JPH0212895Y2 - - Google Patents

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JPH0212895Y2
JPH0212895Y2 JP13446784U JP13446784U JPH0212895Y2 JP H0212895 Y2 JPH0212895 Y2 JP H0212895Y2 JP 13446784 U JP13446784 U JP 13446784U JP 13446784 U JP13446784 U JP 13446784U JP H0212895 Y2 JPH0212895 Y2 JP H0212895Y2
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JP13446784U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は色又は材質の異なる2種類の表皮と該
表皮を一体的に固定する裏皮から構成される時計
バンドに関する。
「従来技術及びその問題点」 時計バンドは皮膚に直接接触させて長時間使用
するものである為丈夫さが要求されるが、一方で
はいわゆるアクセサリー的要素が強く、従つてそ
のデザイン性は極めて重視される。
さて、時計バンドの主流を占める皮製バンドに
おいては外側に現れる表皮を種々の色に染色した
り、表皮全体に子牛、鍔、カンガルー、その他の
高級な材料を使用することにより好ましいデザイ
ン性を達成しているが、いずれも表皮として一種
類(一枚)の材料を使用している為に、例え色違
いの染色を施したとしてもそのデザインは単調に
なり易い。
又このような皮製時計バンドにおいては長手方
向自由端を折り返し接着し、留め金又は時計保持
用ピンを挿通する為の環状空隙部を形成している
が、このような空隙部を形成する為には前記自由
端部を薄肉にして且つ引つ張りに強い材質にしな
ければならず、従つて表皮自体もそのような材質
のものを使用しなければならないという機能上の
問題があり、そのデザイン性が制限される。
本考案が解決しようとする技術的課題は、色又
は材質の異なる2種類の表皮により表側を形成す
ることにより、二律背反的なデザイン的効果の向
上と環状空隙部の形成容易化を兼ね備える時計バ
ンドを提供することにある。
又本考案の他の技術的課題は、前記2種類の表
皮の重ね合わせ境界線上に金具を巻回すことによ
りデザイン的効果が更に向上すると共に、重ね合
わせ境界線上の接着剥離を防止する事の出来る時
計バンドを提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 而して本考案の解決しようとする技術的課題
は、色又は材質の異なる2種類の表皮と該表皮を
一体的に貼着固定する裏皮からなり、時計保持用
ピンを挿通する為の環状空隙部を形成する基側が
中央側より薄肉になるよう前記2種類の表皮の端
部同士を重ね合せて接着し、該重ね合せ部の境界
線上に金具を巻回して固定した事にある。
尚、基側が中央側より薄肉に形成するとは中央
側に位置する表皮を基側に位置する表皮より厚肉
なものを使用したり、又、中央側に位置する表皮
と裏皮との間に可撓性の弾性薄板を内装して構成
してもよい。又前記2種類の表皮の重ね合せ部の
境界線上に巻回される1本又は複数本の線材を組
み合わせて使用してもよく又平板状部材により形
成してもよい。これらはいずれもデザイン性の面
から決定される。
「作用」 かかる技術手段によれば、中央側に位置する表
皮と基側に位置する表皮とを色違いに形成した
り、又中央側に位置する表皮を強度的には不安で
もデザイン的に優れた材料で形成したり、又該表
皮を環状空隙部を形成するに不適当の厚肉材料で
形成することも出来、従来時計バンドとして機能
上不可能であつた種々の材料を用いて表皮を形成
することができる。
又前記2種類の表皮は、その重ね合わせ部境界
線上で金具により巻回固定されている為、該重ね
合わせ境界線上の接着剥離を防止出来ると共に、
該金具がデザイン上好ましい効果を発揮し得る。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を
例示的に説明する。ただしこの実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配
