JPH02132417A - 調光レンズ体とその製造方法及び調光レンズ体に使用するポリカーボネート部材の製造方法 - Google Patents

調光レンズ体とその製造方法及び調光レンズ体に使用するポリカーボネート部材の製造方法

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JPH02132417A
JPH02132417A JP1216089A JP1216089A JPH02132417A JP H02132417 A JPH02132417 A JP H02132417A JP 1216089 A JP1216089 A JP 1216089A JP 1216089 A JP1216089 A JP 1216089A JP H02132417 A JPH02132417 A JP H02132417A
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JP
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liquid crystal
lens body
synthetic resin
crystal cell
polarizing plate
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Norimitsu Ishii
石井 陛光
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BAIOTORON KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は調光レンズ体とその製造方法に係わり,特に液
晶セルを用いたサングラスやゴーグル,ヘルメット、バ
イザー,はめ込み式サングラス等のレンズ体に好適であ
り、光学特性が優れ生産性の極めて高い調光レンズ体及
びその製造方法に関するものである9そして本発明は、
特に薄型で強度の高い調光レンズ体に関するものである
9 「従来の技術」 従来の液晶表示装置は、ガラス基板による液晶セルが用
いられており、特開昭55−71323号公報に記載さ
れた液晶サングラスにもガラス基板が採用されていた7 「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このガラス製の基板は機械的強度が低い
なめ割れやすく、比較的重い上、偏光子との一体化薄型
化ができないという問題点があった。特にアメリカ合衆
国向けに輸出する場合には、rcERTIFTcATI
ON  OFDROPBALL   TEST   ,
八N+”)    TIVIPORT  RESIST
ANTJに合格する必要かあるが、このテストにおいて
,衝撃によりガラス板に無数の亀裂が発生してしまう可
能性がありた二のため,衝撃に強い合成樹脂等のシート
体により形成された調光眼鏡等が強く望まれていな し
かしながら、合成樹脂等のシート体から光学特性が優れ
、生産性の高いレンズ体を製造する方法は存在しなかっ
た。またポリカーボネート部材を高温条件下で高速に曲
げ加工を行うと、分子構造が崩れ、光学特性を損なうと
いう問題点があった。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題に鑑み案出されたもので、対の偏光板
一体型ベースフィルムと、この偏光板一体型フィルムに
挟まれた液晶素材とからなる液晶セル部と、この液晶セ
ル部の両面に接着又は粘着される合成樹脂シートとから
構成されている、そして本発明は、一対の偏光板一体型
ベースフィルムと、この偏光板一体型フィルムに挟まれ
た液晶素材とからなる液晶セル部と,この液晶セル部の
両面に接着又は粘着されるポリカーボネート部材とから
なっており、このポリカーボネート部材の少なくとも1
枚が曲率を有しており、この曲率を有するポリカーボネ
ート部材は、80℃〜120℃の乗件下で100分〜1
50分かけて曲げ加工されて形成されていることを特徴
としている9また本発明は、一対の偏光板一体型ベース
フィルムと、この偏光板一体型フィルムに挟まれた液晶
素材とからなる液晶セル部と、この液晶セル部の両面に
接着又は粘着されるポリカーボネート部材とからなって
おり、このポリカーボネート部材の少なくとも1枚がイ
