JPH02125171A - トルクコンバータのスリツプ制御装置 - Google Patents

トルクコンバータのスリツプ制御装置

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Publication number
JPH02125171A
JPH02125171A JP27860788A JP27860788A JPH02125171A JP H02125171 A JPH02125171 A JP H02125171A JP 27860788 A JP27860788 A JP 27860788A JP 27860788 A JP27860788 A JP 27860788A JP H02125171 A JPH02125171 A JP H02125171A
Authority
JP
Japan
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lock
hydraulic pressure
torque
clutch
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP27860788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshimura
吉村 洋
Takuji Fujiwara
藤原 卓治
Kozo Ishii
石居 弘三
Kazuo Takemoto
竹本 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポンプインペラー等の、入力要素とタービン
ランナー等の出力要素とを相対回転可能な状態で係合さ
せるロックアツプクラッチが設けられたトルクコンバー
タにおいて、入力要素もしくは出力要素に対するロック
アツプクラッチのスリップ状態を制御する、トルクコン
バータのスリップ制御装置に関する。
(従来の技術) 車両に搭載される自動変速機に備えられるトルクコンバ
ータとして、ポンプインペラー タービンランナー及び
ステータに加えて、ロックアツプクラッチが設けられた
ものが知られている。トルクコンバータに設けられるロ
ックアツプクラッチは、通常、タービンランナーに対し
てその軸方向に移動可能とされ、かつ、それと一体的に
回転するようにされる。斯かるロックアツプクラッチは
、それに供給される作動油圧に応じてポンプインペラー
に接続された入力部に摩擦係合して、ポンプインペラー
とタービンランナーとを直結状態にする締結状態と、ポ
ンプインペラーに接続された入力部から離隔した位置を
とって、ポンプインペラーとタービンランナーとを非係
合状態にする解放状態とを選択的にとるようにされる。
このようなロックアツプクラッチが設けられたトルクコ
ンバータにおいては、−gに、エンジンのトルク変動が
車輪に伝達されて車両の乗心地等が悪化し易いものとな
る車速か比較的低いときには、ロックアツプクラッチが
解放状態にされて、トルク増大作用の機能及びトルク変
動吸収機能を果たすコンバータ状態をとるようにされ、
また、エンジンのトルク変動が然程問題とならない車速
か比較的高いときには、ロックアツプクラッチが締結状
態にされて、ロックアツプクラッチのポンプインペラー
に接続された入力部、もしくは、タービンランナーに対
するスリップが生じることによるエネルギー損失を低減
するロックアツプ状態をとるようにされる。
しかしながら、このようにコンバータ状態とロックアツ
プ状態とを選択的にとるようにされたトルクコンバータ
にあっては、コンバータ状態をとるときには、エネルギ
ー損失が増大することは避けられず、また、ロックアツ
プ状態をとるときには、エンジンのトルク変動が車輪に
直接伝達されて車体に振動が発生する虞がある。さらに
、トルクコンバータがロックアツプ状態にされているも
とで変速機構において変速動作が行われる場合には、車
輪に伝達されるトルクが大きく変動して、所謂、変速シ
ョックが生じる虞があり、一方、トルクコンバータがコ
ンバータ状態にされているもとて変速機構において変速
動作が行われる場合には、トルクコンバータがトルク増
大作用の機能を果たすので変速ショックが生じることが
避けられないことに加えて、変速動作終了直後にロック
アツプクラッチが締結状態にされたとき、比較的大なる
変速シラツクが生じる虞がある。それゆえ、例えば、特
開昭60−116929号公報、あるいは、特開昭60
−14653号公報にも示される如く、トルクコンバー
タが備えられた車両において、エンジンの負荷状態及び
/又は車両の走行状態等が所定の制御条件を満たすとき
、あるいは、変速動作が行われるとき、エネルギー損失
を低減させるとともに車体振動を抑制すべく、あるいは
、大なる変速ショックが生じないようにすべく、ポンプ
インペラーとタービンランナーとの間に所定の回転数差
を生じさせるようにロックアツプクラッチに供給される
作動油圧を調整する制御を行うスリップ制御装置が提案
されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くに、エンジンの負荷状態及び/又は車両の走
行状態が所定の条件を満たすとき、あるいは、変速機構
において変速動作が行われるとき、トルクコンバータに
おけるポンプインペラーとタービンランナーとの間に所
定の回転数差を生じさせるようにロックアツプクラッチ
に供給される作動油圧を調整する制御を行うようにされ
た従来のスリップ制御Il装置にあっては、スリップ制
御時に、ポンプインペラーとタービンランナーとの回転
数差に基づいてロックアツプクラッチに供給される作動
油圧を調整するフィードバック制御、あるいは、ロック
アツプクラッチに供給される作動油圧を予め定められた
一定値に保つ制御を行うようにされている。
しかしながら、スリップ制御時に、ポンプインペラーと
タービンランナーとの回転数差に基づいて、ロックアツ
プクラッチに供給される作動油圧を調整するフィードバ
ック制御を行うようにされたスリップ制御装置にあって
は、トルクコンバータに伝達される入力トルクの大きさ
によっては、ポンプインペラーとタービンランナーとの
回転数差が目標値に達するまでの応答遅れ時間が比較的
大となって適正なスリップ制御が行われないという問題
があり、しかも、その応答遅れ時間を低減すべく、フィ
ードバック制御における制御ゲインが比較的大なるもの
に設定された場合には、ロックアツプクラッチに供給さ
れる作動油圧の変化が急激なものとなって、ポンプイン
ペラーとタービンランナーとの回転数差が目標値を大幅
に越えてしまうことになって、所謂、ハンチング現象が
生じ、エネルギー損失が充分に低減されない虞、及び、
車体振動あるいは大なる変速ショックの発生が充分に抑
制されない虞がある。また、ロックアツプクラッチに供
給される作動油圧を予め定められた一定値に保つ制御を
行うようにされたスリップ制御装置にあっては、スリッ
プ制御開始時におけるトルクコンバータに伝達される入
力トルクの大きさは、エンジンの運転状態や車両の走行
状態等に応じて異なるものとなるので、ロックアツプク
ラッチのポンプインペラーに接続された、入力部もしく
はタービンランナーに対する摩擦係合力が不適正なもの
となって、エネルギー損失が充分に低減されない虞、及
び、車体振動あるいは大なる変速ショックの発生が充分
