JPH02125916A - 2サイクル内燃機関 - Google Patents
2サイクル内燃機関Info
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- JPH02125916A JPH02125916A JP27932088A JP27932088A JPH02125916A JP H02125916 A JPH02125916 A JP H02125916A JP 27932088 A JP27932088 A JP 27932088A JP 27932088 A JP27932088 A JP 27932088A JP H02125916 A JPH02125916 A JP H02125916A
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- Japan
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- valve
- air
- exhaust valve
- wall surface
- air supply
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- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 abstract description 9
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2サイクル内燃機関に関する。
シリンダヘッドに吸気弁および排気弁を設け、吸気弁と
排気弁間に位置するシリンダヘッド内壁面上に点火栓を
配置し、排気弁側に位置する吸気ポート出口部内壁面上
に吸気弁ステムに向けて突出する吸入空気偏向壁を設け
、この吸入空気偏向壁により吸入空気の流れ方向を点火
栓から遠ざかる方向に偏向させて吸入空気流中に噴射さ
れた燃料をできるだけ点火栓に付着させないようにした
内燃機関が公知である(実開昭58−20356号公報
参照)。この内燃機関では吸入空気偏向壁が吸気ポート
出口部内壁面から吸気ポート出口部内壁面と吸気弁ステ
ムとの中間位置まで延びている。
排気弁間に位置するシリンダヘッド内壁面上に点火栓を
配置し、排気弁側に位置する吸気ポート出口部内壁面上
に吸気弁ステムに向けて突出する吸入空気偏向壁を設け
、この吸入空気偏向壁により吸入空気の流れ方向を点火
栓から遠ざかる方向に偏向させて吸入空気流中に噴射さ
れた燃料をできるだけ点火栓に付着させないようにした
内燃機関が公知である(実開昭58−20356号公報
参照)。この内燃機関では吸入空気偏向壁が吸気ポート
出口部内壁面から吸気ポート出口部内壁面と吸気弁ステ
ムとの中間位置まで延びている。
ところで給気弁および排気弁をシリンダヘッドに設けた
2サイクル内燃機関において良好な掃気作用を確保する
ためには強力なループ掃気を行う必要があり、そのため
には給気ポートから流入する全新気を給気弁下方のシリ
ンダ内壁面に沿って下降せしめる必要がある。この場合
上述の実開昭58−20356号公報に記載された偏向
壁を2サイクル内燃機関の給気ポートに適用すると給気
ポートから流入する新気の一部を給気弁下方のシリンダ
内壁面の方向に偏向せしめることができる。しかしなが
らこの偏向壁は給気ポート出口部内壁面から給気ポート
出口部内壁面と給気弁ステムとの中間位置までしか延び
ていないので偏向壁と給気弁ステム間を通る新気流が排
気弁側の給気弁かさ部背面により案内されて排気弁側の
給気弁開口から燃焼室内に流入する。従って全新気を給
気弁下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめることが
できないので強力なループ掃気を得ることができないと
いう問題がある。
2サイクル内燃機関において良好な掃気作用を確保する
ためには強力なループ掃気を行う必要があり、そのため
には給気ポートから流入する全新気を給気弁下方のシリ
ンダ内壁面に沿って下降せしめる必要がある。この場合
上述の実開昭58−20356号公報に記載された偏向
壁を2サイクル内燃機関の給気ポートに適用すると給気
ポートから流入する新気の一部を給気弁下方のシリンダ
