JPS59150195A - 抄紙機のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紙ウェブを抄紙機のプレス部署から乾燥部署
へ案内するための方法に関し、その方法において、上記
ウェブは少くとも第１の乾燥用シリンダ群を、通し゛て
かまたはこの群の最初の終端部を通して乾燥用ワイヤ上
に支持されつつ案内されるのである。

この発明はさらに、この発明に従って上記方法を適用す
る構成体に関する。

プレスのあとでは、抄紙機内に準備されたウェブは極め
て弱く、ウェブの破損の主な部分は正にプレス部署と第
１の乾燥用シリンダとの間のウェブ走行部において発生
する。この点に関する他の問題点は、たとえば乾燥群間
のスペース、すなわち一般にウェブが無支持のままに走
行するすべてのウェブ走行部分である。

プレス部署における最終のロールは通例ロック・ロール
であり、そこがらはウェブを離脱させることが困難であ
る。何となれば、ウェブはこのロック幸ロールの極めて
円滑な面に追従する傾向があるからである。

この発明に従う方法および構成が適用されうるプレス部
署の１実施例はこの出願人のＳＹＭ−ＰＲＥＳＳ（商標
）と呼ばれるプレス部署であり、それは周知のごとく４
本のプレス・ロールからなる閉鎖ロールの組み合せを含
み、そこにおいては凹面ロールと吸引ロールとの間に形
成された第１のニップには２枚のフェルトが設けられて
いる。第２の単一７　ｘ　ル）　（７）　ニッフハ上記
吸引ロールとプレス部署の中央ロールとの間に形成され
ている。プレス部署の中央ロールは円滑面のロック参ロ
ールであって、それに関連してプレスの最終すなわち第
３のニップが形成されており、このニップにはそれ自体
のフェルトが設けられている。ウェブは上記ロック拳ロ
ールの円滑な面から延伸（ｄｒａｗ　）させることによ
って離脱せしめられる。

この発明の技術に従う方法においては、ウェブは上記ロ
ック−ロールからのそれの離脱に関しては２ないし３％
まで広範囲に延伸される。かがる広範囲の延伸はプレス
部署と乾燥部署との間に生じるウェブのばたつきを制御
しうるために必要なことである。しかし、抄紙機はウェ
ブが自己の強さを喪失しないように走行速度の差異を最
小限度にとどめる必要がある。高度の延伸はあとで補償
されなければならず、しかもたとえば紙のコーティング
に関して困難を生じるのである。

この発明に関する従来技術について５ｅａｐａ　−Ｐｏ
ｒｒｌｔＬｔｄ、　社の″フェルトおよび７アプリクス
、乾燥部におけるシートのばたつき”を参照することに
する。

そこには１つの方法が示唆されていて、ロック・ロール
からのウェブの離脱は吸引ロールによって生じ、またそ
の方法においてはウェブはプレスから第１の乾燥用シリ
ンダへ全行程を支持されたまま通過させられると述べら
れている。この有害な延伸を全く必要としないことが好
ましいわけである。しかし、実施の際にはこの従来技術
の方法には予想以上に問題があることが判明している。

ウェブをロック・ロールから離脱させるのには吸°引だ
けでは不充分であり、ウェブは付加的な支持がないと乾
燥用ワイヤと接触したままにはならないで、第１の乾燥
用シリンダによってワイヤとともに形成された閉じるニ
ップがとくにウェブの両側においてしわを生成するので
ある。乾燥用ワイヤの代りにフェルトを用いるならば、
その際に遭遇する問題点は紙ウェブの再湿潤化ならびに
吸引ロールの汚染およびフェルトの再調整であった。

