JPH02127458A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH02127458A
JPH02127458A JP28160488A JP28160488A JPH02127458A JP H02127458 A JPH02127458 A JP H02127458A JP 28160488 A JP28160488 A JP 28160488A JP 28160488 A JP28160488 A JP 28160488A JP H02127458 A JPH02127458 A JP H02127458A
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rubber
group
silicone
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JP28160488A
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English (en)
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Yuichi Funahashi
裕一 舟橋
Junichiro Watanabe
純一郎 渡辺
Makoto Matsumoto
誠 松本
Yoshiaki Zama
義明 座間
Seizo Katayama
片山 誠三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、ポリオルガノシロキサンに(メタ)アクリル
酸アルキルエステルモノマーをグラフト重合させたシリ
コーン変性アクリルポリマーを主成分とする、ロール加
工性、機械的強度、耐熱性、耐寒性、耐油性に優れたゴ
ム組成物に関する。
[発明の技術的背景とその課題] アクリルゴムは、耐熱性、耐油性などに優れている反面
、耐寒性、ロール加工性に劣るという欠点を存している
ため、使用分野は限定されている。
これに対して、シリコーンゴムは耐熱性、耐寒性におい
て優れた特性を示し、ロール加工性についても優れてお
り、これらの特性を生かして各種の工業分野で使用され
ている。
そこで、上述したアクリルゴムの欠点である耐寒性、ロ
ール加工性を補うため、アクリルゴムにシリコーンゴム
をブレンドすることが試みられている。しかし、これら
両ポリマーの相溶性は著しく悪いために、単なるブレン
ドではロール加工性の改善にはほど遠く、逆に劣るもの
となり、また耐寒性も改善されないという問題がある。
このようなことから、アクリルゴムとシリコーンゴムの
両ポリマーを化学的に結合させる試みがなされている。
たとえば、特開昭55−7814号公報には、直鎖状ビ
ニル基af?ポリオルガノシロキサンとアクリル酸エス
テルをラジカル重合してなる共重合体を相溶化剤として
用い、シリコーンゴムとアクリルゴムとをブレンドした
組成物が記載されている。
しかし、ビニルシリル基とアクリル酸エステルとの共重
合性が乏しいため、このような方法で得られた共重合体
による相溶化剤単独では、シリコーンポリマーの分離・
滲み出し現象(ブリード現象)が生じ、ロール加工性の
改善も満足するには至らず、また加硫物も良好な耐寒性
を得られないという問題があった。
また、特開昭50−109282号公報には、ビニル基
またはアリル基含有ポリオルガノシロキサンのエマルジ
ョン中でビニル系モノマーをレドックス開始剤を用いて
重合することにより、種々の樹脂の耐衝撃強度を改善す
ることが記載されているが、ビニル基またはアリル基含
有ポリオルガノシロキサンととニルモノマーとの共重合
性を充分に改善するには至らず、またゴム状弾性体への
適用も難しいという問題があった。
さらに、特開昭61−127711号公報や特公昭62
−40380号公報には、アクリル系ポリマーに 1価
のビニル基含有ポリオルガノシロキサン基を付与するこ
とによって、アクリル系ポリマーの加硫特性を改善する
ことが記載されているが、このように1価のビニル基含
有ポリオルガノシロキサン基でアクリルゴムの耐寒性と
ロール加工性を改善するためには、ポリオルガノシロキ
サン基の分子量の調整が難しく、充分な効果が得られな
いという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術の課題に対処するために
なされたもので、ポリオルガノシロキサンに(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルモノマーを充分にグラフト重
合させることを可能にし、未加硫のゴム組成物の相分離
を防ぐとともにロール加工性を向上させ、かつ耐寒性、
機械的強度、耐熱性、対油性を付与したゴム組成物を提
供することを目的としている。
[発明の構成コ すなわち本発明のゴム組成物は、 (A)(a)平均組成式 (式中、R1は置換または非置換の1価の有機基を、a
は1.80〜2.02の数を示し、R1のうち0.02
%〜lO%はエチレン性不飽和基を含む基である。)で
表され、けい素原子数が100〜10.000の範囲の
変性ポリオルガノシロキサン5〜50重量%に、(b)
少なくとも 1種の(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルモノマー95〜50重量%を重合させて得られるシリ
コーン変性アクリルポリマーを主成分とするゴム成分 
       100重量部に、CB)補強性充填剤 
    5〜200重量部と(C)架橋剤      
  0.01〜10重量部とを含有することを特徴とし
ている。
本発明における(A)成分であるゴム成分の主成分とな
るシリコーン変性アクリルポリマーは、(式中、R−4
は置換または非置換の1価の炭化水素基を、nは0〜3
の整数を示す。以下同じ。)で表される構造単位を有す
るオルガノシロキサンと、−(ロ)エチレン性不飽和基
を含む基およびアルコキシシリル基を合わせ持つグラフ
ト交叉剤とを、触媒の存在下に重縮合させることによっ
て得られる変性ポリオルガノシロキサン(a)に、少な
くとも 1種の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモ
ノマー(b)を、あるいはこの(b)成分の一部を(C
)その他の共重合性モノマーで置き換えたものを重合開
始剤を用いてグラフト重合させることによって得られる
ゴム状弾性体である。
上記(a)の変性ポリオルガノシロキサンの一方の出発
原料となる(イ)成分のオルガノシロキであり、直鎖状
、分岐状または環状構造のいずれも使用可能であり、特
に環状構造を有するオルガノシロキサンの使用が好まし
い。
このオルガノシロキサンの有する置換または非置換の1
価の炭化水素基R4としては、たとえばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ビニル基、フェニル基、およびこれ
らをハロゲン原子またはシアノ基で置換した置換炭化水
素基などを挙げることができる。
このようなオルガノシロキサンとしては、ヘキサメチル
シクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメ
チルシクロヘキサシロキサン、トリノチルトリフェニル
シクロトリシロキサン、トリ −3,3,3−トリフル
オロプロピルトリメチルシクロトリシロキサンなどの環
状化合物のほかに、直鎖状あるいは分岐状のオルガノシ
ロキサンが例示される。
なお、このオルガノシロキサンは、あらかじめ縮合され
た、たとえばポリスチレン換算の重量平均分子量が50
0〜IQ、000程度のポリオルガノシロキサンであっ
てもよい。
このようにオルガノシロキサンがポリオルガノシロキサ
ンである場合には、その分子鎖末端が、たとえば水酸基
、アルコキシ基、トリメチルシリル基、ジメチルビニル
シリル基、メチルフェニルビニルシリル基、メチルジフ
ェニルシリル基などで封鎖されているものでもよい。
また、上記変性ポリオルガノシロキサンの出発原料とな
る(口)成分のグラフト交叉剤は、エチレン性不飽和基
を含む基とアルコキシシリル基とを合わせ持つ化合物で
ある。
このエチレン性不飽和基としては、 または 一般式:R1 CH2−C−C−・・・・・・ (II)で表されもの
が例示される。
エチレン性不飽和基が上記(1)式で表される場合、R
2は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基、好まし
くは水素原子または炭素数1〜2のアルキル基、さらに
好ましくは水素原子またはメチル基である。
この(I)式で表される基としては、ビニルフェニル基
、インプロペニルフェニル基などが例示され、好ましく
はビニルフェニル基である。
これら(I)式で表されるエチレン性不飽和基を含む基
としては、ビニルフェニル基、■−(ビニルフェニル)
エチル基、2−(ビニルフェニル)エチル基、(ビニル
フェニル)メチル基、イソプロペニルフェニル基、2−
(ビニルフェノキシ)エチル基、3−(ビニルベンゾイ
ルオキシ)プロピル基、3−(イソプロペニルベンゾイ
ルアミノ)プロピル基すどが例示され、好ましくはビニ
ルフェニル基、2−(ビニルフェニル)エチル基、l−
(ビニルフェニル)エチル基である。
また、エチレン性不飽和基が上記(■)式で表される場
合、R3は水素原子またはメチル基である。
上記(II)式で表されるエチレン性不飽和基を含む基
としては、γ−アクリロキンプロピル基、γ−メタクリ
ロキシプロピル基、N−メタクリロイル−N−メチル−
γ−アミノプロピル基、N−アクリロイル−N−メチル
−γ−アミノプロピル基、N、N−ビス(メタクリロイ
ル)ツーアミノプロピル基、N、N−ビス(アクリロイ
ル)γ−アミノプロピル基などが例示され、好ましくは
N−メタクリロイル−N−メチル−γ−アミノプロピル
基、N−アクリロイル−N−メチル−γ−アミノプロピ
ル基である。
これらエチレン性不飽和基を含む基とアルコキシシリル
基とを合せ持つ(ロ)成分のグラフト交叉剤としては、
具体的にはp−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン
、1−(1−ビニルフェニル)メチルジメチルイソプロ
ポキシシラン、2−(p−ビニルフェニル)エチルメチ
ルジメトキシシラン、3−(p−ビニルフェノキシ)プ
ロピルメチルジェトキシシラン、3−(p−ビニルベン
ゾイロキシ)プロピルメチルジメトキシシラン、1−(
P−ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシラン、
1−(0−ビニルフェニル)  −1,1,2−トリメ
チル−2,2−ジメトキシジシラン、1−(p−ビニル
フェニル)  −1,1−ジフェニル−3−エチル−3
,3−ジェトキシジシロキサン、虐−ビニルフェニル−
[3−()リエトキシシリル)プロピル]ジフェニルシ
ラン、[3−(p−イソプロペニルベンゾイルアミノ)
プロピル]フエニルジプロポキシシラン、γ−アクリロ
キシプロピルメチルジェトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、N−メタクリロイル
−N−メチル−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン、N−アクリロイル−N−メチル−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、N、N−ビス(メタクリ
ロイル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N、N−ビス(アクリロイル)γ−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、N−メタクリロイル−N−メチル
−γ−アミノプロピルフエニルジエトキシシラン、l−
メタクリロキシプロピル1.1.3−トリメチル−3,
3−ジメトキシジシロキサンなどが例示され、これらを
単独であるいは2種以上の混合物として用いる。
なお、上述したグラフト交叉剤として好ましいものは、
p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン、2−(p
−ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシラン、3
−(p−ビニルベンゾイロキシ)プロピルメチルジメト
キシシラン、1−(P−ビニルフェニル)エチルメチル
ジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチル
ジメトキシシラン、N−メタクリロイル−N−メチル−
γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−アク
リロイル−N−メチル−γ−アミノプロピルメチルジメ
トキシシランであり、さらに、好ましくはp−ビニルフ
ェニルメチルジメトキシシラン、N−メタクリロイル−
N−メチル−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ンなどである。
この(ロ)成分のグラフト交叉剤の使用量は、エチレン
性不飽和基の量として、得られる変性ポリオルガノシロ
キサン(a)の置換または非置換の1価の有機基R1の
総量に対して0.02%〜10%、好ましくは0.1%
〜3%がエチレン性不飽和基を含む基となるように選択
される。また、変性ポリオルガノシロキサン(a)の分
子中に、エチレン性不飽和基を含む基を少なくとも2個
導入することが好ましい。
エチレン性不飽和基を含む基の導入が変性ポリオルガノ
シロキサン(a)の有機基R1の総量に対して0゜02
%未満では、得られる変性ポリオルガノシロキサン(a
)とアクリル酸アルキルエステルモノマー(b)とのグ
ラフト重合において、高いグラフト率が得られず、その
結果、変性ポリオルガノシロキサン(a)どグラフト重
合されたアクリルポリマー間の界面接着力が低下し、耐
寒性とロール加工性に優れたシリコーン変性アクリルポ
リマーが得られない。
一方、エチレン性不飽和基を含む基の導入が有機基R:
の総量に対して10%を超えると、アクリル酸アルキル
エステルモノマー(b)のグラフト率は増大するが、グ
ラフトされたアクリルモノマーの重合がグラフト交叉剤
の増加とともに低下し、アクリルポリマーが低分子量と
なって、その結果、充分なゴム強度が得られない。
この(a)の変性ポリオルガノシロキサンは、上記した
(イ)成分のオルガノシロキサンと(ロ)成分のグラフ
ト交叉剤とを、たとえばアルキルベンゼンスルホン酸、
