JPH0635717B2 - 抄紙機のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する方法及び装置 - Google Patents
抄紙機のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する方法及び装置Info
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- JPH0635717B2 JPH0635717B2 JP59019558A JP1955884A JPH0635717B2 JP H0635717 B2 JPH0635717 B2 JP H0635717B2 JP 59019558 A JP59019558 A JP 59019558A JP 1955884 A JP1955884 A JP 1955884A JP H0635717 B2 JPH0635717 B2 JP H0635717B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F2/00—Transferring continuous webs from wet ends to press sections
Landscapes
- Paper (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は紙ウエブを抄紙機のプレス部署から乾燥部署
へ案内するための方法に関し、その方法において、上記
ウエブは少くとも第1の乾燥用シリンダ群を通してかま
たはこの群の最初の端部を通して乾燥用ワイヤ上に支持
されつつ案内されるのである。
へ案内するための方法に関し、その方法において、上記
ウエブは少くとも第1の乾燥用シリンダ群を通してかま
たはこの群の最初の端部を通して乾燥用ワイヤ上に支持
されつつ案内されるのである。
この発明はさらに、この発明に従つて上記方法を適用す
る装置に関する。
る装置に関する。
プレスのあとでは、抄紙機内に準備されたウエブは極め
て弱く、ウエブの破損の主な部分は正にプレス部署と第
1の乾燥用シリンダとの間のウエブ走行部において発生
する。この点に関する他の問題点は、たとえば乾燥用シ
リンダ群間のスペース、すなわち一般にウエブが無支持
のままに走行するすべてのウエブ走行部分である。
て弱く、ウエブの破損の主な部分は正にプレス部署と第
1の乾燥用シリンダとの間のウエブ走行部において発生
する。この点に関する他の問題点は、たとえば乾燥用シ
リンダ群間のスペース、すなわち一般にウエブが無支持
のままに走行するすべてのウエブ走行部分である。
プレス部署における最終のロールは通例ロツク・ロール
であり、そこからはウエブを離脱させることが困難であ
る。何となれば、ウエブはこのロツク・ロールの極めて
円滑な面に追従する傾向があるからである。
であり、そこからはウエブを離脱させることが困難であ
る。何となれば、ウエブはこのロツク・ロールの極めて
円滑な面に追従する傾向があるからである。
この発明に従う方法および構成が適用されうるプレス部
署の1実施例はこの出願人のSYM−PRESS(商標)と呼ば
れるプレス部署であり、それは周知のごとく4本のプレ
ス・ロールからなる閉鎖ロールの組み合せを含み、そこ
においては凹面ロールと吸引ロールとの間に形成された
第1のニツプには2枚のフエルトが設けられている。第
2の単一フエルトのニツプは上記吸引ロールとプレス部
署の中央ロールとの間に形成されている。プレス部署の
中央ロールは円滑面のロツク・ロールであつて、それに
関連してプレスの最終すなわち第3のニツプが形成され
ており、このニツプにはそれ自体のフエルトが設けられ
ている。ウエブは上記ロツク・ロールの円滑な面から延
伸(draw)させることによつて離脱せしめられる。
署の1実施例はこの出願人のSYM−PRESS(商標)と呼ば
れるプレス部署であり、それは周知のごとく4本のプレ
ス・ロールからなる閉鎖ロールの組み合せを含み、そこ
においては凹面ロールと吸引ロールとの間に形成された
第1のニツプには2枚のフエルトが設けられている。第
2の単一フエルトのニツプは上記吸引ロールとプレス部
署の中央ロールとの間に形成されている。プレス部署の
中央ロールは円滑面のロツク・ロールであつて、それに
関連してプレスの最終すなわち第3のニツプが形成され
ており、このニツプにはそれ自体のフエルトが設けられ
ている。ウエブは上記ロツク・ロールの円滑な面から延
伸(draw)させることによつて離脱せしめられる。
この発明の技術に従う方法においては、ウエブは上記ロ
ツク・ロールからのそれの離脱に関しては2ないし3%
まで広範囲に延伸される。かかる広範囲の延伸はプレス
部署と乾燥部署との間に生じるウエブのぱたつきを制御
するために必要なことである。しかし、抄紙機はウエブ
が自己の強さを喪失しないように走行速度の差異を最小
限度にとどめる必要がある。高度の延伸はあとで補償さ
れなければならず、しかもたとえば紙のコーテイングに
関して困難を生じるのである。
ツク・ロールからのそれの離脱に関しては2ないし3%
まで広範囲に延伸される。かかる広範囲の延伸はプレス
部署と乾燥部署との間に生じるウエブのぱたつきを制御
するために必要なことである。しかし、抄紙機はウエブ
が自己の強さを喪失しないように走行速度の差異を最小
限度にとどめる必要がある。高度の延伸はあとで補償さ
れなければならず、しかもたとえば紙のコーテイングに
関して困難を生じるのである。
この発明に関する従来技術についてScapa−Porrit Ltd.
