JPH02124815A - 血管形成促進剤 - Google Patents

血管形成促進剤

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JPH02124815A
JPH02124815A JP24342388A JP24342388A JPH02124815A JP H02124815 A JPH02124815 A JP H02124815A JP 24342388 A JP24342388 A JP 24342388A JP 24342388 A JP24342388 A JP 24342388A JP H02124815 A JPH02124815 A JP H02124815A
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JP
Japan
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acid
substituted
compound
blood vessel
vessel formation
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JP24342388A
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English (en)
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Kaoru Wakamatsu
馨 若松
Koichi Kondo
孝一 近藤
Katsuichi Sudo
勝一 須藤
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は血管形成促進剤に関する。
従来の技術 血管形成は、生体における発生過程、傷の修復。
炎症などの過程で見られる重要な生物現象の一つ〕 である。
すなわち、組織や器官が分化し、それぞれが固有の形態
と機能をもつと、相互の情報の伝達、酸素、炭酸ガス、
栄養素、老廃物などの運搬が必要となり、その経路とし
て血管が発達してくる。
血管形成は、ある種の血管新生(angiogenes
is)誘導因子が誘引し、内皮マトリックスの分解、内
皮細胞の遁走(細胞の芽出)、内皮細胞の増殖(毛細管
の延長)からなる三つの基本的段階から成り立っている
血管新生誘導因子に関しては、癌組織、傷修復組織内で
の低酸素状態で見られる、細胞の嫌気的代謝産物が相当
すると考えられ、また一方布液成分にその因子が含まれ
ており、血液成分の遺漏により血管新生が誘導されてい
るとも考えられている。
血管形成促進作用を有する物質として、線維芽細胞成長
因子(F G F )、上皮細胞成長因子(EGF)、
アンジオゲニンなどタンパク質、ペプチドなどが報告さ
れている[アナルス・ニューヨーク・アカデミ−・オブ
・サイエンス(Ann、  N Y  Aead。
Sci、)、401,212−227(1982)コ。
 脂溶性物質としてはロイコトリエンやプロスタグラン
デインなどが血管形成促進作用のあるものとして記載さ
れている[プロシージンゲス・ソサイエティー・エクス
ペリメンタル・バイオロジー・アンド・メジシン(Pr
oc、 Soc、 Exp、 Biol。
Med、)、172,214−218(1983)]。
さらに、カカドシンプーラらはネコの大綱(オーメンタ
ム)から脂質画分を抽出することによって、血管形成因
子を見い出した[特表昭62−500026号公報]。
オーメンタムの脂質画分で酸素、水素および炭素を含み
、150〜1100ダルトンの範囲をもつ血管形成組成
物としており、さらに、脂質標品の炭素原子の数が20
を越えてない炭化水素類を含むとしているが、その根拠
また本体は全く明らかでない。その後、オーメンタムの
脂質画分からガングリオンド類を見い出し、これらが血
管形成促進作用を有したと報告している1−WO871
01939号公報]。
発明が解決しようとする課題 本発明者らは、血管形成促進物質の特徴的な薬理作用に
興味を持ち、医薬品等とし、て実際的に提供しうる化合
物について種々探索した結果、ある種の脂肪酸誘導体に
強力な血管形成促進作用を見い出し、この知見に基づき
関連する高級脂肪族炭化水素誘導体を合成し、これらの
薬理学的検討を行い本発明を完成した。
課題を解決するための手段 本発明は一般式 %式%(1) 〔式中、Rは高級脂肪族炭化水素残基を示し、該炭化水
素残基中に存在する二重結合はグリコール化またはエポ
キシ化されていてもよい。Aは水素原子、カルボキシル
基、水酸基、置換基を有していてしよいカルバモイル基
または置換基を有していてもよく4級化されていてもよ
