JPH02127669A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH02127669A
JPH02127669A JP63281597A JP28159788A JPH02127669A JP H02127669 A JPH02127669 A JP H02127669A JP 63281597 A JP63281597 A JP 63281597A JP 28159788 A JP28159788 A JP 28159788A JP H02127669 A JPH02127669 A JP H02127669A
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JP
Japan
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developer
image
electric field
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field generating
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Pending
Application number
JP63281597A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamaji
山路 雅章
Akira Watanabe
渡辺 顕
Takahiro Kubo
貴裕 久保
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ま】LL互11町」L野 本発明は、現像装置、とくに電子写真複写機、静電記録
機、磁気記録機などの画像形成装置に適用する一成分現
像剤使用の現像装置に関する。
L1立且遺 従来、−成分現像剤を使用する親書方法にジャンピング
現像法がある。このジャンピング現像法は、現像剤支持
手段の表面上に現像剤(以下、トナーとも称す)を所定
厚みで塗布して均一な薄層のコート層を形成し、上記コ
ート、層を現像位置に搬送して、所要間隔を保って潜像
支持手段の静電潜像担持面に対向させ、七の静電引力に
より現像剤を現像剤支持手段から静TIt潜像担持面に
飛翔させて現像する方法である(例えば、特公昭41−
9475号公報、米国特許第2833400号明細書参
照)。
この方法による潜像電位のない静電潜像担持面の非画像
部では現像剤が引き付けられないだけでなく、従来のコ
ンタクト現像法のように、現像剤支持手段の表面上に担
持されている現像剤が静電潜像担持面に接触することが
ないから、非画像部へのカブリが全くない良好な現像が
実現できる。
更にキャリア粒子を用いないので現像剤の混合比に変動
がなくキャリア粒子の劣化もない等の良好な効果が得ら
れる。
また、本出願人は、上述の現像法とは別異の現像法とし
て、特願昭52−109240号(第1の現像法)およ
び特願昭53−92108号(第2の現像法)に記載し
たような全く新しい現像法を先に提案した。
土足の第1の現像法では、−成分磁性現像剤と現像剤支
持手段(非磁性)と磁界発生手段とをこの順で配置し、
前記磁界発生手段の磁力で現像剤保持手段の表面上に均
一な現像剤の薄いコート層を形成し、このコート層が静
電潜像担持面に接触しないように微小間隔を離して潜像
支持手段に対向させている。そして、上記潜像支持手段
の静電潜像担持面の静電引力により画像部に対向した現
像剤のコート層の部分を伸長させ、前記担持面に現像さ
せるのである。この現像法の場合も、前記静電潜像担持
面の非画像部には、現像剤支持手段における現像剤のコ
ート層は接触しない状態であり、現像に際してカブリの
全くない現像画像が得られる。
また、上記の第2の現像法では、第1の現像法を実施す
る場合に、現像剤支持手段に現像バイアス電圧として低
周波交流バイアス電圧を印加し、更には、潜像支持手段
の静電潜像担持面と、これに対向する現像剤支持手段の