に抑制されない戊がある。
斯かる点に鑑み、本願に係る発明の第1の態様は、トル
クコンバータにおけるポンプインペラーを含む入力要素
に接続されたエンジンの負荷状態及び/又は車両の走行
状態が所定の条件を満たすとき、トルクコンバータにお
ける入力要素とタービンランナーを含む出力要素との間
に、予め設定された回転数差を迅速に生じさせるべく、
ロックアツプクラッチに供給される作動油圧を調整する
制御を行うようにされ、その結果、エネルギー損失が低
減されるとともに車体振動の抑制が図られるようにされ
た、トルクコンバータのスリップ制御装置を提供するこ
とを目的とする。
また、本願に係る発明の第2の態様は、変速機構におい
て変速動作が行われるとき、本願に係る発明の第1の態
様と同様にしてロックアツプクラッチに供給される作動
油圧が調整される制御を行うようにされ、その結果、大
なる変速ショックが発生しないようにされた、トルクコ
ンバータのスリップ制御装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本願に係る発明の第1の態様
は、第1図にその基本構成が示される如く、入力要素、
出力要素、及び、入力要素と出力要素とを相対回転可能
な状態で係合させるロックアツプクラッチを有するトル
クコンバータにおける入力要素に伝達される入力トルク
を検出するトルク検出手段と、ロックアツプクラッチに
入力要素と出力要素とを係合させる動作をとらせるため
の作動油圧を供給する油圧供給手段と、トルク検出手段
により検出された入力トルクに基づいて、入力要素と出
力要素とを予め設定された回転数差が生じる状態で係合
させるためにロックアツプクラッチに必要とされる作動
油圧を求める油圧設定手段と、入力要素に接続されたエ
ンジンの負荷状態及び/又はトルクコンバータを備えた
車両の走行状態を検出する状態検出手段と、油圧制御手
段とが備えられ、油圧制御手段が、状態検出手段により
検出されたエンジンの負荷状態及び/又は車両の走行状
態が所定の条件を満たすとき、油圧供給手段に、油圧設
定手段により求められた作動油圧をロックアツプクラッ
チに供給する動作を行わせるものとされる。
また、本願に係る発明の第2の態様は、第2図にその基
本構成が示される如く、入力要素、出力要素、及び、入
力要素と出力要素とを相対回転可能な状態で係合させる
ロックアツプクラッチを有するトルクコンバータにおけ
る入力要素に伝達される入力トルクを検出するトルク検
出手段と、ロックアツプクラッチに入力要素と出力要素
とを係合させる動作をとらせるための作動油圧を供給す
る油圧供給手段と、トルク検出手段により検出された入
力トルクに基づいて、入力要素と出力要素とを予め設定
された回転数差が生じる状態で係合させるためにロック
アツプクラッチに必要とされる作動油圧を求める油圧設
定手段と、出力要素に接続された変速機構の変速動作を
検出する変速検出手段と、油圧制御手段とが備えられ、
油圧制御手段が、変速検出手段により変速機構の変速動
作が検出されたとき、油圧供給手段に、油圧設定手段に
より求められた作動油圧をロックアツプクラッチに供給
する動作を行わせるものとされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本発明に係るトルクコンバータのスリップ制御
装置の一例を、それが適用された車両のパワープラント
とともに示す。
第3図に示されるパワープラントは、エンジン本体lO
と自動変速機20とから成っており、エンジン本体10
は、例えば、4つの気筒を有し、4つの気筒の夫々には
、スロットル弁14が配設された吸気通路16からの吸
入空気と吸気通路16に配された燃料噴射弁から噴射さ
れる燃料とで形成される混合気が供給され、混合気は、
各気筒において点火系の作動によって燃焼せしめられて
排気通路に排出される。そして、斯かる混合気の燃焼に
よって得られるエンジン本体10の発生トルクが、自動
変速機20を含んで構成される動力伝達経路を介して車
輪に伝達される。
なお、エンジン本体10においては、スロットル弁14
が全閉状態とされ、かつ、エンジン回転数が所定の値、
例えば、1000 (rpm)以上とされる減速状態に
あるときには、燃料供給が停止される、所謂、減速燃料
カットが行われ、その後、エンジン回転数が所定の個未
満とされたときには、燃料供給を再開する、所謂、燃料
復帰が行われるようにされる。
自動変速機20は、トルクコンバータ24と、多段歯車
式の変速機構26と、それらの制御に用いられる作動油
圧を形成するための変速制御用ソレノイド弁1〜5.ロ
ックアツプ制御用ソレノイド弁6及び調圧用ソレノイド
弁7が備えられた油圧回路部30とを有するものとされ
る。
トルクコンバータ24は、第4図に油圧回路部30にお
けるトルクコンバータ24の動作制御に関与する部分を
伴って詳細に示される如く、エンジン本体10における
出力部10aと一体に回転駆動されるドライブプレート
32と、ドライブプレート32に接続されそれと一体に
回転駆動されるポンプインペラー34と、エンジン本体
10の発生トルクがポンプインペラー34を介して伝達
されるタービンランナー36と、ポンプインペラー34
とタービンランナー36との間に配されたステータ35
と、ステータ35とトルクコンバータ24における固定
部分とされたハウジングとの間に配されたワンウェイク
ラッチ38と、さらに、ドライブプレート32とタービ
ンランナー36との間に配設され、タービン出力軸39
にスプライン嵌合せしめられたトーションダンパ23及
びトーションダンパ23にコイルスプリング23aを介
して連結されたロックアツプクラッチ22から成るロッ
クアツプ機構21とを備えるものとされる。ロックアツ
プ機構21は、その全体がタービンランナー36に対し
てその軸方向に移動可能とされ、かつ、タービンランナ
ー36と一体的に回転するようにされている。
トルクコンバータ24におけるドライブプレート32と
タービンランナー36との間には、ロックアツプクラッ
チ22が介在せしめられることにより背圧室43及び内
圧室44が形成されていて、背圧室43には、油圧回路
部30から油路42を通じて、ロックアツプクラッチ2
2をドライブプレート32から離隔させる方向に押圧す
る油圧が供給され、また、内圧室44には、油圧回路部
30から油路41を通じて、ロックアツプクラッチ22
をドライブプレート32に向かう方向に押圧する油圧が
供給される。そして、ロックアツプ機構21は、内圧室
44内の油圧の値が背圧室43内の油圧の値より所定の
値以上高いときには、第4図において右方に押動されて
ドライブプレート32に摩擦係合せしめられ、ポンプイ
ンペラー34とタービンランナー36とを係合状態にす
る締結状態をとり、また、内圧室44内の油圧の値が背
圧室43内の油圧の値より所定の値以上低いときには、
第4図において左方に押動されてドライブプレート32
との摩擦係合状態が解除せしめられ、ポンプインペラー
34とタービンランナー36とを非係合状態にする解放
状態をとるものとされる。さらに、ロックアツプ機構2
1は、内圧室44内の油圧と背圧室43内の油圧との差
圧が所定の範囲内にあるときには、ポンプインペラー3
4とタービンランナー36との相対回転を許容する、ド
ライブプレート32に対するスリップ係合状態をとるも
