JPH02127117A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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Publication number
JPH02127117A
JPH02127117A JP63278944A JP27894488A JPH02127117A JP H02127117 A JPH02127117 A JP H02127117A JP 63278944 A JP63278944 A JP 63278944A JP 27894488 A JP27894488 A JP 27894488A JP H02127117 A JPH02127117 A JP H02127117A
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JP
Japan
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temperature
mode
head
air
blowout
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Application number
JP63278944A
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English (en)
Inventor
Katsumi Iida
克巳 飯田
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/430,606 priority patent/US4962302A/en
Publication of JPH02127117A publication Critical patent/JPH02127117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00842Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両用空調制御装置、より詳しくは吹出モ
ードを自動的に切替制御する装置に関する。
(従来の技術) この種の空調制御装置として、例えば特開昭57−18
6511号公報に示されるように、日射センサの出力値
に応じて吹出空気温度を補正すると共に吹出モードを切
り替えるようにしたものや、特公昭63−244号公報
に示されるように、ヒートモード時に日射センサの出力
値が所定値以上であり、且つ、乗員の上半身に温熱感を
与えない程度の時にパイレベルモードに切り替えるよう
にしたもの等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、いずれの場合においても、車室内上部の
温度がモード切替に直接加味されるわけではなく、いわ
ば日射があるからベント吹出口からの冷風の供給が要求
されてだろうという予想のもとに吹出モードが切り替え
られるので、実際には頭部付近の温度が低くベント吹出
口からの冷風の供給が必要でない時でもベント吹出口が
開口されてしまう場合がある。また、これらの装置にお
いては、吹出モードが予め設定された所定の切替特性が
得られるように制御されるため、乗員が望む吹出モード
の切替特性に個人差があっても、乗員の好みに関係なく
一律に吹出モードが切り替えられてしまう欠点があった
そこで、この発明においては、上記、問題点を解消し、
乗員それぞれの体感に合った吹出モードの切替制御を確
実に行、ない、引りては乗員の頭部フィーリングの向上
を図ることができる車両用空調制御装置を提供すること
を課題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、第1の発明の要旨とするところは、第1図に
示されるように、車室内の代表温度を検出する車室内温
度センサ2,5と、車室内の頭部温度を検出する頭部温
度センサ26と、車室内の設定温度を設定する温度設定
器3Bと、車室内の頭部設定温度を設定する頭部温度設
定器39と、吹−ドを切り替えるモードドア16〜18
と、少なくとも前記車室内温度と前記、設冥、温度とに
基づいて吹出モ、−ドの制御に関与するモード制御値を
演算するモード制御値演算手段200と、少な(とも前
記頭部温度と前記類1部設定温度とに基づいて、吹出モ
ードの切替判定値を前記頭部、設定温度に対する前記頭
部温度の偏差がなくなるように補正する補正手段300
と、この補正手段300で補正された吹出モードの切替
判定値をもとにして前記モード制御値から吹出モードを
選択する吹出モード選択手段400と、この吹出モード
選択手段400の選択結果に応じて前記モードドア16
〜18を駆動制御する駆動制御手段5.00とを具備す
ることにある。
ま、た、第2の発明の要旨とするところは、第2図に示
すように、車室内の代表温度を検出する車室内温度セン
サ25と、車室内の頭部温度を検出する頭部温度センサ
26と、車室内の設定温度を設定する温度設定器38と
、車室内の頭部設定温環を設定する頭部温度膜、定器3
9と、吹出方向の異なる複数の吹出口に設けられ、吹出
モードを切り替えるモードドア16〜18と、少なくと
も前記車室内温度と前記設定温度とに基づいてエアミッ
クスドアの開度演算す条エアミックスドア開度演算手段
600と、エバポレータによる冷却能力を検出するモー
ドセンサ29と、前記エア、ミンクストアの開度と前記
モードセンサ29の出力とに基づいて車室内に吹き出す
空気の温度を演算する吹出空気温度演算手段700と、
少なくとも前記頭部温度と前記頭部設定温度とに基づい
て、吹出モードの切替判定値を前記頭部設定温度に対す
る前記頭部温度の偏差がなくなるように補正する補正手