表面との間隔を経時的に変化させている。このような現
像法では、現像の初期において静電潜像担持面の非画像
部にも現像剤を到達させて、ハーフトーン部分の現像を
行い、経時的に非画像部に到達した現像剤を元の現像剤
支持手段側に戻させ、結果として1画像部のみに到達す
るようにしている。これにより、前記ジャンピング現像
法に比較し、て、ハーフトーン部分の再現性が良好とな
る。しかも、それでいて、カブリのない現像が実現でき
る。
このように、−成分現像剤を用い、静電引力で現像剤支
持手段から、非接触の潜像支持手段への現像剤の移動を
行い、現像する方法では、現像性能、画像再現性、現像
剤の寿命等において極めて優れている。
が      し   う      るしかしながら
、上記のような現像方法においても、実用化に際しては
、以下に述べるような問題点が存在する。
すなわち、画像履歴の差で、画像濃度に差を生じること
である。とくに、ハーフトーン部分での濃度ムラが生じ
易く、極端な場合には文字の太り、細りなどを生じる。
ここで言う″画像履歴″とは潜像支持手段の静電潜像担
持面における画像、非画像の形成経過を意味し、これに
よって画像濃度に影響を与えるのは、現像剤支持手段に
おける現像剤のコート層に問題があるからである。
この点について詳述すると、現像剤支持手段における現
像剤は現像位置において、静電潜像担持面の画像部を現
像するために静電引力で前記静電潜像担持面に引かれ、
現像剤支持手段の表面から除かれ、あるいは少量のみが
残留した状態となる。
一方、非画像部については、現像剤支持手段の現像剤は
現像位とにおいても、現像剤支持手段に全部もしくは殆
んどが残存する。その結果、画像履歴を受けた現像剤支
持手段の表面の部分には、次の現像剤供給に際して新し
い現像剤が供給されるが、非画像履歴を受けた現像剤支
持手段の表面の部分には、前回の現像剤が残り5次の現
像剤供給に際して新しい現像剤が供給されない、このよ
うな非画像履歴を同一個所で繰返し受けると、現像剤支
持手段の表面におけるその部分での現像剤のトリポ・コ
ーティング酸が変化し、さらに、現像剤の劣化、現像剤
支持手段の表面汚染などを生じることがある。
その結果、画像Φ非画像の履歴の差で、現像剤支持手段
の表面における現像剤の状態に差異を生じて、現像俺力
、最終画像の品質に差異を生じるものである。特に、こ
の現象は、縦方向に黒1i?画像あるいは白帯画像のあ
る原稿を多数枚コピーする場合に顕著になる。
勿論1画像参非画像の履歴の差異による画像(とくにハ
ーフトーン画像)の差は種々の条件により、−様ではな
い0例えば、画像履歴の後における現像剤支持手段への
新しい現像剤の供給が不十分であれば、次段において再
びその個所に対応して静電潜像があると、現像される画
像濃度が低下する。また、非画像履歴の後におけるコー
テイング量が少なくなった場合には、次段においてその
個所に対応して静電潜像があると、現像される画像濃度
が低下する。
このように画像履歴の差による現像性の差は。
現像位置を経過した後の現像剤支持手段の表面の残存現
像剤を全て剥ぎ取り、常に全表面に対して新しい現像剤
を供給し、所定厚さの均一な薄いコート層を形成するよ
うにすれば、解消することができる。
このため、第5図に示すように、従来、前記現像剤支持
手段の表面から、現像位とを経過した個所で、スクレー
パなどの機械的手段で残存現像剤を剥ぎ取ることが既に
なされている。しかし、このような機械的方法では、前
記スクレーパを前記現像剤支持手段の表面に強く摺接さ
せなければならないため、前記表面に傷を発生させ、ス
クレーパも摩耗損傷して、スクレーバネ良を発生するこ
とがあった。その結果、画像上に黒すじ、白すしなどを
発生することがある。
i几二ユ1 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その第
1の目的とするところは、現像剤支持手段の表面におけ
る現像後の残存現像剤を除去して、次段の現像に際して
は、前記表面の全てに対して新しい現像剤の供給を達成