置などは特に特定的な記載がない限りは、この考
案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単
なる説明例に過ぎない。
第1A図は本考案の実施例に係る、短ベルト1
と長ベルト2から構成される時計バンドの全体構
成を示す全体斜視図、第1B図乃至第1C図は時
計保持用ピン挿通用環状空隙部3,4と留め具取
付用環状空隙部5を夫々形成前の長ベルト2と短
ベルト1の形状を示す平面図である。
長ベルト2は、時計保持用ピンを挿通する為の
環状空隙部3を形成する基側Aより徐々に狭幅に
して先端部6をR状に形成すると共に、長手方向
中心線上に複数の小孔を穿設し、留め具固定孔7
となす。
さてかかる長ベルト2は中央側に位置する表皮
21と基側Aに位置する表皮22の夫々色又は材
質の異なる2種類の表皮21,22と、これらの
表皮21,22を一体的に貼着固定する裏皮23
と、前記2種類の表皮21,22の重ね合せ部2
6の境界線上に巻回された金具24よりなり、各
部構成を第2A図乃至第2C図に示す断面図に基
ずいて説明するに、中央側に位置する表皮21
は、デザイン性と巻回した際の弾性力を保持させ
る為に厚肉に形成すると共に、側縁部23aをR
状に腕曲して形成した裏皮凹部23b内に接着剤
を介して貼着せしめている。(第2C図参照) このように本実施例によれば表皮21側縁面を
裏皮23腕曲部により包被せしめている為に表皮
側縁面21aより剥離したりする恐れを防止出来
る。
第2B図は前記2種類の表皮21,22の重ね
合せ部26の境界線上の断面構成を示し、中央側
に位置する表皮21が下側になるよう重ね合わせ
て接着した後、その境界線上より一本の真鋳線材
で形成した金具24を巻回して前記2種類の表皮
21,22と裏皮23とを固定する。
このように本実施例によれば、中央側に位置す
る厚肉な表皮21が、基側Aに位置する薄肉な表
皮22の下側になるよう重ね合わせている為に、
その重ね合わせ部がなだらかな斜面となり、且つ
その境界線を金具24によりしつかりと固定して
いる為に、重ね合わせ境界線上の接着剥離を防止
出来ると共に、該金具24がデザイン上好ましい
効果を発揮し得る。
第2A図は基側Aに位置する表皮22、即ち時
計保持用ピンを挿通する為の環状空隙部3を形成
する表皮22部分の断面構成を示し、該表皮22
は折り返して環状空隙部3を形成容易なように薄
肉にして、且つ所定強度をもたす為に一枚の滑し
皮で形成し、接着剤を介して裏皮23と貼着せし
めている。
裏皮23の断面形状は第2C図と同様に、側縁
部23aをR状に腕曲して表皮22を収納する凹
部23bを形成してもよいが、該裏皮23に接着
される表皮22が薄肉の為、必ずしもそのような
形状にせずに、断面一直線状に形成しても表皮側
縁面22aが剥離する恐れは少ない。
そしてかかる基側Aは第1B図に示すように、
直角線T−T′に沿つて折り返して環状空隙部3
を形成する。
次に短ベルト1の構成を第1C図に基づいて説
明する。
短ベルト1は、中央部に位置する厚肉の表皮1
1と、その両側自由端側に位置する2枚の表皮1
2,13と、これらを一体的に貼着固定する裏皮
14と、基側に位置する表皮12と中央部に位置
する表皮11の重ね合せ部16の境界線上に巻回
された金具15よりなる。
そして時計保持用ピン挿通用環状空隙部4を形
成する基側に位置する表皮12と裏皮14との貼
着手段、該表皮12と中央部に位置する表皮11
の重ね合せ部16の固定手段、及び中央部に位置
する表皮11と裏皮14との貼着手段はいずれも
前記長ベルト2と同一構成である為に、その説明
を省略し、先端側B即ち留め具取付用環状空隙部
5を形成する表皮13と中央部に位置する表皮1
1との重ね合わせ部17の構成についてのみ説明
する。
前記重ね合わせ部17は、中央部に位置する表
皮11が下側になるよう貼着すると共に、その境
界線上には金具15を取り付けていない。(第2
D図参照) けだしそのように構成した理由は前記境界線上
に金具15を巻回すると、長ベルト2の先端が挿
入しにくくなること、又長ベルト2は先端側B
(留め具側)より挿入される為に、先端側Bの薄
肉表皮13が上側になるよう貼着しておけば剥離
する恐れがないこと、及び重ね合わせ部17は長
ベルト2により保護されている為に外部と直接接
