JPH02132026A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02132026A
JPH02132026A JP63264671A JP26467188A JPH02132026A JP H02132026 A JPH02132026 A JP H02132026A JP 63264671 A JP63264671 A JP 63264671A JP 26467188 A JP26467188 A JP 26467188A JP H02132026 A JPH02132026 A JP H02132026A
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JP
Japan
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paper
paper feed
transfer paper
unit
feed unit
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Pending
Application number
JP63264671A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Murai
達也 村井
Masumi Ikesue
真澄 池末
Mitsutoyo Kikuno
菊野 充豊
Masayuki Shinada
品田 政幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/424,770 priority patent/US5060926A/en
Publication of JPH02132026A publication Critical patent/JPH02132026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/06Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
    • B65H5/062Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers between rollers or balls

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像形成装置に関し、さらに詳しくは、電子写
真複写機等の画像形成装置に装備される給紙装置の構造
に関する。
(従来の技術) 周知のように、電子写真複写機等の画像形成装置にあっ
ては、感光体上に形成された可視画像を普通紙等の転写
紙に転写することで複写物を得る場合がある。
このため、感光体上の可視画像を転写する前の段階とし
て、感光体上の画像位置に合致させるようにして転写紙
を給送することが必要であり、このための装置が上述し
た複写機には装備されることがある。
そして、この給紙装置の構造としては、例えば,転写紙
を載置するテーブルが昇降可能に設けられていて、この
テーブル上における最上位の転写紙に対応する位置に繰
り出しローラを配置したものがある。この給紙装置にお
いては、転写紙の幅方向に相当するテーブルの少なくと
も一側縁に、その幅方向に移動可能なガイド部材が設け
てあり、テーブル上に載置された転写紙の側縁を規制す
ることにより、転写紙の斜行を防ぎながら繰り出せるよ
うにしてある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述したガイド部材を備えた給紙装置におい
ては、転写紙の搬送基準、換言すれば、テーブル上への
載置方法の基準として、中央基準と片側基準とが採用さ
れている。
すなわち、上述した中央基準は,転写紙の幅方向中央位
置をテーブルにおける幅方向中央に合わせる方式であり
、また、片側基準は、転写紙のサイズに関係なくテーブ
ル上での幅方向一端に合わせる方式である. 上述した搬送基準において、中央基準はコロで構成され
た繰り出しローラーと転写紙との対応関係が幅方向にお
いて均一に設定され、搬送機構でのローラーの偏摩耗や
、給送力が幅方向においてばらつくような事態が起こり
にくく、これにより搬送性においては優れている反面、
この転写紙の載置基準にあわせた原稿セットが必要とな
ることによって、原稿セットが面倒であったり、あるい
は、複写機内で紙づまり、所謂、ジャムが生じた場合に
,人手を入り込ませる量が異なることによるジャム紙の
除去容易性が得にくく、複写のための操作上に不便があ
る。
また、これに対して、片側基準は,中央基準とは逆に、
転写紙のサイズに関係なく、転写紙を定位置に合わせる
ことが可能であるので、原稿セット性に優れ、またジャ
ム除去容易性が得られやすい反面、常に繰り出しローラ
ーが転写紙の片側と対応することになるので、ローラー
上での偏摩耗等が起こりやすく、これによって,搬送性
が悪くなる不便がある。
そこで,本発明は、上述した給紙装置における問題に鑑
み、簡単な処理により,操作性を良好にし,かつ搬送性
をも良好にすることのできる給紙装置を備えた画像形成
装置を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、給紙カセット内に
収容されている転写紙を一枚づつ分離した状態で画像転
写部に向け繰り出す挾持搬送可能な一対の給紙コロを有
する給紙ユニットを備えた画像形成装置において、上記
給紙ユニットを上記転写紙の繰り出し方向と直角な方向
に摺動可能に支持するガイド部材と、上記給紙ユニット
を、と記ガイド部材上で摺動させる院動手段と、上記給
紙カセット内に収容された転写紙のサイズを検出するた
めに給紙カセット内において、転写紙の繰り出し方向と
直角な方向に相当する転写紙の輻方向に設けられている
複数の転写紙サイズ検出手段と、上記給紙ユニットの移
動軌跡内に配置され、上記給紙カセット内の転写紙サイ
ズから得られる所定位置に配置されている複数の給紙ユ
ニットの移動位置検出手段と、上記給紙ユニット移動位
置検出手段が入力側に接続され、上記給紙ユニットの暉
動手段を出力側に接続されている制御手段とを備え、上
記制御手段は,上記転写紙サイズ検出手段の検出結果に
応じて上記転写紙の幅方向中央位置を割り出し、この中
央位置に向け上記給紙ユニットを移動させる指令を上記
鄭動手段に出力することを提案するものである。
(作 用) 本発明によれば、転写紙サイズ検出手段により検出され
た転写紙のサイズに応じて給紙ユニットにおける給紙コ
ロの位置が、転写紙の幅方向中央位置に該当するように
上記給紙ユニットが自動的に移動設定される。
(実 施 例) 以下、第1図乃至第26図において、本発明実施例の詳
細を説明する。
第1図乃至第10図は本発明実施例による画像形成装置
およびこの装置に適用される給紙装置についての説明で
あり、そして、第11図以降は、給紙装置における制御
部についての説明であることを前以て述べておく。
すなわち、画像形成装置1は、第1図に示した装置本体
内において図示矢印方向に回転可能な感光体IAを備え
,この感光体IAの回転方向に沿って、複写行程を実行
する帯電装置IB、露光装置1c,現像装置ID、転写
・分離装置IFおよびクリーニング装置IFがそれぞれ
配置されている。また、感光体IAの回転方向における
上記転写部の前方には給紙路IGが臨んでおり、後述す
る給紙装置2から転写紙が給送される。さらに、この転
写・分離装IIEの後方には、転写を終えて感光体IA
上から分離された転写紙上の画像を定着する定着装置I
Hが配置してある. 上述した露光装置ICは、例えば、周知構造から成る往
復動可能な露光走査系を備えたものであり、原稿載置台
ICI上の原稿を露光走査して原稿像に応じた静電潜像
を感光体IA上に形成する。
一方、上述した給紙装置2は、その詳細が第2図以降に
示されている。
すなわち、第2図は、第1図における給紙装置2を拡大
した側面視の模型図であり、この給紙装置2には、例え
ば、2種類の転写紙をそれぞれ収容できる給紙カセット
2人、2Bが配置されている。
上述した給紙カセット2A、2Bには、第3図において
説明する機構により昇降可能に配置された転写紙載置用
のトレイ(以下、テーブルと称する)2A1、2旧が設
けてある。なお、第3図以降においては、給紙カセット
2A、2Bのうち、一方のカセット2Aについて説明す
るが、他方の給紙カセット2Bも同様な構造となってい
る。
このテーブル2A1は、給紙装置2の本体側壁に設けら
れている複数のプーり2A2に棒状に掛け回されたワイ
