JPH02129296A

JPH02129296A - 洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH02129296A
Application number: JP63284118A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Kawai; 康弘川井
Original assignee: Sunstar Inc
Current assignee: Sunstar Inc
Priority date: 1988-11-09
Filing date: 1988-11-09
Publication date: 1990-05-17
Anticipated expiration: 2011-01-24
Also published as: JPH086116B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 λ吸Δ秤朋分！本発明は洗浄剤組成物、さらに詳しくは皮膚や毛髪に対
し、高い安全性を有し、しかも優れた使用感およびコン
ディショニング効果を有する洗浄剤組成物に関する。

従来技術およびその課題洗浄剤組成物は、洗浄力、起泡力などの洗浄性に優れた
ものであることが当然に要求される。さらに、人体の洗
浄に用いられるシャンプー、ボディシャンプー、洗顔剤
、ハンドソーブなどや台所洗剤、ハウスホールド洗剤な
ど洗浄剤組成物と人体が直接接触するものについては、
皮膚刺激性が低いことが必要であり、更にシャンプー、
ボディシャンプー、洗顔剤については、眼に対する刺激
性が低（、かつ使用後の皮膚、毛髪の感触の良いことが
特に要求される。

これらの要求をある程度満足させる界面活性剤として、
スルホコハク酸系界面活性剤が提案されている（例えば
、特開昭５７−６５７９８号公報参照）。しかし、スル
ホコハク酸系界面活性剤は使用後の感触が悪く、起泡力
も十分であるとはいえない。これらの欠点を改善する方
法として、リン酸エステルと併用させたり（例えば、特
開昭６２−１６４７９７号、特開昭６２−１４８５９９
号）、シリコーン誘導体を併用させたり（特開昭６２−
８４１９８号）、Ｎ−アシルアミノ酸誘導体を併用させ
たりする（特開昭６２−１０９８９７号）ことが提案さ
れているが、未だ充分に問題は解決されていない。

これらの問題を解決する洗浄剤として、本発明者は先に
出願を行った（特願昭６３−４２８３６号）か、さらに
検討を加えた結果、本発明を完成するに至った。

本発明は、皮膚に対する安全性の高いスルホコハク酸誘
導体を洗浄剤成分として用い、しかも使用感が良好で使
用後のコンディンヨニング効果にらオくれた洗浄剤組成
物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段すなわち本発明は、（ａ）後記式［１］で表されるスルホコハク酸誘導体、
および（ｂ）ランジウムドメスチカムジャックバーデュークま
たはランジウムドメスヂカムノヤックバーランサの果皮
より得られた粗抽出物、その成分であるランシック酸、
ランノオサイド及びそれらの誘導体からなる群より選ば
れる１種または２種以上を含有することを特徴とする洗浄剤組成物を提供するも
のである。

本発明組成物に配合されるスルホコハク酸誘導体は、下
式：％式％［］〔式中、ＭｌおよびＭ、は各々別個に水素、アルカリ金
属またはＮ　Ｉ−１。

１５のアルキル基を意味する〕で表される。

前記式ＩにおいてＸが１５以上である場合、炭素数か８
以下または１６以上の場合は、洗浄剤組成物の起泡力が
不充分である。

前記スルホコハク酸誘導体の代表的なものとしては、モ
ノラウリルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキンエチ
レンモノラウリルスルホコハク酸などが挙げられるが、
特に下式：％式％Ｃ式中、Ｍ、およびＭ、は各々別個に水素、アルカリ金
属またはＮＨ４Ｘは０〜１５の整数９ｍおよびｎは１〜１４の整数であ
り、ｍ→ｎは９〜１５の整数〕で表されるスルホコハク酸誘導体が好ましい。

前記式ＨにおいてＸ≧１６の場合、ｍ＋ｎ≦８、ｍ＋ｎ
≧１６の場合は、洗浄剤組成物の起泡力が不充分である
。

かかる式■のスルホコハク酸誘導体としては、具体的に
は、ソフタノールＭＥＳ−３、ソフタノールＭＥＳ−７
、ソフタノールＭＥＳ−１２（日本触媒化学工業（株）
製）などが挙げられる。