し1画像・非画像の履歴の差を解消する現像装置を提供
するにある。
また、本発明の第2の目的とするところは、現像剤支持
手段の表面から残存現像剤を除去する現像剤除去手段と
して、前記現像剤支持手段と所定間隔で電界発生手段を
設け、静電引力で上記残存現像剤を除去することにより
、・前記表面および電界発生手段の損傷を回避し、耐久
性、のめる現像袋Jを提供するにある。
また、本発明の第3の目的とするところは、電界発生手
段の移動方向を、現像剤支持手段の表面における現像剤
の搬送方向と順方向に設定することで、現像剤の詰り、
こぼれなどを回避するようにした現像袋こを提供するに
ある。
更に1本発明の第4の目的とするところは、電界発生手
段に静電引力で引き付けた残存現像剤が前記電界発生手
段の表面に堆積されるのを防止するために前記電界発生
手段に保持された現像剤を除去する現像剤除去手段を配
設した現像装置を提供することにある。
上記諸口的は、本発明に係る現像装置にて達成される。
要約すれば本発明は1表面に現像剤を担持して現像位置
へ搬送する現像剤支持手段と、この現像剤支持手段に現
像剤を供給する現像剤供給手段と、前記現像剤支持手段
の表面上の現像剤を所要のコート層の厚みに規制する規
制部材とを有する現像装置において、前記現像位置より
後段でかつ前記規制部材の位置より前段で、前記現像剤
支持手段の表面と所定間隔を保つと共に、前記現像剤支
持手段の表面における現像剤搬送方向と順方向で移動す
る電界発生手段を配設し、前記電界発生手段に除去、保
持された現像剤を除去する現像剤除去手段を配設したこ
とを特徴とする現像装置である。
このように本発明では、電界発生手段を設けることによ
り、現像剤支持手段及び現像剤除去手段を損傷すること
なく、効果的に現像剤支持手段上の現像剤を剥ぎ取るこ
とができ、さらに電界発生手段を現像剤支持手段と順方
向に移動させることにより、現像剤の詰り、こぼれを防
止することもできる。
また、電界発生手段に保持された現像剤を剥離、除去す
る現像剤除去手段を設けることにより、現像剤支持手段
上の現像剤を電界発生手段にて効果的に剥ぎ取ることが
できる。この現像剤除去手段がないと、’を界発生手段
が多量の現像剤を保持したまま現像剤支持手段を摺擦す
ることとなリ、現像剤支持手段上の現像剤を十分に剥ぎ
取ることができなくなる。なお、現像剤除去手段によっ
て、電界発生手段が保持している現像剤を完全に剥ぎ取
る必要はなく、例えば、現像剤除去手段を電界発生手段
と間隙を保って設け、すなわち非接触にして、電界発生
手段上の現像剤の層厚を規制し、これによって電界発生
手段は多少の現像剤を保持していても現像剤支持手段上
の現像剤を廟効に剥ぎ取ることが可能であり、現像剤除
去手段の設定はかなりラフにすることができる。さらに
、長期の使用により現像剤除去手段、電界発生手段に傷
等が発生しても、電界発生手段による現像剤支持手段上
の現像剤の剥ぎ取りを十分に行なうことが可能である。
また、前記現像剤支持手段が回転スリーブのような現像
剤の搬送のため回動するものである場合には、周速比と
して、電界発生手段の移動速度を、前記現像剤支持手段
の移動速度の20−1゜0%に設定するとよい(30〜
100%ならば更に好ましい)、但し、本発明は、上述
の数値に限定されるものではないが、周速比が小さいと
、すなわち電界発生手段の相対速度が遅いと、画像履歴
解消効果が低減し、周速比が大きいと、すなわち電界発
生手段の相対速度が速いと、トルクが大きくなり画像ム
ラを生じ易くなる。なお、周速比が100%の場合は、
現像剤支持手段と電極発生手段のギヤ構成等が簡単にで
き、コストを安くすることができる。
また、前記現像剤支持手段と前記電界発生手段との最近
接位置での電界強度Elに対して前記現像剤支持手段と
潜像支持手段との最近接位と(現像位置)での電界強度
EzがE1≧EZである場合には、非画像履歴を受けた
現像剤支持手段の表面の残存現像剤を、画像履歴により
現像位置で現像のため前記表面より除かれた個所以上に
剥ぎ取りができるから、如何なる現像剤を用いても、画
