JPH0212930Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212930Y2 JPH0212930Y2 JP15267686U JP15267686U JPH0212930Y2 JP H0212930 Y2 JPH0212930 Y2 JP H0212930Y2 JP 15267686 U JP15267686 U JP 15267686U JP 15267686 U JP15267686 U JP 15267686U JP H0212930 Y2 JPH0212930 Y2 JP H0212930Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- fabric
- fixed
- mesh
- rug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000010985 leather Substances 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はカーペツトのような繊維製の床用敷物
や座席用シートマツトのような座席用敷物などの
敷物類の捲れ上りやずれ落ちを防止するために使
用する敷物用固定材に関するものである。
や座席用シートマツトのような座席用敷物などの
敷物類の捲れ上りやずれ落ちを防止するために使
用する敷物用固定材に関するものである。
(従来の技術)
敷物類の捲れ上りやずれ落ちを防止するには、
両面粘着テープを使用したり、マジツクフアスナ
ーという商品名で市販されている雌雄一対の面フ
アスナーが一般に使用されている。
両面粘着テープを使用したり、マジツクフアスナ
ーという商品名で市販されている雌雄一対の面フ
アスナーが一般に使用されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、両面粘着テープで布製の敷物類を固
定した場合には、一旦剥離すると粘着性が乏しく
なつて再度固定するには新規なものに換えなけれ
ばならないうえに粘着剤が敷物類に残り、また、
従来の面フアスナーは高価なうえ雌雄の面フアス
ナーを敷物類と被固定面の双方に予め固着してお
かなければならない。
定した場合には、一旦剥離すると粘着性が乏しく
なつて再度固定するには新規なものに換えなけれ
ばならないうえに粘着剤が敷物類に残り、また、
従来の面フアスナーは高価なうえ雌雄の面フアス
ナーを敷物類と被固定面の双方に予め固着してお
かなければならない。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記のような問題点を解決した敷物用
固定材を目的として完成されたもので、表面が平
らな粘弾性プラスチツクス薄層が基布の片面に形
成されているプラスチツクスレザー地の裏面に無
数の短繊維が密植された網目状植毛部を形成した
ことを特徴とするものである。
固定材を目的として完成されたもので、表面が平
らな粘弾性プラスチツクス薄層が基布の片面に形
成されているプラスチツクスレザー地の裏面に無
数の短繊維が密植された網目状植毛部を形成した
ことを特徴とするものである。
(作用)
このような敷物用固定材は、例えばプラスチツ
クスタイル張りの床面に粘弾性プラスチツクス薄
層を密接させて予め敷設して網目状植毛部を表面
側としておき、次いで、その上にカーペツトを敷
きつめて該カーペツトの裏面を網目状植毛部に係
合させて使用する。
クスタイル張りの床面に粘弾性プラスチツクス薄
層を密接させて予め敷設して網目状植毛部を表面
側としておき、次いで、その上にカーペツトを敷
きつめて該カーペツトの裏面を網目状植毛部に係
合させて使用する。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1は綿布などの任意の基布2に可塑剤
を多目に含有させたポリアミド系合成樹脂などの
粘弾性プラスチツクス薄層3を被着形成した表面
が平らなプラスチツクスレザー地であつて、その
裏面の基布面には無数の短繊維が密植された網目
状植毛部4が形成されている。なお、表面が平ら
なプラスチツクス薄層3を形成するには、例えば
シリコン樹脂コーテイング紙などの剥離紙や離型
処理を施したみがきステンレス鋼板などにロール
コーテイング法などで可塑剤を多目に含有させた
プラスチツクス原料を塗布してこれに基布2を圧
着一体化し、硬化後離型して表面が鏡面状に仕上
つたプラスチツクスレザー地とすればよく、ま
た、網目状植毛部4を形成するには、先ず、レー
ス編地などの可撓性を有する網状部材の片面に無
数の短繊維を密植した植毛網地を予め用意し、こ
れをプラスチツクスレザー地1の裏側の基布面に
短繊維の植毛されていない貼付面もつて接着剤5
で接着するのを普通とするが、プラスチツクスレ
ザー地1の裏側の基布面に直接周知の電植法で植
毛するようにしてもよい。
明すれば、1は綿布などの任意の基布2に可塑剤
を多目に含有させたポリアミド系合成樹脂などの
粘弾性プラスチツクス薄層3を被着形成した表面
が平らなプラスチツクスレザー地であつて、その
裏面の基布面には無数の短繊維が密植された網目
状植毛部4が形成されている。なお、表面が平ら
なプラスチツクス薄層3を形成するには、例えば
シリコン樹脂コーテイング紙などの剥離紙や離型
