JPH02133010A - コントロールセンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、コントロールセンタに係り、特に単位装置の
制御回路の切換スイッチと単位装置を収納するユニット
至の扉のインターロック構成に関するものである。

（従来の技術） 一般に、コントロールセンタ等においては、盤内部の棚
仮により上下に複数段に仕切って、複数のユニット至を
横成し、これらのユニット至に単位装置（以下、ユニッ
トという）を引出し可能な状態で収納している。

ユニットは、ユニット枠に配線用遮断器，電，磁接触器
，熱動継電器等の主回路器具及び補助継電器，表示灯等
の制御回路器具を取付けた構成としている。

ところで、このユニットを接続位置の状態で制御回路試
験を行う場合は、第４図に示すような回路構成で行なっ
ていた。同図において、主回路は、配線用遮断器１と電
磁接触器２及び熱動継電器３により構成され、電動機等
の負荷に電力を供給している。また、制御回路は、補助
変圧器４によって主回路より降圧した制御回路電源，電
磁接触器コイル２ａに運転，停止指令をする押しボタン
スイッチ５，熱動継電器３の動作で運転を停止させる接
点３ａ及びあのあの状態表示をする表示灯６，７，８で
構成されている。

一方、切換スイッチを試験位買に切換えることにより、
接点ｇａ，ｇｂは補助トランス４の二次側から試験用電
源に切換える構成をとっている。

ところが、以上説明した構成によると、配線用遮断器１
と切換スイッチのインターロックがないため、ユニット
の制御回路試験時においても、配線用遮断器１をＯＮす
ることができ、主回路が課電される。

また、種々の電気的インターロックは考えられているが
、配線用遮断器１をＯＮに操作することが可能でおった
。

（発明か解決しようとする課題） 上述したように制御回路試験中に配線用遮断器］を投入
することができると、制御回路試験中にもかかわらず主
回路の電源が活き、負荷か課電されて起動し、大きな事
故を発生する恐れがある。

また、電動機の保守点検中等の場合には感電する恐れも
おる。一方、常用運転中に切換スイッチ９を運転位置か
ら試験位置に誤って切換えると、制御回路の電源か喪失
し、負荷が停止し、プラン１〜に大きな事故を発生する
恐れがある。

そこで、本発明の目的は、制御回路試験中においては、
ユニット至の扉を閉めることができないようにして配線
用遮断器の投入を阻止し、常用運転中には、切換スイッ
チを試験位置に切換えることができないようにして、制
御回路試験時及び常用運転時における誤操作を防止し、
安全で且つ安定した負荷の運転ができるようにしたコン
トロールセンタを提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、閉鎖箱に、開閉自在の扉を設けたユニット至
を介して単位装置を収納し、この単位装置に配線用遮断
器及び制御回路を運転及び試験に切換える切換スイッチ
を設【プたコントロールセンタにあいて、切換スイッチ
と扉の間に、可撓性を有する線状部材を移動自在に配設
し、この線状部材に常時何れか一方に押し出されるよう
にばね力を付加したものである。

（作　用） 常用運転状態において、切換スイッチを試験位置に切換
えようとしても、線状部材が切換スイッチの方に押し出
されていてこれを阻止し、制御電源の喪失による負荷の
異常停止を防ぎ、又、試験状態において、配線用遮断器
を投入しようとしても、線状部材が扉の方に押し出され
ていてこの投入を阻止し・、負荷を誤って運転したり、
保守点検者を感電の危険にさらすことを防ぐことかでき
る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。な
あ、第４図と同一部分には同一符号を付す。

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図である。同図
においで、コントロールセンタ１０は、閉鎖箱１１を町
板１２により仕切って複数のコニット室１３を形成し、
このユニット全１３にユニット１４を出し入れ自在に収
納し、ユニット￥１３の前面には扉１５を開閉自在に取
付け、ユニツｉ〜至１３の背面側には電源側の母線導体
（図示しない）を取付けた｛呂成としている。

ユニット１４は、ユニット枠１６に配線用遮断器１，電
磁接触器２，熱動継電器３等を取り付けると共に、刊律
０回路を常用運転と試験に切換える捻回式切換スイッチ
９を取付仮１７を介して取り付けており、配線用遮断器
１には操作ハンドル１８が取り付けられている。なあ、
切換スイッチ９は、試験位置へ捻回操作サると後部が突
出し、常用運転位置へ捻回操作すると突出している後部
が引き込む。

