JPH03887A - 抄紙機の乾燥部において使用するウエブの通紙を補強するための方法および装置 - Google Patents
抄紙機の乾燥部において使用するウエブの通紙を補強するための方法および装置Info
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G9/00—Other accessories for paper-making machines
- D21G9/0063—Devices for threading a web tail through a paper-making machine
- D21G9/0072—Devices for threading a web tail through a paper-making machine using at least one rope
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D21F5/042—Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
イヤトローを用い、またいくつかの送風ボックスを用い
ており、その送風ボウクスは,ウエブと乾燥ワイヤの間
のお互いを支える接触を乱す現象、とくに乾燥ワイヤと
シリンダ面で囲まれた小部分における正の圧力の発生を
防止するはずのものである.該送風ボックスは、ウェブ
の幅全体を横切ってのび、送風空気を供給する部材につ
ながれ、また、ウェブの進行方向即ち長手方向を横切る
向きの、少なくとも2つのノズルスロットを供え、該ノ
ズルスロットの間に面を備えている.該面は、乾燥ワイ
ヤとともに、ある空間を画成している。
区域における本発明による方法を実行するための装置に
かかわる.該装置は、ウェブの幅全体をほぼ横切り、送
風空気を供給する部材につながれた送風ボックスを持ち
、また該送風ボックスはウェブの進行長手方向を横切る
少なくとも2つの、ノズルスロットないしそれに同等な
ものを有する。
いられるが、この出願におけるシングルワイヤドローと
は、シリンダ群の中で加熱した乾燥シリンダ上でウェブ
を引いていくことにおいて、ウェブが一つのシリンダ列
から別のシリンダ列へと、一つの同じ乾燥ワイヤあるい
は織物に支えられて移動しそれによりある列のシリンダ
上では、ウェブは乾燥ワイヤとシリンダ面の間にあり、
別の列のシリンダ上ではウェブが外側にきて乾燥ワイヤ
がシリンダ面とウェブの間になるという具合にウェブが
乾燥ワイヤに支えられてシリンダ列間のドローを進んで
行くというようなウェブの引き方を意味する.シングル
ワイヤトロ−の利点は、ウェブがつねに乾燥ワイヤによ
り支えられており、ウェブが支えのない開放状態で引か
れることが全くないが、少なくとも有意の長さにわたっ
て、そうされることがないため2ウエブにしわが寄った
り、裂けたりという危険が低減することである。
移動面の間ですべりはおこらず、移動面に接している空
気の分子は、面自体と同じ速さで移動していく,という
ことはよく知られている。
ような織物とシリンダ面(シリンダあるいはロール)と
で画成される間隙は、M物がこの間隙にやって来るとき
には、入口小空間、織物がそこを離れるときには出口小
空間と呼ぶことにする.小空間を囲むすべての面か空気
を通さない場合には、入口、出口両車空間において,境
界層の間の間隙に関して反対向きの空気の流れが形成さ
れる.それによって、人口小空間においては、境界層の
気流のせきとめ効果により正の圧力が織物の幅全体にわ
たって生じ,出口小空間においては境界層の気流の吸引
効果により、負の圧力が織物の幅全体にわたって生じる
。
うな空気透過性の織物が用いられた場合には、境界層の
流れにより生じる織物の暢全体にわたる圧力の差異は、
通常織物を透過する有害な空気の流れを生しさせる。
、開放乾燥ワイヤのポンプ効果に基いている。
1およびWIJ2の乾燥部群においては通常前記シング
ルワイヤドローを用いており、そこにおいては往々にし
て上のシリンダ上ではウェブはワイヤとシリンダの間に
あり、下のシリンダ上ではウェブはワイヤの上にあると
いう具合になっている。
4,1i28,618)においては、抄紙機の乾燥部に
おいて使用するための装置が述べられており、その装置