いアミノ基を示す〕で表わされる化合物を含有してなる
直管形成促進剤を提供するものである。
上記Rで示される高級脂肪族炭化水素残基は、飽和、不
飽和の高級脂肪族炭化水素残基を含み、それらは直鎖状
1分岐状のいずれでもよい。
不飽和高級脂肪族炭化水素残基の場合、その不飽和結合
は二重結合であることが好ましく、該二重結合は二置換
、三置換、四置換の場合があり、またシス、トランスの
いずれの配置をとっていてもよい。
不飽和結合が複数個存在するときは、上記置換様式およ
び配置様式に関し、組合されていてもよく、また単一様
式であってもよい。またこれらの不飽和結合は、独立型
または共役型のいずれであってもよい。
高級脂肪酸の炭素数は14〜30であることが好ましく
、とりわけ16〜26のものが好ましい。
また、天然型である炭素数が偶数個のものが好ましい。
不飽和結合を有する場合、二重結合数は1〜8個のもの
が好ましく、とりわけ独立型として1〜5個有するもの
が好ましい。
これらの二重結合の1個または2個以上がグリコール化
または(および)エボキン化されていてもよい。グリコ
ールの場合、その隣接する2個の水酸基はスレオ、エリ
スロのいずれの配置でもよい。
八で表わされる置換基を有していてもよいカルバモイル
に関し、該置換基として例えば、低級(C+−a)アル
キル、低級シクロ(C3−8)アルキル、フェニルフェ
ニル−C3−3アルキル、水酸基などが挙げられ、該低
級アルキル、フェニル、フェニルC7−、アルキルは水
酸基1cI−3アルコキノ、カルボキシ、ハロゲン(例
、フッ素、臭素、塩素、ヨウ素)などで置換されζいて
もよい。該カルバモイルは−置換、二置換の場合があり
、さらにカルバモイルの窒素原子と共に5〜6員の含窒
素複素環基(例、ピペリジンピロリジン、チアゾリジン
、チアジンモルホリンなど)を形成していてもよい。該
含窒素複素環基は、さらにピリジンなどの複素環基。
カルボキシル、低級(c 1,3)アルコキシカルホニ
ルなどで置換されていてもよい。
Aで表わされる置換基を有していてもよく4級化されて
いてもよいアミノ基に関し、該置換基として低級(c 
+−Jアルキル、低級シクロ(C3−、)アルキル、フ
ェニル、フェニル−C1−3アルキルなどが挙げられ、
−置換、二置換のいずれのアミンも含まれる。4級アミ
ンは該二置換アミンに対してさらにハロゲン化水素、低
級(C,−3)アルキルハロゲンなどが付加して形成さ
れているものが挙げられる。とりわけ−級アミンまたは
トリメチルアンモニウムのものが好ましい。
本発明に用いられる上記化合物としては高級脂肪酸およ
びそれに対応する置換されていてもよいアミドが好まし
い。
上記高級脂肪酸および高級脂肪酸アミドを例示すれば下
記のとおりである。なお注記はぐ炭素数:二重結合数、
△二重結合位置)として記載している: リスチン酸(14:0)、パルミチン酸(16:ステア
リン酸(18:0)、アラキシン酸に0)、ベヘン酸(
22:0)、リグノセリン酸(二〇)、セロチン酸(2
6:0)、エライジン酸(=1.△9)、オレイン酸(
18:1.Δ9)、ジルイン酸(18:2.△9,12
)、アラキドン酸(20:4 、△5.8,11.14
)、エルカ酸(22:1゜△13シス)、ブラシジン酸
(22:l、△13トランス)、ドコサヘキセン酸(2
2:6.△4,7,10゜13.16.19)、ネルボ
ン酸(24:1.△15)およびこれらの前記した置換
基を有していてもよいアミドが挙げられる。
とりわけベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸およびこれ
らのアミドが有利に用いられ、一般式〔式中、Xおよび
X′は共に水素原子または水酸基であるか、XとX′と
でエーテル結合または結合手を示し、R1およびR′は
同一または異なってそれぞれ水素原子、水酸基、置換基
を有していてもよい低級アルキルもしくはフェニルであ
るか、隣接する窒素原子と共に複素環基を形成していて
もよい。但し、R1とR1とが同時に水酸基とはなり得
ない。〕で表わされる化合物として示すことができる。
上記R1およびR1としては、前述の化合物(1)のカ
ルバモイルの置換基として示したものが挙げられる。
なお、化合物(II)に包含される一般式〔式中、Yお
よびY′は水酸基であるか、YとY′とで結合手を示し
、R3およびR4は一方が水素原子で他方が置換基を有
していてもよい低級アルキルまたはフェニルであるか、
隣接する窒素原子とともに置換基を有していてもよいピ
ロリジンまたはチアジンを形成する〕で表わされる化合
物は文献未載の新規化合物である。
化合物(1)は動植物由来の成分として、またそれらの
加水分解生成物として、さらに合成化学もしくは酵素化
学の手法を用いて製造することができる公知化合物であ