触する恐れがないこと、等の理由により、金具1
5を設けなくても剥離する恐れがないことの理由
による。
尚、前記先端側Bの薄肉表皮13は基側の薄肉
表皮12と同様に第2D図に示される断面構成に
より貼着され、先端部を直角線T−T′に沿つて
折り返し且つ中央部を直線溝状に切り欠き、留め
具取付用環状空隙部5となす。
第3図は金具31及び重ね合わせ部32の境界
線形状を円弧状に形成した長ベルト30の他の実
施例で、平板状の金具31を用い、デザイン効果
を高めると共に、前記円弧状の境界部を完全に隠
蔽し剥離の完全な防止を図つている。尚、37は
中央に位置する表皮、34は基側に位置する表
皮、35は裏皮である。又短ベルトについては図
示しないが同様に構成されている。
第4図は金具41及び重ね合わせ部42の境界
線形状を斜め直線状に形成した長ベルト40の他
の実施例で、2本の真鋳線材を金銀に色分けして
並列に配置して金具41を形成し、デザイン効果
を高めている。尚、43は中央に位置する表皮、
44は基側に位置する表皮、45は裏皮である。
尚、前記真鋳線材は中央で交差する如くねじり
形状に形成してもよい。これらはいずれもデザイ
ン上の問題である。
「考案の効果」 以上記載した如く、本考案によれば、色又は材
質の異なる2種類の表皮により表側を形成した為
に、デザイン効果の向上を達成しつつも、環状空
隙部の形成に何の支障もない時計バンドを得るこ
とが出来る。
又本考案は、前記2種類の表皮の重ね合わせ境
界線上に金具を巻回したため、デザイン的効果が
更に向上すると共に、重ね合わせ境界線上の接着
剥離を完全に防止出来る等の種々の効果を得るこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の実施例に係る、短ベルト1
と長ベルト2から構成される時計バンドの全体構
成を示す全体斜視図、第1B図及び第1C図は時
計保持用ピン挿通用環状空隙部3,4と留め具取
付用環状空隙部5を夫々形成前の長ベルト2と短
ベルト1の形状を示す平面図である。第2A図乃
至第2C図は第1B図のM−M′、N−N′、P−
P′線断面図、第2D図は第1C図のQ−Q′線断面
図を示す。第3図及び第4図はいずれも他の実施
例に係る長ベルトの構成を示す平面図である。 1,2:時計バンド、3,4,5:環状空隙
部、11,21,37,43:中央側に位置する
表皮、12,22,34,44:基側に位置する
表皮、14,23,35,45:裏皮、15,2
4,31,41:金具、16,26,32,4
2:重ね合せ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 色又は材質の異なる2種類の表皮と該表皮を一
    体的に貼着固定する裏皮からなり、時計保持用ピ
    ンを挿通する為の環状空隙部を形成する基側が中
    央側より薄肉になるよう前記2種類の表皮の端部
    同士を重ね合せて接着し、該重ね合せ部の境界線
    上に金具を巻回して固定した事を特徴とする時計
    バンド。
JP13446784U 1984-09-04 1984-09-04 時計バンド Granted JPS6147819U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13446784U JPS6147819U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 時計バンド

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JP13446784U JPS6147819U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 時計バンド

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Publication Number Publication Date
JPS6147819U JPS6147819U (ja) 1986-03-31
JPH0212895Y2 true JPH0212895Y2 (ja) 1990-04-11

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