ヤ2A3の一部に固定されている一対の昇降ガイド軸2
A4、2A5(第3図参照)に載置されており、上述し
たプーり2A2の一つが回転暉動されることによって、
その回転方向に順じて昇降できるようにされている。
一方、このテーブル2A1を内部に収容している給紙カ
セット2Aは、テーブル2A1に載置される転写紙の幅
方向両側に側壁を有し、その側壁間には,上述した転写
紙の幅方向に平行する一対のガイド軸2A6が設けてあ
り、このガイド軸2A6には、その軸方向一方側に、ガ
イド部材3が位置している.上述したガイド部材3は、
第3図および第4図に示すように,ガイド軸2A6に跨
った状態を呈し、そのガイド軸2A6上を軸方向に摺動
できるようになっており,テーブル2A1上に載置され
る転写紙の幅方向一方縁に当接して側縁を規制できるよ
うになっている。また、このガイド部材3の底面には,
第4図示のように、折り曲げ片からなるフィーラ3aが
設けてあり、このフィーラ3aの移動軌跡内に相当する
給紙カセット2Aの位置には、ガイド部材3の移動位置
を検出するサイズ検知センサ4、5、6がそれぞれ配置
され、このサイズ検知センサとフィーラ38との対応関
係によって,テーブル2A1上に載置された転写紙の幅
、所謂、サイズを検出できるようにしてある。
上述した給紙カセット2A内には、転写紙のサイズを検
出することの他に、後述する給紙ユニツ1・lOに設け
られていて、テーブル2A1上の転写紙を繰り出すため
の呼び出しコロに転写紙を当接させる時期を設定するた
めの上限センサ7(第5図、第6図参照),テーブル2
Alへの新たな転写紙を載置する場合のテーブル2A1
の下降位置を検出するためにガイド軸の一方2A5側の
遮蔽片(図示されず)と対応可能な下限センサ8、テー
ブル2A1上の転写紙により押圧されることで紙の存在
を検知するペーパーエンドセンサ2A11、繰り出され
た転写紙の給送時間を設定するための給紙センサ9が配
置されている。
なお、上述した各センサのうち、上限センサ7および給
紙センサ9については、給紙ユニット10の説明にあわ
せて説明する。
すなわち、上述した給紙ユニット10は、第2図および
その外観の一部を示す第5図並びに転写紙繰り出しのた
めの駆動機構を示す第6図において,ユニット内におけ
る転写紙繰り出し側に位置されている。そして、このユ
ニット10には、その本体側壁に軸方向両端を支持され
て回転可能とされている上下一対の支軸10A. IO
Bが設けてあり、この支軸のうちの上方支軸10Aには
,給紙コロ10A1および呼び出しコロ10A2が配置
され、また下方支軸Ionには、上方支軸10A側の給
紙コロ10AIに当接する分離コロ10旧が取付けてあ
る。
上述した給紙コロ10A1および分離コロ10旧は、互
いに逆回転するようになっており、具体的には、第6図
示のように,給紙コロIOAIが転写紙の繰り出しを可
能にする向きに回転し、また、分離コロ10BIは転写
紙をテーブル2A1に引き戻す向きの回転が設定されて
いる。そして、それら各コロ間での摩擦係数は、[給紙
コロIOAI>分離コロIOBI>転写紙」の関係に設
定され,転写紙が重合状態で繰り出された場合に,回転
方向および摩擦係数の違いにより,給紙コロ10A1に
よる一枚給紙を実現するようになっている。
一方、上方支軸10A側に配置されている呼び出しコロ
10A2は、第6図示のように、支軸10Aに対して揺
動可能に支持されたブラケット状のホルダ−10A3の
自由端に取付けられており,支軸10Aに一体とされた
歯車を含む伝達機構によって給紙コロ10A1の回転方
向に關動される。そして、ホルダ− 10A3の自由端
は、給紙ユニット10の天板との間に介入してある圧縮
バネl1の付勢により呼び出しコロ10A2を転写紙の
上面に向け揺動させるようになっている。また、このホ
ノレダ−10A3における自由端には、その側面に第5
図示のように、折曲片から成るフィーラーで構成された
遮蔽板10A4が取付けてあり,この遮蔽板10A4は
、これに対応して配置された給紙ユニット10側の上限
センサ7を作動制御させるようになっている。すなわち
、ホルダー10A3が転写紙の減少によって下降してい
く段階において、あるいはテーブル2A1(第2図参照
)の上昇段階において、テーブル2A1が所定位置、つ
まり,呼び出しコロ10A2と当接する位置にまで達し
た段階、あるいはテーブル2AI上に転写紙が無くなっ
て11ができなくなる位置にまで達した段階でそれら所
定位置での状態を補正する信号を出力すべく作動させる
一方、下方支軸10Bには、分離コロ10B1を下方支
軸10Bに取付けるために設けてあるプッシュIOB2
の下方に当接する揺動町能な加圧アーム13が配置され
ており、この加圧アーム12は、基端が固定されている
軸12aに取付けてある付勢アーム12bに装備された
引張りバネ12cにより自由端をプッシュ1082の下
方より押し上げて分離コロIOBIを給紙コロIOAI
側に向け揺動させる習性を与えている。
そして、上述した給紙コロ10A1に対する駆動は、後
述する給紙モータにより、上方支軸10Aの軸方向一端
に取付けられたプーリー13を介して行われ、また、分
離コロ10旧に対する鄭動は、下方支軸10Bの軸方向
一端に取付けられている一方向クラッチ14を介して図
示しない駆動モータによって行われる。この下方支軸1
0B側に設けてある一方向クラッチ14は、給紙コロ1
0A1が転写紙の給送方向に回転する場合に連れ回るの
を防いで分離を確実に行えるようにするために設けてあ
る。従って、給紙コロ10A1における転写紙の非給送
時には、給紙コロIOAIと接触位置において同方向に
回転できる。
また、上述した給紙コロ10A1の回転により得られる
転写紙の給送方向後方には、第5図に示すように、給紙
カセット2人から繰り出された転写紙の通過を検出する
ための給紙センサ9が基板上に取付けて設けてある。こ
の給紙センサ9は、転写紙の繰り出しを検出することで
、一旦、転写紙の繰り出しを停止させる時機を設定する
ものであり,このような転写紙を一旦停止させて再度、
繰り出しを行うようにして,転写紙の繰り出し後端の搬
送遅れを矯正できるようにしてある。
一方、この給紙ユニット10は、給紙力セツ1〜2A、
2B内において転写紙の幅方向に移動できる構造を備え
ており、その詳細が第7図乃至第10図に示してある。
すなわち,第7図乃至第9図には、給紙ユニットIOに
おける給紙コロ10A1および分離コロ1081に対す
る支持構造の概略が示されており、第7図はその一例を
示す斜視図である。
第7図において、給紙ユニット10は、図示矢印で示す
転写紙の搬送方向後方から見て横向きの馬蹄形状を成す
支持ブラケットl5を有し、この支持ブラケット15に
おける開放端側の正面に、対向した状態で給紙コロIO
AIおよび分離コロIOBIが設けてある。
すなわち、支持ブラケットl5は、転写紙の幅方向両端
に位置する給紙カセット2A、2Bの側壁(図示されず
)に軸方向両端を支持された一対の支軸16、l7に対
し,軸受部15a、15bを嵌合させることで摺動可能
に設けてあり、給紙ユニツ1・10を転写紙の幅方向に
摺動案内するようになっている。
そして,この支持ブラケット15の摺動は、上記支軸の
一方l6に形成されたネジ16aを軸受部の一つ15a
1に対応させ、この支軸l6に固定されている歯車16
bに対する駆動モータ18の回転能動により支軸16を
回転させて、その軸上のネジ16aを介して行わせるよ
うになっている. また、この支持ブラケット15における分離コロ10B
1の支持ブラケットには、分離コロIOBIの位置から
転写紙の搬送方向後方に向け張り出した鍔状の遮蔽板1
5cが形成してあり、この遮蔽板15cの移動軌跡内に
は、給紙カセット2A, 2B側に位置する紙幅センサ
l9、20,21が対応している.この紙幅センサ19
、20、21は、暉動モータ18に電気的連結された給
紙ユニット10の移動位置検出手段であり、前述した給
紙カセット2A、2B内に設けてある転写紙サイズセン
サ4、5、6(第4図参照)によって検出された転写紙
の幅に応じて給紙コロ10^1および分離コロ10B1
の位置を転写紙の幅方向中央位置に設定するためのもの
である。
従って、給紙カセット2A、2B内においてガイト部材
3の移動位置によって転写紙の幅サイズが検出されると
、この幅サイズに応じて紙幅センサは、支持ブラケット
15における遮蔽片15cを検出した時点で駆動モータ
l8への停止指令を出して転写紙の中央位置に給紙ユニ
ット10内の給紙コロIOAIおよび分離コロ10B1
が位百させる。
第7図に示した構造によれば、転写紙の給送開始指令が