のとされて、その差圧が大である程ドライブプレート3
2に対する摩擦係合力を強めるようにされる。なお、内
圧室44は、逆止弁46が配された油路47を通じてオ
イルクーラ48に接続されている。
油圧回路部30におけるトルクコンバータ24の動作制
御に関与する部分には、ロックアツプシフト弁51.ロ
ックアツプ調圧弁52.ロックアツプ制御用ソレノイド
弁6及び調圧用ソレノイド弁7が備えられている。ロッ
クアツプシフト弁51は、ランド部56a及び56bが
設けられた第1のスプール56と、受圧面積がランド部
56a及び56bと等しいものとされたランド部57a
及び57b、それらより受圧面積が大なるものとされた
ランド部57cが設けられた第2のスプール57と、第
1のスプール56を第4図において右方に付勢するスプ
リング58と、第1のスプール56及び第2のスプール
57により開閉されるポートa、b、c、d、e、f、
g及びhと、3つのドレインボートとを有している。ま
た、ロックアツプ調圧弁52は、ランド部60a、60
b及び6(lcが設けられたスプール60と、スプール
60を第4図において右方に付勢するスプリング62と
、スプール60により開閉されるポートt、j、に、l
、m及びnと、2つのドレインポートとを有している。
そして、ロックアツプシフト弁51においては、ボート
a、d及びhが、夫々、調圧用ソレノイド弁7が配され
た油路63゜油路65及びロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁6が配された油路69を介してオイルポンプ45に
、ポートbが油路64を介してロックアツプ調圧弁52
におけるポートj及びkに、ポートCが油路42を介し
て背圧室43に、ポートe及びfが、夫々、油路66及
び油路69を介してオイルクーラ48に、ポートgが油
路68を介してレギュレータ弁49に、夫々、接続され
ている。一方、ロックアツプ調圧弁52においては、ポ
ートiが油路71を介してスロットル弁14の開度が小
である程低い値をとるスロットル圧を形成するスロット
ル圧形成部61に、ポートz及びmが、夫々、油路72
及び73を介してレギュレータ弁49に、ポートnが油
路74を介して油路63における調圧用ソレノイド弁7
が配された部分より下流側に、夫々、接続されている。
そして、スロットル圧形成部61はレギュレータ弁49
に、また、レギュレータ弁49はオイルポンプ45に接
続されている。さらに、各油路63.65,66.69
.71及び74の各所定位置にはオリフィスが設けられ
ている。
変速機構26においては、前進4段後退1段を得るため
の遊星歯車部及びクラッチあるいはブレーキ等の各種の
摩擦係合要素が備えられており、それら各種の摩擦係合
要素には、作動油圧あるいは解除油圧が、油圧回路部3
0内に設けられた種々の制御弁もしくはシフト弁を介し
て適宜選択的に供給される。それにより、各摩擦係合要
素が締結状態もしくは解放状態をとるようにされて、P
レンジ(パーキングレンジ)、Nレンジ(リバースレン
ジ)、Nレンジにュートラルレンジ)、及び、フォワー
ドレンジを構成するDレンジ(ドライブレンジ)、2レ
ンジ及びlレンジの各レンジと、フォワードレンジにお
ける1速〜4速の変速段とを得ることができる。
また、上述の構成に加えて、第3図に示される如く、油
圧回路部30の動作制御を行うべく、油圧回路部30に
内蔵された変速制御用ソレノイド弁1〜5.ロックアツ
プ制御用ソレノイド弁6及び調圧用ソレノイド弁7に、
駆動信号Ca、Cb。
Cc、Cd、Ce、Cf及びCgを夫々供給するコント
ロールユニット100が備えられている。
コントロールユニット100には、スロットル弁14の
開度を検出するスロットル開度センサ81から得られる
検出信号Stと、車速を検出する車速センサ82から得
られる検出信号Svと、シフトレバ−の操作位置を検出
するシフトポジションセンサ83から得られる検出信号
Ssと、エンジン回転数を検出するエンジン回転数セン
サ84から得られる検出信号Snと、タービンランナー
36の回転数を検出するタービン回転数センサ85から
得られる検出信号Smと、アクセルペダルの踏込量を検
出するアクセルセンサ86から得られる検出信号Saと
、自動変速機20に供給される作動油の温度を検出する
油温センサ87から得られる検出信号Suと、ブレーキ
ペダルの踏込量を検出するブレーキセンサ88から得ら
れる検出信号sbとが供給されるとともに、自動変速機
20の制御に必要な他の検出信号Sxも供給される。
コントロールユニット100は、上述の各種の検出信号
に基づいて自動変速機20における変速制御及びロック
アツプクラッチ22の動作制御を行うものとされる。
コントロールユニット100による、自動変速機20の
変速制御及びロックアツプクラッチ22の動作制御が行
われるにあたっては、コントロールユニット100の内
蔵メモリにマツプ化されて記憶されている、縦軸にスロ
ットル弁14の開度ThがとられI横軸に車速Vがとら
れてあられされる第5図に示される如くのシフトパター
ンにおける、変速線Ua、Ub、Uc、Dd、De及び
Drと、検出信号Stがあられすスロットル弁14の開
度及び検出信号Svがあられす車速とが照合されて、シ
フトアップ条件もしくはシフトダウン条件が成立したか
否かが判断され、また、ロックアツプ作動線Lg及びL
f、及び、ロックアツプ解除線Lh及びLjと、検出信
号Stがあられすスロットル弁14の開度及び検出信号
Svがあられす車速とが照合されて、ロックアツプ作動
条件もしくはロックア・ノブ解除条件が成立したか否か
が判断される。さらに、スリップ制御実行線Rj及びス
リップ制御解除線Rkと、検出信号Stがあられすスロ
ットル弁14の開度及び検出信号SUがあられす車速と
が照合されて、それらスロットル弁14の開度と車速と
が、ロックアツプクラッチ22についてのスリップ制御
が行われるべき領域にあるか否かが判断される。
なお、第5図において示される変速vAUa、Ub及び
Ucは、夫々、1速から2速へ、2速から3速へ、3速
から4速へのシフトアップに、また、変速線Dd、De
及びDrは、夫々、2速から1速へ、3速から2速へ、
4速から3速へのシフトダウンに関するものであり、ま
た、ロックアツプ作動線Lg及びLiは、夫々、3速及
び4速でのロックアツプの作動に、ロックアツプ解除線
Lh及びLiは、夫々、3速及び4速でのロックアツプ
の解除に関するものであり、さらに、スリップ制御実行
線Rjは、ロックアツプクラッチ22についてのスリッ
プ制御を開始する判断に用いられ、スリップ制御解除線
Rkは、ロックアツプクラッチ22についてのスリップ
制御が開始された後において斯かる制御を解除する判断
に用いられるものである。
そして、コントロールユニット100は、シフトアップ
条件もしくはシフトダウン条件が成立したことが検知さ
れる場合には、変速機構26における変速段を切換える
べく駆動信号Ca、Cb。
Cc、Cd及びCeを選択的に送出し、自動変速機20
における変速制御を行う。
また、コントロールユニット100は、ロックアツプ作
動条件及び後述されるスリップ制御条件の何れもが成立
していないことが検知される場合には、駆動信号Cfの
ロックアツプ制御用ソレノイド弁6への供給を停止する
とともに、駆動信号Cgの調圧用ソレノイド弁7への供
給を停止する。
