JP2007244119A - 引出形遮断器 - Google Patents

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    • H02B11/02Details
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Abstract

【課題】複数個のマイクロスイッチを要しながら、簡素な構成を有する位置検出装置を備えた引出形遮断器を得る。
【解決手段】位置検出装置11は、上記引出枠1の側面および上記遮断器本体2の側面の何れか一方に複数個並べて配設され当該並設の方向が上記遮断器本体2の引き出し方向と交叉するスイッチ6a,6b,・・・と、上記引出枠1の側面および上記遮断器本体2の側面の何れか他方に上記スイッチ6a,6b,・・・に対応して設置され上記遮断器本体2の上記引出枠1からの引き出しに応じて上記スイッチ6a,6b,・・・に対して相対的に移動しこの移動過程において上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるスイッチ駆動部材5とで構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、引出形遮断器に関し、特に引出形遮断器の接続位置、試験位置、断路位置などの各位置を検出する位置検出装置を有する引出形遮断器に関するものである。
引出形遮断器は、ビルや工場内の配電系に使用され、この配電系において給電側から引出形遮断器を介してビルや工場内の負荷に給電している状態では、遮断器本体は引出枠内に押し込まれている「接続位置」にあり、遮断器制御回路のシーケンスなどの試験時には、遮断器本体は引出枠から「試験位置」まで引き出され、遮断器本体の点検時には、遮断器本体は引出枠から「試験位置」よりさらに「断路位置」まで引き出され、さらに遮断器本体を引出枠から引き出し、引出枠から取り外すことができる。
このような引出形遮断器においては、「接続位置」、「試験位置」、「断路位置」などの各位置が検出されるようになっており、当該検出を行う位置検出装置は、一般的には、引出枠の後底部に取り付けられ、箱体と、箱体の対向する壁に形成されたガイド孔を挿通する動作板と、箱体に収納され動作板に形成された突起によって「接続位置」、「試験位置」、「断路位置」でそれぞれ動作する複数のマイクロスイッチと、箱体と動作板の間に張架され遮断器本体が引き出される方向に動作板を偏倚させるコイルばねとからなり、マイクロスイッチのアクチュエータと動作板の突起が係合してマイクロスイッチが動作する構造になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−130928号公報(第2頁左欄第48行〜右欄第41行、第6図〜第8図)
前述のような構造の位置検出装置においては、上記特許文献1の[発明が解決しようとする課題]に記載のように、マイクロスイッチと動作板の突起の位置関係が精度良く設定されてないとマイクロスイッチのON/OFF動作が確実にできないため動作板がどのように移動してもマイクロスイッチが精度良く正常動作するように精度良く組み立て調整する必要があって生産性がよくなく、また、組み立て精度を上げるために動作板の遊びを極めて小さく制限する構造にした場合は動作板が引き出し方向に移動しなくなる可能性があり採用困難であるという相容れない厄介な問題があった。また、位置検出装置が引出枠の後底部に取り付けられているので配線や保守が困難であるという問題もあった。
そこで、特許文献1では、前述の両問題を解決するために、その図3およびその説明に記載されているように、遮断器本体に備えられる固定軸と、遮断器本体が挿入されるとき回転軸によって押圧され回動する取付枠に備えられた第1のレバーと、ガイド溝に係合するガイドピンを備え第1のレバーが回動したとき回動する取付枠に備えられた第2のレバーと、第2のレバーと第3のレバーとを連結するリンク部材と、第3のレバーの回動によって動作するマイクロスイッチのスイッチユニットと、第2のレバーを時計方向に偏倚するコイルバネと、により上記位置検出装置が構成されていた。