るか、これらを原料にして合成化学的に製造しうる。
例えば脂肪酸から脂肪酸アミドの製造は、常法に従い脂
肪酸を脂肪酸クロライドとし、対応するアミンまたはア
ンモニアを加えて脂肪酸アミドとすることができる。
脂肪酸の低級(C、−、+)アルキルエステルまたはア
ミドを、リチウムアルミニウムハイドライドなどの金属
ハイドライドを用いて還元することにより対応するアル
コールまたはアミンをそれぞれ製造することができる。
また上記で得られる脂肪酸に対応するアルコールを臭化
水素酸などの鉱酸でハロゲン化し、3級アミンと反応さ
せろことにより高級脂肪族炭化水素の4級アンモニウム
塩が得られる。
エポキシ化は、二重結合を有する化合物CI)を、例え
ばm−クロロ過安息呑酸などの酸化剤と反応することに
より行なわれる。またグリコール化は、二重結合を有す
る化合物を、所望により過酸化水素、第3級ブチルヒド
ロペルオキシドなどの酸化剤の存在下、4酸化オスミウ
ムなどを用いて酸化することにより行なうこともできる
かくして得られる化合物(1)は、所望により抽出、ク
ロマトグラフィー、再結晶など通常の分離。
精製手段により精製・単離することができろ。
本発明で用いられる化合物(Dは、強力な血管形成促進
作用を有し、また低毒性であるので、哺乳動物(サル、
イヌ、ネコ、ヒトなど)の各種虚血性疾ル、外傷、熱傷
、禿などの治療らしくは軽減さ仕るために使用すること
ができる。
心筋梗塞などの虚血性疾患においては、化合物(1)は
心筋組織における血管形成またはその誘発を刺激し、血
液循環を増すことができろ。
外傷や熱傷においては、体液の損失や感染を防止し、傷
]コに新しい血管を形成して治癒を早める。
禿においては、局部血管形成を促進し、酸素や栄養分の
補給を満して育毛効果を達成する。
本発明の化合物(1)は、低毒性で経口的または非経口
的に投与することができる。
例えば、虚血性疾患の治療のためには通常錠剤またはカ
プセル剤として経口的に投与するか、注射剤として投与
する。この場合成人1日当りの投与量は約10〜500
1gである。
また外傷、熱傷、禿の治療や軽減のためには、通常約0
.1〜5%(W/V)の濃度の溶液剤として、または約
1−10%(W/W)の軟膏として局部に1日1・〜4
回塗布処置する。
本発明の化合物(1)は、比較的低分子であり高純度で
安定な物質として容易に製造、入手することかでき、生
理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤などで各種の
製剤化が可能である。
作用 実験例1  (CAMアッセイ) 各種の化合物についてCAM (Chori。
A 1lantoic  Membrane)アッセイ
を行った。CAMアッセイの手法はオウルバッハ(A 
uerbach)の方法[デベロプメンタル・バイオロ
ジー(Developmental  Biology
)、41.391 (1974)]に若干の変更を加え
た。即ち、ニワトリ有精卵を3日間37℃でふ卵機中イ
ンキュベートしたのち、卵殻をはずし、さらに1週間3
7°Cでインキ;ベートした(ナブコ炭酸ガスインキュ
ベーター6300使用、Go、:0% Ht O飽和)
。直径6mmのポリプロピレン製ディスクに各化合物の
クロロホルム:エタノール(1:4容)の溶液を 0゜
0.25,0.64,1.6.4.10および25μg
になるようにスポットし、クリーンベンチ内で風乾後、
ニワトリ漿尿膜上に静置してさらに3日間37℃でイン
キュベートし、血管形成の状況を観察した。得られた結
果を第1表および第2表に示す。なお表中の陽性率は下
記の基準で算出した。即ち、血管新生の程度を、きわめ
て強いものを娃1強いものを+1弱いものを士、血管新
生のみられないものを−と4段階に判定し、件を10点
十を7点3士を3点、−を0点と数値化し、各サンプル
各濃度における平均値をもって陽性率とした。
更に、各サンプルにおいて数値が5になる薬物量をE 
D s。値(μg/disk)として表した。
実験例2 (ラット角膜法ン ギンブロン(G imbrone)らの方法[ジャーナ
ル・オブ・ナショナル・キャンサー・インスティチュー
ト(J 、  National  Cancer  
I n5titute)、 52(’2)、413(1
974)]を修正して実験を行った。
即ち、ウィスターラット(14週令、雄性)を麻酔後、
角膜下に約2 X 3 mmのポケットを作った。次に
エチレン−ビニルアセテートコポリマー〇 (Elvax  −40)に各化合物を封入したゲルを
調製し、ポケットに移入して2週間後の血管の伸張の状
況を観察した。
封入に用いた試料としてエルカミド(erucam 1
de)、ラウラミド(lauramide)およびエル