ンジエクション成形により形成されていることを特徴と
している。更に本発明の調光レンズ体の製造方法は、偏
光板一体型ベースフィルムを有する液晶セル部と、一対
の合成樹脂シートとを用意し、これらの合成樹脂シート
の片面に、粘着又は接着層を形成する第1工程と、前記
液晶セル部を挟んで前記一対の合成樹脂シートを接合さ
せる第2工程とからなることを特徴としている。そして
本発明の合成樹脂シートには、多軸配向されたメタクリ
ル樹脂シートを採用することもできる,また本発明の調
光レンズ体に使用するポリカーボネート部材は、液晶セ
ル部の両面に接着又は粘着するためのボリカーボネー1
〜部材であって、80℃から120℃の榮件下で、10
0分から150分かけて曲げ加工を行うことにより、曲
率が施されたポリカーボネート部材を製造することがで
きる、 「作用」 以上の様に構成された本発明は,一対の偏光板一体型ベ
ースフィルム間に液晶素材を充填して液晶セル部を形成
し、この液晶セル部の両面に合成樹脂シートを接着又は
粘着した調光レンズ体である.そして、液晶セル部の両
面に接着又は粘着されたポリカーボネート部材の少なく
とも一枚が、80℃から120℃の条件下で100分か
ら150分かけて曲げ加工されて形成されている5更に
、液晶セル部の両面に接着又は粘着された合成樹脂シー
トの少なくとも一枚が,インジエクシコン成形により形
成されている5そして本発明め調光レンズ体の製造方法
は、合成樹脂シートの片面に粘着又は接着層を形成し、
次に,粘着又は接着層が形成された一対の合成樹脂シー
トの間に液晶セル部を挟んで接合することにより調光レ
ンズ体を製造することができる5また、これらの合成樹
脂シートには、多軸配向されたメタクリル樹脂シートを
使用することもできる9また本発明の調光レンズ体に使
用するポリカーボネート部材は、80゛Cから120℃
の条件下で、100分から150分かけて曲げ加工を行
うことにより、曲率を施すことができる9 「実施例」 本発明の一実施例を図面に基いて説明すると、1は、調
光レンズ本体であって、フイルム液晶セル2と合成樹脂
シ一ト3,3とからなっている.フイルム液晶セル2は
液晶セル部に該当するもので、偏光板一体型ベースフイ
ルム21、21と、この偏光板一体型ベースフイルム2
1、21の間に封入された液晶素材23とからなってい
る.偏光板一体型ベースフィルム21、21は、浪晶表
示素子(LCD)基板用として開発されたものであり、
偏光膜が一体化された透明導電性フイルムである。この
偏光板一体型ベースフイルム21、21は、エンジニア
リング・プラス千’7クであるPESやPETをベース
フイルムとし、ITO(インジウム・スズ酸化物)によ
り導電層を形成し、さらに染料系の偏光フイルムも積層
されている。
電極部材は、液晶物質23に印加電圧を供給するための
もので、偏光板一体型ペースフイルム21、21の上記
導電層を介して,液晶素材23に電圧を印加するもので
ある,なお、この導電層は、般のLCD基板の電極基板
に該当するものである。
液晶物質23は外部電圧の印加により色又は光透過度が
変化する素子の1つであり、本実施例ではツイストネマ
ティ・ツク型の液晶素材が採用されている。この液晶材
料23がレンズ体の平面形状に一様に広がって偏光板一
体型ベースフイルム21、21に封入されている。3は
合成樹脂シートであっで、本実施例では、高い強度を有
し安価なポリカーボネートによるシートが使用されてい
る。しかしポリカーボネート樹脂に限ることなく,何れ
の合成樹脂材料を採用することもできる。例えば,多軸
配向されたメタクリル樹脂シートが採用することもでき
,このメタクリル樹脂シートは、均一な多軸配向が施さ
れているので複屈折が極めて少なく、光学特性の優れた
シート体である9次に、最も量産性に優れた調光レンズ
体の製造方法を詳述すると、偏光板一体型ベースフィル
ム21、21には、住友ベークライト株式会社製のスミ
ライト(登録商標)を採用することもできる。
このスミライト21、21は、ITO薄膜の上部にアン
ダーコート層を形成し、このアンダーコート層の上に第
1のPES (ポリエーテルスルフ才ン)フィルムを積
層し、更に偏光フイルムを積層し、この偏光フィルムに
最外層として更に第2のPESフィルムを積層して構成
されている。この構成のスミライト21、21に限るこ
となく、PETフィルムが積層され、更に最外層がハー
ドコート層となっているものであってもよい。なお、2