該誘導体を得るには、特開昭５４−２４８１８号公報に
開示のごとく、無水マレイン酸とアルコール類とを反応
させて、高純度のマレイン酸モノアルコール類エステル
を製造し、ついで特開昭５４−２４８２５号公報に開示
の方法によりスルホン化を行うことにより得られる。な
お、式［Ｉ］および式［■］において、記反応においてエチレンオキシドの代わりにプロピレン
オキシドを用いる。

該スルホコハク酸誘導体の配合量は、組成物中５〜２０
重量％である。配合量がこの範囲より少ないと、起泡力
が十分でなく、一方、この範囲より多いとゲル化を起こ
す。

つぎに、本発明の洗浄剤に配合される他の成分は、ラン
ジウムドメスチカムジャツクバーデュークまたはランジ
ウムドメスチカムジャックバーランサの果皮より得られ
た粗抽出物、その成分であるランシック酸、ランジオサ
イド、およびそれらの誘導体からなる群より選ばれる１
種または２種以上の成分である。

かかるデュークまたはランサの果皮より得られる粗抽出
物、ランシック酸およびランジオサイドの抽出、分離お
よび精製法ならびにその構造は公知であり（例えば、特
開昭６０−２４３０２０号参照）、商業的に入手するこ
とができる。また、誘導体としては、ランシック酸の塩
（例えば、ナトリウム塩、ニナトリウム塩など）、エス
テル（例えば、炭素数２〜１２のモノアルキルエステル
、炭素数２〜１２のジアルキルエステルなと）、ランジ
オサイドの塩（例えば、ナトリウム塩、カリウム塩など
）、エステル（例えば、炭素数２〜１２のモノアルキル
エステルなど）などが挙げられ、常法により製造するこ
とができる。

これらの成分は、ランシック酸、ランジオサイドおよび
それらの誘導体に換算して、組成物中０．０００１〜５
重量％配合するのが好ましい。これらの配合ｍが０．０
００１重量％より少ないと使用感、コンディショニング
効果が悪い。一方、５重里％を越えると起泡力を阻害す
るので好ましくない。

本発明の洗浄剤組成物には、さらに平均分子量５０００
〜２５０００、好ましくは１００００〜２５０００の高
分子ｍ加水分解コラーゲンを配合することにより一層コ
ンディショニング効果が向上し、髪のまとまりや肌表面
の感触がよくなる。加水分解コラーゲンの平均分子量が
５０００未満のものは毛髪や皮膚との親和性が低く、コ
ンディショニング効果の向上か望めない。−船釣に、加
水分解コラーゲンは洗浄剤組成物に添加すると、洗浄過
程で皮膚表面に吸着し、皮膚表面を保護するため、洗浄
剤組成物の皮膚刺激性を低減させると言われているが、
平均分子ｆｆ１５０００未満のものは、５０００以上の
ものに比べ吸着保護効果は余り期待できない。

なお、加水分解コラーゲンの配合量は好ましくは０．１
−１０％、更に好ましくは０．５〜５％である。かかる
加水分解コラーゲンは動物の結合組織を生化学処理して
得られるしのであり、市販品としては例えば、ＧＥＬ　
ＩＴＡ−ＳＱＬ　　Ｃ（ケリタ社製）などが挙げられる
。

本発明組成物に添加される他の成分としては、アニオン
、カヂオン、ノニオン、両性の各界面活性剤、香料、色
素、防腐剤、ＬＩＶ吸収剤、酸化防止剤、ｐＨ調整剤、
薬効剤、ハイドロトロープ剤、清涼剤、植物抽出エキス
、パール化剤、粘度調整剤など、従来洗浄剤組成物の成
分として公知のものを本発明の効果を損なわない範囲で
配合してしよい。

兆敷賎つぎに、本発明を実施例および比較例により更に詳しく
説明する。

第１表に記載の組成にて常法により各種洗浄剤を調製し
た。また、下記に示す方法により各洗浄剤（シャンプー
、ボディーシャンプー、洗顔剤）を評価した結果を第１
表に合わせ示す。なお、第１表中＊１〜＊４はつぎの物
質を示す。