像・非画像の履歴が解消される。
支ム1 以下、本発明を実施例に即して図面を参照し具体的に説
明する。
第1図は1本発明の現像装置の一実施例を示す断面図で
あり、潜像支持手段としてドラム型の感光体ドラム6を
使用した、反転現像の複写機に適用したものである。な
お、図には省略したが、図示の矢印方向に回転自在に支
持された前記感光体ドラム6の周囲には、周知のように
電子写真プロセスで用いる;ti’ m!機構、画像露
光機構、現像機構、転写機構、クリーニング機構、除電
機構などが配設されている。
前記感光体ドラム6上における潜像を現像化するために
、前記感光体ドラム6に対向する位置に前記現像機構が
配設され、この現像機構は、現像剤2を収納した現像剤
供給手段としてのホッパ1、前記ホッパ1の開[1部に
位置すると共に、上記感光体ドラム6の周面との間に、
所定間隔gzを介して対向する現像剤支持手段としての
非磁性回転スリーブ3および前記回転スリーブ3内に回
動しないように配設された磁石ローラ4、−ヒ記ホッ、
(1に取付けられて、前記回転スリーブ3の表面−Lの
現像剤を所要のコート層の厚み(所定間隔g1に設定)
に規制する現像剤層厚規制部材としての規制ブレード5
.および前記回転スリーブ3の表面との間に所定間隔g
3を保って前記ホッパ1内にて矢印方向に回転自在に支
持された電界発生手段としての電極ローラ7がそれぞれ
配設されている。この電極ローラ7は接地されている。
この場合、前記電極ローラ7が前記ホッパl内にて回転
自在に支持される位置は、現像剤の搬送方向に関して、
感光体ドラム6の潜像を現像化する位置、即ち、前記感
光体ドラム6に対向する回転スリーブ3の対向位置(間
隔gzで設定されている)よりも後段でかつ規制ブ1/
−ド5の位置よりも前段において、設定されている。ま
た、前記電極ローラ7の移動方向(回転方向)は、前記
回転スリーブ3に対向する位置において前記回転スリー
ブ3による現像剤2の搬送方向(矢印aで示す)と順方
向(矢印すで示す)に設定されている。
更に、電極ローラ7に対しては、刃先を前記電極ローラ
7の移動方向に対し順方向に当接して前記ホッパ1に取
付けられる現像剤除去手段としてのスクレーパブレード
8が配設されている。このとき、もちろん、スクレーパ
ブレード8を前記電極ローラフの移動方向に対し逆方向
に当接して配設することもできる。
なお、」;記実施例において、前記回転スリーブ3内の
磁石ローラ4は、複数個の磁石を組合せて円柱状に構成
されたもので、各磁石はその磁極NNzおよびS、、S
zが異極同志を隣り合わせる形で+iil記回転スリー
ブ3の円周方向に配列され、かつその長平方向に平行に
延設されている。
また、回転スリーブ3へ現像バイアスを印加するための
バイアス電源9が、前記回転スリーブ3に接続されてい
る。また、前記スクレーパブレード8は、ウレタンゴム
、シリコンゴム、スチレンブタジェンゴムなどの弾力性
のある部材、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンなどのシート、金属薄板などの可撓性のある部材で構
成するとよい。
このような構成においては、回転スリーブ3が駆動源(
図示せず)から駆動力を受けて矢印aの方向に回動する
と、ホッパ1内の現像剤2は磁力・静電気力などの支持
力により前記回転スリーブ3の表面上に拘束され、前記
回転スリーブ3と共に、その回転方向へ搬送される。規
制ブレード5は、この搬送される前記回転スリーブ3上
の現像剤2を、所要のコート層の厚さになるように磁気
カットし、あるいは規制し、その結果、回転スリーブ3
の表面りの現像剤は均一な層厚t (t=g)となる、
この現像剤は、回転スリーブ3の回動によって、現像位
nに来ると、感光体ドラム6上の潜像パターン(画像)
に対応して静電気的に間隔gzをジャンピングあるいは
伸長運動して感光体ドラム6の表面に転移し、現像に供
される。
なお、この場合、上記実施例では、反転現像を行なうの
で、第2図に示すように、感光体ドラム6の表面におけ
