JPH02126592A - 薄膜el素子 - Google Patents

薄膜el素子

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JPH02126592A
JPH02126592A JP63278732A JP27873288A JPH02126592A JP H02126592 A JPH02126592 A JP H02126592A JP 63278732 A JP63278732 A JP 63278732A JP 27873288 A JP27873288 A JP 27873288A JP H02126592 A JPH02126592 A JP H02126592A
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JP
Japan
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layer
voltage
amorphous silicon
nitrogen
hydrogenated amorphous
Prior art date
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Pending
Application number
JP63278732A
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English (en)
Inventor
Makoto Fujikura
誠 藤倉
Yasuo Tsuruoka
恭生 鶴岡
Akinori Sato
昭典 佐藤
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、窒素を含む水素化アモルファスシリコンから
なる光導電層を有する薄膜EL素子に関する。
〔従来の技術〕
従来、導電膜、絶録層2発光層、絶縁層、水素化アモル
ファスシリコンからなる光導電層及び導電膜/i−順次
積層し、場合により、さらに光導電層と導電膜の間に絶
縁Rりを設けてなる薄膜E T、素子が、印加電圧と発
光ll111度の間におけるヒステリシス特性を有し、
メモリ機能を持つことが知られている〔アイ・イー・イ
ー・イー 1−ランザクションズ オンエレクトロン 
デバイシイズ(IEEErRANsAcTION ON
 ELトCTR0N DEVICES) E D−33
さ。
8号(1986年8月)〕。この薄膜E L素子におい
て水素化アモルファスシリコンは、発光層からの発光を
受は専電牢変調を起こす光導電層として1表能している
また、上記薄膜EL素子の水素化アモルファスシリコン
からなる光導電層を炭素を含む水素化アモルファスシリ
コンからなりn+nn44を造を(Tするものとした薄
膜EL素子に1 k Hzの交流を印加したとき、該素
子が205Vから230Vにわたって約25Vの発光輝
度のヒステリシス特性を示すことが報告されている〔ア
プライド・フイジクス畳しターズ(Applied P
hysics Letters)第50巻(1987年
)1203〜1205頁〕。
光導電層としてCdSを用いる上記と同様の薄膜EL素
子も知られているが、このようなものに比し、光導電層
として水素化アモルファスシリコンを含む薄膜EL素子
は、光に対する応答速度が著しく速く、注目されている
〔発明が解決しようとする課厘〕
しかし、前記したような炭素を含む又は含まない水素化
アモルファスシリコンを先導mfMとした薄膜EL素子
は、印加電圧と発光輝度の間のヒステリシス幅が今一つ
広くなく、ヒステリシスの経時変化が大きいという問題
があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、透明導電膜(以下、「第1の導電膜」という
)2発光層、光遵電層及び導電膜(以下、「第2の導電
膜」という)を順次積層し、これらの層間のうち少なく
とも一つの層間に絶縁層を設けてなる薄膜EL素子にお