内壁面の方向に偏向せしめることができる。しかしなが
らこの偏向壁は給気ポート出口部内壁面から給気ポート
出口部内壁面と給気弁ステムとの中間位置までしか延び
ていないので偏向壁と給気弁ステム間を通る新気流が排
気弁側の給気弁かさ部背面により案内されて排気弁側の
給気弁開口から燃焼室内に流入する。従って全新気を給
気弁下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめることが
できないので強力なループ掃気を得ることができないと
いう問題がある。
上記問題点を解決するために本発明によればシリンダヘ
ッドに給気弁および排気弁を有する2サイクル内燃機関
において、排気左側の給気ポート出口部内壁面上にこの
給気ポート出口部内壁面から排気弁と反対方向に向けて
給気弁ステムまで延びる新気ガイド壁を形成し、この新
気ガイド壁の(3〉 先端縁が給排気弁を結ぶ線に対してほぼ直角方向に給気
ポート出口部の直径にほぼ沿って延びており、更に新気
ガイド壁の少なくとも先端領域が排気弁と反対側に形成
される給気弁の開口に向けて延びている。
ッドに給気弁および排気弁を有する2サイクル内燃機関
において、排気左側の給気ポート出口部内壁面上にこの
給気ポート出口部内壁面から排気弁と反対方向に向けて
給気弁ステムまで延びる新気ガイド壁を形成し、この新
気ガイド壁の(3〉 先端縁が給排気弁を結ぶ線に対してほぼ直角方向に給気
ポート出口部の直径にほぼ沿って延びており、更に新気
ガイド壁の少なくとも先端領域が排気弁と反対側に形成
される給気弁の開口に向けて延びている。
新気ガイド壁が給気弁ステムまで延びているので排気弁
側の給気弁開口は新気ガイド壁により覆われる形となり
、新気は排気弁側の給気弁開口を通って燃焼室内にほと
んど流入しなくなる。更に新気ガイド壁の少なくとも先
端領域が排気弁と反対側の給気弁開口に向けて延びてい
るので新気は新気ガイド壁により案内されて排気弁と反
対側の給気弁開口から燃焼室内に流入しやすくなる。そ
の結果、給気ポートから燃焼室内に流入するほぼ全新気
が給気弁下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめられ
る。
側の給気弁開口は新気ガイド壁により覆われる形となり
、新気は排気弁側の給気弁開口を通って燃焼室内にほと
んど流入しなくなる。更に新気ガイド壁の少なくとも先
端領域が排気弁と反対側の給気弁開口に向けて延びてい
るので新気は新気ガイド壁により案内されて排気弁と反
対側の給気弁開口から燃焼室内に流入しやすくなる。そ
の結果、給気ポートから燃焼室内に流入するほぼ全新気
が給気弁下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめられ
る。
第1図、第2図ふよび第3図を参照すると、1はシリン
ダブロック、2はシリンダブロック1内で往復動するピ
ストン、3はシリンダブロック1上に固締されたシリン
ダヘッド、4はピストン2の頂面とシリンダヘッド内壁
面3a間に形成された燃焼室、5はシリンダヘッド内壁
面3aの中央部に配置された点火栓を夫々示す。第1図
および第4図かられかるようにシリンダヘッド内壁面3
aはペントルーフ形状をなす。シリンダヘッド内壁面3
a上には一対の給気弁6と一対の排気弁7が配置され、
シリンダヘッド3内には各給気弁6に対して夫々給気ポ
ート8が、各排気弁7に対して夫々排気ポート9が形成
される。第2図に示されるように各給気ポート8は機関
駆動の機械式過給機lOおよびスロットル弁11を介し
て図示しないエアクリーナに接続される。一方、第2図
および第3図に示されるように一対の給気弁6間に位置
するシリンダヘッド内壁面3a上には圧縮空気によって
燃料を噴射する、いわゆるエアブラスト弁12が配置さ
れる。このエアブラスト弁12は圧縮空気通路13と、
アクチュエータ14により駆動されてノズル口15の開
閉制御を行う開閉弁16と、圧縮空気通路13から分岐
された圧縮空気通路17と、圧縮空気通路17内に向け
て燃料を噴射する燃料噴射弁18とを具備する。
ダブロック、2はシリンダブロック1内で往復動するピ
ストン、3はシリンダブロック1上に固締されたシリン
ダヘッド、4はピストン2の頂面とシリンダヘッド内壁