近時、抄紙機の場合において、ｇ＆引ロールの数を減少
する試みがなされるとともに、それらの完全な除去さえ
も意図されてきているが、これはそれらのロールが高価
につき多量のエネルギと保給とを必要とし、そしてそれ
らは容易に破壊する構成要素であるからである。ｇ＆引
ロールによって遂行されるウェブの離脱においてはウェ
ブの端部のスレッディング（ｔｈｒｅａｄｉｎｇ　）も
困難である。それは、スレッディングの際に吸引ロール
はウェブによって覆われていない区域から空気を吸い込
むので、ウェブの後端部においては吸引効果は発生しな
いからである。

この発明に係る方法においては、有害なげたつきが起ら
ず、またウェブの延伸が有意に減少できるようなウェブ
の支持体を提供する種々の試みがなされてきた。

これらの目的およびあとで明かになる諸口的を達成する
ために、この発明に係る方法は下記の事項、すなわち 一プレス部署のロール、好ましくは閉鎖プレス部署の円
滑面を有する中央ロールに近接してフエツチング（ｆｅ
ｔｃｈｉｎｇ　）・ロールまたは対応する吸引ロールが
嵌合されており、そこからウェブが離脱せしめられるこ
と、 一乾襲部署の少くとも第１のシリンダ群の乾燥用ワイヤ
は上記フエッチング・ロールまたは均等物上を通される
こと、　　　、 一ウェブはオープン・ドローとしてプレス部署ノ上記ロ
ールから上記フエツチング・ロールまたは均等物上を走
行する乾燥用ワイヤへ通されること、 一上記フエツチング・ロールと第１の乾燥用シリンダま
たは均等物との間の走行部内において、ウェブを支持す
る乾燥用ワイヤ側へ向けて、乾燥用ワイヤの走行速度よ
りも可成り大きい速度でいくつかの空気ジェットが吹き
つけられ、その位置においてはジェットの当初の方向は
上記位置における乾燥用ワイヤの走行方向とほぼ同じで
あること、および −上記した空気の吹きつけによって、乾燥用ワイヤと、
上記空気ジェットを生成する部材に関連して設けられた
壁との間の空間から空気が排出されること、 の組み合せに主たる特徴を有するものである。

他方、この発明に係る構成体は、 −この構成体が、抄紙機の乾燥部署の第１の乾燥用シリ
ンダ群の乾燥用ワイヤが上を通されているフエッチング
・ロールまたは対応する吸引ロールを含み、 一上記構成体はウェブのほぼ全幅上に延在するとともに
上記ワイヤの側において上記７エツチング・ロールまた
は均等物と上記第１の乾燥用シリンダまたは均等物との
間の上記乾燥用ワイヤの走行部上に嵌合されていてしか
も１つなし１し数個のノズル孔が設けられた吹きつけ箱
を含み、また−フエツチング・ロールと第１の乾燥用シ
１ノンダとの間の乾燥用ワイヤの走行部に面する上記吹
きつけ箱の壁は平坦であって上記乾燥用ワイヤの上記最
後に示した走行部にほぼ平行・であることに主たる特徴
を有する。

以下に、添付の図面を参照しつつこの発明の詳細な説明
するが、その際にこの発明！まこれらの図面の詳細点に
限定されるものではなし＼。

第１図を参照して、まずプレス部署の１実施例を説明す
るが、このプレス部署のあとでζまこの発明に係る方法
と構成とが有利に適用されつるのである。しかし、この
発明は単に第１図（こ示す種類のみのプレス部署および
乾燥部署に関連してその通りに用いられるように制限さ
れるもので（′：Ｌなり）ことをここに強調しておく。

第１図において、紙ウェブＷはファブ１Ｊり１４上のプ
レス部署内へ到達する。７アプリク１４＆ま、ウェブを
ピックアップ・ロール（図示せス）上の形成用ワイヤか
ら７アプリク１４へ移送する、たとえばピックアップ・
７ア１リクであってよい。