アルキル硫酸などの触媒の存在下にホモミキサーなどを
用いて、せん断混合し、重縮合させることによって得る
ことができる。
この触媒は、オルガノシロキサンの重合触媒として作用
するほか、縮合開始剤となる。この触媒の使用量は、(
イ)成分のオルガノシロキサンおよび(ロ)成分のグラ
フト交叉剤の合計量に対して、0.1〜5重量%程度、
好ましくは0.3〜3重量%である。
なお、この際の水の使用量は、(イ)成分のオルガノシ
ロキサンおよび(ロ)成分のグラフト交叉剤の合計量1
00重量部に対して、通常、100〜500重量部、好
ましくは200〜400重量部である。
また、縮合温度は通常、5℃〜100℃である。
また、この変性ポリオルガノシロキサン(a)の製造に
際し、目的とするゴム組成物のロール加工性をさらに改
良するために、第3成分として架橋剤を添加することも
できる。この架橋剤としては、たとえばメチルトリメト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、エチルトリ
エトキシシランなどの3官能性架橋剤、テトラエトキシ
シランなどの4官能性架橋剤を挙げることができる。こ
の架橋剤の添加量は、(・イ)成分のオルガノシロキサ
ンおよび(ロ)成分のグラフト交叉剤の合計量に対して
、10重量26以下程度、好ましくは5重量%以下であ
る。
このようにして得られる変性ポリオルガノシロキサン(
a)のけい素原子数は、100〜10,000、好まし
くは1,000〜7.000である。けい素原子数が1
00未満であると得られるゴム組成物の低温衝撃強度や
脆化温度が不満足となり、10,000を超えると合成
が困難になるとともに加工性が低下する。
本発明における(A)成分の主成分となるシリコーン変
性アクリルポリマーは、以上のようにして得られた変性
ポリオルガノシロキサン(a)に、(メタ)アクリル酸
アルキルエステルモノマー(b)を、あるいは(b)成
分の一部をその他の共重合性モノマー(C)で置き換え
たものを重合することにより得られ、グラフト共重合体
を含有するシリコーン変性アクリルポリマーとなる。
上記(b)の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノ
マーとしては、たとえば(メタ)アクリル酸エチル、(
メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル
、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸エトキシエチルなどの1種または2種以上を挙げる
ことができる。
また、(C)のその他の共重合性モノマーとしては、ア
クリロニトリル、スチレン、1,3−ブタジェン、イソ
プレン、イソブチレン、クロロブレン、エチレン、プロ
ピレン、酢酸ビニル、アクリル酸などの単量体の 1種
または2種以上が例示される。
さらに、その他の共重合性モノマー(C)として、アク
リルゴムの架橋基成分となる、ビニルクロルアセテート
、アリルクロルアセテート、2−クロロエチルビニルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジルメタア
クリレート、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、5−エチリデン−2−ノルボル
ネンジシクロペンタジェン、ビニルアクリレート、アリ
ルメタアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート
、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレートなどを
使用してもよい。
なお、(a)成分の変性ポリオルガノシロキサンに、(
b)成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマ
ーを重合する際の仕込み組成は、(a)成分5〜50重
量%、好ましくは10〜40重量%、(b)成分95〜
505〜50重量しくは90〜50重量%である(ただ
し、(a)成分と(b)成分の合計量を 100重量%
とする。)。また、(c)成分を使用する際の仕込み組
成は、(a)成分5〜50重量%、好ましくは10〜4
0重量%、(b)成分94.99〜30重量%、好まし
くは89.99〜40重量%、(C)成分20重量%以
下である(ただし、(a)成分と(b)成分と(c)成
分の合計量を100重量%とする。)。
(a)成分の変性ポリオルガノシロキサンが、5重量%
未満では充分な耐寒性が得られず、一方50重量%を超
えるとグラフト重合する(b)成分の(メタ)アクリル
酸アルキルエステルモノマーおよび(C)成分のその他
の共重合性モノマーの割合が減少し、その結果、変性ポ
リオルガノシロキサンとアクリルポリマーとの間に充分
な界面接着力が得られず、得られるゴム組成物の耐寒性
やロール加工性が低下する。
また、このようにして得られる(A)成分のシリコーン
変性アクリルポリマーのグラフト率は、通常、20重量
%以上、好ましくは50重量%以上、さらに好ましくは
80重量%以上である。このように、得られたシリコー
ン変性アクリルポリマーのグラフト率が高いと、直接グ
ラフトしなかった(メタ)アクリル酸アルキルエステル
モノマーによって形成されるアクリルポリマーとの界面
接着力が増大し、そのため、このアクリルポリマー中に
変性ポリオルガノシロキサンが均一に分散し、良好な耐
寒性と優れたロール加工性、機械的強度、耐熱性を有す
るシリコーン変性アクリルポリマーが得られる。
さらに、このようにして得られる(A)成分のシリコー
ン変性アクリルポリマーは、変性ポリオルガノシロキサ
ンと、グラフトした(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルモノマーのほかに、グラフトされていない(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルモノマーの重合体である(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルポリマーを含有するが
、通常、グラフトゴム状弾性体を5重量%以上含有する
ことが好ましく、さらに好ましくは10重量%以上であ
る。
本発明に使用する(A)成分の主成分となるシリコーン
変性アクリルポリマーを製造するに際しては、変性ポリ
オルガノシロキサン(a)に(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルモノマー(b)とその他の共重合性モノマー
(C)を通常のラジカル重合によってグラフト重合する
ことによって得られ、グラフトゴム状弾性体を含有する
混合物として得られる。
ここで、ラジカル重合開始剤の種類によっては、前述し
たアルキルベンゼンスルホン酸により酸性となっている
変性ポリオルガノシロキサンのエマルジョンを、アルカ
リで中和する必要がある。このアルカリとしては、たと
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、トリエタノールアミン、トリ
エチルアミンなどが用いられる。
また、ラジカル重合開始剤としては、たとえばクメンハ
イドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロバーオキサイド、パラメンタンハイドロパーオキサイ
ドなどの有機ハイドロパーオキサイド類からなる酸化剤
と、含糖ピロリン酸鉄処方、スルホキシレート処方、含
糖ピロリン酸鉄処方/スルホキシレート処方の混合処方
などの還元剤との組み合わせによるレドックス系の開始
剤;過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸
塩;アゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2゛
−アゾビスイソブチレート、2−カルバモイルアザイソ
ブチロニトリルなどのアゾ化合物;ベンゾイルパーオキ
サイド、ラウロイルパーオキサイドなどの有機過酸化物
などが例示され、好ましくはレドックス系の開始剤であ
る。
これらのラジカル重合開始剤の使用量は、使用される(
メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(b)とそ
の他の共重合性モノマー(C)の合計量100重量部に
対し、通常、0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜
3重量部置部である。
この際のラジカル重合は、乳化重合あるいは溶液重合に
よって実施することが好ましい。
乳化重合に際しては、公知の乳化剤、上記ラジカル重合
開始剤、連鎖移動剤などが使用される。
ここで、乳化剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ジフェニルエー
テルジスルホン酸ナトリウム、コハク酸ジアルカリエス
テルスルホン酸ナトリウムなどのアニオン系乳化剤、あ
るいはポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキ
シエチレンアルキルアリルエーテルなどのノニオン系乳
化剤の1種または2種以上を挙げることができる。
乳化剤の使用量は、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルモノマー(b)とその他の共重合性モツマ−(c)に
対して、通常、0.5〜5重量%程度である。
連鎖移動剤は、t−ドデシルメルカプタン、オクチルメ
ルカプタン、n−テトラデシルメルカプタン、n−へキ
シルメルカプタンなどのメルカプタン類;四塩化炭素、
臭化エチレンなどのハロゲン化合物が、(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルモノマ(b)とその他の共重合性
モノマー(C)に対して、0.02〜1重量%程度の範
囲で使用される。
乳化重合に際しては、ラジカル重合開始剤、乳化剤、連
鎖移動剤などのほかに、必要に応じて各Fi!電解質、
pH調整剤などを併用し、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルモノマー(b)とその他の共重合性モノマー(
c)の合計ff1100重量部に対して、通常、水を1
00〜500重量部と、前記ラジカル重合開始剤、乳化
剤、連鎖移動剤などを上記範囲で使用し、重合温度5〜
100℃、好ましくは50〜90℃、重合時間o、t−
to時間の条件で乳化重合される。
なお、乳化重合の場合は、オルガノシロキサンとグラフ
ト交叉剤との縮合によって得られる、変性オルガノポリ
シロキサンを含有するエマルジョンに、(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルモノマーと他の共重合性モノマー
およびラジカル重合開始剤を加えることによって実施す
ることもできる。
本発明に使用される(A)成分の主成分となるシリコー
ン変性アクリルポリマーは、乳化重合により製造し、通
常の塩凝固法により凝固させ、得られた粉末を水洗した
のち、乾燥することによって精製される。
そして、本発明のゴム組成物は、このようにして得られ
たシリコーン変性アクリルポリマーを主成分とする(A
)成分のゴム成分を100重量部に、(B)成分の補強
性充填剤5〜200重量部と、(C)成分の架橋剤0.
01〜10重量部とを含有するものである。
上記(A)成分のゴム成分としては、シリコーン変性ア
クリルポリマーの他に、このシリコーン変性アクリルポ
リマー 100重量部に対してl〜1.000重量部の
範囲で他の有機ゴムを使用してもよい。この有機ゴムと
しては、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジ
ェンゴム、クロロプレンゴム、ブタジェンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジェンゴム、エチレン−α−オレフィ
ン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、そのほかブ
チルゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、エピクロルヒド
リンゴム、エチレン−酢酸ビニルゴム、エチレン−アク
リルゴムなどを挙げることができる。
これらのうちでも、アクリルゴム、エチレン−α−オレ
フィン系ゴム、アクリロニトリル−ブタジェンゴム、フ
ッ素ゴム、エピクロルヒドリンゴムおよびクロロスルホ
ン化ポリエチレンが好ましく、中でもアクリルゴム、ア
クリロニトリル−ブタジェンゴム、エピクロルヒドリン
ゴム、フッ素ゴムが耐油性の面でも好ましい。
本発明のゴム組成物は、たとえば ■ (A)成分におけるシリコーン変性アクリルポリマ
ーと有機ゴムとを同時に、または順次バンバリーミキサ
−、ニーダ−1あるいは二本ロールなどの混練り機器に
よりよく混練りして軟化させ、次いで(B)成分を配合
・混練する方法、■ (A)成分におけるシリコーン変
性アクリルポリマーあるいは有機ゴムのどちらか一方に
(B)成分をあらかじめ配合・混練した後、残りの成分
を均一に混練りする方法、 ■ (A)成分におけるシリコーン変性アクリルポリマ
ーおよび有機ゴムに、それぞれ(B)成分を上記混練り
機器などによりあらかじめ混練りし、次いで両開合物を
混練りする方法 などによって得られ、各成分の添加方法、添加順序、混
練り方法、混練り機器は、特に限定されるものではない
また、(C)成分についても添加・配合方法、添加順序
などは、特に限定されないが、ゴム組成物の保存安定性
から最後に添加配合することが好ましい。
本発明における(B)成分の補強性充填剤としては、た
とえば煙霧質シリカ、湿式シリカ、石英微粉末、ケイソ
ウ土、タルク、カーボンブラック、亜鉛華、塩基性炭酸
マグネシウム、活性炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、二酸化チタン、雲母粉末、硫
酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、アス
ベスト、ガラス繊維、有機補強剤、有機充填剤などが例
示される。
これら(B)成分の配合量は(A)成分100重量部(
(A)成分として有機ゴムを使用する場合は、シリコー
ン変性アクリルポリマーと有機ゴムの合計量)に対し、
5〜200重量部、好ましくはlO〜 1.00重量部
の範囲である。
(B)成分の配合量が5重量部未満では補強性が得られ
ず、機械的強度が劣るものとなり、200重量部を超え
ると配合・混練性およびロール作業性に劣るものとなる
次に、(C)成分としては、通常、ゴムの加硫剤として
使用される、硫黄もしくはその誘導体、有機過酸化物、
アルキルフェノール樹脂、アンモニウムベンゾエートな
どのいずれを使用してもよく、さらには有機ゴムに含有
される架橋基との反応性を有する官能基を2個以上有す
る多官能性架橋剤を用いてもよい。
架橋剤として使用される有機過酸化物としては、たとえ
ば2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,2°−ビス(t−
ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン、ジ
クミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド
、t−ブチルパーベンゾエート、1.1−ビス(1−ブ
チルパーオキシ)  −3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサン、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド
、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパ
ーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリルなどであり
、好ましくは2,5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチ
ルパーオキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル2.5
−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.2’−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベン
ゼンである。
また、シリコーン変性アクリルポリマーあるいは有機ゴ
ムに存在する架橋基との反応性を有する官能基を2個以
上有する多官能性架橋剤としては、好ましくはアミノ基
、イソシアネート基、マレイミド基、エポキシ基、ヒド
ロキシル基およびカルボキシル基からなる群から選ばれ
る少なくとも1種の官能基を2個以上有する多官能性架
橋剤であり、ジアミン類、ポリアミン類、ジイソシアネ
ート類、ポリイソシアネート類、マレイミド類、ジエボ
キシド類、ジオール類、ポリオール類、ビスフェノール
類、ジカルボン酸類などの化合物が例示される。
二わらの化合物の具体例としては、たとえばN。
N′−フェニレンジマレイミド、ヘキサメチレンジアミ
ン、2,2−ビス(4°−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)へキサフ
ロロプロパンなどが挙げられる。
さらに、シリコーン変性アクリルポリマーあるいは有機
ゴムとしてエポキシ基を導入したエラストマーを使用し
た場合には、ポリアミンカーバメイト類、有機カルボン
酸アンモニウム塩、ジチオカルバミン酸塩類もしくは有
機カルボン酸アルカリ金属塩を使用することもできる。
さらに、シリコーン変性アクリルポリマーあるいは有機
ゴム中にハロゲン基を導入したエラストマーを使用した
場合には、ポリアミンカーバメイト類、有機カルボン酸
アンモニウム塩もしくは有機カルボン酸アルカリ金属塩
を使用することもできる。
(C)成分の架橋剤の配合量は、使用する架橋剤によっ
ても異なるが(A)成分100重量部に対して、01吋
〜10重量部の範囲であり、たとえば硫黄の場合には、
好ましくは0.1〜5重量部、さらに好ましくは0.5
〜3重量部であり、有機過酸化物の場合には、0.01
〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部であり、さ
らに多官能性架橋剤の場合には、0.01〜10重量部
、好ましくは0.1〜5重量部である。
架橋剤の使用量が少なすぎるとゴム成分の架橋密度が低
く、機械的強度、耐油性、耐クリープ性が不充分となり
、一方、多すぎるとゴム成分の架橋密度が高くなりすぎ
、得られるゴム組成物の加硫物の伸びが低下する。
なお、ゴム成分の架橋に際して、2官能のビニルモノマ
ーなどを架橋助剤として使用することもできる。
この架橋助剤としては、以下の化合物が挙げられる。す
なわち、エチレングリコールジメタクリレート、1,3
−ブタンジオールジメタクリレート、1.4−ブタンジ
オールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
アクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレー
ト、1.4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート、2,2゛−ビス(4
−メタクリロイルジェトキシフェニル)プロパン、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、ジビニルベンゼン、N、No−メチレ
ンビスアクリルアミド、p−キノンジオキシム、p、p
−ジベンゾイルキノンジオキシム、トリアジンジチオー
ル、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、ビスマレイミドなどである。
また、本発明のゴム組成物に他の特性を付与する目的で
公知の添加剤を本発明の効果を損わない範囲で配合して
もよい。たとえば加工助剤としては、たとえば金属酸化
物、アミン類、脂肪酸とその誘導体;可塑剤としては、
たとえばポリジメチルシロキサンオイル、ジフェニルシ
ランジオール、トリメチルシラノール、フタル酸誘導体
、アジピン酸誘導体;軟化剤としては、たとえば潤滑油
、プロセスオイル、コールタール、ヒマシ油、ステアリ
ン酸カルシウム;老化防止剤としては、たとえばフェニ
レンジアミン類、フォスフェート類、キノリン類、クレ
ゾール類、フェノール類、ジチオカルバメート金属塩類
;耐熱剤としてはたとえば酸化鉄、酸化セリウム、水酸
化カリウム、ナフテン酸鉄、ナフテン酸カリウム;その
ほか着色剤、紫外線吸収剤、難燃剤、耐油性向上剤、発
泡剤、スコーチ防止剤、粘着付与剤、滑剤などを任意に
配合できる。
以上の添加例は、必要に応じて本発明のゴム組成物を製
造する過程において添加されてもよいし、ゴム組成物製
造後に、添加されてもよい。
本発明のゴム組成物は、上記各成分を混練りし、架橋可
能なゴム組成物としたのち、成形、加硫を行うことがで
きる。このゴム組成物を架橋するに際しては、必要に応
じて架橋促進剤、架橋助剤、促進助剤、架橋遅延剤など
を併用してもよい。また、架橋は、熱、電子線、紫外線
、電磁波などのエネルギーを加えることにより行われる
本発明のゴム組成物を架橋(加硫)するには、通常、8
0〜200℃で数分間〜3時間、20〜200 kg/
C−の加圧下で一次加硫を行い、さらに必要に応じて8
0〜200℃で1〜48時間、二次加硫してゴム製品と
する。
[発明の効果] 本発明のゴム組成物においては、シリコーン変性アクリ
ルポリマーとして、特定のグラフト交叉剤がポリオルガ
