JPH02127586A - ウエブの移送方法と移送装置 - Google Patents

ウエブの移送方法と移送装置

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JPH02127586A
JPH02127586A JP1248227A JP24822789A JPH02127586A JP H02127586 A JPH02127586 A JP H02127586A JP 1248227 A JP1248227 A JP 1248227A JP 24822789 A JP24822789 A JP 24822789A JP H02127586 A JPH02127586 A JP H02127586A
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JP
Japan
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felt
web
dryer
nip
roll
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Application number
JP1248227A
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English (en)
Inventor
Gregory L Wedel
グレゴリー・リン・ウエーデル
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Beloit Corp
Original Assignee
Beloit Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G9/00Other accessories for paper-making machines
    • D21G9/0063Devices for threading a web tail through a paper-making machine

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はウェブをプレス部分からドライヤー部分の第1
ドライヤーへ移送する移送方法とに関する。特に、本発
明はウェブのしわや破れを防止するためドライヤーニッ
プの近くに配置された真空発生手段を含む移送装置に関
する。
〔従来の技術2発明が解決しようとする課題〕製紙機械
のプレス部分からドライヤー部分へのウェブの移送は、
軽量級の祇を高速度で製造する際、重要な部分となる。
ウェブは普通、プレス部分とドライヤー部分との間を“
オープンドローで移送される。そのような゛オープンド
ロー、において、シートはプレス部分とドライヤー部分
との間の有限長さが支持されないままであり、そのよう
な支持されない長さ部分では、ウェブはドライヤーのフ
ェルトニップ部分へ入る時、ウェブはフランク−や破れ
やしわになり易い。
このような従来の装置を第6図に示す。
第6図はウェブWをプレス部分12からドライヤー部分
14へ移送する典型的な従来の装置10の正面図である
。ウェブWは案内ロール16をまわって、第1ドライヤ
ー18と共働用ドライヤーフェルト20との間に形成さ
れたニップNへ向って案内される。
リードインフェルトロール22はニップNの上流に配置
されるが、ドライヤーフェルト20はプレス部分12と
ドライヤー部分14との間ではウェブWを支持しない。
従って、ウェブWはプレス部分12のプレスロール24
と第1ドライヤー18との間では支持されない。そのよ
うな従来の装置はプレスロール24と第1ドライヤー1
8との間でシートのフラッタ−が生じたり、しわができ
たりする。
先行技術において、前述のしわを最少限にするためにい
くつかの方法と装置が提案されてきた。
その中の1つの方法では、プレス部分とドライヤー部分
との間の速度差を大きくする。プレス部分の速度とドラ
イヤー部分の速度との間のそのような差はウェブを緊張
する傾向にあるが、それはまた、ウェブが引っばりによ
る破断を受ける傾向をも大にする。
他の提案では、“オープンドロー、の長さを最短にする
