JPH021282B2 - - Google Patents
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- JPH021282B2 JPH021282B2 JP56010100A JP1010081A JPH021282B2 JP H021282 B2 JPH021282 B2 JP H021282B2 JP 56010100 A JP56010100 A JP 56010100A JP 1010081 A JP1010081 A JP 1010081A JP H021282 B2 JPH021282 B2 JP H021282B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
- G02B6/4428—Penetrator systems in pressure-resistant devices
Landscapes
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防食性を有し、小形で、かつ水圧、張
力、屈曲等の外力に耐える海底光ケーブル接続部
に関するものである。
力、屈曲等の外力に耐える海底光ケーブル接続部
に関するものである。
従来の海底光ケーブルの接続部の概略図を第1
図に示す。第1図において、1,1′はフアイバ
心線、2はフアイバ心線接続部、3,3′は銅パ
イプ、4は絶縁被覆銅線、5は金属耐圧管、6,
6′は抗張力線、7,7′は抗張力線引留め部、
8,8′はプラスチツク絶縁体、9,9′はプラス
チツク外被である。
図に示す。第1図において、1,1′はフアイバ
心線、2はフアイバ心線接続部、3,3′は銅パ
イプ、4は絶縁被覆銅線、5は金属耐圧管、6,
6′は抗張力線、7,7′は抗張力線引留め部、
8,8′はプラスチツク絶縁体、9,9′はプラス
チツク外被である。
海底光ケーブルのフアイバ心線1,1′を相互
に接続したフアイバ心線接続部2および中継器へ
の給電を行う銅パイプ3,3′同志をつないだ絶
縁被覆銅線4を、金属耐圧管5の中に収容し、ケ
ーブルの抗張力を支える抗張力線6,6′は、金
属耐圧管5の両端部の抗張力線引留め部7,7′
に引き留め、金属耐圧管5と抗張力線引留め部
7,7′との間には、絶縁のためのプラスチツク
絶縁体8,8′を配し、プラスチツク絶縁体8,
8′は海底光ケーブルを保護するプラスチツク外
被9,9′と熱溶接されている。
に接続したフアイバ心線接続部2および中継器へ
の給電を行う銅パイプ3,3′同志をつないだ絶
縁被覆銅線4を、金属耐圧管5の中に収容し、ケ
ーブルの抗張力を支える抗張力線6,6′は、金
属耐圧管5の両端部の抗張力線引留め部7,7′
に引き留め、金属耐圧管5と抗張力線引留め部
7,7′との間には、絶縁のためのプラスチツク
絶縁体8,8′を配し、プラスチツク絶縁体8,
8′は海底光ケーブルを保護するプラスチツク外
被9,9′と熱溶接されている。
このように、海底光ケーブルのフアイバ心線の
接続部および接続のためにケーブルから取り出し
たフアイバ心線を、水圧および布設、引揚時の張
力から保護するために、金属耐圧管5を用い、か
つ外表面をむき出しにしているので、20年もの長
期間にわたつて接続部が海底に置かれた場合には
腐食する欠点があつた。
接続部および接続のためにケーブルから取り出し
たフアイバ心線を、水圧および布設、引揚時の張
力から保護するために、金属耐圧管5を用い、か
つ外表面をむき出しにしているので、20年もの長
期間にわたつて接続部が海底に置かれた場合には
腐食する欠点があつた。
従来は、この欠点を解決するために、金属耐圧
管5の周りに、金属耐圧管5よりも腐食し易い金
属を、流電陽極として取りつけていたので、接続
部全体の重量が大きくなつて、接続部を敷設船に
積み込む場合などに取り扱いにくいという欠点が
あつた。またプラスチツク絶縁体は金属に比べて
機械的強度が小さく、海底下でプラスチツク絶縁
体に加わる数百気圧の水圧を支えている抗張力線
引留め部の受圧面積は、外径を大きくしなけれぱ
高水圧に耐えられないので、接続部の外径が大き
くなるという欠点があつた。また海底光ケーブル
の銅パイプより内部を金属耐圧管に引き留めてい
ないので、接続部近傍のケーブルに衝撃力が加わ
つた場合などには、金属耐圧管内のフアイバ心線
がケーブル側に引き込まれて破断するという恐れ
があつた。また海底光ケーブル接続部が布設機械
のエンジンドラム、シーブに巻き付いた場合に
は、硬直体の金属耐圧管の近傍の海底光ケーブル