カ酸(。1.。1゜acid)J9(:)、/)o−J
L=al、il:Elvax■−40のみを用いた場合
とを比較した。結果を第3表に示した。この結果、実験
例1のCAMアッセイの結果と同様、エルカミドやエル
カ酸に強い血管伸張作用が認められた。
第3表 ラット角膜法による結果 化合物     試料量 E rucamide     301t gEruc
ic  acid   30ggL auramide
     60 μg担体(F、1vaxo−ナラ 40のみ) +、++;  血管伸張作用  陽性 : 血管伸張作用  陰性 血管伸張作用 ++ ++ 実験例3 (マウス皮下ポーチ法) 吉井らの方法(医学のあゆみ、第122巻(第10号)
、890頁(1982年))に準じて実験した。即ちI
CRマウス(9週令、雄性)を麻酔後、バリカンで背部
を刺毛し、アルコール消毒後尾側1cmの所から注射針
をさし、空気約20旙を注入した。 次にハサミでエア
・サックの尾側の空気を抜いた後、E 1vax[F]
−4゜、0封入り、え試料を左右対称(片方はコントロ
ール;E Ivax” −40のみ)に挿入した。切開
部を閉じたのち、lO日後句開して血管伸張の状況を観
察した。封入に用いた試料としてエルカミド、ラウラミ
ドおよびエルカ酸について、結果を比較した。
第4表に示したように、実験例1のCAMアッセイの結
果と同様、エルカミドに強い血管伸張作用が認められた
第4表 マウス皮下ポーチ法による結果化合物    
 試料量   血管伸張作用E rucamide  
    1 mg     + +L auramid
e      1 mg+、++;  血管伸張作用 
 陽性 ; 血管伸張作用  陰性 実施例 実施例!(錠剤) エルカミド コーンスターチ ラクトース ヒドロキシプロピルセルロースL 00mg 0mg 5mg 5mg 計240mg(1錠あたり) エルカミドにコーンスターチ、ラクトース、ヒドロキシ
プロピルセルロースを加えて顆粒化した後打錠する。
成人1日当り1〜3錠を食後服用する。
実施例2(軟膏剤) エルカミド  ・            1gポリエ
チレングリコール      50gエチレングリコー
ル        40g精製水          
    10gよく混合してペースト状にし、広口瓶に
つめ、1日3〜4回、患部に塗布する。
実施例3(軟膏剤) エルカ酸              1g白色ワセリ
ン            50gを加えて混合してペ
ースト状にし、チューブに入れて、1日3〜4回、患部
に塗布する。
実施例4(液剤) エルカミド               1gツイー
ン80           0.5gエタノール  
            20滅精製氷       
        80戒を加えて溶解し、1日3〜4回
、機部に塗布する。
実施例5 (i)N−エルコイル−プロリンメチルエステルの合成 エルカ酸(2g)を塩化メチレン(lod)に溶解し、
オキザリルクロリド(1,1d)を滴下し1時間加熱還
流した後濃縮し、酸クロリドを得た。これをNaHCO
a(800mg)存在下THP(15d)−水(1d)
中塩酸し一プロリンメチルエステル(980mg)と室
温で15時間攪拌した。溶媒を濃縮後残渣に水を加え、
塩化メチレンで抽出し乾燥濃縮後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で
精製し無色油状物を1.09g(収率41%)得た。
oil、 ’HNMR(CDCps)δ:  0.7−
1.0(3H。
m)、 1.2−2.5(40H,m) 、 3.4−
3.7(28,m)、 3.69(3H,s) 。
4.3−4.6(lH,m)、5.2−5.5(211
,m)(ii)N−メヂルエルカミドの合成 (1)と同様にエルカ酸(3,39g)を酸クロリドと
し、40%メチルアミン水溶液と水冷下30分攪拌した
。反応液をイソプロピルエーテルで抽出し乾燥濃縮後、
残渣をヘキサンから再結晶し淡橙色結晶を1.80g(
収率51%)得た。
mp:  48−49℃ HN M R(CD CQ3)δ:  0.7−1.0
(3H,m)。
1 、1−2.3(36)1.m)、2.7g(3)!
、d、 J = 5Hz)、5.33(2H,t 、J
−5Hz)、5J−54(LH,brs)(iii)N
−エルコイル−3−アミノ安息香酸の合成(1)と同様
にエルカ酸(Ig)を酸クロリドとし、ピリジン存在下
塩化メチシン中3−アミノ安息香酸(403mg)と室
温で3時間攪拌した。溶媒を濃縮後残渣を水、エーテル
、メタノールで洗浄し乾燥後エタノールから再結晶し無
色結晶を1.18g(収率88%)得た。
mp+  171−174°C ’HNMR(ds  DMSO)δ:  0.7−1.