面3a間に形成された燃焼室、5はシリンダヘッド内壁
面3aの中央部に配置された点火栓を夫々示す。第1図
および第4図かられかるようにシリンダヘッド内壁面3
aはペントルーフ形状をなす。シリンダヘッド内壁面3
a上には一対の給気弁6と一対の排気弁7が配置され、
シリンダヘッド3内には各給気弁6に対して夫々給気ポ
ート8が、各排気弁7に対して夫々排気ポート9が形成
される。第2図に示されるように各給気ポート8は機関
駆動の機械式過給機lOおよびスロットル弁11を介し
て図示しないエアクリーナに接続される。一方、第2図
および第3図に示されるように一対の給気弁6間に位置
するシリンダヘッド内壁面3a上には圧縮空気によって
燃料を噴射する、いわゆるエアブラスト弁12が配置さ
れる。このエアブラスト弁12は圧縮空気通路13と、
アクチュエータ14により駆動されてノズル口15の開
閉制御を行う開閉弁16と、圧縮空気通路13から分岐
された圧縮空気通路17と、圧縮空気通路17内に向け
て燃料を噴射する燃料噴射弁18とを具備する。
圧縮空気通路17は機関駆動の圧縮空気供給ポンプ19
に連結されており、従って圧縮空気通路13゜17は常
時圧縮空気で満たされている。
に連結されており、従って圧縮空気通路13゜17は常
時圧縮空気で満たされている。
第5図に給気弁6および排気弁7の開弁時期、燃料噴射
弁18の噴射時期およびエアブラスト弁12の開弁時期
を示す。第5図に示されるように第1図に示す実施例で
は排気弁7が給気弁6よりも先に開弁し、先に開弁する
。また、燃料噴射弁18からは下死点BDC前に圧縮空
気通路17内に向けて燃料が噴射され、排気弁7が閉弁
した後に開閉弁16、即ちエアブラスト弁I2が開弁せ
しめられる。開閉弁16、即ちエアブラスト弁12が開
弁すると圧縮空気と共に噴射燃料がノズル15から燃焼
室4内に噴射される。このように排気弁7が閉弁した後
に燃料がエアブラスト弁12から燃焼室4内に噴射され
るので燃料が排気ポート9内に吹き抜けることがない。
弁18の噴射時期およびエアブラスト弁12の開弁時期
を示す。第5図に示されるように第1図に示す実施例で
は排気弁7が給気弁6よりも先に開弁し、先に開弁する
。また、燃料噴射弁18からは下死点BDC前に圧縮空
気通路17内に向けて燃料が噴射され、排気弁7が閉弁
した後に開閉弁16、即ちエアブラスト弁I2が開弁せ
しめられる。開閉弁16、即ちエアブラスト弁12が開
弁すると圧縮空気と共に噴射燃料がノズル15から燃焼
室4内に噴射される。このように排気弁7が閉弁した後
に燃料がエアブラスト弁12から燃焼室4内に噴射され
るので燃料が排気ポート9内に吹き抜けることがない。
一方、第1図から第3図を参照すると排気弁7側の給気
ボート出口部8a内壁面上には給気ボート出口部8a内
壁面から給気弁ステム6aまで延びる突出部20が一体
形成される。第1図から第3図に示す実施例では突出部
20の先端縁21は隣接する給気弁6および排気弁7を
結ぶ線に対して直角方向に給気ポート出口部8aの直径
に沿って延びている。即ち、突出部20の先端縁21は
給気弁ステム6aの軸線を通る直線に沿って延びており
、更にこの突出部20の先端縁21は第3図に示すよう
に給気弁ステム6aの周りでは給気弁ステム6aかられ
ずかな間隔を隔てて給気弁ステム6aの外周面に沿って
円弧状に延びている。
ボート出口部8a内壁面上には給気ボート出口部8a内
壁面から給気弁ステム6aまで延びる突出部20が一体
形成される。第1図から第3図に示す実施例では突出部
20の先端縁21は隣接する給気弁6および排気弁7を
結ぶ線に対して直角方向に給気ポート出口部8aの直径
に沿って延びている。即ち、突出部20の先端縁21は
給気弁ステム6aの軸線を通る直線に沿って延びており
、更にこの突出部20の先端縁21は第3図に示すよう
に給気弁ステム6aの周りでは給気弁ステム6aかられ
ずかな間隔を隔てて給気弁ステム6aの外周面に沿って
円弧状に延びている。
第1図に示すように突出部20の下壁面22は給気弁6
が開弁したときに給気弁6と接触しないように給気弁6
の弁座23の上端部から給気弁ステム6aの軸線に対し
て直角方向に延びている。
が開弁したときに給気弁6と接触しないように給気弁6
の弁座23の上端部から給気弁ステム6aの軸線に対し
て直角方向に延びている。
方、突出部20の上壁面24は給気ポート出口部8aの
内壁面から突出部20の先端縁21に向けて給気弁ステ
ム6aの軸線に対して斜めに延びている。この突出部2
0の上壁面24は新気を案内するために設けられており
、従って以下この突出部20の土壁面24を新気ガイド
壁と称する。第1図に示すようにこの新気ガイド壁24
はほぼ平面状をなして排気弁7と反対側の給気弁6の開
口に向けて延びている。
内壁面から突出部20の先端縁21に向けて給気弁ステ
ム6aの軸線に対して斜めに延びている。この突出部2
0の上壁面24は新気を案内するために設けられており
、従って以下この突出部20の土壁面24を新気ガイド
壁と称する。第1図に示すようにこの新気ガイド壁24
はほぼ平面状をなして排気弁7と反対側の給気弁6の開
口に向けて延びている。
機関運転時に排気弁7が開弁すると燃焼室4内の既燃ガ
スが急激に排気ポート9内に排出され、燃焼室4内の圧
力が急激に低下する。次いで給気弁6が開弁すると新気
が給気ボート8から燃焼室4内に流入する。このとき第
1図において矢印Aで示すように給気ボート8の下壁面
に沿って流れる新気は排気弁7と反対側の給気弁6の開
口を通って燃焼室4内に流入し、次いで給気弁6下方の
シリンダ内壁面に沿って下降する。一方、このとき第1
図において矢印Bで示すように給気ボート8の上壁面に
沿って流れる新気は新気ガイド壁24により案内されて
新気ガイド壁24に沿って排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて流れ、次いで排気弁7と反対側の給気弁
6のかさ部背面により案内されて排気弁7と反対側の給
気弁6の開口から燃焼室4内に流入し、次いで給気弁6
下方のシリンダ内壁面に沿って下降する。即ち、排気弁
7側に位置する給気弁6のかさ部背面のほぼ半分が突出
部20により覆われた形となっているので排気弁7側に
位置する給気弁6のかさ部背面により案内されて排気弁
7側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入する新気流
はほとんど存在しない。更に、矢印Bで示すように新気
ガイド壁24により案内された新気流は慣性力によって
排気弁7と反対側の給気弁6の開口に向かうのでこの新
気流Bが排気弁7側の給気弁6の開口から燃焼室4内に
流入することもない。更に、この新気流Bが他の新気流
に対して遮断壁を形成し、この遮断壁が排気弁7側の給
気弁6の開口に向かう他の新気の流れを阻止するのでこ
の意味からも新気が排気弁7側の給気弁6の開口から流
入することかない。斯して新気全体が排気弁7と反対側
の給気弁6の開口を通って燃焼室4内に流入し、次いで
この新気は給気弁6下方のシリンダ内壁面に沿い下降し
、次いで矢印Cで示すようにピストン2の頂面に沿って
流れた後に排気弁7の下方のシリンダ内壁面に沿って上
昇するので強力なループ掃気が得られることになる。
スが急激に排気ポート9内に排出され、燃焼室4内の圧
力が急激に低下する。次いで給気弁6が開弁すると新気
が給気ボート8から燃焼室4内に流入する。このとき第
1図において矢印Aで示すように給気ボート8の下壁面
に沿って流れる新気は排気弁7と反対側の給気弁6の開
口を通って燃焼室4内に流入し、次いで給気弁6下方の
シリンダ内壁面に沿って下降する。一方、このとき第1
図において矢印Bで示すように給気ボート8の上壁面に
沿って流れる新気は新気ガイド壁24により案内されて
新気ガイド壁24に沿って排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて流れ、次いで排気弁7と反対側の給気弁
6のかさ部背面により案内されて排気弁7と反対側の給
気弁6の開口から燃焼室4内に流入し、次いで給気弁6
下方のシリンダ内壁面に沿って下降する。即ち、排気弁
7側に位置する給気弁6のかさ部背面のほぼ半分が突出
部20により覆われた形となっているので排気弁7側に
位置する給気弁6のかさ部背面により案内されて排気弁
7側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入する新気流
はほとんど存在しない。更に、矢印Bで示すように新気
ガイド壁24により案内された新気流は慣性力によって
排気弁7と反対側の給気弁6の開口に向かうのでこの新
気流Bが排気弁7側の給気弁6の開口から燃焼室4内に
流入することもない。更に、この新気流Bが他の新気流
に対して遮断壁を形成し、この遮断壁が排気弁7側の給
気弁6の開口に向かう他の新気の流れを阻止するのでこ
の意味からも新気が排気弁7側の給気弁6の開口から流
入することかない。斯して新気全体が排気弁7と反対側
の給気弁6の開口を通って燃焼室4内に流入し、次いで
この新気は給気弁6下方のシリンダ内壁面に沿い下降し
、次いで矢印Cで示すようにピストン2の頂面に沿って
流れた後に排気弁7の下方のシリンダ内壁面に沿って上
昇するので強力なループ掃気が得られることになる。
次いで排気弁7が閉弁するとエアブラスト弁12から燃
料が圧縮空気と共に噴射せしめられ、圧縮行程末期にな
ると燃焼室4内の混合気が点火栓5によって着火せしめ
られる。
料が圧縮空気と共に噴射せしめられ、圧縮行程末期にな
ると燃焼室4内の混合気が点火栓5によって着火せしめ
られる。
第6図は第3図と同一断面における突出部20の種々の
先端縁21の形状を示している。第6図(A)および(
B)は突出部20が給気弁ステム6a周りを180度以
上の角度範囲に亘って延びている場合を示しており、第
6図(A)は先端縁21が直線状をなしている場合、第
6図(B)は先端縁21が湾曲している場合を夫々示し
ている。
先端縁21の形状を示している。第6図(A)および(
B)は突出部20が給気弁ステム6a周りを180度以
上の角度範囲に亘って延びている場合を示しており、第
6図(A)は先端縁21が直線状をなしている場合、第
6図(B)は先端縁21が湾曲している場合を夫々示し
ている。
これに対して第6図(C)および(D)は突出部20が
給気弁ステム6a周りを180度以下の角度(10〉 範囲に亘って延びている場合を示しており、第6図(C
)は先端@21が直線状をなしている場合、第6図(D
)は先端縁21が湾曲している場合を夫々示している。
給気弁ステム6a周りを180度以下の角度(10〉 範囲に亘って延びている場合を示しており、第6図(C
)は先端@21が直線状をなしている場合、第6図(D
)は先端縁21が湾曲している場合を夫々示している。
第7図に別の実施例を示す。この実施例では突出部2O
a上に形成された新気ガイド壁24aが凹状をなす湾曲
面から形成され、この新気ガイド壁24aの先端領域が
排気弁7と反対側の給気弁6の開口に向けて延びている
。この実施例では給気ボート8の上壁面に沿う新気の流
れ方向が新気ガイド壁24aによって滑らかに偏向せし
められるので新気流に対する流れ抵抗を小さくすること
ができる。
a上に形成された新気ガイド壁24aが凹状をなす湾曲
面から形成され、この新気ガイド壁24aの先端領域が
排気弁7と反対側の給気弁6の開口に向けて延びている
。この実施例では給気ボート8の上壁面に沿う新気の流
れ方向が新気ガイド壁24aによって滑らかに偏向せし
められるので新気流に対する流れ抵抗を小さくすること
ができる。
第8図から第10図に更に別の実施例を示す。
この実施例では排気弁7側の給気ポート出口部8a内壁
面上にこの内壁面から給気弁ステム6aまで排気弁7と
反対側の給気弁6の開口に向けて延びる金属板25が固
定され、この金属板25の上側面によって新気ガイド壁
26が形成される。
面上にこの内壁面から給気弁ステム6aまで排気弁7と
反対側の給気弁6の開口に向けて延びる金属板25が固
定され、この金属板25の上側面によって新気ガイド壁
26が形成される。
この金属板25はほぼ半円状をなす新気ガイド壁26の
周縁部から上方に延びる周壁部27を有し、周壁部27
の上端部には外方に湾曲せしめられた弾発性嵌着部28
を有する。給気ボート出口部8aの内壁面上にはほぼ半
周に亘って延びる溝29が形成され、金属板25の弾発
性嵌合部28は溝29内に弾発的に嵌着されて溝29内
に固定される。金属板25の先端縁30は給気弁6aの
軸線を通る直線に沿って延びており、更にこの先端縁3
0は第9図に示すように給気弁ステム6aの周りでは給
気弁ステム6aかられずかな間隔を隔てて給気弁ステム
6aの外周面に沿って円弧状に延びている。また、金属
板25の先端縁30は給気弁6が開弁したときに給気弁
6と接触しないように配置されている。この実施例にお
いても給気ボート8の上壁面に沿う新気流Bは新気ガイ
ド壁26により案内されて排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて流れる。
周縁部から上方に延びる周壁部27を有し、周壁部27
の上端部には外方に湾曲せしめられた弾発性嵌着部28
を有する。給気ボート出口部8aの内壁面上にはほぼ半
周に亘って延びる溝29が形成され、金属板25の弾発
性嵌合部28は溝29内に弾発的に嵌着されて溝29内
に固定される。金属板25の先端縁30は給気弁6aの
軸線を通る直線に沿って延びており、更にこの先端縁3
0は第9図に示すように給気弁ステム6aの周りでは給
気弁ステム6aかられずかな間隔を隔てて給気弁ステム
6aの外周面に沿って円弧状に延びている。また、金属
板25の先端縁30は給気弁6が開弁したときに給気弁
6と接触しないように配置されている。この実施例にお
いても給気ボート8の上壁面に沿う新気流Bは新気ガイ
ド壁26により案内されて排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて流れる。
第11図は第1O図に示す金属板25の種々の変形例を
示す。第11図(A)および(B)は新気ガイド壁26
a、26bの先端縁30a、30bが給気弁ステム6a
(第9図)の周りを180度以上の角度範囲に亘って延
びている場合を示しており、第11図(A)は先端縁3
0aが直線状に延びている場合、第11図(B)は先端
縁30bが湾曲している場合を夫々示している。第11
図(C)に示す金属板25cでは新気が剥離して乱れを
発生しないように新気ガイド壁26Cの先端部31が湾
曲面から形成されている。第11図(D)に示す金属板
25dでは新気ガイド壁26dの先端縁30dが給気弁
ステム6aを越えて延びており、従って新気ガイド壁2
6d上に給気弁ステム6aが貫通ずる孔32が穿設され
ている。第11図(E)に示す金属板25eでは強度を
増すために給気弁ステム6a周りの新気ガイド壁26e
上に円弧状のリブ33が一体形成さており、第11図(
F)に示す金属板25fでは円弧状リブ33の両側に翼
34が形成されている。
示す。第11図(A)および(B)は新気ガイド壁26
a、26bの先端縁30a、30bが給気弁ステム6a
(第9図)の周りを180度以上の角度範囲に亘って延
びている場合を示しており、第11図(A)は先端縁3
0aが直線状に延びている場合、第11図(B)は先端
縁30bが湾曲している場合を夫々示している。第11
図(C)に示す金属板25cでは新気が剥離して乱れを
発生しないように新気ガイド壁26Cの先端部31が湾
曲面から形成されている。第11図(D)に示す金属板
25dでは新気ガイド壁26dの先端縁30dが給気弁
ステム6aを越えて延びており、従って新気ガイド壁2
6d上に給気弁ステム6aが貫通ずる孔32が穿設され
ている。第11図(E)に示す金属板25eでは強度を
増すために給気弁ステム6a周りの新気ガイド壁26e
上に円弧状のリブ33が一体形成さており、第11図(
F)に示す金属板25fでは円弧状リブ33の両側に翼
34が形成されている。
第12図から第14図に金属板25の更に別の変形例を
示す。この変形例では新気流に対する流れ抵抗を小さく
するために金属板25gの新気ガイド壁26gが凹状を
なす湾曲面から形成されている。
示す。この変形例では新気流に対する流れ抵抗を小さく
するために金属板25gの新気ガイド壁26gが凹状を
なす湾曲面から形成されている。
第15図から第17図に金属板25の更に別の変形例を
示す。この変形例では金属板25hが金属平板を湾曲し
ただけの単純な形状を有してふり、金属板25hの円弧
状をなす外周縁35は排気弁7側の給気ボート出口部8
の内壁面に溶接される。
示す。この変形例では金属板25hが金属平板を湾曲し
ただけの単純な形状を有してふり、金属板25hの円弧
状をなす外周縁35は排気弁7側の給気ボート出口部8
の内壁面に溶接される。
第18図および第19図は第7図に示す実施例の変形例
を示す。この変形例では新気ガイド壁24aに対面する
給気ポート出口部8a内壁面上に新気ガイド壁24aに
向けて突出する隆起部3bが形成され、この隆起部3b