枚の偏光板一体型ベースフイルム21.21の間に液晶
素材23を封入するが、液晶素材23の液漏れを防止す
るために,適当なシール材22、22を収り付けること
が好ましい9 次に合成樹脂シ一ト3、3は、ポリカーボネート部材か
ら構成されており、本実施例では片面をハードコーティ
ング処理された厚さ0 . 5 amのポリカーボネー
ト部材が使用されている。しかしながら必ずしも片面ハ
ードコーティング処理したポリカーボネート部材に限る
ことなく、両面ハードコーティングしたものを使用して
もよく、更に適宜の厚さのポリカーボネート部材を選択
することができる9また、この合成樹脂シ一ト3、3に
は、ポリカーボネート部材の代わりに旭化成工業株式会
社製の多軸配向メタクリル樹脂シートであるコスマ・ソ
クス(登録商標)を使用することもできる。
このコスマックスはガラスよりも高い光線透過率を有し
ており、更に紫外線除去物質を配合させれば、紫外線カ
ット能力を高めることができる9そして、これらの合成
樹脂シ一ト3、3は紫外線カ・ソト能力が極めて高いの
で、白内症等の予防にも卓越した効果がある7 次に、本実施例の調光レンズ体の積層方法を説明する,
まず,合成樹脂シート(ポリカーボネート部材)3、3
に曲げ加工を施すことが望ましい即ち、この合成樹脂シ
一ト3、3に、曲率半径200ミリメートル程度のアー
ルを付ける作業を行う、なぜならば、200ミリメート
ル以上の曲率半径のアールが施されると、ゴースト現象
が生じる可能性があるからである, この曲げ加工は、一対のポリカーボネート部材(合成樹
脂シ一ト3)の内、一枚にアールを施すことが望ましく
、100℃の環境下において木型、抜き型を使用し、2
時間程度の時間で曲率を施すことが最適である9この場
合には、最も光学特性の優れた曲率を有するポリカーボ
ネート部材を得ることができる。なぜならば通常の曲げ
加工をポリカーボネート板に施すと、光学特性が悪化す
るからである9従って80℃から120”Cの条件下で
100分から150分かけて曲げられたポリカーボネー
ト部材は,分子構造が崩れないので光学特性が劣化せず
,鏡面も失われないという卓越した効果がある9そして
、ハードコーティングしたポリカーボネート部材にも曲
げ加工を行うことができるという効果がある。
そして、曲げ加工が施された合成樹脂シ一ト3を、サン
グラス等のレンズ部に装着可能な形状にプレス力・ソト
を行う.更に、曲げ加工が施されていない合成樹脂シ一
ト3も同様の形状にプレス力・ソトする9次に、曲げ加
工が施された合成樹脂シ一ト3の凹面部に粘着剤を転写
して粘着層4を形成する。同様に曲げ加工の施されてい
ない合成樹脂シ一ト3にも粘着剤を転写又は塗布して粘
着層4を形成する9そして、粘着層4が形成され、曲げ
加工が施された合成樹脂シ一ト3の凹面部に、フィルム
液晶セル2を載置し、更に、曲げ加工が施されていない
合成樹脂シ一ト3を重ね合わせて接合する9この際,適
当な圧力を加えて接合させることが好ましい5以上の様
な接合方法は、粘着剤を転写方式で塗布することができ
るので、溶剤が揮発させることができ,気泡等の混入を
防止することができるという効果がある9 なお曲げ加工が施された合成樹脂シ一ト3は、プレス力
・ソト時及び接合時に押圧されるので、塑性変形する可
能性がある。そこで,曲げ加工時に曲率半径140市程
度のアールを付しておき、フレームに装着した時に矯正
させて曲率半径が200mmになる様にすることが望ま
しい,また曲げ加工を実施せず、インジエクション成形
によってオリカーボネート部材を形成することにより曲
率を付することもできる.インジェクション成形により
アールを施したポリカーボネート部材は,歪みが生じる
ことなく、光学特性を低下させることがないという効果
がある。以上の様に構成された本実施例は、極めて光字
特性がよく量産性に優れる調光レンズを提供することが
できる9 なお打ち抜き加工は、金型を製作して打ち抜いてもよい
が、コンピュータ制御の切削機械(例えば、ルータ等)
により、所望の形状に切削してもよい、この場合には、
加工面が平滑かつ正確に仕上げることができる9なお、
切断処理は、打ち抜き、切削加工等に限らず何れの切断
手段も採用することができる.また、粘着層4の形成作
業は、粘着層4に微少な塵等が混入しても光学特性を損
なうので,クリーンルームで作業を行う必要がある9そ
