JPH02127924A - 積層金属板の折曲げ加工方法 - Google Patents
積層金属板の折曲げ加工方法Info
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- JPH02127924A JPH02127924A JP28046988A JP28046988A JPH02127924A JP H02127924 A JPH02127924 A JP H02127924A JP 28046988 A JP28046988 A JP 28046988A JP 28046988 A JP28046988 A JP 28046988A JP H02127924 A JPH02127924 A JP H02127924A
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- bending
- metallic plate
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 60
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、複数枚の金属板あるいは適数枚の金属板と
樹脂層とを積層してなる積層金属板を、例えばプレスブ
レーキのごとき折曲げ加工機によって折曲げ加工する方
法に係り、さらに詳細には、積層金属板において、折曲
げ加工後における内側の層と外側の層とのずれを抑制し
た折曲げ加工方法に関する。
樹脂層とを積層してなる積層金属板を、例えばプレスブ
レーキのごとき折曲げ加工機によって折曲げ加工する方
法に係り、さらに詳細には、積層金属板において、折曲
げ加工後における内側の層と外側の層とのずれを抑制し
た折曲げ加工方法に関する。
(従来の技術)
積層金属板として、例えば金属板と金属板との間に粘弾
性の樹脂を挟んだ態様の割振鋼板が知られている。この
種の積層金属板としては、例えば、金属板・ゴム層・接
着層・ゴム層・金属板を順次積層した態様のごときもの
があるが、概略的には、前述したように、金属板と金属
板との間に、粘弾性樹脂を挟んだ3層構造である。
性の樹脂を挟んだ態様の割振鋼板が知られている。この
種の積層金属板としては、例えば、金属板・ゴム層・接
着層・ゴム層・金属板を順次積層した態様のごときもの
があるが、概略的には、前述したように、金属板と金属
板との間に、粘弾性樹脂を挟んだ3層構造である。
上記31m構造のものとして、例えば0.4.、ミの7
nメツキ鋼板の間に0.1リミの樹脂を挟んだものがあ
るが、一般には、樹脂層の厚さは0.05〜0.3リミ
位で、積層金属板全体の厚さは0.4〜6.5リミ位で
ある。
nメツキ鋼板の間に0.1リミの樹脂を挟んだものがあ
るが、一般には、樹脂層の厚さは0.05〜0.3リミ
位で、積層金属板全体の厚さは0.4〜6.5リミ位で
ある。
前記構造のごとき積層金属板を折曲げ加工すると、しわ
、割れ、スプリングバックおよび下型における曲げ溝の
肩部分で折れ曲りを生じる現象(腰折れ現象、「かもめ
」と呼ぶこともある)が枚の金属板の場合よりも顕著に
現われることが知られている。また、折曲げ加工後に、
内側の層と外側の層とにずれを生じて、積層金属板の端
縁部に、内側層より外側層が引込まれた態様の段差が生
じることがあり、ときには、内外の層のずれ量が大きく
なって剥離を生じることがある。
、割れ、スプリングバックおよび下型における曲げ溝の
肩部分で折れ曲りを生じる現象(腰折れ現象、「かもめ
」と呼ぶこともある)が枚の金属板の場合よりも顕著に
現われることが知られている。また、折曲げ加工後に、
内側の層と外側の層とにずれを生じて、積層金属板の端
縁部に、内側層より外側層が引込まれた態様の段差が生
じることがあり、ときには、内外の層のずれ量が大きく
なって剥離を生じることがある。
(発明が解決しようとする課題)
前述のごとき諸問題を解決すべく、従来は、金型の工夫
、クリアランスの変更等によって対処しているが、内外
層の「ずれ」という特有の問題に関しては、特別の対策
がなく、試行錯誤を繰り返して加工を行なっているのが
現状である。
、クリアランスの変更等によって対処しているが、内外
層の「ずれ」という特有の問題に関しては、特別の対策
がなく、試行錯誤を繰り返して加工を行なっているのが
現状である。
この発明は、上述のごとき従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、スプリングバック及び内外の層の
ずれの少ない折曲げ加工方法を提供しようとするもので
ある。
もので、その目的は、スプリングバック及び内外の層の
ずれの少ない折曲げ加工方法を提供しようとするもので
ある。
〔発明の構成]
(課題を解決するための手段)