“フエルトおよびフアブリクス.乾燥部におけるシート
のぱたつき”を参照することにする。そこには1つの方
法が示唆されていて、ロツク・ロールからのウエブの離
脱は吸引ロールによつて生じ、またその方法においては
ウエブはプレスから第1の乾燥用シリンダへ全行程を支
持されたまま通過させられると述べられている。この有
害な延伸を全く必要としないことが好ましいわけであ
る。しかし、実施の際にはこの従来技術の方法には予想
以上に問題があることが判明している。ウエブをロツク
・ロールから離脱させるのには吸引だけでは不充分であ
り、ウエブは付加的な支持がないと乾燥用ワイヤと接触
したままにはならないで、第1の乾燥用シリンダによつ
てワイヤとともに形成される閉じたニツプがとくにウエ
ブの両側においてしわを生成するのである。乾燥用ワイ
ヤの代りにフエルトを用いるならば、その際に遭遇する
問題点は紙ウエブの再湿潤化ならびに吸引ロールの汚染
およびフエルトの再調整であつた。
“フエルトおよびフアブリクス.乾燥部におけるシート
のぱたつき”を参照することにする。そこには1つの方
法が示唆されていて、ロツク・ロールからのウエブの離
脱は吸引ロールによつて生じ、またその方法においては
ウエブはプレスから第1の乾燥用シリンダへ全行程を支
持されたまま通過させられると述べられている。この有
害な延伸を全く必要としないことが好ましいわけであ
る。しかし、実施の際にはこの従来技術の方法には予想
以上に問題があることが判明している。ウエブをロツク
・ロールから離脱させるのには吸引だけでは不充分であ
り、ウエブは付加的な支持がないと乾燥用ワイヤと接触
したままにはならないで、第1の乾燥用シリンダによつ
てワイヤとともに形成される閉じたニツプがとくにウエ
ブの両側においてしわを生成するのである。乾燥用ワイ
ヤの代りにフエルトを用いるならば、その際に遭遇する
問題点は紙ウエブの再湿潤化ならびに吸引ロールの汚染
およびフエルトの再調整であつた。
近時、抄紙機の場合において、吸引ロールの数を減少す
る試みがなされるとともに、それらの完全な除去さえも
意図されてきているが、これはそれらのロールが高価に
つき多量のエネルギと保繕とを必要とし、そしてそれら
は容易に破壊する構成要素であるからである。吸引ロー
ルによつて遂行されるウエブの離脱においてはウエブの
端部のスレツデイング(threading)も困難である。そ
れは、スレツデイングの際に吸引ロールはウエブによつ
て覆われていない区域から空気を吸い込むので、ウエブ
の後端部においては吸引効果は発生しないからである。
る試みがなされるとともに、それらの完全な除去さえも
意図されてきているが、これはそれらのロールが高価に
つき多量のエネルギと保繕とを必要とし、そしてそれら
は容易に破壊する構成要素であるからである。吸引ロー
ルによつて遂行されるウエブの離脱においてはウエブの
端部のスレツデイング(threading)も困難である。そ
れは、スレツデイングの際に吸引ロールはウエブによつ
て覆われていない区域から空気を吸い込むので、ウエブ
の後端部においては吸引効果は発生しないからである。
この発明に係る方法においては、有害なぱたつきが起ら
ず、またウエブの延伸を相当に減少できるようなウエブ
の支持体を提供する種々の試みがなされてきた。
ず、またウエブの延伸を相当に減少できるようなウエブ
の支持体を提供する種々の試みがなされてきた。
これらの目的およびあとで明らかになる諸目的を達成す
るために、この発明に係る方法は下記の事項、すなわち −プレス部署のロール、好ましくは閉鎖プレス部署の円
滑面を有する中央ロールに近接してフエツチング(fetc
hing)・ロールまたは対応する吸引ロールが嵌合されて
おり、そこからウエブが離脱せしめられること、 −乾燥部署の少くとも第1のシリンダ群の乾燥用ワイヤ
は上記フエツチング・ロールまたは均等物上を通される
こと、 −ウエブはオープン・ドローとしてプレス部署の上記ロ
ールから上記フエツチング・ロールまたは均等物上を走
行する乾燥用ワイヤへ通されること、 −上記フエツチング・ロールと第1の乾燥用シリンダま
たは均等物との間の走行部内において、ウエブを支持す
る乾燥用ワイヤ側へ向けて、乾燥用ワイヤの走行速度よ
りも可成り大きい速度でいくつかの空気ジエツトが吹き
つけられ、その位置においてはジエツトの当初の方向は
上記位置における乾燥用ワイヤの走行方向とほぼ同じで
あること、および −上記した空気の吹きつけによつて、乾燥用ワイヤと、
上記空気ジエツトを生成する部材に関連して設けられた
底面との間の空間から空気が排出されること、 の組み合せに主たる特徴を有するものである。
るために、この発明に係る方法は下記の事項、すなわち −プレス部署のロール、好ましくは閉鎖プレス部署の円
滑面を有する中央ロールに近接してフエツチング(fetc
hing)・ロールまたは対応する吸引ロールが嵌合されて
おり、そこからウエブが離脱せしめられること、 −乾燥部署の少くとも第1のシリンダ群の乾燥用ワイヤ
は上記フエツチング・ロールまたは均等物上を通される
こと、 −ウエブはオープン・ドローとしてプレス部署の上記ロ
ールから上記フエツチング・ロールまたは均等物上を走
行する乾燥用ワイヤへ通されること、 −上記フエツチング・ロールと第1の乾燥用シリンダま
たは均等物との間の走行部内において、ウエブを支持す
る乾燥用ワイヤ側へ向けて、乾燥用ワイヤの走行速度よ
りも可成り大きい速度でいくつかの空気ジエツトが吹き
つけられ、その位置においてはジエツトの当初の方向は
上記位置における乾燥用ワイヤの走行方向とほぼ同じで
