JPH02128850A - 圧電式印字ヘッド - Google Patents
圧電式印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH02128850A JPH02128850A JP28236988A JP28236988A JPH02128850A JP H02128850 A JPH02128850 A JP H02128850A JP 28236988 A JP28236988 A JP 28236988A JP 28236988 A JP28236988 A JP 28236988A JP H02128850 A JPH02128850 A JP H02128850A
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- 238000007639 printing Methods 0.000 title claims abstract description 35
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
印字用部材を備える可動部材と、該可動部材に接続する
印字用部材駆動用圧電素子とを備えた圧電式印字ヘッド
に関し、 可動部材の破損を防止して耐久性を向上させることを目
的とし、 印字用部材を備える可動部材と、前記可動部材に接続す
る圧電素子とを備え、前記圧電素子に加えられる充電及
び放電により、前記可動部材に印字動作及び復帰動作を
行わせる圧電式印字ヘッドにおいて、゛前記圧電素子の
放電エネルギを小さく設定し、これにより、復帰動作時
における前記可動部材のオーバーシュート量が少なくな
るようにした構成とする。
印字用部材駆動用圧電素子とを備えた圧電式印字ヘッド
に関し、 可動部材の破損を防止して耐久性を向上させることを目
的とし、 印字用部材を備える可動部材と、前記可動部材に接続す
る圧電素子とを備え、前記圧電素子に加えられる充電及
び放電により、前記可動部材に印字動作及び復帰動作を
行わせる圧電式印字ヘッドにおいて、゛前記圧電素子の
放電エネルギを小さく設定し、これにより、復帰動作時
における前記可動部材のオーバーシュート量が少なくな
るようにした構成とする。
本発明は、印字用部材を備える可動部材と、該可動部材
に接続する印字用部材駆動用圧電素子とを備えた圧電式
印字ヘッドに関する。
に接続する印字用部材駆動用圧電素子とを備えた圧電式
印字ヘッドに関する。
近時、ドツトプリンタの高速化要求に伴い、電磁方式に
代わって、圧電素子を用いた高速作動印字ヘッドが求め
られている。この種の圧電素子としては、例えば198
4年3月12日発行の日経メカニカル、第92頁に示さ
れたように、片側の表面に内部電橋となる金属ペースト
膜が形成された複数枚の圧電セラミックスのグリーンシ
ートを積層し、これを焼成して得られたものが使用され
る。
代わって、圧電素子を用いた高速作動印字ヘッドが求め
られている。この種の圧電素子としては、例えば198
4年3月12日発行の日経メカニカル、第92頁に示さ
れたように、片側の表面に内部電橋となる金属ペースト
膜が形成された複数枚の圧電セラミックスのグリーンシ
ートを積層し、これを焼成して得られたものが使用され
る。
この種の圧電素子をワイヤ等の印字用部材の駆動源とし
て用いる圧電式印字ヘッドでは、先端に印字用部材を備
えて板ばねにより片持状に支持される可動部材に圧電素
子の一端が接続され、該圧電素子に充電することにより
生ずる変位により可動部材を前進方向に回動させて印字
用部材に印字動作を行わせる。その後、印字完了直前に
圧電素子を放電させると、該圧電素子は可動部材ととも
に復帰し、これらの動作の繰り返しにより所定の印字が
行われる。
て用いる圧電式印字ヘッドでは、先端に印字用部材を備
えて板ばねにより片持状に支持される可動部材に圧電素
子の一端が接続され、該圧電素子に充電することにより
生ずる変位により可動部材を前進方向に回動させて印字
用部材に印字動作を行わせる。その後、印字完了直前に
圧電素子を放電させると、該圧電素子は可動部材ととも
に復帰し、これらの動作の繰り返しにより所定の印字が
行われる。
第4図は従来の圧電式印字ヘッドの駆動条件説明図で、
第4図(a)は圧電素子駆動波形図を示し、第4図(b
)は印字用部材の変位波形図を示している0両図とも横
軸は時間(1)で、第4図(a)の縦軸には電圧(V)
を、第4図(b)の縦軸には変位をそれぞれとっている
。第4図(a)において、T1は充電時間で、Ttは放
電時間である。
第4図(a)は圧電素子駆動波形図を示し、第4図(b
)は印字用部材の変位波形図を示している0両図とも横
軸は時間(1)で、第4図(a)の縦軸には電圧(V)
を、第4図(b)の縦軸には変位をそれぞれとっている
。第4図(a)において、T1は充電時間で、Ttは放
電時間である。
ところが、このような従来の駆動条件では、第4図(b
)に明らかなように、可動部材復帰時における可動部材
先端のオーバーシュート量a、が大きいため、板ばね又
は可動部材に過応力が発生し、これらの部材に折損が生
じて耐久性が低下するという問題があった。
)に明らかなように、可動部材復帰時における可動部材
先端のオーバーシュート量a、が大きいため、板ばね又
は可動部材に過応力が発生し、これらの部材に折損が生
じて耐久性が低下するという問題があった。
本発明は板ばね及び可動部材の折損を防止して耐久性を
向上させることのできる圧電式印字ヘッドを提供するこ