ために、リードインフェルトロールをプレスロールに非
常に接近させている。そのように“オープンドロー、を
最短にすると、ウェブが外部の気流に触れる機会を減少
させるが、このウェブはフェルトから分離し易く、ウェ
ブがドライヤーフェルトとドライヤー表面との間の二ン
プヘ進入する時、ウェブにしわが生じ易い傾向がある。
第7図は、このような従来の装置の正面図であって、リ
ードインフェルトロール22Aがドライヤーフェルト2
OAを第1ドライヤー18Aへ向って案内する。リード
インロール22Aはプレスロール24へのすぐ近くに配
置され、ウェブWAはプレスロール24Aからリードイ
ンロール22Aへそこをまわって案内されるので、ウェ
ブWAはリードインロール22Aと第1ドライヤー18
Aとの間でドライヤーフェルト2OAにより支持される
第7図の装置はウェブの“オープンドロー、を、プレス
ロール24Aからリードインロール22Aまでの距離に
減退するけれども、ウェブWAがニップNAに接近する
時、ドライヤーフェルト2OAに対してウェブ゛WAが
しわになる(頃向がある。そのようなしわを作る傾向は
、ニップNAの近くでウェブWAとドライヤーフェルト
20Aとの間に入りこんだ残留空気によって生じる゛ニ
ップ拒否、現象によって生じる。そのような残留空気は
、ニップNAへ向うフェルトとウェブの移動方向とは反
対方向へ移動する傾向があり、それによって、ウェブに
前述のようなしわや偶発的破断が生じると共にウェブを
支持フェルトから分離し易い。
このようなウェブの支持フェルトからの分離は、ウェブ
をフェルトに接触するように押圧する手段に関するいく
つかの特許出願の課題であった6アメンド(Amend
)の米国特許第3,526,574号は真空移送箱を示
している。エスケリネン(Eskelinen)の米国
特許第4,551.203号はブロー型真空箱を示して
いる。さらに、ウニデル(Wedel)の米国特許第4
,698,919号はエダククー器型移送箱を示す。
前述の箱の各々に関する問題は、これらの箱によって生
じる真空が、フェルトニップに入る手前でウェブとフェ
ルトとの間で全ての空気を排除するほど」−分に高くな
ければならないということである。そのような高真空は
フェルトを箱と接触するように引っばり、フェルトと箱
との間のこの物理的接触は、フェルトと箱のシールとを
摩耗させ、ウェブをフェルトから局部的に分離させる。
先行技術による装置に関する問題は、フェルトからウェ
ブが分離する第1原因を認識し損っていることから生じ
、る、特に、先行技術による装置は、分離が主に遠心力
と重力により生しると仮定してきた。しかしながら、現
実の原因は“ニップ拒否。
現象である。特に、フェルトとウェブとの間に自然に残
留するわずかな空気量は、ドライヤーフェルトニップの
所で反対方向へ押し出される。そのような排除された空
気はフェルトとウェブとの間にたまり、ウェブをフェル
トから大きく分離させる。この分離はドライヤーのフェ
ルトニップの所で始まり、リードインフェルトロールへ
向って上流側へ次第に移動する。前述の分離は、排除さ
れた空気を排出するために、二ンブ部分へ至る直前で、
フェルトの上に高レベルの真空を作用させることによっ
て防止することができる。 ニンブ拒否゛′現象を補償
するそのような高レベルの真空は、それがフェルトと真
空発生箱との間で過度の摩耗接触を生じさせるので1.
フェルトの全長に沿って作用させることができない。そ
の代わり、本発明に従った装置は、ドライヤーフェルト
ニップのすぐそばの部分にだけ、高レベルの真空を作用
させる。
そのような真空は、ドライヤーフェルトが収斂するニッ
プの部分の近くであるが、ウェブから見てフェルトの反
対側で作動するように配置された手段によって生しる。
従って、本発明の主な目的は、先行技術による手段の前
述の欠点を克服し、ウェブをプレス部分からドライヤー
部分へ移送する技術に著しく貢献するような移送方法及
び装置を捉供することである。
〔課題を解決するための手段3作用〕 本発明はウェブをプレス部分からドライヤー部分の第1
ドライヤーへ移送する移送方法と装置に関する。
本発明のウェブをプレス部分からドライヤー部分の第1
ドライヤーへ移送する方法は次の段階で成る。即ち、 ウェブをオープンドローで、プレス部分からそのプレス
