニオンと鉄(II)カチオンとを別々に導入するこ
とにより形成されることを認識すれば了解されうる。
鉄(m1):しゆう酸根のモル比は、一方または他方の
成分が制限試薬となるように選定されうる。
従って鉄(I[[):しゆう酸根の高いモル比(例えば
5:1ないし100:1.特に10.1ないし50:t
)が使用されるときには、しゆう酸根が制限試薬となり
、その溶液は、しゆう酸第二鉄錯アニオン以外に、種々
の鉄(II)加水分解生成物と共にpH依存平衡にある
大水(ヘキサアクア)鉄(1)カチオンを含むことにな
る。
鉄(lit)及びしゆう酸根(イオン)の錯体類が光に
よって変化して初期の不安定中間体に変化されることに
ついては種々の理論がある。けれども、鉄(III)が
過剰に存在するならば、次の反応はその中間体と別の鉄
(II)化学種との間で起こり二酸化炭素及び鉄(II
)を生じると予期される。実験データは酸素を枯渇させ
ない機構は、しゆう酸根よりも鉄(III)を化学量論
的に過剰に含む溶液についての主反応機構であるという
前提を支持する。
鉄(III)が化学量論量近くまたはそれ以下の量で存
在するときには、次の反応は、該中間体と酸素(ジオキ
シジエン)との間(もし後者が存在するならば)で起こ
り、二酸化炭素及び還元された形の酸素を生じさせる反
応でありうる。実験データは、中間体と酸素との反応が
、酸素が枯渇される程度まで充分に起こるという前提を
支持している。そのような反応が顕著に起生ずることは
、鉄(III)と比較して化学量論量近くまたはそれ以
上のしゅう酸根を含む溶液[例えば約2=1ないし1:
7200.特に約1:1ないし1 :2000の鉄(I
I):しゆう酸根のモル比を有する溶液]についての主
機構である。
そのような溶液は、好ましくは少なくとも5:1、さら
に好ましくは少なくとも100:t、特に約too:1
ないし約200 : 1のしゆう酸根:鉄(1)のモル
比を有する。
酸素電極を較正するために使用されない(従って、露光
後の酸素分圧が重要でない)較正用溶液においては、鉄
(III)またはしゆう酸根は化学型論的過剰であるか
、またはそれらは1:3の化学量論比またはその近くで
存在しうる。
上記の根拠に基き、過剰のしゆう酸根を含む較正用溶液
の一組成例は下記の通りである。
しゅう酸カリウムー水塩   0.80ミリモルフ/l
硫酸第二鉄アンモニウム   0.20ミリモル/l十
二水温 硫酸            0.05モル/lそして
過剰の鉄(III>を含む較正用溶液の一組成例は下記
の通りである。
しゆう酸カリウノ、−水塩   0.75ミリモル、/
l硫酸第二鉄アンモニウム   15.0ミリモル/l
十二水塩 硫 酸           0.05モル/l上記の
各場合に、残部は蒸留脱イオン水である。
適当な組成は、上記に基さ、その池のしゆう酸塩源(例
えばしゆう酸自体、しゆう酸ナトリウム)、その他の鉄
(1)源(例えば塩化第二鉄、硫酸第二鉄)あるいはそ
の他の酸性化成分(例えば塩酸)に・)いて設定するこ
とができる。同様に、通常的実験によって、二酸化炭素
のその他の光化学前駆物質、例えばしゆう酸ウラニル、
しゆう酸バナジウム(V)鉄<III)、またほしゅう
酸コバルトも使用できる。
本発明におけるしゆう酸第二鉄の使用は、化学光量測定
におけるしゆう酸第二鉄の使用と対照的である。化学光
量測定の分野においては、しゆう酸第二鉄は、酸性溶液
中に高濃度で、−数的には、0.006モル/lから0
.15モル/lのしゆう酸第二鉄の濃度で使用される。
「アナリティカル・ホトゲミカル・アナリイシスJ(J
、M、フイツジエラルド51971年)のH,A、タイ
ラーの「アナリティカル メソッズ・アンド・テクニク
ス・フオ・アクチノメトリイ」の章に示されているよう
に、そのような化学光及測定器は沈澱及び再結晶され[
従って過剰のしゅう酸根も鉄(III)も含まない]し
ゅう酸第二鉄カリウムを使用しうる。このし争う酸第二
鉄カリウムの溶液は未知強度の光に露出され、次いでこ
の露光溶液を0−フェナンスロリン−水塩の発色用水溶
液と一緒にする。しゅう酸第二鉄の分解の副生物として
生じた第一鉄イオンは、その発色源と定量的に反応して
発色体を形成し、このものが定量される。従って、その
ような反応においては、しゅう酸根は過剰に存在しては
ならず[さもなければ鉄(II)への鉄(III)の還
元は定量的でなくなる〕またしゅう酸第二鉄の分解によ
る生成二酸「ヒ炭素は全く利用されていない。
これと対照的に、本発明の溶液は通常0.1〜5mMの
しゆう酸第二鉄に相当し、それぞれ約8meaHHのp
c02〜約600m5+HH(7) pCO2を生じさ
せる。鉄(III)化学量論盟またはそれ以上とすると
、これは0.3〜15mMのしゅう酸根に相当する。し
ゅう酸根を過剰とすると、これは、0.1〜5mMの鉄
(If)に相当する。
特に血中ガス測定機器校正のために好ましい範囲は、3
0〜75論m11gの1)Co2値を生じさせるもので
ある。これはもしもしゅう酸根が過剰であるときには0
.2〜0.5mMの鉄(I[[)に相当し、そして鉄が
過剰であるときには、06〜1.5mMのしゅう酸根に
相当する。特定のpcO21iffを達成するための正
確な比率は、日常的実験により決定できる。
しゅう酸根は5mM以上のしゅう酸第二鉄(従って60
0maHg以上の1lcO2)を生じさせることなく1
5mMの濃度を越えうるが、鉄(lit)濃度は5mM
を越えないことを条件とする。そのようJ′%&、しゅ
う酸根は、その溶解度の限度まで存在してよい(実施例
12参照)、200mM以上のような過度の鉄(III
)の濃度水準は、過剰の鉄(III)による光吸収の故
に望ましくない。
本発明の第1の態様の酸性溶液においては、鉄(III
)は化学量論的に過剰であり、鉄(III):しゆう酸
根(イオン)のモル比は1:3の化学量論比と比較して
5:1ないし100:1である。以下に10:1゜20
:1.50:1及び100:1のモル比の実施例が示さ
れている。このような冬場きにおいて、酸素分圧は光分
解の進行につれて最も少なく(1o%またはそれ以下)
低減される。これと対照的に1:1のモル比では、酸素
分圧は著しく(ある場合には85%)低減されるが、鉄
(III)についてはある限界モル過剰値が存在する。
従ってそのような場合における好ましいモル比は、1o
:1ないし50:14あル、 0.2〜0.5dノ好ま
しイシュウ酸第二鉄の範囲を達成するには、しゅう酸根
濃度は0.6〜1.5Jであるべきであり、これは、広
いモル範囲(5:1ないし100:1)については鉄(
I[[)が3論M〜150mMであることに対応し、そ
して狭いモル範囲(10〜75嶋M)については6鵠M
〜75鋤Mに対応する。対照的に、ビンチエ(V 1n
cze)及びパップ(P app)の文献の表2の欽(
III)に富む組成物は、わずか0.198または0.