とを目的とするものである。
向上させることのできる圧電式印字ヘッドを提供するこ
とを目的とするものである。
第1図は本発明の原理説明図で、図中、1は先端にワイ
ヤ等の印字用部材2を備えた可動部材、3は圧電素子で
ある。
ヤ等の印字用部材2を備えた可動部材、3は圧電素子で
ある。
可動部材lは、固定部4に片持状に支持されている。
圧電素子3は、可動部材1の基部付近に一端が接続され
ている。
ている。
本発明では、このような構成の印字ヘッドの圧電素子3
の放電エネルギを、従来より小さく設定している。
の放電エネルギを、従来より小さく設定している。
印字時には、圧電素子3に所定時間通電することにより
充電する。これにより、圧電素子3に変位が生じて可動
部材lとの連結部が上方に移動し、可動部材1は上方の
実線の位置に移動する。これとともに印字用部材2も同
方向に前進して印字動作が行われる。
充電する。これにより、圧電素子3に変位が生じて可動
部材lとの連結部が上方に移動し、可動部材1は上方の
実線の位置に移動する。これとともに印字用部材2も同
方向に前進して印字動作が行われる。
印字完了直前に圧電素子3に対する通電が停止されて放
電が行われ、印字動作を完了した可動部材1は下方の実
線のオーバーシュートした位置に−たん後退した後、1
点鎖線で示す位置に復帰する。この復帰時における可動
部材1のオーバーシュート量agは図中付記した従来の
場合のa、より少ない。これは、本発明の場合、゛1電
素子3の放電エネルギを従来より小さくしたことにより
達成されるものである。なお、従来の場合の可動部材復
帰時のオーバーシュート状態は2点鎖線で示している。
電が行われ、印字動作を完了した可動部材1は下方の実
線のオーバーシュートした位置に−たん後退した後、1
点鎖線で示す位置に復帰する。この復帰時における可動
部材1のオーバーシュート量agは図中付記した従来の
場合のa、より少ない。これは、本発明の場合、゛1電
素子3の放電エネルギを従来より小さくしたことにより
達成されるものである。なお、従来の場合の可動部材復
帰時のオーバーシュート状態は2点鎖線で示している。
また、圧電素子3の放電エネルギを小さくすることは、
放電のための電極短絡時間を短かくすることにより実現
可能である。
放電のための電極短絡時間を短かくすることにより実現
可能である。
そして、これらの充放電を繰り返すことにより所定の印
字が行われる。
字が行われる。
このように、本発明では、復帰動作時における可動部材
lの先端のオーバーシュート量が小さくなっているため
、可動部材(可動部材が板ばねにより支持される場合は
仮ばねを含む)に過応力が発生して折損が起るのを防止
することができ、耐久性は向上する。
lの先端のオーバーシュート量が小さくなっているため
、可動部材(可動部材が板ばねにより支持される場合は
仮ばねを含む)に過応力が発生して折損が起るのを防止
することができ、耐久性は向上する。
以下、第2図及び・第3図に関連して本°発明の詳細な
説明する。
説明する。
第2図は本発明が適用される印字ヘッドの要部構造説明
図で、図中、1.2及び3は第1図と同様の可動部材、
印字用部材(ワイヤ)及び圧電素子、5はベース(第1
図の固定部4に相当)、6はカバーである。
図で、図中、1.2及び3は第1図と同様の可動部材、
印字用部材(ワイヤ)及び圧電素子、5はベース(第1
図の固定部4に相当)、6はカバーである。
可動部材工は、ベース5に固定された板ばね7を介し片
持状に支持され、基部付近で圧電素子3の上端に連結部
材8を介し連結されている。
持状に支持され、基部付近で圧電素子3の上端に連結部
材8を介し連結されている。
圧電素子3の下端はべ”−ス5に連続されており、該圧
電素子3の放電エネルギは従来より小さく設定されてい
る。
電素子3の放電エネルギは従来より小さく設定されてい
る。
このような構成の圧電式印字ヘッドの各部駆動条件は第
3図に示す通りで、第3図(a)は圧電素子駆動波形図
を、第3図(b)は印字用部材の変位波形図をそれぞれ
示している。第3図(a)において、T3は充電時間(
最初の)、T4は放電時間である。
3図に示す通りで、第3図(a)は圧電素子駆動波形図
を、第3図(b)は印字用部材の変位波形図をそれぞれ
示している。第3図(a)において、T3は充電時間(
最初の)、T4は放電時間である。
印字時には、圧電素子3に時間T、だけ通電することに
より充電する。これにより、圧電素子3に変位が生じ、
可動部材1は、この変位により連結部材8を介し駆動さ
れ、板ばね7を弾性変形させながら第1図の上方の実線
の位置に移動する。
より充電する。これにより、圧電素子3に変位が生じ、
可動部材1は、この変位により連結部材8を介し駆動さ
れ、板ばね7を弾性変形させながら第1図の上方の実線
の位置に移動する。
これとともに印字用部材2も同方向に前進して印字動作
が行われる。
が行われる。
印字完成直前に圧電素子3に対する通電が停止されて放
電が行われ、印字動作を完了した可動部材1は、第1図
の下方の実線のオーバーシュートした位置に−たん後退
した後、1点鎖線で示す位置に復帰する。以下、この動
作の繰り返しにより所定の印字が行われる。この復帰時
における可動部材1の先端のオーバーシェード量a!は
従来のa、より少ない、これは圧電素子3の放電時間T
4を従来のT2より短か(して放電エネルギを従来より
小さくしたことにより達成されるものである。放電時間
を短かくすることは、放電のための電極短絡時間を短か
くするにより実現され1、その時間の制御は可能である