確かに、この方式では、前述した課題、すなわち、生産性の低下や、配線や保守の困難さは改善されるが、逆に、第1〜第3のレバー、リンク部材、第2のレバーを時計方向に偏倚するコイルバネなど、多数の機構部品を要し、構造が複雑であるため、マイクロスイッチが精度良く正常動作するように高度な製造技術、組み立て技術が必要であり、必ずしもマイクロスイッチを精度よくON/OFF動作させることができるかどうか問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数個のスイッチを要しながら、簡素な構成を有し、生産性が良く、また、配線や保守が容易な位置検出装置を備えた引出形遮断器を得ることを目的とするものである。
この発明に係る引出形遮断器においては、遮断器本体の主回路端子が配電線側主回路導体に接触している接続位置から上記遮断器本体を引出枠から引き出す量に応じて、上記主回路端子の位置が試験位置および断路位置となり、上記接続位置、上記試験位置、および上記断路位置の各位置が位置検出装置によって検出される引出形遮断器において、上記位置検出装置は、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか一方に複数個並べて配設され当該並設の方向が上記遮断器本体の引き出し方向と交叉するスイッチと、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか他方に上記スイッチに対応して設置され上記遮断器本体の上記引出枠からの引き出しに応じて上記スイッチに対して相対的に移動しこの移動過程において上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるスイッチ駆動部材とで構成されているものである。
この発明は、遮断器本体の主回路端子が配電線側主回路導体に接触している接続位置から上記遮断器本体を引出枠から引き出す量に応じて、上記主回路端子の位置が試験位置および断路位置となり、上記接続位置、上記試験位置、および上記断路位置の各位置が位置検出装置によって検出される引出形遮断器において、上記位置検出装置は、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか一方に複数個並べて配設され当該並設の方向が上記遮断器本体の引き出し方向と交叉するスイッチと、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか他方に上記スイッチに対応して設置され上記遮断器本体の上記引出枠からの引き出しに応じて上記スイッチに対して相対的に移動しこの移動過程において上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるスイッチ駆動部材とで構成されているので、簡素な構成を有し、生産性が良く、また、配線や保守が容易な位置検出装置を備えた引出形遮断器を使用者に提供することができる効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を、図1〜図7によって説明する。図1は引出形遮断器の一例を示す斜視図、図2は図1における遮断器本体の主回路端子および係合ユニットの端子の位置関係の一例を一部断面で示す側面図で、(a)は接続位置、(b)は試験位置、(c)は断路位置をそれぞれ示す。図3は引出枠端子台の縦断側面を拡大して示す縦断側面図、図4は図1に例示してある位置検出装置の詳細構造を拡大して示す図で、(a)はマイクロスイッチ等のスイッチ部の一例を内側から見た(被駆動側を見た)拡大斜視図、(b)はスイッチ駆動部材の一例を遮断器側面側から見た拡大斜視図である。図5は接続位置、中間位置、試験位置、中間位置、断路位置、および引出位置(完全引出位置)の各々におけるスイッチ部と駆動部材との相対的位置関係の一例を示す図で、(a)は接続位置を、(b)は中間位置を、(c)は試験位置を、(d)は中間位置を、(e)は断路位置を、(f)は引出位置(完全引出位置)を、夫々示してある。図6は駆動部材と各スイッチのタイムチャート化された開閉動作との関係の一例を示す図、図7は各スイッチの開閉動作出力の真理値表の一例つまり制御手段のスイッチ開閉動作入力信号の真理値表の一例を示す図である。