は、ウェブと乾燥ワイヤのような織物との間での互いを
支持しあう接触を乱すような現象、とりわけワイヤとシ
リンダ面で画成される間隙あるいは小空間における正の
圧力の形成を防止するために使用されるものである。該
装置は、実質的にウェブの幅全体に伸び、通風空気をつ
くりだす部材と連続している送風ボックスからなり、該
送風ボックスは2ウエブの進行方向つまり長手方向を横
切る向きの少なくとも2つのノズル・スロットあるいは
それと同等なものを備えている。前記フィンランド特許
69,332において、該装置が前記ノズルスロットの
間に、織物からノズルスロットの幅の約10〜30倍、
好適には約15〜25倍の距離たけ離れて織物に面する
平らな面を備え、その面とそれに面する織物の間に、前
記ノズルスロットから送られたエアジェツトの噴出効果
に主により、あるいはその効果のみにより、負の圧力が
生み出されるということは新規性を有するものと考えら
れている。
きており、現在ではもう150口會/■tnの限界に近
づきつつある。このような場合には、ウェブのIIIh
(はためき)そしてウェブの支持する織物からの脱離は
、抄紙機の運転品位に対して害をなす重大な問題となる
。
とりわけ、前記フィンランド特許に述べられた送風ボッ
クスないしそれと同様のものとの関連において、とくに
困難な問題となってきている0通紙における困難は抄速
をtsOOm/1n程度まであるいは越えて増大させる
ことを阻む隘路であるとさえ考えられている。前記フィ
ンラント特許ないしそれと同等な装置に従う送風箱にお
いては、抄紙機の操作側における送風量が大きいことに
より、操作側の外側ノズルからの送風が、ウェブから切
り離されたリーダーを該操作側に向かって動かしがちで
あり、それによってウェブの通紙を頓挫させることによ
り、ウェブの通紙はさらに困難になる。その通紙の頓挫
がまた。ウェブの破壊による機械の停止によってかかる
時間を増加させることにもなる。
ヤはまた、通紙ロープのシステムの使用を困難なものに
する。それはとりわけ、通紙ロープは5通常のウェブお
よびワイヤの幅の外側に配置されなければならないとい
う理由によってである。この場合、通紙に関して5リー
ダーバンドは、乾燥ワイヤから分離して通紙ロープ区域
を横に移動しなければならない。前記槽の移動は、ウェ
ブのドローがプレス部から乾燥機に至るまで完全に閉じ
られているような抄紙機においてとくに問題となる。
触を保たせるような送風箱の外側ノズルを用いる場合に
は、機械の操作側にある外側ノズルからの送風がワイヤ
の平面において、通紙ロープの方向に向いているときに
、送風かリーダーをロープから吹き離してしまうという
問題が指摘されてきた。
方法および装置により除去するあるいは少なくとも低減
することにある。
において、送風ボックス即ちUNO−RLIN (商
標)と呼ばれる管は、機械を横切る方向にいくつかの区
画に区切られており、その方向の空気の分配を調節し、
それによって乾燥すべきウェブのその方向の湿り具合を
制御する。前記区画の機械を横切る方向の幅は通常0.
5〜1.0mである。先行技術においては、前記区画は
、ウェブの通紙に関連しては、特に調節されてはいない
。
方法の特徴は主に、前記空間において前記ノズルより吹
出されるエアジェツトの噴出および妨害効果によりつく
り出される負の圧力にあり、しかもウェブの通紙を補強
するために送風ボックス内において、リーダーバンドの
領域外にある送風区域は閉じられ、それによって−層強
められた風が、通紙の際、送風ボックスの対向する2つ
のノズルを通して、実質的にリーダーバンドの幅の領域
にのみ島てられる。
スロットの間に平らな面かあり、該面は、それに面して
進む乾燥ワイヤとともにある空間を画成し、該空間内で
、前記ノズルを通して吹出されるエアジェツトの噴出お
よび防止効果に主によって、あるいはそれのみによって
負の圧力を生み出し、そして前記送風ボックスは、ウェ
ブな横切る方向にいくつかの区画に分けられており、該
区画の各々が前記ノズルスロットへと開いていて、また
該区画の各々か調節部材を備えていて、それによって該
区画の各々に流れ込む、空気の量がlitMでき、そし
てまた該装置は、リーダーバンドの領域外に位置する上
記区画を閉じ、同様にリーダーバンドの領域に位置する