。
電が行われ、印字動作を完了した可動部材1は、第1図
の下方の実線のオーバーシュートした位置に−たん後退
した後、1点鎖線で示す位置に復帰する。以下、この動
作の繰り返しにより所定の印字が行われる。この復帰時
における可動部材1の先端のオーバーシェード量a!は
従来のa、より少ない、これは圧電素子3の放電時間T
4を従来のT2より短か(して放電エネルギを従来より
小さくしたことにより達成されるものである。放電時間
を短かくすることは、放電のための電極短絡時間を短か
くするにより実現され1、その時間の制御は可能である
。
このように、本発明では、復帰動作時における可動部材
1の先端のオーバーシュート量が少なくなっているため
、可動部材1や板ばね7に過応力が発生して折損するの
を防止することができ、耐久性は向上する。
1の先端のオーバーシュート量が少なくなっているため
、可動部材1や板ばね7に過応力が発生して折損するの
を防止することができ、耐久性は向上する。
以上述べたように、本発明によれば、圧電素子の放電エ
ネルギを小さくして復帰動作時における可動部材先端の
オーバーシュート量を少なくするようになっているため
、可動部材やこれを支持する板ばねに過応力が発生して
これらの部材が折損するのを防止することができ、耐久
性向上を実現することが可能になる。
ネルギを小さくして復帰動作時における可動部材先端の
オーバーシュート量を少なくするようになっているため
、可動部材やこれを支持する板ばねに過応力が発生して
これらの部材が折損するのを防止することができ、耐久
性向上を実現することが可能になる。
第1図は本発明の原理説明図、
第2図は本発明の実施例の印字ヘッドの要部構造説明図
、 第3図(aL (b)は同、駆動条件説明図、第4図(
a)、 (b3は従来の圧電式印字ヘッドの駆動条件説
明図で、 図中、 1は可動部材、 2は印字用部材(ワイヤ)、 3は圧電素子、 5はベース(固定部)、 7は板ばね、 Tt 、T4は放電時間である。
、 第3図(aL (b)は同、駆動条件説明図、第4図(
a)、 (b3は従来の圧電式印字ヘッドの駆動条件説
明図で、 図中、 1は可動部材、 2は印字用部材(ワイヤ)、 3は圧電素子、 5はベース(固定部)、 7は板ばね、 Tt 、T4は放電時間である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 印字用部材(2)を備える可動部材(1)と、前記可動
部材(1)に接続する圧電素子(3)とを備え、 前記圧電素子(3)に加えられる充電及び放電により、
前記可動部材(1)に印字動作及び復帰動作を行わせる
圧電式印字ヘッドにおいて、前記圧電素子(3)の放電
エネルギを小さく設定し、これにより、復帰動作時にお
ける前記可動部材(1)のオーバーシュート量が少なく
なるようにしたことを特徴とする圧電式印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63282369A JPH0725171B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 圧電式印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63282369A JPH0725171B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 圧電式印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128850A true JPH02128850A (ja) | 1990-05-17 |
JPH0725171B2 JPH0725171B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=17651510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63282369A Expired - Fee Related JPH0725171B2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 圧電式印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725171B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62292444A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-19 | Canon Inc | ワイヤドツト記録装置 |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP63282369A patent/JPH0725171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62292444A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-19 | Canon Inc | ワイヤドツト記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725171B2 (ja) | 1995-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |