JPH0213091A - 複合映像信号のy/c分離装置 - Google Patents

複合映像信号のy/c分離装置

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JPH0213091A
JPH0213091A JP63160676A JP16067688A JPH0213091A JP H0213091 A JPH0213091 A JP H0213091A JP 63160676 A JP63160676 A JP 63160676A JP 16067688 A JP16067688 A JP 16067688A JP H0213091 A JPH0213091 A JP H0213091A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はN ’r S Cカラー・テレビジョン方式
の複合映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離するY
/C分離装置に関する。
従来の技術 NTSC方式の複合映像信号から輝度信号と搬送色信号
とを分離する現在のY/C分離回路は。
周波数フィルタまたはくし型フィルタによっている。し
かし搬送色信号の周波数帯域と輝度信号の周波数帯域と
が一部1Rなっているので、上記のアナログフィルタに
よる分離方式では、完全なY/C分離かできず、クロス
カラー・ドツトクロール妨害があり画質低下がさけられ
なかった。
最近、高品質、高精細な画像に対する要求が増大し、−
ツノ半導体技術の進歩によりコストが低下したことから
、ディジタル信号処理技術を適用することで」1記問題
を実用的に解決する見込みが大きくなった。
そこで1つのフレーム・メモリを用い、ディジタル変換
された人力複合映像信号をこのフレーム・メモリに入れ
て1フレーム遅延させ、遅延された1勘合映像信号と人
力複合映像信号とのフレーム間相関を利用してY/C分
離することが考えられている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら」二記のディジタルY/C分離装置は、映
像信号が静止画を表わすものであれば信号のフレーム間
相関が強いので適切に動作するが。
一般に画像には動きがあり、動きがあるとフレーム間相
関が弱くなるのでY/C分離に不充分さが残る。
−)j、)j2合像映信号の処理回路にはS/N改善を
図るためのいわゆるノイズ・リデューサといわれるノイ
ズ低減回路があり、このノイズ低減回路もフレーム・メ
モリを用いてディジタル的に構築する試みが行なわれて
いる。
そこでこの発明はY/C分離のためのフレーム・メモリ
とノイズ低減のためのフレーム・メモリとを共用化する
とともに、さらに画像の動き検出のためにも上記フレー
ム・メモリを(り用できるY/C分離装置を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 この発明による複合映像信号のY/C分離装置は、第1
および第2のフィールド・メモリが相互に縦続接続され
ることにより構成され、入力複合映像信号を1フレーム
分遅延させる第1フレーム・メモリ、第3および第4の
フィールドφメモリが相互に縦続接続されることにより
構成され。
第1フレーム・メモリに縦続接続された第2フレーム・
メモリ、人力複合映像信号と第2フレーム・メモリの出
力複合映像信号との差をとり、2フレーム間差信号を出
力する第1の減算−手段、第1フレーム・メモリの出力
複合映像信号と第2フレーム・メモリの出力複合映像信
号との差をとリ、第1の1フレーム間差信号を出力する
第2の減算手段、第1フレーム・メモリの出力複合映像
信号と入力複合映像信号との差をとり、第2の1フレー
ム間差信号を出力する第3の減算手段、第1フレーム・
メモリの第1フイールド参メモリの出力i反合映像信号
と第2フレーム・メモリの第3フィールド・メモリの出
力複合映像信号との差とり、第3の1フレーム間差信号
を出力する第4の減算手段、に記第1.第2および第3
の1フレーム間差信号および2フレーム間差信号を入力
として、複合映像信号によって表わされる画像における
動きの程度を検出する動き検出手段、上記2フレーム間
差信号を検出された動きの程度に応じたレベルに変換し
て人力複合映像信号から減算するノイズ低減手段、′:
j41フレーム・メモリの出力複合映像信号とそれに隣
接するラインの複合映像信号とを用いて輝度信号と搬送
色信号とを分離するライン間Y/C分離手段、第1フレ
ーム・メモリの出力複合映像信号と人力複合映像信号と
第2フレーム・メモリの出力複合映像信号とを用いて輝
度信号と搬送色信号とを分離する2フレーム型Y/C分
離り段、第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と第
2フレーム・メモリの出力複合映像信号信号とを用いて
輝度信号と搬送色信号とを分離する第1の1フレーム型
Y/C分離手段、第1フレーム・メモリの出力複合映像
信号と人力複合映1象1,1号とを用いて輝度信号と搬
送色信号とを分離する第2の1フレーム型Y/C分離手
段、第1゜第2.第3および第4の減算手段から得られ
る2フレーム間差信号、第1.第2.第3のの1フレー
ム間差信号のレベルに応して、上記2フレームJ<″V
Y/C分離手段、第1.第2の1フレーム型Y/C分離
手段のうちのいずれかから得られる輝度信号と搬送色信
号とをフレーム間Y/C分離による信号として出力する
選択手段、ならびにライン間Y/C分離による輝度信号
および搬送色信号と、フレーム間Y/C分離による輝度