ノシロキサン鎖に結合した変性ポリオルガノシロキサン
に、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーをグ
ラフト重合したものを用いている。これによ1て、本発
明のゴム組成物は、未加硫状態におけるロール加工性が
従来のものに比較して極めて優れたものとなり、ポリオ
ルガノシロキサンのブリード現象がないとともに成形加
工性にも優れており、また加硫物についても機械的強度
をはじめ、耐熱性や対油性に優れたアクリルゴムにシリ
コーンゴムの特性である耐寒性が良好に付与されたもの
である。
そし2て、本発明のゴム組成物は、各種ベルト、ホース
、ガスケット、ブーツ、防振ゴム、チューブなどの分野
に広く応用することができ、特にオイルシール、ゴムホ
ースの用途に有用である。
[実施例コ 以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
なお、実施例中の部および%は、特に断らない限り、重
量部および重量%を示す。
まず、シリコーン変性アクリルポリマーの合成について
説明する。
合成例1 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン2,0部と
オクタメチルシクロテトラシロキサン98.0部とを混
合し、これをドデシルベンゼンスルホン酸2.0部を溶
解した蒸溜水300部中に入れ、ホモミキサーにより 
3分間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を、コンデンサー チッ素導入口および攪拌
機を備えたセパラブルフラスコに移し、攪拌混合しなが
ら90℃で6時間加熱し、5℃で24時間冷却すること
によって縮合を完結させた。
得られた変性ポリオルガノシロキサン中のオクタメチル
シクロテトラシロキサンの縮合率は90.3%であった
そして、この変性ポリオルガノシロキサンエマルジョン
を炭酸ナトリウム水溶液でpoyに中和して、変性ポリ
オルガノシロキサンエマルジョンE−1を得た。なお、
E−1よりポリマーを塩折して測定したところ、平均重
合度はけい素原子数で5.200、ポリマーの有機基中
のp−ビニルフェニル基の割合は0.4%であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、内容積6℃
のオートクレーブ内に、上記変性ポリオルガノシロキサ
ンを固形分量として30部、(b)成分としてエチルア
クリレートを68部、(C)成づ:としてアリルグリシ
ジルエーテル2部、ラジカル重合開始剤としてリン酸ガ
リウム04部、硫酸第1鉄0.005部、パラメンタン
ハイドロバーオキサイト 0.02部および乳化剤とし
てドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.1部投
入し、反応温度5℃で単量体の転化率が90%に達する
まで反応させた。反応終了後、ジメチルチオカルバミン
酸ナトリウム0.5部を加え重合を停止させた。次に、
反応溶液に安定剤としてアルキル化ジフェニルアミン 
1部を加え、水蒸気蒸溜により未反応単量体を除去した
後、硫酸アルミニウムを加えて、生成した重合体を凝固
させた。この凝固させた重合体を水洗した後、真空乾燥
機を用いて乾燥し、シリコーン変性アクリルポリマーP
−1を得た。
このようにして得たP−1のグラフト率を以下の方法に
よって求めた。アセトンで3時間ソックスレイ抽出し、
抽出残留分の重量からグラフト化した有機上ツマ−のグ
ラフト化率を求めた。求めたグラフト率とP−1の性状
を第1表に合せて示す。
合成例2 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン3.0部、
オクタメチルシクロテトラシロキサン9G、4部、メチ
ルトリメトキシシラン0.5部、ヘキサメチルジシロキ
サン0,1部を混合し、これをドデシルベンゼンスルホ
ン酸2.0部を溶解した蒸溜水300部中に入れ、ホモ
ミキサーにより 3分間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用いて、加熱後の冷却を20℃で行う以外
は合成例1と同一条件で変性ポリオルガノシロキサンを
作製した。得られた変性ポリオルガノシロキサン中のオ
クタメチルシクロテトラシロキサンの縮合率は92,6
%であった。
そして、この変性ポリオルガノシロキサンエマルジョン
を炭酸ナトリウム水溶液でpH7に中和して、変性ポリ
オルガノシロキサンエマルジョンE−2を得た。なお、
E−2よりポリマーを塩折して測定したところ、平均重
合度はけい素原子数で2.800、ポリマーの有機基中
のp−ビニルフェニル基゛の割合は0.6%であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、オートクレ
ーブ内での反応温度を60℃に設定する以外は合成例1
と同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−2を
得た。
このP−2についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−2の性状と合せ゛C第1表
に示す。
合成例3 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン 1.5部
、オクタメチルシクロテトラシロキサン97.7部、テ
トラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン0.5
部およびメチルトリメトキシシラン 0.3部を混合し
、これをドデシルベンゼンスルホン酸2.0部を溶解し
た蒸溜水300部中に入れ、ホモミキサーにより 3分
間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例2と同一条件で変性ポリオル
ガノシロキサンを作製した。得られた変性ポリオルガノ
シロキサン中のオクタメチルシクロテトラシロキサンの
縮合率は91.5%であった。
そして、この変性ポリオルガノシロキサンエマルジョン
をトリエタノールアミンでpH7に中和して、変性ポリ
オルガノシロキサンエマルジョンE−3を得た。なお、
E−3よりポリマーを塩折して測定したところ、平均重
合度はけい素原子数で4.100、ポリマーの有機基中
のp−ビニルフェニル基の割合は0.3%であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−3を得
た。
このP−3についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−3の性状と合せて第1表に
示す。
合成例4 2−(p−ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシ
ラン2,0部、1−(p−ビニルフェニル)エチルメチ
ルジメトキシシラン2.0部、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン95.8部、デカメチルテトラシロキサン
0.4部を混合し、これをドデシルベンゼンスルホン酸
2.0部を溶解した蒸溜水300部中に入れ、ホモミキ
サーにより 3分間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例2と同一条件で変性ポリオル
ガノシロキサンを作製した。得られた変性ポリオルガノ
シロキサン中のオクタメチルシクロテトラシロキサンの
縮合率は89.9%であった。
そして、この変性ポリオルガノシロキサンエマルジョン
を炭酸ナトリウム水溶液でpH7に中和して、変性ポリ
オルガノシロキサンエマルジョンE−4を得た。なお、
E−4よりポリマーを塩折して測定したところ、平均重
合度はけい素原子数で800、ポリマーの有機基中の2
−(p−ビニルフェニル)エチル基と1−(p−ビニル
フェニル)エチル基との合計量の割合は0.7%であっ
た。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−4を得
た。
このP−4についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−4の性状と合せて第1表に
示す。
合成例5 N−メタクリロイル−N−メチル−γ−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン4.0部、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン95.7部、テトラメチルテトラビニ
ルシクロテトラシロキサン0.3部を混合し、これをド
デシルベンゼンスルホン酸2.0部を溶解した蒸溜水3
00部中に入れ、ホモミキサーにより 3分間攪拌して
乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例2と同一条件で変性ポリオル
ガノシロキサンを作製した。得られた変性ポリオルガノ
シロキサン中のオクタメチルシクロテトラシロキサンの
縮合率は90.5%であった。
そして、この変性ポリオルガノシロキサンエマルジョン
を炭酸ナトリウム水溶液でp117に中和して、変性ポ
リオルガノシロキサンエマルジョンE−5を得た。なお
、IE−5よりポリマーを塩折して測定したところ、平
均重合度はけい素原子数で3.500、ポリマーの有機
基中のN−メタクリロイル−N−メチル−γ−アミノプ
ロピル基の割合は0.7%であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−5を得
た。
このP−5についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−5の性状と合せて第1表に
示す。
合成例6 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン140部、
オクタメチルシクロテトラシロキサン97.2部、テト
ラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン0.4部
、ジハイドロジエンへキザメチルシクロテトラシロキサ
ン 1.0部およびヘキサメチルジシロキサン0,2部
を混合し、これをドデシルベンゼンスルホン酸2.0部
を溶解した蒸溜水300部中に入れ、ホモミキサーによ
り 3分間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例1と同一条件で変性ポリオル
ガノシロキサンエマルジョンE−6を作製した。得られ
た変性ポリオルガノシロキサン中のオクタメチルシクロ
テトラシロキサンの縮合率は87.8%であった。
なお、E−6よりポリマーを塩析して測定したところ、
平均重合度はけい素原子数で1,400、ポリマーの有
機基中のp−ビニルフェニル基の割合は0.2%であっ
た。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−6を得
た。
このP−6についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−6の性状と合せて第1表に
示す。
合成例7 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシランとオクタメ
チルシクロテトラシロキサンの仕込み量をそれぞれ0.
05部、99.95部とした以外は、合成例1と同一条
件で変性ポリオルガノシロキサンエマルジョンE−7を
得た。なお、E−7よりポリマーを塩析して測定したと
ころ、平均重合度はけい素原子数で5.500 、ポリ
マーの有機基中のp−ビニルフェニル基の割合は0.0
1%であったが、ポリマー1分子中のp−ビニルフェニ
ル基の個数は2個未満であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−7を得
た。
このP−7についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−6の性状と合せて第1表に
示す。
合成例8 オクタメチルシクロテトラシロキサン9766部、テト
ラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン2.0部
およびデカメチルテトラシロキサン0.4部を混合し、
これをドデシルベンゼンスルホン酸2.0部を溶解した
蒸溜水300部中に入れ、ホモミキサーにより 3分間
攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例2と同一条件でポリオルガノ
シロキサンを作製した。得られたポリオルガノシロキサ
ン中のオクタメチルシクロテトラシロキサンの縮合率は
88.5%であった。
そして、このポリオルガノシロキサンエマルジョンを炭
酸ナトリウム水溶液でpH7に中和して、シリコーンエ
マルジョンE−8を得た。なお、E−8よりポリマーを
塩析して測定したところ、平均重合度はけい素原子数で
800であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーを作製し、
合成例1と同様にしてグラフト化率を求めた。その結果
をP−8の性状と合せて第1表に示す。
合成例9 p−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン6.7部、
オクタメチルシクロテトラシロキサン88.3部および
1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン2.0部を
混合し、これをドデシルベンゼンスルホン酸2,0部を
溶解した蒸溜水300部中に入れ、ホモミキサーにより
 3分間攪拌して乳化分散させた。
この混合液を用い、合成例2と同一条件でポリオルガノ
シロキサンを作製した。得られたポリオルガノシロキサ
ン中のオクタメチルシクロテトラシロキサンの縮合率は
89.3%・であった。
そして、このポリオルガノシロキサンエマルジョンを炭
酸ナトリウム水溶液でpH7に中和して、シリコーンエ
マルジョンE−9を得た。なお、E−9よりポリマーを
塩析して測定したところ、平均重合度はけい素原子数で
40、ポリマーの有機基中のp−ビニルフェニル基の割
合は1.3%であったが、ポリマー 1分子中のp−ビ
ニルフェニル基の個数は約1個であった。
次に、第1表に示す重合処方にしたがって、合成例1と
同一条件でシリコーン変性アクリルポリマーP−9を得
た。
このP−9についても合成例1と同様にしてグラフト化