が小さな曲げ半径で屈曲されるので、第1図に示
したような接続部では、ケーブルの銅パイプに座
屈が起こり、光損失が増加したり、さらには破断
するという欠点があつた。
管5の周りに、金属耐圧管5よりも腐食し易い金
属を、流電陽極として取りつけていたので、接続
部全体の重量が大きくなつて、接続部を敷設船に
積み込む場合などに取り扱いにくいという欠点が
あつた。またプラスチツク絶縁体は金属に比べて
機械的強度が小さく、海底下でプラスチツク絶縁
体に加わる数百気圧の水圧を支えている抗張力線
引留め部の受圧面積は、外径を大きくしなけれぱ
高水圧に耐えられないので、接続部の外径が大き
くなるという欠点があつた。また海底光ケーブル
の銅パイプより内部を金属耐圧管に引き留めてい
ないので、接続部近傍のケーブルに衝撃力が加わ
つた場合などには、金属耐圧管内のフアイバ心線
がケーブル側に引き込まれて破断するという恐れ
があつた。また海底光ケーブル接続部が布設機械
のエンジンドラム、シーブに巻き付いた場合に
は、硬直体の金属耐圧管の近傍の海底光ケーブル
が小さな曲げ半径で屈曲されるので、第1図に示
したような接続部では、ケーブルの銅パイプに座
屈が起こり、光損失が増加したり、さらには破断
するという欠点があつた。
本発明はこれらの欠点を解決するため、海底光
ケーブルのフアイバ心線の接続部を収納した耐圧
円管きよう体の両端部に抗張力線引留め部を接続
し、耐圧円管きよう体および抗張力線引留め部の
周りをプラスチツクおよび保護層で覆つて、海底
光ケーブル接続部を防食するとともに、海底光ケ
ーブルの中心支持体を相互接続もしくは耐圧円管
きよう体に引き留め、かつ耐圧円管きよう体と海
底光ケーブルの接続部分に屈曲防護体を設けたも
のである。以下図面により本発明を詳細に説明す
る。
ケーブルのフアイバ心線の接続部を収納した耐圧
円管きよう体の両端部に抗張力線引留め部を接続
し、耐圧円管きよう体および抗張力線引留め部の
周りをプラスチツクおよび保護層で覆つて、海底
光ケーブル接続部を防食するとともに、海底光ケ
ーブルの中心支持体を相互接続もしくは耐圧円管
きよう体に引き留め、かつ耐圧円管きよう体と海
底光ケーブルの接続部分に屈曲防護体を設けたも
のである。以下図面により本発明を詳細に説明す
る。
第2図a,bは本発明を適用する海底光ケーブ
ル例の縦断面図であつて、ケーブルの中心から1
0はフアイバ支持用の中心鋼線、1はフアイバ心
線、11は緩衝層、12は金属保護パイプ(この
例では銅パイプ)、6は抗張力線、13aは内層
抗張力線、13bは外層抗張力線、14は外部金
属パイプ(この例では外部銅パイプ)、15はプ
ラスチツク(この例ではポリエチレン)外部被覆
である。
ル例の縦断面図であつて、ケーブルの中心から1
0はフアイバ支持用の中心鋼線、1はフアイバ心
線、11は緩衝層、12は金属保護パイプ(この
例では銅パイプ)、6は抗張力線、13aは内層
抗張力線、13bは外層抗張力線、14は外部金
属パイプ(この例では外部銅パイプ)、15はプ
ラスチツク(この例ではポリエチレン)外部被覆
である。
金属保護パイプ12、抗張力線6および外部金
属パイプ14、もしくは金属保護パイプ12、内
層抗張力線13a、外層抗張力線13bおよび外
部金属パイプ14は、中心鋼線10の外周に集合
したフアイバ心線1に緩衝層11を施した光フア
イバ集合体を、水圧、張力等の外力から保護する
とともに、中継器への給電系路となる。
属パイプ14、もしくは金属保護パイプ12、内
層抗張力線13a、外層抗張力線13bおよび外
部金属パイプ14は、中心鋼線10の外周に集合
したフアイバ心線1に緩衝層11を施した光フア
イバ集合体を、水圧、張力等の外力から保護する
とともに、中継器への給電系路となる。
第2図bで抗張力線を2層にしているのは、抗
張力体の断面積を大きくし、ケーブルの抗張力を
高めるためである。また内層と外層の撚り方向を
変えてケーブルに張力が加わつたときに発生する
トルクを小さくすることもできる。
張力体の断面積を大きくし、ケーブルの抗張力を
高めるためである。また内層と外層の撚り方向を
変えてケーブルに張力が加わつたときに発生する
トルクを小さくすることもできる。
第3図は本発明の海底光ケーブルの接続部の一
実施例の部分断面図であつて、16は耐圧円管き
よう体、17は耐圧引留め端面板、18はゴム材
質のOリング、19は円すい金属テーパピン、2
0は金属スリーブ、21はプラスチツク(この例
ではポリエチレン)成形体、22は硬質ゴム材質
の一体形ブーツ、23は接続余長処理支持体、2