信号および搬送色信号とを、検出された動きの程度に応
じてそれぞれ混合または切換えて最終的な輝度信号およ
び搬送色信号を出力する混合切換手段を備えていること
を特徴とする。
好ましくは上記動き検出手段において、少なくとも輝度
信号の混合切換およびノイズ低減に用いる動き検出は、
1フレーム間差信号および2フレーム間差信号の両方を
用いて行なう。また搬送色信号の混合切換のための動き
検出は2フレーム間差信号のみを用いる。
作  用 少なくとも3種類の1フレーム間差信号および2フレー
ム間差信号を入力として上記動き検出手段において画像
の動きの程度が検出されている。
検出された動きの程度はノイズ低減手段およびY/C分
離のための混合切換手段で利用されている。
ノイズ低減手段は、複合映像信号に含まれるノイズ成分
にはフレーム間相関がないこと、および搬送色信号は1
フレーム間で位相が反転しているので2フレーム間であ
れば同相になることを利用している。2フレーム間差信
号を人力複合映像信号から減算すればノイズ低減が達成
されるが1画像に動きかある場合には2フレーム間差信
号中にノイズ成分のみならず動きを表わす信号成分も含
まれる。そこで、検出された動きの程度に応じて人力1
(像映像711号から減算されるべき2フレーム間差信
号のレベルを変化させている。
フレーム間Y/C分離手段として、基準1立合映像信号
とその1フレーム前後の複合映像信号とを用いて輝度信
号と搬送色信号とを分離する2フレーム型のものと、基
準1(全映像信号とその1フレーム前または後の複合映
像信号とを用いてY/C/)′!離を行なう2種類の1
フレーム型のものとが設けられている。そして、上記選
択手段によって捕水的には2フレーム型のY/C分離手
段が選択されるか、1フレーム間にある程度以上動きが
ある場合には上記2フレーム間差信号および少なくとも
3種類の1フレーム間差信号の表わす動きに応じて、で
きるだけ動きの少ない1フレーム間差信号を用いたY/
C分離が行なわれるように2種類の1フレーム型Y/C
分離手段が適宜選択されている。
さらにフレーム間Y/C分離手段に加えてライン間Y/
C分離手段が設けられている。動きのないまたは少ない
画像の場合には映像信号の相関はライン間よりもフレー
ム間の方が強い。他方、動きの多い画像の場合には、動
きが激しければ激しいほど映像信号のフレーム間相関は
弱くなり、ライン間の相関の方が相対的に強くなる。そ
こでライン間Y/C分離結果とフレーム間Y/C分離結
県とを検出された動きの程度に応じて混合切換えて最終
的な輝度信号および搬送色信号を得ている。とくに2フ
レーム間差信号にある程度以上の動きが現われた場合に
はライン間Y/C分離結果か採用される。
実施例の説明 N T S C?u合合縁像信号輝度信号Yと搬送色信
号Cの多IF信号である。第1図に示すように輝度信号
Yは〜4.2MHz稈度の周波数帯域をもつ。
搬送色信号Cは周波数f   (3,579545M 
Hz )e が同じ′C位相が90°異なる色副搬送波を2つの色差
信号によって平衡変調した信号であり9周波数f を中
心として高域制約0.5MHz、低域制約C 1,5MHzの周波数帯域をもつ。Y/C分離装置はN
 T S C?M合合縁像信号おいて輝度信号Yと搬送
色信号(以下単に色信号という)Cとを分離するもので
ある。したがってこのY/C分離装置の人力信号はNT
SC複合映像信号、出力信号は輝度信号Yと色信号Cで
ある。
ここで述べるY/C分離装置はディジタル信号処理回路
である。N T S C?u合合縁像信号A/D変換器
でたとえば8ビツトのディジタル信号に変換されてY/
C分離装置に与えられる。A/D変換器のクロック信号
は水平同期信号またはカラーバースl−(、:号にPL
Lロックした一■−記色副搬送波の周波If f  の
4倍の周波数4f をもち、入力Se        
               SC映1壕信日はこの
周波数4f でサンプリングされe てディジタル信号に変換される。したがってディジタル
Y/C分離装置は基本的に周波数4f のC クロック信号に同期して動作する。このクロック信号の
1周期Td−1/4f  を用いると、第2C 図に示すように、1フイールドにおける1水平走査期間
はI H−910Td 、  1垂直走査期間はI V
 −2G2.5Hである。
第3図はY/C分離装置の基本構成を示している。
Y/C分離は輝度信号がフレーム間またはライン間(隣
接する水手走査ライン間)で相関が強いことを利用して
いる。動きのない画像(これを静止画という)の場合に
は輝度信号の相関はライン間よりもフレーム間の方が強
い。他方、動きのある画像(これを動画という)の場合
には、動きが激しければ激しいほど輝度信号のフレーム
間相関は弱くなる。したがって動きが激しい場合には輝
度信号の相関はフレーム間よりもライン間の方が相対的
に強くなる。
画面における動きに関連する色信号のライン間相関とフ
レーム間相関の強弱についても同じようなことが言える
が1急信号においては相関の強さの変動は輝度信号と比
較して小さい。
画像における動きは、ある画素におけるある時点の映像
信号とその時点よりも1フレーム前もしくは後またはゼ
フレーム前の同一画素における映像信号との差(この差
を表わす信号を1フレーム間差信号、または2フレーム
間差信号という)をとることにより検出される。一般に
動きが比較的ゆるやかな場合には1フレーム間差信号や
2フレーム間差信号のレベルは小さく、動きが激しくな
ると、それにつれて1フレーム間差信号や2フレーム間
差信号のレベルも大きくなる。
−ノj、映像信号に含まれるノイズ成分はフレーム間相