部分のすぐ近くに配置されたリードインロールへ案内し
、 ウェブがリードインロールから、フェルトと第1ドライ
ヤーとの間に形成されたドライヤーニップへ向って伸長
するように、リードインロールをまわり、そのリードイ
ンロールから第1ドライヤ−へ伸長するフェルトにより
、その下にウェブを支持し、 ニップの近くに部分真空を発生させることで成り、前記
部分真空は、ウェブがニップに接近する時、ウェブのし
わや破断を防止するように、フェルトとウェブとの間に
生じることを特徴とする。
前記本発明によれば、プレス部分のすぐ近くにリードイ
ンロールを配置することによって、ウェブのオープンド
ロ一部を短かくし、ウェブのフラッタ−と破断が防止さ
れる。ウェブはリードインロール以降はフェルトの下に
支持されて移送される。フェルトと第1ドライヤーによ
って形成されるニップの近くに部分真空を発生させるこ
とによって、ウェブが前記ニップに接近するときにフェ
ルトとウェブとの間に残留する空気が除去され、ウェブ
とフェルトの分離を防ぎ、またニップへ進入するウェブ
にしわや破断を生ずることが防止される。
本発明の装置は、プレス部分のごく近接して配置された
リードインロールを含む、フェルトはリードインロール
のまわりをまわって同リードインロールから第1ドライ
ヤーへ伸長し、ウェブはプレス部分からリードインロー
ルまで゛オープンドロー”で伸長する。ウェブは、その
後、フェルトによりその下面で支持され、そしてフェル
トと第1ドライヤーとの間る形成されたドライヤーニッ
プへ向って送られる。真空発生手段は、ウェブとフェル
トとが真空発生手段と第1ドライヤーとの間に配置され
るようにドライヤー二ンプに近接して配置される。ウェ
ブはフェルトと第1ドライヤーとの間に配置され、真空
発生装置は、ウェブがニップに接近する時、ウェブのし
わや破断を防止するように、フェルトとウェブとの間で
チップの近くに部分真空を発生する。
特に、本発明の実施形態において、真空発生手段はブロ
ー箱であって、これはフェルトの幅を横切ってクロスマ
シン方向へ伸長するスロットを形成し、空気はブロー箱
内からスロットを通ってフェルトの移動方向とは反対方
向でかつ実質上それと平行な方向へ流れ、フェルトとウ
ェブとの間に部分真空を生じさせる。
特に、スロットは第1及び第2リップを有する。
第1リップは、ブロー箱内の空気が第1ドライヤーへ向
って最初に半径方向へ流れ、それからコアンダ効果によ
り第1リップに従う方向へ屈曲し、その後、フェルトの
移動方向に実質上平行でしかもそれとは反対方向へ流れ
るので、ブロー箱とフェルトとの間に部分真空が発生し
、これは順次、フェルトとウェブとの間に部分真空を生
じさせる。
フェルトの移動方向に平行で、それとは反対方向へ流れ
る前述の空気の流れは、リードインロールからブローボ
ックスへ向うフェルトに従う境界空気を転向させ、それ
によって、ニップの近くでフェルトとウェブとの間に生
じる部分真空が増大する。
本発明の好ましい実施形態において、部分真空は、ニッ
プに対して上流へ向ってニップから4〜10インチ以内
の距離に生じる。
本発明のもう一つの実施形態において、真空発生手段は
真空箱であり、その真空箱は部分真空源に接続される。
真空箱はニップのすぐ近くに開口を形成し、その開口は
フェルトの幅を横切ってクロスマシン方向へ伸長する。
特に、真空箱は開口を形成するフェルト壁を有し、その
フェルト壁はフェルトに実質上平行に配置される。真空
箱は、また、フェルト壁にクロスマシン方向へ接合した
上流壁を有し、前記上流壁とフェルト壁はそれらの間に
鋭角を形成する。フェルトに従ってリードインロールか
ら真空箱に向って流れる境界空気がフェルトから離れる
方向へ導かれ、それによってニップの近くでフェルトと
ウェブとの間に生じる部分真空が増大するように仕組ま
れている。
本発明のもうひとつの実施形態において、真空発生手段
はフォイルボックスである。
特に、前記フォイルボックスは拡開壁を有し、この拡開
壁は、ニップの上流でフェルトのすぐ近くの地点から、
ニップの下流に配置された他の地点まで拡開する。拡開
壁は、その拡開壁とフェルトとの間に部分真空を発生さ
せ、またそれがニッブの近くでフェルトとウェブとの間
に部分真空を生じさせる。