率を求めた。その結果をP−9の性状と合せて第1表に
示す。
(以下余白) 次に、以上の合成例1〜6で作製した本発明に係るシリ
コーン変性アクリルポリマーを用い、本発明のゴム組成
物を製造した例について説明する。
実施例1〜6、比較例1〜3 合成例1〜6で作製したシリコーン変性アクリルポリマ
ーP−1〜P−6を(A)成分としてそれぞれ用い、第
2表に示す配合比にしたがって、各成分をインターナル
ミキサーにより常法で混練り配合し、それぞれゴム組成
物を作製した。
なお、(A)成分における他の有・機ゴムとしては、ジ
エン系アクリルゴム・JSRAR101(商品名、日本
合成ゴム掬製)、活性ハロゲン系アクリルゴム・ノック
スタイトPA401  (商品名、日本メクトロン■製
)、エポキシ系アクリルゴム・N1pol^R51(商
品名、日本ゼオン掬製)を、(B)成分の補強性充填剤
としては、RAPカーボンブラック・ジースト3 (商
品名、東海カーボン掬製)、ホワイトカーボン・ニップ
シールVN3  (商品名、日本シリカ掬製)を、(D
)成分としては、有機過酸化物・バー力ドックス14/
40  (商品名、化薬ヌ一り■製)、エポキシ加硫用
加硫剤・パルノック八B(商品名、大内新興化学工業妹
製)、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム
を、またその他の成分として、シランカップリング剤・
TSL8370  (商品名、東芝シリコーン■製)、
シランカップリング剤・TSL8350  (商品名、
東芝シリコーン■製)、架橋助剤・パルノックPM (
商品名、入内新興化学工業掬製)、ステアリン酸をそれ
ぞれ第2表に示す配合で使用した。
このようにして作製した各ゴム組成物のロール加工性、
初期物性、老化試験、低温衝撃ぜい化試験および耐油性
について、下記にしたがってそれぞれ評価した。その結
果を第3表に示す。
ロール加工性のうち、巻きつきまでの所要時間は、6イ
ンチロールを用い、表面温度50℃、回転数(r、p、
+m 、前/後) −20/28 、ロール間隙2■の
条件で配合ゴムを投入したのち、完全に巻きつくまでの
時間とした。
また、ロール加工性のうち、ポリオルガノシロキサンの
ブリード状況は、上記のロール練り後のシートを室温で
16時間放置したのち、このシートについて、表面の光
沢度を目視検査し、ブリードの有無を評価した。
初期物性、老化試験および低温衝撃ぜい化試験、および
耐油性は、JIS K2SO3に準拠し、以下に示した
条件にしたがフて評価した。
初期物性:170℃×10分のプレス加硫後、175’
CX  4時間オーブン加硫。
老化試験:175℃×70時間ギヤーオーブン。
耐油性 : JIS $3.t イルを使用し、150
℃X70時間浸漬。
なお、表中の比較例は、前述の合成例7〜っで作製した
本発明における(A)成分の範囲外のシリコーン変性ア
クリルポリマーP−7〜P−9を用いて、上記実施例と
同様にしてゴム組成物を作製し、同様に物性を評価した
結果である。
(以下余白) 第 表 第 表 第3表の結果からも明らかなように、本発明のゴム組成
物は、時間が経過しても単にシリコーンゴムと有機ゴム
とを混練りした場合に生じるような相分離が起こらない
。また、ロールによる架橋剤、架橋促進剤などの添加作
業に際して、単にシリコーンゴムと有機ゴムとの混合物
(充填剤などの配合剤を添加したものも含む)では、ロ
ール巻きつけに多大の時間を要するが、本発明のゴム組
成物は、瞬時にロール巻きっけが可能であり、作業性の
改善が顕著である。
また、本発明のゴム組成物を架橋(加硫)したゴム状弾
性体は、優れた機械的強度を示し、また耐熱性、耐寒性
、耐油性に優れており、各種分野への利用が可能である
本発明のゴム組成物は、これを架橋したゴム状弾性体(
加硫物)が上述したように侵れた特性を有していること
から、特にオイルシール、ゴムホースなどの用途に有用
である。なお、このゴム組成物をゴムホースに用いる場
合、このゴム組成物はゴムホースの内層および/または
外層に使用される。この場合、内層と外層との間の中間
層に編組補強糸屑を設けてもよく、あるいは該中間層と
して通常のゴム層を設けてもよい。上記編組補強糸層を
設ける場合には、編組補強糸としてビニロン、ナイロン
、ポリエステル、アラミド繊維、炭素繊維、ワイヤーな
どが用いられる。また、外層の材料としては、本発明の
ゴム組成物以外の通常ノコム材料を用いてもよく、この
場合にはクロロブレン、クロロスルホン化ポリエチレン
、エピクロルヒドリンゴム、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合ゴムなどの合成ゴムが用いられる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(a)平均組成式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は置換または非置換の1価の有機基を、
    aは1.80〜2.02の数を示し、R^1のうち0.
    02%〜10%はエチレン性不飽和基を含む基である。 )で表され、けい素原子数が100〜10,000の範
    囲の変性ポリオルガノシロキサン5〜50重量%に、(
    b)少なくとも1種の(メタ)アクリル酸アルキルエス
    テルモノマー95〜50重量%を重合させて得られるシ
    リコーン変性アクリルポリマーを主成分とするゴム成分
    100重量部に、 (B)補強性充填剤5〜200重量部と (C)架橋剤0.01〜10重量部と を含有することを特徴とするゴム組成物。
  2. (2)前記シリコーン変性アクリルポリマーは、前記(
    b)成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマ
    ーの一部を(c)その他の共重合性モノマー20重量%
    以下で置き換えて得られたシリコーン変性アクリルポリ
    マーであることを特徴とする請求項1記載のゴム組成物
  3. (3)前記エチレン性不飽和基が、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼……( I ) (式中、R^2は水素原子または炭素数1〜6のアルキ
    ル基を示す。)または 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼……(II) (式中、R^3は水素原子またはメチル基を示す。)で
    表される有機基である請求項1または2記載のゴム組成
    物。
  4. (4)前記(A)のゴム成分は、前記シリコーン変性ア
    クリルポリマー100重量部に対して、有機ゴムを1〜
    1,000重量部の範囲で含有している請求項1または
    2記載のゴム組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530530A (ja) * 2008-08-07 2011-12-22 モメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド 活性化ハロ含有アラルキルシラン

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