前述のごとき目的を達成するために、この発明において
は、mm金属板の折曲げ時に内側となる面側に溝を形成
し、この溝部を折曲げ位置として折曲げ加工を行なうも
のであり、また、前記溝部の深さを、少なくとも内側の
屑の厚さに等しいか又はそれ以上に形成してなるもので
ある。
は、mm金属板の折曲げ時に内側となる面側に溝を形成
し、この溝部を折曲げ位置として折曲げ加工を行なうも
のであり、また、前記溝部の深さを、少なくとも内側の
屑の厚さに等しいか又はそれ以上に形成してなるもので
ある。
(作用)
前述のごとき加工方法によって積層金属板の折曲げ加工
を行なうとき、積層金属板における内側の層は溝によっ
て分断されていることにより、圧縮応力等を受けること
なく、かつ曲げ半径が小さくなって、外側の層における
内側面に圧縮応力が作用し、外側の層の外側面に引張応
力が作用することとなる。したがってスプリングバック
が少なく、かつ積層金属板における内外層の間にずれを
生じることがないものである。
を行なうとき、積層金属板における内側の層は溝によっ
て分断されていることにより、圧縮応力等を受けること
なく、かつ曲げ半径が小さくなって、外側の層における
内側面に圧縮応力が作用し、外側の層の外側面に引張応
力が作用することとなる。したがってスプリングバック
が少なく、かつ積層金属板における内外層の間にずれを
生じることがないものである。
(実施例)
第1図を参照するに、この発明において折曲げ対象とす
る積層金属板1は、折曲げ加工後に内側となる第1の金
属板3と外側になる第2の金属板5との間に、適宜の樹
脂層7を介在して全体を体に接着した構成をなしている
。
る積層金属板1は、折曲げ加工後に内側となる第1の金
属板3と外側になる第2の金属板5との間に、適宜の樹
脂層7を介在して全体を体に接着した構成をなしている
。
なお、積層金属板1の構成としては、上記構成に限るこ
となく、樹脂層を複数層に構成してもよく、また、場合
によっては金属板を多層に形成してもよいものである。
となく、樹脂層を複数層に構成してもよく、また、場合
によっては金属板を多層に形成してもよいものである。
前記構成のごとき積層金属板1を、例えばプレスブレー
キやタンジェントベンダー等のごとき折曲げ加工機によ
って折曲げ加工を行なうに先立って、第1の金属板3の
折曲げ位置に、第1図、第2図に示すように、例えばV
字形状、U字形状、角形状あるいは台形状等のように適
宜断面形状の満9を形成する。
キやタンジェントベンダー等のごとき折曲げ加工機によ
って折曲げ加工を行なうに先立って、第1の金属板3の
折曲げ位置に、第1図、第2図に示すように、例えばV
字形状、U字形状、角形状あるいは台形状等のように適
宜断面形状の満9を形成する。
この溝9の深さは、第1図、第2図に示すように、第1
の金属板3を分断するように、第1の金属板3の板厚t
に等しいか、或は樹脂層7に切込むように、第1の金属
板3の板厚tより大きいことが望ましい。しかし、金属
板3.5の材質あるいは樹脂層7の材質、特性によって
は、溝9の深さは、第1の金属板3の板厚tより小さく
てもよく、或は、第3図、第4図に示すように、樹脂層
7をも分断するように深く形成しても良いものである。
の金属板3を分断するように、第1の金属板3の板厚t
に等しいか、或は樹脂層7に切込むように、第1の金属
板3の板厚tより大きいことが望ましい。しかし、金属
板3.5の材質あるいは樹脂層7の材質、特性によって
は、溝9の深さは、第1の金属板3の板厚tより小さく
てもよく、或は、第3図、第4図に示すように、樹脂層
7をも分断するように深く形成しても良いものである。
前述のように、積層金属板1に溝9を形成した後、溝9
を内側にし、溝9の部分において矢印へ方向へ折曲げ加
工を行なうと、外側の金属板5における内側面5Aに圧
縮応力が生じ、かつ外側面5Bに引張応力を生じて、金
属板5においては、内側面5Aと、外側面5Bにおいて
異なる方向の力を受けて、組織にずれを生じることとな
る。しかし、内側の金属板3においては、溝9によって
分断されていることにより、内外側面3A、3Bに大き
な圧縮力や引張応力を生じることがない。
を内側にし、溝9の部分において矢印へ方向へ折曲げ加
工を行なうと、外側の金属板5における内側面5Aに圧
縮応力が生じ、かつ外側面5Bに引張応力を生じて、金
属板5においては、内側面5Aと、外側面5Bにおいて
異なる方向の力を受けて、組織にずれを生じることとな
る。しかし、内側の金属板3においては、溝9によって
分断されていることにより、内外側面3A、3Bに大き
な圧縮力や引張応力を生じることがない。
したがって、積層金属板1の折曲げ部分において、内側
の金属板3の外側面3Bと外側の金属板5の内側面5A
との間に大きなずれを生じるようなことがないものであ
る。すなわち、内側の金属板3と外側の金属板5との間