して、接着剤の重量管理を徹底的に行い、極めて平滑,
かつ均等な厚みの粘着層4を形成する,この粘着剤は、
何れの粘着剤を適用することもできるが、積水化字株式
会社製の粘着剤を採用することが望ましい, なお本実施例は、0 . 5 mmの厚みの合成樹脂シ
一ト3、3(ポリカーボネート部材)が採用されている
。これは軽量化を図るために肉厚を薄くする必要がある
が、0 . 5 am以丁になるとハードコーティング
処理が困難となり、歩どまりが悪くなってコスト高とな
るからである、更にインジェクション成形の場合には、
1.0an以下の厚さになると歩とまりが悪くなるとい
う問題があるからである。
以上の様に構成された本実施例は,合成樹脂シート3に
、ポリカーボネート板を採用しているので加熱成形性に
富み、耐擦傷性、耐衝撃性の高いので、加工が容易で高
強度の調光レンズ体を提供することができるという効果
がある、特にポリカーボネート樹脂は、合成樹脂中敢も
強い耐衝撃性を有する材料であり、アイゾ・・Iト試験
等でも好成績を修めている7 なお合成樹脂シ一ト3、3には多軸配向メタクノルシ一
トを採用することができるので、複屈折を生じることが
なく,光学特性の優れた調光レンズ体を提供することが
できる効果がある9即ち、多軸配向メタクリルシ一トは
、プレス延伸法で形成されるため、均一な多軸配向が実
現され、干渉縞等が生じることがない、そして、ガラス
よりも高い光線透過率を有するのでサングラス等のメガ
ネレンズに最適な基板である。そして、このメタクリル
シ一トからなる合成樹脂シ一ト3は、耐溶剤性に富んで
おり、酢酸エチルやトルエン、アセトン、キシレン、そ
の他の溶剤等に対しても間組が少ないので,粘着層4の
粘着剤と化字変化を心配することがないという卓越した
効果がある9そして、本実施例の合成樹脂シー1・3、
3は、光線透過率がよく、機械的強度も高く、紫外線に
対するカット特性も優れていることが望ましいこの様に
構成された本実施例は、比較的容易に接合作業が行われ
るうえ、合成樹脂シー1一3とフィルム液晶セル2とを
粘着して構成されているので、積層枚数が少なくなり、
光学特性を損なわず,コストも安いという卓越した効果
がある9なお、本実施例では、液晶材料にツイス1〜ネ
マティ・・7ク型液晶を採用したが、染料等を混合した
ゲストホスト液晶や、コレステリック液晶、スメティッ
ク液晶、強誘電液晶等を使用してもよい。なお、合成樹
脂シ一ト3は、ポリカーボネー1〜部材に限ることなく
、光学特性が優れ、耐衝撃性に富む合成樹脂材料であれ
ばよい5 なお、粘着層4は、粘着層に限らず、接着層でもよいこ
とは勿論である。以上の調光レンズ体は、ソーラ液晶サ
ングラスにi適である。
なお、本実施例では、液晶材料13にツイストネマティ
・・Iク型液晶を採用したが,染料等を混合したゲスト
ホスト液晶や、コレステリツク液晶、スメティック液晶
、強誘電液晶等を使用してもよい7また,この調光レン
ズ体は,サングラス、ゴーグル、ヘルメット等に使用で
きる、 「効果」 以上の様に構成された本発明は、一対の偏光板一体型ベ
ースフイルムと、この偏光板一体型フイルムに挟まれた
液晶素材とからなる液晶セル部と、この液晶セル部の両
面に接着又は粘着される合成樹脂シートとから構成され
ているので、比較的容易に接合作業が行われるという効
果がある。そして、合成樹脂シートとフイルム液晶セル
とを粘着又は接着した構成を有するので、積層枚数が少
なくなり、光学特性を損なわず、コストの安い調光レン
ズ体を提供することができるという卓越した効果がある
。また本発明は、一対の偏光板一体型ベースフィルムと
、この偏光板一体型フイルムに挟まれた液晶素材とから
なる液晶セル部と、この液晶セル部の両面に接着又は粘
着されるポリカーボネート部材とからなっており、この
ポリカーボネート部材の少なくとも1枚が曲率を有して
おり、この曲率を有するポリカーボネート部材は,80
゜C〜120℃の条件下で100分〜150分かけて曲
げ加工されて形成されているので、分子構造が崩れるこ
とがなく、光学特性の優れた調光レンズ体を提供するこ
とができるという効果がある。
また本発明は,この曲率を有するポリカーボネート部材
をインジエクション成形により形成されているので、歪
みが生じることなく、光学特性を低下させることがない
という効果がある。従って、極めて光学特性がよく,ゴ
ーストが生じない1産性に優れた調光レンズを提供する
ことができる。
更に本発明の調光レンズ体の製造方法は、偏光板一体型
ベースフィルムを有する液晶セル部と、対の合成樹脂シ
ートとを用意し、これらの合成樹脂シートの片面に、粘
着又は接着層を形成する第1工程と、前記液晶セル部を
挟んで前記一対の合成樹脂シートを接合させる第2工程
とからなるので,光学特性の優れた調光レンズ体を量産
することができるという効果がある7そして本発明の合
成樹脂シートには、多軸配向されたメタクリル樹脂シー
トを採用することもできるので、複屈折を生じることが
なく、光学特性の優れた調光レンズ体を提供することが
できる効果がある7即ち、多軸配向メタクリルシ一トは
,プレス延伸法で形成されるため、均一な多軸配向が実
現され、干渉縞等が生じることがない調光レンズ体を提
供することができるという効果がある。また本発明の調
光レンズ体に使用するポリカーボネート部材は、80℃
から120℃の榮件下で,100分から150分かけて
曲げ加工を行うので、分子構造が崩れることがない.従
って、光学特性が劣化することもなく、鏡面も失われな
いという卓越した効果がある9
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本実施
例の構成を説明する図である、2・・・フイルム液晶セ
ル 21・・偏光板一体型ベースフロ[・ム23・・液晶素
材 3・・・合成樹脂シート 4・・・粘着嗜 1・・・調光レンズ体本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の偏光板一体型ベースフィルムと、この偏光
    板一体型フィルムに挟まれた液晶素材とからなる液晶セ
    ル部と、この液晶セル部の両面に接着又は粘着される合
    成樹脂シートとからなることを特徴とする調光レンズ体
  2. (2)一対の偏光板一体型ベースフィルムと、この偏光
    板一体型フィルムに挟まれた液晶素材とからなる液晶セ
    ル部と、この液晶セル部の両面に接着又は粘着されるポ
    リカーボネート部材とからなっており、このポリカーボ
    ネート部材の少なくとも1枚が曲率を有しており、この
    曲率を有するポリカーボネート部材は、80℃〜120
    ℃の条件下で100分〜150分かけて曲げ加工されて
    形成されていることを特徴とする調光レンズ体。
  3. (3)一対の偏光板一体型ベースフィルムと、この偏光
    板一体型フィルムに挟まれた液晶素材とからなる液晶セ
    ル部と、この液晶セル部の両面に接着又は粘着されるポ
    リカーボネート部材とからなっており、このポリカーボ
    ネート部材の少なくとも1枚がインジェクション成形に
    より形成されていることを特徴とする調光レンズ体。
  4. (4)偏光板一体型ベースフィルムを有する液晶セル部
    と、一対の合成樹脂シートとを用意し、これらの合成樹
    脂シートの片面に、粘着又は接着層を形成する第1工程
    と、前記液晶セル部を挟んで前記一対の合成樹脂シート
    を接合させる第2工程とからなることを特徴とする調光
    レンズ体の製造方法。
  5. (5)合成樹脂シートが、多軸配向されたメタクリル樹
    脂シートである請求項1記載の調光レンズ体。
  6. (6)液晶セル部の両面に接着又は粘着するためのポリ
    カーボネート部材の製造方法であつて、該ポリカーボネ
    ート部材を80℃から120℃の条件下で、100分か
    ら150分かけて曲げ加工を行うことにより、前記ポリ
    カーボネート部材に曲率を施すことを特徴とする調光レ
    ンズ体に使用するポリカーボネート部材の製造方法。
JP1216089A 1988-03-11 1989-01-20 調光レンズ体とその製造方法及び調光レンズ体に使用するポリカーボネート部材の製造方法 Pending JPH02132417A (ja)

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JP63-57498 1988-03-11
JP5749888 1988-03-11
JP63-149730 1988-06-17
JP63-184000 1988-07-23

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