このファブリク１４はプレス部署における第１のニップ
Ｎ１を通過する。この第１のニップＮｌは凹面１０′を
有する下部ロール１０と、吸引帯域１６αが設けられた
吸引ロール１３との間に形成されている。第１のニップ
Ｎｌは２枚フェルト式ニップであって、それの下部ファ
プリクはフェルト１２であり、それは案内ロール１１に
よって案内されつつ走行する。こツブＮ１内において、
他方のフェルトは上記のフェルト１４であり、それも第
２のニップＮ２内においてプレス・７アプリクとして作
用する。ウェブＷは第２のニップＮ２のあとでフェルト
１４から出てゆくが、その時点ではウェブはプレス部署
の中央ロール１５の円滑面１５′へ密着している。中央
ロール１５は通例はロック・ロールであり、それの直径
は他のプレス−ロールの直径よりも大きいことが有利で
ある。この中央ロール１５およびプレス・ロール１６は
第３のニップＮ３を形成する。この第３のニップＮ３内
をそれ自体のプレス・フェルト１８が走行し、それの走
行は案内ロール１７によって案内される。

ロック壷ロール１５の円滑面１５′へ密着しているウェ
ブＷ１は離脱してこの発明に係る方法と構成とによって
支持され、その方法および構成はフエッチング・ロール
２２と、このフエッチング・ロール上を走行する乾燥用
ワイヤ２６と、吹きつけ箱２５ａ、２５ｂ、２５ｃとを
含む。第１図は乾燥部署の最初の終端、すなわち上側列
のシリンダ２０と下側列のシリンダ２０′を示し、ウェ
ブＷは上記各シリンダ間の走行部上において乾燥用ワイ
ヤ２６によって支持される。

上記したように、ウェブＷは密着力によってロック・ロ
ール１５の円滑面１５′と接触したままになっている。

ウェブＷはこのウェブを延伸することによってロック・
ロール１５から離脱せしめられる。フエツチング轡ロー
ル２２はウェブＷがそれの自由走行部Ｗｌにおいてばた
つきを殆ど生じ得ないようにロック・ロール１５へ近接
させて配設されている。従って、ウェブＷをロール１５
の面１５′から離脱させるのには約１ないし１．５％程
度の延伸で充分である。フエッチング・ロール２２から
、ウェブＷはワイヤ２３上に支持されたまま第１の乾燥
用シリンダ２０かまたは対応するリード・イン・シリン
ダへ通される。

７エツチング拳ロール２２と第１の乾燥用シリンダ２０
との間においてウェブＷはこの発明に係る方法によって
支持されるが、その方法については以下にさらに詳述す
る。ワイヤ２６の側に位置する吹きつけ箱２５ａ、２５
ｂ、２５ｃからは空気ジェットＳＸがほぼワイヤ２６の
走行方向に向けて吹き出され、それらの空気ジェットの
速度はワイヤ２６の速度よりも可成り大きいものである
。周知のごとく、移動中のワイヤ２６はそれ自体が空気
を携行する。ワイヤ２６がそれに空気を取り入れる区域
が密封されうるならば、その区域には負圧が生成される
。この発明に係る方法においては、この密封は空気の吹
きつけによって行われる。ジェットＳ１の速度はワイヤ
２６の速度よりも大キいので、排出効果が生れ、それが
ワイヤ２６へのポンプ作用によって惹起される負圧を一
層増大する。

反対方向における負圧区域の密封は空気ジェットＳ２に
よって生じる。これらのジェットの方向は７エツチング
・ロール２２の位置における仮想切線の方向と同じであ
る。

吹きつけ箱２５ａ、２５ｂ、２５ｃとワイヤ２６との間
隙Δにおいて生成された負圧区域の影響によって空気は
ワイヤ２６を貫通して流れようとする。

ウェブＷは実際的に空気透過性のものであるから、ウェ
ブＷ２はきつく吸引されてワイヤ２３と接触せしめられ
、有害なばたつきは発生しないわけである。かかる状況
下において、吠きつけ箱はロール２２とシリンダ・２０
との間においてワイヤ２６およびウェブＷ２の走行を安
定さぜるのである。

