JPH02132267A - 合成樹脂製床材 - Google Patents

合成樹脂製床材

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JPH02132267A
JPH02132267A JP28512988A JP28512988A JPH02132267A JP H02132267 A JPH02132267 A JP H02132267A JP 28512988 A JP28512988 A JP 28512988A JP 28512988 A JP28512988 A JP 28512988A JP H02132267 A JPH02132267 A JP H02132267A
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Naoyuki Suzuki
尚之 鈴木
Katsumi Kimura
木村 勝美
Eiichi Tajima
田島 栄一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はあたかもセラミックであるかの如き外観及び質
感を有し、しかも耐熱性を有する合成樹脂製床材に関す
る。
〔従来技術とその課題〕
従来から合成樹脂製基材層と印刷層とより構成された合
成樹脂製の床材は、タイルや長尺物として広く使用され
ている。しかしながら、印刷ではどうしてもセラミック
の有する外観や質感を現出するのに限度があり、素材感
、意匠性ともにセラミック調床材として満足できるもの
はいまだに提供されていない。またPvCに代表される
これら合成樹脂製床材はどうしても耐熱性が悪く、タバ
コ等を床上に落すと、すぐにその個所が修複不能の焼あ
とや傷をのこすのが常であった。
このため、このような欠点を改良するためにいろいろな
表面層の形成が検討されてきたが、床材としての意匠効
果を失うことなく、耐シガレット性を改善することは極
めて困難であり、業界における長年の課題であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、合成樹脂製床材のエンボスされた凹み
部およびその周辺部が印刷によることなく凸部とは色調
を異にし、あたかも谷染めエンボスを施こしたような、
また、あたかもレンガ等の目的に相当するような質感を
有し、また陶器に釉薬をかけたような独特の意匠効果を
もち、かつ表面層全体がすぐれた耐シガレット性を発揮
する合成樹脂床材を堤供する点にある。
〔構  成〕
本発明は,合成樹脂製基材層と表面層とからなる合成樹
脂製床材において、前記表面層は(a)合成樹脂と無機
粒子とから形成されており,合成樹脂と無機粒子はそれ
ぞれ色調を異にしており、(b)凹部と凸部を有し、凸
部は表面が無機粒子で、下部が合成樹脂で構成されてお
り、凹部は無機粒子が,合成樹脂中に埋没していること
を特徴とする合成樹脂製床材に関する。
前記凹凸の程度は、凸部がいわゆるタイルに凹部が目地
部に,相当するような程度が好ましい。凹部は通常1〜
8何程度あるいはそれ以上の巾をもち、深さは0.2〜
1ffII1程度である。
本発明における無機粒子は、陶磁器粒子のほか天然石材
粒子、ガラス粒子、金属粒子などを包含する。
本発明に用いる無機粒子は、50〜2000μ、好まし
くは100〜1500μ、とくに好ましくは200〜1
000μのものが好ましい。粒子の大きさが大きすぎる
と、床材を施工の都合でカッターにより切断するとき,
平滑に切断することができず加工性不都合が生ずる。又
、粒子の大きさが小さすぎると耐熱性を保つことがむづ
かしくなる。
無機粒子は、そのままでも又着色して使用することもで
きるが通常、合成樹脂の方を着色して無機粒子とその色
調が異るように調整する。
無機粒子は、通常できるだけ小量の着色した樹脂を用い
て表面層を構成するのが好ましいが、その代表的な表面
層の形成方法としては、(1)合成樹脂層を所望の厚さ
に塗布し、乾燥しない間に無機粒子をふりかけ、余分の
無機粒子を軽い振動を与えるなどして除去する方法(2
)前記(1)の表面にさらに薄く樹脂層を形成する方法 (3)表面層を形成する合成樹脂層を色相の異なる合成