関性が無い。そこで2フレーム間差信号に1より小さい
適当な係数を掛けたのちそれを原映像信号から減算すれ
ばノイズの低減を図ることができる。色信号Cはフレー
ム間で1800位相が反転しているので、1フレーム間
差信号中には色信号Cが残り、好ましくなく、2フレー
ム間差信号を原映像信号から減算する訳である。
しかしながら画像に動きがある場合には2フレーム間2
信号には動きに基づく差信号゛成分が現われる。そこで
動き検出に応じて上記の係数を制御し、場合によっては
係数を0としてノイズ低減動作を行なわないようにする
必要がある。
?f33図において、フレーム間Y/C分離のために、
ノイズ低減動作に用いる2フレーム間差信号を得るため
に、そして動き検出のための1フレーム間差信号および
2フレーム間差信号を得るために、2つの第1および第
2フレーム・メモリ1O120が設けられ、縦続接続さ
れている。第1フレーム・メモリ同は、第1フィールド
・メモリ11と第2フィールド・メモリ!2とが縦続接
続されて構成される。同しように第2フレーム・メモリ
20は。
第3フィールド・メモリ21と第4フィールド・メモリ
22とが縦続接続されて構成される。これらのメモリの
さらに詳しい構成は後述する。
N T S Clh合合作像信号入力端子と第1のフレ
ーム・メモリIOとの間にはノイズ低減回路60が接続
されている。入力複合映像信号は、フレーム間Y/C分
離回路40.ノイズ低減回路60および動き検出回路8
0に′jえられる。フレーム間Y/C分離のために人力
112合映像映信号加えて、第1フレーム・メモリ10
の出力信号と第2フレーム・メモリ20の出力信号がフ
レーム間Y/C分離回路40に与えられる。ライン間Y
/C分離回路30には第1フレーム・メモリ10の出力
信号が入力する。ノイズ低減回路60には第2フレーム
・メモリ20の出力信号かり、えられる。さらに、動き
検出のために第1.第2.第3.第4フィールド・メモ
リ11゜12、21.22の出力信号が動き検出回路8
0に入力する。
動き検出回路80は1フレーム間差信号および2フレー
ム間差信号に基づいて画像における動きを検出し、動き
のf″を度をそれぞれ表わす3種類の係IK  、 K
  、  K  を発生する。係数KNは上述に   
  YC した2フレーム間差cd号に乗すべき係数としてノイズ
低減回路60に与えられる。他の係数KY。
Kcは混合切換回路50に与えられる。
上述のように輝度信号のライン間相関、フレーム間柑関
の強さは画像の動きに応じて変わる。ライン間Y/C分
離回路30からiすられる輝度信号YLとフレーム間Y
/C分離回路40から得られる輝度信号YFとを、動き
検出回路80から与えられる動きの程度を表わす係数に
、に応じた割合で混合またはり換えて最終的な輝度信号
Yを作成するのか混合切換回路50である。この混合切
換回路50はまた1色信号についても同じように、ライ
ン間Y/C分離回路30の出力色信号CLとフレーム間
Y/C分離回路40の出力色信号CFとを、動き検出回
路80から与えられる係数K。に応じた割合で混合また
は切換えて最終的な色信号Cを作成して出力する。
第3図に示す構成の一部をより詳しく示したのが第4図
である。
第1フレーム・メモリ10内の第1フィールド・メモリ
11は2人力映信号号を262H遅延させて出力する(
262水・1之うイン分の映像信号データを記憶する)
フィールド・メモリ13と、IHのライン・メモリ14
とが縦続接続されることにより構成されている。第2フ
ィールド・メモリ12は、261Hメモリ15とライン
・メモリI6とが縦続接続されて構成されている。N 
T S C?u合映像信号の入力端子とフレーム・メモ
リIOとの間にノイズ低減回路60の減算回路6Iが接
続されている。第2フレーム・メモリ20内の第3フィ
ールド・メモリ21は。
ライン・メモリ23と 261Hメモリ24と、ライン
・メモリ25とが縦続接続されることにより構成されて
いる。第4フィールド−メモリ22は262Hのメモリ
である。中央に接続されている2つのライン・メモリー
6と23はライン間Y/C分離のためのちのである。
ライン間Y/C分離回路30には、第1フレーム・メモ
リー0内のメモリー5の出力複合映像信号すなイっちラ
イン・メモリ16の人力信号(これをL2とする)と、
ライン・メモリ16の出力信号(これをLoとする)と
、第2フレーム会メモリ20内のライン・メモリ23の
出力信号(これをLlとする)とが人力する。信号り。
が基準であり、信号し は1ライン前の、信号L2は1
ライン後の信号である。信号L2は係数器32でそのレ
ベルが1/4倍され(信号L  /4)、信号し。は係
数器33で1/2倍され(信号り。/2)、信号L1は
係数器34て1/4倍される(信号L1/4)。
そし2て、減算回路35において信号り。/2がら信号
L2/4とL1/4が減算される。この減算演算によっ
て、輝度信号のライン間相関の程度に応じて輝度信号が
相殺される。たとえば信号L2゜L、L、において輝度
信号の相関が1であれば輝度信号は完全にト11殺され
る。色信号はライン間において位相が反転しているので
、信号L2/4と信号り。/2と信号L1/4の色信号
が減算回路35において加算されることにより、結局1
倍のレベルの色信号か得られる。減算回路35の出力信
号は”Seを中心周波数とし、第1図に示す色信号の周
波数帯域とほぼ等しい通過帯域をもつ第1の色信号用帯
域通過フィルタ(この第1の帯域通過フィルタをBPF
、と略す)37を経てライン間Y/C分離による色信号
CLとして出力される。
一方、減算回路35の出力信号は、f を中心局C 波数とじBPFlよりも通過帯域の狭い第2の色信号用