又、扉１５には、操作ハンドル１８のインターロック用
フランジ１９と、切換スイッチ９の正面部分を露出させ
るための角穴２０が設けられている。

一方、切換スイッチ９には、その下面にＬ形状とした取
付板２１が取り付けられ、ユニット枠１６の床板２２に
は、前部側にし形状とした取付板２３が取り付けられ、
取付板２１と２３にレリーズ２４を取りイ＝Ｊける。

このレリーズ２４は、インナーワイヤ２４ａに常時扉１
５側へ移動するようにばね力を付加している。

又、インナーワイヤ２４ａは、扉１５を間いた状態では
ばね力によって扉１５側へ移動（復帰）し、一端が閉鎖
箱１１の前面より適宜突出した状態にあり、このとき他
端は切換スイッチ９の後部より適宜離れた位置（切換ス
イッチ９を試験位置に操作可能な位置）にある。従って
、扉１５を開いた状態では、切換スイツヂ９を試験位置
に切換えることができ、反対に扉１５を閉じた状態では
、切換スイッチ９を試験位置に切換えることができない
。

次に、以上のＪ；うに構成ざれた実施例の作用を説明す
る。先ず、常用運転時には、第２図に示すように扉１５
が閉じられているので、レリーズ２４のインナーワイ〜
フ２４ａは一端を押されて切換スイッチ９側へ移動し、
他端が切換スイッチタ９の突出部側へ突出している。従
って、この状態では、切換スイッチ９を試験位置に切換
えようとしても、後部が突出を阻止されているから切換
えできない。

つまり、常用運転時には、切換スイッチ９を運転位置か
ら試験位置に切換えることができない。

次に、制御回路の試験時には、第３図に示すように配線
用遮断器１はＯＦＦ状態にありＲｌ５は開かれているの
で、レリーズ２４のインナーワイヤ２４ａは他端を押ざ
れて扉１５側に移動し、一端が閉鎖箱１１の前面より適
宜突出している。従って、この状態では、扉１５を閉じ
ようとしても、その内面がインナーワイヤ２４ａに当た
るので閉じることができない。つまり、制御回路の試験
時には、配線用遮断器１の投入ができない。

以上の構成によれば、レリーズ２４が可撓性を有し、必
要とするスペースも小さいから、従来のユニット構成を
殆ど変えることなく実施でき、製作が容易となる。又、
既設のコントロールセンタへ適用する場合にも、簡単な
加工で適用することができる。

なお、上記した実施例では、レリーズ２４のインナーワ
イヤ２４ａに常時切換スイッチ９側に移動するようにば
ね力を付加したが、常時扉１５側に移動するようにばね
力を付加するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、配線用遮断器と切
換スイッチ間に機械的インターロックを設けることがで
きるため、常用運転状態で、切換スイッチにより試験状
態へ切換えることができず、又、試験状態で、配線用遮
断器を投入することがでぎない。従って、常用運転状態
では、制御回路の電源がなくなって負荷を停止してしま
い、又、試験状態では、配線用遮断器の投入により負荷
を運転させてしまうこと等の不具合かなくなり、安定し
た負荷の運転と安全な制御回路の試験を行うことができ
るコントロールセンタを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は本発
明の一実施例の要部を示す断面図、第３図は本発明の一
実施例の作用を示す説明図、第４図は本発明に関連する
］ントロールセンタをの回路図である。 １４・・・ユニット １５・・・扉 ２４・・・レリーズ ２４ａ・・・インナーワイヤ （　８７３３　）代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ば
か　１名） ］・・・配線用遮断器 ９・・・切換スイッチ １１・・・閉鎖箱 箒 フ 圀 タト 圀 華 肥

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 閉鎖箱に、開閉自在の扉を設けたユニット室を介して単
   位装置を収納し、この単位装置に、配線用遮断器および
   制御回路を運転及び試験に切り換える切換スイッチを設
   けたコントロールセンタにおいて、前記切換スイッチと
   前記扉の間に、可撓性を有する線状部材を移動自在に配
   設し、この線状部材に常時何れか一方に押し出されるよ
   うにばね力を付加し、前記切換スイッチの操作と前記扉
   の開閉をインタロックするようにしたことを特徴とする
   コントロールセンタ。