第２図においては、相前後して３個の吹きつけ箱２５ａ
１２５ｂ、２５ｃが設けられている。プレス部署および
乾燥部署間の形状次第では、吹きつけ箱は１個ないし数
個設けられてよい。上記の吹きつけ箱は平坦な底面２８
を有しており−、それは対向する乾燥用ワイヤ２６から
距離Δの位置にある。

この距離Δは１ｏないし２５＝の範囲内にあることが好
ましい。吹きつけ箱２５ａ、２５ｂ、２５ｃの平坦な底
壁２８の両端部において、上記の吹きつケシエツトＳ！
およびＮ２を発生するためのノズル孔２９が設けられて
いる。最終のノズル箱２５ｃのノズルａ　２９’は乾燥
用ワイヤ２６およびウェブＷが第１の乾燥用シリンダ２
ｏとほぼ接触しうる位置に設けられている。

７エツチング・ロール２２も吸引ロールとして構成され
てよく、このロール２２の吸引帯域２２αは第２図に破
線で示されている。しかし、吸引帯域２２αは不可欠な
ものでは決してないが、もし必要ならば、それによって
ウェブＷはそれが７エツチング・ロール２２の区域α内
で自己の方向を変更する際にワイヤ２３上に留まること
を保証することが可能になる。フエッチング・ロールと
しては、みぞ付ロールを用いることも可能であって、そ
れの溝内においては吸引ロールのＩＪ１１部署２２αに
対応する区域内に軽度の負圧が形成される。

第２図に示したシュー）　Ｋｌ　％　Ｎ２およびに３内
における有害な正圧の発生はこの出願人のフィンランド
国特許出願番号第８０３．８９１号に示唆された方法お
よび構成によって防止でき、その目的のために吹きつけ
箱２６＆および２６ｂの空気ジェットＳ３はワイヤ２６
またはウェブＷならびにロール２２の運動方向と対向さ
せてあり、それによってジェットＳ３の排出効果が有害
な正圧の発生を防止するのである。

ロック・ロール１５の円滑面１５′からのウェブの離脱
もまた吸引ロールによって行ってよい。この発明に係る
方法および構成もまたかかる場合におけるウェブの支持
に適するものである。