18mMの鉄(III)及び0.01または0.1mM
のしゅう酸根を有する。
本発明の第2の態様の酸性溶液においては、しゅう酸根
はモル過剰であり[少なくとも5・1のしゆう酸根、鉄
(III)のモル比]、鉄(III)は0.2〜5mM
、好ましくは0.2〜0.5++Mの濃度で存在する。
ビンチエ及びパップの文献の表2のしゅう酸根に富む組
成1勿はわずか0.198または0.18偵Mのしゅう
酸根を有する。
このような場合におけるモル比は、好ましくは少なくと
も100:1、さらに好ましくは100:1ないし20
00 : 1 、特に300 : 1ないし1000:
1である。より高いしゅう酸根:鉄(I[1)のモル比
が好ましいことは、1:1から5 : 1.100:1
.200:1そして400 : 1に進むにつれて光分
解速度が増大するということがその理由である(実施例
34及び表IX参照)。過度のしゅう酸根M (400
0: 1または2000:1以上)を避けるのが好まし
いことは、経費を抑えること、及びある種の条件下で生
じうるしゅう酸塩の沈澱を避けることにその理由がある
そのような溶液のpl+は0〜5でありうるが、好まし
くは0〜2、さらに好ましくは1.0〜1.5である。
鉄(III)濃度は0.2〜511N、好ましくは0.
2〜0.5論N、さらに好ましくは0.2〜0.255
Mである。そのような量は、血中ガス測定機器を較正す
るのに特に有用な範囲(35トルまたはそれ以上)の二
酸化炭素分圧を生じさせる。
本発明の第3の態様の酸性溶液において、しゆう酸根は
鉄と比較して大巾にモル過剰であり(少なくとも100
:1)、そして鉄(IIりは0.1〜5纏Mの濃度で存
在する。そのような大過剰のしゆう酸根は迅速な光分解
反応及び迅速な酸素分圧の減少を生じさせる。第2の態
様の酸性溶液におけるように、9Hは好ましくは0〜2
(特に1,0〜1.5)であり、そして鉄(l[[)は
好ましくは0.1〜0.5mM (殊に0.20〜0.
25mM )である6モル比は好ましくは100:1な
いし2000 : 1、特に300:1ないし1000
:1である。
本発明によるこれらの較正用溶液は分解が促進されない
条件下で保存されるのが好ましい、好ましいしゅう酸第
二鉄溶液の場合に、このことは、室温またはそれ以下の
温度で、かつ光、特に波長500ns+またはそれ以下
(青または近紫外線)から遮へいされて保存されること
を意味する。それにも拘らず、適切な、I(が維持され
るならば、50℃までの温度に短時間曝されることは有
害ではなく、また普通は暗色のガラスまたはプラスチッ
クびんでの遮光で十分である。
本発明における露光装置及び露光工程で、較正用溶液の
一部分(少量)を、前駆物質を実質上完全に分解するに
足る波長及び強度の光にそれに足りる時間露出する。
露光装置は、次の測定に影響を与えないように前に用い
た試料を充分に払拭(フラッシュ)するようにしなけれ
ばならない。
露光済の較正用液の部分を測定電極の近傍へ送ることは
、従来の適宜なポンプまたは減圧技法で行なわれる。今
や、露光済の較正用液に対する光の影響はない、しかし
、露光済の較正用液は、露光時間と測定時間との間で、
他の液体や気体と気体交換をしないようにすることが重
要である。
以下の実施例と第1及び第3図の記載は、露光された較
正用液の部分が試料通路または較正用液通路のいずれか
に沿ってどのように測定電極と接触させられるかを説明
するものである。酸性の露光済部分がpH電極と接触さ
せられると(通常、試料通路の場合になされる)、pH
電極の環境が異常に酸性化され、所望の範囲にまで(血
液については7.0〜7.6)戻すのに液体でフラッシ
ュしなければならないので、前者(試料通路での送入)
は余り好ましくない。米国特許第4361539号明細
書の第7m29〜41行及び第8m22〜31行に示さ
れるように、露光済較正用液をクラーク酸素電極とそし
てシビアリングハウス二酸化炭素1!価と接触させるが
、pH電極とは接触させない較正用通路を用いることが
できる。
本発明の若干の態様において、同一の露光済の較正用液
をpcoz及び9Ch両方についての較正のために用い
る。この目的のためには、未露光の較正用液を、(例え
ば外気を用いてトノメータ−により)既知の902値を
有するようにできる。大気圧値が既知であり、そして温
度が既知であるがそれを制限しうれば、そのようなトノ
メータ−技術(液−気平衡化)によりもたらされるpo
zfaは再現できる。かくして得られるトノメータ−処
理した未露光液のpOよ値も、再現性があり、実質的に
ゼロである。そのようなトノメータ−処理後の液体の露
光処理は、上述のように既知量のlIC0□値の増加を
もたらす、もしその溶液が酸素を消費せず二酸化炭素の
生成をもたらすものであるならば[13’lえば過剰の
鉄(III)を有するしゅう酸第二鉄溶液であるならば
]、露光済の較正用液はトノメータ−処理で達成された
pO□値を深持する。もしその溶液が酸素を消費を仔な
ってしゅう酸第二鉄の分解をなすものであるならば、p
ozlaはトノメータ−処理で確立された値よりも、あ
る再現性ある量だけ低減されることになる。もし二つの
異なるタイプの較正用溶液[一方は化学量論的に過剰の
鉄(l[[)を含み、そして他方は化学!論的に過剰の
しゅう酸根を含む]を用いるならば、トノメータ−処理
及び露光処理後に測定室に導入される両液は、90z及
びpcozの両方について再現性のある方式で異なるも
のとされうる。このようにすると、二つの液が空気以外
に何らの気体を用いることなく二つの値において画電極
を較正することが可能となる。
二つの値において片方または両方の電極を較正すること
は、一方の較正用液を露光し、測定し、記P!値と比較
し、電極を洗浄し、そして他方の較正用液を露光し、測
定し、池の記憶値と比較することにより実施できる。こ
のような二点較正は、湿潤1ヒ気体混合物を用いるので
はなく、各最終較正剤が液相状でありそして露光(また
はトノメータ−処理それに続く露光)により発生された
ものである点で、従来のものと異なる。従って、較正用
媒質(水性溶液中に溶解された気体)は、液体である試
II (例えば全血)と−層類似している。−点(ワン
ポイント)較正は、各試f:1についての数値の測定の
直前または直後に実施できる(都合良くは、−点較正は
試料測定の前に実施し、かくして最終値が試料について
の測定の後に直ちに報告されうるようにできる)。
前述のしゆう酸第二鉄溶液のような溶液以外に、本発明
の方法及び装置は、カルボン酸塩含有溶液中に懸濁され
た無機粉末またはカルボン酸塩含有溶液中の無機コロイ
ドを用いることができ、このようにすると固相は光に応
答して溶存カルボン酸塩の二酸化炭素ノ\の転化反応に
触媒作用をなすであろう。
あるいは、ある一定量の炭酸塩または重炭酸塩を、光化
学的に酸に変fヒする物質と一緒にして、その炭酸塩ま
たは重炭酸塩を二酸化炭素に変えることができる。