段300と、この補正手段300で補正された吹出モー
ドの切替判定値をもとにして前記吹出空気温度演算手段
700で演算された吹出空気温度に応じて吹出モードを
選択する吹出モード選択手段800と、この吹出モード
選択手段800の選択結果に応じて前記モードドア16
〜18を駆動制御する駆動制御手段500とを具備する
ことにある。
(作用) したがって、吹出モードの切替制御が少なくとも頭部温
度と頭部設定温度とに基づいて補正された切替判定値に
基づいて行なわれるので、頭部温度が吹出モードの切替
に直接加味されて快適な温調が得られると共に、頭部設
定温度の変更により乗員の希望する温調状態にいつでも
修正することができ、そのため、上記課題を達成するこ
とができるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第3図において車両用空調装置は、主通路lの最上流側
にインテークドア切替装置2が設けられ、このインテー
クドア切替装置2は、内気人口3と外気人口4とが分か
れた部分に内外気切替ドア5が配置され、この内外気切
替ドア5をアクチュエータ6により操作して主通路1内
に導入する空気を内気と外気とに選択できるようになっ
ている。
送風機7は主通路1内に空気を吸い込んで下流側に送風
するもので、この送風機7の後方にはエバポレータ8と
ヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、図示しないコンプレッサ等と共に配
管結合されて冷房サイクルを構成し、主通路1に吸い込
まれた空気を冷却するようになっており、またヒータコ
ア9はエンジン(図示せず)の冷却水が循環して空気を
加熱するようになっている。このヒータコア9の前方に
はエアミックスドア10が設けられており、このエアミ
ックスドア10の開度θ、をアクチュエータ11により
調節することで、ヒータコア9を通過する空気と、ヒー
タコア9をバイパスする空気との量が変えられ、その結
果、吹出空気の温度が制御されるようになっている。
尚、エアミックスドア10の開度θ、は、エアミックス
ドア10の位置がフルクール位置(■位置)のとき0%
、フルヒート位置(■位置)のとき100%である。
そして、前記主通路1の下流端は、デフロスト吹出口1
2、ベント吹出口13及びヒート吹出口14に分かれて
車室15に開口し、その分かれた部分にモードドア16
,17.18が設けられ、このモードドア16.17.
18をアクチュエータ19で操作することにより所望の
吹出モードが得られるようになっている。
また、この装置には主通路1の一部をバイパスする冷風
バイパス通路20が設けられている。この冷風バイパス
通路2oは、一端が主通路lのエバポレータ8よりも下
流側で且つエアミックスドア10よりも上流側に、他端
がベント吹出口13の手前にそれぞれ接続されており、
エバポレータ8を通過した空気の一部を直接ベント吹出
口13へ供給できるようになっている。そして、このバ
イパス通路20を介して供給される冷風量は、該バイパ
スドア21の開度θ、をアクチュエータ22で制御する
ことで調節できるようになっている。
25G木車室内の代表温度TIを検出する代表温度検出
器であり、インスッルメントパネル等に取り付けられて
いる。また、26は車両の天井等に取り付けられて頭部
周辺の温度T、hを検出する頭部温度検出器、27は車
室外の温度TAを検出する車外温度検出器、28は日射
量T、を検出する日射検出器、29はエバポレータ8又
はエバポレータ8の直後に設けられてエバポレータ8に
よる空気の冷却能力をエバポレータ8の温度またはエバ
ポレータ8を通過した空気の温度として検出するモード
センサ、3oはエンジンの冷却水の温度を検出する水温
センサであり、これらの出力信号はマルチプレクサ(M
PX)31を介して選択され、A/D変換器32を介し
てデジタル信号に変換すれてマイクロコンピュータ33
に入力される。
また、34は、バイパスドア21の開度を検出する開度
検出器、35はモードドア16.17゜18の位置を検
出する位置検出器、36はエアミックスドアlOの開度
を検出する開度検出器であり、これらの出力信号もマル
チプレクサ31、A/D変換器32を介してそれぞれマ
イクロコンピュータ33に入力される。
さらに、マイクロコンピュータ33には、操作パネル3
7、温度設定器38及び頭部温度設定器39からの出力
信号が入力される。
操作パネル37は、吹出モードをVENTモード、Bl
−Lモード、HEATモード、DI/HEATモード、
DEFモードにマニュアル設定するモードスイッチ40
a〜40e1前記冷房サイクルを稼動させるA/Cスイ
ッチ41、送風機7の回転速度を低速(FANl)、中
速(FAN2)、高速(FAN3)に切り換えるファン
スイッチ428〜42c、送風機等の空調機器のすべて
を自動制御するAUTOスイッチ43、空調機器の駆動
を停止させるOFFスイッチ44を備えている。
温度設定器38は、アップダウンスイッチ45a。
45bと、設定温度を表示する表示部46とから成り、
アップダウンスイッチ45a、45bの操作で表示部4
6に示される設定温度を所定の範囲で変えることができ
るようになっている。また、頭部温度設定器39は、例
えばダイヤル式のつまみ47を有して成り、予め設定さ
れた所定の範囲(COLD−WARM)で頭部設定温度
を変えることができるようになっている。尚、温度設定
器38や頭部温度設定器39としては、テンプレバーを
スライドさせる方式のものであっても差し支えない。
マイクロコンピュータ33は、図示しない中央処理装置
(CP U)、読出し専用メモリ (ROM)、ランダ
ムアクセスメモリ (RAM) 、入出力ボート(Il
o)等を持つそれ自体周知のもので、前述した各種入力
信号に基づいて、前記アクチエエータ6.11.19.