あること、および −上記した空気の吹きつけによつて、乾燥用ワイヤと、
上記空気ジエツトを生成する部材に関連して設けられた
底面との間の空間から空気が排出されること、 の組み合せに主たる特徴を有するものである。
他方、この発明に係る装置は、 −この装置が、抄紙機の乾燥部署の第1の乾燥用シリン
ダ群の乾燥用ワイヤが上を通されているフエツチング・
ロールまたは対応する吸引ロールを含み、 −上記装置はウエブのほぼ全幅上に延在するとともに上
記ワイヤの側において上記フエツチング・ロールまたは
均等物と上記第1の乾燥用シリンダまたは均等物との間
の上記乾燥用ワイヤの走行部上に嵌合されていてしかも
1つないし数個のノズル孔が設けられた吹きつけ箱を含
み、また−フエツチング・ロールと第1の乾燥用シリン
ダとの間の乾燥用ワイヤの走行部に面する上記吹きつけ
箱の底面は平坦であつて上記乾燥用ワイヤの上記最後に
示した走行部にほぼ平行であることに主たる特徴を有す
る。
ダ群の乾燥用ワイヤが上を通されているフエツチング・
ロールまたは対応する吸引ロールを含み、 −上記装置はウエブのほぼ全幅上に延在するとともに上
記ワイヤの側において上記フエツチング・ロールまたは
均等物と上記第1の乾燥用シリンダまたは均等物との間
の上記乾燥用ワイヤの走行部上に嵌合されていてしかも
1つないし数個のノズル孔が設けられた吹きつけ箱を含
み、また−フエツチング・ロールと第1の乾燥用シリン
ダとの間の乾燥用ワイヤの走行部に面する上記吹きつけ
箱の底面は平坦であつて上記乾燥用ワイヤの上記最後に
示した走行部にほぼ平行であることに主たる特徴を有す
る。
以下に、添付の図面を参照しつつこの発明を詳細に説明
するが、その際にこの発明はこれらの図面の詳細点に限
定されるものではない。
するが、その際にこの発明はこれらの図面の詳細点に限
定されるものではない。
第1図を参照して、まずプレス部署の1実施例を説明す
るが、このプレス部署のあとではこの発明に係る方法と
構成とが有利に適用されうるのである。しかし、この発
明は単に第1図に示す種類のみのプレス部署および乾燥
部署に関連してその通りに用いられるように制限される
ものではないことをここに強調しておく。
るが、このプレス部署のあとではこの発明に係る方法と
構成とが有利に適用されうるのである。しかし、この発
明は単に第1図に示す種類のみのプレス部署および乾燥
部署に関連してその通りに用いられるように制限される
ものではないことをここに強調しておく。
第1図において、紙ウエブWはフアブリク14上のプレ
ス部署内へ到達する。フアブリク14は、ウエブをピツ
クアツプ・ロール(図示せず)上の形成用ワイヤからフ
アブリク14へ移送する、たとえばピツクアツプ・フア
ブリクであつてよい。このフアブリク14はプレス部署
における第1のニツプN1を通過する。この第1のニツプ
N1は凹面10′を有する下部ロール10と、吸引帯域13
αが設けられた吸引ロール13との間に形成されてい
る。第1のニツプN1は2枚フエルト式ニツプであつて、
それの下部フアブリクはフエルト12であり、それは案
内ロール11によつて案内されつつ走行する。ニツプN1
内において、他方のフエルトは上記のフエルト14であ
り、それも第2のニツプN2内においてプレス・フアブリ
クとして作用する。ウエブWは第2のニツプN2のあとで
フエルト14から出てゆくが、その時点ではウエブはプ
レス部署の中央ロール15の円滑面15′へ密着してい
る。中央ロール15は通例はロツク・ロールであり、そ
れの直径は他のプレス・ロールの直径よりも大きいこと
が有利である。この中央ロール15およびプレス・ロー
ル16は第3のニツプN3を形成する。この第3のニツプ
N3内をそれ自体のプレス・フエルト18が走行し、それ
の走行は案内ロール17によつて案内される。
ス部署内へ到達する。フアブリク14は、ウエブをピツ
クアツプ・ロール(図示せず)上の形成用ワイヤからフ
アブリク14へ移送する、たとえばピツクアツプ・フア
ブリクであつてよい。このフアブリク14はプレス部署
における第1のニツプN1を通過する。この第1のニツプ
N1は凹面10′を有する下部ロール10と、吸引帯域13
αが設けられた吸引ロール13との間に形成されてい
る。第1のニツプN1は2枚フエルト式ニツプであつて、
それの下部フアブリクはフエルト12であり、それは案
内ロール11によつて案内されつつ走行する。ニツプN1
内において、他方のフエルトは上記のフエルト14であ
り、それも第2のニツプN2内においてプレス・フアブリ
クとして作用する。ウエブWは第2のニツプN2のあとで
フエルト14から出てゆくが、その時点ではウエブはプ
レス部署の中央ロール15の円滑面15′へ密着してい
る。中央ロール15は通例はロツク・ロールであり、そ
れの直径は他のプレス・ロールの直径よりも大きいこと
が有利である。この中央ロール15およびプレス・ロー
ル16は第3のニツプN3を形成する。この第3のニツプ
N3内をそれ自体のプレス・フエルト18が走行し、それ
の走行は案内ロール17によつて案内される。
ロツク・ロール15の円滑面15′へ密着しているウエ
ブW1は離脱してこの発明に係る方法と構成とによつて
支持され、その方法および構成はフエツチング・ロール
22と、このフエツチング・ロール上を走行する乾燥用
ワイヤ23と、吹きつけ箱25a、25b、25cとを
含む。第1図は乾燥部署の最初の終端、すなわち上側列
の第一の乾燥用シリンダ20と下側列の第一の乾燥用シ
リンダ20′を示し、ウエブWは上記各シリンダ間の走