いて、光導電層を窒素を含む水素化アモルファスシリコ
ン層としてなる薄膜EL素子に関する。
本発明に係る薄膜■EL素子は、適当な基材の上に形成
される。基材としてはガラス板等が使用される。
第1の導電膜は、SnO,、I n20.、インジウム
スズオキサイド(ITO)等からなり、真空蒸若法、ス
パッタ法、 CV D (ChemicalVapor
 Deposition)法、プラズマCVD法等によ
って形成される。
発光層は、Mn、Tb、F等を含んでいてもよいZnS
の層などからなり、真空蒸看法、スパッタ法、 MOC
VD (Metal Organic CVD)法。
A L E (Atomic Layer Epita
xy)法等で形成される。
本発明における窒素を含む水素化アモルファスシリコン
層は、窒素(r”yz)、アンモニア等の窒素源ガスの
存在下に、モノシラン(S i H,、) 、ジシラン
(Si、H,)等を用いるプラズマCVD法。
窒素源ガス及び水素の雰囲気中でSiターゲットを用い
る反応性スパッタリング法等によって形成される。特に
窒素源ガスは窒素(N2)であることが好ましい。窒素
を含む水素化アモルファスシリコン層は、必要に応じて
炭素を含んでいてもよく、リン等の周期律表第■凡の金
属、ホウ素等の周期律表第111aの金属等のドーパン
I・を含んでいてもよい。このためには、上記プラズマ
CVD法において、モノシラン、ジシラン等及び窒素源
ガス以外に必要に応じて、メタン等の炭素源ガス。
ホスフィン、ジボラン等のドーパントガスが用いられる
。上記プラズマCVD法において、水素(FI2)、ヘ
リウム・アルゴン等のキャリアガスを用いてもよい。
窒素を含む水素化アモルファスシリコン層は、窒素を0
.05〜5原子%含むものが好ましい。
また、Siに対して水素を0.5〜40J*子%含むも
のが好ましく、特に5〜20原子%含むものが好ましい
この窒素を含む水素化アモルファスシリコン層は厚さが
0.4〜3μmであることが好ましい。
第2の4電肘1は、第1の導電膜と同様のものでもよく
、アルミニウム、クロム、金等からなるものであっても
よい。
前1?己絶帛六層(ま、T3□04 + Y20J I
 S r 3 N4 + AQ201等からなり、これ
らに層に5in2のJi5を組合わせてもよい。これら
の層の形成方法は、第1の導電膜の形成方法と同様であ
る。
本発明において、前記第1の導電膜と前記発光fHtj
の間の絶縁層を第1の絶縁層と、前記発光層と1’+i
j記窒素を含む水素化アモルファスシリコン層の間の絶
縁層を第2の絶縁Vjと及び前記窒素を含む水素化アモ
ルファスシリコン層と第2の導電膜の間の絶縁層を第3
の絶縁層という。第1、第2及び第3の寒色縁層のうち
少なくとも一つの字色B 層はE■、素子として機能さ
せろために必要である。また、これらの才色金未層のう
ち少なくとも二つの糸色%h層があれば、特に、第1及
び第2の絶縁層があれば、薄膜EL素子の発光効率を良
くすることができる。第2の絶g層は前記発光層と前記
窒素を含む水素化アモルファスシリコン層の接触による
発光層の機能低下を防止する上で好ましい。第1、第2
及び第3の絶縁層をすべて使用する場合、第2の絶縁層
を薄くすることができる。
本発明に係る覆膜EL素子は、第1の導電膜。
第1の絶縁層2発光層、第2の絶縁層、窒素を含む水素
化アモルファスシリコン層、第3の111層及び第2の
導電膜が、この順序で又はこの逆の順序で、基材上に順
次形成して作製される。ただし。
第1、第2及び第3の絶縁層はこれらのうち少なくとも
一つが接層される。
本発明を図面を用いて説明する。第1図は本発明に係る
薄膜EL素子の一例を示す断面図であり。
基材1の上に第1の透明′PA電膜(透明電極)2゜第
1の絶縁層32発光層4.第2の絶縁層5.窒素を含む
水素化アモルファスシリコン層6及び第2の導電膜(背
面電極)7が順次積層されており、第1の導電膜2と第
2の導電膜7が交流電源8に導線によって連結されてい
る。なお、第1図において第1の導電膜と第2の導電膜