樹脂の複数の層をもって形成し以下(1)と同様にして
無機粒子の層を形成し、さらに必要に応じてその表面に
樹脂層を形成するなどして、表面層を形成し、ついで、
この表面をエンボスするなどして凹凸を形成する。ここ
で使用する合成樹脂は、凹凸付与の時に流動し、凹部に
相当する個所の合成樹脂が一部無機粒子の上部にしみ出
し、反面無機粒子はその合成樹脂中に埋没できるような
性質のものであればどんなものでもよく、通常各種の熱
可塑性樹脂が使用でき、とくに耐熱性をのぞむ場合には
軽度の架橋した熱可塑性樹脂を使用する。
具体例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、エ
チレンー酢酸ビニル共重合体などをあげることができる
。これらの合成樹脂には通常使用されている添加剤が使
用できることは勿論である。
前記無機粒子上に上掛け的に使用する樹脂層は透明であ
れば着色されていてもよく,又,樹脂の材質にはとくに
制限はなく、前記合成樹脂と同一のものを使用すること
ができるが、とくに耐熱性が要求される場合には,耐熱
性樹脂を選択するとよい。使用に便利な耐熱性樹脂とし
ては、光硬化型樹脂(とくに紫外線硬化型樹脂)熱硬化
性樹脂(とくに熱硬化型ウレタン樹脂)などを使用する
のが好ましい。
光硬化型樹脂としては、例えば昭和58年12月10日
(株)総合技術出版発行「プラスチックの塗装・印刷便
覧」第7l頁〜第80頁に記載されているような各種の
樹脂を使用することができる。
又,特開昭51−10628号公報,特開昭54−1.
39223号などに使用されている紫外線硬化型樹脂を
使用することができる。
つぎに,光硬化型樹脂の具体例を列記すると、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、■,4一ブタンジアクリレート
、ネオペンチルグリコールジアクリレート,アクリルー
ウレタン系組成物などがあるが、長尺物の場合にはアク
リルーウレタン系組成物が好ましい。
本発明床材の代表的構造の1例を図面を参照して説明す
る。
PvCよりなるパッキング層1の上面にPvCペースト
ゾルを含浸硬化させたガラス不織布層2を積層し、つい
で、無機粒子と色調を異にする合成樹脂層3を所望の厚
みに塗布し,その上に無機粒子4を散布して表面層5を
形成し,床材とする。無機粒子4は一層に並べる程度で
もよいし、複数の粒子が積み重なるようにしてもよく、
図面に限定されるものではない。6は凹部であり、7は
凸部である。
このような床材を製造する方法の1例を示すと、30〜
50g/rrrのガラス繊維不織布にPVCペーストゾ
ルを厚く塗布してパッキング層1とガラス繊維不織布層
2を形成する。塗布厚を薄くする場合は別途PvCシ一
トよりなるパッキング層1を積層してもよい。
ついで、必要に応じてガラス繊維不織布上にPvCペー
ストゾルを再度塗布乾燥した後、染料および/又は顔料
で着色した合成樹脂たとえばPVCペーストゾルを10
0〜1000μ厚に塗布し、この上に無機粒子を全面散
布し、平らに充填し、軽く圧着後、加熱してセラミック
粒子を固着させ、必要に応じてこの上に前記紫外線硬化
型塗料を薄く上がけし,紫外線硬化を行う.使用する染
料又は顔料は床材の着色に通常使用されているものなら
いずれも使用することができる.例をあげると、二酸化
チタン、酸化鉄、カーボンブラック、カドミュウムイエ
ロー、ベンガラ、などがある。
このようにして形成した積層体を前記固着層が所望の流
動状を呈する温度に加熱し、型押してエンボス凹部を形
成する。このとき凹部の無機粒子は樹脂層内に埋入し樹
脂の一部が表面ににじみ出し、通常の谷染エンボスを施
こすことなく、エンボス凹部及び場合によってはその近
接部が、その他の部分と異なる色調となり、あたかも谷
染エンボスが施されたと同様の効果を有し、しかもセラ
ミックタイルの如き質感ならびに意匠効果が得られる。
かかる状態の拡大図を第2図に示す。同図において6は
エンボス凹部、7は凸部,8は硬化型塗料である。
上掛け塗料は必須ではないが、塗布したほうがセラミッ
