JPH0212880Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0212880Y2
JPH0212880Y2 JP1981106150U JP10615081U JPH0212880Y2 JP H0212880 Y2 JPH0212880 Y2 JP H0212880Y2 JP 1981106150 U JP1981106150 U JP 1981106150U JP 10615081 U JP10615081 U JP 10615081U JP H0212880 Y2 JPH0212880 Y2 JP H0212880Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
mixing
beverage
powder
stick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981106150U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5813089U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981106150U priority Critical patent/JPS5813089U/ja
Publication of JPS5813089U publication Critical patent/JPS5813089U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0212880Y2 publication Critical patent/JPH0212880Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は固形飲料を溶かすとき掻き混ぜるの
に用いる混ぜ棒が一体となつて備わつている混ぜ
棒つき固形即席飲料に関するもので、混ぜ棒自身
が飲料の味覚増進用副食品であるような即席飲料
の簡素な量産手段を提供するのがその主要な目的
である。
混ぜ棒つき固形即席飲料に関する考案は、従来
たとえば実開昭55−8306号公報は実開昭49−
104470号公報などによつて知られている。前者は
スプーン状、細棒状、ストロー状などの溶けない
不可食物からなる混ぜ棒の端部を固形飲料に埋め
込んだものであるのに対し、後者は一端に摘みを
形成した飴からなる芯棒の外周に砂糖、粉末ジユ
ース等を被覆固着したもので、外周の砂糖が湯水
に溶けた後は芯棒の飴が混ぜ棒や舐め棒にもなる
というものである。
固形飲料に埋め込まれている芯棒についてみれ
ば、前者が不可食物であるのに対し、後者は飴で
あるから、芯棒の飴は飲料の副食物と言えないこ
ともないが、飴は砂糖等の飲料と類似の食味で、
飲料の食味を格別に引き立たせる役をしない。
一方、これら従来の考案によれば、混ぜ棒つき
固形即席飲料を生産する場合、いずれにせよ切削
や、成型加工などの加工手段により混ぜ棒となる
芯棒を別途に製作したうえで、最終的にこの芯棒
が埋め込まれた状態となるようにさらにプレス加
工や加熱溶着などの加工を行う必要があり、従つ
て原料から製品完成までに著しい手間がかかる。
この考案は混ぜ棒つき固形即席飲料製造上この
ような非能率性を解消するとともに、飲料の味覚
を格別に向上できるような手段を提供するもの
で、以下図示した実施例によりこの考案を説明す
る。
(考案の構成) 図示のものはそれぞれこの考案にかかる混ぜ棒
つき固形即席飲料を示しているが、1は固形飲料
の部分であり、2は混ぜ棒の部分である。混ぜ棒
の部分2は固形難溶食品からなつている。そし
て、これらの混ぜ棒つき固形即席飲料は、固形飲
料の粉と難溶食品の粉とを単一の型内において同
時に加圧成型したことにより、第4図に示すよう
に、固形飲料の部分1と混ぜ棒の部分2とが混ぜ
棒の部分2の一端においてたがいに融合固接され
ている。
この考案は上記のようにしてなるので、前記し
た固形飲料の粉としてはたとえばクエン酸、アス
コルビン酸、砂糖、果実香料などの配合物(果実
ジユース味)や、化学調味料、食塩、少量の香辛
料などの配合物(スープ味)などが適している。
前記した難溶食品の粉としては、たとえばイカ、
小魚の乾燥粉、乳糖(バインダー)の配合物や、
揚げパン粉、ビスケツト粉などにコンニヤク粉
(バインダー)などの配合物などがよい。
上記は単に一、二の配合例を示したものに過ぎ
ないが、この考案によれば、固形飲料の部分1も
混ぜ棒の部分2も成型前の原料はいずれも粉であ
るから、固形飲料の部分1と混ぜ棒の部分2の一
方を果実、野菜等植物系の味覚を呈する配合物と
したときは他方を乳製品、肉汁のような動物系の
味として配合し、また、一方を脂肪系のようなし
つこい味として配合したときは他方をハツカ等の
冷涼味に調合するなど、味に明確なコントラスト
を与えるような配合とすることが味覚増進に著し
く効果があり、後述のようにこのような配合の選
択は多様であるとともに自由に行える。
この考案品を製造するには1個の雄型と1個の
雌型の組からなる単一の型を使用し、2個各別の
ホツパーからそれぞれ適量に計量した固形飲料の
粉および難溶食品の粉を雌型内に装入する。固形
飲料の粉は雌型内の固形飲料の部分1に対応する
箇所に、難溶食品の粉は同じ雌型内の混ぜ棒の部
分2に対応する箇所にそれぞれ装入するのはいう
までもない。装入後雄型により装入物を加圧すれ
ば雌型内における固形飲料の粉と難溶食品の粉と
がたがいに接触する混ぜ棒の部分2の端末部12
において両粉がたがいに強圧されて入りまじり、
その結果、固形飲料の部分1と混ぜ棒の部分2と
は混ぜ棒の部分の端末部12においてたがいに融
合固接されるのである。なお、11は固形飲料の
部分1において前記端末部12に対応する箇所を
示す。
すなわち、この考案品は固形飲料の粉と難溶性
食品の粉とを単一の型内において同時に加圧成型
することにより生産されるので、一台の普通の打
錠機により1分間に数十個などという高能率の自
動量産が可能であるとともに生産コストが低く、
また、固形飲料の部分1と混ぜ棒の部分2は混ぜ
棒の部分2の端末部において両方の粉の粒子が強
圧下に入り混じることにより離れ難く融合固接さ
れているので、両部分の原料粉の粒度およびバイ
ンダーの量を適宜選択することにより、全体が均
等な強度を呈するように容易に成型することがで
きる。従つて、包装その他の取扱いにおいて震動
衝撃を受けても形崩れしないものを容易に提供す
ることが可能である。また、この考案品は打錠機
の一ストロークで生産することが可能なので、型
の選択により多様な各種の形状のものが自由に提
供できることもこの考案の特長であることを失わ
ない。
(考案の効果) すなわち、この考案によれば、生産能率が非常
に高く、しかも形状の選択が多様であるとともに
形崩れのしない混ぜ棒つき固形即席飲料の提供が
可能であるのみならず、飲料を混ぜ棒について
は、食味が顕著なコントラストを呈することによ
り高度の味覚増進作用のあるものが容易に提供で
きる。かくしてこの考案は混ぜ棒つき固形即席飲
料の低コスト化、および多様化に寄与するところ
がきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この考案の実施例の斜
視図、第4図は第1図に示す実施例の部分縦断面
図である。 1は固形飲料の部分、2は混ぜ棒の部分、12
は端末部、11は端末部12に対応する部分であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 混ぜ棒を一体にそなえる固形飲料からなる混ぜ
    棒つき固形即席飲料において、前記混ぜ棒の部分
    は固形難溶食品からなり、単一の型内における前
    記固形飲料の粉を前記難溶食品の粉との同時加圧
    成型により、前記固形飲料の部分と前記混ぜ棒の
    部分とを前記混ぜ棒の部分の端末部においてたが
    いに融合固接してなる混ぜ棒つき固形即席飲料。
JP1981106150U 1981-07-17 1981-07-17 可食混ぜ棒つき固形飲料 Granted JPS5813089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981106150U JPS5813089U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 可食混ぜ棒つき固形飲料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981106150U JPS5813089U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 可食混ぜ棒つき固形飲料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813089U JPS5813089U (ja) 1983-01-27
JPH0212880Y2 true JPH0212880Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=29900659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981106150U Granted JPS5813089U (ja) 1981-07-17 1981-07-17 可食混ぜ棒つき固形飲料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5813089U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5813089U (ja) 1983-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4565402B1 (ja) 野菜・海藻粉末成形具とその組合せ食品及び親子蓋並び製造方法
CA2838887C (en) Bouillon tablet process
CN102487984B (zh) 一种夹馅小麻花的制作方法
CN103858962A (zh) 南瓜蛋糕及其制作方法
CN101720802A (zh) 海鲜饼的制作方法
CN103891912A (zh) 一种豆腐肉丸的制作方法
UA30928U (uk) Багатокомпонентний бульйонний виріб для готування рідких блюд чи харчових інгредієнтів
CN1159991C (zh) 即食馄饨或即食饺子的制作方法
JPH0212880Y2 (ja)
CN103315218A (zh) 低糖低脂抹茶风味松糕及其制备方法
CN104223171A (zh) 一种豆渣牛肉丸及其制作工艺
CN105249232A (zh) 核桃味锅巴及其制作方法
CN1255045C (zh) 冲制型大米粉加奶粉方便粥
CN1312034A (zh) 一种快餐春饼和制作方法以及专用模具
JP3031312U (ja) 精進飴及び包装精進飴
JPH11262369A (ja) えのき茸を具材に用いた調理食品及びその製造方法
JP4431984B2 (ja) 補助剤入固形黒砂糖の製造方法
CN105249222A (zh) 一种茶香锅巴及其制作方法
CN103892360A (zh) 一种紫薯味葵花仁及制作方法
PH22019001575U1 (en) Process of producing kamangeg (dioscorea luzonensis) polvoron
JPH0525435Y2 (ja)
JPH10295316A (ja) 野菜の成形品
CN102919774A (zh) 榛子土豆粉
CN1255046C (zh) 冲制型大米粉加咖啡方便粥
JPH0870811A (ja) ポテトクルトン