行部上において乾燥用ワイヤ23によつて支持される。
ブW1は離脱してこの発明に係る方法と構成とによつて
支持され、その方法および構成はフエツチング・ロール
22と、このフエツチング・ロール上を走行する乾燥用
ワイヤ23と、吹きつけ箱25a、25b、25cとを
含む。第1図は乾燥部署の最初の終端、すなわち上側列
の第一の乾燥用シリンダ20と下側列の第一の乾燥用シ
リンダ20′を示し、ウエブWは上記各シリンダ間の走
行部上において乾燥用ワイヤ23によつて支持される。
上記したように、ウエブWは密着力によつてロツク・ロ
ール15の円滑面15′と接触したままになつている。
ウエブWはこのウエブを延伸することによつてロツク・
ロール15から離脱せしめられる。フエツチング・ロー
ル22はウエブWがそれの自由走行部W1においてぱたつ
きを殆ど生じ得ないようにロツク・ロール15へ近接さ
せて配設されている。従つて、ウエブWをロール15の
面15′から離脱させるのには約1ないし1.5%程度
の延伸で充分である。フエツチング・ロール22から、
ウエブWはワイヤ23上に支持されたまま第1の乾燥用
シリンダ20かまたは対応するリード・イン・シリンダ
へ通される。
ール15の円滑面15′と接触したままになつている。
ウエブWはこのウエブを延伸することによつてロツク・
ロール15から離脱せしめられる。フエツチング・ロー
ル22はウエブWがそれの自由走行部W1においてぱたつ
きを殆ど生じ得ないようにロツク・ロール15へ近接さ
せて配設されている。従つて、ウエブWをロール15の
面15′から離脱させるのには約1ないし1.5%程度
の延伸で充分である。フエツチング・ロール22から、
ウエブWはワイヤ23上に支持されたまま第1の乾燥用
シリンダ20かまたは対応するリード・イン・シリンダ
へ通される。
フエツチング・ロール22と第1の乾燥用シリンダ20
との間においてウエブWはこの発明に係る方法によつて
支持されるが、その方法については以下にさらに詳述す
る。ワイヤ23の側に位置する吹きつけ箱25a、25
b、25cからは空気ジエツトS1がほぼワイヤ23の走
行方向に向けて吹き出され、それらの空気ジエツトの速
度はワイヤ23の速度よりも可成り大きいものである。
周知のごとく、移動中のワイヤ23はそれ自体が空気を
携行する。ワイヤ23がそれに空気を取り入れる区域が
密封されうるならば、その区域には負圧が生成される。
この発明に係る方法においては、この密封は空気の吹き
つけによつて行われる。ジエツトS1の速度はワイヤ23
の速度よりも大きいので、排出効果が生れ、それがワイ
ヤ23へのポンプ作用によつて惹起される負圧を一層増
大する。反対方向における負圧区域の密封は空気ジエツ
トS2によつて生じる。これらのジエツトの方向はフエツ
チング・ロール22の位置における仮想切線の方向と同
じである。
との間においてウエブWはこの発明に係る方法によつて
支持されるが、その方法については以下にさらに詳述す
る。ワイヤ23の側に位置する吹きつけ箱25a、25
b、25cからは空気ジエツトS1がほぼワイヤ23の走
行方向に向けて吹き出され、それらの空気ジエツトの速
度はワイヤ23の速度よりも可成り大きいものである。
周知のごとく、移動中のワイヤ23はそれ自体が空気を
携行する。ワイヤ23がそれに空気を取り入れる区域が
密封されうるならば、その区域には負圧が生成される。
この発明に係る方法においては、この密封は空気の吹き
つけによつて行われる。ジエツトS1の速度はワイヤ23
の速度よりも大きいので、排出効果が生れ、それがワイ
ヤ23へのポンプ作用によつて惹起される負圧を一層増
大する。反対方向における負圧区域の密封は空気ジエツ
トS2によつて生じる。これらのジエツトの方向はフエツ
チング・ロール22の位置における仮想切線の方向と同
じである。
吹きつけ箱25a、25b、25cとワイヤ23との間
隙Δにおいて生成された負圧区域の影響によつて空気は
ワイヤ23を貫通して流れようとする。ウエブWは実際
的に空気透過性のものであるから、ウエブW2はきつく吸
引されてワイヤ23と接触せしめられ、有害なぱたつき
は発生しないわけである。かかる状況下において、吹き
つけ箱はロール22とシリンダ20との間においてワイ
ヤ23およびウエブW2の走行を安定させるのである。
隙Δにおいて生成された負圧区域の影響によつて空気は
ワイヤ23を貫通して流れようとする。ウエブWは実際
的に空気透過性のものであるから、ウエブW2はきつく吸
引されてワイヤ23と接触せしめられ、有害なぱたつき
は発生しないわけである。かかる状況下において、吹き
つけ箱はロール22とシリンダ20との間においてワイ
ヤ23およびウエブW2の走行を安定させるのである。
第2図においては、相前後して3個の吹きつけ箱25
a、25b、25cが設けられている。プレス部署およ
び乾燥部署間の形状次第では、吹きつけ箱は1個ないし
数個設けられてよい。上記の吹きつけ箱は平坦な底面2
8を有しており、それは対向する乾燥用ワイヤ23から
距離Δの位置にある。
a、25b、25cが設けられている。プレス部署およ
び乾燥部署間の形状次第では、吹きつけ箱は1個ないし
数個設けられてよい。上記の吹きつけ箱は平坦な底面2
8を有しており、それは対向する乾燥用ワイヤ23から
距離Δの位置にある。
この距離Δは10ないし25mmの範囲内にあることが好
ましい。吹きつけ箱25a、25b、25cの平坦な底
面28の両端部において、上記の吹きつけジエツトS1お
よびS2を発生するためのウエブのほぼ全幅に旦って延在
するノズル孔29が設けられている。最終のノズル箱25