＊１：ポリオキシエチレン（７モル）分技アルキル（Ｃ
１，〜Ｃｌ４）スルホコハク酸ナトリウム＊２：ポリオ
キシエチレン（５モル）ヤシ油脂肪酸スルホコハク酸ナ
トリウム＊３ニラウリルスルホコハク酸ナトリウム＊４：ポリオ
キシプロピレン（３モル）分枝アルキル（Ｃ、Ｏ〜Ｃｌ
８）スルホコハク酸ナトリウム〔テスト方法〕（１）シなやかさ、なめらかさ（シャンプー；スワッヂ
法）２０９、長さ約１０ｃ１１の毛束をｌＯ％ンヤンブー溶
液５０村中に４０℃、２分間浸漬する。更に４０℃の水
を４５０１混合し均一とし、ついで毛束を取り出し水洗
する。２０℃、６５ＲＨ％にて一昼夜乾燥する。同様に
、比較例１のシャンプーで処理したものを対照とする。

２０℃６５ＲＨ％におけるうくネラー（Ｎ＝ｌＯ）の触
感テスト ◎：対照に比べしなやかさ・滑らかさを感じる人が８Å
以上 ○；対照に比べしなやかさ・滑らかさを感じる人が５〜
７人Ｘ：対照に比べしなやかさ・滑らかさを感じる人が４Å
以下（２）実便用テスト（シャンプー、ボディーシャンプー
、洗顔剤）その使用感を下記の基準に基づき、パネラ−１０名によ
る実使用テストで評価した。

◎：比較例に比べて使用感が極めてよい○・比較例に比
へて使用感がよい ×：比較例と同等以下の使用感なお、対照はシャンプーについては比較例１１ボデイー
ノヤンプーについては比較例５、洗顔剤については比較
例７を用いた。

（３）皮膚−次刺激性試験：１−（ａｒｔｌｅｙ系白色モルモットの雄ｌＯ匹を１群
とする。サンプルの２５％水溶液０　、　ｌ　ｃｃ塗布
したバッチテスト用絆創膏を刺毛部位に２４時間閉塞貼
布する。除去後、試料を拭きとり１時間、２４時間及び
４８時間後に下記の基準により判定する。

判定基準（刺激強度）：肉眼的に変化なし軽度の紅斑　　　　　　　土中程度の紅斑　　　　　　十強度の紅斑および浮腫　　＋十（５）総合評価全て〇　　−〇上記以外　−× として評価した。

○・刺激強度十以上の例数が４以下 ×：刺激強度十以上の係数が５以上（４）眼粘膜−次刺激性試験日本白色家兎３羽を１群とする。サンプル５０％水溶液
をＯ、ｌ　ｃｃ下眼瞼内に投与し、その後、１．４．２
４．４８．７２時間後および４日、７日後に観察する。

判定基準：Ｄｒａｉｚｅの眼刺激評価点数表に従う。

○ニア日後における平均合計点が１５点未満Ｘニア日後における平均合計点が１５点以上発明の効果本発明の洗浄剤は、使用感が良好で皮膚や毛髪に対して
優れたコンディショニング効果が得られると共に、皮膚
や眼に対する刺激が極めて低く安全性が高い。

特許出願人　サンスター株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（ａ）下式： ▲数式、化学式、表等があります▼［ I ］〔式中、Ｍ＿１およびＭ＿２は各々別個に水素、アルカ
リ金属またはＮＨ＿４；Ａは−ＯＣ＿２Ｈ＿４−または▲数式、化学式、表等が
あります▼；Ｘは０〜１５の整数；Ｒ＿１は炭素数９〜１５のアルキル基を意味する〕で表されるスルホコハク酸誘導体、および（ｂ）ランジウムドメスチカムジャックバーデュークま
たはランジウムドメスチカムジャックバーランサの果皮
より得られた粗抽出物、その成分であるランジック酸、
ランジオサイド及びそれらの誘導体からなる群より選ば
れた１種または２種以上を含有することを特徴とするコ
ンディショニング性を有する洗浄剤組成物。
（２）前記式［ I ］のスルホコハク酸誘導体が下式： ▲数式、化学式、表等があります▼［II］〔式中、Ｍ＿１およびＭ＿２は各々別個に水素、アルカ
リ金属、ＮＨ＿４；Ａは−ＯＣ＿２Ｈ＿４−または▲数式、化学式、表等が
あります▼；Ｘは０〜１５の整数；ｍおよびｎは１〜１４の整数であり、ｍ＋ｎは９〜１５の整数〕で表されるスルホコハク酸誘導体である前記請求項１記載の組成物。
（３）平均分子量５０００〜２５，０００の加水分解コ
ラーゲンを配合した前記請求項１または請求項２記載の
組成物。