帯域通過フィルタ(これをBPF2と略す)36を通っ
て減算回路38に与えられる。減算回路38には基準と
なる信号り。が入力しており、この回路38において、
B、PF2の出力信号である色信号か信号り。から減算
されることにより輝度信号か残り、これかライン間Y/
C分離による輝度信号YLとして出力される。
フレーム間Y/C分離回路40には第1フレーム・メモ
リ同の出力信号F。(これは上記の信号Loと同じであ
るかフレーム間Y/C分離の基■となるものであるから
記号F。を使う)と、第2フレーム・メモリ20の出力
信号である上記基準信号よりも1フレーム前の信号F1
と、上記基準信号の1フレーム後の信号である人力複合
映像信号F2とが人力する。フレーム間Y/C分離回路
4゜は3種類のY/C分離を行なう。これらを2フレー
ム型Y/C分離、第1の1フレーム型Y/C分離、第2
の1フレーム型Y/C分離という。
2フレーム型Y/C分離は基僧信号F。と、これよりも
1フレーム前後の信号F  、F  とを用いる。信号
F2は係数器47でそのレベルが1/4(j〜され(信
号F2/4)、信号F。は係数器41で1/2イj′S
され(信号F。/2)、信号F1は係数λ↓46で1/
4倍される(信号F、/4)。そして、減り回路48に
おいて信号Fo/2がら信号F2/4とF1/4が減算
される。この減算演算によって、輝度信号のフレーム間
相関の程度に応じて輝度信号か相殺される。色信号はフ
レーム間こおいて位相が反転しているので、信号F2/
4と信号F。/2と信号F1/4の色信号が減算回路4
8において加算されることにより、結局1倍のレベルの
色信号が得られる。この色信号は切換スイッチ57の入
力端子Taに与えられる。
第1の1フレーム型Y/C分離は基準信号F。
とこれよりも1フレーム前の信号F1とを用いる。信号
F。は係数器41でそのレベルが1/2倍され(信号F
。/2)、信号F1は係数器42で1/2倍される(信
号F1/2)。そして減算回路43において信号Fo/
2がら信号F1/2が減算されることにより、輝度信号
のフレーム間相関の程度に応じて輝度信号が相殺される
。色信号はフレーム間において位相が反転しているから
、減算回路43において信号F。/2とF1/2の色信
号か結束的に加算され、1倍の色信号が得られる。この
色信号は切換スイッチ57の入力端子Tbに人力する。
第2の1フレーム型Y/C分離は基準信号F。
とこれよりも1フレーム後の信号F2とを用いる。信号
F。は同じように係数器41で1/2倍される。信号F
2は係数器44で1/2倍される(信号F、、/2>。
減算回路45において信号F。/2から信号F2/2が
減算されることにより、フレーム間t11関の程度に応
じて輝度信号が相殺され、?11られる色信号が切換ス
イッチ57の入力端子T eに与えられる。
切換スイッチ57は3つの入力端3’−Ta 、 Tb
 。
Tcのいずれかを選択するものであり、後に示す制御信
号Sによって切換制御される。切換スイッチ57は半導
体スイッチング回路等によって構成されるのはいうまで
もなく、このスイッチ57は最大4f の周期で切換制
御される。
C 切換スイッチ57から出力される色信号はBPF58を
通ってフレーム間Y/C分離の色信号CFとして出力さ
れる。一方、減算回路49において基弗信号Foから切
換スイッチ57の出力である色信号が減算されるので輝
度信号が残り、フレーム間Y/C分離の輝度信号YFと
して出力される。
減算回路81は入力複合映像信号から、2フレーム前の
信号であるフレーム・メモリ20の出力信号を減算して
2フレーム間差信号DYCを出力する。この減算回路8
1はノイズ低減回路60と動き検出回路80に共用され
、この回路81の出力信号である2フレーム間差信号D
YCは、ノイズ低減回路60の振幅1規整回路7(]に
与えられるとともに、動き検出回路80の+・沈部90
に人力する。
動き検出回路80にはまた減算回路82.83.84゜
85が含まれている。減算回路82は基準となる映1&
 f、4号(L、Foに同じ)からその1フレーム前の
信号であるフレーム・メモリ20の出力信号(F、に同
し)を減算して、第1の1フレーム間差信号DY+を出
力するものである。減算回路83は括鵡信号からその1
フレーム後の信号である人力1(合作像信号を減算して
、第2の1フレーム間差信号DY2を出力する。減算回
路84は、第1フィールド・メモリ11の出力信号から
第3フィールド・メモリ21の出力信号を減算して第3
の1フレーム間差信号DYOIを出力する。基準となる
映像信号F。からみると、第1フィールド・メモリ11
の出力信号は1フイールド後の映像信号であり、第3フ
ィールド・メモリ21の出力信号は1フイールド前の映
像信号であり、これらは飛び越し走査における5“6な
るフィールドの映像信号といえる。減算回路85には、
減算回路84に与えられる映像信号よりも1ライン後の
映像信号が与えられる。すなイ〕ち減算回路85では、
第3フィールド・メモリ21の261Hメモリ24の出
力信号から第1フィールド・メモリ11の262Hメモ
リ13の出力信号が減算されて、第4の1フレーム間差
信号DYO2か出力される。これらの1フレーム間差信
号DYOI 、DYO2は基準信号の1フイ一ルド前後
の映(象信号に基づく1フレーム間差信号であり。
かつ相互に1ラインずれた位置における差信号である。
ヒ記の1フレーム間差信号DYI、DY2゜DYOI、
DYO2は動き検出回路80の主要部90に入力する。
動き検出回路80の主要部90は、輝度信号YL。
YFの混合切換えのための係数に、(および1−に1.