22、送風機7のモータにそれぞれ駆動回路48a〜4
8eを介して制御信号を出力し、各ドア5.10.16
.17.18゜21の駆動制御及びモータの回転制御を
行なう。
第4図において、前記マイクロコンピュータ33による
空調機器のメイン制御ルーチン例がフローチャートとし
て示され、マイクロコンピュータ33は、メインスイッ
チの投入によりステップ50からこのプログラムの実行
を開始し、ステップ52において前記各種信号を入力す
る。そして、次のステップ54において、車室内温度T
I、外気温TA、日射量’rs、設定温度’rsgyを
もとに、例えば(1)式により総合信号TIを演算する
Ts−KmT*+KmTa+Ks・Ts−に*tt・’
rsgt         ・・・(1)式但し、K 
Its K At K 1+ K 811は演算定数で
あり、T1が大きいほど車室内の冷房負荷が大きく、逆
に小さいほど車室内の暖房負荷が大きいことを表わす。
この総合信号T、が演算された後はステップ56へ進み
、頭部温度TlIh、日射量T、、頭部設定温度Tsg
ttl、をもとに例えば(2)式により頭部総合信号T
tを演算する。
Tz= a −’rlh+ b  Tg  CTstt
h  ・・・(21式但し、a、b、cは演算定数であ
り、T!が大きい値であるほど頭部付近の冷房を必要と
し、小さい値であるほど逆に暖房を必要とすることを示
す。
そして、次のステップ58においては、前記ステップ5
4で求めた総合信号T、に基づいて、例えば第5図に示
す予め設定された所定のパターンに基づいてエアミック
スドア10の開度を演算し、次のステップ60において
、車室内へ吹き出す空気の吹出空気温度T、をモードセ
ンサ29の出力値TI!と前記ステップで演算されたエ
アミックスドア10の開度θ1とに基づいて、例えば(
3)式により演算する。
T F = T t+β・θ、        ・・・
(3)式但し、βは演算定数である。
その後ステップ62へ進み、前記ステップ5日で演算さ
れた開度θ、の位置までエアミックスドア10を駆動制
御し、また次のステップ64において送風機7の回転速
度を総合信号T、の値に応じて制御する。
ステップ66においては、次のステップ68で行なわれ
る吹出モード制御に用いられる吹出モードの切替判定値
TFI”−TFeを、それぞれ頭部総合信号T2の値に
応じて補正する。具体的には、表1のように予め設定さ
れたT□乃至TFIlの値1゜〜t、にα・T、の補正
項を加えて補正を行なう。
表  1 但し、αは演算定数であり、T□乃至TrsはTFlか
らT□に向かうにつれて徐々に小さい値である。
この補正された切替判定値をもとに吹出モードが切替制
御された後は、ステップ70において吸入モードが設定
される。そして、ステップ70の後はステップ72へ進
み、冷風バイパスドア制御を行なう。この冷風バイパス
ドア制御は、以下に示す(4)式に基づき冷風バイパス
ドア21の開度θ。
を演算し、この演算された開度となるようにマイクロコ
ンピュータ33からの出力信号により駆動回路48d及
びアクチュエータ22を介して冷風バイパスドア21を
回動する。
’J−丁 θm=に*h(ΔTRh十下 ΔTRh dt)・・・
(4)式尚、ここでに、hは演算定数、ΔT、hは頭部
温度設定器39による頭部設定温度T”5athと頭部
温度検出器26による頭部温度TRhとの差である。こ
のステップ72の実行後はステップ74を介して他の制
御ルーチンへ移行するようになっている。
第6図において、前記メインルーチンの制御のうち、吹
出モード制御に関するサブルーチンが具体的に示され、
マイクロコンピュータ33は、このサブルーチンに入る
と、ステップ80において吹出モードの切替が、前記A
UTOスイッチ40を押す等して自動的に行なわれる状
態になっているか否かを判定し、AUTO状態であるこ
とが判定された場合にはステップ82へ進む。
ステップ82においては、エアミックスドア10の実際
の開度θ、がフルヒートに近い所定の値(例えば90〜
95%)より小さいか否かを判定し、小さい場合(A)
にはステップ84へ進み、このステップ84において設
定温度T、ア、が最大冷房を要求する最少値に設定され
ているか否かを判定する。このステップ84でT8.?