にずれを生じることかないものである。
の金属板3の外側面3Bと外側の金属板5の内側面5A
との間に大きなずれを生じるようなことがないものであ
る。すなわち、内側の金属板3と外側の金属板5との間
にずれを生じることかないものである。
また、内外の金属板3.5の間のずれがないことにより
、弾性体である樹脂層7の、曲げ変形に対して戻ろうと
する作用力がなく、スプリングバックやしわの発生等を
抑制できるものである。
、弾性体である樹脂層7の、曲げ変形に対して戻ろうと
する作用力がなく、スプリングバックやしわの発生等を
抑制できるものである。
[発明の効果]
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、こ
の発明によれば、積層金属板において折曲げ後に内側と
なる金属板に溝を形成して分断した態様において折曲げ
加工するので、内側の金属板には折曲げ加工時の応力が
作用せず、外側の金属板とのずれの発生が防止できると
共に、しわの発生やスプリングバックを抑制できるもの
である。
の発明によれば、積層金属板において折曲げ後に内側と
なる金属板に溝を形成して分断した態様において折曲げ
加工するので、内側の金属板には折曲げ加工時の応力が
作用せず、外側の金属板とのずれの発生が防止できると
共に、しわの発生やスプリングバックを抑制できるもの
である。
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発
明の実施の作用説明図、第2図、第3図および第4図は
溝の態様の説明図である。 1・・・積層金属板、3・・・内側の金属板、5・・・
外側の金属板、7・・・樹脂層、9・・・溝。
明の実施の作用説明図、第2図、第3図および第4図は
溝の態様の説明図である。 1・・・積層金属板、3・・・内側の金属板、5・・・
外側の金属板、7・・・樹脂層、9・・・溝。
Claims (2)
- (1)複数枚の金属板を積層してなる積層金属板または
複数枚の金属板の間に樹脂層を介在してなる積層金属板
あるいは金属板と樹脂層とを積層してなる積層金属板を
折曲げ加工する方法にして、上記積層金属板の折曲げ時
に内側となる面側に溝を形成し、この溝部を折曲げ位置
として折曲げ加工を行なうことを特徴とする積層金属板
の折曲げ加工方法。 - (2)積層金属における内側の層と外側の層とのずれを
抑制すべく、溝の深さが、少なくとも内側の層の厚さに
等しいか又はそれ以上であることを特徴とする請求項1
に記載の積層金属板の折曲げ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28046988A JPH02127924A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 積層金属板の折曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28046988A JPH02127924A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 積層金属板の折曲げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127924A true JPH02127924A (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=17625505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28046988A Pending JPH02127924A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 積層金属板の折曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02127924A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6122233B2 (ja) * | 1981-01-28 | 1986-05-30 | Shizuoka Seiki Co Ltd |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP28046988A patent/JPH02127924A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6122233B2 (ja) * | 1981-01-28 | 1986-05-30 | Shizuoka Seiki Co Ltd |
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