)を作成する回路と2電信号CL、CYの混合切換えの
ための係数K (および係数1−Ko)を作成する回路
と、ノイズ低減のために用いる係数KNを作成する回路
と、切換スイッチ57の切換制御信号Sを作成する回路
とを含んでいる。
輝度信号の混合切換えのための係数K 、1−K、を作
成する回路の一例が第5図に示されている。この回路に
は2フレーム間差信号DYCと4つの1フレーム間差信
号DYI、DY2゜DYOI 、DYO2とが入力して
いる。
2フレーム間7i 信号D Y Cは2フレーム間の動
きを表わす輝度信号成分と色信号成分とを含んでいる。
2フレーム間で全く動きがなければこの2フレーム間差
信号DYCのレベルは0(ただしノイズを含む)である
。この差信号DYCから動きを表わす輝度信号成分のみ
を取出すために第1の低域通過フィルタ(これをLPF
、1という)101か設けられている。このLPFlの
通過帯域は色信号を遮断する程度以下の帯域に設定され
ている。LPF、を通過した信号は絶対値回路102で
絶対値化され1次に3つの比較器CIA。
CIB、CICにそれぞれ与えられる。
これらの比較器CIA−CICは動きを表わす輝度信号
成分のレベルを4段階に振分けるものである。この明細
書において一般に比較器は、第9図に示すように、入力
信号のレベルが比較器に与えられる基準値(または閾値
)以下の場合に“0”出力を9人力信号がJ!章値を超
えている場合に“1”出力を発生するものとする。比較
器CIA、CIB、CICにはそれぞれ基準値IA、I
B、ICが与えられている。これらの基準値はIA<I
B<ICの関係にある。これらの比較27CI A−C
I Cの出力はデコーダDIに与えられる。
デコーダDiは人力する3つの比較結果を表わす信号に
応じて第10図に示すような2ビツト(J4SBとLS
B)の出力を発生する。2フレーム間における動きが激
しい場合には比較器CICの出力が1”となり、この場
合にはデコーダDIの出力は“11”となる。これとは
逆に2フレーム間における動きがきわめて小さいまたは
無い場合には全比較器CIC−CIAの出力は“0“と
なり、デコーダDIの出力は“oo”を表わす。このよ
うにデコーダDiの2ビット出力fA号によって、2フ
レーム間における輝度信号によって表わされる動きの程
度が表現される。
第1O図は後に述べるデコーダD2およびデコーダD4
の動作も共通に表わしている。
1フレーム間差信号は1フレーム間における動きを表わ
す輝度信号成分と色信号成分に加えて。
静止画部分の色信号成分を含んでいる。色信号は1フレ
ーム間では180 ’の位相差をもつがらである。1フ
レーム間差信号D’YI、DY2゜DYOI  、DY
O2は係数器ill、  112. 113. 114
でそれぞれAKl・BKl ”Kl ”K0倍されたの
ち最大値回路115に人力する。係数器111.112
.113 。
114は4F・17碩の1フレーム間差信号に重み付け
を1’J、えるためのもので、それらの係数AK1.B
KICKl 、DK+は実験により最適値にあらかじめ
設定される。最大値回路115は4つの人力信号のうち
の最も大きいレベルをもつ信号を選択して出力する回路
゛Cある。最大値回路115で選択されたレベルの最も
大きい信号は第2の低域通過フィルタ(これをBPF2
という)116に入力する。
BPF2の通過帯域は1−述したLPF、の通過帯域よ
りも狭く1電信号成分を完全に除去してそれよりも周波
数の低い輝度信号成分のみを通過させるようにつくられ
ている。1フレーム間差信号には上述のように静1[画
部分の色信号成分も含まれているからである。BPF2
を通過した1フレーム間の動きを表わす輝度信号成分は
絶対値回路冊7て絶対値化され、3つの比較器C2A。
C2B、C2Cに人力する。
比較器C2A、C2B、C2Cもまた動きを表わす輝度
信号成分のレベルを4段階に分類するものであり、それ
ぞれに基章値2A、2B、2C(2A<2B<2C)か
与えられている。これらの比較器C2A−C2Cの出力
(“1″または”0“)はデコーダD2に人力する。デ
コーダD2の動作は第10図に示す通りであり、2ビツ
ト(MSB、LSB)の出力を発生する。
2つのデコーダDIとD2の各2ビツトの出力1.1号
は係数発生回路103に人力する。係数発生回路103
はデコーダDI、D2からの人力信号の表わすコード(
“1“または“0“)に応じて所定の係数に、I  K
 vを表わす信号を出力するものであり、その動作が第
12図に示されている。
上述のようにデコーダD1.D2の出力はそれぞれ2フ
レーム間差信号DYC,1フレーム間差信号DYI −
DYO2における輝度信号成分によって表わされる動き
の程度を示しており、出力“11”が最も激しい動きを
、出力“oo”が最も穏やかな動きないしは静止画状態
を示している。輝度信号のための係数に、は0〜1の間
の値をとり、動きが激しいほど大きな値に設定される。
この実施例ては係1!t Kyのとりうる値は4段階0
. 0.375. 0.G25および1にあらかじめ固
定されている。第12図においては、デコーダDiの出
力とデコーダD2の出力との間の大小関係を判定し、係
数KYか決定されている。係数Kyの決定の仕方はこれ
に限られることなく種々考えられるのはいうまでもない
。係数1−Kyは係数KYを1から減算した値として決
定される。
色信号の混合切換えのための係数K 、1−Kcを作成
する回路の一例か第6図に示されている。この回路には
2フレーム間差信号DYCのみが入力している。
2フレーム間差信号DYCは第3の帯域通過フィルタ(
これをBPF3という)に与えられる。BPF  はB
PF2と中心周波数は同じであるかそれよりもさらに狭
帯域の通過帯域をもつもので2 これにより2フレーム
間差信号DYC中の動きを表わす色信号成分が確実に抽
出される。
BPF3121の出力色信号成分は絶対値回路122で
絶対値化されて2つの比較器c3A、C3Bに入力する
。これらの比較2aC3A、C3Bには基準値3A、3
B (3A<3B)がそれぞれ与えられている。このよ
うに色信号成分のレベルを2つの比較器によって3段階
に分類しているのは9色信号の混合切換えは人間の視覚
特性上細かく制御する必要がないからである。
比較器C3A、C3Bの出力信号はデコーダD3に人力
する。デコーダD3の動作が第11図に示されている。
このデコーダD3もまた動きが激しいほど大きな値を表
わす2ビツト・コードを出力する。