それにより、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6が閉状
態とされて、油路69を通じてロックアツプシフト弁5
1におけるボートhにオイルポンプ45からの油圧が低
下せしめられることなく供給されるとともに、調圧用ソ
レノイド弁7が閉状態とされて、油路63を通じてロッ
クアツプシフト弁51におけるボートa1及び、油路7
4を通じてロックアツプ調圧弁52におけるボートnに
、夫々、オイルポンプ45からの油圧が低下せしめられ
ることなく供給される。その結果、ロックアツプシフト
弁51におけるランド部57cが他のランド部56a、
56b、57a及び57bに比してその受圧面積が大と
されているため、第1及び第2のスプール56及び57
がスプリング58の付勢力に抗する方向に移動せしめら
れて、第4図において実線で示される如くの第1の位置
をとり、また、スロットル圧形成部61からロックアツ
プ調圧弁52におけるボートiに供給される油圧に比し
てロックアツプ調圧弁52におけるボートnに供給され
る油圧の方が高いので、スプール60がスプリング62
の付勢力に抗する方向に移動せしめられて、第4図にお
いて実線で示される如くの第1の位置をとる。それによ
り、ロックアツプシフト弁51におけるボートbとボー
トCとが連通ずるとともに、ロックアツプ調圧弁52に
おけるボートにとボートlとが連通し、レギュレータ弁
49により調圧された油圧がそのまま油路72、油路6
4及び油路42を通じて背圧室43に供給されるととも
に、ロックアツプシフト弁51におけるボートeとボー
トfとが連通ずるので、内圧室44内の油圧が油路41
及び67を通じてオイルクーラ48に排出される。従っ
て、斯かる場合には、ロックアツプクラッチ22がドラ
イブプレート32から離隔せしめられて解放状態におか
れ、トルクコンバータ24が流体を介して動力伝達を行
うコンバータ状態をとるものとされる。
さらに、コントロールユニット100は、ロックアツプ
作動条件が成立していることが検知される場合には、駆
動信号Cfをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給
するとともに、駆動信号Cgの調圧用ソレノイド弁7へ
の供給を停止する。
それにより、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6が開状
態とされて、ロックアツプシフト弁51におけるボート
hに供給される油圧が低下せしめられるとともに、調圧
用ソレノイド弁7が閉状態とされて、ロックアツプシフ
ト弁51におけるボートa及びロックアツプ調圧弁52
におけるボートnに油圧が低下せしめられことなく供給
される。
その結果、ロックアツプシフト弁51における第1及び
第2のスプール56及び57がスプリング58の付勢力
に従う方向に移動せしめられて、第4図において一点鎖
線で示される如くの第2の位置をとり、また、ロックア
ツプ調圧弁52におけるスプール60がスプリング62
の付勢力に抗する方向に移動せしめられて、第1の位置
をとる。
それにより、ロックアツプシフト弁51におけるボート
gとボートeとが連通するとともに、ロックアツプ調圧
弁52におけるボートにとボートlとが連通し、レギュ
レータ弁49により調圧された油圧が油路68及び41
を通じて内圧室44に供給され、背圧室43内の油圧が
油路42を通じてランド部56bによって開閉されるド
レインポートからオイルパンに排出される。従って、斯
かる場合には、ロックアツプクラッチ22がドライブプ
レート32に押し付けられて締結状態におかれ、トルク
コンバータ24がポンプインペラー34とタービンラン
ナー36とが係合状態とされるロックアツプ状態をとる
ものとされる。
さらに、コントロールユニット100は、検出信号S 
j及びSvがあられすスロットル弁14の開度及び車速
が、第5図に示される如くのシフトパターンにおけるス
リップ制御実行線Rj及びスリップ制御解除線Rkで規
定される領域にあることが検知されるとともに、例えば
、検出信号Suがあられす作動油の温度が所定の範囲内
にあり、かつ、ロックアツプ作動条件が成立していない
ことが検知されて、定常スリップ制御条件が成立した場
合、検出信号St及びSvがあられすスロットル弁14
の開度及び車速に基づいてシフトアップ条件が成立した
ことが検知されて、変速スリップ制御条件が成立した場
合、及び、検出信号St及びSnに基づいてスロットル
弁14が全閉状態にされ、かつ、エンジン回転数が所定
の値以上とされるエンジンが減速状態にあることが検知
されて、減速スリップ制御条件が成立した場合の夫々に
おいて、トルクコンバータ24におけるロックアツプク
ラッチ22についてのスリップ制御を行うべく、駆動信
号Cfをロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給する
とともに、20%以上の所定の値に設定されたデユーテ
ィを有する駆動信号Cgを形成して、それを調圧用ソレ
ノイド弁7に供給する。
斯かるもとでは、オイルポンプ45から油路65を通じ
てロックアツプシフト弁5Iにおけるボートdに供給さ
れる油圧により、ロックアツプシフト弁51における第
1のスプール56が、第4図において実線で示される如
くの第1の位置をとるとともに、第2のスプール57が
、第4図において一点鎖線で示される如くの第2の位置
をとり、また、ロックアツプ調圧弁52におけるスプー
ル60が、ボートiに供給される油圧と、ボートnに供
給される駆動信号Cgのデユーティが大なる程低い値を
とる油圧との差圧に応じた距離だけ、第4図において実
線で示される如くの第1の位置から右方に移動せしめら
れて、ボートlの実効開口面積が縮小される。その結果
、内圧室44には、レギュレータ弁49により調圧され
た油圧が油路68を通じてそのまま供給されるのに対し
、背圧室43には、レギュレータ弁49により調圧され
た油圧がロックアツプ調圧弁52により駆動パルス信号
Cgのデユーティに応じて減圧されて供給されることに
なるので、ロックアツプクラッチ22は、ドライブプレ
ート32に対して、内圧室44に供給される油圧から背
圧室43に供給される油圧を減じて得られる差圧ΔPに
応じた回転数差ΔNをポンプインペラー34とタービン
ランナー36との間に生じさせる、スリップ係合状態を
とるものとされる。
斯かる場合、内圧室44に供給される油圧から背圧室4
3に供給される油圧を減じて得られる差圧ΔPは、ロッ
クアツプ調圧弁52におけるボートiに供給されるスロ
ットル圧をPt、  ロックアツプ調圧弁52における
ボートnに供給されるデユーティ制御圧をPd、スプリ
ング62の付勢力をFaとすれば、式:Δp=C,(P
 t −P d) +Fa/Cz(但し、C3及びC2
は定数)であられされる。従って、差圧ΔPは、スロッ
トル圧PLとデユーティ制御圧Pdとにより規定される
斯かる場合、スロットル圧Ptは、スロットル弁14の
開度Thに対して、例えば、第6図に示される如くの特
性を有するように形成され、また、デユーティ制御圧P
dは、駆動信号Cgのデユーティdに対して、例えば、
第7図に示される如くの特性を有するように形成される
。それゆえ、差圧ΔPは、20%、50%及び80%と
された駆動信号Cgのデユーティdをパラメータとして