0(3H,m)1、1−2.5(36H,m) 、 5
.2−5.5(2H,m) 、 7.2−7.7(2H
,m) 。
7.8−8.0(IH,m)、8.22(IH,brs
)、9.95(IH,brs)(iv)N−エルコイル
−2−(4−ピリジニル)−4チアゾリジンカルボン酸
の合成 (i)と同様にエルカ酸(Ig)を酸クロリドとし、ピ
リジン(6旋)−塩化メチレン(2蔵)中2(4−ピリ
ジニル)−4−チアゾリジンカルボン酸(618mg)
と室温で2時間攪拌した。溶媒を濃縮後残渣を水で洗浄
し沈澱を乾燥した後、ノリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール−10:1)で精製し
、メタノールから再結晶して無色結晶を1.58g(収
率99%)得た。
mp:  l 56−158℃ ’HNMR(CDCQ3  CD 30D) δ : 
 0.82.6(39)1.m) 、 3.3−3.7
(2H,m) 、 5.1−5.5(3tl、 m) 
、6.25(it(、brs)、7.2−7.4(2H
,m)、8.4−8.7(21T、m)(v)N−エル
コイルグリソンアミドの合成(1)と同様にエルカ酸(
2,12g)を酸クロリドとし、炭酸カリウム(2g)
存在下T HP (5滅)−水(3旋)中塩酸グリシン
アミド(692mg)と室1塁で3時間攪拌した。溶媒
を濃縮後残渣を水、塩化メチレンで洗浄し沈澱を風乾し
た後、エタノールから再結晶して無色結晶を1.08g
(収率44%)得た。
mp:  128−130°C ’)(−NMR(d、−DMSO)δ:  0.7−1
.0(3H,m)、LO−1,6(30H,m) 、 
1.7−2.2(611,m) 、 3.57(2H,
d、 J = 6Hz) 、 5.2−5.4(2H,
m) 、 6.90(IH,brs) 、7.18(I
H,brs) 。
7.85(In、brs) (vi)N−エルコイル−2−アミノ−5−クロロ安息
香酸の合成 (1)と同様にエルカ酸(1,05g)を酸クロリドと
し、ピリジン(5鑓)−塩化メチレン(2滅)中2アミ
ノ−5−クロロ安息香酸(530mg)と室温で3時間
攪拌した。溶媒を濃縮後残渣を0.5N塩酸、メタノー
ルで洗浄し沈澱を乾燥した後、エタノールから再結晶し
て淡黄色結晶を550 mg(36%)得た。
mp:  l 59−162℃ ’ HN M R(CD CQ3)δ:  0.7−1
.0(3H,m)。
1、2−2.6(36H,m) 、 5.2−5.5(
2H,m) 、 7.50(ill、dd、 J = 
93Hz)、8.08(IH,d、J= 3Hz)、8
.73(LH,d、J= 911z)。
9.93(II!、brs)、 11.4(IH,br
s)(vii)13 、14−ジヒドロキンドコサナミ
ドの合成 エルカミド(2g)、テトラエチルアンモニウムアセタ
ート(250mg)、70%tBuoOI(水溶液(1
,3滅)のアセトン(150旋)溶液に0.5%四酸化
オスミウAtBuOH溶液(0,5滅)を加え、室温で
5日間攪拌した。その後、10%亜硫酸水素ナトリウム
溶液(30d)を反応液に加え30分攪拌した。反応液
をろ過し得られた結晶をアセトンで洗浄し乾燥して無色
結晶を728mg(収率33%)得た。
mp:  153−1548C ’ HN M R(CD CQ 3−− CD 30 
D )δ:0.81.0(3H,m)、1.1−1.9
(3411,m)、2.1−2.4(2H,m) 3.
33.6(2H,m) 魚遇の効果 化合物(+)は、血管形成促進作用を有し、各種虚血性
疾患、外傷、熱傷、禿などの治療、軽減に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  一般式 R−A 〔式中、Rは高級脂肪族炭化水素残基を示し、該炭化水
    素残基中に存在する二重結合はグリコール化またはエポ
    キシ化されていてもよい。Aは水素原子、カルボキシル
    基、水酸基、置換基を有していてもよいカルバモイル基
    または置換基を有していてもよく4級化されていてもよ
    いアミノ基を示す〕で表わされる化合物を含有してなる
    血管形成促進剤。
JP24342388A 1987-10-29 1988-09-28 血管形成促進剤 Pending JPH02124815A (ja)

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JP27446187 1987-10-29
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