JPH02131033A

JPH02131033A - ダイバーシティ受信装置

Info

Publication number: JPH02131033A
Application number: JP63284492A
Authority: JP
Inventors: Koji Muraoka; 浩二村岡
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-11-10
Filing date: 1988-11-10
Publication date: 1990-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はダイバーシティ受信装置に関する。

（ロ）従来の技術自動車等の移動体においてテレビ放送を受信する場合、
直接波と反射波の干渉による定在波の影響を強く受けて
画面のちらつき（フラッタ−）や同期の乱れ等を生じ、
テレビ画面が見づらくなるため、従来から複数のアンテ
ナを配設し、該アンテナを順次切換えて最大入力レベル
を呈するアンテナを選択する、所謂ダイバーシティ受信
方式が採用されている。

此種ダイバーシティ受信方式を採用したテレビジョン受
信機の一例を第６図に示す。

第６図において、（１）〜（３）はアンテナ、（４）は
アンテナ（１）〜（３）の内、１つのアンテナをテレビ
ジョン受信機（５）に接続するスイッチ回路、（６）は
テレビジョン受信機（５）からの映像検波信号を制御信
号発生回路（７）からの制御信号（Ｓｌ）に応じてサン
プリングするサンプリング回路、（８）はサンプリング
回路（６）にてサンプリングされた映像検波信号を制御
信号（Ｓ２）に応じてホールドするホールド回路、（９
）はホールド回路（８）にて保持された各アンテナの受
信ピーク電圧を比較し、最大レベルを呈するアンテナの
情報を導出する比較回路、（１０）は制御信号発生回路
（７）からの制御信号（Ｓ、）に応じてアンテナ切換信
号（Ｓ４）を発生する切換信号発生回路、（１１）は切
換信号発生回路（１０）からのアンテナ切換信号（Ｓ４
）及び比較回路（９）からのアンテナ情報とに基づきス
イッチ回路（４）へ制御信号（Ｓ、）を供給する切換回
路である。

次に、動作について簡単に説明する。

テレビジョン受信機（５）からの映像検波信号が供給さ
れる制御信号発生回路（７）は、映像検波信号から水平
同期信号及び等化パルスを抽出し、これに基づいて制御
信号を作成する。

斯る制御信号により映像検波信号の等化期間におけるペ
デスタルレベル電圧をサンプリングし、そしてホールド
する。各アンテナの受信信号のサンプリング・ホールド
が終了すると、次いで各アンテナに対するホールド電圧
をレベル比較し、最大入力レベルを呈するアンテナを選
択する。

斯るダイバーシティ受信方式のテレビジョン受信機とし
ては、例えば特開昭６０−１６５８７９号公報（ＨＯ４
Ｎ５／４４）に開示されたものが知られている。

（・・）発明が解決しようとする課題上記ダイバーシティ受信装置では複数のアンテナを切換
えることにより良好な受信状態を維持するようになされ
ているが、該装置が搭載される移動体のスペース的制約
や美観等の理由から使用者が全てのアンテナを接続しな
い場合、例えば本来４本接続すべきところを２本しか接
続しないという場合がある。

斯様にアンテナが非接続になると、該アンテナに相当す
る切換タイミングにおける受信信号レベルが極端に変化
するため、音声信号にノイズが混入するという問題を生
じる。

そこで、本発明はアンテナが非接続のとき、ノイズの発
生を防止することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段」１記目的のために、本発明は少なくとも複数のアンテ
ナを切換えるための切換信号を出力する切換回路と、こ
の切換回路からの切換信号に応じてアンテナを後段回路
へ接続するスイッチ回路とを備え、複数のアンテナから
得られる受信信号を順次サンプリングすることにより最
大入力レベルの得られるアンテナを選択し、当該アンテ
ナにて次のサンプリングが行なわれるまで受信するよう
にしたダイバーシティ受信装置であって、前記切換回路
にて切換えられるアンテナを選択する選択手段を設けた
ことを特徴とする。

また、選択手段がアンテナの接続・非接続を検出するス
イッチを含んでおり、該スイッチの検出・１信号に応じて切換回路を制御するようにしたことを特徴
とする。

また、切換回路がアンテナ非接続を検出したスイッチに
対応するアンテナの切換タイミングに、最大入力レベル
を呈するアンテナに対応する切換信号を出力することを
特徴とする。

