JPH02133488A - アルカリ性基材への接着方法 - Google Patents

アルカリ性基材への接着方法

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JPH02133488A
JPH02133488A JP28849088A JP28849088A JPH02133488A JP H02133488 A JPH02133488 A JP H02133488A JP 28849088 A JP28849088 A JP 28849088A JP 28849088 A JP28849088 A JP 28849088A JP H02133488 A JPH02133488 A JP H02133488A
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adhesive
alkali
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alkaline base
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JP28849088A
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Yuji Ono
勇治 小野
Hidetaka Kido
木戸 英貴
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Aica Kogyo Co Ltd
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Aica Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、アルカリ性基材の表面に、化粧材や断熱材を
貼付ける接着方法に関する。
〈従来の技術〉 石綿スレート板や硅カル板などのアルカリ性基材に、壁
紙やフェルトなどの被着材を貼付けるには、溶剤型また
は水分散型のクロロプレン系ゴムなどのニジストマー系
接着剤を両波着面に塗布し貼合わせる接着方法。tiは
、エポキシ系や酢酸ビニル系の合成樹脂系接着剤をいず
れか一方の接着面に塗布し貼合わせる接着方法が採用さ
れていた。エラストマー系接着剤で溶剤型のものは初期
強度は優れるものの有機溶剤による火災や公害の危険性
があシ、水分散型のものは乾燥固化による初期強度の発
現が遅く、いずれにしても両波着体に塗布する不便さが
ある。また、合成樹脂系接着剤は湿潤接着のために、乾
燥硬化による初期強度発現までに時間を要し、接着作業
の効率が悪い。
〈発明が解決しようとする問題点〉 つ初期強度発現の速い接着方法を提供するものである。
く問題を解決するための手段〉 本発明は、pH値が7以下にある合成樹脂またはエラス
トマーの水分散体で、カルボキシル基含有量が固形分換
算値で0.5〜25重量%のアルカリ増粘型接着剤を、
アルカリ性基材面に塗布し、固化前の該塗布面に他の被
着材を貼付ける接着方法である。
本発明で接着対象物となるアルカリ性基材としては、建
物のコンクリートブロック、PC板、ALC板、スレー
ト板などのようにセメントを結合材として骨材や繊維類
を成形した窯業製品、硅酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、しっくい白壁などの様に、接着面のpH値が7以上
の多孔質からなる無機質基材が適用される。また他の被
着材としては、壁装材や化粧材、ガラス繊維や発泡体か
らなる断熱材、合板やハードボードなどの木質建材、及
び上記窯業建材などかあシ、軽量で多孔質からなる被着
材が適している。
次に本発明で使用に供されるアルカリ増粘匿接着剤とし
ては、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンやア
クリル酸エステル樹脂エマルジョン麿どの合成樹脂エマ
ルジョン製造時、またはクロロプレンラテックスやアク
リルニトリルブタジェン共重合ゴムラテックスなどのニ
ジストマーラテックスの製造時に、カルボキシル基を有
する重合性モノマー(例えばアクリル酸やメタクリル酸
の如きα、β−不飽和カルボン酸)を添加して、乳化共
重合して得られる公知のもののうち、本発明では、pH
値が7以下で、カルボキシル基含有量が固形分換算値で
0.5〜25重量%の樹脂またはニジストマーの水分散
体を主成分とし、必要に応じて、公知の粘着付与剤とし
てのロジン、石油樹脂、アルキルフェノール樹脂などを
ブレンドしたシ、カルボキシル基との反応性のあるエポ
キシ化合物やアジリジン環を有する化合物などの架橋剤
を添加した固形分20〜70チの接着剤が適している。
次に、アルカリ性基材への当該接着剤の塗布法としては
、刷毛、ローラー、スプレーなど公知の塗布具や塗布方
法で、固形分換算値で25〜200f/d塗布するが、
非孔質物への塗布量は少量でよいがポーラスな基材には
多量に塗布する。
く作用〉 本発明では、アルカリ増粘型接着剤をアルカリ性基材に
塗布することを基本とするが、その作用は、接着剤塗布
面で、当該接着剤中の水分の一部がアルカリ性基材に吸
水され、その基材のアルカリ性により接着層のエマルジ
ョン中の水OpH値が上昇して7以上となって接着剤中
のカルボキシル基が膨潤して著しく増粘する。このため
、他の被着材を仮止めするに要する充分な高粘度の接着
層を形成し、初期接着強度の発現を速める。また、貼合
せ後は、水分が基材や被着材中に浸透拡散しながら揮発
して皮膜を形成して接着強度を発揮する。この作用は、
樹脂又はニジストマー中のカルボキシル基含有量が固型
分換算値で0.5重量%以下の接着剤では塗布直後の増
粘が認められず、初期接着強度の発現が成されない。ま
た、25重量%以上では耐水接着強度の低下をもたらす
次に実施例によシ説明する。
実施例1゜ pH値が4.5の固形分50%のアクリル樹脂エマルジ
ョンで、カルボキシル基含有量が固形分換算値で5!i
%のアルカリ増粘型接着剤を、pH値11の石綿セメン
ト板にスプレーにて約150y/ゴの割合で塗布し、塗
布直後にガラス繊維を貼付け、圧締ローラーにて圧着し
た直後及び3日後の180°剥離接着力を測定した。
比較例1゜ 実施例1で、カルボキシル基を含まないpH−4の固形
分50チのアクリル樹脂エマルジョンを使用した以外は
同様に実施した。
比較例2゜ 実施例1で、石綿セメント板の代りに、合板を使用した
以外は同様に実施した。
これらの測定値を第1表に示す。
第1表 接着力測定値 *印 ガラス繊維材破 く効果〉 以上の如く、本発明の接着方法では、片面塗布にもかか
わらず、貼付は直後の初期接着力並びに経時接着力が優
れているので、接着作業の能率化を促す。
特許出願人 アイカニ業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、pH値が7以下にある合成樹脂またはエラストマー
    の水分散体で、カルボキシル基含有量が固形分換算値で
    0.5〜25重量%のアルカリ増粘型接着剤を、アルカ
    リ性基材面に塗布し、固化前の該塗布面に他の被着材を
    貼付けることを特徴とするアルカリ性基材への接着方法
JP63288490A 1988-11-15 1988-11-15 アルカリ性基材への接着方法 Expired - Lifetime JPH0713217B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013542817A (ja) * 2010-11-19 2013-11-28 インターフェイス オースト ピーティワイ リミテッド アルカリ加水分解耐性接着剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037227A (ja) * 1973-08-03 1975-04-07
JPS52130840A (en) * 1976-04-28 1977-11-02 Dainippon Ink & Chem Inc Special latex composition

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JPH0713217B2 (ja) 1995-02-15

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