図1において、実線は固定の引出枠1に対し遮断器本体2が接続位置にある状態を示し、一点鎖線は、遮断器本体2を断路位置からさらに引き出した完全引出位置をも越え、遮断器本体2が取り外しできるように、引出枠1から引き出された状態を示している。この引出枠1は、主として、所定間隔を隔てて互いに平行を成す一対の側板部1a・1bと、これら側板部1a・1bの最下端を連結して固定する底板部1cと、側板部1a・1bの最上端を連結して固定する短冊状の上板部1dとで構成されている。また、その後部は空間的に開放されており、その前部は遮断器本体2の引き出しができるように空間的に開放されている。
遮断器本体2の筐体は、主として、後部の絶縁樹脂製の消弧室カバー部2aと、前部の絶縁樹脂製の本体カバー部2bとで構成され、これら消弧室カバー部2aと本体カバー部2bとは、図示しない螺着ボルトなどにより、分離可能に結合され、各々の内部空間は連通されている。なお、消弧室カバー部2a内には、後述する主回路端子2c、いずれも図示しない主接点や消弧板が内蔵されている。遮断器動作時に主接点間に発生するアークの熱やイオン化消弧ガスは、消弧室カバー部2aの図示しない開口から上方あるいは後方に向けて放熱および放出されるのは周知の通りである。一方、本体カバー部2b内には、主として、図示しない開閉機構や補助接点が内蔵されており、その前面部には、主として、引き外しリレーや遮断器過電流保護リレーなどのリレー盤2d、遮断器ON/OFFボタンや遮断器ON/OFF表示盤2e、図示しない遮断器トリップ用バネをチャージするチャージハンドル2fが設けられている。
本体カバー部2bの上部に位置する上板部1dには、引出枠端子台3が、その端子部3aが前面側になるように取り付けられている。一方、この引出枠端子台3の下側に位置して、係合ユニット4が、本体カバー部2bの上面に取り付けられている。また、遮断器本体2の全面側から見て本体カバー部2bの左側面に板状のスイッチ駆動部材5が取り付けられている。遮断器本体2の上記接続位置〜上記完全引出位置において遮断器本体2側のスイッチ駆動部材5に相対向するようにスイッチ部6が引出枠1の側板部1aに取り付けられている。なお、これらスイッチ駆動部材5とスイッチ部6とで位置検出装置11を構成している。このスイッチ部6は、マイクロスイッチ等の複数個のスイッチ6a,6b,6cと、これらスイッチを固定する箱体6d(いずれも図4(a)参照)のみで構成されている。また、スイッチ駆動部材5と複数個のスイッチ6a〜6cとを係合させるために、スイッチ6a〜6cの一部である後述のアクチュエ−タ部6a,6b,6c(図4(a)参照)は引出枠1の側板部1aの一部を貫通させ、側板部1aの内側に突出させてある。
引出枠1の側板部1a・1bの各々には、その内側に、引き出し可能にレール1e・1fが取り付けられており、これらレール1e・1f上に、遮断器本体2が、L字形支持部材2gを介して載置されている。なお、このL字形支持部材2gは、遮断器本体2の側面に一体に接合されている。また、レール1e・1fは、遮断器本体2の接続位置では、引出枠1内に収納されており、図示一点鎖線のように引出枠1内から矢印A方向に完全に引き出された状態では、遮断器本体2は、上方に吊り上げることにより、L字形支持部材2gがL字形であるがゆえに、レール1e・1fから取り外すことができる。
続いて、接続位置、試験位置、および断路位置における遮断器本体2の主回路端子2cおよび係合ユニット4のユニット端子4aの位置関係を説明する。図2において、(a)は遮断器本体2が接続位置にある状態を示してあり、この接続位置においては、遮断器本体2は引出枠1内に押し込まれており、配電線側の固定の主回路導体1gのジャンクション1hに遮断器本体2の主回路端子2cが押し込まれている。したがって、主回路導体1gと主回路端子2cとが接続された状態にある。この状態においては、配電線の給電側から、主回路導体1g(例えば、紙面上、上側)、主回路端子2c(例えば、紙面上、上側)、図示しない主接点、主回路端子2c(例えば、紙面上、下側)、主回路導体1g(例えば、紙面上、下側)の経路で、図示しない負荷に給電される。また、この接続位置においては、係合ユニット4のユニット端子4aは、引出枠端子台3のリセプタクル3bに嵌挿されており、このリセプタクル3bに接続された状態である(図3の4a接続位置を参照)。