（ホ）作　用本発明に依れば、切換回路にて切換えられるアンテナを
選択手段にて選択することができるので、例えばアンテ
ナが接続されていない端子からの信号がサンプリングさ
れることがない。

アンテナの接続・非接続を検出するスイッチを設け、こ
のスイッチ出力にて切換回路を制御するようにすれば、
有効なアンテナの選択が自動的に達成される。

アンテナが接続されていない端子を選択するタイミング
で、最大入力レベルを呈するアンテナに対応する切換信
号を出力するようにすれば、良好な品質で音声信号を受
信することが可能となる。

（へ）実施例第１図は本発明の一実施例を示す図であり、第６図と同
一部分には同一符号を付すと共にその説明を省略する。

第１図において、（１２）はアンテナ（Ａ）〜（Ｄ）を
選択する選択回路で、選択結果に応じた信号を切換回路
（１１）に供給するようになされている。

第２図は選択回路（１２）及びスイッチ回路（４）の具
体例を示す図である。第２図において、（１３）はアン
テナが接続されるジャックで、基準電位点（アース）に
接続された接点（１４）及び接点（１５）にて構成され
るスイッチ（１６）を備えている。尚、スイッチ（１６
）はアンテナが接続されているときオフ、即ち接点（１
４）（１５）が離間される。（１７）は電源（＋＼’ｃ
ｃ／２）に接続された抵抗、（１８）はスイッチングダ
イオード、（１９）は切換回路（１１）からの切換信号
がベースに供給されるスイッチングトランジスタで、コ
レクタが抵抗（２０）を介して電源（＋Ｖｃｃ）に接続
されてい゛る。（２１）はスイッチ（１６）の検出信号
、即ちアンテナが接続されていることを示すＨレベルの
信号又はアンテナが接続されていないことを示すＬレベ
ルの信号を出力する検出信号出力端子である。

第３図は本発明に係る切換回路の一例を示す回路図であ
る。第３図において、（２２Ａ）〜（２２Ｄ）は各アン
テナに対応する検出信号が入力される検出信号入力端子
で、アンテナとの対応を明確にするためアンテナの符号
を添えである。（２３Ａ）〜（２３Ｄ）は切換信号発生
回路（１０）からのアンテナ切換信号が入力されるアン
テナ切換信号入力端子、（２４Ａ）〜（２４Ｄ）は比較
回路（９）からの最大入力レベルを呈するアン　テナを
示す信号が入力される入力端子で、例えばアンテナ（Ｃ
）を示す信号であれば、入力端子（２４ｃ）にＨレベル
、入力端子（２４Ａ）（２４Ｂ）（２４Ｄ）にＬレベル
が供給される。（２５）〜（２８）は検出信号とアンテ
ナ切換信号入力端子（２３Ａ）〜（２３Ｄ）からのアン
テナ切換信号を二人力とする第１〜第４　Ａ　Ｎ　Ｄ回
路、（２９）は第１〜第４ＡＮＤ回路（２５）〜（２８
）の出力を入力とするＮＯＲ回路、（３０）〜（３３）
はＮＯＲ回路（２９）の出力と入力端子（２４Ａ）〜（
２４Ｄ）からの信号を二人力とする第５〜第８ＡＮＤ回
路、（３４）〜（３７）は第１〜第４０Ｒ回路、（３８
Ａ）〜（３８Ｄ）は第１〜第４ＯＲ回路（３４）〜（３
７）の出力端に接続された切換信号出力端子である。

次に、動作について第４図及び第５図を参照して説明す
る。

今、アンテナ（Ａ）〜（Ｄ）が全てジャックに接続され
ているとすると、第３図に示した検出信号入力端子（２
２Ａ）〜（２２［））には全てＨレベルの信号が供給さ
れる。

而して、切換信号発生回路（１０）からアンテナ切換信
号が供給されると、該アンテナ切換信号はそのまま第１
〜第４ＡＮＤ回路（２５）〜（２８）の出力端に現われ
、［第４図（ａ）−（ｄ）］　、ＯＲ回路（３４）−（
３７）に供給される。また、前記各アンテナ切換信号は
ＮＯＲ回路（２９）に供給され、ＮＯＲ回路（２９）の
出力端には第４図（ｅ）に示す信号が導出される。この
とき、最大入力レベルを呈するアンテナが、アンテナ（
Ｃ）であったとすると、入力端子（２４，ｃ）にのみＨ
レベル信号が出力され、第７ＡＮＤ回路（３２）の出力
端にＮＯＲ回路（２９）の出力が導出されてＯＲ回路（
３６）に供給される。

従って、切換信号出力端子（３８Ａ）〜（３８Ｄ）から
は第１図（ｆ）〜（１）に示す切換信号が出力される。

即ち、アンテナ（Ａ）（Ｂ）（Ｄ）に対応するアンテナ
切換信号が出力されたときのみ該当するアンテナが選択
され、その他の場合はアンテナ（Ｃ）が選択される。

尚、■ルベルの切換信号が出力されると、第２図のトラ
ンジスタ（１９）がオンとなるため、スイッチングダイ
オード（１８）が順バイアスとなってオンし、以ってア
ンテナからの高周波信号がテレビジョン受信機（５）に
供給される。そして、切換信号がＬレベルとなると、ト
ランジスタ（１９）がオフとなるため、スイッチングダ
イオード（１８）のアノード電位が＋Ｖｃｃとなり、ダ
イオード（１８）が逆バイアス状態となってオフとなる
。

次に、アンテナ（Ｂ）をジャックより離脱すると、検出
信号入力端子（２２Ｂ）より入力される検出信号がＬレ
ベルとなる。

而して、切換信号発生回路（１０）からアンテナ切換信
号が供給されたとき、第１〜第４ＡＮＤ回路（２５）　
−（２８）の出力端には第５図（ａ）−（ｄ）に示す信
号が現われる。即ち、第２ＡＮＤ回路（２６）の出力は
Ｌレベルを継続する。そして、ＮＯＲ回路（２９）の出
力端には第５図（ｅ）に示す信号が現れる。

ここで、比較回路（９）から供給される信号がアンテナ
（Ｃ）を示すものであれば、入力端子（２４Ｃ）からの
入力信号がＨレベルとなるため、前記ＮＯＲ回路（２９
）の出力は第７ＡＮＤ回路（３２）に現われる。

従って、このときの切換信号は第５図（ｆ）〜（ｉ）に
示す如くなり、アンテナ（Ｂ）の切換タイミングにもア
ンテナ（Ｃ）が選択されることになる。

斯くして、本実施例の動作は達成されるが、本発明は斯
る実施例に限定されず、手動でアンテナを切換える手段
を設けるようにしてもよい。

（ト）発明の効果本発明に依れば、切換回路にて切換えられるアンテナを
選択できるようにしたので、例えばアンテナが接続され
ていない端子からの信号がサンプノングされることがな
く、音声信号にノイズが混入することがない。

また、アンテナの接続・非接続を検出するスイッチを設
け、このスイッチ出力にて切換回路を制御するようにす
れば、有効なアンテナの選択が自動的に達成される。

更に、アンテナ非接続を検出したスイッチに対応するア
ンテナの切換タイミングに、最大入力レベルを呈するア
ンテナに対応する切換信号を出力するようにすれば、良
好な品質で音声信号を受信することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は選択回路
とスイッチ回路の具体例を示す図、第３図は切換回路の
一例を示す図、第４図及び第５図は各部波形図、第６図
は従来例を示す図である。（Ａ）〜（Ｄ）・・・アンテナ、（４）・・・スイッチ
回路、（６）・・・サンプリング回路、（７）・・・制
御信号発生回路、（８）・・・ホールド回路、（９）・
・・比較回路、（１０）・・切換信号発生回路、（１１
）・・・切換回路、（１２）・・・選択回路、（１６）
・・・スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも複数のアンテナを切換えるための切換
信号を出力する切換回路と、この切換回路からの切換信
号に応じてアンテナを後段回路へ接続するスイッチ回路
とを備え、複数のアンテナから得られる受信信号を順次
サンプリングすることにより最大入力レベルの得られる
アンテナを選択し、当該アンテナにて次のサンプリング
が行なわれるまで受信するようにしたダイバーシティ受
信装置であって、前記切換回路にて切換えられるアンテ
ナを選択する選択手段を設けたことを特徴とするダイバ
ーシティ受信装置。
（２）選択手段はアンテナの接続・非接続を検出するス
イッチを含んでおり、該スイッチの検出信号に応じて切
換回路を制御するようにしたことを特徴とする請求項１
記載のダイバーシティ受信装置。
（３）切換回路は、アンテナ非接続を検出したスイッチ
に対応するアンテナの切換タイミングに、最大入力レベ
ルを呈するアンテナに対応する切換信号を出力するよう
になされていることを特徴とする請求項２記載のダイバ
ーシティ受信装置。