さらに、フォイルボックスはクロスマシン方向で拡開壁
に接合された上流壁を有する。上流壁と拡開壁はそれら
の間に鋭角を形成するので、リードインロールからフォ
イルボックスへ向ってフェルトに従動する境界空気がフ
ェルトから転向し、それによって、フェルトとウェブと
の間に生しる部分真空が増大する。
もうひとつの実施形態において、移送装置は、リードイ
ンロールとブローボックスとの間に配置された拡開シー
ルドを有し、フェルトは拡開シールドとウェブとの間に
配置される。拡開シールドは、リードインロールのすぐ
近くに配置された第1位置からブローボックスのすぐ近
くに配置された第2位置まで拡開するので、フェルトに
従う境界空気はフェルトから離れてブローボックスをま
わって拡開シールドにより転向される。
〔実施例] 二ツブの近くで生じる前述のウェブのしわ形成の問題は
、本発明の種々の実施例によって克服される。それらの
実施例の中で、第1図はウェブWBをプレス部分12B
からドライヤー14Bの第1ドライヤー18Bへ移送す
る移送装置10Bの正面図を示す。
装置10 Bはプレス部分12Bのすぐ近くに配置され
たリードインロール22Bを有する。フェルト20Bは
、ウェブWBがオープンドロー26でプレス部分12B
からリードインロール22Bまで伸長するように、リー
ドインロール22Bをまわってそのリードインロール2
2Bから第1ドライヤー18Bまで伸長する。ウェブW
Bは、その後、フェルト20Bと第1ドライヤー18B
との間に形成されたドライヤニップNBへ向ってフェル
ト20Bによりその下に支持される。
真空発生手段28は、ウェブWBとフェル) 20 B
とが前記手段28を第1ドライヤー18Bとの間に配置
されるようにドライヤーニップNBの近くに配置される
。ウェブWBはフェルト20Bと第1ドライヤー18B
との間に配置される。真空発生手段28は、ウェブがニ
ップNBに接近する時、ウェブWBのしわと破断とを防
ぐことができるように、ニップNBの近くで、フェルト
20BとウェブWBとの間に部分真空を発生させる。
第2図は真空発生手段28の拡大図である。特に、真空
発生手段28はブローボックス30である。ブローボッ
クス30は、フェルl−20Bの幅を横切ってクロスマ
シン方向へ伸長するスロット32を形成するので、矢印
34で示す空気はブローボックス30内からスロット3
2へ向って流れ、それからフェルト20Bの移動方向(
矢印38で示す)に実質上平行でかつ反対方向へ、矢印
36で示す方向へ流れ、フェルト20BとウェブWBと
の間に部分真空を生じさせる。
スロット32は第1及び第2リップ40.42をそれぞ
れ有する。第1リップ40は湾曲した形を有するので、
ブローボックス30内の空気は第1ドライヤー18Bへ
向って最初に半径方向へ矢印34で示す方向へ流れ、そ
れからコアンダ効果により第1リップ40に従うように
矢印35で示す方向へ湾曲し、その後、フェル)20B
の移動方向38に実質上平行でそれとは逆方向へ矢印3
6で示す方向へ流れるので、ブローボックス30とフェ
ルト20Bとの間に、部分真空が発生し、これが順次、
フェルl−20BとウェブWBとの間に部分真空を発生
させる。
フェル)20Bの移動方向38に平行でそれとは反対方
向への空気の流れ36は、リードインロール22Bから
ブローボックス30へ向うフェルト20Bに従う境界層
空気を矢印44で示すように転向させ、それによってニ
ップNBの近くでフェルト20BとウェブWBとの間に
生じる部分真空を増大させる。
部分真空はニップNBからその二・ンプNBより上流へ
の距11146まで生じる。その距離46は好ましくは
、4〜10インチの範囲内である。
第3図は本発明のもうひとつの実施例に従った移送装置
10Cの正面図である。この移送装置10Cは真空発生
手段28Cを有し、これは真空ボックス48である。
真空ボックス48は空気ブロワ−50のような部分真空
源に接続される。真空ボックス48は、第1ドライヤー
18Cとフェルト20Cとの間に形成されたニップNC
のすぐ近くに形成された開口52を有する。この開口5
2はフェルト20Cの幅を横切ってクロスマシン方向へ
伸長する。
特に、真空ボックス48はフェルト壁54を有し、これ
が開口52を形成する。フェルト壁54はフェルト20