デコーダD3の2ビット出力は次に係数発生回路+23
に人力する。係数発生回路123の動作は第13図に示
されている。デコーダD3から人力する2ビツト・コー
ド信号が表わす値が大きいほど動きが激しく、大きな値
の係数Kcが設定される。
係数K。もまた0〜1の間の値をとり、この実施例ては
0,0.5.および1の3段階の値に固定され、この値
がデコーダD3の出力に応じて選択される。1からK。
を減算した値をもつ係数1−I(もまた決定される。
ノイズ低減のために用いる係数KN、を作成する回路の
一例か第7図に示されている。この回路には2フレーム
間差信号DYCと1フレーム間差信号DYI 、DY2
 、DYOI 、DYO2とが入力する。
2フレーム間差信号DYCは絶対値回路131で絶対値
化されたのち最大値回路132に入力する。
絶対値回路131の出力信号は2フレーム間における動
きを表わす輝度信号成分と色信号成分とを含んでいる。
他方1フレーム間差信号DYI 、DY2DYOI 、
DYO2は係数器141.142.143.144でそ
れぞれAK2 ”’に2 ”K2 ”K2倍されたのち
、最大値回路145に人力する。これらの係数器も1フ
レーム間差信号に適当な重みを与えるためのもので、そ
の係数は実験により最適値に設定される。
最大値回路145から出力される最も大きい動きを表イ
)す信号は次に、LPF2146に人力し9色信号成分
が除去される。LPF2146の出力信号は1フレーム
間における動きを表イ〕す輝度信号成分であり、これは
絶対値回路147で絶対値化され。
最大値回路132に入力する。
最大値回路132は絶対値回路131 、147から入
力する2つの人力信号のうちいずれかレベルの大きい方
の信号を選択して出力する。この回路132の出力信号
はM準(ii’f4A、4B、4C(4A<4 B< 
4 C)がそれぞれ与えられている3つの比較器C4A
、C4B、C4Cに人力し、4段階に分けられる。これ
らの比較器C4A−C4Cの出力はデコーダD4に人力
する。デコーダD4の動作は上述した第10図に示され
ている。デコーダD4の2ビツト・コード出力は係数発
生回路133に人力する。
係数発生回路133の動作が第14図に示されている。
デコーダD4の出力コードの表わす値が大きいほど動き
が激しい。係数KNは動きが激しいほど小さな値に設定
される。この実施例では係数KNハ0.75 、 0 
、G25. 0.375および0(7)4段階に固定的
に設定されており、入力コードに応じてこれらのうちの
いずれかが選択される。動きがほとんど無いないしは静
止画のときには(入力コードは“00“)係数KNは最
も大きい0.75に、動きか最も激しいときには(入力
コードは“11”)係数KNは0に設定される。
第8図はノイズ低減回路60に含まれる振幅調整回路7
0の一例を示している。この回路70は上述したように
2フレーム間差信号DYCを入力とし。
減功回路61に与えるべき彼減算信号を出力するもので
ある。
振幅調整回路70は切換器72を備えている。この切換
器72は3つの人力a、b、cのうちのいずれか1つを
デコーダD5から出力されるコード信号に応じて切換え
接続して出力し、減算回路B1に与えるものである。後
に詳しく説明するように、2フレーム間差信号DYCに
よって表わされる動きの程度に応じて動きが無いないし
は穏やかなときには入力aが、中間のときには入力すが
、激しいときには入力Cがそれぞれ選択される。
2フレーム間差信号DYCは2フレーム間における動き
を表わす輝度信号成分および色信号成分(動きがないと
きにはこれらの成分は0)ならびにノイズ成分を含んで
いる。この差信号DYCは係数器71に入力する。係数
器71の係数は上記KNによって決定される。係数器7
1によってKN倍された差信号DYCは入力aとして切
換器72に与えられる。
2フレーム間差信号DYCはまた符号判別回路73に人
力し、その符号(正または負)が判別され、この判別結
果は閾値符号化回路74に人力する。閾値符号化回路7
4には後述する閾値発生回路63または64から出力さ
れる閾1m A lまたはA2(これらを包括して便宜
的にAで表わす)が人力している。符号化回路74にお
いてこの入力閾値Aに符号化回路73で判別された符号
が付与され1人力すとして切換器72に与えられる。閾
値発生回路63、64とは別に設けられた閾値発生回路
から出力される閾値信号を符号化回路74に人力するよ
うにしてもよい。
切換回路72の入力Cは0レベルの信号である。
2フレーム間差信号DYCはまた動きの程度を検出する
ために絶対値回路75に与えられ、絶対値化されたのち
比較器CAおよびCBにそれぞれ入力する。比較器CA
およびCBの基準値となる相互に異なる閾値At、A2
およびBl。
B2をそれぞれ発生する回路63. G4およびG5.
613が設けられている。これらの閾値はAI <Bl
 。
At <A2 、Bl <B2の関係にある。閾値At
A2のうちいずれか一方が切換スイッチ7Gによって、
閾値Bl、B2のうちのいずれか一方が切換スイッチ7
7によってそれぞれ選択され、比較器CA、CBにそれ
ぞれ与えられる。切換スイッチ76、77は連動してお
り9手動で切換が可能である。これにより、S/N改善
の効果が画像によって切換えられる。
比較器CA、CBの出力信号(“O“または“1“)は
デコーダD5に入力する。デコーダD5の動作およびデ
コーダD5の出力によって制御される9」換器72の切
換動作が第15図に示されている。2フレーム間差信号
DYCに基づいて検出される画像の動きが激しいときに
はデコーダD5の出力は“11”となり、切換器72に
おいて人力Cが選択される。この場合には切換器72の
出力はOであるから、減算回路61に人力する原映像信
号はそのまま減算回路61を通過する。すなわちノイズ
低減動作は行なわれない。動きが中間程度の場合にはデ
コーダD5の出力は“10”となり、切換器72におい
て人力すが選択される。したがって閾値符号化回路74
から出力される。振幅が一定(閾値Aに等しい)でかつ
差信号DYCと同じ符号をもつ閾値信号が減算回路61
に与えられ、原映像信号からこの閾値信号が減算される
。このことによりあるF^度のノイズ低減効果が得られ
る。動きが穏やかまたは無い場合にはデコーダD5の出
力が“00“となり、切換器72において人力aが選択
される。この場合には係数471によってKN倍された
2フレーム間差信号が減算回路61に与えられ、この信
号が原映像信号から減算されるので、動きの程度に応じ
たノイズ低減効果が期待できる。
第16図は切換スイッチ57の切換制御信号Sを発生す
る回路を示している。この回路には2フレーム間差信号
DYCおよび1フレーム間差信号DYI 、DY2 、
DYOI 、DYO2が入力する。2フレーム間差信号
DYCは上述のように2フレーム間の動きを表わす輝度
信号成分と色信号成分とを含んでいる。この信号DYC
は絶対値回路160で絶対値化されたのち、比較器C6
Pに人力し。
その基僧値6Pと比較される。信号DYCの表わす曲白
象の動きかjgいかまたは小さい場合には比較器C6P
から“0“の信号が出力される(これを端的に「ト目間
あり」ということにする)。また信号DYCの表わす画
像の動きが大きい場合には比較器C6Pから“1”の信
号が出力される(これを「F1関なし」という)。比較
器C6Pの出力信号は信号M M CとしてデコーダD
6に人力する。
−り、1フレーム間差信号DYI 、DY2 。
D YOI 、D YO2ハ@ミ付キ係数5151.1
52.153゜154でそれぞれAK3 ”’に3 ”
K3 ”K3倍され(A  、B  、C、D  <1
)、LPF2155゜K3   K3   K3   
K3 15[i、 157.158でその色信号成分が除去さ
れ、さらに絶対値回路161.162.1133. I
O2で絶対値化されたのち比較器C6A、C6B、C6
C,CODにそれぞれ人力し その基準値6A、6B。
6C,6Dと比較される。比較結果に応じて相関あり“
0”または相関なし“1°を表わす信号が比較器C6A
、C6B、C6C,C6Dから出力され、それぞれ信号
MYI 、MY2 、MYOIMYO2としてデコーダ
D6に入力する。
デコーダDGは比較器C6P、C6A−C6Dからの入
力信号に応じて切換制御信号Sを作成するもので、その
動作の一例が第17図に示されている。捕水的に比較器
C6Pの出力MYCが相関あり“0”を表わしていると
き、すなわち2フレーム間差信号DYCに現われた動き
が小さい場合であって、比較器C6C,C6Dの出力M
 Y 01M Y 02も相関あり“0″を表わしてい
るときのみ切換制御信号Sが生成される。すべての信号
MYC,MYI  、MY2 、MYOI  、MYO
2が“O゛を表わしているときには、切換スイッチ57
の入力端子Taを選択する信号Sが発生し、フレーム間
Y / C分離回路40において2フレーム型のY/C
分離動作が行なわれる。また、信号MYC,MYI 、
MYOI 、MYO2が“θ″で、信号M Y 2のみ
が“1”の場合には入力端子Tbを選択する信号Sが生
成され、第1の1フレーム型Y/C分離動作が行なわれ
る。信号MYC。
MY2 、 IVIYOI 、MYO2が“0”で、信
号MYIのみが“1″の場合には入力端子Tcを選択す
る信号Sが発生し、第2の1フレーム型Y/C分離動作
か行なわれる。信号MMC,MYOI 、MYO2が“
0″で、信号MYI 、MY2がともに“1”の場合に
は伝号Sは前回出力された状態に保持される。
信号MYCが°0”てあって信号M Y 01またはM
YO2が1″の場合、および信号MMCが“1”の場合
には、他の(5号の状態に関係なく。
混合切換回路50においてライン間Y/C分離による輝
度信号YLと色信号CLが選択され、フレーム間Y/C
分離による輝度信号YFと色信号CFは出力されないよ
うにする。これは1強制的に係数K  、K  を1に
設定するか、または係数C K  、K  が1となるようにこれらの係数発生量〜
°  C 路の比較器の基学値を調整しておくことにより実現され
る。信号MYC,MYOI 、MYO2が“0”て信号
MYI、MY2が1”の場合にもライン間Y/C分離の
みを用いるようにしてもよい。
以上のようにして、2フレーム間差信号DYC。
第3.第4の1フレーム間差信号MYOI 、MYO2
に現われる動きの程度や、動きが第1の1フレーム間差
信号DYIに現われているのか、第2の1フレーム間差
信号DY2に現われているのかに応じて、フレーム間Y
/C分離を2フレーム間差信号に基づいて行なうか9前
後の1フレーム間差信号のいずれに基づいて行なうのか
が切換制御される。
第18図は混合切換回路50の具体的構成の一例を示し
ている。この回路50は輝度信号についての回路と色信
号についての回路とを備えている。
輝度信号についての回路は、ライン間Y/C分離による
輝度信号YLが人力する係数器51と、フレーム間Y/
C分離による輝度信号YFが入力する係数器52と、こ
れらの係数器51.52の出力信号を加算する171J
算回路53とから構成され、加算回路53の出力信号か
このY/C分離装置の出力である輝度信号Yとなる。係
数器51の係数はに、であり、係数器52の係数は1−
KYである。信号YLは係数器51においてに9倍され
る。信号YFは係数器52において(1−に、、)倍さ
れる。係数KYは画像における動き(輝度信号に基づい
て検出された動き)が激しいほど大きな値をとり、係数
1−KYは動きが小さいほど大きな値をとる。したがっ
て動きが激しいほどライン間Y/C分離輝瓜信号YLの
混合される割合が多くなり、Kyが1の場合にはこの信
号YLが輝度信号Yとして出力される。逆に動きが小さ
いほどフレーム間Y/C分離輝度信号YFの混合される
割合が多くなり、静止画の場合には信号YFが輝度信号
Yとして出力される。
色信号についての混合切換回路の動作も輝度信号の場合
と全く同じである。すなわちこの回路は、ライン間Y/
C分離による色信号CLをK。
倍する係数器54と、フレーム間Y/C分離による色信
号CFを1−Ko倍)する係数器55と、これらの係数
器54.55の出力信号を加算する加算回路56とから
構成され、加算回路56の出力信号がこのY/C分離装
置の出力である色信号Cとなる。
係数K。は画像における動き(色信号に基づいて検出さ
れた動き)が激しいほど大きな値をとり2係数1−Kc
は動きが小さいほど大きな値をとる。したがって動きが
激しいほどライン間Y/C分離色信号CLの混合される
割合が多くなり。
Kcが1の場合にはこの信号CLが色信号Yとして出力
される。逆に動きが小さいほどフレーム間Y/C分i#
邑信号CFの混合される割合が多くなり、静止画の場合
には信号CFが色信号Cとして出力される。
発明の効果 以−Lのようにこの発明では、2つのフレーム・メモリ
を用い、これらのフレーム・メモリをノイズ低減手段の
ための2フレーム間差信号の生成と、動き検出のために
共用している。このため構成を簡素化できる。また、複
合映像信号によって表わされる画像の動きを検出し、こ
の検出した動きの程度を、ノイズ低減手段における制御
、およびライン間Y/C分離結果とフレーム間Y/C分
離結県との混合切換制御のために用いているので、動き
の程度に応じた適切なノイズ低減とY/C分離とを達成
でき、高品質、高精細な画像再生が期待できる。さらに
フレーム間Y/C分離とし、て、括阜映像信号とその1
フレーム前後の映1象信号とを用いて行なう2フレーム
型Y/C分離と、括桑映像1.<号とその1フレーム前
または後の映像信号とを用いた2種類の1フレーム型Y
/C分離とを設けている。そして、Y/C分離と動きh
z出の時間軸上の位相のバランスのよい2フレーム型Y
/C分離を基本として活用し、1フレーム間差信号に現
われる動きが比較的大きいときには、2つの1フレーム
間差信号のうち動きの少ないノボに対応する1フレーム
型Y/C分離に切換えるようにしているので、動き画像
の二重像妨害が発生しやすいという2フレーム型Y/C
分離の欠点が充分にカバーされている。
【図面の簡単な説明】
第1図は輝度信号と色信号の周波数帯域を示し、第2図
は1フイ一ルド画面の走査を説明するための図である。 第3図はY/C分離装置の基本構成を示すブロック図で
ある。 第4図はY/C分離装置をより詳しく示すブロック図で
ある。 第5図から第7図は動き検出回路の主要部の構成を具体
的に示すブロック図であって、第5図は輝度ft号成分
の動き検出回路を、第6図は色信号成分の動き検出回路
を、第7図はノイズ低減のための動き検出回路をそれぞ
れ示している。 第8図はノイズ低減回路における振幅調整回路の具体的
構成を示すブロック図である。 第9図は比較器の動作を説明するための図である。 第10図および第11図は第5図から第7図で用いられ
ているデコーダの動作を説明するためのものである。 第12図、第13図および第14図は、第5図から第7
図でそれぞれ用いられている係数発生回路の動作を示す
ものである。 第15図は第8図で用いられているデコーダの動作を示
すものである。 第16図はフレーム間Y/C分離回路における切換スイ
ッチの切換制御信号を発生する回路の具体的47.7成
を示すブロック図、第17図はこの回路で用いられるデ
コーダの動作を説明するためのものである。 第18図は混合切換回路の構成を示す回路図である。 10、20・・・フレーム・メモリ。 30・・・ライン間Y/C分離回路。 40・・フレーム間Y/C分離回路。 50・・混合切換回路。 57・・・切換スイッチ。 60・・・ノイズ低減回路。 80・・・動き検出回路。 81、82.83.84.85・・・減算回路。 90・・・動き検出回路の主要部。 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1および第2のフィールド・メモリが相互に縦続接続
    されることにより構成され、入力複合映像信号を1フレ
    ーム分遅延させる第1フレーム・メモリ、 第3および第4のフィールド・メモリが相互に縦続接続
    されることにより構成され、第1フレーム・メモリに縦
    続接続された第2フレーム・メモリ、 入力複合映像信号と第2フレーム・メモリの出力複合映
    像信号との差をとり、2フレーム間差信号を出力する第
    1の減算手段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と第2フレー
    ム・メモリの出力複合映像信号との差をとり、第1の1
    フレーム間差信号を出力する第2の減算手段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と入力複合映
    像信号との差をとり、第2の1フレーム間差信号を出力
    する第3の減算手段、 第1フレーム・メモリの第1フィールド・メモリの出力
    複合映像信号と第2フレーム・メモリの第3フィールド
    ・メモリの出力複合映像信号との差とり、第3の1フレ
    ーム間差信号を出力する第4の減算手段、 上記第1、第2および第3の1フレーム間差信号および
    2フレーム間差信号を入力として、複合映像信号によっ
    て表わされる画像における動きの程度を検出する動き検
    出手段、 上記2フレーム間差信号を検出された動きの程度に応じ
    たレベルに変換して入力複合映像信号から減算するノイ
    ズ低減手段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号とそれに隣接
    するラインの複合映像信号とを用いて輝度信号と搬送色
    信号とを分離するライン間Y/C分離手段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と入力複合映
    像信号と第2フレーム・メモリの出力複合映像信号とを
    用いて輝度信号と搬送色信号とを分離する2フレーム型
    Y/C分離手段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と第2フレー
    ム・メモリの出力複合映像信号とを用いて輝度信号と搬
    送色信号とを分離する第1の1フレーム型Y/C分離手
    段、 第1フレーム・メモリの出力複合映像信号と入力複合映
    像信号とを用いて輝度信号と搬送色信号とを分離する第
    2の1フレーム型Y/C分離手段、 第1、第2、第3および第4の減算手段から得られる2
    フレーム間差信号、第1、第2、第3のの1フレーム間
    差信号のレベルに応じて、上記2フレーム型Y/C分離
    手段、第1、第2の1フレーム型Y/C分離手段のうち
    のいずれかから得られる輝度信号と搬送色信号とをフレ
    ーム間Y/C分離による信号として出力する選択手段、
    ならびに ライン間Y/C分離による輝度信号および搬送色信号と
    、フレーム間Y/C分離による輝度信号および搬送色信
    号とを、検出された動きの程度に応じてそれぞれ混合ま
    たは切換えて最終的な輝度信号および搬送色信号を出力
    する混合切換手段、を備えた複合映像信号のY/C分離
    装置。
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