処理を施したみがきステンレス鋼板などにロール
コーテイング法などで可塑剤を多目に含有させた
プラスチツクス原料を塗布してこれに基布2を圧
着一体化し、硬化後離型して表面が鏡面状に仕上
つたプラスチツクスレザー地とすればよく、ま
た、網目状植毛部4を形成するには、先ず、レー
ス編地などの可撓性を有する網状部材の片面に無
数の短繊維を密植した植毛網地を予め用意し、こ
れをプラスチツクスレザー地1の裏側の基布面に
短繊維の植毛されていない貼付面もつて接着剤5
で接着するのを普通とするが、プラスチツクスレ
ザー地1の裏側の基布面に直接周知の電植法で植
毛するようにしてもよい。
このように構成されたものは、床面などの被固
定面に表面が平らな粘弾性プラスチツクス薄層3
を密接させて相互間に生じる吸着力の粘弾性プラ
スチツクス薄層3の粘性で被固定面から捲れ上つ
たりずれ動くことなく添装固定し、次いで、その
上からカーペツトなどを敷いてゆけば、床面に粘
弾性プラスチツクス薄層3をもつて固定されてい
るプラスチツクスレザー地1の裏側の基布面に密
植された無数の短繊維が被固定面と敷物類の布目
に係合するとともに網目状植毛部4の網目に敷物
類の一部が入り込む敷物類はずれ落ちなり捲れ上
ることなく適確に固定される。なお、前記説明で
は床面へカーペツトを固定する場合についてのみ
であるが、プラスチツクスレザー地により被套さ
れた椅子類に布製のクツシヨン材を固定する場合
などにも広く使用できる。
定面に表面が平らな粘弾性プラスチツクス薄層3
を密接させて相互間に生じる吸着力の粘弾性プラ
スチツクス薄層3の粘性で被固定面から捲れ上つ
たりずれ動くことなく添装固定し、次いで、その
上からカーペツトなどを敷いてゆけば、床面に粘
弾性プラスチツクス薄層3をもつて固定されてい
るプラスチツクスレザー地1の裏側の基布面に密
植された無数の短繊維が被固定面と敷物類の布目
に係合するとともに網目状植毛部4の網目に敷物
類の一部が入り込む敷物類はずれ落ちなり捲れ上
ることなく適確に固定される。なお、前記説明で
は床面へカーペツトを固定する場合についてのみ
であるが、プラスチツクスレザー地により被套さ
れた椅子類に布製のクツシヨン材を固定する場合
などにも広く使用できる。
(考案の効果)
本考案は前記説明から明らかなように敷物類の
捲れ上りやずれ落ちを適確容易に防ぐことができ
るもので、プラスチツクスレザー地は被固定面や
敷物類によく馴染むので異物感がなく、また、反
覆使用が可能なうえ被固定面と敷物類の双方に予
め固定しておく必要もないので使用法も簡単な利
点もあり、製作容易で安価に提供できる利点と相
まち、従来の敷物用固定材の問題点を解決したも
のとして実用的価値極めて大なものである。
捲れ上りやずれ落ちを適確容易に防ぐことができ
るもので、プラスチツクスレザー地は被固定面や
敷物類によく馴染むので異物感がなく、また、反
覆使用が可能なうえ被固定面と敷物類の双方に予
め固定しておく必要もないので使用法も簡単な利
点もあり、製作容易で安価に提供できる利点と相
まち、従来の敷物用固定材の問題点を解決したも
のとして実用的価値極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく要部の断面図である。 1:プラスチツクスレザー地、2:基布、3:
プラスチツクス薄層、4:網目状植毛部。
図、第2図は同じく要部の断面図である。 1:プラスチツクスレザー地、2:基布、3:
プラスチツクス薄層、4:網目状植毛部。
Claims (1)
- 表面が平らな粘弾性プラスチツクス薄層3が基
布2の片面に形成されているプラスチツクスレザ
ー地1の裏面に無数の短繊維が密植された網目状
植毛部4を形成したことを特徴とする敷物用固定
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15267686U JPH0212930Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15267686U JPH0212930Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357989U JPS6357989U (ja) | 1988-04-18 |
JPH0212930Y2 true JPH0212930Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=31070868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15267686U Expired JPH0212930Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212930Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-04 JP JP15267686U patent/JPH0212930Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357989U (ja) | 1988-04-18 |
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