と新気ガイド9248間に断面セクター状の新気流通路
37が形成される。
を示す。この変形例では新気ガイド壁24aに対面する
給気ポート出口部8a内壁面上に新気ガイド壁24aに
向けて突出する隆起部3bが形成され、この隆起部3b
と新気ガイド9248間に断面セクター状の新気流通路
37が形成される。
第18図かられかるようにこの新気流通路37は排気弁
7から離れる方向に向けて排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて延びてふり、従って新気流通路37内を
流れる新気流全体が排気弁7と反対側の給気弁6の開口
に向かう速度成分を有する。その結果、新気を確実に排
気弁7と反対側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入
せしめることができ、更にこの流入した新気を確実に給
気弁6下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめること
ができる。また、第18図に示されるように新気流通路
37の断面は給気弁6の開口に近づくに従って小さくな
る。その結果、新気は新気流通路37内を流れる間に増
透されるために更に強力なループ掃気を得ることができ
る。
7から離れる方向に向けて排気弁7と反対側の給気弁6
の開口に向けて延びてふり、従って新気流通路37内を
流れる新気流全体が排気弁7と反対側の給気弁6の開口
に向かう速度成分を有する。その結果、新気を確実に排
気弁7と反対側の給気弁6の開口から燃焼室4内に流入
せしめることができ、更にこの流入した新気を確実に給
気弁6下方のシリンダ内壁面に沿って下降せしめること
ができる。また、第18図に示されるように新気流通路
37の断面は給気弁6の開口に近づくに従って小さくな
る。その結果、新気は新気流通路37内を流れる間に増
透されるために更に強力なループ掃気を得ることができ
る。
給気ポートから燃焼室内に供給される新気全体を排気弁
と反対側の給気弁の開口から燃焼室内に流入せしめるこ
とができるので強力なループ掃気を得ることができる。
と反対側の給気弁の開口から燃焼室内に流入せしめるこ
とができるので強力なループ掃気を得ることができる。
第1図は第2図のi−1線に沿ってみた2サイクル内燃
機関の側面断面図、第2図は第1図のシリンダヘッドの
平面断面図、第3図は第1図の■■線に沿ってみた給気
ポートの断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿っ
てみた側面断面図、第5図は給排気弁の開弁期間等を示
す線図、第6図は突出部の種々の変形例を示す図、第7
図は別の実施例を示す2サイクル内燃機関の側面断面図
、第8図は更に別の実施例を示す2サイクル内燃機関の
側面断面図、第9図は第8図のIX−IX線に沿ってみ
た給気ポートの断面図、第10図は第8図の金属板の斜
視図、第11図は金属板の種々の変形例を示す斜視図、
第12図は更に別の実施例を示す2サイクル内燃機関の
側面断面図、第13図は第12図のxm−xm線に沿っ
てみた給気ポートの断面図、第14図は第12図の金属
板の斜視図、第15図は更に別の実施例を示ず2サイク
ル内燃機関の側面断面図、第16図は第15図のXIV
−XIV線に沿ってみた給気ポートの断面図、第17図
は第15図の金属板の斜視図、第18図は更に別の実施
例を示す2サイクル内燃機関の側面断面図、第19図は
第18図のXIX−XIX線に沿ってみた給気ポートの
断面図である。 6・・・給気弁、 6a・・・給気弁ステム、
7・・・排気弁、 訃・・給気ポート、8a
・・・給気ポート出口部、 20・・・突出部、 24・・・新気ガイド壁
、25・・・金属板、 26・・・新気ガイド壁。
機関の側面断面図、第2図は第1図のシリンダヘッドの
平面断面図、第3図は第1図の■■線に沿ってみた給気
ポートの断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿っ
てみた側面断面図、第5図は給排気弁の開弁期間等を示
す線図、第6図は突出部の種々の変形例を示す図、第7
図は別の実施例を示す2サイクル内燃機関の側面断面図
、第8図は更に別の実施例を示す2サイクル内燃機関の