行われると、給紙ユニット10においては、駆動モータ
l8が関動されて支持ブラケット15が転写紙の幅方向
に移動を開始し、給紙カセット2A.2B側でのサイズ
センサ4、5、6による転写紙の幅サイズ検知に応じた
紙幅センサ19、20、21のいずれかに対応するまで
移動し、対応した時点で味動を停止されて待機し,給紙
コロ10A1および分離コロ10B1の位置を、第lO
図において各転写紙(本実施例では、A3,84,A4
サイズを用いる)の幅方向中央位置を示す符号I、1,
L2,L3の位置に設定される.なお、第lO図(B)
は、最小サイズの転写紙に対する給紙コロ10A1の位
置を示している。また、上述した給紙コロIOAIに対
する即動構造において、第7図に示した符号l3は、第
6図に示したプーリーに相当しており、このプーリー1
3への恥動は、例えば、コグベルト(図示されず)を介
し、第7図に示す給紙暉動モータ22によって行われる
また、第8図は,上述した給紙ユニットを転写紙の幅方
向に移動させるための構造の変形例を示す第7図相当の
斜視図である。なお、第8図において第7図に示したも
のと同じ構造部品については同符号により示してある。
第8図に示す構造においては,第7図において説明した
支持ブラケットの晩動部を,給紙カセット同士で共用さ
せてそれら給紙カセット間での独立した支持ブラケット
の移動制御を行えるようにするとともに、給紙コロの回
転即動を支持ブラケットの移動鮭動と別に行わせるよう
にした点を特徴としている. すなわち,第8図には、第2図に示した2段から成る給
紙カセットにおける一方の給紙ユニットの移動駆動機構
が示してあり、この移動吐動機構は、翻動部23と連動
部24および従動部25とで構成されている. 上述した暉動部23は、コグベルトプーリ−23AIを
出力軸上に固定されて正逆回転可能な駆動モータ23A
と、各給紙カセット2A、2Bにおける上方支軸16(
第7図参照)および26に固定されている歯車16Aお
よび26Aに噛み合う歯車を有し、この歯車と同軸上に
支持されたコグベルトプーリーを有するクラッチ23B
】、23B2と、上記各コグベルトプーリーに掛けられ
たコグベルト23Cとで構成され、クラッチ23B1、
23B2の断接操作により、給紙カセットのいずれかの
段の給紙カセットにおける上方支軸16の回転駆動を行
うようになっている。
また、上述した連動部24は、第7図における支軸16
に形成されたネジ16aに代えて一体的に取付けられた
スプラインギャ24Aと,このスプラインギャ24Aに
噛み合う歯車24Bを軸方向一端に固定され、軸方向他
端は給紙コロIOAIの支持部を成す肉部に貫通支持さ
れた上で、他端末端にウオーム24Cを固定された回転
可能な副軸24Dで構成されており、スプラインギャ2
4Aの回転に連動して副軸24D上の歯車24Bを回転
させ、これによりウォーム24Cを回転させる。上述し
たスプラインギャ24Aは、これが回転した際に給紙コ
ロ10A1の支持部が軸方向に移動しても連動関係を維
持するためのものである。
そして,上述した従動部25は、支持ブラケット15に
固定された支持片25aに植設された軸25b上で同軸
的に支持されているウォームギャ25Aおよびコグベル
トプーリ−25Bと、このコグベルトプーリ−24Bと
対を成し、コグベルト25Cにより従動関係にあるコグ
ベルトプーリ−25Dと同軸上に取付けられているピニ
オン25Eおよびこのビニオン25Eと噛み合い、給紙
カセット側の不動部において転写紙の幅方向に延出させ
て固定されているラック25Fとで構成されている。
上述したウォームギャ25Aは、連動部24でのウォー
ム24Bに噛み合っており、このウォーム24Bの回転
がウォームギャ25Aおよびコグベルト25Cを介して
コグベルトプーリ−25B、25Dに伝達され、方のコ
グベルトプーリ−250と同軸上のピニオン25Eを、
不動部側であるラック25Fに対して回転させることに
より、支持ブラケット15を転写紙の幅方向に移動させ
るようになっている。
一方、給紙コロ10A1に対する回転駆動は、第7図に
示した実施例と同様に給紙コロIOA1の支持部に配置
された給紙モータ22によって行われるようになってい
る. 第8図に示した移動機構は以上のような構造であるから
、駆動部23での廓動モータ23Aからの回転が、クラ
ッチ2381、231112の断接設定により、選択さ
れたサイズの転写紙を収容している給紙カセットにおけ
る一方の支軸に伝えられる。例えば、第8図において、
第2図における上段の給紙カセット2Aに即動モータ2
3Aからの回転が伝えられた場合には、支軸l6のスプ
ラインギャ24Aが回転し,これに噛み合う歯車24B
を介して、副軸24D上のウォーム24が回転する。従
って、このウォーム24Gに噛み合うウォームギャ25
Aを介し、ピニオン25Eへ回転が伝えられ,この結果
、支持ブラケットl5は、その遮蔽板15cが紙幅セン
サ19、20、21のうち、選択された転写紙サイズの
中央位置を検出する紙幅センサに対応するまで,転写紙
の幅方向に移動し、対応した時点で紙幅センサによる暉
動モータへの停止指令が出されるのを介してその位置に
停止する。
また、第9図は、給紙ユニットにおける暉動機構の別変
形例を示す第8図相当の斜視図であり、第9図に示す移
動機構にあっては、支持ブラケットの移動駆動と給紙コ
ロの回転駆動とを単一の駆動源で行うようにしてある. すなわち、第9図において、支持ブラケット15におけ
る給紙コロIOAIの支持部には、第8図に示した連動
部24におけるスプラインギャ24Aと噛み合う歯車2
4Bを軸方向一端に有する副軸24Dの基端が回転可能
に支持されており、この副軸240の基端側には、歯車
24D1およびプーリー24D2が一体化されている.
なお、第9図に示した構造における支軸16の回転駆動
は,第7図に示した場合と同様に、歯車16bと駆動モ
ータ18との組み合わせにより行われるものとする。
一方,上述した副軸4Dに平行して補助軸27が上記支
持部に貫通支持されており、この補助軸27における一
端、つまり上述したスプラインギャ24A側の端部には
、副軸24Dの歯車24D1と噛み合う歯車27Aがク
ラッチ27Bと一体化され、また、上記支持部をはさん
で歯車27Aと対向する端部には、第8図において述べ
たものと同様なウォーム27Cが固定されており、この
ウオーム27Cには、第8図に示した従動部25におけ
るウオームギャ25Bが噛み合い、第8図の場合と同様
に従動部25を構成している。
第9図に示した移動機構は以上のような構造であるから
、駆動モータ18の回転を常時スプラインギャ24Aに
伝達するようにし、このスプラインギャ24Aに噛み合
う歯車24Bおよび、この歯車24Bと同軸上に支持さ
れている歯車24Dを介して給紙コロ10A1への回転
駆動を行わすと共に、歯車24D1に噛み合う補助軸2
7上の歯車27Aを、クラッチ27Bの断接操作によっ
て回転制御することで,補助軸27上のウォーム27C
への回転伝達を制御し、これによって、支持ブラケット
15の移動制御を行う。
一方、上述した給紙ユニットの移動のための制御部は、
第11図に示すブロック図にその詳細が示されている. すなわち、制御部30は、給紙制御に関する全体システ
ムを制御する主制御基板31を備えており,この主制御
基板31には、図示しないバッテリーによりバックアッ
プされて制御用データーを記憶するRAM32、制御用
のプログラムを記憶しているROM33、複数のタイマ
ー、およびカウンターを有する計時装置,所謂タイマー
34、外部との入出力インターフェース35a、35b
、35C,出力ドライバーアレイ36、入カバッファー
アレイ37、および、これら各素子を制御するマイクロ
コンピュータ(以下、CPUという)38が設けてあり
,各素子は,バスライン31Aにより接続されている。
なお、第11図において、符号39は、第12図示のよ
うに、電源スイッチ39aを有していて、給紙条件や複
写条件を設定するための操作パネルを示しており、この
操作パネル39は入出力インターフェースのうちの一つ
35aを介してCP038に接続されている。
上述した入出力インターフェースのうちの他のものの一
方35bには、給紙装置2におけるテーブル2Al、2
B1の昇降動作を行なう給紙部40および、給紙ユニッ
ト10の移動を行なう給紙部41とが接続されている. 上述した給紙部40、41の詳細は第13図に示されて
いる.なお、第13図において(A)は、第7図および
第8図における給紙ユニット10の給紙コロ10A1に
対する翻動を給紙モータ22によって行なう場合を示し
ており、また,(B)は、第9図における給紙ユニット
10の移動に対する駆動をクラッチ27Bによって行な
う場合を示している。
すなわち,第13図(A)において、符号40Aで示す
モータは、昇降用給紙部40に用いられるACリバーシ
ブル誘導モータであり、スイッチング用のソリッドステ
ートリレー40B、40Cからの信号(SO4)および
信号(SOS)を介して回転方向を設定される。
本実施例にあっては、上述したACリバーシブル誘導モ
ータ41Aが時計方向(CW)に回転した場合にテーブ
ル2Alあるいは2B1(第2図、第3図参照)が上昇
し,反対に反時計方向(CCW)に回転した場合にテー
ブル2A1あるいは2B1が下降するように設定されて
いる。
一方、第13図(A)において符号41Aは、給紙ユニ
ット10における給紙コ010A1を回転恥動する給紙
モータ22に相当するステッピングモーターであり、モ
ータードライバー回路を有する制御基板41A1に対し
て入力される信号に応じて回転方向を設定されるように
なっている。本実施例の場合は、位置指令信号(Sol
)によって繰り出し量に相当する回転量が設定された上
で、時計方向(Ctt)に相当する正転借号(S02)
によって給紙コロIOAIが転写紙を繰り出す方向に回
転し、そして、反時計方向(CCW)に相当する逆転信
号(SO3)によって,転写紙の繰り出し方向とは逆の
方向に回転するように設定されている。
そして、第13図(A)における符号41Bは、第7図
における給紙ユニット10の移動を行わせる駆動モータ
あるいは、第8図における給紙ユニット10の移動を行
わせる駆動モータ23Aに相当するステッピングモータ
であり、モータドライバ回路を有する制御基板4181
に入力される信号に応じて.回転方向を設定されるよう
になっている。本実施例の場合には、位置指令信号(S
OS)によって移動量に相当する回転量が設定された上
で、時計方向に該当する正転借号(507)によって第
10図に示した転写紙の幅のうち、大きい幅に相当する
方向へ給紙ユニット10を移動させる回転が、また、反
時計方向に該当する逆転信号(808)によって第10
図に示した転写紙の幅のうち、小さい幅に相当する方向
へ給紙ユニット10を移動させる回転がそれぞれ設定さ
れている。
また,第13図(A)において、符号42〜5lは、各
種センサを示しており,センサ42は、第5図における
給紙センサ9に相当し、この給紙センサ9は、反射型光
センサで構成されており、前述したように、転写紙の繰
り出しを検出することで、一旦,転写紙の繰り出しを停
止させる時機を設定するものであり、このような転写紙
を一旦停止させて再度、繰り出しを行うようにして、転
写紙の繰り出し後端の搬送遅れを矯正できるようになっ
ている。
そして、センサ43は、第3図におけるペーパーエンド
センサ2A11に相当する遮蔽型光センサであり.さら
に,センサ44およびセンサ45は、第3図,第5図並
びに第6図における上限センサ7、下限センサ8にそれ
ぞれ相当する遮蔽型光センサである. また、センサ46〜48は、第4図におけるガイド部材
3の移動位置を検出することでテーブルZAI上の転写
紙の#iC本実施例においては. A4、A3、B4の
各サイズを適用している)を検知する位置検知センサ4
,5、6に相当する遮蔽型光センサであり、そして、セ
ンサ49〜51は、第7図乃至第9図における給紙ユニ
ット10の移動位置(本実施例では、前述したように、
A4、A3、B4の幅に対する中央位置)を検出する紙
幅センサ19、20. 21に相当する遮蔽型光センサ
である。
一方、第13図(B)においては、上述した第9図にお
ける給紙コロ10A1を即動するための給紙モータ22
に加えて、クラッチ27Bが配置され,このクラッチ2
7Bに対して、接状態を維持させるための通電時間設定
用信号として、第13図(A)に示した位置指令信号(
506)が用いられ,この信号により、接状態に設定さ
れると、第9図において、酩動モータ18が正転してい
る場合に限って、転写紙が繰り出される方向の回転を給
紙コロ10A1に伝える。
なお、第13図において、各センサの作動は、光センサ
が遮蔽された時点であり、この時点において検出内容に
あることが知られるようになっている。
本実施例は以上のような構造であるから、その動作は、
第14図以降のフローチャートに基づいて行われる.な
お、後述するフローチャートにおいて、第2図に示した
テーブルを便宜上、トレイと称することを前置きしてお
く, すなわち、第14図は給紙制御に関するメインルーチン
であり、このメインルーチンは、第12図に示した操作
パネル39のスイッチ39aがオンされることにより主
制御基板31への暉動電流が印加されてROM33内の
制御プログラムがスタートすることで実行される。
上述したメインルーチンにおいては、給紙制御も含めた
電子写真複写機の全体制御に関するダイアグノーシス処
理が実行され(STI)、次いで、操作パネル39上で
のキー人力をチェックする操作入力チェック処理C1)
、および給紙条件等をキー人力する操作入力チェック処
理(r1)、並びに電子写真複写機の待機制御を行う待
機プロセス制御、そして、給紙装置2内での給紙ユニッ
トIOに対する移動制御を実行するための準備処理を行
う給紙装置制御([)が実行される(ST2〜ST5)
上述したステップST2〜ST5の処理は、それぞれサ
ブルーチンであり、この詳細については後述する. 一方,上述した各ステップの実行が終了すると、複写が
可能であるかどうかを判別し(ST6)、複写可能にな
い場合には、ステップST2に移行し、再度、そのステ
ップ以降の処理を実行し,また、複写可能な状態であれ
ば、複写開始指令が出たかどうかを判別し(ST7)、
複写開始指令がない場合には,ステップST2に移行し
、そして,複写開始指令があった場合には、複写機側で
の複写プロセス制御処理が実行され(ST8)、画像形
成処理が行われ,次いで,この画像形成にあわせて上述
した準備処理に基づいて転写紙を給送するための給紙装
置制御処理(1)が実行される(ST9).さらに、上
述した給紙装置制御処理(1)に引き続いて給紙装置内
での転写紙の一枚縁り出しを行うための給紙装置制御処
理(■)が実行され(STIO)、この給紙装置におけ
る転写紙繰り出しによる複写条件を判断するために再度
,操作入力チェック(1)が実行され(STII)、複
写が、例えば,操作パネル39上でのストップキーの操
作が行われることにより、あるいは、転写紙が給送路内
で詰まるジャム現象が発生したことにより中断されたか
を判別し(ST12)、次いで、複写が終了したかを判
別される(ST13)。上述したステップST12にお
いて複写が中断された場合には、複写行程実行を中断す
るコピー中断処理制御および給紙装置2における給紙ユ
ニット10を移動制御する給紙装置制御(III)が実
行される(ST14、ST15)。
また、上述したステップST13において複写が終了し
ていない場合には、ステップST2以降の処理を繰返し
,そして、複写が終了した場合には、複写最終処理制御
を実行してステップST2に移行して複写機を待機モー
ドに設定する(ST16)。
一方、上述したメインルーチンにおける各サブルーチン
は、第15図以降にその詳細が示してある。
すなわち、第15図(A)は,操作入力チェックルーチ
ン(II)であり、このルーチンは、給紙ユニット10
の移動を行うための前準備のための処理であり、具体的
には,給紙ユニットlOにおける呼び出しコロ10A2
の支持部に設けてある遮蔽片10A4を、給紙カセット
側の上限センサ7から離脱させて移動を可能にするよう
になっている. そして、このルーチンにおいては、給紙カセットの選択
を意味するフラグ(SELTRY)がセットされている
かを判別し(ST300)、いま、第2図における上段
の給紙カセット2Aが選択されていることを意味するフ
ラグ(SELTRYI)がセットされているとすると、
その給紙カセットが複写機側へ実際に装着(セット)さ
れているかを図示しないカセットセットセンサの作動状
態により判別する(ST301)。
この判別は,上述したステップST300において、フ
ラグ(SELTRVI)でない場合を第2図における下
段の給紙カセット2Bが選択されているとした場合にも
同様に行われる(ST302). また、上述したステップST301、ST302におい
て各給紙カセットが選択されている場合には,フラグ(
ADJ)を判別することにより、給紙ユニット10の位
置調整のためのデータが設定されているかを判断し(S
T303)、未だデータが設定されていない場合には、
操作バネル39(第12図参照)における給紙ユニット
位置調整キー39bによるデータの入力を判別し(ST
304)、データが入力されている場合には10キーチ
ェック処理が行われる(ST305)。
上述した給紙ユニット位置調整キー39による設定が有
効とされるのは,給紙カセット2A、2Bが装着されて
いて、この給紙カセット内で一度機ゆしユニット10が
移動設定を行われた後に、新たなサイズの転写紙の給送
を行うべく再びそのユニットを移動させる場合で、しか
も、フラグ(ADJ)がリセットされ、そして、上述し
たように、給紙カセット側の上限センサ7と給紙ユニッ
ト10側の遮蔽片10A4 (第5図参照)との対応が
解除される位置に給紙ユニット10の呼び出しコロ10
A2が下降させる直前の時点までとされ、所謂、給紙ユ
ニット10の移動を開始する直前までにその移動のため
のデータを入力しておくことが必要とされるようになっ
ている. 一方、ステップST305において10キーチェック処
理が行われてから、その10キーによる調整値が、第2
図にいうところの上段の給紙カセット2人内のテーブル
2AIに該当する第1のテーブル側に対してのものかを
判別し(ST306)、第1のテーブルである場合には
、ステップST307以降の処理に移行し、また、第1
のテーブルでない場合には、ステップST310以降の
処理に移行する。
すなわち,ステップST307〜ST309およびステ
ップST310−ST312の処理は、選択された給紙
カセットの種類により行われる同一のものであり、10
キーによる入力があった場合には.RAM32の不揮発
メモリ一部(R−ADJPULSEI)若しくは、(R
−ADJPULSE2)の内容を同メモリ一部(BR−
ADJPULSEI)若しくは、(BR−ADJPUL
SE2)に退避し、10キーからの入力データをメモリ
一部(R−ADJPULSEI)若しくは、(R・AD
JPULSE2)に記憶する。
そして、上述したデータの取り込みが行われると、次の
条件が満足された場合に限って、給紙カセット(2A、
2B)内のテーブル(2A1、2B1)の下降が開始さ
れる。
すなわち、第1の条件は、10キーにより入力されたデ
ータが現状のデータと異なる場合であり、今一つの条件
は、テーブルセット信号がオンの状態にあるときである
. 従って,プログラムにおいては、上述した第1,第2の
条件を判別し(ST313A. ST313B)、かつ
,給紙カセット内の上限センサ7が作動している状態、
つまり、給紙ユニット10側の呼び出しコロ10A4が
、テーブル2AI、2B1により押し上げられている状
態に相当しているかを判別する(ST314A. ST
314B)。
そして,テーブルの降下は上限センサ7がオフの状態に
変化するまで行われるようになっており、上述した判別
において、上限センサ7がオンしていれば、テーブルを
下降させるフラグのセットを行い、これに基づいてテー
ブル昇降用駆動モータを,テーブルが下降する向きの回
転、本実施例では反時計方向に回転させる(ST316
A, ST317A、およびST316B, ST31
7B)。このようにテーブルの下降が行われると、上限
センサ7がオフした時点でテーブル下降に関する各フラ
グをリセットし、昇降用馳動モータを停止させる(ST
318A〜320A. S73188〜320B)。従
って、この時点において、給紙カセット側の上限センサ
7をオンさせるべく、同センサ7内に入り込んでいた給
紙ユニット側の遮蔽片10A4(第5、6図参照)は,
上限センサ7と干渉することがなく、これにより、給紙
ユニット10の移動が可能になる。
次に、第16図によってメインルーチンにおける給紙装
置制御(1)について説明する。
このサブルーチンは、給紙装置の恥動に関する処理を実
行され、具体的には、テーブルの昇降制御、給紙カセッ
トの装着確認、給紙カセット内でのガイド部材3とサイ
ズセンサ4、5,6との対応によるテーブル上での転写
紙サイズの検出,転写紙の有無確認の判別、そして給紙
ユニット10の廓動制御が行われる(ST500A−S
T504A, ST500B−ST504B)。上述し
たステップにおいて、ステップST503AおよびST
503Bは,給紙ユニットIOの駆動を複写行程実行時
には行わせないようにするための判別である。
一方、第17図は,テーブル上の転写紙が給紙ユニット
10が輪の呼び出しコロ10A2と当接しない状態にな
った場合に、この状態を矯正するために実行されるもの
であり、選択された給紙カセットのテーブルからの給紙
であることを示すトレイセット信号がオンの状態である
かを判別し(ST505)、オペレーターによって図示
しないテーブル下降用スイッチが作動されたかを判別す
ると共に、テーブル上でのペーパーエンドセンサ8(第
3図参照)がオンしたかを判別する(ST506、ST
507) ,そして,この判別において、テーブルの下
降状態を設定されていると判断された場合には,テーブ
ルが下限位置まで下降しているかを判別し(ST508
)、その位置に達していない場合には、テーブル昇降用
暉動モータをテーブルが下降する向きの回転を与えるべ
くオンし,また、下限位置にある場合には、テーブル(
図ではトレイ昇降モータ)昇降用モータをオフする(S
T509, ST510)。このようなテーブル昇降用
モータへの回転駆動は、上述したオペレーターにより操
作されるテーブル下降用スイッチがオフされ、ペーパー
エンドセンサ8がオン状態に転じ、そして、フラグ(D
FEND)がセットされている場合に、その回転方向を
切り換えられ、テーブルを下降状態から上昇状態に変化
させ,上限センサ7がオンした時点で停止される。
一方、上述したステップST507においてテーブルを
下降すべき状態にないと判断された場合には、テーブル
の位置が、呼び出しコロ10A2に対応して転写紙の繰
り出しを可能にする位置にあるかを」二限センサ7の作
動状態により判別し(ST512)、その状態にない場
合には、テーブル昇降用旺動モータを、テーブルが上昇
する向きに回転させるべくオンし(ST513)、また
、上述したテーブルの位置が所定位置にある場合には、
テーブル昇降用邸動モータを停止させるべく、オフする
(ST514)。
従って、テーブルは、この処理により、転写紙を常に,
給紙ユニット10の呼び出しコロ10A2と当接させる
状態に設定され,転写紙の繰り出しを可能にすると共に
、転写紙がない場合には、転写紙を補充できる位置に変
位設定されることになる.また、第18図は、テーブル
の移動を行わせる前提となる、給紙カセットの装着状態
を判別するルーチンであり、このルーチンでは、給紙装
置2内に設置されている図示しないカセットセットセン
サが給紙カセットの存在を検出することでオン状態にあ
るかを判別し(ST515),このセンサがオフの場合
,つまり、給紙カセットが装着されていない場合には、
フラグ(DFEND)をリセットする(ST516)。
次に、第19図に基づいて、メインルーチンにおけるス
テップST9で示した給紙装置制御(1)について説明
をする。
このルーチンは,給紙ユニット10における給紙コロI
OAIおよび分離コロ10B1を、給送態位にある転写
紙の幅方向中央位置に位置決めするように、給紙ユニッ
ト10を移動させる処理を実行するものであり,第19
図は、給紙装置2における上段の給紙カセット2Aにお
けるテーブル2A1(図では第1のトレイで示してある
)に載置された転写紙を対象とする場合が説明されてい
る。
この処理は、第15図(A)におけるフラグ(DFEN
D)がリセット、つまり、給紙ユニット10の移動処理
が開始されていない状態を判別すること(ST900)
により実行され、具体的には、複写機のメインスイッチ
がオンされ、給紙カセットの引出、所謂、非装着時、そ
して、給紙ユニット位置調整キー39b(第12図参照
)による新しい調整データが設定された場合である。
そして、この判別(ST900)において、給紙ユニッ
ト10の移動処理である場合には、給紙ユニットlOの
現在位置を検出する位置検知センサチェック処理が実行
される(ST901). すなわち、この処理は、給紙ユニット10が、この位置
を検出する紙輻センサ19、20,21(第7図乃至第
9図参照)のいずれに対応しているかをチェックし、そ
の結果を第15図に示したRAM32の不揮発メモリ一
部(R−POSII)に記憶する。この記憶段階におい
て,上述した紙輻センサのいずれからも出力がない場合
には、不揮発メモリ一部(R−POSII)の内容は「
0」とされる。
本実施例にあっては、この処理において,紙幅センサの
いずれからも検出信号の出力がない場合について,この
状態が、給紙ユニットlOと各紙幅センサ19、20、
21との対応状態になく、給紙ユニット10が各紙幅セ
ンサ間に位置していると判断してこれを正す処理が行わ
れる。
すなわち、ステップST902において紙幅センサから
の出力がなかった場合、給紙ユニット10都紙幅サンサ
との対応が得られる位置に給紙ユニット10を移動させ
るための処理が実行される。この処理については後述す
ることとし、この処理が終了するとこの処理が終了した
ことを示すフラグ(INITIAL)がセットされ,こ
のフラグの内容が判別される(ST902). 一方、上述したステップST902において給紙ユニッ
ト10を紙帽センサのいずれかに対応させる処理が終了
している状態にある場合には、給紙ユニット10を転写
紙の幅方向中央位置に移動させる処理が行われる。
すなわち、この給紙ユニット10の移動には、3種のモ
ードがある。なお,この各モードでの処理について説明
する第19図(B)乃至(D)において同様な処理を行
うステップについては,英字の添字を変えて示してある
ことをつけ加えておく。
上述した第1のモードは、現在停止している給紙ユニッ
ト10の位置が,選択された転写紙のサイズから判断し
て目標サイズと等しい場合である。
この場合には,現在の給紙ユニット10の位置とRAM
32に記憶されている転写紙サイズとの比較を行った上
で(ST903)、現在、オン状態にある紙幅センサが
オフ状態に転じるまでの間、給紙ユニット10を転写紙
サイズのうちの大きいサイズに相当する位置に移動させ
る。なお,前述したが、本実施例における給紙ユニット
10の移動方向としては、上述した転写紙サイズの大き
いサイズに相当する方向を奥側とし、これとは逆に、転
写紙サイズの小さいサイズに相当する方向を手前側とす
る。
そして,この処理を実行するため、プログラムにおいて
は、給紙ユニット移動駆動モータ18、若しくは23A
(第7図乃至第9図参照)を上述した給紙ユニット10
の移動方向が得られる反時計方向に回転註動する(ST
903A)。本実施例にあっては,この給紙駆動モータ
を回転即動するにあたって、回転院動指令が出されてい
るにも拘らず、実際の給紙ユニット移動が行われないよ
うな事故の発生をチェックすることが行われている。す
なわち、ステップST904Aは、この処理を示してお
り、給紙ユニットlOの移動が任意時間内に行われたか
を判別している.つまり、この任意時間に対応するまで
給紙ユニット10が移動を開始しない場合には、給紙ユ
ニット10の移動に関する全てのフラグをクリアし、給
紙ユニット移動駆動モータをオフして給紙ユニット10
を停止させる(ST905A−ST909A)。
一方、上述した給紙ユニット10の移動開始時間のチェ
ックにおいて、給紙ユニット10が任意時間内に移動を
開始した場合には、給紙ユニット10と紙幅センサ19
、20、21のいずれかに対応したかを判別し(ST9
10A)、対応していない場合には、対応するまで上述
した各ステップを繰返し、また、上述した紙幅センサの
いずれかに対応した場合には、給紙ユニット移動駆動モ
ータに対する邸動パルス、任意時間の設定をそれぞれ解
除して訃動モータの回転を停止することで、給紙ユニッ
ト10の移動を解除する(ST911A−ST913A
)。
次に、上述した給紙ユニット10の移動に関する第2の
モードは、現在給紙ユニット10が停止している位置が
選択された転写紙からの目標位置よりも小さい場合であ
る。
この場合には、上述した第1のモード時の場合と同様に
、給紙ユニットの移動開始が行われたかを判別したうえ
で(ST904B)、フラグ(THPOSI)を判別す
る(ST914). このフラグは、給紙ユニット10が紙幅センサのいずれ
かに対応した時点でセットされるフラグであり、このフ
ラグがセットされている場合には、紙幅センサが実際に
オフ状態にあるかを判別して(ST914A)、給紙ユ
ニット移動駆動モータの回転を停止し、給紙ユニットの
移動開始を判別するために用いられる任意時間の解除、
およびモータへの関動パルスのカウンタをリセットする
(ST914B−ST914D).また、上述したステ
ップST904I1において給紙ユニット10の移動が
所定時間(任意時間)内に行われた場合には、そのこと
を示すフラグをセットすると共に任意時間カウンタをリ
セットして給紙ユニットの所定位置への復帰指令を示す
イニシャルフラグをリセットする(ST905B−ST
907B)。この各ステップが実行されると、紙幅セン
サに給紙ユニット10が対応したことを示すフラグ(T
HPOSI)をリセットし(ST915)lli動モー
タへの暉動パルスのカウンタをリセットする(ST90
8B)。
一方,上述したステップST914において、給紙ユニ
ット10が紙幅センサのいずれにも未だ対応していない
場合には、紙幅センサに対応するまで給紙ユニットの移
動を継続し、紙幅センサとの対応が行われたかを判別し
て、対応した時点でフラグ(TIIPOSI)をセット
する(ST910B. ST916)。
そして、給紙ユニット10の移動に関する第3のモード
は,第2のモードとは逆に現段階での給紙ユニット10
の停止位置が、転写紙のサイズから得られる目標値より
も大きい場合である。
この場合には、上述した第1、第2のモードの場合とは
異なり,給紙ユニット移動駆動モータへの回転方向が今
までとは逆に、時計方向に設定され,給紙ユニッl−1
0を、転写紙の最小サイズ側に対応する方向である手前
側に移動させる(ST917)。
そして,この給紙ユニット10の移動が所定時間(任意
時間)内に行われているかを判別すると共に、紙幅セン
サとの対応を判別し(ST904、ST910C)、こ
の判別結果に応じて、第19図(A)におけるステップ
ST905A−ST909Aの処理、およびステップS
T914A−ST914Cに相当する処理が実行される
(ST905C〜ST909C. ST914E−T9
14G)。なお,上述したステップST905C−ST
909Cにおいて、ステップST918は、上述した紙
幅センサと給紙ユニットとの対応を意味するフラグ(T
IIPOSI)をリセットするステップを示している。
また、第20図(A)乃至第20図(D)は、第9図に
示したように、酩動系にクラッチ27Bを用いた場合の
ルーチンを示しており、第20図では給紙カセット2A
側のクラッチ27Bを対象としている場合が示してある
このルーチンにおいては、各ステップにおいて,第7図
および第8図における給紙モータのみを用いた場合と同
様な機能が達成できるように、必要な個所にクラッチへ
の指令を行うステップが設定されている。
一方、上述した各処理において、給紙ユニット10が紙
幅センサと対応した時点で行われる処理が終了すると、
第21図に示すように、給紙ユニット移動址動モータへ
の駆動パルスがRAM32の不揮発メモリ一部(R−P
ULSEI)に記憶され(ST919)、この記憶内容
にしたがって、給紙ユニット移動廂動モータが所定方向
に回転する(ST920)。そして、給紙ユニットの移
動開始が所定時間(任意時間)内に行われたかを判別し
(ST921)、この結果によって、所定時間内に移動
が開始された場合には、前述した第19図(C)ニおけ
るステップST905B乃至ST909r3と同様な処
理が行われる(ST922〜ST927)。
なお、この各ステップにおいてステップST926Aは
、第9図に示した駆動系におけるクラッチ27Bに対す
る処理を示している。
また、上述したステップST921において、所定時間
内に給紙ユニット10の移動が開始されなかった場合に
は、この状態を示すフラグ(OVERCOI)を判別し
(ST928)、給紙カセットのセットを意味するフラ
グ(OFEND)をセットするとともに(ST929)
、給紙ユニット10の初期位置への復帰用フラグをリセ
ットし(ST930)、給紙ユニット10と紙幅センサ
とが対応したことを意味するフラグをリセットし所定時
間のクリアを行う(ST931、ST932)。なお、
ステップST9330は、第9図に示した駆動系を用い
た場合のクラッチに対する処理を示している。
さらに,上述した第19図(A)におけるステップST
902において給紙ユニット10の所定位置への復動動
作が行われていない場合には、給紙ユニット10と紙幅
センサのいずれかとが対応しているときにその紙幅セン
サからの位置情報を記憶された時点でセットされるフラ
グ(POSII)の状態を判別し(ST933)、フラ
グ(POSII)がセットされている場合、つまり、紙
幅センサの一つからの位置情報があった場合には、給紙
ユニット移動邸動モータの回転を停止し、給紙ユニット
の復動動作が行われたことを意味するフラグ(INIT
IAL)をセットする(ST933A. ST933B
)。
