JPH0213065Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213065Y2
JPH0213065Y2 JP1981041476U JP4147681U JPH0213065Y2 JP H0213065 Y2 JPH0213065 Y2 JP H0213065Y2 JP 1981041476 U JP1981041476 U JP 1981041476U JP 4147681 U JP4147681 U JP 4147681U JP H0213065 Y2 JPH0213065 Y2 JP H0213065Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overbody
over
attached
outer tube
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981041476U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57156113U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981041476U priority Critical patent/JPH0213065Y2/ja
Publication of JPS57156113U publication Critical patent/JPS57156113U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0213065Y2 publication Critical patent/JPH0213065Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエアクリーナ主としてトラツクや産
業車両用として使用される大型エアクリーナにお
ける過エレメントに関する。
トラツクや産業車両などに用いられる大型エア
クリーナでは、一定の走行時間ごとに過エレメ
ントを容器から取り出し、エレメント表面に付着
堆積したダストを洗浄(またはエア吹き)により
除去して再使用するのが一般であり、その際、
過エレメントの外側を持ちながら洗浄(エア吹
き)を行うが、そのエレメントを材だけとする
と洗浄時や容器からの脱着時に、材を損傷する
恐れがあるところから、その過エレメントは第
1図に示すように紙を菊花形環状にひだ付け加
工した過体1′の外側と内側に保形と保護を兼
ねた鉄板製多孔のアウターチユーブ3′とインナ
ーチユーブ2′が嵌挿され、その上、下端には環
状の上端板4′および皿状の下端板5′が装着さ
れ、過体1′の内径は200mm〜300mm、ひだ山の
高さは40mm〜50mm、上下の高さは300mm〜400mmの
大きさに作られている。
また、上記大型のエアクリーナでは単位面積当
たりの目詰まりまでの時間を延ばして寿命の延長
を計るため、過体1′のひだ山の数を多くして
過面積を大きくするのが普通であり、したがつ
て、過体1′の組付け状態においては、外周側
では各ひだの尖鋭な先端が一定のピツチ間隔でア
ウターチユーブ3′の滑らかな内面に接触するが、
内周側ではピツチが小さく殆んど密集した状態で
インナーチユーブ2′の外面に接している。(図面
では内周側も間隔があるように示したが、実際に
は密集しており、紙は高さ方向に波付け加工が
施されていて密集部での空気の流れが確保されて
いる。) ところで、従来のエレメントでは大型のため吸
入空気量が大きいにかかわらず、過体1′の外
周側において上記のように各ひだの尖鋭な先端が
一定間隔でアウターチユーブ3′の滑らかな内面
に単純に接するだけなため、使用時に過体1′
の表面へのダストの付着が進行して内側の負圧が
高まつていくと、過体1′のひだ付け部が図示
点線のように波形に折れ曲がると共に横ずれして
2山〜4山ぐらいずつひだが密着したり、あるい
は車体の振動によりひだの先端がアウターチユー
ブ3′の内面にこすれたりして、正常な過機能
を果さずエレメントの寿命を短くしてしまう。
なお、これまでにこの種の過エレメントとし
て、プリーツ加工材の内周側横方向に合成樹脂
製の肉厚な環状補強細帯を数条固着し、その外側
突部を材の各プリーツ間に介入装着して、内外
の保護筒を省略すると共に材内周部の重なりを
防ぐようにしたものが実公昭46−32703号により
公知である。
しかし、このものは材の内周側に数条の補強
細帯を設けることによつて内外の保護筒を省略す
る点に特徴があり、前記のような理由から内外の
保護筒を必要とするトラツクや産業車両などに用
いられる大型のエアクリーナには適さないもので
あり、仮に使用できたにしても、外周側には材
を保持するものがないために材表面にダストが
付着堆積して内外の圧力差が高まると、上述のも
のと同様に材のひだが折れ曲がつたり、密着し
たりして正常な過機能を発揮することができな
い。
そこで、この考案は過体の内外に保護用の多
孔チユーブを用いる大型エアクリーナ用の過エ
レメントとして、使用時における過体のひだ付
け外周部の曲がりや横ずれを防止し、長期の使用
に耐えられるようにすることを目的とするもの
で、アウターチユーブの内周面に、内面に粗面を
形成した肉薄板を被着し、この肉薄板の内側粗面
に過体のひだ付け部先端を当接させたことを特
徴としている。
第2図および第3図はこの考案の実施例を示す
ものであり、1は紙を菊花状にひだ付け加工し
た所要大きさの過体であり、通常のように内側
には鉄板製の孔明きインナーチユーブ2が嵌挿さ