4は接続余長処理体、25は中心鋼線接続部、2
6は屈曲防護体、27は光フアイバブツシユであ
る。
実施例の部分断面図であつて、16は耐圧円管き
よう体、17は耐圧引留め端面板、18はゴム材
質のOリング、19は円すい金属テーパピン、2
0は金属スリーブ、21はプラスチツク(この例
ではポリエチレン)成形体、22は硬質ゴム材質
の一体形ブーツ、23は接続余長処理支持体、2
4は接続余長処理体、25は中心鋼線接続部、2
6は屈曲防護体、27は光フアイバブツシユであ
る。
硬直形の耐圧円管きよう体16は、深海の高水
圧に耐えるのに充分な厚さの金属円管であり、両
端部には、海底光ケーブルの抗張力線6が貫通で
きて、かつテーパ状になつた中心孔を有する耐圧
引留め端面板17をねじ込んで装着し、その接合
部に設けた溝にはゴム材質のOリング18をはめ
込み、耐圧円管きよう体16と耐圧引留め端面板
17との間の水密性をもたせる。耐圧引留め端面
板17の中心孔には海底光ケーブルのプラスチツ
ク外部被覆15、外部金属パイプ14および抗張
力線6を適当な長さで切断したケーブルを通し、
中心孔内で抗張力線6をほぐした後、接着剤を流
し込むとともに、金属保護パイプ12が貫通でき
る小孔をもつ円すい金属テーパピン19を打ち込
んで、耐圧引留め端面板17に海底光ケーブルの
抗張力線6および金属保護パイプ12を引き留め
る。また耐圧引留め端面板17と外部金属パイプ
14とを金属スリーブ20によつて電気的に接続
する。耐圧円管きよう体16、耐圧引留め端面板
17、金属スリーブ20および外部金属パイプ1
4の外周りには、プラスチツク成形体21を被覆
して、絶縁防食し、さらにその外周には硬質ゴム
材質の一体形ブーツ22をかぶせて、プラスチツ
ク成形体および接続部近傍の海底光ケーブルの保
護体とする。
圧に耐えるのに充分な厚さの金属円管であり、両
端部には、海底光ケーブルの抗張力線6が貫通で
きて、かつテーパ状になつた中心孔を有する耐圧
引留め端面板17をねじ込んで装着し、その接合
部に設けた溝にはゴム材質のOリング18をはめ
込み、耐圧円管きよう体16と耐圧引留め端面板
17との間の水密性をもたせる。耐圧引留め端面
板17の中心孔には海底光ケーブルのプラスチツ
ク外部被覆15、外部金属パイプ14および抗張
力線6を適当な長さで切断したケーブルを通し、
中心孔内で抗張力線6をほぐした後、接着剤を流
し込むとともに、金属保護パイプ12が貫通でき
る小孔をもつ円すい金属テーパピン19を打ち込
んで、耐圧引留め端面板17に海底光ケーブルの
抗張力線6および金属保護パイプ12を引き留め
る。また耐圧引留め端面板17と外部金属パイプ
14とを金属スリーブ20によつて電気的に接続
する。耐圧円管きよう体16、耐圧引留め端面板
17、金属スリーブ20および外部金属パイプ1
4の外周りには、プラスチツク成形体21を被覆
して、絶縁防食し、さらにその外周には硬質ゴム
材質の一体形ブーツ22をかぶせて、プラスチツ
ク成形体および接続部近傍の海底光ケーブルの保
護体とする。
接続余長処理支持体23で耐圧円管きよう体1
6に固定した接続余長処理体24には、フアイバ
心線接続部2を固定するとともに、接続作業に伴
つて生じた心線余長を巻き付けて収納する。また
耐圧円管きよう体16の近傍の海底光ケーブルを
防護するために、屈曲防護体26を硬質ゴム材質
の一体形ブーツ22と海底光ケーブルとの間に設
け、また接続部の組立ての際に誤つてフアイバ心
線に急激な曲げを与えないために、光フアイバブ
ツシユ27を設けている。またフアイバ支持用の
中心鋼線を耐圧円管きよう体16の内部で、直線
状になるようにかしめ接続して中心鋼線接続部2
5としている。中心鋼線は周囲に束ねられた光フ
アイバを支持するものである。接続部に張力が加
わつた場合には、光フアイバの接続部は抗張力線
により保護し、あわせて中心鋼線の支持により、
フアイバ心線のケーブル側への引き込みを防止し
ている。
6に固定した接続余長処理体24には、フアイバ
心線接続部2を固定するとともに、接続作業に伴
つて生じた心線余長を巻き付けて収納する。また
耐圧円管きよう体16の近傍の海底光ケーブルを
防護するために、屈曲防護体26を硬質ゴム材質
の一体形ブーツ22と海底光ケーブルとの間に設
け、また接続部の組立ての際に誤つてフアイバ心
線に急激な曲げを与えないために、光フアイバブ
ツシユ27を設けている。またフアイバ支持用の
中心鋼線を耐圧円管きよう体16の内部で、直線
状になるようにかしめ接続して中心鋼線接続部2
5としている。中心鋼線は周囲に束ねられた光フ