ここに添付の特許請求の範囲に関して、この発明の種々
異なる詳細点は、これらの請求の範囲に定義された発明
思想の範囲内における変化を示しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はＳＹＭ−ＰＲＥＳＳ　（商標）プレス部署を通
されるウェブの走行およびこのプレス部署の°あとこの
発明に係る走行部の支持ならびに乾燥部署の最初の終端
部へのウェブの案内を模式的に示す。 第２図はこの発明に係る方法がウェブの支持に用いられ
ている、プレス部署と乾燥部署との間の抄紙機の区域を
第１図よりもさらに拡大して模式符号の説明： Ｗ・・・紙ウェブ；１０・・・下部ロール；１１・・・
案内ロール；１２・・・７エル）；１３・・・吸引ロー
ル；１６α・・・吸引帯域；１４・・・ファプリク（フ
ェルト）；Ｎｌ・・・第１のニップ；Ｎ２・・・第２の
ニップ＋　Ｎ３・・・第３のニップ；１６・・・プレス
・ロール；１７・・・案内ロール；１８・・・プレス・
フェルトｒ　Ｋｌ、Ｎ２、Ｎ３・・・シュート；２０・
・・上側列のシリンダ（第１の乾燥用ｏ−ル）；２０’
・・・下側列のシリンダ；２２・・・７エツチング・ロ
ール；２６・・・乾燥用ワイヤ；２Ｓａ。 ２５ｂ　、　２５（！　・・・吹きつけ箱ｐ　８１、Ｎ
２、Ｎ３・・・空気ジェット；２７・・・空間；２８・
・・平坦な底面（壁）；２９“・・・２５ａのノズル孔
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）紙ウェブ（Ｗ、）が乾燥用ワイヤ（２６）上に支持
   されつつ少くとも第１の乾燥用シリンダ群（２０，２０
   ’）を通過するかまたはこの群の最初の終端部を通過す
   るまで案内されるようにした、上記紙ウェブを抄紙機の
   プレス部署（１０〜１８）から上記乾燥部署（２０，２
   ０’、２３）へ案内する方法であって、下記の事項の組
   み合せ、すなわち 一７エツチング・ロール（２２）または相応の吸引ロー
   ル（２２，２２α）は上記プレス部署のロール（１５）
   、好ましくは閉鎖プレス部署の円滑面（１５’）を有す
   る中央ロールに近接して嵌合されており、そこがら上記
   ウェブ（Ｗｚ）が離脱せし、められること、 一上記乾燥部署の少くとも第１のシリンダ群（２０，２
   ０’）の乾燥用ワイヤ（２６）は上記フエッチング・ロ
   ールまたは均等物上を通されること、 一上記つニブは上記プレス部署の上記ロール（１５）か
   ら、オープン・ドロー（Ｗ′）として、上記フエツチン
   グ・ロール（２２）または均等物上を走行する上記乾燥
   用ワイヤへ通されること、 一上記７エツチング・−ロール（２２）と上記第１の乾
   燥用シリンダ（２０）または均等物との間の走行部内に
   おいて、数本の空気ジェット（Ｓｌ）が上記ウェブ（Ｗ
   ）を支持する上記乾燥用ワイヤ（２３）の側へ向けてこ
   の乾燥用ワイヤ（２６）の走行速度よりも可成り高い速
   度で吹きつけられ、その位置においては上記ジェン）　
   （Ｓｌ）の当初の方向は上記位置における上記乾燥用ワ
   イヤ（２６）の走行方向とほぼ同じであること、および 一上記した空気の吹きつけによって、上記乾燥用ワイヤ
   （２３）と上記空気ジェットを生成する部材（２５ａ、
   ２５ｂ、２５０，２８．２９）に関連して設けられた壁
   （２８）との間の空間（２７）から空気が排出されるこ
   と、 を特徴とする、上記方法。 ２）前記ウェブ（Ｗ）を支持する前記乾燥用ワイヤ（２
   ３）の側へ向けて前記フエツチング・ロール（２２）の
   切線と平行な空気ジェット（Ｓｚ）が吹きつルナられて
   上記ワイヤ（２６）と前記吹きつけ部材（２５ａ１２５
   ｂ、２５ｃ）との間に形成された負圧の空間（２７）を
   密封するとともにこの負圧を増大することを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の方法。 ３）空気シェツト（Ｓｓ）が前記フエッチング・ロール
   （２２）または均等物とこのロールへ到来する前記ウェ
   ブ（Ｗ＋）との間のシュー）（Ｋ１）へ向けられおよび
   ／または前記乾燥用ワイヤ（２６）と上記７エツチング
   ・ロール（２２）または均等物との間のシュー）（Ｋ２
   ）へ向けられ、これらの空気ジェン）（Ｓｇ）は上記乾
   燥用ワイヤ（２３）または上記ウェブ（Ｗｌ）および上
   記フエッチングーロール（２２）または均等物の移動方
   向とは反対の方向に向けられ、また上記ジェン）（’Ｓ
   ｇ）によって、空気は上記シュー１（Ｋ１、Ｋｚ）から
   排出されるとともに各上記シュート（Ｋｌ　％　Ｋ２　
   ）内における正圧の発生が防止されることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項または第２項にｍｌ載の方法。 ４）前記プレス部署の前記ロール（１５）の円滑面（１
   ５’）から前記紙ウェブがオープン・ドロー（Ｗｌ）ト
   シて、前記フエッチング・ロール（２２）または均等物
   上を走行する前記乾燥用ワイヤ（２６）へ向けてこれに
   支持されるべく移送される際に、このウェブ（Ｗ）は約
   １ないし１．５％しか延伸されないことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の方
   法。 ５）特許請求の範囲第１項ないし第４項に記載の方法を
   実施するための構成体であって、−この構成体は、抄紙
   機の乾燥部署の第１の乾燥用シリンダ群（２０，２０’
   ）の乾燥用ワイヤ（２６）が上を通されている７エツチ
   ング自ロール（２２）または対応する吸引ロー／Ｉ／（
   ２２，２２α）を含み・ 一上記構成体は、上記ウェブ（Ｗ）のほぼ全幅上に延在
   するとともに、上記ワイヤ（２３）の側において上記フ
   エッチング・ロー／Ｉ／（２２）または均等物と上記第
   １の乾燥用シリンダ（２０）または均等物との間の上記
   乾燥用ワイヤ（２６）の走行部上に嵌合されていてしか
   も１つないし数個のノズル孔が設けられた吹きつけ箱（
   ２５ａ。 ２５ｂ、２５ｃ　）を含み、また ー上記フエッチング・ロール（２２）と上記第１の乾燥
   用シリンダ（２０）との間の上記乾燥用ワイヤ（２６）
   の走行部に面する上記吹きつけ箱（２５ａ、２５ｂ　）
   の壁は平坦であって上記乾燥用ワイヤ（２ろ）の上記最
   後に示した走行部にほぼ平行であることを特徴とする、
   上記構成体。 ６）前記吹きつけ箱（２５＆、２５ｂ、２５ｃ）は相前
   後して少くとも２個存在し、好ましくは相前後して３個
   ないし４個設けられており、従って前記乾燥用ワイヤ（
   ２６）に最も近接して設けられた上記の箱の上記平坦な
   壁は互いにほぼ同一の平面内にあることを特徴とする特
   許請求の範囲第５項に記載の構成体。 ７）前記吹きつけ箱（２５ａ、２５ｂ１２５ｃ）の前記
   平坦な壁（２８）の両端部にはノズル孔（２９）が設け
   られており、これらのノズル孔は前記乾燥用ワイヤ（２
   ６）およびそのワイヤ上に支持された前記ウェブ（Ｋ２
   ）のほぼ全幅上に亘って延在することを特徴とする特許
   請求の範囲第５項または第６項に記載の構成体。 ８）前記乾燥用ワイヤ（２６）およびその上に支持され
   た前記ウェブ（Ｋ２）の走行方向において前記第１の吹
   きつけ箱（２５ａ）は前記フエッチング・ロール（２２
   ）に近接して設けられていてこのノズル箱（２５ａ）の
   第１のノズル孔（２９”）から空気が吹き出されて上記
   ノズル箱（２５ａ）の前面側とそれに近接して設けられ
   た上記７エツチング・ロール（２２）との開の孔の空間
   内へ吹き込まれ、またジェット（ｓ２）によって上記フ
   エッチング・ロール（２２）と上記乾燥用ワイヤ（２３
   ）との出口側においてシュート（Ｋ３）から排出される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第５項ないし第７項の
   いずれかに記載の構成体。 ９）前記ウェブ（Ｗ２）およびそれを支持する前記乾燥
   用ワイヤ（２３）の走行方向において、上記最後に位置
   する吹きつけ箱（２５ｃ）は、それのノズル孔（２９’
   ）が前記第１の乾燥用シリンダ（２０）と上記乾燥用ワ
   イヤ（２６）と上記ウェブ（Ｗ２）との接触線上または
   それの付近に設けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第５項ないし第８項のいずれかに記載の構成体。 １０）前記ワイヤ（２６）から最も近い位置に設けられ
   た吹きつけ箱（２５ａ、２５ｂ、２５ｃ）（Ｄ平坦な壁
   （２８）の上記乾燥用ワイヤ（２６）がらの距離（Δ）
   は約１０ないし２５簡の範囲内にあることを特徴とする
   特許請求の範囲第５項ないし第９項のいずれかに記載の
   構成体。