あられされた第8図に示される如くに、スロットル弁1
4の開度Thが大とされる程大なる値をとるとともに、
駆動信号Cgのデユーティdが大である程大なる値をと
るようにされる。
また、ロックアツプクラッチ22がドライブプレート3
2に摩擦係合せしめられたもとにおける、ロックアツプ
クラッチ22を介してポンプインペラー34からタービ
ンランナー36に伝達され得る最大トルク(以下、伝達
可能トルクと称す)TSは、ロックアツプクラッチ22
の摩擦係数及び有効半径を夫々μ及びrとし、ロックア
ップクラッチ22とドライブプレート32との係合面積
をAとすれば、式:Ts=ΔP・μ・r−Aであられす
ことができ、斯かる式から明らかな如く、伝達可能トル
クTsは差圧ΔPが大とされる程大なる値をとるものと
される。そして、ドライブプレート32に伝達されるエ
ンジンの発生トルクTeに等しいものとされるトルクコ
ンバータ24の入力トルクTiが伝達可能トルクTsよ
り大とされる場合には、ポンプインペラー34とタービ
ンランナー36との間に回転数差ΔNが生じることにな
る。その場合、入力トルクTiと回転数差ΔNとの関係
は、作動油の温度が、例えば、90″Cであるもとて1
 kg/cj、  2 kg/cd、  3 )cg/
cd及び4kg / cnlとされた差圧ΔPをパラメ
ータとしてあられされた第9図に示される如くのものと
なる。
斯かることからして、トルクコンバータ24におけるロ
ックアツプクラッチ22についてのスリップ制御が行わ
れるにあたっては、先ず、変速スリップ制御条件が成立
していないもとで定常スリップ制御条件が成立したこと
が検知される場合には、エンジンの発生トルクTeO値
が、スロットル弁14の開度とエンジン回転数とに基づ
いて設定される。なお、エンジンの発生トルクTeの値
は、予めスロットル弁14の開度及びエンジン回転数に
応じて求められ、例えば、横軸にエンジン回転数Neが
とられ、曲線al xa、で示されるスロットル弁14
の開度をパラメータとしてあられされた第10図に示さ
れる如くのものとなる。
第10図において、曲線a、Xa、は、夫々スロットル
弁14の開度が全開に対して1/8 、2/8 。
3/8 、4/8 、5/8及び678とされた場合を
示す。
そして、このようにして求められたエンジンの発生トル
クTeO値が、コントロールユニット100に内蔵され
たメモリに予めマツプ化されて記憶されており、エンジ
ンの発生トルクTeO値の設定にあたっては、定常スリ
ップ制御時におけるスロットル弁14の開度の値及びエ
ンジン回転数の値の夫々に対応するエンジンの発生トル
クTeO値が読み出されるようにされる。
このようにして設定されたエンジンの発生トルクTeの
値に、作動油の温度が90°Cである場合には1に設定
されて、90″Cより高い程大なる値に設定され、90
°Cより低い程小なる値に設定される補正係数Kが乗じ
られることにより、伝達トルクTrの値が設定される。
そして、このようにして得られた伝達トルクTrO値に
対応して、トルクコンバータ24におけるポンプインペ
ラー34とタービンランナー36との間に、トルクコン
バータ24におけるエネルギー損失の低減とエンジンが
発生するトルク変動の吸収とが共に図られることになる
所定の回転数差ΔN、例えば、80(rp*)を生じさ
せるように、差圧ΔPの値が、第9図に示される如くの
、入力トルクTiと回転数差ΔNと差圧ΔPとの関係が
書き込まれたマツプから読み出されて設定される。なお
、回転数差ΔNの値は、エンジンの運転状態や車両の走
行状態等に応じて適宜変更される。
斯かる設定された差圧ΔPを生じさせる駆動信号Cgの
デユーティdの値は、第8図に示される如くの、差圧Δ
Pとデユーティdとの関係が書き込まれたマツプから読
み出されて設定される。そして、コントロールユニット
100は、設定された差圧ΔPに対応したデユーティd
を有する駆動信号Cgを形成して、それを調圧用ソレノ
イド弁7に供給する定常スリップ制御を行う。
なお、デユーティdの値が設定されるにあたっては、そ
のときマツプから読み出された値とそのとき設定されて
いるデユーティdの値との差ΔYが過大である場合には
、斯かるマツプから読み出された値が新たなデユーティ
dの値として設定されると、差圧ΔPの変化が大となっ
て車体振動が生じる虞があるので、差ΔYが予め設定さ
れた上限値もしくは下限値を越える場合には、デユーテ
ィdの値は、そのとき設定されているデユーティdの値
に上限値を加算したもの、もしくは、そのとき設定され
ているデユーティdの値から下限値を減算したものに設
定される。
このように、定常スリップ制御時においては、差圧ΔP
がトルクコンバータ24の入力トルクTiに応じて設定
されるので、ポンプインペラー34とタービンランナー
36との間に、エンジンの運転状態に適合したものとさ
れ、しかも、トルクコンバータ24におけるエネルギー
損失の低減とエンジンが発生するトルク変動の吸収とが
共に図られるものとされた回転数差ΔNを迅速に生じさ
せることができる。それにより、車両における燃費の向
上を図ることができると七もに、車体振動を抑制するこ
とができる。
また、コントロールユニット100ば、変速スリップ制
御条件が成立したことが検知されたとき、その直前にお
いてロックアツプクラッチ22がスリップ係合状態にお
かれていた場合には、駆動信号Cgのデユーティdの値
をそのとき既に設定されている値に設定して、設定され
たデユーティdを有する駆動信号Cgを調圧用ソレノイ
ド弁7に供給する変速スリップ制御を行う。一方、変速
スリップ制御条件が成立したことが検知されたとき、そ
の直前においてロックアツプクラッチ22がスリップ係
合状態におかれていない場合、従って、ロックアツプク
ラッチ22が締結状態もしくは解放状態にされていた場
合には、定常スリップ制御条件が成立したときと同様に
して、トルクコンバータ24の入力トルクTiに基づい
て、ポンプインペラー34とタービンランナー36との
間に所定の回転数差ΔNを生じさせる差圧ΔPを設定し
、その差圧ΔPが得られるデユーティdを設定して、設
定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを調圧用ソ
レノイド弁7に供給する変速スリップ制御を、変速動作
が完了するまで行う。なお、変速動作の完了時点は、例
えば、検出信号Stがあられすタービン回転数の値が、
エンジン回転数と変速後にとられるべき変速段における
変速比とに基づいて算出される変速完了時点におけるタ
ービン回転数の予測値に一致する時点とされる。
このように、変速スリップ制御時においては、差圧ΔP
が変速スリップ制御開始時点におけるトルクコンバータ
24の入力トルクTiに応じて設定されるので、ポンプ
インペラー34とタービンランナー36との間に、エン
ジンの運転状態に適合したものとされ、しかも、エンジ
ンが発生するトルク変動の吸収が図られるものとされた
回転数差ΔNを迅速に生じさせることができる。それに
より、車両に大なる変速ショックが生じることを抑制す
ることができる。
なお、コントロールユニット100は、シフトダウン条
件が成立したことが検知された場合には、エンジンが減
速状態にあるときを除き、ロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁6及び調圧用ソレノイド弁7の夫々への駆動信号C