アイバを支持するものである。接続部に張力が加
わつた場合には、光フアイバの接続部は抗張力線
により保護し、あわせて中心鋼線の支持により、
フアイバ心線のケーブル側への引き込みを防止し
ている。
第3図に示す実施例はこのような構造になつて
いるから、海底光ケーブルの心線接続部2および
耐圧円管きよう体内のフアイバ心線には、水圧、
張力等の外力が加わらないので、これらの外力に
よつて海底光ケーブルの光損失が増加することは
ない。また耐圧円管きよう体16の防食用とし
て、プラスチツク成形体21および硬質ゴム材質
の一体形ブーツ22をかぶせているので、従来の
流電陽極を用いた海底光ケーブル接続部より大き
さ、重量ともに小さくなる。
いるから、海底光ケーブルの心線接続部2および
耐圧円管きよう体内のフアイバ心線には、水圧、
張力等の外力が加わらないので、これらの外力に
よつて海底光ケーブルの光損失が増加することは
ない。また耐圧円管きよう体16の防食用とし
て、プラスチツク成形体21および硬質ゴム材質
の一体形ブーツ22をかぶせているので、従来の
流電陽極を用いた海底光ケーブル接続部より大き
さ、重量ともに小さくなる。
また耐圧引留め端面板17を耐圧円管きよう体
16に、直接、ねじ込み装着して、従来の接続部
と異なつてプラスチツク絶縁体を用いていないの
で、耐圧引留め端面板の外径を従来より小さくす
ることができる。
16に、直接、ねじ込み装着して、従来の接続部
と異なつてプラスチツク絶縁体を用いていないの
で、耐圧引留め端面板の外径を従来より小さくす
ることができる。
さらに接続部近傍の海底光ケーブルには屈曲防
護体を施した上に、硬質ゴム材質の一体形ブーツ
21を厚く覆つて曲げ剛性を向上させているの
で、接続部が曲げられても極端に小さな曲がりは
生じにくくなり、極端な曲げによつてフアイバ心
線が破断する恐れが小さくなる。
護体を施した上に、硬質ゴム材質の一体形ブーツ
21を厚く覆つて曲げ剛性を向上させているの
で、接続部が曲げられても極端に小さな曲がりは
生じにくくなり、極端な曲げによつてフアイバ心
線が破断する恐れが小さくなる。
第4図は本発明の海底光ケーブル接続部の他の
実施例の部分断面図であり、28は鉄線コイル、
29はプラスチツク、30はリールである。
実施例の部分断面図であり、28は鉄線コイル、
29はプラスチツク、30はリールである。
鉄線コイル28は耐圧円管きよう体16の近傍
の海底光ケーブルの外周に巻かれ、コイルとケー
ブル、コイルとコイルの間をプラスチツク29等
で固め、屈曲防護体の役割を果している。リール
30は接続余長処理支持体23に2個平行して固
定され、2箇のリールの中間にフアイバ心線接続
部2を配置した後、余長のフアイバ心線は曲げひ
ずみが残らないように、8の字形状に2個のリー
ルに巻き付けられる。またリール30にフアイバ
心線を巻き付ける場合には、光フアイバブツシユ
27とリール30の間の光フアイバ心線には充分
な余裕をもたせている。
の海底光ケーブルの外周に巻かれ、コイルとケー
ブル、コイルとコイルの間をプラスチツク29等
で固め、屈曲防護体の役割を果している。リール
30は接続余長処理支持体23に2個平行して固
定され、2箇のリールの中間にフアイバ心線接続
部2を配置した後、余長のフアイバ心線は曲げひ
ずみが残らないように、8の字形状に2個のリー
ルに巻き付けられる。またリール30にフアイバ
心線を巻き付ける場合には、光フアイバブツシユ
27とリール30の間の光フアイバ心線には充分
な余裕をもたせている。
第4図に示す実施例はこのような構造になつて
いるから、この実施例の海底光ケーブル接続部は
第3図に示した接続部と同様に水圧、張力、屈曲
等の外力による光損失の増加およびフアイバ心線
の破断を防ぐことができ、かつ長期間海底に置か
れても、耐圧円管きよう体が腐食することはな
い。また2箇のリールに余長フアイバ心線を巻い
ているので、第3図に示した円筒形の接続余長処
理体よりも、接続余長処理部の長さを短くできる
可能性があり、海底光ケーブル接続部の小形化を
図ることができる。
いるから、この実施例の海底光ケーブル接続部は
第3図に示した接続部と同様に水圧、張力、屈曲
等の外力による光損失の増加およびフアイバ心線
の破断を防ぐことができ、かつ長期間海底に置か
れても、耐圧円管きよう体が腐食することはな
い。また2箇のリールに余長フアイバ心線を巻い
ているので、第3図に示した円筒形の接続余長処
理体よりも、接続余長処理部の長さを短くできる
可能性があり、海底光ケーブル接続部の小形化を
図ることができる。
第5図は本発明の海底光ケーブル接続部の他の
実施例の部分断面図であり、31は金属外部保護
層、32は金属プロテクタ、33は鉄線コイルを
埋め込んだ硬質ゴムブーツ、34は中心鋼線引留
め体、35はかしめスリーブである。
実施例の部分断面図であり、31は金属外部保護
層、32は金属プロテクタ、33は鉄線コイルを
埋め込んだ硬質ゴムブーツ、34は中心鋼線引留
め体、35はかしめスリーブである。
金属外部保護層31は、プラスチツク成形体2
1の外周に取り付けられ、布設の際もしくは海底
の潮流等によつてプラスチツク成形体21が傷を
受けないように設けたもので、金属を使用してい
るので、第3図および第4図に示した実施例の硬
質ゴム材質の一体形ブーツよりも、プラスチツク
成形体の保護効果が大きい。金属プロテクタ32
は、プラスチツク成形体16の端部および接続部
近傍の海底光ケーブルを防護するものであり、海
底光ケーブルの屈曲防護用として、鉄線コイル2
8を埋め込んだ硬質ゴムブーツ33を装着してい
る。また耐圧引留め端面板17には、中心鋼線引
留め体34を装着し、該中心鋼線引留め体34に
中心鋼線12をかしめスリーブ35によつて固着
し、抗張力線とともに張力によるフアイバ心線の
引き込みを防止している。
1の外周に取り付けられ、布設の際もしくは海底
の潮流等によつてプラスチツク成形体21が傷を
受けないように設けたもので、金属を使用してい
るので、第3図および第4図に示した実施例の硬
質ゴム材質の一体形ブーツよりも、プラスチツク
成形体の保護効果が大きい。金属プロテクタ32
は、プラスチツク成形体16の端部および接続部
近傍の海底光ケーブルを防護するものであり、海
底光ケーブルの屈曲防護用として、鉄線コイル2
8を埋め込んだ硬質ゴムブーツ33を装着してい
る。また耐圧引留め端面板17には、中心鋼線引
留め体34を装着し、該中心鋼線引留め体34に
中心鋼線12をかしめスリーブ35によつて固着
し、抗張力線とともに張力によるフアイバ心線の
引き込みを防止している。
またこの実施例では心線接続に伴う余長を巻き
付け収納する接続余長処理体は設けておらず、さ
らに耐圧円管きよう体の絶縁防食を確実なものと
しているから、耐圧円管きよう体を給電路として
使用できるので、絶縁被覆銅線を省いている。
付け収納する接続余長処理体は設けておらず、さ
らに耐圧円管きよう体の絶縁防食を確実なものと
しているから、耐圧円管きよう体を給電路として
使用できるので、絶縁被覆銅線を省いている。
第5図に示す実施例はこのような構造になつて
いるから、プラスチツク成形体の防護、および耐
圧円管きよう体近傍の海底光ケーブルの屈曲防護
は充分であり、またフアイバ心線のケーブルへの
引込みを防止することができる。
いるから、プラスチツク成形体の防護、および耐
圧円管きよう体近傍の海底光ケーブルの屈曲防護
は充分であり、またフアイバ心線のケーブルへの
引込みを防止することができる。
以上説明したように、本発明の海底光ケーブル
接続部は、フアイバ心線の接続部を硬直形の耐圧
円管きよう体の内部に収納し、耐圧円管きよう体
の両端部に海底光ケーブルの抗張力線を引き留
め、それらの外周りをプラスチツクで防食絶縁
し、さらにその外側および耐圧円管きよう体近傍
の海底光ケーブルを硬質ゴム材もしくは金属によ
つて充分に保護し、かつフアイバ支持用中心鋼線
を直線状態で相互接続もしくは耐圧円管きよう体
に引き留めているので、海底光ケーブルのフアイ
バ心線の接続部に水圧、張力、曲げ、衝撃等の外
力が作用せず、布設時または布設後の海底下にお
いてケーブルの損失が増大したり、破断に至る恐
れがなくなるという利点がある。
接続部は、フアイバ心線の接続部を硬直形の耐圧
円管きよう体の内部に収納し、耐圧円管きよう体
の両端部に海底光ケーブルの抗張力線を引き留
め、それらの外周りをプラスチツクで防食絶縁
し、さらにその外側および耐圧円管きよう体近傍
の海底光ケーブルを硬質ゴム材もしくは金属によ
つて充分に保護し、かつフアイバ支持用中心鋼線
を直線状態で相互接続もしくは耐圧円管きよう体
に引き留めているので、海底光ケーブルのフアイ
バ心線の接続部に水圧、張力、曲げ、衝撃等の外
力が作用せず、布設時または布設後の海底下にお
いてケーブルの損失が増大したり、破断に至る恐
れがなくなるという利点がある。
また耐圧円管きよう体がプラスチツク成形体に
覆われ、さらに外部保護層により、確実に防食絶
縁されているので、耐圧円管きよう体を中継器へ
の給電路として使用できるという利点がある。
覆われ、さらに外部保護層により、確実に防食絶
縁されているので、耐圧円管きよう体を中継器へ
の給電路として使用できるという利点がある。
第1図は従来の海底光ケーブル接続部の概略断
面図、第2図a,bは本発明を適用する海底光ケ
ーブル例の縦断面図、第3図は本発明の海底光ケ
ーブル接続部の一実施例の部分断面図、第4図お
よび第5図は本発明の海底光ケーブル接続部の他
の実施例の部分断面図である。 1,1′……フアイバ心線、2……フアイバ心
線接続部、3,3′……銅パイプ、4……絶縁被
覆銅線、5……金属耐圧管、6,6′……抗張力
線、7,7′……抗張力線引留め部、8,8′……
プラスチツク絶縁体、9,9′……プラスチツク
外被、10……フアイバ支持用の中心鋼線、11
……緩衝層、12……金属保護パイプ、13a…
…内層抗張力線、13b……外層抗張力線、14
……外部金属パイプ、15……プラスチツク外部
被覆、16……耐圧円管きよう体、17……耐圧
引留め端面板、18……ゴム材質のOリング、1
9……円すい金属テーパピン、20……金属スリ
ーブ、21……プラスチツク成形体、22……硬
質ゴム材質の一体形ブーツ、23……接続余長処
理支持体、24……接続余長処理体、25……中
心鋼線接続部、26……屈曲防護体、27……光
フアイバブツシユ、28……鉄線コイル、29…
…プラスチツク、30……リール、31……金属
外部保護層、32……金属プロテクタ、33……
鉄線コイルを埋めこんだ硬質ゴムブーツ、34…
…中心鋼線引留め体、35……かしめスリーブ。
面図、第2図a,bは本発明を適用する海底光ケ
ーブル例の縦断面図、第3図は本発明の海底光ケ
ーブル接続部の一実施例の部分断面図、第4図お
よび第5図は本発明の海底光ケーブル接続部の他
の実施例の部分断面図である。 1,1′……フアイバ心線、2……フアイバ心
線接続部、3,3′……銅パイプ、4……絶縁被
覆銅線、5……金属耐圧管、6,6′……抗張力
線、7,7′……抗張力線引留め部、8,8′……
プラスチツク絶縁体、9,9′……プラスチツク
外被、10……フアイバ支持用の中心鋼線、11
……緩衝層、12……金属保護パイプ、13a…
…内層抗張力線、13b……外層抗張力線、14
……外部金属パイプ、15……プラスチツク外部
被覆、16……耐圧円管きよう体、17……耐圧
引留め端面板、18……ゴム材質のOリング、1
9……円すい金属テーパピン、20……金属スリ
ーブ、21……プラスチツク成形体、22……硬
質ゴム材質の一体形ブーツ、23……接続余長処
理支持体、24……接続余長処理体、25……中
心鋼線接続部、26……屈曲防護体、27……光
フアイバブツシユ、28……鉄線コイル、29…
…プラスチツク、30……リール、31……金属
外部保護層、32……金属プロテクタ、33……
鉄線コイルを埋めこんだ硬質ゴムブーツ、34…
…中心鋼線引留め体、35……かしめスリーブ。
Claims (1)
- 1 光フアイバ心線の集合体の周りに、耐水圧
層、抗張力線および外部被覆を有する海底光ケー
ブルの相互接続部において、耐圧円管きよう体内
に、フアイバ心線接続部および中心鋼線接続部、
もしくは中心鋼線引留め部またはフアイバ心線接
続部、接続余長収納体および中心鋼線接続部もし
くは中心鋼線引留め部を収納し、前記耐圧円管き
よう体の両端部には、前記海底光ケーブルの抗張
力線までが貫通できるテーパ形状の中心孔を有す
る耐圧引留め端面板を、気密性があるように装着
し、該耐圧引留め端面板の中心孔に、接着剤と前
記海底光ケーブルの耐水圧層の貫通孔を有する円
すい金属テーパピンとによつて、前記抗張力線を
引き留め、前記耐圧円管きよう体および耐圧引留
め端面板の外周りをプラスチツク成形体で絶縁し
て、ケーブル外被とプラスチツク成形体を接続
し、さらにプラスチツク成形体の外周に硬質ゴム
もしくは金属材質の外部保護層を設け、かつ前記
耐圧引留め端面板の近傍の海底光ケーブルの外周
には、屈曲保護体を設けたことを特徴とする海底
光ケーブル接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010081A JPS57124703A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Submarine optical cable joint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010081A JPS57124703A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Submarine optical cable joint |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57124703A JPS57124703A (en) | 1982-08-03 |
JPH021282B2 true JPH021282B2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=11740895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1010081A Granted JPS57124703A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Submarine optical cable joint |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57124703A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60156017A (ja) * | 1984-01-05 | 1985-08-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバケ−ブル接続部 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54134652A (en) * | 1978-04-12 | 1979-10-19 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd | Photoofiber holding structure of photoosubmarine repeater |
JPS54145152A (en) * | 1978-05-02 | 1979-11-13 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd | Connection mechanism for submarine cable of optical fibers |
JPS55117344A (en) * | 1979-03-03 | 1980-09-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Submarine repeater holder |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162333U (ja) * | 1979-05-09 | 1980-11-21 | ||
JPS5918419Y2 (ja) * | 1979-06-04 | 1984-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 海底光方式用中継器きょう体 |
-
1981
- 1981-01-28 JP JP1010081A patent/JPS57124703A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54134652A (en) * | 1978-04-12 | 1979-10-19 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd | Photoofiber holding structure of photoosubmarine repeater |
JPS54145152A (en) * | 1978-05-02 | 1979-11-13 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd | Connection mechanism for submarine cable of optical fibers |
JPS55117344A (en) * | 1979-03-03 | 1980-09-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Submarine repeater holder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57124703A (en) | 1982-08-03 |
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