さらに別の方法では、ブラウワー等の[ホトケミストリ
イ・アンド・ホトバイオロジイ」第37巻第5号第58
7〜91頁(1983年)の論文にI−I CD(ヘテ
ロコエルジアンスロン)として記載されている物質を用
いて紫外線に応答して酸素を発生させる(または可視光
線に応答して酸素を消費する)ようにすることができる
ここに第1図を参照すると、血中ガス測定機器を較正す
るための装置が略図で示されている。第1図に示された
流動セル30は、米国特許第4.443,407号及び
第4,361,539号明細書に詳しく記載されており
、 Fl 178や、電極、入口、出口及び温度制御装
置の配列についての詳細はここでは省く。
二′)の交番の試料入口22a及び22bはそれぞれ弁
23に連絡し、試r)ライン24に交番に接続するよう
になっている。試料ライン24は、試料予熱器25く米
国特許第443407号及び第4361539号明4g
 gの図面では予熱器130として示されている)を介
して流動セル30に連絡している。
四個のT、極が、米国特許第4,361,539号の第
3図及び第10A図に示されるように流動セル30のい
ずれかの側面でヒートブロックを介してスリーブによっ
て挿入接続されている。+102電極14は、流動セル
30中のセンサー孔56で終っている。pCO□で18
は流動セル30中のセンサー孔60で終っている。pH
参照電極20は流動セル30中のセンサー孔78中で終
っている。
流動制御弁66が流動セル30中に備えられており、米
国特許第4,361,539号明細書中にさらに詳しく
記載されているように三つの作動位置の間で調節可能で
ある。較正用位置の一つはai米国特許明、t(IFの
第15図及び木明、iI書の第1図に示されている。別
の較正用位置は該米国特許明m苫の第8欄第23〜31
行に記載されている0分析用位置は該米国特許第10A
及び11図、及び本明MA書の第3図に図示されている
。この分析用位置において、試料ライン24は、第1脚
部54.第2脚部54.第3脚部62.弁6G中の横断
通路68、第4脚部70.第5脚部74.第6脚部76
第7I11部80及び出口通路84.からなる経路によ
り位置センサー88に連結している。前記両米国特許明
細書にさらに充分に記載されているように、血液試料は
、分析用位置状態にある機器によって、センサー孔56
,60.72及び78を経て移送され、その試料は、現
在血液ガス測定分野において一最的な方式で、電f!!
14,16.18及び20によって測定されうる。位置
センサー88(米国特許第4361539号明細書の第
78第7〜25行に記載されたい<′)かの位置センサ
ーの一例)は、試料分析領域の頂端部(流れに関しては
下流端)であると考えることができる。
第1図に示した較正用位置において、弁66は横断通路
68が第3脚部62または第4脚部70のいずれとも連
通しないように切り換えられた状態である。その代りに
、ライン35中の第1!!Il’f液は、wl、街液予
熱器194を経て弁66中の通路(本図では示されてい
ないが、米国特許第4361539号明細書では88b
として示されている)に3!!絡している。この通路は
ライン35を第4脚部70へ連絡して、緩衝液が第4脚
部70.第5脚部74.第6脚部76及び第7脚部中へ
引き出されて、センサー孔72のpHセンサー電極16
と接触し、そしてセンサー孔78の91−1参照電極2
0と接触してそれらの間に電気接続を形成する。電極1
6及び20の間の電位差の測定値は、慣用方式でpl!
測定値を較正するのに使用される。
第1図に示された較正用位置においても、較正剤ライン
37は、弁66中の通路を経て第2脚部62へ接続され
る。そのような弁66内の接続は、米国特許第4361
593号明細書では88aとして示されている。その先
行技術装置においては、較正剤ラインはバブル室へ接続
されているが、本発明の場りには、較正剤ラインは以下
にさらに詳しく述べるように照射室I\接続される。
第1図の系の慣用部分を完結するには、出口通路8・1
を、位置センサー88.ライン90.フラッシュ予熱器
92及びライン94を経て、弁96へ接続する。分析モ
ード及び較正モードにおいて、弁96は、ライン94を
ライン98及び102を経てアスピレータ−ポンプ10
4へ連結するように位置される。このポンプ104は、
試料または較正剤をライン106へ取り出し、次いで廃
棄する。この態様例において、バイパス弁100はライ
ン98とライン102との間に位置されており、ライン
144を介して弁143に連絡されている9弁143は
、ライン142中の較正剤を、ライン37及び弁66内
の通路を介して、脚部62へ連通させるように位置され
ている。
ポンプ198は、弁200を経て試料予熱器25へ接続
される。第1図に示した弁143.66及び200の位
置でポンプ198が作動すると、較正剤液をライン14
2からライン37を介して、脚部62.58及び54中
へ取り出す。ポンプ198の出口は廃棄のためのもので
あり、これは別個の廃液タンク容器に連結されても、あ
るいは第1図に示される試料チップ22を介して廃棄タ
ンクI\接続されてしよい。
本発明の独特の態様は、流動セル30の脚部62.58
及び54に較正剤ライン37を介して導入するためにど
のように較正剤を準備するかということに関している。
較正液の二つの液溜151及び152は、それぞれセレ
クター弁153に接続されている。セレクター弁153
は、いずれかの液溜をインテーク弁155の一つの入口
154に連結しうる。インテーク弁155は、セレクタ
ー弁153または室空気接続部をライン156を介して
入口ライン157へ接続しうる。
液体を気体透過性膜に触れて通過させるか、または液体
中に空気を泡立てる装置のようなトノメータ−装置は、
入口ライン157に沿って配置されうる。あるいは、そ
のような室空気との平衡化は容器151及び152中に
起ってもよい、そのような平衡化のときの圧力及び温度
は、好ましくは慎重に制御して一定の値を得るようにす
べきであり、あるいはそのような制御がなされないなら
ば、慎重に測定してその値に基き修正ti!i償値を求
めるべきである。
入口ライン157は、照射装置!! 150のカバー無
しガラス管入口部分158を介して照射装置150のコ
イル部159に接続される。コイル部分159は、その
他端部において出口ライン142(このものは照射装置
150のカバー無しガラス出口部分160を含む)に、
そして弁143への一つの入口近くにライン144を有
する分岐点に連絡される。
液溜151中の較正用液の一部分を露光するために、弁
153及び155は、液溜151をライン1571\連
絡するような位置とされている。同時に、弁100及び
143は、ライン144をライン102及びアスピレー
タ−ポンプ104に接続させるが、ライン144をライ
ン37から切り離されるような位置とされる。かかる位
置でアスピレータ−ポンプ104が作動すると、較正用