が最少値であることが判定された場合は、ステップ10
0へ進んで吹出モードをベント吹出口13のみを全開に
するVENTモードに固定し、最少値でないことが判定
された場合は、ステップ86へ進む。このステップ86
において、前記吹出空気温度T2が切替判定値T□、T
Ftより小さい場合には、ステップ88へ進んでTFが
切替判定値T、、、T、。
より小さいか否かを、このステップ88でTFが切替判
定値T、3.T、4より小さい場合には、ステップ90
へ進んでTrが切替判定値T、、、T、、より小さいか
否かを、このステップ90でT、が切替判定値TFSI
 TF&より小さい場合には、ステップ92へ進んでT
、が切替判定値T、、、T、、より小さいか否かをそれ
ぞれ判定する。そして、ステップ88でT、が切替判定
値TF3. TF4より大きい場合には、ステップ94
へ進んで、吹出モードをベント吹出口13からの吹出風
量とヒート吹出口14からの吹出風量との割合が例えば
3対7に設定されるBl−Lモード(Bl−L3)に、
T。
が切替判定値T、S、T、6より大きい場合には、ステ
ップ96へ進んで、吹出モードをベント吹出口13から
の吹出風量とヒート吹出口14からの吹出風量との割合
が例えば5対5に設定される81−Lモード(Bl−L
2)に、T、が切替判定値T、ワ。
TFeより大きい場合にはステップ98へ進み、吹出モ
ードをベント吹出口13からの吹出風量とヒート吹出口
14からの吹出風量との割合が例えば7対3に設定され
るBI−Lモード(Bl−Ll)に、T、が切替判定値
T、、、 T、11より小さい場合には、ステップ10
0へ進んでVENTモードにそれぞれ切り替える。
一方、ステップ82でエアミックスドア10の開度θ^
がフルヒートに近い所定値(90〜95z)より大きい
ことが判定された場合、及びステップ86でTFが切替
判定値T□、 ’rrzより大きいことが判定された場
合にはステップ102へ進み、暖房起動が完了した状態
であるか否かを例えばエンジンの冷却水が所定温度に達
したか否かをもって判定する。暖房起動が完了したか否
かを判定するのは、エンジンの始動初期においてはエン
ジンの冷却水が十分に温まっていないので、暖房制御を
制限するためである。そして、このステップ102にお
いて、暖房起動が完了していないことが判定された場合
にはステップ104へ進み、送風機7のモータへの印加
電圧BVSが所定値7以上であるか否かを判定する。暖
房起動が完了しておらず且つ風量が大きければ、足元か
ら大量の冷風が吹き出るので、足元への吹出風量を制限
する必要があるためステップ106以降の処理を行なう
ステップ106においては、前記水温センサ3゜が故障
であるか否かを判定し、故障であれば暖房起動が完了し
たか否ががわからないので、暖房状態を不確かに制限す
るよりは確実に暖房が行なえる状態にしておくためにス
テップ10Bへ進み、吹出モードをヒート吹出口14を
開口してベント吹出口13を閉鎖するHEATモードに
設定する。
尚、HEATモード時にあってもデフブリード量(デフ
ロスト吹出口12がら吹き出る風りは総風量の20%と
なっている。一方、水温センサ3゜が故障していなけれ
ばステップ110へ進み、水温T、1が外気温TAに基
づいて演算された所定値f(’ra)よりも大きいか否
がを判定し、水温T8が所定値よりも小さくまだ低い時
には足元から冷風を吹き出さないようにステップ112
へ進み、吹出モードをデフロスト吹出口12のみを全開
とするDEFモードに固定する。また、水温T、1が上
がってきた場合には、ステップ114へ進んで送風機7
が停止しているが否かを判定し、停止していれば足元へ
冷風が吹き出る虞れがないので、ステップ108へ進ん
で吹出モードをHEATモードに設定し、送風機7が駆
動している場合にはステップ116へ進み、例えば第7
図の所定のパターンに基づいて送風機7のモータへの印
加電圧E3vsから吹出モードを設定する。
ところで、ステップ102において暖房起動が完了した
ことが判定された場合、または、ステップ104におい
て送風機7のモータへの印加電圧Bvsが所定値γより
小さいことが判定された場合には、ステップ11Bへ進