(b)は遮断器本体2が試験位置にある状態の場合を示してあり、この試験位置においては、遮断器本体2は引出枠1から矢印A方向に試験位置まで引き出され、ジャンクション1hから主回路端子2cが引き出されている。したがって、主回路導体1gと主回路端子2cとは非接続の状態となっている。この状態においては、当然ながら、配電線の給電側から遮断器本体2を介しての負荷への給電は行われない。一方、ユニット端子4aは、遮断器本体2の矢印A方向の引き出しに伴う契合ユニット4の移動(図3の4試験位置を参照)によって、リセプタクル3b内で遮断器本体2の引き出し方向に移動しているが、依然としてこのリセプタクル3bに接続されている状態にある(図3の4a試験位置を参照)。したがって、引出枠端子台3を使って、遮断器制御回路等のシーケンスチェックや補助スイッチ他の各種の試験を行うことができる。なお、前記所定数のユニット端子4aの各々は、前記レセプタクル3bと反対側の端部が、前記遮断器本体2内の前記遮断器制御回路、補助スイッチ、他(図示省略)に接続されている所定数のリ−ド線4bに、固定部材4cを介して、接続されている。
(c)は遮断器本体2が断路位置にある状態の場合を示してあり、この断路位置においては、遮断器本体2は引出枠1から断路位置までさらに矢印A方向に引き出され、主回路端子2cは、ジャンクション1hから、遮断器本体2の引き出し方向にさらに離れている。したがって、主回路導体1gと主回路端子2cとの非接続の状態は保持されている。一方、ユニット端子4aは、遮断器本体2のさらなる引き出しに伴う契合ユニット4のさらなる移動(図3の4断路位置を参照)によって、って、リセプタクル3bから遮断器本体2の引き出し方向に離れ、このリセプタクル3bに非接続の状態となっている(図3の4a断路位置を参照)。したがって、遮断器本体2は、配電線からも試験電源からも切り離され、電気的に完全に非課電の絶縁状態、すなわち断路状態となっており、遮断器本体2の各種点検が行われる。
次に、この発明の要部である位置検出装置11について、遮断器本体2の矢印A方向(図1または図2参照)への引き出しの動きに関連付けて図5〜図7によって説明する。前述したように、遮断器本体2の接続位置、試験位置、および断路位置への移動に伴い、遮断器本体2に搭載のスイッチ駆動部材5も矢印A方向に移動するが、このスイッチ駆動部材5の移動に伴い複数個(この実施の形態では図4(a)に示すように3個)のスイッチ6a〜6cが切り換わることになる。まず、図5(a)接続位置においては、全てのスイッチ6a〜6cのアクチュエータ6a1〜6c1がスイッチ駆動部材5の平面部5eに位置するため、図6、図7に示すように、全てのスイッチ6a〜6cの出力が「0」、すなわちスイッチ6a〜6cは動作していないことが判別できる。この状態から、図5(c)試験位置への移動過程において、スイッチ6cのアクチュエータ6c1とスイッチ駆動部材5の凸部5aとが係合し、スイッチ6cのみが「1」を出力することで、接続位置と試験位置の中間位置1に遮断器本体2が位置していることが判別できる。
この接続位置と試験位置の中間位置1から試験位置に達すると、スイッチ6cに続き、スイッチ6bもスイッチ駆動部材5の凸部5cに係合することで「1」を出力し、試験位置に遮断器本体2が位置していることが判別できる。この後、試験位置と断路位置の中間位置2では、スイッチ6cとスイッチ駆動部材5の凸部5aとの係合が解除され、スイッチ6bのみが「1」を出力し、図5(e)断路位置に達すると、このスイッチ6bに続き、今度はスイッチ6aがスイッチ駆動部材5の凸部5dに係合することで「1」を出力し、さらにこの断路位置から遮断器本体2を例えば、取り外すために矢印A方向に移動させると、スイッチ6a,6bに続き、再度スイッチ6cがスイッチ駆動部材5の凸部5bに係合することで、「1」を出力、つまり全てのスイッチ6a〜6cが「1」を出力することで、遮断器本体2が完全引出位置に達したことが判別できる。