該区画を開くことができ、それによって、リーダーバン
ドの幅にわたる領域に強められた風をつくり出すような
装置を含むということである。
おいて十分大きな負の圧力がっくり出され、それによっ
てウェブのリーダーバンドがワイヤに吸い付けられ、そ
れにより、リーダーバンドは、通紙ロープなしでも安定
した仕方で進むように支持される。この通紙ロープは、
少なくともシングルワイヤドロー区域においては、調整
や使用が難かしいものである。
て1機械を横切る方向のリーダーバンドの遊動を引きお
こしていた該方向の空気の流れを防出することができる
ようになる。
る送風ボックスについて、送風手段を増やしたり改造し
たりすることなく、ウェブの通紙に関する有益な付加的
la箋が得られた。
の意義が少なからず高められる。
械方向に位置する外側ノズルに対して、該外側ノズルに
平行な補助ノズルが用いられ、それによって、該外側ノ
ズルのエアジェツトがそれにさらされている通紙ロープ
を素通りするように方向を変えられ、従って、外側ノズ
ルの送風はリーダーバンドをロープからはずれさせるこ
とがなくなる。この解決法が用いられた場合、操作側の
外側ノズルは、ウェブの通紙が行なわれるときに閉じら
れている必要がなく、したがって、吸引ボックスの吸引
エリアにおける負の圧力は、このような場合にも可能な
かぎり高いままにとどまる。
めの本発明の実施例に即して説明するが、本発明は、前
記実施例の細部に限定されるものでないことは言うまて
もない。
ンダ乾燥機即ち、乾燥部第一群は2上位シリンダlOの
列と、下位シリンダ11の列を持ち、前記シリンダは、
スチームを用いて熱せられている。シリンダ10.11
群において、シングルワイヤドローが適用され、ウェブ
Wは乾燥ワイヤによって支持されてシリンダ群全体を進
んで行くが、その際、上位シリンダ群全体ではウェブは
そのシリンダlOに直接接触し、下位シリンダll上で
はウェブはシングルワイヤの外側にある。乾燥ワイヤは
通例空気透過性であり、その透過率は、好適には600
〜3000■’/lv”の範囲である。
/W効果により出口小空間N−においては、負の圧力が
発生する傾向があり、同様にして入口小空間N、におい
ては正の圧力が発生しがちである。
列から他方のシリンダ列へと移動するワイヤ12に対面
して、シリンダ1O111オよびワイヤ12によつて画
成される間隙N、に送風ボックス20が置かれており、
その送風ボックスはウェブWを横切る方向にウェブWの
幅全体にわたって2つのノズルスロット13.14を持
つ。
トF!は、そのノズルスロットに面するワイヤの進行方
向と逆向きに向けられており、第2のノズルスロット1
4から噴出されるエアジェツトF2は、シリンダ10.
11の側面の進行方向と逆向きに向けられている。ノズ
ル13Sよび14の間にボックス20は1面16を持ち
、その面は、平らで、それに面して進むワイヤ12/ウ
エブWに対して実質的に平行である。
る負に加圧される空間A−の送風区域断面が十分に大き
く、しかも該面に関する流れの抵抗が小さくなるように
決め、それにより、該面16に関して、送風F3、Fオ
の噴出−除去効果および外側の送風F3(第3図)によ
ってつくり出される負の圧力が十分な高さを保つことか
できるようにする。該面16のワイヤ12に対する距離
(輻T)は、通常ノズルスロット13.14の幅(輻S
)の約10倍〜30倍、好適には約15倍〜25倍であ
る。ウェブWの進行方向に沿った面16の長さは、ウェ
ブWとワイヤ12の互いを支持する接触を改善しようと
するだけのウェブWとワイヤ12の移動路の長さに応じ
て自由に決めることができ、それによって先行技術にお
いて発生する欠陥を防止する0面16およびノズル13
とノズル14の間の領域は、ウェブWおよびワイヤ12
の一方のシリンダ列から他方のシリンダ列への移動路全
体を横切って広がる。
は区画2コを含み、該区画2コは調節ダンパ25Rを介
して終端区画24Rと連絡している。
、該ノズルスロット19Rは管部29に連接して、湾曲
したコアンダノズル面26Rを持つ、ノズルスロット1
9Rから、外側の送風F8およびF。
の外側エリアに向けて吹き出ている0区画2コから1通
気ダクトが調節ダンパ25.〜25Hを通じてボックス
20の区画24!〜24Nへと開いている0区画24.