液を液溜151から、照射装置150のコイル部分15
9中へ取り出す。以下に述べるように、照射装置150
中の光源が発光すると、実質的に完全な光Cヒ学反応が
、コイル部分159巾にある較正用液体部分で起る。
コイル部分159中の液体とアスピレータ−ポンプ10
4によってそこから取り出された液体の相対的容積に応
じて、ライン142中の較正用液の部分は、露出される
かあるいは露出されない。一つの好ましい場合に、コイ
ル部分の容積は各単位操作時にポンプで取り出される量
よりも大きいので、ライン142はいつも未露光の較正
用液で満たされている。別の場合には、第3図に関連し
て以下に説明するように、各校正液部分と校正液部分と
の間にライン156及び弁155を介して空気を入れ、
各部分が露出ガラス管部分158及び160の間のコイ
ル部分159を満たすようにする。そのような場合に、
較正用液の各部分全体は、露光のときに管部分!60中
にある少量の先導部分及び露光中に管部分158及びラ
イン157中にある少量の後続部分を除き、露光される
もし較正用液の部分が、露光中に管部分158から管部
分160にかけてのコイル部分159を占めたとすれば
、液体位置センサー([2i1示せず)は、そのコイル
部分159中にあった較正用液の部分(従って、光化学
反応を受けた部分)は、第3脚部62.第2脚部58及
び第1脚部54の全体にわたる流動路を満たすのを確保
するのに使用しうる。露光中に管部分160中に存在し
ていた較正用液の部分はくもしあったとすれば)、予熱
器25中へまたはそれを通り抜けるように(好ましくは
ポンプ198を通り抜けるように)取り出されるべきで
ある。露光中にライン157または管部分158中に存
在していた較正用液の部分は(もしあったとすれば)、
較正のための測定が電極14及び18によって行なわれ
ている時点にはライン37中にとどまるべきである。
第2図に示されるように、照射装置150の構造は、円
筒状ランプ179の周囲にらせん状に巻かれた耐熱性透
明ガラス(例:バイレックス)管159を含む。この照
射装置は、アルミニウムハウジング175、ファン(−
fき底部17)、及びアルミニウムハウジング175内
の中心にランプ179を配置するためにランプの上及び
下に設けられたスリーブ176をも3む、排気孔(=1
き蓋部1)8は、冷却用空気を流出させるための換気孔
、及びランプ176の頂部を受は入れるための四部を有
する。第1図に示されたように、管部分159の下端部
158と上端部159とは、アルミニウムハウジング1
75のそれぞれの孔を通って外部へ延びている。
第3図には、実施例に記載された本発明の系の一具体例
が示されているが、この系は本発明の実施のためには、
第1図の系よりも好ましくない。
第3図の流動セル30は、弁66が分析用位置(これは
試料通路のフラッシングのためにも用いられる)にある
ように示されていること以外、第1図の流動セル30と
同じである。この位置において、アスビレーターボンア
104は、弁96及び100を適切な位置とすることに
より、ライン90.9498及び102を介して、出口
ライン84に減圧を掛けることができる。出口ライン8
・1におけるそのような減圧は、試料を、試料弁23か
ら、試料入口ライン2・1及び試r1子熱器25を経て
、第1脚部54、第2脚部58.第3m部62.弁66
中の横断路68.第4脚部70.第5脚部74.第6I
IIj部76及び第7脚部からなる蛇状流動路中へ引き
出すことができる。この流動路は出口ライン84に連絡
している。この蛇状流動路に試↑1を満すと、それは、
センサー孔56中のp02電筆14、センサー孔60中
のpco2電極18、センサー孔72中のp+−1セン
サー電極16及びセンサー孔78中のpH9照電極20
とそれぞれ接触する9各測定は従来法により、蛇状流動
路中の試料について行なわれる。
弁96及び43を切り換えることにより試料は、弁66
を第3図に示した位置にしたままで、蛇状流動路からフ
ラッシング除去されうる。フラッシュポンプ108は、
そのときにフラッシング液(例えばシリコーン液及び界
面活性剤を含む水性溶液)を、ライン10から、弁96
.ライン94.フラッシンダ液予熱器92及びライン9
0を介して、出口通路84中へ引き出すことができる0
次いで、このフラッシング液は、脚部80.76.74
及び70、横断路681脚部62.58及び54を経て
ポンプ移送されて、試料を蛇状流動路から押し出す。脚
部54から、試料及びその次にフラッシング液が試料予
熱器25.試料ライン24.弁23及びライン22を経
て廃棄タンクへ流れる。
第3図は、本発明を説明する目的で、照射装置150を
連結した従来の血中ガス測定機器を示す。
従って較正用ライン37は、第1バブル室39(米国↑
キ許第4361539号明細書では37で示されている
)に接続されており、このバブル室には第1ガスタンク
41から第1ガス混合物が供給される。
第2の較正用ライン(図示せず、しかし米国特許第43
61539号明細書では164で示されている)は、第
2ガスタンク40から第2ガス混合物が供給される第2
バブル室38(該米国特許明細書では154で示されて
いる)へ、弁66の入口から連結されている。そのよう
なバブル室の構造は米国特許第43615:19号明細
書の第3図に示されている0本発明を説明する目的のた
めに、この装置を、照射較正剤のそれぞれの測定の前に
第1バブル室3つからのガスによって穀正し、また第1
及び第2の両バブル室38及び39を用いて二点較正に
より定期的に較正した。米国特許第4361539号明
細書に記載されているように、バブル室38を脚部62
へ接続するための位置、及びバブル室39を脚部62へ
接続するためのもう一つの位置にまわす。
第3図に示した配列において、試料弁23は、照射室1
50を流動セル30内の蛇状流動路に連絡させるために
用いた。試料弁は、「インストルーメンチージョン・ラ
ボラトリイ・モデル1312.血中ガス分析機器中には
既設されているが、それは二つの異なる試f1人口(典
型的には、120マイクロ!の試料を引き入れるための
レギラー人口、及び65マイクロlの試↑:1を引き入
れるための第2人口)を試料予熱器へ連結するためのに
使用されるものである。第3図の系においては、試料弁
23は、試寥1人ロライン24をライン22(廃棄へ向
かう)、またはライン162を経てライン161へ接続
しうる。またライン163はライン162を、ライン9
8及び102の間の弁100へ連結しうる。
第1図に示した系と同様に、第3図では、較正用液を液
溜151または152から、セレクター弁153゜ライ
ン154.インテーク弁155.ライン157及び露出
ガラス管部分158を経て照射袋jfi150のコイル
部分l反引き入れる。アスピレータ−ポンプ104によ
って、ライン102.バイパス弁100.ライン163
.ライン161及び出口部分160を介して減圧をコイ