れると共に外側には同様のアウターチユーブ3が
嵌挿され、上端には環状の上端板4が装着され下
端には皿状の下端板5が装着されているが、上記
アウターチユーブ3の内周面には、多数の通気孔
6bを有すると共に内面に多数のすじまたは小突
起により粗面6aを形成したゴム、合成樹脂など
の比較的に摩擦係数の大きな材料からなる肉薄板
6が被着されており、その内側粗面6aに過体
1のひだ付け部の尖鋭な先端がそれぞれ当接する
ようになされている。
上記のように、この考案では過体1のひだ付
け部の尖鋭な先端が摩擦性肉薄板6の内側粗面に
当接し全長にわたつて係止された状態にあるの
で、使用中に過体1の表面にダストが付着し内
部負圧が多少大きくなつても、過体1のひだ付
け外周部は簡単に折れ曲がつたり横ずれしたりせ
ず、ひだ付け部の重なりが防止され、過機能が
低下することなく長期の使用に耐えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過エレメントの一部切断斜視
図。第2図はこの考案の実施例の一部切断斜視
図。第3図はその半断面平面図。 図中、1,1′……過体、2,2′……インナ
ーチユーブ、3,3′……アウターチユーブ、4,
4′……上端板、5,5′……下端板、6……肉薄
板、6a……粗面、6b……通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙を菊花状にひだ付け加工した環状の過体
    1の内外に孔明き鉄板製のインナーチユーブ2お
    よびアウターチユーブ3を嵌挿し、上下端には、
    上端板4および下端板5を装着し、上記アウター
    チユーブ3の内周面に、内面に粗面6aを形成し
    た肉薄板6を被着し、該肉薄板6の内側粗面6a
    に上記過体1のひだ付け部の先端を当接させた
    ことを特徴とするエアクリーナにおける過エレ
    メント。
JP1981041476U 1981-03-26 1981-03-26 Expired JPH0213065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981041476U JPH0213065Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981041476U JPH0213065Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57156113U JPS57156113U (ja) 1982-10-01
JPH0213065Y2 true JPH0213065Y2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=29838535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981041476U Expired JPH0213065Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0213065Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061220Y2 (ja) * 1988-11-04 1994-01-12 東洋エレメント工業株式会社 エアクリーナ用フィルタエレメント

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57156113U (ja) 1982-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0377907B1 (en) Filter and installation means for dry material filter for electric vacuum cleaner
US4365980A (en) Air filter assembly
EP0152513B1 (en) Filter element for fluid cleaner systems
US3399516A (en) Impregnated fiber air filter and method of making same
JPS59102412A (ja) 濾過器カ−トリツジ用の分離器
JPH09508850A (ja) 径方向シールを備えた円筒形エアフィルタ及びこのエアフィルタのハウジングの製造方法
JPH0213065Y2 (ja)
US7147013B2 (en) Fluid containment apparatus, and method of using same
JP3162753B2 (ja) エアクリーナ用エレメント
JPH0239286B2 (ja)
JPH0122465B2 (ja)
US20070199286A1 (en) Filter element
JPS6110740Y2 (ja)
JPH0440726Y2 (ja)
JPH022411Y2 (ja)
JPS607776Y2 (ja) 空気清浄器
JPH031048B2 (ja)
JPS5849766Y2 (ja) 濾過器
JPS5892435A (ja) 流体清浄器
JPH08247156A (ja) ベアリングシール
JPH061220Y2 (ja) エアクリーナ用フィルタエレメント
JPS5891361A (ja) 内燃機関用エアクリ−ナのフイルタエレメント
JPH0414083Y2 (ja)
JPH0221847B2 (ja)
JPS592819Y2 (ja) 空気清浄用」ろ「過エレメト