f及びCgの供給を停止する。それにより、ロクアップ
クラッチ22は解放状態にされる。
さらに、コントロールユニット100は、ロックアツプ
作動条件が成立していないもとて減速スリップ制御条件
が成立したことが検知された場合には、エンジンが車輪
からトルクが伝達される状態にあるので、予め実験等に
より求められて、内蔵メモリにエンジン回転数に応じて
記憶された、車輪からエンジンに伝達されるトルク(以
下、抵抗トルクという)Te’ のうちの、そのときの
エンジン回転数に対応するものを読み出す。なお、抵抗
トルクTe”は、例えば、エンジン回転数の二乗に比例
して増加する特性を有するものとされる。そして、読み
出された抵抗トルクTe’の値に補正係数Kを乗じるこ
とにより伝達トルクTr°の値を算出し、その算出され
た伝達トルクTr°に基づいて、ポンプインペラー34
とタービンランナー36との間に、車体振動が抑制され
、かつ、エンジンブレーキの効き具合が増大されること
になる予め定められた所定の回転数差ΔNを生じさせる
差圧ΔPを求め、その差圧ΔPが得られるデユーティd
を設定して、設定されたデユーティdを有する駆動信号
Cgを調圧用ソレノイド弁7に供給する減速スリップ制
御を行う。
また、コントロールユニット100は、減速スリップ制
御条件が成立しているもとでシフトアップ条件が成立し
たことが検知された場合には、変速スリップ制御を行い
、また、3速から2速への、及び、2速から1速へのシ
フトダウン条件が成立したことが検知された場合には、
ロックアツプ制御用ソレノイド弁6及び調圧用ソレノイ
ド弁7への駆動信号Cf及びCgの供給を停止する。そ
れにより、ロックアツプクラッチ22が解放状態におか
れる。
さらに、コントロールユニット100は、減速スリップ
制御条件が成立しているもとで、ブレーキペダルが踏み
込まれていることが検知されるときには、第5図に示さ
れるシフトパターンにおける4速から3速へのシフトダ
ウン条件を規定する変速線Ufのスロットル弁14の開
度Thが零のときにおける車速■の値を高車速側に移行
させて、4−3シフトダウン条件を変更し、斯かるもと
で、4速から3速へのシフトダウン条件が成立したこと
が検知された場合には、変速スリップ制御を行う。それ
により、ロックアツプクラッチ22が一定のスリップ係
合状態におかれる。なお、このように3速から2速への
、及び、2速から1速へのシフトダウン条件が成立した
場合と、4速から3速へのシフトダウン条件が成立した
場合とで、ロックアツプクラッチ22の動作状態が異な
るように制御が行われるのは、減速スリップ制御条件が
成立しているもとで、3速から2速への、及び、2速か
ら1速へのシフトダウン動作が行われるときは、車速か
極めて低い値をとるものとされているので、エンジン回
転数の値が燃料復帰が行われる値より低下したものとな
り、エンジンが燃料カットが行われない状態にあるのに
対して、4速から3速へのシフトダウン動作が行われる
ときには、エンジン回転数の値が燃料復帰が行われると
きの値より大なるものなり、エンジンが燃料カットが行
われる状態にあるからである。
このように、減速スリップ制御時においては、差圧ΔP
がエンジンの運転状態及び車両の走行状態に応じて設定
されるので、ポンプインペラー34とタービンランナー
36との間に、エンジンの運転状態に適合した回転数差
ΔNを迅速に生じさせることができる。それにより、ト
ルクコンバータ24におけるトルク変動の吸収が効果的
に図られて車体振動を抑制することができるとともに、
エンジンブレーキの効き具合を向上させることができる
さらに、減速スリップ制御時条件が成立し、かつ、ブレ
ーキペダルが踏み込まれていることが検知されたもとで
は、4−3シフトダウン条件が変更されることにより、
変速機構26が3速におかれる期間が長くなるので、エ
ンジン回転数の低下が抑制されて、減速燃料カットが行
われる期間が長くなり、しかも、4−3シフトダウン条
件が変更されたもとで、4速から3速へのシフトダウン
条件が成立した場合には、変速スリップ制御が行われて
ロックアツプクラッチ22がスリップ係合状態にされる
ことにより、ロックアツプクラッチ22が解放状態にさ
れている場合に比してエンジンブレーキの効き具合が増
大せしめられるとともに、エンジン回転数の低下が抑制
されるので、減速燃料カットが行われる期間が長くなり
、その結果、燃費の向上を図ることもできる。
一方、減速スリップ制御条件が成立していないもとで、
4速から3速へのシフトダウン条件が成立した場合には
、ロックアツプクラッチ22が解放状態におかれること
になり、それゆえ、ロックアツプクラッチ22がスリッ
プ係合状態におかれている場合に比してエンジン回転数
が迅速に上昇せしめられることになって、車両の加速性
の向上が図られることになる。
上述の如くの制御を行うコントロールユニット100は
、マイクロコンピュータが用いられて構成されるが、斯
かる場合におけるマイクロコンピュータが実行するロッ
クアツプクラッチ22についての動作制御を行うに際し
てのプログラムの一例を、第11図〜第14図のフロー
チャートを参照して説明する。
第11図のフローチャートで示されるメインプログラム
においては、スタート後、プロセス101において各種
検出信号を取り込み、デイシジョン103において、定
常スリップ制御条件が成立したか否かを判断し、定常ス
リ・ンブ制御条件が成立したと判断された場合には、デ
イシジョン104に進み、変速機構26における変速動
作が行われているか否かを判断する。そして、デイシジ
ョン104において、変速動作が行われていないと判断
された場合には、デイシジョン105において、ロック
アツプ作動条件が成立したか否かを判断し、ロックアツ
プ作動条件が成立していないと判断された場合には、プ
ロセス106において、後述される第12図に示される
如くの定常スリップ制御用プログラムを実行して元に戻
る。
また、デイシジョン104において、変速動作が行われ
ていると判断された場合には、デイシジョン107にお
いて、変速動作がシフトアップ動作であるか否かを判断
し、シフトアップ動作であると判断された場合には、プ
ロセス109において、後述される第13図に示される
如くの変速スリップ制御用プログラムを実行して元に戻
る。
一方、デイシジョン103において、定常スリップ制御
条件が成立していないと判断された場合には、デイシジ
ョン110において、減速スリップ制御条件が成立した
か否かを判断し、減速スリップ制御条件が設立していな
いと判断された場合には、デイシジョン112に進み、
デイシジョン112において、変速動作が行われている
か否かを判断し、変速動作が行われていないと判断され
た場合には、続くデイシジョン113において、ロック
アツプ作動条件が成立したか否かを判断する。そして、
デイシジョン113において、ロックアツプ作動条件が
成立していないと判断された場合には、プロセス115
において、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6への駆動
信号Cfの供給を停止してプロセス116に進み、プロ
セス116において、調圧用ソレノイド弁7への駆動信
号Cgの供給を停止して元に戻る。