はそれぞれストライプ状であってもよい。
本発明に係る薄膜E L J l−は、例えば、発光ス
レショルド電圧より低く、消去スレショル1−′社圧よ
り高い維持7ti圧を印加しておき、−度、発光スレシ
ョルド電圧以上の電圧を印加して発光させ[しば、その
後は、上記維持電圧の印加によって発光を持?売させる
ことができる。
なお、本発明に係る薄膜EL素子は、第2の導電膜自体
又は第2の導電II莫の外側を不透明にするのが好まし
い。第2の導電膜の外側を不透明にするには、第2の導
電膜にさらに不透明な遮閉層を設けてもよく、薄膜EL
素了の使用時に第2の・、ラミ膜の外側を遮光してもよ
い。
〔作用〕
本発明において、光導電1層として窒素を含む水素化ア
モルファスシリコン層を使用することによって所期の目
的を達成することができる。
本発明に係る簿11免EL素pに、所定の2流電圧を印
加した時、第1の絶縁層9発光層、第2の絶縁層及び窒
素を含む水素化アモルファスシリコン1げのそれぞれに
は、それぞれのキャパシタンスに由来のインピーダンス
に応じて、電圧が配分されるが、窒素を含む水素化アモ
ルファスシリコン層は特定の電圧(V□)を越えては、
大幅な電圧上昇は無いという特徴を持っている。
すなわち、第1図に示す薄膜EL素子から、第1の絶縁
層2発光形及び第2の絶縁層を除いた、窒素を含む水素
化アモルファスシリコンを第1の導電膜と第2の導電膜
ではさんだ横進の素子は、暗所において第2図(a)に
示すような電圧・電流特性を持っている。このようにあ
る特定の電圧(VT )を越えると、電圧は余り変らず
、その−方電流は急激に増大する。なお印加される電圧
の正・負両方向にこの様な現象が現られる。特定の電圧
(VT)は窒素の含有量や膜厚にも依存する。
具体的には窒素量が多いほど、大きな値になり。
膜厚が厚いほど大きな値になる。一方、本発明に係る窒
素を含む水素化アモルファスシリコン層には光導電性が
あり、光照射により特定の電圧(Vア)が小さくなると
いう特徴もある。上記の素子に白色光5000ルツクス
を照射すると、例えば第2図(b)のように光照射下の
特定の電圧(v’r’)は極めて小さく、これをほぼ0
■に近くすることができる。これら光照射による特定の
電圧の変化は白色光のみでなく分光された光であっても
必要な光−r−エネルギーと照射強攻を持っていれば起
るものである。なお、これら光照射による特定の電圧の
変化(ΔV、=VアーVT’)は、多少の遅れ時間はあ
っても光照射している時にだけ起るものである。
実際の薄膜E L素子では、窒素を含む水素化アモルフ
ァスシリコン層の光照射による特定の電圧の変化(ΔV
ア)分は、窒素を含む水素化アモルファスシリコン層以
外の第1の絶縁層2発光層。
第2の絶縁層にかかる電圧の増大として作用する。
すなわち特定の電圧の変化(ΔVT)は、窒素を含む水
素化アモルファスシリコンを光導電層とする薄膜EL素
子の印加電圧と発光輝度の間のヒステリシス幅(電圧幅
)と対応していると思わ1しる。
したがって、ヒステリシス幅を大きくするためには、光
照射していない時の特定の電圧(vr)が大きいことが
好ましいが、おのずから限界がある。すなわち、窒素量
が多いほど特定の電圧(VT)は大きくなるが、窒素量
が多くなると光導電性が低下する傾向があるため、必ず
しも特定の電圧の変化分(ΔVT)は大きくならない。
このようなことから窒素を含む水素化アモルファスシリ
コン層中の窒素量は0.05〜5原子%が好ましい。
また膜厚についても、膜厚が厚いほど特定の電圧(VT
 )は大きくなるが、窒素を含む水素化アモルファスシ
リコンmにかかる電圧が大きくなり、薄膜EL素子全体
にかかる電圧も実用の範囲を越えて増大してしまうので
、ここにも限度がある。
このようなことがら膜厚は0.4〜3μm が好ましい
上記の作用は従来の窒素を含まない水素化アモルファス
シリコン及び炭素を含む水素化アモルファスシリコンで
も認められるものではあるが1本発明における窒素を含
む水素化アモルファスシリコンでは特定の電圧(vr 
)及び特定の電圧の変化(ΔvT)とも従来の光導電層
に比べて大きいことと経時変化が小さいことに特徴があ
る。
なぜこのような差が出るのか1本発明t′らはその理由
をまだ十分に知らないが、シリコンや炭素などは周期律
表第■族元素であり、窒素は第■族元素であり、その結
合様式の違いよるものと推察される。
実施例 第1図に示すような構造の薄膜EL素fを作成した。
1、(1才としてのコーニング社67059ガラス(l
 OOX 75ngn2.厚さ1.1mm)上に■ゴO
膜を反応性スパッタ法で形成し、これをエツチングして
第1の導電膜2としてのストライブ状ITO透明電唖(
膜厚0.2μm、 輻0.15mn、 電極間開”+ 
0 、1 nn+ ) 320本を形成した。この上に
、第1の絶n層3としてS i O,膜及びTa2O,
膜を順次スパッタ法で0.3μm の厚さに形成し、さ
らに、発光層11として真空蒸着法でZ n S : 
M n層0.5μIn 及び第2のM %i R5とし
てスパッタ法でTa2O,層を0.3μm を積層した
。次いで、窒素ガスの存在下、モノシランガスを原料と
するプラズマCVD法で窒素を含む水素化アモルファス
シリコン層6(窒素含量3原子%、Siと窒素の総量に
対する水素含量15原子%)を1.0μmの厚さで形成
した。最後に、真空蒸着法でAQ層を形成し、エツチン
グして第2の導電膜8としてのストライプ状AQの背面
電極(膜厚0.2μm。
幅0.15on、電極間隔0.1mm)を200本、I
TO透明電極と直交するように形成し、薄膜EL素子(
試料A)を作製した。
比較例 実施例において窒素ガスを用いないで、窒素を含まない
アモルファスシリコン層を形成したこと以外は実施例に
準じて薄膜EL素子(試料B)を作製した。
試料A及び試料Bそれぞれに、第1図に示すように交流
電源8を連結し、交流(1kHz)電圧を印加し、電圧
−発光輝度特性を調べた。
初期において試料Aのヒステリシス特性(ヒステリシス
幅)は、印加電圧200v前後で35Vであったが、試
料I3は、25 Vであった。
また、試料Aと試料Bについて500時間発光後、特性
を調べたところ、試料Aは90%以上の絵素で初期と同
様のヒステリシス特性を示したが、試料■3では60%
の絵素でヒステリシス幅が20V以下に減少した。
〔発明の効果〕 本発明に係る薄膜EL素子は印加電圧と、発光輝度の間
にヒステリシス特性(ヒステリシス幅)が広い。また、
ヒステリシスの経時変化が小さく、特性が安定している
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る薄膜EL素子の一例を示す断面図
及び第2図は窒素を含む水素化アモルファスシリコンの
電圧・電流特性を示すグラフである。 1・・・基材、2・・・第1の導電膜、3・・・第1の
絶嫁層、4・・・発光層、5・・・第2の絶縁膜、6・
・・窒素を含む水素化アモルファスシリコン層、7・・
・第2の導電膜、8・・・交流電源。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.透明導電膜,発光層,光導電層及び導電膜を順次
    積層し、これらの層間のうち少なくとも一つの層間に絶
    縁層を設けてなる薄膜EL素子において、光導電層を窒
    素を含む水素化アモルフアスシリコン層としてなる薄膜
    EL素子。
  2.  2.窒素を含む水素化アモルフアスシリコン層が、窒
    素を0.05〜5原子%含むものである請求項1に記載
    の薄膜EL素子。
  3.  3.窒素を含む水素化アモルフアスシリコン層が、窒
    素源として窒素ガスを用いて形成されてなるものである
    請求項1に記載の薄膜EL素子。
JP63278732A 1988-11-04 1988-11-04 薄膜el素子 Pending JPH02126592A (ja)

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