Cに実質上平行に配置される。真空ボックス48は、ま
た、上流壁56を有し、これは符号58の所でフェルト
壁54にクロスマシン方向へ接合される。
上流壁56とフェルト壁54とはそれらの間に鋭角へを
形成するので、リードインロール22Cから真空ボック
ス48へ向うフェルト20Cに従う境界空気44Cはフ
ェル)20Cから離れる方向へ転向し、それによってニ
ップNCの近くでフェルト20GとウェブWCとの間に
生じる部分真空が増大する。
第4図は本発明のもうひとつの実施例に従った移送装置
10Dの正面図である。この移送装置ff1lODは真
空発生手段28Dを有し、これはフォイルボックス60
である。
特に、このフォイルボックス60は、フェルト20Dに
接近した地点64から拡開する拡開壁62を有する。地
点64はフェルト20Dと第1ドライヤー18Dとの間
に形成されたニップNDより上流に位置する。拡開壁6
2は地点64からニップNDの下流にあるもうひとつの
地点66までフェルト20Dに対して拡開し、拡開壁6
2とフェルト20Dとの間に部分真空を発生させ、これ
がニップNDの近くでフェルト20DとウェブWDとの
間に部分真空を生じさせる。
フォイルボックス60は、また、上流壁56Dを有し、
この上流壁56Dは拡開壁62にクロスマシン方向へ接
合される。上/ii壁56Dと拡開壁62とはそれらの
間に鋭角Bを形成するので、リードインロール22Dか
らフォイルボックス60へ向うフェルト20Dに従う境
界空気は、矢印44Dで示すように、フェル)20Dか
ら離れる方向へ転向するので、フェルト20Dとウェブ
WDとの間に生じる部分真空は増大する。
第5図は本発明のもうひとつの実施例に従った移送装置
10Hの正面図である。この装置10Eは、フェルト2
0Eが拡開シールド6日とウェブWEとの間に配置され
るように、リードインロール22Eとブローボックス3
0Eとの間に配置された拡開シールド68を有する。こ
の拡開シールド68は、リードインロール22Hのすぐ
近くに配置された第1位置70からブローボックス30
Eのすぐ近くに配置された第2位置72まで拡開するの
で、フェルト20Bに従う境界空気は、矢印44Eで示
すように、拡開シールド68によりフェルト20Eから
離れてブローボックス30Bをまわって転向する。
本発明の多くの変形や修正は、添付図面に関連して説明
した以上の詳細な説明からこの技術に熟達した人々にと
って明らかであろう。しかしながら、そのような変形や
修正は、特許請求の範囲によって限定される本発明の本
旨と範囲内に包含される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、プレス部分からリード
インロールまでのウェブのオープンドローの部分を短か
くしてウェブのフラッタ−と破断を防止することができ
、また、ウェブがドライヤーフェルトと第1ドライヤー
との間に形成された収斂するニップに接近する時、部分
真空を発止させてドライヤーフェルトとウェブの間の空
気を排除することによって、ドライヤーフェルトにより
支持されたウェブのしわと破断を防止する簡単で安価な
手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る移送装置の正面図であ
って、フェルトドライヤーニップの近くにあるブローボ
ックスを示す。 第2図は第1図に示すブローボックスの拡大図であり、 第3図は本発明の他の実施例に係る移送装置の正面図で
あって、真空ボックスを有するものを示す。 第4図は本発明の更に他の実施例の正面図であって、フ
ォイルボックスを有するものを示す。 第5図は本発明のまた更に他の実施例の正面図であって
、ブローボックスとシールド装置とを示す。 第6図はプレス部分とドライヤー部分との間に支持され
たウェブを示す典型的な従来のウェブ移送装置の正面図
であり、 第7図は“オープンドロー、を減らすためり一ドインフ
エルトロールを有する従来の移送装置の正面図である。 本発明の種々の実施例を通して、同一符号は同一部品を
示す。 lO・・・移送装置。 −・・・ウェブ 12.12B・・・プレス部分。 14.14B・・・ドライヤー部分 16・・・ガイドロール。 18、18B、 18c、 18B・・・第1ドライヤ
ー20.208.20G、200,208・・・ドライ