〜24.は、一方で面16の壁に限られ、また垂直のし
きり壁27により機械の方向に区切られ、他方機械を横
切る壁28によって限られており、この壁28の開口部
が調節ゲート25!〜25.を愉えている。こうしてボ
ックス2゜は8個の区画と2つの終端区画24Rとに分
けられる。上に述べた送風ボックスの分割は、先行技術
において知られており、それは、本出願人の前記フィン
ラント特許59,332に基づくものである。
る。送風ボックス20の新しい働きに関する。よく知ら
れているように、プレス部において紙のウェブWから、
いわゆる、ダイアゴナルカッタ(diagonal c
utter)を用いて、リーダーバンドRが切り離され
る。該リーダーバンド凡の幅は、第4図に記号り、で示
されている。
パルパーへと送られる0本発明においては、送風ボック
ス20は、ウェブの通紙に関して、乾燥ワイヤ12を用
いたシングルワイヤドロー区域において、新規な用いら
れ方をしている、ウェブの通紙の問題は、抄紙機の運転
速度か1500m/winに近づくとかなり困難になっ
ている。第4図に示されるように、送風空気が送風機1
8およびダクト17.21.2zを通して、送風箱20
に送られる。
。本発明の方法によると(第5図)ウェブWのリーダー
バンドR外の横幅方向の領域Bにおいては、区画24x
−+ ”2’lHの調節ダンパは閉じられている。リー
ダーバンドRの輻L1の領域では、調節ダンパ24.〜
24K (145図においてはに−4である)は開い
たままにしておいてよい、端区域の調節ダンパ24Rは
閉じられている。それによって、リーダーバンドRの儂
域に位置する区画24.〜24により送J!aFlか向
けられ、その際送風F11Iは、開かれた区画のノズル
13を通して向けられ、送風F、は、ノズル14を通し
て向けられて、リーダーバンドの幅全体を横切る。こう
して、開いた区画の面15と共に、リーダーバンドRの
輻り、に負の最大の圧力が得られる。即ち領域へ−にお
いて、強められた負の圧力が生じ、それによって、リー
ダーバンドRがワイヤ12に対して吸引され、それによ
ってリーダーバンドRがシングルワイヤドロー区域を進
む間、リーダーバンドBが支えられる。
画24.〜24k、幅にして0.5〜2mの範囲は常時
開放され他の区画24に、、〜24.は、通紙の際閉じ
られている。
作側の外側ノズルの例示のための実施形態を説明するが
、該ノズルは、管部298からなり、補助ノズルスロッ
ト30を備えている。
の長芋方向は互いに平行である。管部29)lは、一定
曲率半径R0の部分31からなり、その−部が切り取ら
れ5そのかわりにより小さな曲率半径R,<Roの部分
32が溶接によってとりつけられている。それにより、
ノズルスロット30は、一部重複する部分31.32よ
り成る。ノズルスロット30から補助送風FLが送風さ
れるが、ワイヤ12の面に対する、この送風の角度は、
40@〜60″の範囲である。補助送風PLにより、ノ
ズルスロット19Rから出てくる外側送風F8は、ワイ
ヤ12の平面から、領域Eにおいて生ずる噴出効果によ
り該補助送風FLの方に曲げられるため、外側送風F工
は通紙ロープ35には烏たらない。こうして、送風FM
はリーダーバンドを該ロープから引き離してしまうこと
がなく、通紙を妨げることかない。第6図、第7図に示
された補助ノズルスロット30か用いられた場合には、
外側ノズルスロット19Rと区画24Hに対する調節ダ
ンパ25Rは必要ない、あるいはダンパは通紙時におい
て閉じられている必要はない、このことは、吸引ボック
スの吸引領域における負の圧力もまた通紙時において、
最大レベルを保つという利点をもたらす。
方向に関して、補助ノズルスロット30から測って管部
31の中心角かbのとこにある。
範囲で、そうした場合には前記扇形す内の管部31の壁
がコアンダ面として作用し、送風F8の方向を変えワイ
ヤ12の平面に平行にする。そしてその方向からさらに
補助送風F、が、領域Eにおけるその噴出効果により、
送風F8の方向をワイヤ12の平面から、角度Cに変え
る。この角度Cは通常C=20@〜400の範囲である
。
くらいに伸びるようにされており、たとえば補助ノズル
30は1面16の機械を横切る方向に伸びている端から
20〜100層1手前で始まり、また終わる。
けを表していることに注意すべきである。実際には該送
風FLおよびF、は5比較的狭い扇形に広がっている。
が、これは本発明を限定するものではない。
4Nの全ての区画が開いているときの、バイブ21およ
びすべての送風ボックス2oを通ってノズル13.14
.19Rから吹き出る空気の量は、7000m3/h即
ち、開いている区画1〜4の送風量は7000/4−4
