JPH02128606A - 乗用トラクタにおける油圧装置 - Google Patents

乗用トラクタにおける油圧装置

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JPH02128606A
JPH02128606A JP28313988A JP28313988A JPH02128606A JP H02128606 A JPH02128606 A JP H02128606A JP 28313988 A JP28313988 A JP 28313988A JP 28313988 A JP28313988 A JP 28313988A JP H02128606 A JPH02128606 A JP H02128606A
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oil
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hydraulic
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Kiyotomi Maesaka
前坂 清富
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A2発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、車体前端に連結される作業機を昇降させる前
部リフトシリンダと、車体後尾に連結される作業機を昇
降させる後部リフトシリンダと、油圧源と、この油圧源
を前部リフトシリンダまたは後部リフトシリンダに選択
的に接続する前後切換弁とを備えた、乗用トラクタにお
ける油圧装置に関する。
(2)従来の技術 従来のか−る油圧装置では、後部リフトシリンダのシリ
ンダヘッドに前後切換弁が設けられている。
(3)発明が解決しようとする課題 上記のような従来構造では、前後切換弁の点検整備を行
うためには、後部リフトシリンダのシリンダヘッドを取
外す必要がある。そうする場合は、後部リフトシリンダ
の油圧室が開放されるので、該油圧室に塵埃等が侵入す
る惧れがあり、したがってシリンダヘッドの脱着作業に
は慎重を要する。
本発明は、か\る事情に鑑みてなされたもので、後部リ
フトシリンダを分解することなく前後切換弁の点検、整
備を行うことができて、メンテナンス性の優れた前記油
圧装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、油圧源に連なる
第1油路を有する分配ブロックに、後部リフトシリンダ
に連なる第2油路を設け、分配ブロックに着脱可能に接
合される前後切換ブロックに、前部リフトシリンダに連
なる第3油路と、第1油路を第2油路または第3油路に
選択的に連通させる前後切換弁とを設けたことを特徴と
する。
(2)作 用 上記構成によれば、前後切換弁の操作により前部リフト
シリンダまたは後部リフトシリンダを油圧源に連通させ
、これらリフトシリンダを選択的に作動させることがで
きる。
前後切換弁の点検整備に際しては、前後切換ブロックを
分配ブロックから凋ずことにより、その作業を容易に行
うことができる。したがって後部リフトシリンダを分解
する必要はない。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図において、乗用型トラクタ1の車体フレーム
2前部にはエンジン3が搭載されると共に左右一対の前
輪4が操向可能に懸架される。また車体フレーム2の後
端には伝動ユニノl−5が取付けられ、この伝動ユニッ
ト5の下部に左右一対の後輪6が操向可能に懸架される
。また伝動ユニット5上方に作業者用シート7が配置さ
れ、このシート7は、伝動ユニット5上面に固着された
ブラケント8に框l1119を介して前端を支持され、
通常の使用位置(実線示位置)と前方へ傾倒した整備位
置(鎖線示位置)との間を回動し得るようになっている
このシート7とエンジン3との中間位置でハンドルコラ
ム10が車体フレーム2上に立設され、これに前、後輪
4,6の操向のためのハンドルホイール11が軸支され
る。
伝動ユニット5は、エンジン3の動力を受けて後輪6の
みならず前輪4をも駆動し得るよう、クラッチ、変速機
、後部差動装置及び前輪駆動軸を備える。
車体フレーム2の前端には、作業機を連結するためのヒ
ッチボンクス12を前端に備えた胃隆腕13が上下揺動
可能に軸支される。このW降腕13には車体フI/−ム
2上に設置された単動型前部リフトシリンダ14のピス