cのウエブのほぼ全幅に旦って延在するノズル孔29′
は乾燥用ワイヤ23およびウエブWが第1の乾燥用シリ
ンダ20とほぼ接触しうる位置に設けられている。
ましい。吹きつけ箱25a、25b、25cの平坦な底
面28の両端部において、上記の吹きつけジエツトS1お
よびS2を発生するためのウエブのほぼ全幅に旦って延在
するノズル孔29が設けられている。最終のノズル箱25
cのウエブのほぼ全幅に旦って延在するノズル孔29′
は乾燥用ワイヤ23およびウエブWが第1の乾燥用シリ
ンダ20とほぼ接触しうる位置に設けられている。
フエツチング・ロール22も吸引ロールとして構成され
てよく、このロール22の吸引帯域22αは第2図に破線
で示されている。しかし、吸引帯域22αは不可欠なもの
では決してないが、もし必要ならば、それによつてウエ
ブWはそれがフエツチング・ロール22の区域α内で自
己の方向を変更する際にワイヤ23上に留まることを保
証することが可能になる。フエツチング・ロールとして
は、みぞ付ロールを用いることも可能であつて、それの
溝内においては吸引ロールの吸引部署22αに対応する区
域内に軽度の負圧が形成される。
てよく、このロール22の吸引帯域22αは第2図に破線
で示されている。しかし、吸引帯域22αは不可欠なもの
では決してないが、もし必要ならば、それによつてウエ
ブWはそれがフエツチング・ロール22の区域α内で自
己の方向を変更する際にワイヤ23上に留まることを保
証することが可能になる。フエツチング・ロールとして
は、みぞ付ロールを用いることも可能であつて、それの
溝内においては吸引ロールの吸引部署22αに対応する区
域内に軽度の負圧が形成される。
第2図に示したシュートK1、K2およびK3内における有害
な正圧の発生はこの出願人のフインランド国特許出願番
号第803,891 号に示唆された方法および構成によつて防
止でき、その目的のために吹きつけ箱26aおよび26
bの空気ジエツトS3はワイヤ23またはウエブWならびに
ロール22の運動方向と対向させてあり、それによつてジ
エツトS3の排出効果が有害な正圧の発生を防止するので
ある。
な正圧の発生はこの出願人のフインランド国特許出願番
号第803,891 号に示唆された方法および構成によつて防
止でき、その目的のために吹きつけ箱26aおよび26
bの空気ジエツトS3はワイヤ23またはウエブWならびに
ロール22の運動方向と対向させてあり、それによつてジ
エツトS3の排出効果が有害な正圧の発生を防止するので
ある。
ロツク・ロール15の円滑面15′からのウエブの離脱
もまた吸引ロールによつて行つてよい。この発明に係る
方法および構成もまたかかる場合におけるウエブの支持
に適するものである。
もまた吸引ロールによつて行つてよい。この発明に係る
方法および構成もまたかかる場合におけるウエブの支持
に適するものである。
ここに添付の特許請求の範囲に関して、この発明の種々
異なる詳細点は、これらの請求の範囲に定義された発明
思想の範囲内における変化を示しうるものである。
異なる詳細点は、これらの請求の範囲に定義された発明
思想の範囲内における変化を示しうるものである。
上述の如く本発明によれば、紙ウエブを、ワイヤに密着
させてばたつかせることなしに極めて安定した状態でプ
レス部署から乾燥部署へ案内することができる。
させてばたつかせることなしに極めて安定した状態でプ
レス部署から乾燥部署へ案内することができる。
第1図はSYM−PRESS(商標)プレス部署を通されるウエ
ブの走行およびこのプレス部署のあとこの発明に係る走
行部の支持ならびに乾燥部署の最初の終端部へのウエブ
の案内を模式的に示す。 第2図はこの発明に係る方法がウエブの支持に用いられ
ている、プレス部署と乾燥部署との間の抄紙機の区域を
第1図よりもさらに拡大して模式的に示す。 符号の説明: W……紙ウエブ;10……下部ロール;11……案内ロ
ール;12……フエルト;13……吸引ロール;13α…
…吸引帯域;14……フアブリク(フエルト);N1……
第1のニツプ;N2……第2のニツプ;N3……第3のニツ
プ;16……プレス・ロール;17……案内ロール;1
8……プレス・フエルト;K1、K2、K3……シユート;2
0……上側列の第一の乾燥用シリンダ;20′……下側
列の第一の乾燥用シリンダ;22……フエツチング・ロ
ール;23……乾燥用ワイヤ;25a,25b,25c……吹
きつけ箱;S1、S2、S3……空気ジエツト;27……空
間;28……平坦な底面;29″……25aのノズル孔。
ブの走行およびこのプレス部署のあとこの発明に係る走
行部の支持ならびに乾燥部署の最初の終端部へのウエブ
の案内を模式的に示す。 第2図はこの発明に係る方法がウエブの支持に用いられ
ている、プレス部署と乾燥部署との間の抄紙機の区域を
第1図よりもさらに拡大して模式的に示す。 符号の説明: W……紙ウエブ;10……下部ロール;11……案内ロ
ール;12……フエルト;13……吸引ロール;13α…
…吸引帯域;14……フアブリク(フエルト);N1……
第1のニツプ;N2……第2のニツプ;N3……第3のニツ
プ;16……プレス・ロール;17……案内ロール;1
8……プレス・フエルト;K1、K2、K3……シユート;2
0……上側列の第一の乾燥用シリンダ;20′……下側
列の第一の乾燥用シリンダ;22……フエツチング・ロ
ール;23……乾燥用ワイヤ;25a,25b,25c……吹
きつけ箱;S1、S2、S3……空気ジエツト;27……空
間;28……平坦な底面;29″……25aのノズル孔。
Claims (10)