このように、図7からも明らかなように、位置検出、すなわち遮断器本体2の位置を認識するために、各位置に応じてスイッチ6a〜6cの出力を変化させるのは当然であるが、この発明のポイントは、出力の変化にあたり、同時に複数のスイッチが切り換わっていないことにある。つまり、スイッチ駆動部材5の形状を創意工夫することにより、スイッチの切り換わりにグレイコードの論理を採用した点にある。この結果、マイクロスイッチ、近接スイッチ等の機械的スイッチが同時に切り換わることによる微妙な時間ズレを吸収すべくスイッチ駆動部材5や、あるいは位置検出装置11そのものの組み立てに必要以上の精度を求めることが必要でなくなり、特に生産性の安定化が期待できる。
また、スイッチ6a〜6cとしてマイクロスイッチを使用した場合、スイッチ駆動部材5に設けた凸部5a〜5dはマイクロスイッチのアクチュエータを動作させるに足りる高さであれば良いので、引出枠1または遮断器本体2の外形を変更することなく、遮断器本体2の側面へ設置することができる。さらに、位置検出装置11としても小形で構造も単純なうえ、引出枠1の側面に設置されているため、検出信号を容易に取り出せるという効果を奏する。
実施の形態2.
前述の実施の形態1における図4(b)に例示のスイッチ駆動部材5の平面部5eを凸部とし凸部5a〜5dを平面部とした場合、つまり実施の形態1における平面部5eと凸部5a〜5dとを逆にした場合、図8に示すように、各スイッチ6a〜6cの開閉動作(ON,OFF動作)の真理値表は前述の図7に例示の真理値表と逆になるが、この場合も、スイッチ6a〜6cの出力変化時に同時に複数のスイッチが切り換わることがないので、前述の実施の形態1の場合と同様に機械的スイッチが同時に切り換わることによる微妙な時間ズレを吸収すべくスイッチ駆動部材5や、あるいは位置検出装置11そのものの組み立てに必要以上の精度を求めることが必要でなくなり、特に生産性の安定化が期待できる。
実施の形態3.
実施の形態1では、スイッチを3個使用して、最大(2の3乗)通りの位置検出(実際には、接続位置、接続位置と試験位置の中間位置、試験位置、試験位置と断路位置の中間位置、断路位置、および完全引出位置の6通り)が可能であるが、この3個に限定される訳ではなく、例えば、「接続位置」、「試験位置」、「断路位置」、および「完全引出位置」の4通りの位置検出のみで良い場合は、マイクロスイッチは2個(すなわち、(2の2乗)通り)で済むことは言うまでもないが、この実施の形態2(および後述する形態3)では、スイッチを3個使用して、特に各中間位置が検出できる利点を応用したものとして説明する。なお、図9はこの発明の実施の形態3における前述の図1に相当する図である。
図9において、特に図1との相違点は、スイッチ部6からの出力信号を判定する制御手段7と、この制御手段7が判定する信号を表示する表示部8aを備えた遠隔監視装置8を付加したことにある。なお、この制御手段7と表示部8aは前述したリレー盤2dに内蔵してあってもよい。制御手段7は、その内部構成は図示してないが、マイクロコンピュータからなり制御プログラムにしたがって所定の演算を実行する中央処理装置、前述した制御プログラムなどを格納するリードオンメモリ、演算結果などを格納するランダムアクセスメモリ、および入出力インターフェースなどを備えている一般的な制御手段を使用すればよい。
制御手段7は、スイッチ部6からの検出信号を入力し、その状態が「接続位置と試験位置の中間位置」、あるいは「試験位置と断路位置の中間位置」の場合、タイマーによりカウントを開始し、そのカウント値が予めリードオンメモリに記憶される制限時間を超過したときに、遠隔監視装置8に向けて警報信号を発信する。この警報信号を受けた遠隔監視装置8は表示部8aへ警報状態を表示させる。このことにより、作業者が誤って中途半端な位置(すなわち各中間位置)で遮断器本体2を放置させても、表示部8aの表示により知り得ることができるので安全性を高めることが可能である。なお、この警報状態は表示に限るわけではなく、例えば、発音によっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態4.