ヤーフェルト。 22.22B、22C,22D、22E・・・リードイ
ンフェルトロール。 24 、248.24C,24D、 24E・・・プレ
スロール26・・・オープンドロー 2B、 28c、 28D・・・真空発生手段。 30.30E・・・ブローボンクス。 32・・・スロット 40.42・・・第1及び第2リップ 48・・・真空ボックス。 50・・・ニアブロワ− 52・・・開口。 54・・・フェルト壁。 56・・・上流壁 60・・・フォイルボックス 62・・・拡開壁。 68・・・拡開シールド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェブをプレス部分からそのプレス部分にごく近接
    して配置されたリードインロールまでオープンドローで
    案内し; ウェブがリードインロールからフェルトと第1ドライヤ
    ーとの間に形成されたドライヤーニップへ向って伸長す
    るように、リードインロールをまわり、そのリードイン
    ロールから第1ドライヤーまで伸長するフェルトにより
    その下にウェブを支持し; ニップの近くに部分真空を発生させ、同部分真空は、ウ
    ェブがニップに接近する時、そのウェブのしわや破断が
    防止できるようにフェルトとウェブとの間に発生される
    ことを特徴とするウェブをプレス部分からドライヤー部
    分の第1ドライヤーへ移送する方法。 2、プレス部分にごく近接して配置されたリードインロ
    ールと; ウェブがプレス部分から前記リードインロールまでオー
    プンドローで伸長し、その後、フェルトと第1ドライヤ
    ーとの間に形成されたドライヤーニップへ向ってフェル
    トによりその下に支持されるように、前記リードインロ
    ールをまわり、前記リードインロールから第1ドライヤ
    ーへ伸長するフェルトと; ウェブと前記フェルトとが真空発生手段と第1ドライヤ
    ーとの間に配置されるように前記ドライヤーニップに隣
    接して配置された真空発生手段と;を備え; 前記ウェブは前記フェルトと第1ドライヤーとの間に配
    置され、前記真空発生手段は、ウェブが前記ニップに接
    近する時、ウェブのしわと破断が防止されるように前記
    フェルトとウェブとの間で前記ニップの、近くに部分真
    空を発生させることを特徴とするウェブをプレス部分か
    らドライヤー部分の第1ドライヤーへ移送する移送装置
    。 3、前記真空発生手段はブローボックスであることを特
    徴とする請求項2に記載の移送装置。 4、前記ブローボックスは、空気が前記ブローボックス
    内から前記スロットを通って前記フェルトの移動方向に
    実質上平行ではあるがそれとは反対方向へ流れ、前記フ
    ェルトとウェブとの間に前記部分真空を発生させるよう
    に前記フェルトの幅を横切ってクロスマシン方向へ伸長
    するスロットを形成することを特徴とする請求項3に記
    載の移送装置。 5、前記スロットは第1及び第2のリップを有し、前記
    第1リップは屈曲した形を有し、前記ブローボックス内
    の空気は第1ドライヤーへ向って最初に半径方向へ流れ
    、コアンダ効果により前記第1リップに従う方向へカー
    ブし、その後、前記フェルトの移動方向に実質上平行で
    はあるが、それとは反対方向へ流れて、前記ブローボッ
    クスと前記フェルトとの間に部分真空が発生し、これが
    順次、前記フェルトとウェブとの間に前記部分真空を発
    生させることを特徴とする請求項4に記載の移送装置。 6、前記フェルトの移動方向に平行ではあるがそれとは
    反対方向へ流れる前記空気の流れは、前記リードインロ
    ールから前記ブローボックスへ向う前記フェルトに従う
    境界層空気を転向させ、それによって前記ニップの近く
    で前記フェルトとウェブとの間に生じる前記部分真空を
    増大させることを特徴とする請求項5に記載の移送装置
    。 7、前記部分真空は前記ニップからそのニップの上流4
    〜10インチの範囲内の距離に生じることを特徴とする
    請求項2に記載の移送装置。 8、前記真空発生手段は真空ボックスであることを特徴