- 【請求項1】紙ウエブ(W)が、少なくとも第一の乾燥
用シリンダ群(20,20′),又は該シリンダ群の始
端部を介し、乾燥用ワイヤ(23)上に支持されて案内
され、且つ フェツチング・ロール(22),又は相応の吸引ロール
(22,22a)が、紙ウエブ(W)の離れるプレス部
署のロール(15),特に、閉鎖プレス部署の円滑面
(15′)を有する中央ロール部に近接して配置されて
おり、 乾燥部署の少なくとも第一の乾燥用シリンダ群(20,
20′)の乾燥用ワイヤ(23)が、上記フェツチング
・ロール(22)上を通過するようにさせると共に、 上記紙ウェブ(W)が、上記プレス部署のロール(1
5)上からオープン・ドロー(W1)として、上記フェ
ツチング・ロール(22)上を走行する乾燥用ワイヤ
(23)上へ移送されるようになっている, 抄紙機のプレス部署(10〜18)から上記紙ウェブ
(W)を乾燥部署(20,20′,23)へ案内する方
法において、 上記フェツチング・ロール(22)と上記第一の乾燥用
シリンダ群(20,20′)との間の走行部に対応させ
て、上記紙ウェブ(W)を支持する乾燥用ワイヤ(2
3)の走行速度よりもかなり速い速度で複数の空気ジェ
ット(S2)を吹出させ、 該空気ジェット(S2)の吹出しにより、上記乾燥用ワ
イヤ(23)と該空気ジェット(S2)の生成部(25
a,25b,25c)に関連する底面(28)との間の
空間部(27)内から空気(S1)を追い出しながら、
上記紙ウェブ(W)を案内することを特徴とする抄紙機
のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する方法。 - 【請求項2】上記紙ウエブ(W)を支持する乾燥用ワイ
ヤ(23)側へ向けて、上記フェツチング・ロール(2
2)の切線と平行な空気ジェット(S2)を吹出させ、 上記乾燥用ワイヤ(23)と上記空気ジェットの生成部
(25a,25b,25c)との間に形成される空間部
(27)を密封するようにし、該空間部(27)内の負
圧を増加させることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 - 【請求項3】空気ジェット(S3)が、上記フェツチン
グ・ロール(22)と該ロール(22)に到来する紙ウ
エブ(W1)との間のシュート部(K1),又は上記乾
燥用ワイヤ(23)とフェツチング・ロール(22)と
の間のシュート部(K2)の少なくとも一方にあって、
それらの移動方向と反対方向に向けて吹出され、 上記シュート部(K1),(K2)内の空気を排出させ
るようにし、該シュート部(K1),又は(K2)内の
正圧の発生を防止することを特徴とする特許請求の範囲
第1項,又は第2項に記載の方法。 - 【請求項4】上記プレス部署におけるロール(15)の
円滑面(15′)から、上記紙ウェブ(W)がオープン
・ドロー(W1)として、上記フェツチング・ロール
(22)上を走行する乾燥用ワイヤ(23)に向け、こ
れに支持させるべく移送される際に、該紙ウェブ
(W1)の延伸が1〜1.5%程度に制限されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項,乃至第3項の何れか
に記載の方法。 - 【請求項5】紙ウエブ(W)が、少なくとも第一の乾燥
用シリンダ群(20,20′),又は該シリンダ群の始
端部を介し、乾燥用ワイヤ(23)上に支持されて案内
され、且つ フェツチング・ロール(22),又は相応の吸引ロール
(22,22a)が、紙ウエブ(W)の離れるプレス部
署のロール(15),特に、閉鎖プレス部署の円滑面
(15′)を有する中央ロール部に近接して配置されて
おり、 乾燥部署の少なくとも第一の乾燥用シリンダ群(20,
20′)の乾燥用ワイヤ(23)が、上記フェツチング
・ロール(22)上を通過するようにさせると共に、 上記紙ウェブ(W)が、上記プレス部署のロール(1
5)上からオープン・ドロー(W1)として、上記フェ
ツチング・ロール(22)上を走行する乾燥用ワイヤ
(23)上へ移送されるように構成された, 抄紙機のプレス部署(10〜18)から紙ウェブ(W)
を乾燥部署(20,20′,23)へ案内する装置にお
いて、 上記フェツチング・ロール(22)と上記第一の乾燥用
シリンダ群(20,20′)との間の走行部には、上記
紙ウェブ(W)のほぼ全幅に亘って延在され、且つ該幅
方向に吹出しノズル部を形成した空気ジェット生成部
(25a,25b,25c)を設け、 上記空気ジェット生成部(25a,25b,25c)を
乾燥用ワイヤ(23)の走行方向に沿わせて、平坦な底
面(28)が平行するように配設させて構成し、 上記空気ジェット生成部(25a,25b,25c)の
吹出しノズル部からは、上記乾燥用ワイヤ(23)の走
行速度よりもかなり速い速度で、走行方向とほぼ同一方
向に空気ジェット(S2)を吹出させ、 該各空気ジェット(S2)の吹出しによって、上記乾燥
用ワイヤ(23)と該空気ジェット生成部(25a,2
5b,25c)の底面(28)との間の空間部(27)
内から空気(S1)を追い出しながら、上記紙ウェブ
(W)を案内し得るようにしたことを特徴とする抄紙機
のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する装置。 - 【請求項6】上記空気ジェット生成部(25a,25
b,25c)を複数個設けると共に、 該各空気ジェット生成部(25a,25b,25c)を
乾燥用ワイヤ(23)の走行方向に沿わせて、各平坦な