また、上述したステップST933の判別において、い
ずれの紙幅センサとも対応していない状態、つまり、紙
幅センサからの位置情報がない場合には、給紙ユニット
10を紙幅センサのいずれかに対応するように、給紙ユ
ニット移動關動モータに対し、最大量の駆動パルスを印
加することで(ST934)、給紙ユニット移動暇動モ
ータを最小サイズの転写紙における幅方向中央位置に向
け移動させるように,その回転方向(本実施例の場合は
反時計方向)を設定して回転させる(ST935)。
この給紙ユニット移動註動モータに対する回転駆動設定
に対し、実際に給紙ユニットが移動を開始したかを,上
述した異常駆動判断のための設定時間を基に判別し(S
T936)、その時間に達している場合には、給紙ユニ
ット移動開始時間が設定時間を超過したことを意味する
フラグ(MULL)をセットL, (ST937) ,
この時間計測用のタイマをリセットし、給紙ユニット1
0の所定位置復動完了を意味するフラグ(INITIA
L)をリセットし5湘動パルスのカウンタもリセットし
て給紙ユニット移動駆動モータの回転を停止する(ST
938〜ST941).また、本実施例にあっては、第
7図に示した給紙ユニット10の移動位置検知センサ1
9、20、21に代えて,給紙ユニット10の初期位置
、つまり、ホームポジションを検知するホームポジショ
ンセンサ19(第7図(A)参照)を設けた場合の処理
が第19図一■および第19図一■に示してある。
この処理は、目標とする位置に給紙ユニットを移動させ
るにあたって、現在位置から基準位置であるホームポジ
ションへの復動によって得られる鄭動パルス数から割り
出すようにしてある。
すなわち,この処理は、上述した第19図(A)乃至(
D)および第21図に示した場合と同様に、給紙ユニッ
ト10の移動設定の状態にあることをフラグ(DFEN
DI)の状態により判別し(ST9000),給紙ユニ
ット10がホームポジションセンサ19Aに対応してい
ない場合には、対応するまで給紙ユニット10を移動さ
せて、この動作が行われたことを意味するフラグ(IN
ITI^Ll)を判別する(ST9001)。そして、
この給紙ユニット10復帰動作が行われていない場合に
は、この復帰移動の段階でホームポジションに到達する
までの給紙ユニット移動馳動モータ側での駆動パルスを
データとして記憶しておき、このデータが給紙ユニット
10を目標位置に移動させるために給紙ユニット移動昶
動モータに印加される註動パルスと同じであるかを判別
し(ST9002)、同じでない場合には、給紙ユニッ
トlOへの駆動パスルを最大の状態とし、上述したデー
タをRAM32の記憶部(R−POSII)に記憶する
とともに(ST9003、ST9004)、給紙ユニッ
ト移動駆動モータを、給紙ユニット10がホームポジシ
ョンセン# 19Aに対応する方向に回転させる(ST
9005).そして、給紙ユニットエ0の復動が開始さ
れ、ホームポジションに復帰したかをホームポジション
センサ19Aとの対応関係によって判別し(ST900
6) ,ホームポジションセンサ19Aがオンした場合
には、給紙ユニット移動駆動モータをオフし(ST90
07)、復帰のために給紙ユニット移動匪動モータに印
加された駆動パルス数をRAM32の記憶部(R−PO
SII)に取り込んで記憶し(ST9008)、ホーム
ポジションへの復帰動作が行われたことを意味するフラ
グ(■NITIALI)をセットして(ST9009)
、給紙ユニット移動駆動モータに対し、目標位置に移動
させるべく、目標位置との間のストロークが得られる回
転量に相当する駆動パルスを給紙ユニット移動即動モー
タに印加して上述した回転方向と逆方向に回転味動する
(ST9(109冫。
一方、上述したステップST9006において、ホーム
ポジションセンサ19Aとの対応が為されない場合には
、第19図一■に示すように、給紙ユニット10が設定
時間内に移動を開始したかどうかを判別し(ST900
6A)、設定時間内での移動開始が行われずに異常動作
が発生したと判断した場合には、時間超過を示すフラグ
(MULL)をセットしてタイマーをクリアすると共に
(ST9006B.ST9006C)、駆動パルスに関
するカウンタをクリアし、さらには、復帰動作が完了し
ていないことを示す処理を行い,給紙ユニット移動駆動
モータを停止させる(ST90060−ST9006F
)。
また、上述したステップST9010において給紙ユニ
ット移動駆動モータの回転駆動が行われると、このモー
タに対する暉動バルスが所定数に達したことを意味する
フラグ(OVERCOI)を判別して(ST9011)
、暉動バルスが所定数に達した場合には、正常な移動動
作が行われていると判断して給紙ユニット移動馳動モー
タがホームポジションに復帰したことを意味するフラグ
(INITI糺)のリセット、移動開検出用タイマのク
リアおよび,給紙態位にあることの処理を実行する(S
T9012〜ST9014)。
このような処理によれば、給紙ユニットを目標位置に移
動させる場合、目標位置への移動量を割り出す際に、そ
の割り出しの基準を常に同じ状態であるホームポジショ
ンとすることができるの割り出しが極めて簡単に行える
ことになる。
そして、第22図は、メイルーチンにおける給紙装置制
御(II)を示している. このルーチンは、給紙カセット内のテーブルに戟置され
ている転写紙を一枚ずつ分離して繰り出すために給紙ユ
ニット移動即動モータ(第7図、第8図における符号1
8で示すモータ)および給送モータ(第7図,第9図に
おける符号22で示すモータ)に対して行われる処理で
あって、第22図は給紙カセット2人についての場合で
あるが、給紙カセット2Bにおいても同様な処理が実行
される。
すなわち、この繰り出しのための処理は転写紙の繰り出
しを要求されたことを意味するフラグ(FIEED)を
判別すること,換言すれば,複写プロセスにおける制御
タイミングが給紙タイミングに到達したことを判別した
時点から開始される(STIOOO)。
そして、この繰り出しにあたっては、まず第1に、転写
紙の分離が行われ、次いで,繰り出しのための給送動作
が行われるようになっている。
すなわち,転写紙の分離が行われたことを意味するフラ
グ(SEPEND)を判別し(STIOOI)、分離終
了後であれば、後述する給紙モータフィード制御ルーチ
ンを実行し、分離が終了していない場合には、選択され
た給紙カセットの種類を示すフラグを判別し(ST10
02)、本実施例の場合は、第2図において符号2人で
示すカセットであるので、このカセットを意味するフラ
グ(SELTRYI)を判別する。この判別において、
給紙カセットの種類に応じて、各テーブル上での転写紙
の分離制御が行われる(STI003、STIO04)
第23図は上述した第1のテーブル(図では第1のトレ
イと称する)における転写紙の分離制御のためのルーチ
ンが示されており、給紙ユニット10が初期位置、つま
り転写紙の最小サイズに対する中央位置に相当するホー
ムポジションにあることを意味するフラグ(LSEP)
を判断し(ST1003A) .このフラグがセットさ
れていない場合,つまり,上述したホームポジションに
復帰していない場合には、給紙ユニット10を前述した
手前側に相当する転写紙の最小サイズに対応する位置に
向かう側に移動させるべく、任意の耗動パルス数印加に
よって給紙ユニット移動駆動モータを回転させ(STI
OO3B, ST1003C)、この設定によって給紙
ユニット10が所定時間内に移動開始したかを判別して
(STIOO3D)、所定時間内に移動開始が行われた
場合には、給紙ユニット10が初期位置にあることを示
すフラグ(LSEP)をセットし、また、給紙ユニット
10の移動開始時間に対する時間の設定が行われたこと
を示すフラグ(OVERCOI)をリセットする(ST
1003E.ST1003F). 一方、上述したステップST1003Aにおいて、給紙
ユニット10が初期位置に復帰していると判断された場
合には、給紙ユニット移動能動モータへの回転指令をオ
フし(ST1003G)、次いで,第19図において説
明した転写紙の幅方向中央位置に移動するに足るストロ
ークが得られる量の回転を設定して給紙ユニット移動駐
動モータを初期位置から、移動すべく、反時計方向に回
転させて上述した中央位置に対応させる(ST1003
H)。そして、この給紙ユニットの移動は、所定時間内
に行われたかを判別され(ST1003I)、所定時間
内での移動が行われた場合には、その時間設定フラグを
リセットし(ST1003J)、転写紙分は指示用フラ
グをセットするとともに(ST1003K)、給紙ユニ
ット移動隙動モータの回転を停止させて給紙モータフィ