前述の実施の形態3で説明した遠隔監視装置8に、遮断器本体2に対する電気的開閉指令を持たせたことを実施の形態4として説明する。この遠隔監視装置8が指令した電気的開閉指令を、一旦、制御手段7が受け取り、遮断器本体2の開閉を実施するわけであるが、このとき、実施の形態3の説明で明らかなように、制御手段7は遮断器本体2の位置を認知している。したがって、遮断器本体2が「接続位置」、もしくは「試験位置」に位置しているときに限り、電気的開閉指令を遮断器本体2の開閉機構に伝達させる。逆に、これら「接続位置」、もしくは「試験位置」以外では、遠隔監視装置8から送られた電気的開閉指令は無効とし、この無効を遠隔監視装置8に対し異常信号として出力する。
遠隔監視装置8からの遮断器本体2に対する電気的開閉指令は、通常、「接続位置」での主電路の開閉、もしくは、「試験位置」での主電路の導通・非導通を伴わない電気的開閉機能試験のいずれかを目的としているため、例えば、「接続位置と試験位置の中間位置」での電気的開閉指令は指令者の意図に反しているものと判断することができる。したがって、この電気的開閉指令を無効にすることで、例えば、主電路の停電、あるいは通電といった思わぬ事故を未然に防ぐことができ、より安全性の高い引出形遮断器を使用者に提供することが可能となる。
なお、前述の図1〜図9において、同一または相当部分には同一符号を付してある。
また、前述の実施の形態では、遮断器本体2にスイッチ駆動部材5を取り付け、引出枠1に複数個のスイッチを並設した場合を例示したが、逆に、遮断器本体2に複数個のスイッチを並設し引出枠1にスイッチ駆動部材5を取り付けても前述の実施の形態と同等な効果を奏する。
また、前述の実施の形態では、位置検出装置11は、引出枠1へ、遮断器本体2の引き出し方向に対し略平行に積層設置される複数個のマイクロスイッチ6a〜6cを備えている。しかし、スイッチ6a〜6cは、必ずしも積層しなくても、複数個並べて並設し当該併設の方向が遮断器本体2の引き出し方向と交叉するように配設されておればよい。
なお、前述の実施の形態の特徴点は、以下のように複数ある。
即ち、まず、遮断器本体2の主回路端子2cが配電線側主回路導体1gに接触している接続位置から上記遮断器本体2を引出枠1から引き出す量に応じて、上記主回路端子2cの位置が試験位置および断路位置となり、上記接続位置、上記試験位置、および上記断路位置が位置検出装置11によって検出される引出形遮断器において、上記位置検出装置11は、上記遮断器本体2の側面に設置されるスイッチ駆動部材5と、このスイッチ駆動部材5に設けられた凸部5a,5b,・・・と係合し、上記引出枠1へ、上記遮断器本体2の引き出し方向に対し略平行に積層設置される複数個のマイクロスイッチ6a〜6cからなり、かつ、上記スイッチ駆動部材5の凸部と上記マイクロスイッチ6a〜6cの係合による上記マイクロスイッチ6a〜6cの切り換わりが、複数個同時には行われないように構成されているものである。
換言すれば、遮断器本体2の主回路端子2cが配電線側主回路導体1gに接触している接続位置から上記遮断器本体2を引出枠1から引き出す量に応じて、上記主回路端子2cの位置が試験位置および断路位置となり、上記接続位置、上記試験位置、および上記断路位置の各位置が位置検出装置11によって検出される引出形遮断器において、上記位置検出装置11は、上記引出枠1の側面および上記遮断器本体2の側面の何れか一方に複数個並べて配設され当該並設の方向が上記遮断器本体2の引き出し方向と交叉するスイッチ6a,6b,・・・と、上記引出枠1の側面および上記遮断器本体2の側面の何れか他方に上記スイッチ6a,6b,・・・に対応して設置され上記遮断器本体2の上記引出枠1からの引き出しに応じて上記スイッチ6a,6b,・・・に対して相対的に移動しこの移動過程において上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるスイッチ駆動部材5とで構成されているものである。
また、接続位置と試験位置の中間位置、および上記試験位置と断路位置の中間位置の各中間位置、および上記断路位置からさらに遮断器本体2を引き出した完全引出位置が設定された位置検出装置11を備えたものである。
換言すれば、上記位置検出装置11には、上記接続位置と上記試験位置との中間の中間位置および上記試験位置と上記断路位置との中間の中間位置の各中間位置、および上記断路位置からさらに上記遮断器本体2を引き出した完全引出位置がそれぞれ設定され、この中間の位置も含めて上記スイッチ駆動部材5は上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチ6a,6b,・・・の内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるものである。
また、接続位置と試験位置の中間位置、および上記試験位置と断路位置の中間位置の各中間位置、および上記断路位置からさらに遮断器本体2を引き出した完全引出位置が設定された位置検出装置11を備えるとともに、マイクロスイッチ6a,6b,・・・の出力信号を検出することで、上記遮断器本体2の上記接続位置、上記試験位置、上記断路位置、上記各中間位置、および上記完全引出位置を判別する制御手段7が具備されているものである。
換言すれば、上記各スイッチ6a,6b,・・・の開閉状態から上記各位置の何れの位置であるか判別する制御手段7を有しているものである。
また、遮断器本体2の位置を表示する遠隔監視装置8を備え、上記遮断器本体2が、各中間位置に任意の一定時間静止しているときに、制御手段7は上記遠隔監視装置8に対し警報を出力するように構成されたものである。
換言すれば、上記接続位置と上記試験位置との中間の中間位置および上記試験位置と上記断路位置との中間の中間位置の各中間位置に上記遮断器本体2が一定時間静止していると上記制御手段7は上記遠隔監視装置8に対し警報を出力するものである。
また、遮断器本体2に電気的開閉指令を発する遠隔監視装置8を備え、上記電気的開閉指令が発せられたときに、上記遮断器本体2が接続位置、または試験位置以外の場合には、制御手段7は上記電気的開閉指令を無効にするように構成されたものである。
換言すれば、上記制御手段7は上記遮断器本体2の開閉制御機能を有し、当該制御手段7は上記遠隔監視装置8から上記開閉制御の指令を受けた場合、上記遮断器本体2が接続位置、または試験位置にある場合だけ当該指令に応動して上記遮断器本体2の開閉制御を行うものである。
この発明の実施の形態1を示す図で、引出形遮断器の一例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1における遮断器本体の主回路端子および係合ユニットの端子の位置関係の一例を一部断面で示す側面図であり、(a)は接続位置、(b)は試験位置、(c)は断路位置をそれぞれ示す。 この発明の実施の形態1を示す図で、引出枠端子台の縦断側面を拡大して示す縦断側面図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1に例示してある位置検出装置の詳細構造を拡大して示す図で、(a)はマイクロスイッチ等のスイッチ部の一例を内側から見た(被駆動側を見た)拡大斜視図、(b)はスイッチ駆動部材の一例を遮断器側面側から見た拡大斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、接続位置、中間位置、試験位置、中間位置、断路位置、および引出位置(完全引出位置)の各々におけるスイッチ部と駆動部材との相対的位置関係の一例を示す図で、(a)は接続位置を、(b)は中間位置を、(c)は試験位置を、(d)は中間位置を、(e)は断路位置を、(f)は引出位置(完全引出位置)を、夫々示してある。 この発明の実施の形態1を示す図で、駆動部材と各スイッチのタイムチャート化された開閉動作との関係の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、各スイッチの開閉動作出力の真理値表の一例つまり制御手段のスイッチ開閉動作入力信号の真理値表の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、各スイッチの開閉動作出力の真理値表の一例つまり制御手段のスイッチ開閉動作入力信号の真理値表の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、引出形遮断器の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 引出枠、
1a・1b 側板部、
1c 底板部、
1d 上板部、
1e・1f レール、
1g 主回路導体、
1h ジャンクション、
2 遮断器本体、
2a 消弧室カバー部、
2b 本体カバー部、
2c 主回路端子、
2d リレー盤、
2e 表示盤、
2f チャージハンドル、
2g L字形支持部材、
3 引出枠端子台、
3a 端子部、
3b レセプタクル、
4 係合ユニット、
4a ユニット端子、
4b リ−ド線、
4c 固定部材、
5 スイッチ駆動部材、
5a〜5d 凸部、
5e 平面部、
6 マイクロスイッチ部、
6a〜6c マイクロスイッチ、
6a1〜6c1 アクチュエータ、
6d 箱体、
7 制御手段、
8 遠隔監視装置、
8a 表示部、
11 位置検出装置。

Claims (6)

  1. 遮断器本体の主回路端子が配電線側主回路導体に接触している接続位置から上記遮断器本体を引出枠から引き出す量に応じて、上記主回路端子の位置が試験位置および断路位置となり、上記接続位置、上記試験位置、および上記断路位置の各位置が位置検出装置によって検出される引出形遮断器において、
    上記位置検出装置は、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか一方に複数個並べて配設され当該並設の方向が上記遮断器本体の引き出し方向と交叉するスイッチと、上記引出枠の側面および上記遮断器本体の側面の何れか他方に上記スイッチに対応して設置され上記遮断器本体の上記引出枠からの引き出しに応じて上記スイッチに対して相対的に移動しこの移動過程において上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えるスイッチ駆動部材とで構成されていることを特徴とする引出形遮断器。
  2. 請求項1に記載の引出形遮断器において、上記位置検出装置には、上記接続位置と上記試験位置との中間の中間位置および上記試験位置と上記断路位置との中間の中間位置の各中間位置、および上記断路位置からさらに上記遮断器本体を引き出した完全引出位置がそれぞれ設定され、この中間の位置も含めて上記スイッチ駆動部材は上記各位置の一の位置から相隣る他の位置への切り替わりにおける上記複数個のスイッチの内の1個だけの切り替わり前と後との開閉の状態を変えることを特徴とする引出形遮断器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の引出形遮断器において、上記各スイッチの開閉状態から上記各位置の何れの位置であるか判別する制御手段を有していることを特徴とする引出形遮断器。
  4. 請求項3に記載の引出形遮断器において、上記各スイッチの開閉状態から上記各位置の何れの位置であるか判別する上記制御手段の当該判別結果を遠隔監視装置に表示することを特徴とする引出形遮断器。
  5. 請求項4に記載の引出形遮断器において、上記接続位置と上記試験位置との中間の中間位置および上記試験位置と上記断路位置との中間の中間位置の各中間位置に上記遮断器本体が一定時間静止していると上記制御手段は上記遠隔監視装置に対し警報を出力することを特徴とする引出形遮断器。
  6. 請求項4または請求項5に記載の引出形遮断器において、上記制御手段は上記遮断器本体の開閉制御機能を有し、当該制御手段は上記遠隔監視装置から上記開閉制御の指令を受けた場合、上記遮断器本体が接続位置、または試験位置にある場合だけ当該指令に応動して上記遮断器本体の開閉制御を行うことを特徴とする引出形遮断器。
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