底面(28)が夫々に平行するように順次に並設させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の装置。 - 【請求項7】上記空気ジェット生成部(25a,25
b,25c)には、乾燥用ワイヤ(23)の走行方向に
直交する前後両側部にあって、全幅対応に夫々吹出しノ
ズル部が形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第5項,又は第6項に記載の装置。 - 【請求項8】上記乾燥用ワイヤ(23)及び該乾燥用ワ
イヤ(23)に支持される上記紙ウェブ(W)の走行方
向で、上記第一の空気ジェット生成部(25a)が、上
記フェツチング・ロール(22)に近接して配設され、 該第一の空気ジェット生成部(25a)から吹出される
空気ジェット(S2)によって、上記フェツチング・ロ
ール(22)との間のシュート部(K3)内の空気を排
出させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
5項,乃至第7項の何れかに記載の装置。 - 【請求項9】上記乾燥用ワイヤ(23)及び該乾燥用ワ
イヤ(23)に支持される上記紙ウェブ(W)の走行方
向で、上記最後の空気ジェット生成部(25a)が、上
記第一の乾燥用シリンダ(20)と乾燥用ワイヤ(2
3)及びこれに支持される紙ウェブ(W)との接触線
上,又はその付近に近接して配設されていることを特徴
とする特許請求の範囲第5項,乃至第8項の何れかに記
載の装置。 - 【請求項10】上記空気ジェット生成部(25a,25
b,25c)の平坦な底面(28)と上記乾燥用ワイヤ
(23)との間の間隔が、約10乃至25mmの範囲内
であることを特徴とする特許請求の範囲第5項,乃至第
9項の何れかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU47535/85A AU579539B2 (en) | 1984-02-07 | 1985-09-17 | Hybrid seed production in common wheat using cytoplasmic male sterility. |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI830422A FI67107C (fi) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | Foerfarande och anordning foer ledande av pappersbanan fraon presspartiet till torkpartiet |
FI830422 | 1983-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59150195A JPS59150195A (ja) | 1984-08-28 |
JPH0635717B2 true JPH0635717B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=8516726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59019558A Expired - Lifetime JPH0635717B2 (ja) | 1983-02-07 | 1984-02-07 | 抄紙機のプレス部署から紙ウェブを乾燥部署へ案内する方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635717B2 (ja) |
CA (1) | CA1243197A (ja) |
DE (1) | DE3400939A1 (ja) |
FI (1) | FI67107C (ja) |
SE (1) | SE461045B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI67901C (fi) * | 1983-10-03 | 1987-07-20 | Valmet Oy | Foerfarande och anordning i torkpartiet i en pappersmaskin vid styrning av banans spets. |
FI69332C (fi) * | 1984-03-02 | 1986-01-10 | Valmet Oy | Anordning i torkningspartiet av en pappersmaskin |
FI69144C (fi) * | 1984-05-04 | 1985-12-10 | Valmet Oy | Anordning i en pappersmaskin vid styrningen av banans spetsdragningsband |
US4970805A (en) * | 1987-02-13 | 1990-11-20 | Beloit Corporation | Transfer apparatus for transferring a tail of a web |
US4875976A (en) * | 1988-09-27 | 1989-10-24 | Beloit Corporation | Transfer apparatus from press section to drying section |