ード制御に移行する(ST1003L. ST1003
M)。
また、第24図は、第22図および第23図における給
紙モータフィード制御に関するルーチンであり、このル
ーチンは、給紙ユニット10における給紙コロIOAI
の回転駆動制御を行なうための処理である.すなわち、
選択されている給紙カセットを選択された給紙カセット
の種類を示すフラグのセツ1〜によって判別し(図では
,給紙カセット2Aの場合が示してある. ST100
3M1)、この給紙カセット2Aが選択されている場合
には、この給紙ユニットlO側の給紙モータ22を転写
紙の繰り出し方向が得られる向きに回転させる(ST1
003M2)。この給紙モータ22の回転は、RAM3
2の記憶部(R−PULSEI)に記憶される駆動バル
ス数に応じて設定され、実際には、後述する給紙センサ
9による転写紙の通かが検知されてから転写紙の後端が
所定位置にまで給送されるに足る移動量が得られる回転
量とされている。
そして,上述した給紙モータ22による転写紙の繰り出
しが行なわれると、転写紙の通過がなされたかを判別し
(ST1003M4)、転写紙の通過が検知された場合
には、給紙モータ22の回転卵動を停止し(ST100
3M5)、給紙モータ22への駆動パルスのカウンタを
リセットする(STIO03M6).この給紙モータ2
2に対する駆動設定が終了すると、給紙モータの睡動設
定を意味するフラグ(FIEED)をリセットするとと
もに、転写紙の分離が行なわれたことを示すフラグ(S
EPEND)をリセットし、さらに、給紙ユニット22
が初期位置にあることを示すフラグ(LSEP)をリセ
ットして給紙モータ22に対する駐動設定を初期の状態
に復帰させる(STIOO3M7〜ST1003M9)
一方、上述したステップST1003M1において,給
紙カセットが上記給紙カセット2Aでない場合には、本
実施例の場合、第2図に示した給紙カセット2Bである
と判断し、この給紙カセット内の給紙ユニットにおける
給紙モータに対しても,上述したステップと同様な意味
を持つ処理が行なわれる(ST1003M10〜ST1
003M12)。
上述した本実施例におけるプログラムには、給紙ユニッ
ト移動卵動モータ18、23Aおよび給紙モータ22の
回転駆動を正確に行なわせるためのサブルーチンが組み
込まれており、その詳細が第25図および第26図に示
してある. すなわち、このプログラムは、本実施例の場合、10郵
毎に実行される割込みルーチンで設定されており、第2
5図(A)示のように、給紙カセット2Aにおける給紙
ユニット10に対して行なわれる場合は、給紙ユニット
10における給紙ユニット移動翻動モータ18、23A
(第7図および第9図参照)への駆動パルスからなる回
転駆動信号である時計方向あるいは反時計方向への駆動
信号が印加されているかを判別し(STIIOO)、印
加、つまり、オンしている状態の場合には、後述する給
紙ユニット移動暉動モータCLK OUT処理を実行し
(STIIOI)、恥動信号がオン状態にない場合には
,給紙ユニット移動駆動モータへの駆動信号に対する駆
動パルスをカウントするカウンタをリセットする(ST
1102),また,この処理は給紙ユニット2Bにおけ
る給紙ユニット移動廓動モータに対しても同様に行なわ
れる(ST1103〜ST1105).一方、上述した
給紙ユニット移動睡動モータCLK OUT処理は、給
紙ユニット移動馳動モータに対して、RAM32の記憶
部(R−PULSEI)内の任意設定数の酩動パルスを
10聞毎に出力するために実行される処理である。
すなわち、給紙ユニット移動那動モータの作動状態であ
ることをクロック信号の出力状態で判別し(ST110
6)、クロック信号が出力されていない場合には,クロ
ック信号をオン状態とし(ST1107),そして、こ
のクロック信号出力による給紙ユニットの異常動作を判
別するために設定されている任意時間に関するタイマ値
,および,クロック信号を10im毎にカウントアップ
する(ST1108、ST1109)。
また、このようなクロック信号の数がRAM32に記憶
されている駆動パルス達したかを判別し(STIIIO
)、多くなる場合には、給紙ユニット移動註動モータの
回転駈動を止め、給紙ユニットを停止させて、この駆動
に関する諸データを初期状態に復帰させる(ST111
1〜ST1114).一方、給紙モータ22に対しては
、第26図において、第25図に示した各ステップが対
象を給紙ユニット移動旺動モータから給紙モータに代え
て同様な処理が行なわれるので、その詳細な説明は省き
、図において、小文字の英字を添え字として示す。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、給紙カセット内に積載されてい
る転写紙のサイズを検出することによって、その転写紙
の幅方向中央位置に給紙コロを備えた給紙ユニットを自
動的に配置することができるので、給紙カセット内への
転写紙のセットは取り扱いが容易な片側基準によって行
いながらも、転写紙の繰り出しは中央基準に相当した状
態を自動的に設定することができるので、給紙の際の操
作性および搬送性を良好な状態にすることのできる給紙
装置を備えた画像形成装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による画像形成装置の全体構成を
示す模型図、第2図は第1図に示した装置における給紙
装置を示す側面図、第3図は第2図に示した給紙装置に
おける給紙カセットの一部を示す斜視図、第4図は第3
図に示した給紙カセットにおける一部を示す斜視図,第
5図は第3図に示した給紙カセットに装備される給紙ユ
ニットの一部を示す斜視図、第6図は第5図に示した給
紙ユニットに適用される邪動系の構造を示す斜視図、第
7図は第5図に示した給紙ユニットの移動に関する暉動
系の構造を示す斜視図、第8図および第9図は第7図に
示した駆動系の変形例をそれぞれ示す斜視図、第10図
は第7図ないし第9図に示した給紙ユニットの作用を説
明するための平面図、第11図は第7図ないし第9図に
示した給紙ユニットの駆動系における制御部の構造を示
すブロック図、第12図は第11図における操作部を示
す平面図、第13図は第11図における要部の説明のた
めのブロック図、第14図ないし第26図は第11図に
示した制御部の作用を説明するためのフローチャートで
ある。 1・・・画像形成装置、2・・・給紙装置. 2A、2
B・・・給紙カセット、5、6、7・・・転写紙サイズ
センサ、lO・・・給紙ユニット、10A1・・・給紙
コロ、15・・・支持ブラケット,16、17・・・支
軸、18、23B1、23B2・・・給紙ユニット移動
駆動モータ、19、20、21・・・給紙ユニットの移
動位置を検知するための紙幅センサ、19A・・・給紙
ユニットのホームポジションセンサ、22・・・給紙モ
ータ、30・・・制御部。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 給紙カセット内に収容されている転写紙を一枚づつ分離
    した状態で画像転写部に向け繰り出す挾持搬送可能な一
    対の給紙コロを有する給紙ユニットを備えた画像形成装
    置において、 上記給紙ユニットを上記転写紙の繰り出し方向と直角な
    方向に摺動可能に支持するガイド部材と、上記給紙ユニ
    ットを、上記ガイド部材上で摺動させる駆動手段と、 上記給紙カセット内に収容された転写紙のサイズを検出
    するために給紙カセット内において、転写紙の繰り出し
    方向と直角な方向に相当する転写紙の幅方向に設けられ
    ている複数の転写紙サイズ検出手段と、 上記給紙ユニットの移動軌跡内に配置され、上記給紙カ
    セット内の転写紙サイズから得られる所定位置に配置さ
    れている複数の給紙ユニットの移動位置検出手段と、 上記給紙ユニット移動位置検出手段が入力側に接続され
    、上記給紙ユニットの駆動手段を出力側に接続されてい
    る制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記転写紙サイズ検出手段の検出結果
    に応じて上記転写紙の幅方向中央位置を割り出し、この
    中央位置に向け上記給紙ユニットを移動させる指令を上
    記駆動手段に出力することを特徴とする画像形成装置。
JP63264671A 1988-10-20 1988-10-20 画像形成装置 Pending JPH02132026A (ja)

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