JPH02132712A - 超電導セラミックス体の製造方法 - Google Patents
超電導セラミックス体の製造方法Info
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- JPH02132712A JPH02132712A JP63283806A JP28380688A JPH02132712A JP H02132712 A JPH02132712 A JP H02132712A JP 63283806 A JP63283806 A JP 63283806A JP 28380688 A JP28380688 A JP 28380688A JP H02132712 A JPH02132712 A JP H02132712A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、酸化物系超電導体の製造方法に関する.特に
、超電導セラミックス体を成形するに際して、得られる
臨界電dC密度等超電導特性の向」ニの期待される超電
導セラミ・/クス成形体の製造方法に関する. [従来の技術コ Y−Ba−Cu−0系、L.a−Ba−Cu−0系、B
i−S r−Ca−Cu−0系、Ti−Ba−Ca−
Cu−0系等の超電導セラミックス原料を成形する場合
、一般に超電導酸化物粉末を線材に成形するが、金属パ
イプ中に超電導セラミ・/クス粉末を充填した後に、圧
延、引き抜き又は押出等の加工処理或いは/及び熱処理
によって、線材に加1:できる。
、超電導セラミックス体を成形するに際して、得られる
臨界電dC密度等超電導特性の向」ニの期待される超電
導セラミ・/クス成形体の製造方法に関する. [従来の技術コ Y−Ba−Cu−0系、L.a−Ba−Cu−0系、B
i−S r−Ca−Cu−0系、Ti−Ba−Ca−
Cu−0系等の超電導セラミックス原料を成形する場合
、一般に超電導酸化物粉末を線材に成形するが、金属パ
イプ中に超電導セラミ・/クス粉末を充填した後に、圧
延、引き抜き又は押出等の加工処理或いは/及び熱処理
によって、線材に加1:できる。
然し乍ら、この方法では、臨界電流密度は、セラミック
ス粉末の加工による配自と、焼結時の自己配向性に依存
するだけであり、また、それは、そのような方法で製造
される場合では、得られるセラミックス粉末の配向性は
、非常に低いものである.従って、従来の方法で得られ
る焼結セラミックス超電導体では、配向性はズ1どなく
、臨界電流密度を、あるレベル以上に上げることは、非
常に困難なものである. 例えば、Y B a rc u so,−8の酸化物は
、層状の結晶構造を成している.従って、臨界温度、臨
界電流密度にも非常に大きな異方性があることが当然予
想される.このような大きな異方性があると、無秩序な
方位の多結晶体から構成されている場合は、都合の悪い
方位の結晶によって全体の特性が制約きれてしまう. [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、酸化物超電導成形体が、結晶性の配向がラン
ダムであることによる、臨界電流密度を、ある程度以上
、高めることにできないという問題を解決し、臨界電流
密度を向上いせた、酸化物系超′7It導線材の作製方
法を提供することを目的とする.即ち、本発明は、以上
の問題を解決するために、超電導材結晶の異方性に注目
し、検討の結果、セラミックスの結晶の異方性を逆に利
用することにより、臨界電流密度の向上を図ったもので
ある。即ち、本発明は、酸化物超電導材料スラリーをシ
ース材パイプに充填するに際にして、電流付加又は磁界
付加により、超電導セラミックス体の結晶異方性に対す
る配向を、高くし、臨界電流密度を向上させた、酸化物
系超電導線材の製造方法を提供することを目的とする.