る潜像の非露光の非画像部は、暗電位VOであり、露光
された画像部は明電位Vしとなる。そして、前記現像剤
支持手段の現像バイアスのDC成分Wb i asは暗
電位Voと明電位vLの中間にある0反転現像において
は、現像剤の極性は潜像と同極性のものを用いるので、
非画像部においては電位(Vo −vb 1as)によ
り反発され、現像がなされないが、画像部においては電
位(VL−Vb 1as)により、回転スリーブ3表面
から感光体ドラム6への現像剤の飛翔あるいは伸長がな
され、感光体ドラム6上で現像がなされるものである。
ここで、画像部におけるコントラスト電位Vlは、Vl
 = lVb i as−VLlであり、非画像部にお
けるコントラスト電位vlは、VzwlVo−Vbia
slである。
このようにして、現像位置を通過した後の回転スリーブ
3表面には、画像会葬画像の履歴が残されている。すな
わち、画像履歴を受けた場合には現像がなされ1回転ス
リーブ3の対応個所からは現像剤が全くあるいは殆んど
なくなり、非画像履歴を受けた場合には現像がなされる
ことなく、回転スリーブ3の対応個所にそのまま現像剤
が残ることになる。
この回転スリーブ3表面上に残存した現像剤は電界発生
手段である電極ローラ7により、静電的に全くもしくは
殆ど剥離、除去され、両者の回転スリーブ3表面上の残
存現像剤量は略一致する。
この場合、電界発生手段どしての電極ローラ7と現像剤
支持手段としての回転スリーブ3との最近接位置(間隔
g3で示される)での電界E1は。
現像剤支持手段と潜像支持手段との最近接位置(間隔g
zで示される)での電界82以上にすることが好ましい
、なお、ここで「電界E+Jとは、現像剤支持手段へ印
加される現像バイアスのDC成分をVbiasとし、電
界発生手段へ印加されるバイアスのDC成分なVbta
Szとした時、(V b I & S −V b I 
a S Z ) / g 3のことである。
そして、本実施例では、電界発生手段は接地されティる
から、VbiaSz=Oとなり、EI=Vbias/g
3となる。また「電界EzJとは感光体ドラムの画像部
における潜像電位をWinageとした時、(Vb i
 as−Vimage)/gtのことであり、この場合
、Vimage=VLなので、Ez = (V b i
 a 5−VL ) / gzとなる。
ここで、現像剤支持手段と電界発生手段間の電位Vbi
asは、潜像支持手段と現像剤支持手段間の電位Vbi
as−MLよりも大きぐ設定されているので、したがっ
て、例えば、現像剤支持手段と電界発生手段間の隙間g
3と潜像支持手段と現像剤支持手段間の隙間gこを同一
にした場合。
電界E1は電界EZよりも確実に大きくなり、電界発生
手段にて、非画像履歴を受けた現像剤支持手段上表面の
現像剤に対して、現像部で画像履歴を受は現像されたと
き以上に静電引力を作用させることができるから、如何
なる現像剤を用いても、画像・非画像の履歴を完全に解
消できることになる。
すなわち、たとえ、現像剤支持手段の表面(回転スリー
ブ3の表面)に現像剤が残存したとしても、電界発生手
段にて現像剤支持手段上の現像剤を殆ど、もしくは全て
除去されるので、画像・非画像の履歴が解消され、 その後、回転スリーブ3上にホッパlから新たに現像剤
2が磁気的・静電的に拘束され、以前の画像部、非画像
部両者に同様に供給され、そして前述したように、規制
ブレード5により両名とも同様に現像剤層厚が規制され
、かくして回転スリーブ3上に、新しい現像剤の供給が
なされることになる。したがって、本発明は現像剤の種
類に制限されることなく、あらゆる現像剤を利用するこ
とができる。なお、上記実施例のように1反転現像を行
なう場合は、電界発生手段を接地することが0TIff
、となり、電界発生手段への電圧印加手段が不要となり
、安全性も向上し、かつコストを安くすることができる
一方、電界発生手段としての電極ローラ7の表面に転移
された現像剤は、電界発生手段の回動によって矢印す方
向に搬送され、現像剤除去手段としてのスクレーバブレ
ード8により剥離、除去されホッパl内に戻される。そ
して、is、除去され、少量となった現像剤を保持した
電極ローラ7は、さらに回転スリーブ3の対向面におい
て、電界により回転スリーブ3上の現像剤を有効に剥離
、除去する。
なお、上記実施例において、現像剤支持手段として、F
a磁石ローラを固定的に配設し、この外側で回転スリー
ブ3を回動する構成を示しているが、逆に磁石ローラ4
を回転させ、スリーブ3を固定する構成、あるいは両者
を回転する構成としてもよい、また、電界発生手段から
、転移した現像剤を剥離、除去する現像剤除去手段とし
てM4成が簡単でコストが安い機械的手段のスクレーバ
ブレード8を用いたが、この代りに静電気的に除去する
電気的手段の電極ローラ、磁気的に除去する磁気的手段
の磁気ローラを用いてもよい、また。
現像剤支持手段の表面の現像剤のコート層の厚さを規制
する規制部材(ブレード5)には磁気カットによる規制
ブレードを例に示したが5弾性部材よりなるブレードを
用いてもよい、また、−上記実施例では、現像剤支持手
段の表面上の現像剤を常に電界発生手段で除去する構成
であるため、現像領域での現像剤のトリポが低くなる傾
向にあるから、規制ブレードにて現像剤支持手段の表面
上の拘束現像剤の層厚を規制すると共に、その現像剤に
トリポを付与するようにするとよい。
次に、本発明の優越性を、第1表を参照して実験的に開
示する。実験例1〜5について説明すると、暗電位VD
を一700V、明電位VL ヲ−130Vとし、現像剤
支持手段としての回転スリーブ3に交番電界(周波数1
800Hz、振幅1600V)を印加し、これに直流バ
イアスVbiaSを一480Vで重畳している。なお、
潜像支持手段としての感光体ドラム6の直径は60 m
 m、回転スリーブ3の外径は20mm、電界発生手段
としての電極ローラ7の外径は6mmであり、回転スリ
ーブ3と規制ブレード5との間の間隔gを240pm、
回転スリーブ3と感光体ドラム6との間の間隔gzを3
00pm、回転スリーブ3と電極ローラ7との間の間隔
g3を300涛mとしている。また、前記感光体ドラム
6の周速を211mm/sec、回転スリーブ3の周速
を21Inn/seeとし、電極ローラ7と前記回転ス
リーブ3との周速比を20〜150%としている。そし
て、進行方向に延びる黒帯画像(画像履歴部)と白帯画
像(非画像履歴部)とを感光体ドラム6に形成し、これ
を30枚コピーした後、文字画像およびハーフトーン画
像を感光体ドラム6に形成して1画像・非画像の履歴の
差により画像に差を生じるか否かを検討している。なお
、本発明の優越性を従来との比較で示すように、その場
合のデータも表1に同時に記載している。さらに、本発
明の構成要素の態様の相違による効果の程度についても
明確になるように記載している。
すなわち、実験例1〜5は、上述の実施例において、電
極ローラ7と回転スリーブ3との周速比を選択した場合
の結果であって、周速比20%の実験例5ではハーフト
ーン画像にやや画像濃度差があるものの許容し得るレベ
ルであり、文字画像では殆んど差がなかった。また5周
速比30%以上の実験例1〜3ではハーフトーン画像に
おいても全く差がないか、若干の差があっても、気にな
らない程度であり、良好な画像であった。し、がし1周
速比150%にする実験例4では画像Φ非画像の販歴差
を解消する効果はあるものの、その後、数十枚の耐久試
験を行ったところでは画像ムラを生じた。したがって、
周速比150%以上とする場合には、電極ローラ7にか
かるトルク軽減の1夫をすると共に、電極ローラ7の外
径を大きくすることで、画像ムラを防止する必要がある
従来の技術を示す比較例1では、第4図に示されるよう
に、現像装置において、上述の実施例における電極ロー
ラ7およびスクレーバブレード8を除いたものが採用さ
れている。この比較例1において、上記実施例と同様な
条件のもとで画像形成を行ったところ、第1表に示され
るように1画像・非画像の履歴差により、画像の濃度差
がm著であり、文字画像の差も顕著で、見づらい画像で
あった。とくに1画像履歴部分が非画像履歴部分よりも
画像濃度が高く、文字が太くなっている。
比較例2では、第5図に示されるように、現像装置にお
いて1回転スリーブ3の表面に摺接するスクレーバ11
を設けて、回転スリーブ3の残存現像剤奢剥ぎ取るよう
にしたものが採用されている。この比較例2において、
上記実施例と同様な条件のもとて画像形成を行なったと
ころ、画(を履歴の差はほぼ解消されたが、長期間の使
用によりスリーブが摩耗し、スリーブ表面形状が変化し
てくると、画像性が変化し、低湿環境(15°C11O
%)において、ムラ画像を発生する場合があり、また、
スクレーバ11が摩耗し、スクレーバネ良を発生し、画
像とに黒筋および白筋を発生する場合があった。なお、
回転スリーブ3上の現像剤をスクレーバ11で剥離、除
去する時、剥離された現像剤をスクレーバの位置から逃
がすために、前記スクレーバ11には逃がし窓12を付
ける工夫がなされたが、逃がし窓の有無でハーフトーン
画像にやや濃度差を生じていることを確認した。
比較例3では、第6図に示されるように、現像装置にお
いて、上記実施例のスクレーバブ1/−ドを除いた場合
の構成が採用されている。この比較例3において、上記
実施例と同様な条件のもとで画像形成を行なったところ
、画像履歴の差が顕著であり、見づらい画像であった。
この時、電極ローラ7は多量の現像剤を保持したままで
あった。
これは、電極ローラ7が多量の現像剤を保持したままで
あるため、回転スリーブ3上の画像履歴を受けた残存現
像剤を電極ローラ7にて十分に除去できなくなったため
であると考えられる。このことは、電極ローラ7の表面
からは、よく現像剤が除かれなければならない:、とを
示している。
比較例4では、第7図に示されるように、現像装置にお
いて、上記実施例の回転スリーブ3の回転方向とは逆の
カウンタ一方向b′に電極ローラ7を回動する構成が採
用されている。この比較例4において、上記実施例と同
様な条件のもとで画像形成を行なったところ、電極ロー
ラ7の下方に現像剤が溜まり、これが凝集し4ムラ画像
(白筋画像)を発生し、また、ホッパ1から現像剤がこ
ぼれることがあった。
次に、実験例6〜8について説明する。ここでの実験例
では、上記実施例において、間隙g3を400〜800
 gmにかえた場合で数種類の現像剤を用いた場合につ
いて上記実施例と同様な条件のもとで画像形成を行なっ
た結果を示しでいる。
間隙g3が400ルmの実験例6では、現像剤の種類に
拘らず、画像履歴差のない良好な画像が得られたが、間
隙g3が500 grn、8007t mの実験例7,
8では、現像剤の種類によっては、画像履歴の差を生じ
るものがあったが、これも、応、許容し得るレベルであ
る。このことは、間隙g3の電界が間隙g+の電界より
も大きい場合には現像剤の種類によらず、画像履歴差の
ない良好な画像が得られることを示している。
ざらに、実験例9では、第3図に示されるように、上記
実施例の現像装置において1回転スリーブ3への現像バ
イアスとして周波数1800H2、振幅1600V(7
)先番電界に一300V(7)直流を重畳すると共に、
電極ローラ7にも一800■の直流バイアスを印加して
いるものである。同様に画像形成を行なったところ、こ
の場合にも、表1に示すように、画像履歴の差がない良
好な画像が得られている。
なお、上述の実施例では、現像剤支持手段に円筒型のス
リーブを例示したが、無端ベルトを用いた現像剤搬送の
形態で構成してもよいし、また。
弾性ローラの構造を用いてもよい、さらに、電界発生手
段として円筒型の電極ローラを例に示したが、この電界
発生手段に無端ベルト等も採用できることは勿論である
また、上述の実施例では、交番電界に直流を重畳する形
で、現像剤支持手段に現像バイアスをかけたが、現像バ
イアスとして直流電界のみを用いることもできる。また
、現像剤支持手段上の現像剤は潜像支持手段とは非接触
とし、静電的にジャンピングあるいは伸長運動させるこ
とにより現像を行なう例を示したが、現像剤支持手段上
の現像剤が潜像支持手段に摺接して、現像される場合に