トン15がリンク機構16を介して連結され、ピストン
15の油圧駆動により昇降腕13を」1昇させ、油圧の
解放により昇降腕13を自重降下させるようになってい
る。
第1図及び第2図に示すように、シート7の直下におい
て伝動ユニット5上に後部リフトシリンダ17が設置さ
れ、この後部リフトシリンダ17により昇降されるロー
タリ耕耘機等の作業機18がリンク機構19を介して伝
動ユニット5の後端に連結される。
前記リンク機構19は、伝動ユニット5に−1−上揺動
可能に枢支された一本のトップリンク20と、このトッ
プリンク20の下方で伝動ユニン)5に上下揺動可能に
枢支された左右一対のロアリンク2121とを備え、作
業機18のトラクタ1に対する昇陵及び左右傾動を許容
するようになっている。さらにリンク機構19は、左右
一対のりフ[アーム22.22と、これらリフトアーム
22゜22を前記ロアリンク21.21にそれぞれ連結
する左右一対のリフトロンド23.23とを備え、−上
記リフ1−アーム22.22は、後部リフトシリンダ1
7のピストン24に連動した昇降駆動軸25に固着され
る。
而して、ピストン24の油圧駆動によるリフトアーム2
2のに方揺動によれば、リンク機構19を介して作業機
18を上昇させることができ、油圧の解放によれば作業
機18を自重降下させることができる。
前記一対のリフトロンド23.23の一方、図示例では
右側のリフトロッド23′は、その一部を復動型の伸縮
シリンダ26で構成して伸縮可能になっており、その伸
縮シリンダ26の作動により作業機1日をトラクタ1に
対して左右に傾動させて水平状態を保持することができ
る。
前記3つのシリンダ14,17.26及び外部油圧ロー
ダ27への圧油の供給を制御するための油圧制御装置2
8が後部リフトシリンダ17の一側面、図示例では右側
面に設けられる。
第3図に示すように、この油圧制御装置2Bはシート7
の直下において、後部リフトシリンダ17の右側面にポ
ルl−で着脱可能に接合される略立方体の分配ブロック
29と、この分配プロスタ29の後面Rにボルトで着脱
可能に接合される前後切換ブロック30と、分配ブロッ
ク29の前面Fに着脱可能に装着される水平制御ブロッ
ク31と、分配ブロック29の外側面Sに着脱可能に装
着される上昇制御弁32及び下降制御弁33と、分配プ
ロスタ29の上面Tにボルトで着脱可能に接合される油
圧取出ブロフク34とから構成される。
第4図に示すように、分配ブロック29には主リリーフ
弁35、分流弁36、アンロード弁37、一方向弁38
及び下降弁39が設けられる。主リリーフ弁35の入口
に連なる油路40には油圧ポンプ56により油溜57の
油が圧送される。油圧ポンプ56は前記伝動ユニント5
に装着されてその内部のクラッチ入力部材により駆動さ
れ、油溜57は前記伝動ユニット5の底壁により構成さ
れる。
油圧ポンプ56から送られて主リリーフ弁35により調
圧された圧油は油路40、油圧取出ブロック34及び油
路41を経て分流弁36の入口36aに流入する。する
と、分流弁36では第1出ロ36bから一定流量の圧油
を、また第2出ロ36cから残余の圧油をそれぞれ流出
させ、第1出ロ36bからの圧油は油路42を経て水平
制御ブロック31へ、また第2出ロ36cからの圧油は
油路43を経てアンロード弁37及び一方向弁38の各
人口37a、38aへ送られる。
一方向弁38は、その人口38aが出口38bより高圧
になるときのみ開弁するもので、その出口38bは下降
弁39の入口39aと連通し、また油路44を介して前
後切換ブロック30とも連通ずる。
下降弁39は、その人口39a及び出口39b間を開閉
する弁体58と、この弁体58を閉じ側に押圧する油圧
を導入し得る背圧室59とを有し、この背圧室59は弁
体58に設けられたオリフィス60を介して上記人口3
9aと連通ずる。また上記出口39bは油溜57に開放
され、背圧室59から延出する制御油路48は前記下降
制御弁33を介して油溜57と連通ずる。
アンロード弁37は、その人口37a及び出口37b間
を開閉する弁体61と、この弁体61を閉じ側に押圧す
る油圧を導入し得る背圧室62とを有し、この背圧室6
2は弁体61に設けられたオリフィス63を介して上記
人口37aと連通ずる。また上記出口37bは油溜57
に開放され、背圧室62から延出する制御油路49は前
記上昇制御弁32を介して油溜57と連通ずる。
前記上昇制御弁32は常開型の電磁弁により構成され、
また前記下降制御8弁33は常閉型の電磁弁により構成
される。
而して、前部リフトシリンダ14または後部リフトシリ
ンダ17に上昇動作を与えるべく、下降制御弁33を閉
じたまXで上昇制御弁32を閉しると、アンロード弁3
7では、分流弁36の第2出ロ36cを出た圧油がオリ
フィス63を通って背圧室62に保持されるため、その
油圧を受けて弁体61が入口37aを閉じる。また下降
弁39でも、一方向弁38を通過した圧油がオリフィス
60を通って背圧室59に保持されるため、その油圧を
受けて弁体58が出口39bを閉しる。その結果、一方
向弁38を通過した圧油が油路44及び前後切換ブロッ
ク30を経て前部リフトシリンダ14または後部リフト
シリンダ17−5送られ、それらに上昇動作を与えられ
る。
また前部リフトシリンダ14または後部リフトシリンダ
17に下降動作を与えるべく、上昇制御弁32を開いた
ま\で下降制御弁33を開くと、アンロード弁37及び
下降弁39の背圧室6259は−L昇制御弁32及び下
降制御弁33をそれぞれ介して油溜57に開放されるた
め、アンl:7ド弁37及び下降弁39においてそれぞ
れの人口37a、39aの圧力で弁体61,5Bが開き
、分流弁36の第2出ロ36cを出た圧油はアンロード
弁37を素通りし、即ちその出口37bから油溜57へ
還流する。また先に前部リフトシリンダ14または後部
リフトシリンダ17に送られた油は前後切換ブロック3
0を経て下降弁39を素通りし、即ちその出口39bか
ら油溜57へ還流する。その結果、前部リフトシリンダ
14または後部リフトシリンダ17は、その負荷側の重
量により下降動作を行う。
前後切換ブロック30には、第1及び第2ポペット弁6
41,642、これらポペット弁64゜64、を開閉す
るカム軸65、緩下降弁66及び過荷重逃し弁67が設
けられる。
第1及び第2ボベ7ト弁64..64□はいずれも常閉
型であり、カム軸65は、その所定角度の往復回動によ
りこれらポペット弁64.,642を交互に開閉すべく
位相を異にした一対のカム65a、65bを備えている
。このカム軸65は、その一端に固着された切換レバー
68によって回・助操作される6−1−記両ボベノ1へ
弁641.64□及びカム軸65tこよって本発明の前
後切換弁が構成される。
第1及び第2ポペット弁641.64zの入[−1間は
互いに連通ずると共に、il記油路44と連通ずる。ま
た第1ポペット弁64.の出L1は、分配フロンクコ9
内の油路45及び後部リフトシリンダ17の壁体内を通
る油路110を介して後部リフトシリンダ17の油圧室
70に接続され、第2ボペント弁64□の出口は、緩下
降弁66の入口66aに連通される。
而して、カム軸65を一方向へ回動1)で第1ポベント
弁64.のみを開しノば、後部リフトシリンダ17のみ
が分配ブロック29の油路44と連通され、上昇制御弁
32及び下降制御弁33の前述のような制御により昇降
動作が可能となる。またカム軸65を他方向へ回動して
第2ポペット弁64□のみを開けば、後部リフトシリン
ダ17のみが油路44と連通され、上昇制御弁32及び
下降制御弁33の制御により昇降動作が可能となる。
緩下降弁66は、入口66aから出口66bへ向かう油
の流れを許容するが反対方向の流れは阻゛止しようとす
るチエツク弁71と、このチエツク弁71の最小開度を
調節する調節ボルト72とを備え、上記出口66bは油
路47及び前後切換ブロンク30から延出する油圧ホー
ス111(第1図参照)を介して前部リフトシリンダ1
4の油圧室69に接続される。
したがって、第2ポペット弁64.を通過した圧油が緩
下降弁66の入口66aに流入すると、チエツク弁71
が大きく開くので、圧油は緩下降弁66を速やかに通過
して前部リフトシリンダ14の油圧室69に供給され、
それに比較的早い速度で上昇動作を与える。これと反対
に下降動作時には、油圧室69から排出される油が緩下
降弁66の出口66bから入口66aへ逆流するので、
チエツク弁71は調節ボルト72により最小開度に保持
され、油の排出速度を規制する。その結果、前部リフト
シリンダ14は緩速で下降動作を行う。
過荷重逃し弁67は、その入口を緩下降弁66の出口6
6bと前部リフトシリンダ14との間を結ぶ油路47の
途中に連通し、この油路47の圧力が過度に上昇したと
き開弁じて、その圧力の過剰分を油溜57に放出するよ
うになっている。したがって、前部リフトシリンダ14
により上昇させられた作業機が例えば他物との衝突によ
り過荷重を受けても、その荷重を緩和することができる
上記のように、前後切換ブロック30には第1、第2ポ
ペット弁641,64□、カム軸65、緩下降弁66及
び過荷重逃し弁67を集合して設けたので、それらの点
検整備は前後切換ブロンク30を分配ブロンク29から
外すことにより容易に行うことができる。その際、分配
ブロック29及び前後切換ブロック30の分離面には比
較的小径の油路が開口するのみであるから、塵埃等の侵
入の惧れは極めて少ない。また、緩下降弁66及び過荷
重逃し弁67を前後切換ブロック3oに設けたことから
、前部リフトシリンダ14の構造の筒素化が図られると
共に、前部リフトシリンダ14には一木の油圧ホース1
11を接続すれば足り、配管構造も簡単になる。
第5図において、後部リフトシリンダ17のシリンダヘ
ッド73には緩下降弁74及び過荷重逃し弁75が設け
られる。緩下降弁74は後部リフトシリンダ17の下降
動作を緩速で行わせるものであり、過荷重逃し弁75は
後部リフトシリンダ17に過荷重が作用してその油圧室
7oの圧力が過度に上昇したとき、その過剰圧力を油溜
57へ解放するものである。それらの構造は前記緩下降
弁66及び過荷重逃し弁67と基本的に同一であるから
、それらの構造の説明は省略する。
再び第4回において、水平制御ブロック31には切換弁
76、第1.第2電磁弁77、.77□、第1.第2オ
リフィス781.78□及びリリーフ弁79を備える。
切換弁76はスプール8oと、このスプール80を中立
位置に付勢する戻しばね81と、これらを収容するハウ
ジング82とがらなり、そのハウジング82は、中央に
入口83、それの両側に一対の出口84..84g、ま
たそれの両側に一対の逃し口85..85□、さらにそ
れらの両側に一対の受圧室86..86アを有する。入
口83は油路51を介して前記分配ブロック29の油路
42と連通し、出口84..84□は前記伸縮シリンダ
26の上、下部油室26a、26b (第8図)に一対
の油圧ホース87.87を介してそれぞれ接続される。
また第1逃し口85.は第1オリフイス781及び油路
53を介して第1受圧室86、と連通ずる一方、第1オ
リフィス78.及び第1電磁弁77、を介して油溜57
とも連通する。第2逃し口85□は第2オリフイス78
□及び油路54を介して第2受圧室86□と連通する一
方、第2オリフイス782及び第2電磁弁772を介し
て油溜57とも連通する。さらに両逃し口85.  8
5□はリリーフ弁79を介して油溜57とも連通する。
第16第2電磁弁77、.77□は、いずれも常開型で
ある。
而して、トラクタ1に設置された傾斜センサ(図示せず
)がトラクタ1の右下りを感知すると、第1電磁弁77
、に閉弁信号が送られ、左下りを感知すると、第2電磁
弁77□に閉弁信号が送られる。
第1電磁弁77、が閉弁すると、切換弁76の第1受圧
室86.の圧力が上昇してスプール80を図で右動させ
る。スプール80が右動すると、第1出口84.は、第
1逃し口85.と遮断されて入口83と連通し、第2出
口842は入口83と遮断されて第2逃し口85□と連
通ずるので、分流弁36から入口83に送られた圧油ば
第1出口84.を経て伸縮シリンダ26の上部油室26
aに供給される。一方、同下部油室26bの油は第2出
口84□、第2逃し口85□、第2オリフイス78□及
び第2電磁弁77、を経て油溜57へ排出される。その
結果、伸縮シリンダ26は伸長して作業機18を左傾す
るトラクタ1に対して右ゴ頃させる。
また第2電磁弁77、が閉弁すると、切換弁76の第2
受圧室86.の圧力が上昇してスプール80を図で左動
させる。スプール80が左動すると、第2出口84□は
第2逃し口858と遮断されて入口83と連通し、第1
出口84.は入口83と遮断されて第1逃し口85.と
連通ずるので、分流弁36から入口83に送られた圧油
は第2出口84□を経て伸縮シリンダ26の下部油室2
6bに供給される一方、同上部油室26aの油は第1出
口841、第1逃し口858、第1オリフィス78.及
び第1電磁弁77、を経て油溜57に排出される。その
結果、伸縮シリンダ26は収縮して作業機18を右傾す
るトラクタ1に対して左傾させる。こうして、作業機1
8は常に水平状態に保たれる。
作業機18が水平状態になると、両電磁弁77、.77
、は共に開き状態に戻り、第1.第2受圧室86..8
6□の圧力は解放されるので、スプール80は戻しばね
81により中立位置に保持される。スプール80の中立
位置では、入口83が両逃し口85..85□と略等し
く連通ずるので、それら逃し口85..85□と連通す
る両オリフィス7B、、7B□の絞り抵抗により、入口
83に流入した圧油が伸縮シリンダ26の」二、下部油
室26a、26bに圧力を略等しく作用させる。こうし
て、伸縮シリンダ26はそのときの長さに固定される。
第8図に示されるように、水平制御ブロック31の外側
面には前記第1.第2出口84..842にそれぞれ連
なる第1.第2ホース接続管89、.89.が付設され
る。一方、伸縮シリンダ26の外側面には、上部油室2
6a及び下部油室26bにそれぞれ連なる第1.第2ホ
ース接続管90、.90□が付設される。そして第1ホ
ース接続管89..90.同土間に前記一方の油圧ホー
ス87が接続され、第2ホース接続管89□、90□に
前記他方の油圧ホース87の両端が接続される。
前記一対のホース87.87は、互いに略等長に形成さ
れると共に、長手方向に一定距離りを相互にずらした状
態でコイル部材91によって結束される。これに対応し
て水平制御ブロック31では第1ホース接続管89.の
先端を第2ホース接続管89.の先端よりも上記距離り
だけ突出させ、これと反対に伸縮シリンダ26では第1
ホース接続管90.の先端を第2ホース接続管90□の
先端よりも上記距離りだけ後退させである。
したがって、配管に際しては、両油圧ホース87.87
の一端と水平制御ブロック31の第1゜第2ホース接続
管89..89□との近接し合うもの同士を接続し、ま
た両油圧ホース87.87の他端と伸縮シリンダ26の
第1.第2ホース接続管90..90□との近接し合う
もの同士を接続すれば、必然的に第1ホース接続管89
..89□同士、及び第2ホース接続管90..90□
同士を接続することになり、例えば第1ホース接続管8
9.と第2ホース接続管90□とを接続するような誤接
続を防止することができる。即ら、両油圧ホース87.
87の方向性のみならず、各ホース87の第1.第2接
続管89..90.;89z、90−との対応性を同等
考慮する必要がないから、配管作業を的確且つ迅速に行
うことができる。
再び第4図において、油圧取出ブロック34は、第1及
び第2ホース接続口92..92□と、これらホース接
続口92..92□を分配ブロンク29上面に開口する
前記油路40,41に連通する油路93,94とが形成
され、その両油路93゜94を横断するようにコック9
5が配設される。
コック95は、その開き位置0(第7図参照)で油路9
3,94をそれぞれ導通させる一対の通孔96,97と
、その閉じ位置C(第7図参照)で両油路93,94間
を短絡させる凹溝98とを有する。
第1ホース接続口921には外部油圧ローダ99の高圧
部に連なる高圧ホース100が接続され、第2ホース接
続口92□には同低圧部に連なる低圧ホース101が接
続される。
而して、外部油圧ローダ99を作動すべくコック95を
開き位置0へ回動ずれば、油圧ポンプ56から送られた
圧油が油路40,93及び高圧ホースを通して外部油圧
ローダ99へ供給され、それを作動し終えた圧油は低圧
ホース101及び油路94,41を通して分流弁36へ
送られる。外部油圧ローダ99の作動時には、通常、前
、後部リフトシリンダ14.17は不作動の状態に置か
れるので、分流弁36の第2出ロ36cを出た圧油はア
ンロード弁37を開いて油溜57へ還流する。
外部油圧ローダ99の作動を停止ずべくコック95を閉
じ位置Cへ回動すると、両油路93.94間が短絡され
、外部油圧ローダ99への圧油の供給が停止される。す
ると、油路93,94の短絡により、前、後部リフトシ
リンダ14.17への圧油の供給が可能になる。
第6図及び第7図に示すように、油圧取出ブロンク34
は、これを分配ブロンク29とシート7との間の小スペ
ース内に配置し得るよう扁平に形成され、またコンク9
5は水平に配置され、さらにホース接続口92..92
□は、高、低圧ホース100,101がシート7に干渉
されないよう油圧取出ブロック34の左右両側面に設け
られる。
コック95の外端には操作レバー102が軸支103さ
れる。この操作レバー102は、コック95と同軸上に
倒れる格納位置と、コ・ンク95と直角に起立する使用
位置との間を回動し得るもので、この操作レバー102
には、これを常時格納位置に向って付勢する捩りコイル
ばね104が装着される。尚、105は油圧取出プロ・
ンク34からのコック95の抜出しを防ぐ抜止め板であ
る。
而して、コック95を操作する際には、先ずシーI−7
を枢軸9を支点として前方へ回動しく第1図鎖線示状態
)、油圧取出プロ・ンク34の上面を開放し、次いで操
作レバー102を使用状態へ起立させれば、シート7に
同等邪魔されることなく操作レバー102を介してコッ
ク95を開き位置0または閉じ位置Cへと軽快に回動す
ることができる。
湿作後、操作レバー102から手を離せば、ばね104
の力で操作レバー102は格納位置に直ちに戻るので、
シート7を定位置にセットしても、シート7との干渉が
回避される。
尚、第4回のブロック29,30.31において油溜5
7に開放されるように示された油路は、実際にはすべて
分配ブロック29を経由するものである。
第9図は、前部リフトシリンダ14及び外部油圧ローダ
99を装備しない場合の例を示す。この場合には前後切
換ブロック30に代えて第1蓋板105が分配ブロック
29の後部Rに、また油圧取出ブロック34に代えて第
2蓋板106が分配ブロック29の上面Tにそれぞれボ
ルトで接合される。第1蓋板105には油路44,45
間を結ぶ連通路107が設けられているので、上昇制御
弁32及び下降制御弁33を前述のように制御すること
により後部リフトシリンダ17に上昇、下降動作を与え
ることができる。また第2蓋板106には油路40,4
1間を結ぶ連通路108が設けられているので、分流弁
36への圧油の供給を支障なく行うことができる。
C1発明の効果 以−Fのように本発明によれば、油圧源に連なる第1油
路を有する分配ブロックに、後部リフトシリンダに連な
る第2油路を設け、分配ブロックに着脱可能に接合され
る前後切換ブロックに、前部リフトシリンダに連なる第
3油路と、第1油路を第2油路または第3油路に選択的
に連通させる前後切換弁とを設けたので、前後切換ブロ
ックを分配ブロックから外すことにより、前後切換弁の
点検整備を容易に行うことができ、この場合、後部リフ
トシリンダを分解する必要がないから、その油圧室への
塵埃等の侵入の心配がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は乗用ト
ラクタの側面図、第2図は後尾に作業機を連結した同ト
ラクタの後方斜視図、第3図は同トラクタにおりる油圧
制御装置の斜視図、第4図は同トラクタの油圧回路図、
第5図は同トラクタにおける後部油圧シリンダの要部縦
断側面図、第6図は前記油圧制御装置の油圧取出ブロッ
ク横断平面図、第7図は第6図の■矢視図、第8図は前
記油圧制御装置の水平制御ブロックと作業機の水平制御
用伸縮シリンダとの間の配管間、第9図は前記油圧制御
装置から前後切換ブロック及び油圧取出ブロックを外し
た場合の油圧回路図である。 1・・・乗用トラクタ、14・・・前部リフトシリンダ
、17・・・後部リフトシリンダ、29・・・分配ブロ
ック、30・・・前後切換ブロック、44・・・第1油
路、45・・・第2油路、47・・・第3油路、56・
・・油圧源としての油圧ポンプ、64..64□、65
・・・前後切換弁を構成する第1ボベント弁、第2ボベ
ント弁及びカム軸 第2図 f 第5図 寿 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車体前端に連結される作業機を昇降させる前部リフト
    シリンダと、車体後尾に連結される作業機を昇降させる
    後部リフトシリンダと、油圧源と、この油圧源を前部リ
    フトシリンダまたは後部リフトシリンダに選択的に接続
    する前後切換弁とを備えた、乗用トラクタにおける油圧
    装置において、油圧源に連なる第1油路を有する分配ブ
    ロックに、後部リフトシリンダに連なる第2油路を設け
    、分配ブロックに着脱可能に接合される前後切換ブロッ
    クに、前部リフトシリンダに連なる第3油路と、第1油
    路を第2油路または第3油路に選択的に連通させる前後
    切換弁とを設けたことを特徴とする、乗用トラクタにお
    ける油圧装置。
JP63283139A 1988-11-09 1988-11-09 乗用トラクタにおける油圧装置 Expired - Fee Related JPH081B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0605804A1 (de) * 1992-12-12 1994-07-13 Jean-Louis Delcroix Vorrichtung zum wahlweisen Beaufschlagen von Formen für die Kunststoffverarbeitung mit einer Flüssigkeit oder einem unter Druck stehenden Gas

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61187703A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 本田技研工業株式会社 車両における油圧装置

Patent Citations (1)

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