即ち、本発明は、セラミックス系超電導材の線材化にお
いて、臨界電流密度が低いという問題点を解決すること
を11的とする. [問題点を解決するための手段] 前記のような超電導セラミックス物質の線材化を4町さ
るために、本発明は、酸化物系超′肛導材を泥漿鋳込法
による超電導セラミックス体の製造方法において、酸化
物超電導材の泥漿を鋳込むとき又はその鋳込物が固化す
“るときに、その鋳込物の中に、電流又は磁界若しくは
両方を付加しながら、それを行なうことを特徴とする超
電導ヒラミックス体の製造゛ノj法を提供1−る。そし
て、付加した電流若しくは磁界により、成形体中に発生
する発熱を利用して、その固化を促進することが好適で
ある. L a − M − C u − 0系(M−Ba又は
Sr)、Y−Ba−Cu−0系、B f−S r−Ca
−Cu一〇系、Ti−Ba−Ca−Cu−0系などの酸
化物系高温超電導セラミックス物質は、通常、原料粉末
を組合せ混合し、1次焼成し、成形焼結して、超電導材
を作製し、得られた超電導材粉末による泥漿を作製し、
それを、一般に鋳込型中に鋳込んだ後に、圧延、引き抜
き又は押出加工等によって超電導材の線材化がな建れる
ものである.この際に、超電導材粉末泥漿を、鋳込み型
中に鋳込むときに、セラミックス粉末泥漿体に、電流又
は磁界を付U,シつつ、充填することにより、充填され
るスラリ一体中の超電導粉体に配向性を持たせるもので
ある.このようにして鋳込んだ超電導材形成体を焼成処
理し、焼結すると、超電導材粒子の結晶配向性が揃った
超電導材成形体が得られ、臨界温度、臨界電流密度値の
向上した超電導材成形体を製造できる. [作用コ 異Jj性のある超電導材料は、その結晶軸の方向により
抵抗値が違うことが、知られている。その違いを利用し
て、超電導材料粉末泥漿(スラリ)を、鋳込型中に鋳込
むに際して、it流又は磁界を付U.シ、若しくは、そ
の両一ノjを付与4゜ると、それによって、超電導材料
スラリー中の粒了・は、電流を流しやすい方向、或いは
磁束をより安定にするりj向に、揃うものである.即ち
、第1図に示すように、超電導材粒子が配向する.その
結果、得られゐ鋳込成形体の結晶づj位が、第1図bに
示すように、揃ったものが得られる.即ち、超電導材粒
子1は、電流(i)又は磁束(φ)が付与され、超電導
材泥漿が鋳込されると、電流(+)又は磁束(φ)の付
ケ.かないで充填された場合は、第1 19Qaの如く
ランダムな方向に並ぶが、電流(i)又は磁束(φ)が
付与されつつ充填された場合は、結晶のC軸又はa,b
軸に揃うように、第1図bのように、並び、泥漿中の超
電導材粒子が配向したもので得られる. 電流付加の場合.電流(+)が、シース材に流れずに、
鋳込んだ超電導材泥漿の中をdεれるだけに、電位(v
)を与える必要がある.この電位は、実験により決める
ことができる. 磁界付加の場合、超電導材結晶の配向性を向上させるた
めに、付加する磁束密度と鋳込んだ泥漿中の超電導材粒
子の粒径とを適当に選択しなければならない.粒子の配
向性を揃えるためのエネルギーは、その粒子径に依存す
る。従って、できるだけ、小さい粒子径のものを使用す
ることが、好適である.また、付加する磁束密度もでき
るだけ、大きいものが、よい.通常、0.5T〜2Tの
範囲が好適である。
ス粉末の加工による配自と、焼結時の自己配向性に依存
するだけであり、また、それは、そのような方法で製造
される場合では、得られるセラミックス粉末の配向性は
、非常に低いものである.従って、従来の方法で得られ
る焼結セラミックス超電導体では、配向性はズ1どなく
、臨界電流密度を、あるレベル以上に上げることは、非
常に困難なものである. 例えば、Y B a rc u so,−8の酸化物は
、層状の結晶構造を成している.従って、臨界温度、臨
界電流密度にも非常に大きな異方性があることが当然予
想される.このような大きな異方性があると、無秩序な
方位の多結晶体から構成されている場合は、都合の悪い
方位の結晶によって全体の特性が制約きれてしまう. [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、酸化物超電導成形体が、結晶性の配向がラン
ダムであることによる、臨界電流密度を、ある程度以上
、高めることにできないという問題を解決し、臨界電流
密度を向上いせた、酸化物系超′7It導線材の作製方
法を提供することを目的とする.即ち、本発明は、以上
の問題を解決するために、超電導材結晶の異方性に注目
し、検討の結果、セラミックスの結晶の異方性を逆に利
用することにより、臨界電流密度の向上を図ったもので
ある。即ち、本発明は、酸化物超電導材料スラリーをシ
ース材パイプに充填するに際にして、電流付加又は磁界
付加により、超電導セラミックス体の結晶異方性に対す
る配向を、高くし、臨界電流密度を向上させた、酸化物
系超電導線材の製造方法を提供することを目的とする.