ル部分159に掛ける。 アスピレータ−ポンプ104
は、コイル部分159が、部分158から部分160に
かけて、所望の較正用液の一部分によって満たされるよ
うに作動させた。−旦コイル部分159を液で満たした
ならば、弁155を、ライン157をライン156を介
して室空気へ連通するようにまわす、コイル部分159
が較正用液で満たされたときのみ、ライン157をライ
ン154に連通させることにより、空気はその較正液部
分の先頭部及び背後部の両方へ導入される。
その較正用液部分を装置150中で露光した後に、弁1
56.23及び100(そして弁68が第3図に示され
ていない位置になっていないとすれば弁68をその位置
へ)を切り換えて、アスピレータ−ポンプ104が流動
セル30内の蛇状流動路の出口部分84に減圧を掛けら
れるようにする。露光されたコイル部分159中の較正
用液を、ライン161及び162、弁23.試f1人ロ
ライン24及び試料予熱器25を経て流動セル30中へ
引き入れる。
アスピレータ−ポンプ104は、この位置で、コイル部
分159中の露光済の較正用液部分が蛇状流動路のうち
の少なくとも最初の三つの脚部54゜58及び62を占
めるのに充分な時間作動される。
通常、その較正用液部分の容積は、弁66内の横断路6
8、及び脚部70,74.76及び80、ならびにセン
サー88に至る出口通路84の一部または全部をも満た
すのに充分である。完全露光された較正用液についての
有効な測定値を得るには、露光中に露出管部分160ま
たはライン161に存在した較正用液部分は、測定中に
、横断路68中またはそれよりも上にあるべきである(
通常はそのような部分は出口通路84中またはそれを越
えて存在する)。最新の露光中にライン157または管
部分158中に存在した液部分は分析時には、試料予熱
器25の右側くすなわちライン24,162または16
1中に)存在すべきである。
前述のように、フラシング用ポンプ108は弁96によ
って蛇状流動路の上端部(すなわち出口通路84)に連
結されることができ、10−プ22は蛇状流動路の下端
部から廃棄タンクへ連結されうる。流動路から較正剤を
フラッシング除去した後、試料を試料プローブ22へ導
入できる。
第3図のライン37がバブル室への連絡のために用いら
れないとすれば、照射室150は弁23を介して試料入
口ライン24へ連結したままとすることができる。照射
室150が較正用液で満たされているときには、その新
しい弁はアスピレータ−ポンプ104を弁100、ライ
ン163及び161を介して管部分160へ接続する(
第3図参照)。光1ヒ学反応の完了後、その新しい弁及
び弁100は、ライン37を、その新しい弁、ライン1
63の頂部及び弁100を介してアスピレータ−ポンプ
104へ連絡させる。
弁23でライン161及び162を試料入口ライン24
に連結させ、そして弁66を蛇状流路の第3脚部62と
ライン37と連結するように切り換えると、アスピレー
タ−ポンプ104の作動によりライン37に減圧が掛け
られ、較正用液をコイル部分159からライン161,
162及び24を経て蛇状流動IBの底部(すなわち脚
部54.58及び62)へ引き出す、ライン37への減
圧によって較正用液をそのように引き出すことにより、
弁66はM衝液ライン35を房部70へ連結するように
も位置される。?2正用;αが蛇状流動路の底部へ引き
出される前また後に、桜FR液はライン35から予熱器
04を経て、脚部70.74.76及び80からなる蛇
状流動路上部中へ引き入れられる。これは減圧を出口通
路84に掛けることによりなされる。
どの?l:FIf4が安定化するのに最も時間を必要と
するかによ−)て弁100はまず第1に出口通路84に
次いでライン34に(あるいはその逆に)減圧をアスピ
レータ−ポンプ104で掛けるように切り換えることが
できる。
第4図は第3図の系で得られたデータを示すや血中ガス
測定機器は図示のようなバブル室からの液体て較正した
。露光済較正剤(試料として処理したが、酸性側ですべ
て口盛りをオーバーするp I(測定値は無視)の測定
値を、較正用液の濃度及び露光レベルの関数としてグラ
フで示しである。
三角形の点はすべて、実施例3に示した組成の較正用液
での値を示す。・丸状の点は実施例11の較正用液での
値を示す、pco2についての値は、各港について、1
20秒またはそれ以上の露光時間で最終レベルに達する
ことが判る。実施例3の較正用液については、902の
値は露光レベルによって実質的に影響を受けなかった。
上記のように、この組成物のしゆう酸根:鉄(III)
モル比は、光化学反応が酸素を消費せずに二酸化炭素を
発生させる機構で進行するのに、充分に低いものである
[むしろ過剰鉄(III)の若干が還元される]、実施
例4の較正用液のp02値は露光レベルが増加するにつ
れて降下し、150秒またはそれ以上の露光でプラトウ
に達し始めることが判る。従って、もしこれら二つの液
を室空気で平衡化処理し次いで照射室150で露光した
1炎には、これらは、1lCO2についてはそれぞれ3
3及び53の較正レベル(単位n+nHg)902につ
いてはそれぞれ165及び35(またはそれ以下)の較
正レベルを与える(ただし露光時間がプラトつに達する
に充分である場合)。
尺1匠り 光の不存在下で50mM硫酸、0.75+*Mシゅう酸
カリウムー水和物及び0.25mM硫酸第二欽第二七ニ
ウムを禽む水性溶液を作り、室空気と平衡化させた。こ
の溶液のいくつかの部分(各300マイクロI)を、1
.Oc鋤の光学通路長を有する市販のr S U P 
RA S I L 」石英光字クベット(フィッシャー
・サイエンティフィック社のカタログ番号+4−385
−927B)に入れた。クベットはシリコーンゴムキャ
ップで密封して、溶液より上位のヘッドスペースが80
マイクロ!以下であるように制限した。nなる各部分を
異なる時間にわたって照射した。この際には、クベッ1
〜をパイレックスガラスフィルター付きクセノンフラッ
シュランプの前に直接に置いた。このランプはモデルP
S302電源によって動くモデルFY−714)リガー
モジュール付きモデルF X −193tJランプくい
ずれの部材もEGアンドGエレクトロオブチツクス社製
)であった。電源は、EGアンドG  PARC社製の
モデル1フ5ユニバーサルプログラマ−で外部からトリ
ガーされた。ランプは平均16ワツトの出力で275ヘ
ルツで発光した。照射直後、各液部分を未改造のインス
トルーメンチージョン・ラボラトリイのモデル1312
血中ガス測定機で試験した。試料は主試料孔中へ取り入
れられた。
これらの部分それぞれ三日の繰返し試料について、上記
機器によりpCO□及びpO2の値を記録し、下記式I
の結果を得た。
入−り 黒[−モ抱」用舌ユ   ヱ曳」抑ユ (秒)       (mml1g)      (I
IIIsl18>0          7.5   
      19730           17.