んで外気温TAが所定温度(例えば−1O〜−5℃)よ
り低いか否かを判定し、TAがこの所定温度よりも高い
場合には、ステップ108へ進んで吹出モードをHEA
Tモードに設定する。一方、TAが所定温度より低い場
合には、窓ガラスの曇りを防止するためにデフ。
ロスト吹出口12からも空気を窓ガラスに沿って供給す
る必要があり、以下の処理がなされる。
先ず、ステップ120において、エアミックスドアlO
の実際の開度θ^が、ある程度大きな暖房能力が得られ
る所定の開度(例えば80〜9oχ)より大きいか否か
を判定する。θ、がこの所定開度よりフルヒート側にあ
ればステップ122へ、フルクール側にあればステップ
124へそれぞれ進む。ステップ122,124におい
ては、頭部温度Tlhが所定温度(例えば28℃〜30
’C)より大きいか否かを判定し、ステップ122にお
いてT*hが所定温度より大きい場合には、デフロスト
吹出口12から吹き出る温風を最小にするためにステッ
プ10Bへ進んで吹出モードをHEATモードに設定し
、TRhが所定温度より小さい場合にはステップ126
へ進み、デフブリード量を例えば35%のように小さく
設定したDEF/IIEATモード(DEF/HEAT
I)に切り替える。ステップ124においてTRhが所
定温度より大きい場合には、エアミックスドアの開度が
所定値(80%〜90%)以下であることから、デフブ
リード量を幾分多くしても頭部が暖かくならないので、
ステップ128へ進みデフブリード量を例えば50%に
設定したDEF/HEATモード(D[!F/HB^T
2)に切り替え、TRhが所定温度よりも小さい場合は
、ステップ130へ進んで日射量に関するセンサ値Ts
cを元に日射補正を行なう。即ち、Tscが所定値Ts
++ Tszよりも小さい場合を考えると、この場合に
は日射量が小さいことに加えてエアミックスドア10の
開度も所定開度以下であり吹出温度が低い。このような
ときにデフロスト吹出12から送風量を多くすると、窓
ガラスで吹出温がさらに冷やされ、頭部温度が快適温度
を下回ってしまう。そこで、この場合にはステップ11
2へ進み、デフブリード量が小さいDEF/HEATI
に切り替える。逆に、日射量が多い場合には、日射によ
る過度の温熱感をデフブリード量を多くすることで打ち
消すことができるので、デフブリード量が多いDEF/
HEAT2に切伶替える。尚、T、hの変化がエアミッ
クスドア10の開度変化にも関連しているので、ステッ
プ124のT、hによる判定は省略しても差し支えない
尚、以上までのセンサが吹出モードの自動切替制御であ
るが、モードスイッチ403〜40eが押された場合に
は今まで行なわれていた自動切替センサからマニュアル
切替センサに移る。この場合にはステップ80からステ
ップ132〜140へ進み、どのモードスイッチ40a
〜40eが押されたか否かを判別し、DEFモードが選
択されている場合にはステップ112へ、DE!F/H
EA↑モードが選択されている場合にはステップ126
へ、HEATモードが選択されている場合にはステップ
108へ、BT−Lモードが選択されている場合にはス
テップ96へ、VENTモードが選択されている場合に
はステップ100へそれぞれ進む。
また、マニュアル切替制御はALJTOスイッチ43の
操作で再び自動切替制御に切り替えられる。
したがって、このような制御によれば、吹出モードの切
替が頭部総合信号T2で補正された切替判定値TF1〜
’T”rsで行なわれるので、日射量が大きく頭部温度
が高くなるほど、また頭部設定温度をC0LD側へ動か
すほど、切替判定値TFI−TF11が全体的に大きく
なり、VENTモードへの切替が早くなる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、頭部温度が頭部
設定温度になるように、吹出モー゛ドの切替制御が少な
くとも頭部温度と頭部設定温度とに基づいて補正された
切替判定値をもとに行なわれるので、頭部温度が吹出モ
ードの切替制御に直接加味される分より確実な吹出モー
ド制御が行なえると共に、頭部設定温度の変更で乗員そ
れぞれの体感に合った切替制御が実現できるものである
このため、例えばパイレベルモードのベント吹出口から