即ち、本発明は、セラミックス系超電導材の線材化にお
いて、臨界電流密度が低いという問題点を解決すること
を11的とする. [問題点を解決するための手段] 前記のような超電導セラミックス物質の線材化を4町さ
るために、本発明は、酸化物系超′肛導材を泥漿鋳込法
による超電導セラミックス体の製造方法において、酸化
物超電導材の泥漿を鋳込むとき又はその鋳込物が固化す
“るときに、その鋳込物の中に、電流又は磁界若しくは
両方を付加しながら、それを行なうことを特徴とする超
電導ヒラミックス体の製造゛ノj法を提供1−る。そし
て、付加した電流若しくは磁界により、成形体中に発生
する発熱を利用して、その固化を促進することが好適で
ある. L a − M − C u − 0系(M−Ba又は
Sr)、Y−Ba−Cu−0系、B f−S r−Ca
−Cu一〇系、Ti−Ba−Ca−Cu−0系などの酸
化物系高温超電導セラミックス物質は、通常、原料粉末
を組合せ混合し、1次焼成し、成形焼結して、超電導材
を作製し、得られた超電導材粉末による泥漿を作製し、
それを、一般に鋳込型中に鋳込んだ後に、圧延、引き抜
き又は押出加工等によって超電導材の線材化がな建れる
ものである.この際に、超電導材粉末泥漿を、鋳込み型
中に鋳込むときに、セラミックス粉末泥漿体に、電流又
は磁界を付U,シつつ、充填することにより、充填され
るスラリ一体中の超電導粉体に配向性を持たせるもので
ある.このようにして鋳込んだ超電導材形成体を焼成処
理し、焼結すると、超電導材粒子の結晶配向性が揃った
超電導材成形体が得られ、臨界温度、臨界電流密度値の
向上した超電導材成形体を製造できる. [作用コ 異Jj性のある超電導材料は、その結晶軸の方向により
抵抗値が違うことが、知られている。その違いを利用し
て、超電導材料粉末泥漿(スラリ)を、鋳込型中に鋳込
むに際して、it流又は磁界を付U.シ、若しくは、そ
の両一ノjを付与4゜ると、それによって、超電導材料
スラリー中の粒了・は、電流を流しやすい方向、或いは
磁束をより安定にするりj向に、揃うものである.即ち
、第1図に示すように、超電導材粒子が配向する.その
結果、得られゐ鋳込成形体の結晶づj位が、第1図bに
示すように、揃ったものが得られる.即ち、超電導材粒
子1は、電流(i)又は磁束(φ)が付与され、超電導
材泥漿が鋳込されると、電流(+)又は磁束(φ)の付
ケ.かないで充填された場合は、第1 19Qaの如く
ランダムな方向に並ぶが、電流(i)又は磁束(φ)が
付与されつつ充填された場合は、結晶のC軸又はa,b
軸に揃うように、第1図bのように、並び、泥漿中の超
電導材粒子が配向したもので得られる. 電流付加の場合.電流(+)が、シース材に流れずに、
鋳込んだ超電導材泥漿の中をdεれるだけに、電位(v
)を与える必要がある.この電位は、実験により決める
ことができる. 磁界付加の場合、超電導材結晶の配向性を向上させるた
めに、付加する磁束密度と鋳込んだ泥漿中の超電導材粒
子の粒径とを適当に選択しなければならない.粒子の配
向性を揃えるためのエネルギーは、その粒子径に依存す
る。従って、できるだけ、小さい粒子径のものを使用す
ることが、好適である.また、付加する磁束密度もでき
るだけ、大きいものが、よい.通常、0.5T〜2Tの
範囲が好適である。
[実施例]
次に、本発明による超電導材粉末或いは溶融体の充填方
法を、第2図及び第3図A%Bにより説明する. 然し乍ら、本発明は、この説明により限定されるもので
はない. 第2図は、超電導材泥漿1に電流を付与しながら充填す
るフj法を示す.即ち、鋳込型1の中に、階化物系超電