DE4328310C2 (de) * | 1993-08-23 | 1997-06-05 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Aufwickelvorrichtung für eine Faserstoffbahn |
CA2190563C (en) * | 1996-11-18 | 1999-10-26 | Ralph Mancini | Device and method to stabilize sheet between press section and dryer section of a paper-making machine |
US6260287B1 (en) | 1997-08-08 | 2001-07-17 | Peter Walker | Wet web stability method and apparatus |
FI113973B (fi) * | 1999-12-02 | 2004-07-15 | Metso Paper Inc | Menetelmä rainan tukemiseksi ja rainantuentalaite |
DE10212368A1 (de) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Voith Paper Patent Gmbh | Vorrichtung zum Überführen einer Materialbahn |
US9670616B2 (en) * | 2014-12-11 | 2017-06-06 | Georgia-Pacific Consumer Products Lp | Active web spreading and stabilization shower |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3874997A (en) | 1973-03-21 | 1975-04-01 | Valmet Oy | Multiple cylinder drier in a paper machine |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1245278B (de) * | 1962-11-14 | 1967-07-20 | Escher Wyss Gmbh | Vorrichtung zum UEberfuehren einer Papierbahn in Papiermaschinen |
JPS4735762U (ja) * | 1971-05-08 | 1972-12-20 | ||
FI752585A (ja) * | 1975-09-16 | 1977-03-17 | Valmet Oy | |
FI65460C (fi) * | 1980-12-12 | 1984-05-10 | Valmet Oy | Foerfarande och anordning vid press- eller torkpartiet i en papersmaskin |
DE3236576C2 (de) * | 1982-10-02 | 1988-03-24 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim | Luftleitkasten für die Trockenpartie einer Papiermaschine |
-
1983
- 1983-02-07 FI FI830422A patent/FI67107C/fi not_active IP Right Cessation
-
1984
- 1984-01-13 DE DE19843400939 patent/DE3400939A1/de active Granted
- 1984-02-03 SE SE8400556A patent/SE461045B/sv not_active IP Right Cessation
- 1984-02-07 CA CA000446945A patent/CA1243197A/en not_active Expired
- 1984-02-07 JP JP59019558A patent/JPH0635717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3874997A (en) | 1973-03-21 | 1975-04-01 | Valmet Oy | Multiple cylinder drier in a paper machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE8400556L (sv) | 1984-08-08 |
FI830422A (fi) | 1984-08-08 |
JPS59150195A (ja) | 1984-08-28 |
DE3400939A1 (de) | 1984-08-09 |
DE3400939C2 (ja) | 1991-08-14 |
SE461045B (sv) | 1989-12-18 |
SE8400556D0 (sv) | 1984-02-03 |
CA1243197A (en) | 1988-10-18 |
FI67107B (fi) | 1984-09-28 |
FI830422A0 (fi) | 1983-02-07 |
FI67107C (fi) | 1985-01-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |