JPH0212798A - 螢光ランプ点灯回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は交流にて螢光ランプを駆動する螢光ランプ点
灯回路に関する。

「従来の技術」 螢光ランプの点灯回路は第４図に示すように交流点灯が
主に採用されている。調光は次のように行っている。

ア、螢光ランプの両端電圧を変化する。

イ、螢光ランプに流す電流を変化する。

つ、パルス周波数を変化する。

工、駆動パルス幅を変化する。

「発明が解決しようとする課題」 従来においてパルス周波数を変化させて低輝度領域まで
調光を行った場合、その低輝度点灯においてしばしば点
灯状態が不安定となる。その不安定な状態はチラッキ、
フリッカ−、ムービンダストライエーション（スネーキ
ングともいう）である。このためこの調光方法を採用し
た機器はＩＩ′−常に見にくくなる。

この発明の目的は低輝度点灯時における上記欠点の発生
を防ぐことができ、螢光ランプに見易い調光特性を与え
ることができる螢光ランプ点灯回路を提供することにあ
る。

「課題を解決するための手段」 この発明によれば交流にて駆動する螢光ランプ点灯回路
において螢光ランプと並列にチョークコイルが接続され
ている。

「実施例」 第１図はこの発明の実施例を示す。これはフルブリフジ
形回路にこの発明を適用した場合で、駆動トランス１１
の二次側の中点は接地され、両端はダイオード１２．１
３を通して螢光ランプ１４の両端に接続され、その螢光
ランプ１４の両端は同期スイッチ１５．１６を通じて接
地される。

この発明においては螢光ランプ１４と並列にチョークコ
イル１７が接続される。

交流駆動の半周期において、一方の同期スイッチ１５は
オフ、他方の同期スイッチ１６はオンとされ、駆動パル
ス１８の半周期骨が螢光ランプ１４に駆動電流を実線矢
印のように流す。この時同時にチョークコイル１７にも
螢光ランプ１４と同方向に電流が流れ、チョークコイル
１７にエネルギーが蓄積される。

この蓄積されたエネルギーは駆動パルスがオフになった
後、直ちに第２図に示すように螢光ランプ１４を通じて
先程とは逆方向の電流として放電される。

次の半周期でも同様の動作が行われ、螢光ランプ１４に
は第３図に示すような電流が流れる。

このことは低輝度点灯時に、駆動パルス間隔が非常に長
くなった場合においても、電流が交流的となり、螢光ラ
ンプ１４内の陽光柱の状態が安定して維持されるため点
灯状態も安定する。

「発明の効果」 以上述べたように、この発明によれば螢光ランプと並列
にチョークコイルを接続することにより、低輝度点灯時
に電流が交流的となり、点灯状態が安定することにより
、良好な調光特性が得られる。

螢光ランプを使用した機器において低いレヘルでの調光
はほとんど周囲が暗い環境で用いられるため、ただでさ
え人間の目にとって疲れ易い状況においてこの発明によ
る点灯安定性は非常に有効となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明をフルブリッジ形回路に適用した実施
例を示す接続図、第２図は駆動電流オフ時におけるチョ
ークコイルの放電電流の流れを示す図、第３図は螢光ラ
ンプの駆動電流が半周期毎に交流的になっている波形を
示す図、第４図は従来の交流駆動螢光ランプ点灯回路を
示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）交流にて螢光ランプを駆動する螢光ランプ点灯回
   路において螢光ランプと並列にチョークコイルが接続さ
   れていることを特徴とする螢光ランプ点灯回路。