も本発明は適用できるものである。なお、電極ローラと
スリーブ間のリーク等を防止するために電極ローラまた
はスリーブ表面に絶縁部材を設けても良い、また、電界
発生手段は、そこに保持している現像剤を完全に除去し
なくてもよく、静電気的に現像剤支持手段より残存現像
剤を除去できる能力を保持していれば足りる。したがっ
て、スクレーパブレード8のような現像剤除去手段は、
許容範囲が広い設置が可能である。また、長期使用で、
電界発生手段、現像剤除去手段に傷などを発生しても、
現像剤支持手段からの残存現像剤の剥離・除去の能力に
影響しないので、経時的な画質の低下をもたらさない。
&」L皿」1釆 本発明は以上詳述したように、現像位置において現像剤
支持手段から静電気的に現像剤を潜像支持−1段に転移
させる場合、前記現像剤支持手段上に残された現像剤を
、次の現像剤供給に先立って、前記現像剤支持手段に近
接して配設される電界発生手段により完全にあるいは均
等に残るように除去することで、画像や非画像の履歴を
解消させ、これによって、良好な画像を得る効果がある
。この場合、現像剤支持手段における現像剤の搬送方向
と順方向で電界発生手段を移動させることにより、現像
剤の詰りをさけ、現像剤支持手段からの残存現像剤の除
去を確実に継続できる。同様に、前記電界発生手段から
、現像剤除去手段により堆積現像剤を除去するので、現
像剤支持手段からの残存現像剤の除去を確実に継続でき
る。このため、長期間にわたって、画質の劣化を生じな
い複写などが実現できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す反転現像の複写機の
要部の概略側断面図である。 第2図は、反転現像におけるHs像電位を説明するため
の線図である。 第3図は、実験例9に対応する構成を示す側断面図であ
る。 第4図は、従来技術としての比較例1に対応する構成を
示す側断面図である。 第5図は、従来技術としての比較例2に対応する構成を
示す側断面図である。 第6図は、本発明の要件を1つ欠いている比較例3に対
応する構成を示す側断面図である。 第7図は、本発明の要件を1つ変えている比較例4に対
応する構成を示す側断面図である。 :ホッパ :現像剤 :回転スリーブ :磁石ローラ :規制ブレード 6:感光体ドラム 7:電極ローラ 8ニスクレーパブレード g I  。  Z 1 二間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)表面に現像剤を担持して現像位置へ搬送する現像剤
    支持手段と、この現像剤支持手段に現像剤を供給する現
    像剤供給手段と、前記現像剤支持手段の表面上の現像剤
    を所要のコート層の厚みに規制する規制部材とを有する
    現像装置において、前記現像位置より後段でかつ前記規
    制部材の位置より前段で、前記現像剤支持手段の表面と
    所定間隔を保つと共に、前記現像剤支持手段の表面にお
    ける現像剤搬送方向と順方向で移動する電界発生手段を
    配設し、前記電界発生手段に除去、保持された現像剤を
    除去する現像剤除去手段を配設したことを特徴とする現
    像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5387963A (en) * 1992-12-28 1995-02-07 Fuji Xerox Co., Ltd. One-component developing device
US6381434B1 (en) * 1996-11-14 2002-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus with electric field force directing a toner cloud for coating a developer carrying member

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