一方、デイシジョン113において、ロックアツプ作動
条件が成立していると判断された場合には、プロセス1
17において、ロックアツプ制御用ソレノイド弁6に駆
動信号Cfを供給し、続くプロセス118において、調
圧用ソレノイド弁7への駆動信号Cgの供給を停止して
元に戻る。また、デイシジョン105において、ロック
アツプ作動条件が成立していると判断された場合には、
プロセス117及び118を上述と同様に実行して元に
戻る。さらに、デイシジョン112において変速動作が
行われていると判断された場合には、デイシジョン10
7に進み、デイシジョン107において、変速動作がシ
フトアップ動作であると判断された場合には、上述と同
様にプロセス109を実行して元に戻り、また、デイシ
ジョンlO7において、変速動作がシフトアップ動作で
ないと判断された場合には、プロセス115及びプロセ
ス116を上述と同様に順次実行して元に戻る。
さらに、デイシジョン110において、減速スリップ制
御条件が成立したと判断された場合には、デイシジョン
120において、ブレーキペダルが踏み込まれているか
否かを判断し、ブレーキペダルが踏み込まれていると判
断された場合には、プロセス121において、第5図に
示されるシフトパターンにおける変速線Ufのスロット
ル弁14の開度Thが零のときにおける車速Vの値を高
車速側に移行させて4−3シフトダウン条件の変更を行
い、続くデイシジョン122において、変速動作が行わ
れているか否かを判断する。そして、デイシジヨン12
2において、変速動作が行われていないと判断された場
合には、プロセス124において、後述される第14図
に示される如くの減速スリップ制御用プログラムを実行
して元に戻る。また、デイシジョン122において変速
動作が行われていると判断された場合には、デイシジョ
ン123において変速動作が4−3シフトダウン動作で
あるか否かを判断し、4−3シフトダウン動作であると
判断された場合には、プロセス109を実行して元に戻
る。また、デイシジョン123において、変速動作が4
−3シフトダウン動作でないと判断された場合には、デ
イシジョン107に進み、デイシジョン107以降の各
ステップを上述と同様に順次実行して元に戻る。一方、
デイシジョン120において、ブレーキペダルが踏み込
まれていないと判断された場合には、プロセス121を
経由することなくデイシジョン122に進み、デイシジ
ョン122以降の各ステップを上述と同様に順次実行し
て元に戻る。
第12図に示される定常スリップ制御用プログラムにお
いては、スタート後、プロセス126において、スロッ
トル弁14の開度とエンジン回転数とをマツプに照合し
て対応するエンジンの発生トルクTeを読み出すことに
よりエンジンの発生トルクTeの設定を行い、続くプロ
セス127において、検出信号Suがあられす作動油の
温度に基づいて補正係数Kを設定し、プロセス128に
おいて、伝達トルクTrを、式:Tr=TeXKにより
設定してプロセス129に進む。プロセス129におい
ては、伝達トルクTrに基づいて所定の回転数差ΔNが
得られる差圧ΔPを設定してプロセス130に進み、プ
ロセス130において、差圧ΔPを生じさせるデユーテ
ィdの値yn (nは正整数)を設定する。そして、プ
ロセス131において、値ynから先回設定された値)
’s−+を減じて差ΔYを算出し、デイシジョン132
において、差ΔYが零より大であるか否かを判断し、差
ΔYが零より大であると判断された場合には、デイシジ
ョン133において、差ΔYが上限値を定める値C8よ
り大であるか否かを判断し、差ΔYが値C1より大であ
ると判断された場合には、プロセス134において、値
Vn−+に値CIを加算してデユーティdを設定してプ
ロセス135に進む。プロセス135においては、ロッ
クアツプ制御用ソレノイド弁6に駆動信号Cfを供給し
、続くプロセス136において、プロセス134で設定
されたデユーティdを有する駆動信号Cgを形成してそ
れを調圧用ソレノイド弁7に供給してこのプログラムを
終了する。また、デイシジョン133において、差ΔY
が値C4より大でないと判断された場合には、プロセス
137においてデユーティdを値ynをとるものとし、
続くプロセス135及び136を上述と同様に実行して
このプログラムを終了する。
一方、デイシジョン132において差ΔYが零より大で
ないと判断された場合には、デイシジョン138におい
て、差ΔYの絶対値1ΔYlが下限値を定める値C2よ
り大であるか否かを判断し、差ΔYの絶対値1ΔY1が
値C!より大でないと判断された場合には、プロセス1
37以降のプロセスを上述と同様に実行してこのプログ
ラムを終了し、デイシジョン13Bにおいて絶対値1Δ
Yが値C!より大であると判断された場合には、プロセ
ス139において、デユーティdを値ynから値C2を
減じて得られる値に設定し、プロセス135及び136
を上述と同様に実行してこのプログラムを終了する。
第13図に示される変速スリップ制御用プログラムにお
いては、スタート後、デイシジョン141において、変
速制御開始時点か否かを判断し、変速制御開始時点であ
ると判断された場合には、デイシジョン142において
、ロックアツプクラッチ22がスリップ係合状態である
か否かを判断し、スリップ係合状態であると判断された
場合には、プロセス143に進み、プロセス143にお
いて、デユーティdを先回設定された値yイ、に設定し
、プロセス144において、ロックアツプ制御用ソレノ
イド弁6に駆動信号Cfを供給してプロセス145に進
む。プロセス145においては、プロセス143で設定
されたデユーティdを有する駆動信号Cgを形成し、そ
れを調圧用ソレノイド弁7に供給してこのプログラムを
終了する。
また、デイシジョン141において、変速制御開始時点
でないと判断された場合には、プロセス144及び14
5を実行してこのプログラムを終了する。
一方、デイシジョン142において、ロックアツプクラ
ッチ22がスリップ係合状態でないと判断された場合に
は、プロセス146〜プロセス149を、第12図に示
されるプログラムのプロセス126〜128の場合と同
様に実行して、プロセス150に進む。プロセス150
においては、差圧ΔPを生じさせる値ynを求め、プロ
セス152においてデユーティdを値ynに設定し、プ
ロセス152において、ロックアツプ制御用ソレノイド
弁6に駆動信号Cfを供給して、続くプロセス153に
おいて、プロセス151で設定されたデユーティdを有
する駆動信号Cgを調圧用ソレノイド弁7に供給してこ
のプログラムを終了する。なお、斯かる変速スリップ制
御用プログラムにおいて、差圧ΔPの値は、第12図で
示される定常スリップ制御用プログラムの場合と同様に
して求められるが、定常スリップ制御用プログラムにお
いて求められる差圧ΔPの値より小なるものとされる。
第14図のフローチャートで示される減速スリップ制御
用プログラムにおいては、スタート後、プロセス160
において抵抗トルクTe’を設定し、プロセス161に
おいて補正係数Kを設定して、続くプロセス162にお
いて、伝達トルクTr゛を抵抗トルクTe“に補正係数
Kを乗じることにより設定する。続くプロセス163に
おいては、伝達トルクTr’に応じた差圧ΔPを設定し
、プロセス164において差圧ΔPを生じさせる値yn
を設定し、プロセス165においてデユーティdを値y