−175O/h/区画である。このような場合には、開
いた区画241〜24にの送風量は1000m3/h/
区画から1750論3/h/区画に増加される。
れる。管部29tlの半径R6−10〜30mm、付加
的ノズルのコアンダ壁32の半径R−15へ40mm、
付加的ノズル30の幅Stml 〜5ms、外側ノズル
のノズルスロットt9Rの幅S、−1〜511である。
、該リーダーバンドにシリンダ列間を進行中の乾燥ワイ
ヤ12を通して加えられる負の圧力が十分に強められ得
るのでそれによって通紙が補強されまた信頼度の高いも
のとなる。したがってシングルワイヤドロー区域におい
て、該区域で用いるのは問題をはらんでいる通紙ロープ
システムを使用する必要かなくなる。
の区域Bにボックス20から送られる送風を止めた場合
、送風される空気の量はもとの60〜75%に引き下げ
られる。しかし本発明によると、送風は狭い外側の領域
だけに対してなされるので、それによって何らかの補助
的送風ないし通紙に関する特別な工夫の必要性なしに、
負の圧力が強められ得るが、UNO−RUN (商り
は、それ自体、装置に含まれており、したがってそれに
よって通紙に関する付加的な機能において、有利なよう
に作動するようにすることができる。
明の理念の範囲内で、上に例示のみを目的として述べた
こととは異なる変形が可能である。
送風管あるいは送風ボックスを用いたシングルワイヤド
ロー区域の図式的な側面図、 第2図は、 UNO−R(IN (商標)送風ボック
スの機械方間の垂直断面図、 第3図は、第2図ニ示し/たuNo−RIIN (商
標)送風ボックスの機械を横切る方向の垂直断面図、 第4図は2本発明で用いられた空気分配方法を説明する
概略図、 第5図は、第3図に対応し、送風ボックスの調節手段を
通紙に必要な空気の分配を行う位置にした、送風ボック
スの機械を横切る方向の垂直断面図、 第6図は、付加的ノズルスロットおよび、周囲の様子と
ともに示された、機械の操作側の外側ノズルの、機械を
横切る方向の垂直断面図、第7図は、第6図に示された
外側ノズルの拡大断面図である。 (主要部分の符号の説明) 12・・・・・・・・・・・・乾燥ワイヤ13.14・
・・・・・・・・ノズルスロット16・・・・・・・・
・・・・搬送面 20・す・・・・・・・・・送風ボックス24、〜24
N・・・・・送風区画 W ・・・・・・・・・・・・ウェブ N、、N−・・・・・・・・・乾燥ワイヤとシリンダ面
が囲む小空間 A−・・・・・・・・・・・・乾燥ワイヤと搬送面か囲
む空間
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、抄紙機の乾燥部において、いわゆるシングルワイヤ
ドローと、ウェブ(W)と乾燥ワイヤ(12)の互いを
支え合う接触を乱す現象、とくに、乾燥ワイヤ(12)
とシリンダ面で画成される小空間(N_+)における正
の圧力の発生を防止するための送風ボックス(20)と
を用い、前記送風ボックス(20)はウェブ(W)の幅
全体を横切ってひろがり、空気を供給する部材(17、
18、21、22)と連絡しており、ウェブの進行方向
つまり長手方向を横切る少なくとも2つのノズルスロッ
ト(13、14)あるいはそれと同等なものを備え、そ
して前記ノズルスロットの間に面(16)を備えており
、前記面は、乾燥ワイヤ(12)と共に空間(A_−)
を画成している方法であり、前記空間(A_−)におい
て、前記ノズルスロット(13、14)を通して吹き出
されるエアジェット(F_1、F_2)の噴出および妨
害効果により負の圧力がつくり出され、ウェブ(W)の
通紙を強めるために送風ボックス(20)内において、
リーダーバンド(R)の領域(A)外にある送風区画(
24k_+_1〜24_N)が閉じられ、それによって
さらに強められた送風が送風ボックス(20)の対向す
る2つのノズル(13、14)から、通紙に関連して、
リーダーバンド(R)の幅(L_■)の領域(A)にだ
けあてられることを特徴とする方法。 2、シングルワイヤドロー区域でロープによるドローを
用いることにおいて、機械方向に取り付けられ送風ボッ
クス(20)に付属している外側ノズル(19R)に接
合されている補助ノズル(30)によって補助的送風(
F_L)がなされ、前記補助的送風(F_L)により、
外側送風(F_■)が通紙ロープ(35)から逸され、
それによって外側送風(F_■)がリーダーバンドを通
紙ロープから吹き離してしまわないようにすることを特
徴とする請求項1記載の方法。 3、機械方向に送風ボックスに付属して取付けられた外
側ノズルの区画が、少なくともリーダーバンドの側で閉
じられて、通紙領域における通紙を乱す機械を横切る空