2           8560         
21.6         3690        
  27.0          −2120    
     31.1         −2150  
        32.6          −21
80          34.0         
 −1240          34.9     
       にのデータから、pcOzli!Iが1
20秒以内でプラトウ(平原状態)に達すること、及び
1102が90秒以内に実質的にゼロにまで低減するこ
とが判る。
180秒の小さい酸素分圧値は汚染によって生じたもの
と信じられる。
これらの結果は、化学量論モル比3・1[しゆう酸根:
鉄(■〉]が酸素の消耗をもたらすが、その反応が比較
的遅い(完結まで90秒)ことを示している。
実]l脛1一 実施例1のようにして水性溶液を作り、それを平衡(ヒ
させたが、この実施例の溶液は50mMの硫酸、1.5
0+Mのしゆう酸カリウムー水和物及び15.0mMの
硫酸第二鉄アンモニウム十三水温を含むものであった。
300J、tlの容積の部分(複数)を、実施例1のよ
うに照射し、モデル1312血中ガス分析機器で直ちに
試験した。二系列の試験結果を表■に示す。
宍」L 盟■刀[エ   ヱ者り戸≧Ω工  L町」p二(mm
l1g)       (−輪Hg)0       
    7.8         19530    
     35.2         19160  
        51.9         1889
0          65.4         1
85120          71.8      
   185150         75.4   
      181180         76.6
         180240          
  75.3            179このデー
タはpCO□が150秒以内でプラトウに達し、+30
2がわずか約8%低減することを示している。
鉄(III):しゆう酸根のモル比は10:1であり、
しゅう酸第二鉄における化学量論的F e(III >
よりも大巾に過剰である。
火JLL支 50鍮Mの硫酸、0.68mMのしゆう酸カリウムー水
塩及び13.5mMの硫酸第二鉄アンモニウム十三水塩
を含む水性溶液を作り、光の不存在下に室空気と平衡1
ヒさせた。この溶)αを入れた褐色ポリエチレン容器を
第3図のようにして改質したモデル1312血中ガス分
析[Hに結合した。第3図に示した種々のポンプ及び第
3図に示した弁を制御する回路を自動的に調整するため
にパーソナルコンピューターを用い、その水性溶液を第
2図の照射室へ導入した。このパーソナルコンピュータ
ーのプログラムにより、種々の時間にわたり平均約8ワ
ツトで照射装置を作動させた。露光が完了した各溶液部
分を第3図のように血中ガス分析機器に入れ、試料とし
て試験した。流体のサイクルの詳細な第3図に関しての
上記説明の通りであった。
詳しくは、各300μlの部分を褐色容器から露光位置
へ引き出し、その先行端が露出管部分160中に在るよ
うにした0次いで露光後に、弁155を露光済の部分の
背後のライン161を介して空気を導入するように切り
換え、露光済部分の先行端がライン161及び24を介
して血中ガス分析a器中の蛇状通路中に引き入れられ、
またその通路の脚部80を通り過ぎて、位置センサー8
8にまで送られるようにした。
種々の照射時間について三系列(三回)の実験から得ら
れた結果(1)02及びpCo z)を表■に示し、そ
して第4図にグラフ(三角印)で示す。
夫l 肛1111江   1群」ぷ喪ユ  ヱh」Qユ(I軸
IIg)     (mml1g)0       5
.0      17915       12.4 
     17230       15.0    
  17060       19.8      1
6890       23.5      1671
20       2B、9      165180
              33.0       
     167鉄(III)は大巾にモル過剰であり
、鉄(III):しゆう酸根モル比は20;1であった
このデータは、lICO2が180秒以内にプラト・つ
に達すること、そして1102がその時間にわたり著し
くは低減しないことを示す、照射装置150のより高い
出力は、pco4のプラトウをさらに迅速に達成する(
すなわち60秒またはそれ以内)であろうことが予期さ
れる。
火l旧」よ 実施例3のようにして水性溶液を作り、平衡化させたが
、この実施例の溶液は50糟Mの硫酸、1、:喀5細M
のしゅう酸カリー水塩及び1.35mMのTiR酸第二
鉄アンモニウム十二水塩を含むものであった。
この溶液の複数の部分を実施例3のようにモデル131
2血中ガス分析機器で照射し、試験した。結果を表■及
び第4図にグラフ(丸印)で示す。
及り 壓北咋]律]   1町」ぶ否ユ  1立」稽ユ(md
g)          (劃118)0      
   7.0        17615      
  19.8        15630      
  27.9        13660      
  37.1        10690      
  42.4        78120      
  49.2        50150      
  53.5        35180      
  55.8        26210      
  55.2        27(i!酸酸第銑鉄ア
ンモニウムmM)の割合の組成物に−)いて繰り返した
。実施例ら及び6では500n+Mの濃度で、その他の
実施例7〜27では50mMの濃度で硫酸を用いた。p
co、のプラト・つ水準及びpozの0℃減串%の朋察
値を表Vに示す。実施例1〜4の結果も表■にまとめら
れている。
このデータはp CO2値が180秒でブラトウに達す
ること、そしてpozが低減して180秒でプラトウに
まで達することを示している。
火ffiと17− 実施例1の操作を、下表■に示した通りのFll々のし
ゆう酸根(しゆう酸カリウムのmM)及び鉄(l[I)
宍]L じやう酸 15.0 13.5 1.35 15.0 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 32.5 0.25 0.25 0.20 0.20 0.20 0.20 0.25 0.25 0.25 1.5 0.68 0.75 1.35 5.0 0.65 0.65 1.25 10:1 20:1 1:1 20:1 20:1 1:20 1:200 1:400 1:2000 1:4000 1:7200 1:1000 50:1 100:! 1:5 1・10 1:20 1:100 1:200 1 :300 1:300 1:400 1:1000 1:2000 1:4000 1:フ200 実施例22は実施例21と、pHを低めるために(実施
例22では1.28、実施例21では1.78>より多
くの硫酸(実施例22では0.75+自M、実施例21
では0.50mM)を用いた点で異なる。実施llA2
2−27で用いた多量のしゆう酸カリウムは、好ましい
1.0〜1.5の範囲より以上にpHを上昇させた。
これらの結果は、鉄(III)過剰組成物(y4えば実
施rIA2.3,5,6.14及び15)は酸素分圧を
10%またはそれ以下低減させることを示す。
従って、これらの組成物は高p02(動脈血以上、及び
大気圧値近く)において電極列を較正するのに使用でき
る。実施例2及び6は、これらが高11 COZ値(そ
れぞれ75トル及び46I・ル)でありうることを示す
。実施例3,14及び15は、これらが同様に低いpc
O2値〈33〜35トル)でありうることを示す。
上記に示した組成物の多くは、1:1〈実施例4)ない
しl:7200(実施例27)のモル比において酸素の
消耗を完結ないしはほとんど完結するが、さらに下記の
突破研究をしたところ、l :5.1:100及びさら
にしゆう酸根に富む混合物が好ましいことが示された。
Jo 28〜31 T−・ 下記のように溶液を作り、褐色ガラスびん中に45℃で
21日または34日間保存する前後で実施例1のように
試験した。これらの組成、比、9 CO2のブラトウ値
及び1102のプラトウ値を表■にまとめて示す。
宍Vl しゆう あυ 1艷 旺l] 隨櫨−比一 !fl   嵯 28^     0   0.25     0.75
 1=3288  34 0.25  0.75 1:
329^  0 0.20  20.0 1:1002
9B   34 0.20  20.0 1:1003
0^  0 0.20  80.0 1+40030B
   21 0.20  80.0 1:40031^
  13 15.0  1.5 10:t310  3
4 15.0  1.5 10:1匹虹 1h− プラ ブラ 上2ム 上l乙 43、フ 41.4 36.0 3フ、2 35.8 36.8 7フ、9 73.2 これらの結果は四つのずべての組成物について安定な値
を示しているが、しゆう酸根の過剰度&が小さいもの〈
実施r!A29)や化学量論量〈実施例28)と比軸し
て、しゅう酸根の過P1度が最も大きいもの〈実施例3
0)においてやや良好な結果が71られている。実施例
31は、高p t”、、、 02値(約75トル)及び
高pO□値(約170トル)を生じる鉄に富む組成fm
(10:1のモル比)についての良好な安定性を示して
いる。
X」且1に 0.2mMの硫酸第二鉄アンモニウム及び0.2M(す
なわち200mM)のしゅう酸カリウノ、の組成物(モ
ル比1:1000)を用いて実施例3の操1ヤを繰り返
した。結果を表■に示す。
衣j1 鼠■負」■老工 匹り工懇町α 岨バ旦1鱒−〇   
       8.8      19030    
         19.7        7260
         32.9      1290  
       35 、1      8120   
      36.4      4180     
    36.8      6240       
  36.7      4これらの結果は9CO2の
プラトウ値(35〜37トル)が90秒でまたpO□の
ブラトウ値(4〜8 )−ル)も90秒で達成されるこ
とを示す。表■を’RNと比較すると、1)02値はよ
り迅速に低減されプラトウに達することが、判る。1)
CO2についての満足すべき値及び低いpO□値は、し
ゅう酸根過剰でより迅速に達成されること[えば少なく
とも5:1、好ましくは少なくとも100:1のしゅう
酸根、鉄(II[)は等モル1:1や化学量論比3:1
よりも好ましいこと]を示すものである。(実施例34
及び人IX L 9照〉。
ル(口LI倒」ヨト 1.5輸Mの鉄(III)及び1.5+sMのしゆう酸
根濃度の組成物を用いて実施例32を繰返した。実施例
11と同様に、結果(表■)は1)02は120秒でも
なお減少しており、最終的にブラトウ値に達するが、血
中ガス分析機器のために理想的な値であるにはやや高す
ぎる値である。
及j[ 脆東(秒法 バh工懸jす 0       7.0 15        19.8 30        27.9 60       37 、1 90       42.4 150        53.5 180        55.8 210       55.2 ■」l 上記の説明及び各実施例において、pCO2及びIJO
2の実際の測定は「クラーク」酸素電極及び[シビアリ
ングハウスj二酸化炭素電極を用いて電気化学的に行な
われた。しかし、本発明の溶液の使用はそれに限定され
ず、1〕02及びpcozの光学的な測定のような他の
方式の測定方法を用いることができる。照射済の較正用
液は、そのような非電子測定素子でも満足に機能すると
考えられる。
−点(ワンポイント)較正、二点較正または他の方式の
比較を使用しうる。例えば、電子回路は実施例31の露
光溶液から75mmHgのpco2及び170I)(B
の90g値の信号を、そして実施例32の露光溶液から
36MIDH8のpcoz及び5mmHgの1302値
の信号を受ける。これらの既知の値から、信号と分圧と
の関数関係を確定(例えば線型関係)することができ、
測定素子から試r1液体を測定するときに発生される各
信号を、それぞれの関数関係に従って分圧に換算するこ
とができる。さらには、二組の較正値の一つく例えば7
5mmHgのρC02及び170mml(gのpO□)
を、多くの試料測定値にわたって記憶させ、他方(例え
ば36m1ILH8のrsc Oz及t15 mII+
Hg)pO2c’)In)ヲ各試v1測定の前に一つの
較正用液の露光済分を測定することにより、リセットす
ることができる。そのような場合に、記憶された較正用
液の1)02は0mmH8付近であるのが好ましい。
X語簿y上 実施例1及び16〜25と同様にして、下表IXに示さ
れるように、0.20または0.25輸Mの鉄(III
)、1:3ないし1 :2000の種々の鉄(1):し
ゆう酸根モル比、及び50mMの硫酸を用いて組成物を
fjっな。各溶液の部分を光学クベット中に入れ、表I
Kに示した時間にわたり露光し、実施例1のようにして
モデル1312血中ガス分析機器で試験した。露光時間
は一最に0.60,120及び180秒であり、多くの
液の部分については30,90,150,240及び/
または300秒でも露光した。測定された+302及び
pcozの結果を表1xに示す。
mM Fe(il1)  0.20 Fe(III):OX  1:3 バ曵1−上 時間 (秒) 0  7.0 184 30  27.3 99 60  34.2 48 90  41.3 14 120  43.7 15 180  41.3 16 退」L O125 1:5 バルー−上 7.2 16.8 21.4 30.8 31.9 33.0 33.9 34.3 0.25 1:10 バ曳土市 7.3 201 17.2 82 22.7 20 28.7 −1 32.1  −1 33.1  −1 34.0  0 34.1  1 35.1  10 0.25 1:20 己刈1−工 7.6 200 18.4 73 24.9  8 31.8 −1 33.6 −1 34.4  −1 35.2  5 35.8 10 35.7  11 義MFe(III) Fe(1):OX 0.20 1:100 バ曵L −よ 時間く秒) 0   7.1 196 60   29.9 0 120   36.3 3 0.20 1:200 己曳1−1 7.1 36.9 37.0 0.20 1:300 バ曳1−1 34.9 37.1 37.2 37.4 37.3 J Fe(ffl )  0.25   0.20  
 0.25    0.25Fc(III):OX  
12段東−1:500  1:1OOO1:2000バ
東11!!!i 己曳s−1ね一1但扉−1パも一市時
間 (秒) 07.6 30   38.0 60   39.1 90   39.1 120   39.1 180   38.9 240   39.1 200 5.5 195 11 38.4 15 11  38.7 15 10 38.7 14 11 38.8 14 8.2  199 8.6 39.6  1  38.8 40.0  1 39.6 40.2  1 39.5 40.1  1 39.5 11  −−−  −−− 40.0  1 40.1
  01]   −−−−−41,11 はとんどの場りに1102のプラトウ値はゼロであった
が、1:3,1:200,1:300,1:400及び
1:500のモル比に−)いては、いく分か高い値であ
った3長い露光時間陳には、1102はプラトウ最小値
から上昇した(1:10及び1:20のモル比では30
0秒陵)が、これはおそらくこれらの場合における空気
のもれによるものであろう。
ブラトウがいかに迅速に達成されるかについてはいくつ
かのパターンがある。LICO2については、プラトウ
は1:200〜1:2000の比の場合に60秒または
それ以下で、そして1:5.1:10及び1;20の場
合には90秒で達成される。 1:100についてのデ
ータは不充分である。p02については、平坦なプラト
ウ最小値は1:300〜1:2000の比では60秒ま
たはそれ以下の露光で、そして1:3゜1:5,1:1
0及び1・20の比では90秒で達成される。 1:1
00及び1:200におけるデータは不充分であるが、
これらの場合にあっても最小値は60秒で達成されたよ
うである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の較正用液を使用する血中ガス分析機
器システムの一例の略図である。 第2図は、照射装置の概略断面図である。 第3図は、本発明の較正用液を使用する血中ガス分析機
器システムの別の一例の略図である。 第4図は、実施rIA3及び4の照射時間(横軸二秒)