nに設定し、プロセス166において、駆動信号Cfを
ロックアツプ制御用ソレノイド弁6に供給してプロセス
167に進む。プロセス167においては、プロセス1
65で設定されたデユーティdを有する駆動信号Cgを
調圧用ソレノイド弁7に供給してこのプログラムを終了
する。
なお、上述の例においては、定常スリップ制御が、スロ
ットル弁14の開度及び車速が、第5図に示される如く
のシフトパターンにおけるスリップ制御実行線Rj及び
スリップ制御解除線Rkで規定される領域にあることが
検知されるとともに、例えば、検出信号Suがあられす
作動油の温度が所定の範囲内にあることが検知されたと
き行われるようにされているが、本発明に係るトルクコ
ンバータのスリップ制御装置は、斯かる例に限られるも
のではなく、スロットル弁の開度及び車速のうちの少な
くとも一方が、第5図に示される如くのシフトパターン
における特定の領域にあることが検知されるとき行われ
るようにされてもよい。
また、上述の例においては、変速スリップ制御時におい
ては、差圧ΔPが一定の値に維持されるようになされて
いるが、必ずしもそのようにされる必要はなく、定常ス
リップ制御時と同様に、差圧ΔPがトルクコンバータ2
4における伝達トルクTrに応じて変更されるようにな
されてもよく、そのようにされた場合には、回転数差Δ
Nについての制御精度が向上せしめられる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本願に係る発明の第1の
態様によれば、トルク発生部の負荷状態及び/又は車両
の走行状態が所定の条件を満たすとき、入力要素と出力
要素との間にトルクコンバータにおけるエネルギー損失
の低減とエンジンが発生するトルク変動の吸収とが共に
図られるものとされた回転数差を生じさせるように、ロ
ックアツプクラッチに供給される作動油圧が、トルクコ
ンバータの入力トルクに応じたものに調整されるので、
入力要素と出力要素との間に、エンジンの運転状態に適
合した回転数差を迅速に生じさせることができ、従って
、車両における燃費の向上が図られるとともに、車体振
動が充分に抑制されることになるスリップ制御を行うこ
とができる。
また、本願に係る発明の第2の態様によれば、変速機構
において変速動作が行われるとき、入力要素と出力要素
との間にトルクコンバータにおけるエネルギー損失の低
減とエンジンが発生するトルク変動の吸収とが共に図ら
れるものとされた回転数差を生じさせるように、ロック
アツプクラッチに供給される作動油圧が、トルクコンバ
ータの入力トルクに応じたものに調整されるので、入力
要素と出力要素との間に、エンジンの運転状態に適合し
た回転数差を迅速に生じさせることができ、従って、エ
ンジンに大なる変速ショックが生じることのないスリッ
プ制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明に係るトルクコンバータ
のスリップ制御装置を特許請求の範囲に対応して示す基
本構成図、第3図は本発明に係るトルクコンバータのス
リップ制御装置の一例を、それが適用された車両のパワ
ープラントとともに示す概略構成図、第4図は第3図に
示される例の主要部を示す概略構成図、第5図〜第10
図は第3図に示される例の動作説明に供される特性図、
第11図〜第14図は第3図に示される例におけるコン
トロールユニットにマイクロコンピュータが用いられた
場合における、斯かるマイクロコンピユータが実行する
プログラムの一例を示すフローチャートである。 図中、6はロックアツプ制御用ソレノイド弁、7は調圧
用ソレノイド弁、10はエンジン本体、14はスロット
ル弁、20は自動変速機、21はロックアツプ機構、2
2はロックアツプクラッチ、24はトルクコンバータ、
26は変速機構、30は油圧回路部、34はポンプイン
ペラー、36はタービンランナー、43は背圧室、44
は内圧室、45はオイルポンプ、49はレギュレータ弁
、51はロックアツプシフト弁、52はロックアツプ調
圧弁、81はスロットル開度センサ、82は車速センサ
、100はコントロールユニットである。 第3図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力要素、出力要素、及び、該入力要素と出力要素
    とを相対回転可能な状態で係合させるロックアップクラ
    ッチを有するトルクコンバータにおける上記入力要素に
    伝達される入力トルクを検出するトルク検出手段と、 上記ロックアップクラッチに上記入力要素 と出力要素とを係合させる動作をとらせるための作動油
    圧を供給する油圧供給手段と、 上記トルク検出手段により検出された入力 トルクに基づいて、上記入力要素と出力要素とを予め設
    定された回転数差が生じる状態で係合させるために上記
    ロックアップクラッチに必要とされる作動油圧を求める
    油圧設定手段と、 上記入力要素に接続されたエンジンの負荷 状態及び/又は上記トルクコンバータを備えた車両の走
    行状態を検出する状態検出手段と、上記状態検出手段に
    より検出されたエンジ ンの負荷状態及び/又は車両の走行状態が所定の条件を
    満たすとき、上記油圧供給手段に、上記油圧設定手段に
    より求められた作動油圧を上記ロックアップクラッチに
    供給する動作を行わせる油圧制御手段と、 を具備して構成されるトルクコンバータのスリップ制御
    装置。 2、入力要素、出力要素、及び、該入力要素と出力要素
    とを相対回転可能な状態で係合させるロックアップクラ
    ッチを有するトルクコンバータにおける上記入力要素に
    伝達される入力トルクを検出するトルク検出手段と、 上記ロックアップクラッチに上記入力要素 と出力要素とを係合させる動作をとらせるための作動油
    圧を供給する油圧供給手段と、 上記トルク検出手段により検出された入力 トルクに基づいて、上記入力要素と出力要素とを予め設
    定された回転数差が生じる状態で係合させるために上記
    ロックアップクラッチに必要とされる作動油圧を求める
    油圧設定手段と、 上記出力要素に接続された変速機構の変速 動作を検出する変速検出手段と、 該変速検出手段により変速機構の変速動作 が検出されたとき、上記油圧供給手段に、上記油圧設定
    手段により求められた作動油圧を上記ロックアップクラ
    ッチに供給する動作を行わせる油圧制御手段と、 を具備して構成されるトルクコンバータのスリップ制御
    装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639771A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Aisin Warner Ltd ロツクアツプクラツチ付自動変速機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639771A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Aisin Warner Ltd ロツクアツプクラツチ付自動変速機

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