ク調の質感が強くなり好ましい。この塗料はエンボス凹
部の形成前でも後でもさしつかえない。
また,前述の積層体にエンボス凹部を形成する方法とし
ては前述のような方法に限られず、例えば基村上に樹脂
としてペーストゾルを使用した場合は、ペーストゾル上
に無機粒子を散布し直に型押してエンボス四部を形成し
た後、該ペーストゾルを加熱固化せしめる方法によって
もよい。
本発明の基材層の製造に用いられる樹脂としては、ポリ
塩化ビニル及びその共重合体、ポリオレフィン系樹脂等
が、又それに配合する可塑剤と゛7てはDOP,BBP
等が、さらに充填剤としては炭酸カルシウム,シリカ、
マイ力等がそれぞれ例示できる。又繊維製補強材として
はガラス繊維をはじめとする各種無機繊維からなる織布
、不織布、有機繊維からなる織布ないし不織布などがあ
げられる。しかしながら、これらはいずれも単なる例示
であり、これに限定されるものではない。
〔実施例〕
ガラス繊維不織布(目付量50g/m”)の裏面にパッ
キング用のPvCペーストゾルを乾燥後の厚さが1.0
+II#nとなるように塗布し加熱固化して基材とし、
この基材のガラス不織布面上に無機粒子固着用のPvC
ペーストゾルを厚さ0.5m/rn塗布し、その上にセ
ラミックの粒体(平均粒径0.3m/m)を全面に散布
(散布量800g/m2)シ、軽く押しならした後18
0℃に加熱して固着用ペーストをゲル化せしめるととも
にセラミックスを固着層に固着した。次いで表面層を1
80℃に加熱押圧してエンボス凹部を形成し、同時にペ
ーストを完全ゲル化せしめ、さらに表面全面に紫外線硬
化型塗料をうずく塗布(0.2kg/m”) シて紮外
線を照射して該塗料を硬化せしめて本発明の床材を得た
〔効  果〕
本発明は、前述のような構造をもつことによリ,谷染め
エンボスを施すことなく、谷染めエンボスに似た様相を
呈し、その上、凹部および場合により、その近接部が無
機粒子の埋没により樹脂層の色調が強く出るため、凸部
とは異なる色調となり、丁度焼物に釉薬をかけたような
独特の意匠効果をあげることができる。
又、樹脂層が色調のちがう複数の樹脂層たとえば第2図
の3,3′の二層よりなる樹脂層を使用した場合には、
エンボス加工時に無機粒子が樹脂層にくいこむため、凹
部とその近辺の3,3′の樹脂が混合し,一部は無機粒
子の上部にしみ出すため、この個所のみは3,3′の色
が混合した色調が強く表面に浮出して見え、凸耶は無機
粒子のすき間から上面の3の樹脂層の色調がかい間見え
るという複雑で独自の意匠効果を発揮する。
又、本発明は、表面部に無機粒子の密な層が存在するた
め、表面の耐熱性がいちじるしく向上し,表面にタバコ
を落しても軟化や穴あき現象がおきに<<,タバコのも
み消し程度では全く影響をうけることがない. さらに、無機粒子の上掛け塗料として、耐熱性樹脂を使
用する場合には,耐熱性のみでなく、従来のpvc系床
材に較べて、耐汚れ性、耐薬品性を示し,さらに凹部お
よび/又はその近辺の光沢が増大する。
その上、本発明の床材は表面にエンボス加工による凹凸
のほか,無機粒子に基因する微細な凹凸をもつため、す
べり防止の効果を併せて発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図第2図は、本発明床材の1例を示す断面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、合成樹脂製基材層と表面層とからなる合成樹脂製床
    材において、前記表面層は(a)合成樹脂と無機粒子と
    から形成されており、合成樹脂と無機粒子はそれぞれ色
    調を異にしており、(b)凹部と凸部を有し、凸部は表
    面が無機粒子で、下部が合成樹脂で構成されており、凹
    部は無機粒子が、合成樹脂中に埋没していることを特徴
    とする合成樹脂製床材。
JP63285129A 1988-11-11 1988-11-11 合成樹脂製床材 Expired - Fee Related JPH0672485B2 (ja)

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