導材、例えば、Y−Ba−Cu−0系超電導材泥漿1を
充填する. 即ち、 超電導材鋳込泥漿1に電極3を通して、導線5
を接続し、また、そのパイブ1の底部に電極3を通して
、導線5を接続し、定Tlt流若しくは定電圧電fA4
より、電流6を流しながら、泥漿1を鋳込む. この際に、M.源4より供給きれた電流6は、バイブ1
内部の泥漿1の中の粒了−に配向性をリ.λ,るものと
なる. この際に、電fA4から供給された電流6は、超電導材
泥漿粒子1の方向性を揃える外力になる.この外力を用
いて、結晶のC軸(或いはa,b軸)が、線材断面に平
行な方向に向くように、電流6の向きを決めれば、配向
された超電導材粒了−1による超電導線材の臨界1!流
密度値は、本発明の方法によらない場合よりも、高くな
る.以トのような鋳込中に電流付与して、製造した超電
導線材とTL流付与処理のないで製造した超電導線材の
、超電導材粒子の配向性を、X線回折観察で測定した結
果を次の第1表に示す.第1i イd5 配向処理した超電導材 :c/a. b=352(Jc
=47OA/cm’ )配向処理しない超電導材:c/
a. b=23%(Jc=18OA/cm’ )このよ
うに、Ml流付加により鋳込んで、製造した超電導線材
の配向性を改善し、臨界電流密度値を高めることができ
る. この電流付加により超電導材粉末粒子の配向性を改善し
、臨界電流密度値を高める場合では、シース材のための
バイブ材料としては、超電導材の抵抗値よりも低いと、
付加電流は、金属パイプの方に流れてしまうので、金属
パイプ材料は、なるべく抵抗値の高いものを使用すべき
である.次に、泥漿鋳込中の超電導線材粒子に磁界を与
えることにより、超電導材の異方性の配向を揃える方法
を、第3図A,Bにより、説明する。
法を、第2図及び第3図A%Bにより説明する. 然し乍ら、本発明は、この説明により限定されるもので
はない. 第2図は、超電導材泥漿1に電流を付与しながら充填す
るフj法を示す.即ち、鋳込型1の中に、階化物系超電
導材、例えば、Y−Ba−Cu−0系超電導材泥漿1を
充填する. 即ち、 超電導材鋳込泥漿1に電極3を通して、導線5
を接続し、また、そのパイブ1の底部に電極3を通して
、導線5を接続し、定Tlt流若しくは定電圧電fA4
より、電流6を流しながら、泥漿1を鋳込む. この際に、M.源4より供給きれた電流6は、バイブ1
内部の泥漿1の中の粒了−に配向性をリ.λ,るものと
なる. この際に、電fA4から供給された電流6は、超電導材
泥漿粒子1の方向性を揃える外力になる.この外力を用
いて、結晶のC軸(或いはa,b軸)が、線材断面に平
行な方向に向くように、電流6の向きを決めれば、配向
された超電導材粒了−1による超電導線材の臨界1!流
密度値は、本発明の方法によらない場合よりも、高くな
る.以トのような鋳込中に電流付与して、製造した超電
導線材とTL流付与処理のないで製造した超電導線材の
、超電導材粒子の配向性を、X線回折観察で測定した結
果を次の第1表に示す.第1i イd5 配向処理した超電導材 :c/a. b=352(Jc
=47OA/cm’ )配向処理しない超電導材:c/
a. b=23%(Jc=18OA/cm’ )このよ
うに、Ml流付加により鋳込んで、製造した超電導線材
の配向性を改善し、臨界電流密度値を高めることができ
る. この電流付加により超電導材粉末粒子の配向性を改善し
、臨界電流密度値を高める場合では、シース材のための
バイブ材料としては、超電導材の抵抗値よりも低いと、
付加電流は、金属パイプの方に流れてしまうので、金属
パイプ材料は、なるべく抵抗値の高いものを使用すべき
である.次に、泥漿鋳込中の超電導線材粒子に磁界を与
えることにより、超電導材の異方性の配向を揃える方法
を、第3図A,Bにより、説明する。
即ち、’l!?JC6の代わりに磁界磁束7を用いたも
のであり、磁束7を付加するための1つの方法は、第3
図Aに示すように、鋳込金属シース材パイプの周りに電
線5をフイル状に巻き、その電線5に電流を流すと、慇
東7で示すように、磁界が生じる.すると、この磁東7
に揃うように、泥漿の超電導材粒了゛1が配向するもの
である。
のであり、磁束7を付加するための1つの方法は、第3
図Aに示すように、鋳込金属シース材パイプの周りに電
線5をフイル状に巻き、その電線5に電流を流すと、慇
東7で示すように、磁界が生じる.すると、この磁東7
に揃うように、泥漿の超電導材粒了゛1が配向するもの
である。
他の1つの磁界付加するだめの方法は、第3図Bに示す
ように、磁石9を用いるイ)のである.即ち、磁石9を
、図示のように金属シース材バイブ2の周りに設置する
ことにより、バイブ内に磁束7が生じて、その中に泥漿
超1IL導材粉末2が、鋳込まれる.すると、泥漿中の
超1If.導材粉末粒T1は、第1図のように、結晶方
位を揃えて、鋳込まれ、成形される. 以」;の方法に代えて、上記の第2図と第3図の両方、
即ち、Tr!.流付加及び磁界付加の両方を適用しなが
ら、超電導材泥漿2をバイブ1中に鋳込む。この場合は
、超電導材泥漿2中を’rIt流6を流した効果と、超
電導材泥漿2に磁東7を与えることにより生じる磁界磁
東7による効果が、泥漿中の超電導材粒子に同じ配向性
を有するように、超電導材の特性及びその粒子の配向性
を考】但しなけれならない。
ように、磁石9を用いるイ)のである.即ち、磁石9を
、図示のように金属シース材バイブ2の周りに設置する
ことにより、バイブ内に磁束7が生じて、その中に泥漿
超1IL導材粉末2が、鋳込まれる.すると、泥漿中の
超1If.導材粉末粒T1は、第1図のように、結晶方
位を揃えて、鋳込まれ、成形される. 以」;の方法に代えて、上記の第2図と第3図の両方、
即ち、Tr!.流付加及び磁界付加の両方を適用しなが
ら、超電導材泥漿2をバイブ1中に鋳込む。この場合は
、超電導材泥漿2中を’rIt流6を流した効果と、超
電導材泥漿2に磁東7を与えることにより生じる磁界磁
東7による効果が、泥漿中の超電導材粒子に同じ配向性
を有するように、超電導材の特性及びその粒子の配向性
を考】但しなけれならない。
同時に、電流付加の場合は、超電導材泥漿粉体の中をT
r.流が流れ、超電導材泥漿粉体は、抵抗加熱により熱
せられる.また、磁界付加の場合は、フイル中に交流電
流を流すと、超電導材泥漿粉体の中に誘導電流が流れ、
この場合も、抵抗加熱が生じる.従って、本発明により
、超電導材泥漿粉体を鋳込む場合に、超電導材泥漿粉体
は、加熱され、ある程度は、エネルギーが少なくてよい
か、或いは加熱の必要がなくなる. [発明の効果] 本発明による酸化物系超電導材の線材の製造方法により
、 第1に、超電導材泥漿粉末を充填する際に、超電導体の
異方性を利用して、粒子に配向性を揃え、得られる臨界
t流密度値を高めることのできる製造方法を提供したこ
と、 第2に、そのために、超電導材泥漿粉末鋳込時に、結晶
方向を線材の断面平面に対して、平行な向きに揃えるこ
とにより、得られる線材の臨界電流密度を]−げること
ができる製造方法を提供すること、そして、 第3に、超電導材泥漿粉末のシース材中に充填しながら
電流付与又は磁界付与Vるために、加熱のための炉加熱
を省略、或いは少なくできる製造方法を提供4−ること
、などの 顕著な技術的効果が得られた.
r.流が流れ、超電導材泥漿粉体は、抵抗加熱により熱
せられる.また、磁界付加の場合は、フイル中に交流電
流を流すと、超電導材泥漿粉体の中に誘導電流が流れ、
この場合も、抵抗加熱が生じる.従って、本発明により
、超電導材泥漿粉体を鋳込む場合に、超電導材泥漿粉体
は、加熱され、ある程度は、エネルギーが少なくてよい
か、或いは加熱の必要がなくなる. [発明の効果] 本発明による酸化物系超電導材の線材の製造方法により
、 第1に、超電導材泥漿粉末を充填する際に、超電導体の
異方性を利用して、粒子に配向性を揃え、得られる臨界
t流密度値を高めることのできる製造方法を提供したこ
と、 第2に、そのために、超電導材泥漿粉末鋳込時に、結晶
方向を線材の断面平面に対して、平行な向きに揃えるこ
とにより、得られる線材の臨界電流密度を]−げること
ができる製造方法を提供すること、そして、 第3に、超電導材泥漿粉末のシース材中に充填しながら
電流付与又は磁界付与Vるために、加熱のための炉加熱
を省略、或いは少なくできる製造方法を提供4−ること
、などの 顕著な技術的効果が得られた.
第1図は、本発明の超電導線材の製造方法による超電導
材料の泥漿粒T一の結晶の構造が、再配列する様子を模
式的に示r説明図である.第2図は、本発明による超電
導線材の製造方法の1例に使用する装置を模式的に示す
斜視図である. 第3図A,Bは、本発明による超電導線材の製造方法の
他の1例に使用Vる装置を模式的に示す斜視図である. [主要部分の符号の説明コ i ........超電導材泥漿粒子2 .....
.. シース材用パイブ3 .......電極 4... 電源 6 ........′FL流 7 ........磁界磁束 9 ........磁石 s ........1!腺
材料の泥漿粒T一の結晶の構造が、再配列する様子を模
式的に示r説明図である.第2図は、本発明による超電
導線材の製造方法の1例に使用する装置を模式的に示す
斜視図である. 第3図A,Bは、本発明による超電導線材の製造方法の
他の1例に使用Vる装置を模式的に示す斜視図である. [主要部分の符号の説明コ i ........超電導材泥漿粒子2 .....
.. シース材用パイブ3 .......電極 4... 電源 6 ........′FL流 7 ........磁界磁束 9 ........磁石 s ........1!腺
Claims (2)
- (1)酸化物系超電導材を泥漿鋳込法による超電導セラ
ミックス体の製造方法において、酸化物超電導材の泥漿
を鋳込むとき又はその鋳込物が固化するときに、その鋳
込物の中に、電流又は磁界若しくは両方を付加しながら
、それを行なうことを特徴とする超電導セラミックス体
の製造方法。 - (2)付加した電流若しくは磁界により、成形体中に発
生する発熱を利用して、その固化を促進することを特徴
とする請求項1記載の超電導セラミックス体の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283806A JPH02132712A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 超電導セラミックス体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283806A JPH02132712A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 超電導セラミックス体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02132712A true JPH02132712A (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=17670387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63283806A Pending JPH02132712A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 超電導セラミックス体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02132712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05105442A (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-27 | Nec Corp | 配向性酸化物超伝導材料の製造方法 |
JP2010006667A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | National Institute For Materials Science | 酸化物超伝導焼結体とその製造方法 |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP63283806A patent/JPH02132712A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05105442A (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-27 | Nec Corp | 配向性酸化物超伝導材料の製造方法 |
JP2010006667A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | National Institute For Materials Science | 酸化物超伝導焼結体とその製造方法 |
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