と分圧(峻m11g:pCO□及びp02:縦軸)との
関係を示すグラフである。 30、流動セル 150:照射装置 16 ・+r H’:ri B蔽 20 :pH9照電極 9つ 試料入口 1)02電極 18・1)CO2電極 (外・1名) FIG、 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)あるガスの前駆物質を特定濃度で溶存させ、光
    に露出されるとその溶存前駆物質が反応してガスを発生
    させる組成の較正用液体を準備し、(b)その較正用液
    体のうちの一部分を前駆物質を実質上完全にガスに変え
    るに足りる波長、強度の光にそれに足りる時間露出し、 (c)露光された較正用液体部分を転化された前駆物質
    と共に測定室へ送り、ガスの分圧測定用機素と接触させ
    、 (d)その露光された較正用液体部分及び転化された前
    駆物質について、分圧測定用機素で測定を行ない、 (e)その露光された較正用液体部分及び転化された前
    駆物質を分圧測定用機素から取り除き、そして当該ガス
    の分圧の被測定値を有する液体試料を測定室へ送り込み
    分圧測定用機素と接触させ、(f)その液体試料につい
    て分圧測定用機素で測定を行ない、 (g)その液体試料について分圧測定用機素でなされた
    測定値を、較正用液体の露光部分について分圧測定用機
    素でなされた測定値と比較する、ことからなる液体試料
    中のあるガスの分圧を測定する方法。 2、測定用機素が二酸化炭素電極である請求項1記載の
    方法。 3、較正用液体は、金属とカルボン酸との光反応性錯ア
    ニオンである二酸化炭素前駆物質を溶解して含む請求項
    2記載の方法。 4、溶解された二酸化炭素前駆物質がしゆう酸第二鉄ア
    ニオンである請求項3記載の方法。 5、鉄(III)濃度が5ミリモル/lより大きいならば
    しゆう酸イオン濃度が15ミリモル/l以下であること
    を条件として、較正用液体が0〜5のpHを有し、少な
    くとも0.3ミリモル/lのしゅう酸イオンを含み、0
    .1〜200ミリモル/lの鉄(III)を含み、そして
    100:1ないし1:7200の鉄(III):しゆう酸
    イオンモル比を有する請求項4記載の方法。 6、較正用液が0〜2のpHを用する請求項5記載の方
    法。 7、較正用液のうちの一部分を露光する前にその部分を
    空気と平衡化させる工程をさらに含む請求項1〜6のい
    ずれかに記載の方法。 8、液体試料中のガスの分圧を測定する装置であつて、 (a)較正用液体の一部分を光に露出する露光手段、 (b)測定室、 (c)露光済の較正用液体部分を露光手段から測定室へ
    移る第1移送手段、 (d)測定室と作動的に接触している測定用機素、 (e)液体試料を測定室へ送り込むための第2移送手段
    、及び (f)液体試料について測定用機素で得られた測定値を
    、較正用液体の露光部分について測定用機素で得られた
    測定値と比較するための比較手段、からなるガス分圧測
    定用装置。 9、第2移送手段は、液体試料をpCO_2電極を具備
    した測定室へ運びpH電極と接触させる第1経路に沿っ
    て液体試料を送り、第1移送手段は、露光済の較正用液
    を測定室へ送るが露光済の較正用液をpH電極と接触さ
    せない、請求項8記載の方法。 10、較正用液の一部分を露光手段中で光に露出する前
    に較正用液の一部分を空気と平衡化させるためのトノメ
    ーター手段をさらに含む請求項8または9記載の装置。 11、較正用液のための二つの液溜をさらに含み、そし
    て、トノメーター手段、露光手段及び第1移送手段は、
    第1液溜中の較正用液の一部分または第2液溜中の較正
    用液の一部分を、平衡化、露光及び測定室へ送り込むこ
    とに関して協動的である請求項8、9または10記載の
    装置。 12、しゆう酸イオン濃度が15ミリモル/lより大き
    いならば鉄(III)濃度が5ミリモル/l以下であるこ
    とを条件として、少なくとも0.3ミリモル/lのしゆ
    う酸イオン及び0.1〜200ミリモル/lの鉄(III
    )を含み、そして0〜5のpHを有する請求項4記載の
    方法のための較正用水性溶液。 13、0.3〜15ミリモル/lのしゆう酸イオン及び
    1.5〜200ミリモル/lの鉄(III)を含み、鉄(
    III):しゆう酸のモル比が10:1ないし50:1で
    あり、そして0〜5のpHを有する水性溶液。 14、鉄(III):しゅう酸イオンのモル比が10:1
    ないし50:1である請求項13記載の水性溶液。 15、しゅう酸イオン濃度が0.6〜1.5ミリモル/
    lである請求項13または14記載の水性溶液。 16、0.2〜5ミリモル/lの鉄(III)及び少なく
    とも1ミリモル/lのしゅう酸イオンを含み、しゆう酸
    イオン:鉄(III)のモル比が少なくとも約5:1であ
    り、そして0〜5のpHを有する水性溶液。 17、0.2〜0.5ミリモル/lの鉄(III)を含む
    請求項16記載の水性溶液。 18、しゆう酸イオン:鉄(III)のモル比が約100
    :1〜約2000:1である請求項16または17記載
    の水性溶液。 19、0.1〜5ミリモル/lの鉄(III)及び少なく
    とも10ミリモル/lのしゆう酸イオンを含み、しゆう
    酸イオン:鉄(III)のモル比が少なくとも約100:
    1であり、0〜5のpHを有する水性溶液。 20、0〜2のpHを有する請求項13、14、15、
    17、18または19記載の水性溶液。 21、液体試料中の酸素及び二酸化炭素の分圧を測定す
    る方法であって: (a)(1)0.6〜1.5ミリモル/lのしゆう酸イ
    オン濃度、5:1ないし100:1の鉄(III):しゆ
    う酸イオンのモル比、3〜150ミリモル/lの鉄濃度
    そして0〜2のpHを有する第1の較正用液及び  (2)0.1〜0.5ミリモル/lの鉄濃度、1:1
    ないし1:7200の鉄(III):しゆう酸イオンのモ
    ル比、少なくとも0.3ミリモル/lのしゆう酸イオン
    濃度そして0〜2のpHを有する第2の較正用液の二つ
    の水性しゅう酸第二鉄溶液からなる第1及び第2較正用
    液を準備し、 (a1)第1較正用液のうちの一部分を、しゆう酸塩を
    酸素分圧に影響を与えることなく実質上完全に二酸化炭
    素に変えるに足りる波長及び強度の光にそれに足りる時
    間露出し、 (c1)露光された第1較正用液の部分を測定室へ送り
    、酸素及び二酸化炭素の両分圧測定用機素と接触させ、 (d1)露光された第1較正用液の部分について両分圧
    測定用機素で測定を行ない、 (b2)第2較正用液のうちの一部分を、しゅう酸第二
    鉄を実質上完全に二酸化炭素に変えそれに伴なう酸素分
    圧の低減を生じさせるに足りる波長及び強度の光にそれ
    に足りる時間露出し、 (c2)露光された第2較正用液の部分を測定室へ送り
    、酸素及び二酸化炭素の両分圧測定用機素と接触させ、 (d2)露光された第2較正用液の部分について両分圧
    測定用機素で測定を行ない、 (e)酸素及び二酸化炭素の両分圧について被測定値を
    有する液体試料を測定室へ送り込み、酸素及び二酸化炭
    素の両分圧測定用機素と接触させ、(f)その液体試料
    についてそれらの測定用機素で測定を行ない、 (g1)液体試料について酸素分圧測定用機素で得られ
    た酸素分圧測定値を第1及び第2較正用液の両者の露光
    部分について酸素分圧測定用機素で得られた測定値と比
    較し、 (g2)液体試料について二酸化炭素分圧測定用機素で
    得られた二酸化炭素分圧測定値を、第1及び第2較正用
    液の両者の露光部分について二酸化炭素分圧測定用機素
    で得られた測定値と比較する、 ことからなる、液体試料中の酸素及び二酸化炭素の分圧
    を測定する方法。 22、酸素分圧測定用機素が電極であり、二酸化炭素分
    圧測定用機素が電極である請求項21記載の方法。
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