吹き出る風量とヒート吹出口から吹き出る風量との割合
が多段階に切り替える場合には、頭部の日射等による温
度上昇に伴いベント吹出口から吹き出る風量割合を大き
くして頭部への冷風の供給量を増やすように補正するこ
とができ、頭部フィーリングの向上が図れるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明を示す機能ブロック図、第2図は第
2の発明を示す機能ブロック図、第3図はこの発明にお
ける車両用空調制御装置の実施例を示す構成図、第4図
は同上におけるマイクロコンピュータによるメイン制御
ルーヂン例を示すフローチャート、第5図はエアミック
スドアの開度特性を示す特性線図、第6図は吹出モード
制御のサブルーチンの例を示すフローチャート、第7図
は送風機への印加電圧Bvsと吹出モードとの関係を示
す特性線図である。 16.17.18・・・モードドア、25・・・車室内
温度センサ、26・・・頭部温度センサ、29・・・モ
ードセンサ、38・・・温度設定器、39・、。 頭部温度設定器、200・・・モード制御値演算手段、
300・・・補正手段、400..800・・・吹出モ
ード選択手段、500・・・駆動制御手段、600・・
・エアミックスドア開度演算手段、700・・・吹出空
気温度演算手段。 特 許 出 願 人   ヂーゼル機器株式会社第5 図 第 図 V5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 車室内の代表温度を検出する車室内温度センサと
    、 車室内の頭部温度を検出する頭部温度センサと、車室内
    の設定温度を設定する温度設定器と、車室内の頭部設定
    温度を設定する頭部温度設定器と、 吹出方向の異なる複数の吹出口に設けられ、吹出モード
    を切り替えるモードドアと、 少なくとも前記車室内温度と前記設定温度とに基づいて
    吹出モードの制御に関与するモード制御値を演算するモ
    ード制御値演算手段と、 少なくとも前記頭部温度と前記頭部設定温度とに基づい
    て、吹出モードの切替判定値を前記頭部設定温度に対す
    る前記頭部温度の偏差がなくなるように補正する補正手
    段と、 この補正手段で補正された吹出モードの切替判定値をも
    とにして前記モード制御値から吹出モードを選択する吹
    出モード選択手段と、 この吹出モード選択手段の選択結果に応じて前記モード
    ドアを駆動制御する駆動制御手段とを具備することを特
    徴とする車両用空調制御装置。
  2. 2. 車室内の代表温度を検出する車室内温度センサと
    、 車室内の頭部温度を検出する頭部温度センサと、車室内
    の設定温度を設定する温度設定器と、車室内の頭部設定
    温度を設定する頭部温度設定器と、 吹出方向の異なる複数の吹出口に設けられ、吹出モード
    を切り替えるモードドアと、 少なくとも前記車室内温度と前記設定温度とに基づいて
    エアミックスドアの開度演算するエアミックスドア開度
    演算手段と、 エバポレータによる冷却能力を検出するモードセンサと
    、 前記エアミックスドアの開度と前記モードセンサの出力
    とに基づいて車室内に吹き出す空気の温度を演算する吹
    出空気温度演算手段と、 少なくとも前記頭部温度と前記頭部設定温度とに基づい
    て、吹出モードの切替判定値を前記頭部設定温度に対す
    る前記頭部温度の偏差がなくなるように補正する補正手
    段と、 この補正手段で補正された吹出モードの切替判定値をも
    とにして前記吹出空気温度演算手段で演算された吹出空
    気温度に応じて吹出モードを選択する吹出モード選択手
    段と、 この吹出モード選択手段の選択結果に応じて前記モード
    ドアを駆動制御する駆動制御手段とを具備することを特
    徴とする車両用空調制御装置。
JP63278944A 1988-11-04 1988-11-04 車両用空調制御装置 Pending JPH02127117A (ja)

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