    とする請求項2に記載の移送装置。 9、前記真空ボックスは、部分真空源に接続され、前記
    ニップにごく近接して配置された開口を形成し、前記開
    口は前記フェルトの幅を横切ってクロスマシン方向へ伸
    長することを特徴とする請求項8に記載の移送装置。 10、前記フェルトに実質上平行に配置されていて前記
    開口を形成するフェルト壁と; 前記フェルト壁にクロスマシン方向へ接合され、前記フ
    ェルト壁との間に鋭角を形成して前記リードインロール
    から前記真空ボックスへ向う前記フェルトに従う境界空
    気を前記フェルトから離れる方向へ転向し、それによっ
    て、前記ニップの近くで前記フェルトとウェブとの間に
    生じる前記部分真空を増大させる上流壁とを; 前記真空ボックスが有することを特徴とする請求項8に
    記載の移送装置。 11、前記真空発生手段はフォイルボックスであること
    を特徴とする請求項2に記載の移送装置。 12、前記フォイルボックスは、拡開壁を有し、同拡開
    壁は、前記ニップの上流で前記フェルトにごく近接した
    地点から前記ニップの下流にある他の地点まで前記フェ
    ルトに対して拡開し、前記拡開壁と前記フェルトとの間
    において前記ニップの近くで前記フェルトとウェブとの
    間に部分真空を発生させることを特徴とする請求項11
    に記載の移送装置。 13、前記フォイルボックスは、さらに、前記拡開壁に
    クロスマシン方向へ接合された上流壁を有し、前記上流
    壁と前記拡開壁とはそれらの間に鋭角を形成し、前記リ
    ードインロールから前記フォイルボックスへ向う前記フ
    ェルトに従う境界空気を前記フェルトから離れる方向へ
    転向し、それによって前記フェルトとウェブとの間に生
    じる前記部分真空が増大することを特徴とする請求項1
    2に記載の移送装置。 14、前記フェルトが拡開シールドとウェブとの間に配
    置されるように前記リードインロールと前記ブローボッ
    クスとの間に配置された拡開シールドを更に有し、前記
    拡開シールドは前記リードインロールにごく近接して配
    置された第1位置から前記ブローボックスにごく近接し
    て配置された第2位置まで前記フェルトに対して拡開し
    、前記フェルトに従う境界空気が前記拡開シールドによ
    り前記フェルトから離れて前記ブローボックスをまわっ
    て転向されることを特徴とする請求項4に記載の移送装
    置。 15、プレス部分にごく近接して配置されたリードイン
    ロールと; ウェブがプレス部分から前記リードインロールまでオー
    プンドローで伸長し、その後、フェルトと第1ドライヤ
    ーとの間に形成されたドライヤーニップへ向ってフェル
    トによりその下に支持されるように前記リードインロー
    ルをまわって前記リードインロールから第1ドライヤー
    へ伸長するフェルトと; ウェブと前記フェルトとが真空発生手段と第1ドライヤ
    ーとの間に配置されるように前記ドライヤーニップに近
    接して配置された真空発生手段とを備え; 前記ウェブは前記フェルトと第1ドライヤーとの間に配
    置され、前記真空発生手段は前記ニップの近くで前記フ
    ェルトとウェブとの間に部分真空を発生させて、ウェブ
    が前記ニップに接近する時、ウェブのしわ形成や破断を
    防止し; 前記真空発生手段は、前記フェルトの幅を横切ってクロ
    スマシン方向へ伸長するスロットを形成するブローボッ
    クスであり、前記フェルトとウェブとの間に前記部分真
    空を作用させる時、空気が前記ブローボックス内から前
    記スロットを通って、前記フェルトの移動方向に実質上
    平行ではあるが、それとは反対の方向へ流れ; 前記部分真空は前記ニップからそのニップの上流4〜1
    0インチ以内の距離の範囲内に発生することを特徴とす
    るウェブをプレス部分からドライヤー部分の第1ドライ
    ヤーまで移送する移送装置。
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