側面断面図、第9図は第8図のIX−IX線に沿ってみ
た給気ポートの断面図、第10図は第8図の金属板の斜
視図、第11図は金属板の種々の変形例を示す斜視図、
第12図は更に別の実施例を示す2サイクル内燃機関の
側面断面図、第13図は第12図のxm−xm線に沿っ
てみた給気ポートの断面図、第14図は第12図の金属
板の斜視図、第15図は更に別の実施例を示ず2サイク
ル内燃機関の側面断面図、第16図は第15図のXIV
−XIV線に沿ってみた給気ポートの断面図、第17図
は第15図の金属板の斜視図、第18図は更に別の実施
例を示す2サイクル内燃機関の側面断面図、第19図は
第18図のXIX−XIX線に沿ってみた給気ポートの
断面図である。 6・・・給気弁、 6a・・・給気弁ステム、
7・・・排気弁、 訃・・給気ポート、8a
・・・給気ポート出口部、 20・・・突出部、 24・・・新気ガイド壁
、25・・・金属板、 26・・・新気ガイド壁。
Claims (1)
- シリンダヘッドに給気弁および排気弁を有する2サイク
ル内燃機関において、排気弁側の給気ポート出口部内壁
面上に該給気ポート出口部内壁面から排気弁と反対方向
に向けて給気弁ステムまで延びる新気ガイド壁を形成し
、該新気ガイド壁の先端縁が給排気弁を結ぶ線に対して
ほぼ直角方向に給気ポート出口部の直径にほぼ沿って延
びており、更に新気ガイド壁の少なくとも先端領域が排
気弁と反対側に形成される給気弁の開口に向けて延びて
いる2サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27932088A JPH02125916A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 2サイクル内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27932088A JPH02125916A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 2サイクル内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125916A true JPH02125916A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17609531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27932088A Pending JPH02125916A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 2サイクル内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02125916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016138534A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの吸気ポート構造 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP27932088A patent/JPH02125916A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016138534A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの吸気ポート構造 |
WO2016121482A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの吸気ポート構造 |
CN107208569A (zh) * | 2015-01-29 | 2017-09-26 | 三菱自动车工业株式会社 | 发动机的进气口结构 |
CN107208569B (zh) * | 2015-01-29 | 2019-10-01 | 三菱自动车工业株式会社 | 发动机的进气口结构 |
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