気の流れを排除することを特徴とする請求項1記載の方 法。 4、通紙に関連して、リーダー(R)の幅の領域(A)
に該当する送風ボックス(20)の区画(24_I〜2
4_■)の調節ダンパ(25a)あるいはそれと同等な
ものは開かれていて、他の区画 (24_k_+_1〜24_N)の調節ダンパそしてま
た外側区画の調節ダンパ(25Rb)は閉じられている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方
法。 5、該方法により、リーダー(R)の領域に該当する区
画から吹き出される空気量が通常の送風量と比較して5
0〜100%、好適には70〜90%増加することを特
徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。 6、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法を抄紙機乾
燥部のシングルワイヤドロー区域において実行する装置
で、前記装置は、ウェブ(W)の幅全体をほぼ横切って
取付けられており、空気を供給する部材(17、18、
21、22)と連絡している送風ボックス(20)から
成り、前記送風ボックスが、ウェブの進行方向即ち長手
方向を横切って少なくとも2つのノズルス ロットあるいはそれと同等なものを備えているような装
置であり、前記ノズルスロット (13、14)の間に平らな面(16)があり、該面は
、それに面して走る乾燥ワイヤ(12)と共に空間(A
_−)を画成し、そこに、前記ノズルスロット(13、
14)から吹き出されたエアジェット(F_1、F_2
)の噴出および妨害効果に主にあるいはそれのみにより
負の圧力をつくり出すようにし、また、前記送風ボック
ス(20)がウェブ(W)を横切る方向に区画(24_
I〜24_N)に分割され、前記区画(24)のそれぞ
れがノズルスロット(13、14)に向けて開かれてい
て、まだ、調節部部材(25)を備えており、その調節
部材によりそれぞれの区画(24)に流れこむ空気の量
が調節でき、そして該装置はリーダーバンド(R)の領
域(A)外(B)に位置する区画(24_k_+_1〜
24_N)は閉じられ、同様に、リーダーバンド(R)
の領域(A)内に位置する区画(24_I〜24_N)
は開かれているようにし、それによって、リーダーバン
ド(R)のその幅(L■)の領域(A)に向けた強めら
れた送風をつくり出すようにしてあることを特徴とする
ような装置。 7、送風ボックス(20)の機械の操作側で機械方向に
位置する該外側ノズルが管部(29H)からなり、その
管部に付随して、本来の外側ノズル(19R)と補助ノ
ズル(30)の2つがあり、それらのノズルの長手方向
は実質的に平行に なっていて、しかも、前記補助ノズル(30)が、それ
に面して走る乾燥ワイヤの平面からある角度(a)をな
して送風するように向けられ、それによって、前記補助
ノズル(30)からの補助的送風(F_L)により、本
来のノズル(19R)からの送風(F_■)が乾燥ワイ
ヤ(12)から、そして乾燥ワイヤの端に近接する通紙 ロープから逸るようにすることを特徴とする請求項6記
載の装置。 8、機械の操作側に機械方向に取付けられた外側ノズル
が一定の曲率半径を持つ管部(31)から成り、そして
それより小さい曲率半径の曲部(32)が管部(31)
に取付けられており、前記曲部(32)の外側が前記管
部(31)の外側と共に、本来のノズルスロット(19
R)からある中心角(b)分だけ離れた所に、補助ノズ
ルを形成することを特徴とする請求項7記載の装 置。 9、該装置が外側ノズル(19R)およびそれと接合し
た外側区画(24R)を含み、その外側区画が、通紙の
際に閉じた位置(25Rb)にすることができる調節部
材(調節ダンパ)を備えていることを特徴とする請求項
6記載の装置。 10、該送風ボックス(20)が平らな壁(16)を持
ち、その平らな壁は、乾燥ワイヤ(12)に関して好適
には片方のシリンダ列から他方のシリンダ列の間全体を
おおう長さで面を形成し、そして前記送風ボックス(2
0)が前記壁(16)と、それに加えて機械方向の垂直
な仕切り (27)および機械を横切る壁(28)によって囲まれ
るいくつかの区画(24)を含み、その区画には調節ダ
ンパ(25_I〜25_N)が取付けられていて、しか
も前記調節ダンパ(25)および外側区画(24R)の
調節ダンパ(25R)に対して送風ボックス内で、空間
(23)が隣接していて、そこに向かって送風機(18
)からの空気を送るダクト(22)が開いていることを
特徴とする請求6〜9のいずれか1項記載の装置。
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