JPH02124378A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents

車両の後輪操舵装置

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Publication number
JPH02124378A
JPH02124378A JP27565188A JP27565188A JPH02124378A JP H02124378 A JPH02124378 A JP H02124378A JP 27565188 A JP27565188 A JP 27565188A JP 27565188 A JP27565188 A JP 27565188A JP H02124378 A JPH02124378 A JP H02124378A
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JP
Japan
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steering
phase
valve
spool
oil
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Pending
Application number
JP27565188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Nishimori
西森 政義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP27565188A priority Critical patent/JPH02124378A/ja
Publication of JPH02124378A publication Critical patent/JPH02124378A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/146Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by comprising means for steering by acting on the suspension system, e.g. on the mountings of the suspension arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
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    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1554Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1572Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electro-hydraulic control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、前輪の操舵に応じて後輪の操舵角を制御す
るようにした車両の後輪操舵装置に関する。
(従来の技術) 位相反転ができる車両の後輪操舵装置には、従来、特開
昭59−186773号公報、特開昭62−19127
2号公報に開示されているようなものがある。
後輪を位相反転する後輪操舵は、車速に応じた後輪舵角
を得て、車両のヨー運動と横方向運動のバランスをとら
なければならない。
上述した公報に記載された技術では、いずれも車速セン
サーを用いた電子制御で車速特性を得、この車速特性に
したがって後輪舵角手段を制御し、後輪舵角を得るよう
にしている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、電子制御で各々の車速に応じたヨー運動と横
方向運動の最適バランスを得るには、かなり制御が複雑
になる。しかも、電子制御であるから、ノイズ、電波障
害などの影響を受けるおそれがあり、信頼性にも乏しい
またそれに加え単一の後輪操作手段の出力を制御して、
後輪の位相反転を行なうものであるので、その分、さら
に制御が複雑になる不具合をもっている。
この発明゛はこのような事情に着目してなされたもので
、その目的とするところは、信頼性に優れる機械式の簡
素な制御で、車速特性に応じた最適バランスをとりなが
ら後輪を位相反転させることができる車両の後輪操舵装
置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明の後輪操舵装置は
前輪と同方向に後輪を操舵する油圧出力を発する同相操
舵手段と、この同相操舵手段と並列に設けられ操舵操作
の開始時に前輪と逆方向に後輪を操舵する油圧出力を発
する逆相操舵手段と、前記同相操舵手段に設けられ車速
に応じて出力油圧を増加する第1の油圧制御手段と、前
記逆相操舵手段に設けられ車速に応じて出力油圧を減少
する第2の油圧制御手段とを設ける。
(作用) この発明の後輪操舵装置によると、同相操舵手段と逆相
操舵手段の油圧出力の合成出力から後輪舵角が得られる
ものである。そして、操舵操作を開始すると、同相操舵
手段からそのときの車速に応じた油圧に補正した出力油
圧が出力され、逆相操舵手段から同じくそのときの車速
に応じた油圧に補正した出力油圧が出力され、両者の合
成出力から車速特性にしたがってバランスをとりながら
後輪を同相側に制御していく。そして、操舵開始時を経
過すると、車速特性に応じた油圧に補正した同相操舵手
段の出力油圧だけとなって、定常の同相の後輪操舵に戻
していく。これにより、ノイズなどの障害のない油圧を
用いた機械式の簡素な制御で、後輪を位相反転させてい
る。
(実施例) 以下、この発明を第1図ないし第14図に示す第1の実
施例にもとづいて説明する。第1図は車両の四輪操舵装
置を示し、1aおよび1bは左右の前輪である。前輪1
a、lbは、車体(図示しない)に対して水平方向に揺
動可能に支持されたナックル2a、2bに回転自在に支
持されている。またナックル2a、2bは、タイロッド
3a。
3bを介して例えばラック4およびビニオン5を組合わ
せてなる車速感応型のパワーステアリング6に連結され
ている。すなわち、パワーステアリング6は、ラック4
.ビニオン5.ロータリバルブ7、トーションバー8を
有してなるステアリングギヤアッセンブリ9に、ローク
リバルブ7につながるステアリング用のパワーシリンダ
装置10(パワーシリンダ11内にラック4につながる
ピストン12を設けてなるもの)と、ロークリバルブ7
に油圧を供給するエンジン駆動のオイルポンプ13(パ
ワーステ用)とが組合わせられている。
そして、パワーシリンダ装置10のピストン12の両側
のピストンロッド12a、12bが、上記タイロッド3
a、3bに連結されている。
またステアリングギアアッセンブリ9の入力部となる、
ビニオン5につながるロータリバルブ7のバルブインプ
ットシャフト7aおよびトーションバー8には、後述す
る進相機構14(進相操舵手段)8中間ジヨイント15
.コラムシャフト16を介してステアリングホイール1
7が連結されている。これにより、ステアリングホイー
ル17を操作すれば、ラック4をステアリングホイール
17と同方向に駆動する。そして、それと同時にピスト
ン12の両側に構成された左室18゜右室19にローク
リバルブ7を通じてオイルポンプ13で発生した油圧が
供給され、ステアリングホイール17の操舵力をアシス
トできるようにしている。なお、オイルポンプ13には
エンジン20の回転数が、ある領域から上昇するにした
がって吐出流量が低下する特性のポンプが用いられてい
る。
ここで、上記進相機構14について説明すれば、進相機
構14は第5図ないし第7図に詳図するようにステアリ
ングギヤアッセンブリ9に、二組の遊星歯車機構21.
22およびコントロールバルブ23を設けて構成されて
いる。
詳しくは、37はステアリングギャアッセンブリ9のケ
ース9aの上端部に設置されたケース、37aはそのケ
ース37の上部開口を閉塞するねじ式のキャップである
。これらケース37およびキャップ37aは、それらを
貫通するボルト35およびボルト端と螺合するナツト3
6でケース9aに固定されていて、進相機構14のボデ
ィを構成している。そして、このケース37内の上方側
には、インプットシャフト24がバルブインプットシャ
フト7aと同軸をなして回転自在に設けられている。な
お、24aはインプットシャフト24を回転自在に支持
する軸受である。インプットシャフト24の下部外周に
は、サンギア25が一体に設けられている。このサンギ
ア25の周囲には、ケース37側に支持されたリングギ
ヤ26が設けられている。そして、このリングギヤ26
とサンギヤ25との間に、双方のギヤと噛合う四組のプ
ラネタリギヤ27が設けられ、−段目の遊星歯車機構2
1を構成している。このキャップ37aから突出したイ
ンプットシャフト24の上部に、上記中間ジヨイント1
5が連結される。
またバルブインプットシャフト24の端部はケース9a
の上端開口から上方に突出している。そして、このケー
ス37内に入るバルブインプットシャフト24の端部外
周には、−段目の遊星歯車21と同じ諸元のサンギア2
8が一体に設けられている。またこのサンギア28の周
囲となるケース37内には、−段目と同じ諸元のリング
ギヤ29が設けられている。そして、このリングギヤ2
9とサンギヤ28との間に、シャフト30を介して一段
目のプラネタリギヤ27と同軸につながる回転自在な四
組のプラネタリギヤ31が設けられ、二段目の遊星歯車
機構22を構成している。
なお、プラネタリギヤ27とプラネタリギヤ31は、シ
ャフト30を保持するホルダー32.シャフト端に設け
たギヤ規制用のホルダー33により、バルブインプット
シャフト24の軸心を中心として周方向に移動できるよ
うに支持されているものである。
そして、キャップ37aには軸受24aの上下方向の動
きを規制するアジャスタ38が設けられ、遊星歯車機構
21.22を所定にステアリングギアアッセンブリ9に
組付けている。なお、39はシール部材、40はアジャ
スタ38の緩み止めのナツト、41はリングギヤ26,
29の上下方向の動きを規制するためのスペーサである
またバルブインプットシャフト7aの先端部は、インプ
ットシャフト24の軸端に設けた凹部43に挿入されて
いる。そして、このバルブインプットシャフト7aの挿
入端に上記トーションバー8の端部がビン44で結合さ
れ、リングギア26゜29を固定した状態でステアリン
グホイール17を操作すると、そのステアリングホイー
ル17の操舵角を一段目および二段目の遊星歯車機構2
1゜22を通じ、同じ比でロータリバルブ7およびトシ
ョンバ−8に伝達できるようにしている。但し、バルブ
インプットシャフト7aの挿入端と凹部43との間には
、周方向のガタ付きを防ぐためのメタルブツシュ45が
介装しである。
なお、−段目の遊星歯車機構21にはステアリングホイ
ール17から必要以上のトルクが人らないようにした安
全装置46が設けられている。具体的には、安全装置4
6はリングギア26の外周面に四部47を設ける。また
ケース37側に、上記四部47と凹凸嵌合するピン部品
48.該ピン部品48を嵌合方向に付勢するスプリング
49およびアダプタ部品50で構成されたセットスクリ
ューを設ける。そして、これにてリングギア26の回転
方向の動きを凹凸嵌合で規制する構造にして、ステアリ
ングホイール17からプリロードを越える過剰な操舵力
がリングギア29に入ると、凹凸嵌合の解除からリング
ギア26を回転できるようにして、遊星歯車機構21.
22を過剰なトルクから守るようにしている′。なお、
図示はしていないが嵌挿状態となるインプットシャフト
端とバルブインプットシャフト端とには、段付部の嵌合
で構成されるストッパ部が設けられていて、上記リング
ギア26が有る全回転すると、両者が当接してステアリ
ングホイール17からの操舵力をインプットシャフト2
4からバルブインプットシャフト16に直接伝達するよ
うにしている。
こうした遊星歯車機構21.22を組付けたケス37に
上記コントロールバルブ23が組付けられている。
すなわち、コントロールバルブ23について説明すれば
、51はリングギア29と隣接したケース部分に、遊星
歯車機構22の中心とは直角な方向に沿って一体に設け
られた細長の弁本体である。
弁本体51内には、リングギア29の軸心とは直角な方
向に沿って略筒状の弁室52が形成されている。そして
、弁室52内にスプール53が配設されている。スプー
ル53は、一端が弁室52の端部に装着したプラグ54
でスライド自在に支持され、他端が弁室52のもう一方
の端部にアダプタ55を介して装着したプラグ56でス
ライド自在に支持されている。そして、スプール53の
各軸端面をプラグ54.56の孔部54a、56aに臨
ませている。またアダプタ55の内部には、ばね室55
aが形成されている。そして、このばね室55a内に、
スプール53の端部外周の小径部53aに摺動自在に嵌
挿したワッシャニ56aと小径部53aの端部に固定し
たスナップリング57との間に掛は渡したスプリング5
8が収容され、スプリング58でスプール53を位置決
めるようにしている。なお、59はプラグ54.56お
よびアダプタ56の緩み止めのナツトである。
またスプール53の外周には、該スプール53の軸部を
移動自在に貫通して板状のレバー60が設けられている
。レバー60は、リングギア29の軸線と直角に交差す
る線上に配置されている。
そして、レバー60のリングギヤ29側の端に形成され
た円弧部が、弁本体部分ならびにケース部分に形成され
た通孔61を通ってリングギア29の外周面に形成され
た溝部62に係合されている。
またレバー60の残る狭幅側の端に形成された円弧部は
、当該端部を覆うように弁室52に装着されたアダプタ
63の内底面に設けたプレート64の溝部65に回動可
能に係合されていて、レバー全体をプレート64側の端
を支点としてスプール53の軸線沿いに回動できるよう
にしている。なお、66はアダプタ63の緩み止めナツ
ト、67はプレート64とアダプタ63の内底面との間
に介装された波形のワッシャーである。
このレバー60を挟んで、プラグ54側のスプール部分
の外周にカラー68が摺動自在に嵌挿され、またプラグ
56側のスプール部分の外周にスリーブ69が摺動自在
に嵌挿されている。カラー68およびスリーブ69は、
それら外側の端部とプラグ54.アダプタ55との間に
設けたスプリング70a、70bの弾性力(プリロード
)によって、レバー60の両側に押し付けられ、スプー
ル53上にレバー60を含めた三つの部品を位置決める
ようにしている。そして、このスリーブ69で覆われた
スプール5.3の外周面に、環状の溝部で構成される二
つの流入側の室71.72が並設されている。またこれ
に対してスリーブ69の内周面には、室71.72の境
界部分に位置して、溝部で構成される三つの流出側の室
73〜75が設けられている。そして、室71は、スプ
ール53の内部に設けた通路76を介して、カラー68
とプラグ54との間に形成されたばね室を兼ねる受圧室
77に連通している。さらに室72は、同様にスプール
53の内部に設けた通路78を介して、スリーブ69と
アダプタ55との間に形成された、ばね室を兼ねる受圧
室79に連通している。そして、流出側のうち中央の室
74は、弁本体51に設けたポート8oを介して上記オ
イルポンプ13の吐出部に接続される。また残る室73
.75は、弁本体51に設けたポート81を介して上記
ステアリングギヤアッセンブリ9のロークリバルブ7の
入口ボート(図示しない)に接続され、オイルポンプ1
3で発生する油圧を利用してリングギヤ29を所定の位
置に保持させたり、入力された操舵角を切り増しさせた
りすることができる追従型サーボ弁(スプールバルブ)
を構成している。すなわち、受圧室77.79には通路
76.78を通じてオイルポンプ13の油が流入する構
造なので、二段目のリングギア29がらの操舵反力によ
りスリーブ69が変位すると、室71.72と室73〜
75との開閉から、変位した受圧室側に多くの油が流入
すると同時に、残る受圧室側から油が多く流出して、リ
ングギア29を元の状態に復帰させるべく、変位したス
リーブ69を元の位置へ戻すようにしている。またプラ
グ54およびプラグ56からスプール53を変位させる
力が加わると、先程のスリーブ69はスプール53の変
位に追従して動き、レバー60を回動させてリングギヤ
29を切り増し側に回転させるようになっている(ステ
アリングギヤ比可変)。
一方、82a、82bは左右の後輪である。後輪82a
、82bは、トーコントロール機構付きダブルウィツシ
ュボーン式の後輪サスペンションに支持されている。す
なわち、後輪サスペンションは、クロスメンバ83に、
アッパーアーム84およびロアアーム85で構成される
上下一対のラテラルアームを設けるとともに、トーコン
トロールアーム86とトレーリングアーム87とを中間
関節88で連結してなるアームを連結する。そして、ア
ーム端に、図示しない車輪支持体を介して、後輪82a
、82bを支持させた構造となっている。中間関節88
は、回転軸線を略鉛直方向に定めたピンなどの枢支軸8
9から構成されていて、中間関節点の変位にしたがって
後輪82a。
82bの操舵が可能な構造になっている。
そして、クロスメンバ83に、この後輪サスペンション
の左右の枢支軸89.89を結ぶように二連式のリアパ
ワーシリンダ90が設けられている。すなわち、リアパ
ワーシリンダ90は、中央に大径なシリンダ室91を形
成し、両側に一対の小径なシリンダ室92a、92bを
形成したシリンダ94内に、中央にシリンダ室91に応
じた径のピストン部95aを有し、両側にシリンダ室9
2a、92bに応じた径のピストン部95bを有してな
るピストン95を摺動自在に設ける。またそれぞれ両側
のピストン端にピストンロッド96a、96bを連結し
て構成される。そして、ピストン部95aで区画される
シリンダ室91の断面積が大な部分に、同相用の出力を
受ける左室97a、右室97bを構成している。また室
97a、97bと並ぶシリンダ室92a、92bの断面
積が小な空間にて位相用の出力を受けるようにしている
。このシリンダ94が、軸心方向を左右方向に定めてク
ロスメンバ83に固定されている。そして、左側のピス
トンロッド96aが左側の中間関節38の枢支軸39に
連結され、また右側のピストンロッド96bが右側の中
間関節38の枢支軸39に連結され、ピストン95の移
動から後輪82a、82bを操舵できるようにしている
そして、このリアパワーシリンダ90の左室97a、右
室97bが同相用のコントロールバルブ98に油流路9
9を介して接続され、リアパワーシリンダ90のシリン
ダ室92a、92bが位相用のコントロールバルブ10
0に油流路101a、101bを介して接続されている
同相用のコントロールバルブ98には、第2図に示すよ
うなスプールバルブが用いられている。
具体的には、スプールバルブは、シリンダ状のケース1
02内に、両端が一対のスプリング220で付勢された
スプール221を設ける。このスプール221の外周に
は、環状の溝部222゜223が二つ並設されている。
また溝部222゜223の空間に臨むケース102の周
壁両側には、溝部間の画部分を中心として対称にそれぞ
れリザーブ側ボート224 a、  224 b、ポン
プ側ホー)225a、225bが設けられ、さらに溝部
222.223の空間に臨むケース102の周壁中央に
は、それぞれアクチエータ側ボート226゜227が設
けられている。そして、ケース102の両端にはスプー
ル端に制御圧を与えるためのパイロットボート228,
229が設けられた構造となっている。そして、アクチ
エータ側ボート226.227が油流路99に接続され
る。
この同相用のコントロールバルブ98のパイロットボー
ト228,229に、それぞれ上記パワーステアリング
6の各左室18.右室19が油流路103を介し接続さ
れ、パワステ−圧が発生すると、中立状態のスプール2
21が変位してリザーブ側ボート224a、224bと
ポンプ側ボート225a、225bとの切換えを行なう
ようにしている。そして、コントロールバルブ100の
各ポンプ側ボート225a、225bには、デファレン
シャルギヤ104で駆動され車速に応じた油圧を(車速
大:油圧増)発生するオイルポンプ105(第1の油圧
制御手段に相当)が接続されている。これにより、車速
とスプール221の移動量に応じた油圧をリアパワーシ
リンダ90の操舵方向の左室97aあるいは右室97b
に供給できるようにしている。つまり、前輪1a、lb
の操舵状態に応じて該前輪1a、lbと同方向に後輪8
2a、82bを操舵できるようになっている(同相操舵
手段) なお、各リザーブ側ボート224a、224b
はパワーステアリング6のリターンを受けているリザー
ブタンク106に接続される。
また位相用のコントロールバルブ100には、スプール
バルブ式の四ポート絞り切換弁が用いられている。そし
て、この切換弁の概略的な構造が第3図および第4図に
示されている。但し、第4図は切換弁の概念図を示して
いる。
切換弁について説明すれば、107は両側にパイロット
圧用のボート108,109をもつシリンダ状のケース
、110はこのケース107内に設けたスプールである
。そして、スプール110の両端部はケース内面に形成
された軸受部111で摺動自在に支持され、スプール全
体をケース107の軸心方向沿いにスライドできるよう
にしている。またスプール端とケース端との間には、そ
れぞれ一対のスプリング112,113が介装され、ス
プール110を位置決めている。このスプリング112
,113を収容する軸受部外側のばね室は、上記ボート
108,109に連通している。そして、これらボート
108,109は分岐路132を介して上記油流路10
3の中途部に接続され、制御圧となるパワーステ圧をス
プール端に与えるようにしている。
また軸受部111で挟まれたケース107の内腔部分は
大径となっている。そして、この大空間部に露出するス
プール部分の中央に、内腔部分に対応した外径のスリー
ブ114が摺動自在に設けられている。このスリーブ1
14の両端は、スプール110に固定された一対のスプ
リング115゜116によって付勢されていて、スリー
ブ全体をスプール110上に位置決めている。そして、
スリーブ端に形成された各空間に、ばね室を兼ねる受圧
室117,118を構成している。
スリーブ114で覆われたスプール110の外周面には
、環状の溝部で構成された二つの室119.120が並
設されている。またスリーブ114の内周面には、室1
19,120の境界部分に位置して、環状の溝部で構成
される三つの室121〜123が設けられている。その
うちの室119.120は、それぞれスリーブ114お
よびケース内周面に形成された通路空間124゜125
を通じ、ケース外周に穿設したアクチエータ用のボート
126.127に連通している。そして、ボート126
.127が油流路101g。
101bに接続される。また室122は、通路空間12
8を介してケース107に設けた油供給用のボート12
9に連通している。そして、このボート129は、油供
給路130を介して、上記オイルポンプ13と共にエン
ジン20で駆動される定流量型のオイルポンプ131の
吐出部に接続されている。具体的には、オイルポンプ1
31の流量特性は第8図に示されるような吐出流量を有
していて、ボート129に一定流量の油を供給できるよ
うにしている。
また残る室121,123は、それぞれスリーブ114
およびケース内周面に形成された通路空間133,13
4を通じ、ケース外周に穿設したリザーバ用のボート1
35,136に連通している。そして、これらボート1
35,136は油路137で並列に接続されて、上記リ
ザーバタンク106に接続されている。この並列な油路
137には、連通路138,139を介して、それぞれ
上記スリーブ両側の受圧室117,118が並列に接続
され、オイルポンプ131からの油を受圧室117,1
18に流入できるようにしている。
また各連通路138,139には、それぞれリザーバタ
ンク106側に対する流れを規制するための逆止弁14
0が設けられている。そして、さらに逆止弁140およ
びリザーバ用のボート135間の連通路部分と、逆止弁
140およびリザーバ用のボート136間の連通路部分
との間には、可変オリフィス141(あるいは可変チョ
ーク)を介装した差圧発生用の連通路142が接続され
ている。そして、可変オリフィス141は、上記デフ駆
動のオイルポンプ105に内蔵した車速感応圧力発生器
143(オイルポンプ131および可変オリフィス14
1と共に第2の油圧手段を構成)に接続され、この車速
感応圧力発生器143から発生する第9図に示されるよ
うなパイロット圧で、可変オリフィス141の絞り量を
車速に感応して可変できるようにしている。詳しくは、
車速感応圧力発生器143は車速に比例して回転するオ
イルポンプ105の吐出部内に固定オリフィス(図示し
ない)を設け、この固定オリフィス前後の差圧をパイロ
ット圧として、これを流路144を介して上記可変オリ
フィス141に伝える構造にしている。
これにより、コントロールバルブ100は、スプール端
に加わるパイロット圧にょるスプール110の変位、そ
のスプール110に対するスリブ114の相対変位から
、ステアリングホイール17を切り込んでいくと、パワ
ーステアリング6のパイロット圧の変化率(ハンドル操
舵角速度)と車速に応じた(車速大:浦圧減)位相用の
油圧を発生できるようになっている。すなわち、コン!
・ロールバルブ100は、操舵操作の開始時に、前輪の
操舵状態の変化速度および車速に応じた出力を、前輪1
a、lbと逆方向に後輪82a。
82bを操舵する出力として、リアパワーシリンダ90
のシリンダ室92aあるいはシリンダ室92bに供給で
きるようにしている(逆相操舵手段)。
こうして並列に設けた同相操舵手段と逆相操舵手段との
合成力から、後輪82a、82bの舵角を決めるように
している。
そして、この位相用のコントロールバルブ100につな
がる油流路101a、101bが、分岐路145,14
5を介して上記進相機構14のプラグ54.56に接続
され、−瞬の後輪82a、82bの位相と同時に、前輪
1a、lbを切り増し側に進めることができるようにし
ている(リアパワーシリンダ90に人力されるパイロッ
ト圧による)。
つぎに、このように構成された四輪操舵装置の作用につ
いて説明する。
車両の直進走行時は、ステアリングホイール17は中立
の状態となるため、前輪1a、lbおよび後輪82a、
82bは直進方向に向いている。
そして、こうした直進状態から旋回すべく (ターンイ
ン)、ステアリングホイール17を例えば右旋回側に切
り込んでいくと(中高速時)、その切り込んだ舵角に対
して、操舵角速度および車速に応じ一瞬後輪82a、8
2bは逆相に、また−瞬前輪1a、lbは入力した操舵
舵角より舵角が増大していく。
詳しくは、ステアリングホイール17を操作すると、こ
の回転がコラムシャフト16.中間ジヨイント15.イ
ンプットシャフト24を介して一段目の遊星歯車機構2
1のサンギヤ25に伝達されていく。ここで、リングギ
ヤ26は操作力を受けるが、リングギヤ26はセットス
クリュでケス37に固定されているから、さらにその回
転はプラネタリギヤ27を介して二段目の遊星歯車機l
異22のプラネタリギヤ31に伝達されていく。
また二段目の遊星歯車機構22のリングギヤ31も操作
力を受けて回転しようとするが、リングギア31にはコ
ントロールバルブ23で発生したリングギヤ31を常に
元の位置に戻そうとする復元力(オイルポンプ13で発
生した油圧で、スプル53に対してスリーブ6つの相対
変位を常に零にしようとする力)が操作反力として働い
ているから、プラネタリギヤ31の回転はそのままサン
ギヤ28から、バルブインプットシャフト7aおよびト
ーションバー8に伝達されていく。これにより、トーシ
ョンバー8に伝達された回転がピニオン5に伝達され、
前輪1a、lbをステアリングホイール17を切った方
向に操舵していく。そして、同時にバルブインプットシ
ャフト7aに伝達された回転でロータリバルブ7が操作
され、オイルポンプ13で発生した油圧をパワーシリン
ダ11の右室19に供給して、ステアリングホイール1
7の操作をアシストしていく。
一方、同相用のコントロールバルブ98のスプールは上
記パワーステアリング6のパワステ−圧に応じてストロ
ークされる。そして、このスプールのストロークで、オ
イルポンプ105から吐出されるオイルを制御すること
になる。つまり、車速(後輪回転数)とパワステ−圧に
応じた油圧、すなわち前輪1a、lbの操舵状態がコン
トロールバルブ98から発生される。そして、この油圧
が同相側に操舵するリアパワーシリンダ90の左室97
aに流入していく。
他方、位相用コントロールバルブ100は、パイロット
圧用のポート109から上記パワステ−圧がパイロット
圧として加わると、この圧力に比例した量だけスプール
110は左側へ変位(Xt)する。
この変位量は、スプール110の端面の面積とパイロッ
ト圧の積と、スプリング112,113の弾性力とに関
係するから、両者には下記の関係式が成り立つ。
al @F1−に1 t)(l+f1 つまり、 Xl xll、−F、−f、/Kl で表わされる。但し、alはスプール端面の面積。
K Hはスプリング115,116のばね定数。
flは同スプリングのプリロード値、Flはパイロット
圧である。
このとき、スプール110の変位によって、スリーブ1
14も同じ方向へ動こうとする。これには受圧室117
の油が連通路142を通じて受圧室118に移動する必
要がある。しかし、連通路142には可変オリフィス1
41が組込まれているので、この際、可変オリフィス1
41の前後に差圧ΔPが発生する。ここで、ΔPは下記
のように表わされる。
ΔP−δ・Qb2/2・cd−d2 但し、δは流体密度、Qbは絞り部を流れる流量、dは
絞り部の断面積、Cdは流量係数。
なお、チョーク構造であれば ΔP−8・π・μ・R/d2 となる。但し、gは絞り部の長さ、μは浦の粘性係数で
ある。
そして、この差圧ΔPによってスリーブ114はスプー
ル110に対して右側に相対ずれを起こしていく。この
ときの相対変位yは y−ΔP−b2−f2/に2 で表わされる。但し、b2はスリーブの端面の面1.に
;+はスプリング112,113のばね定数、f2は同
スプリングのプリロード値である。
油供給用のポート129からは、オイルポンプ131で
発生した一定流量の浦が供給されているから、アクチエ
ータ用のポート126,127からは相対変位yに比例
した差圧が発生していく。
すなわち、相対変位yは、 yocΔP”Qb”N ”1/d2 の関数であるから、 Qb=b2  (xt  y)/l  但し、tは時間
となる。
しかして、アクチエータ用のポート126゜127から
は、車速に応じて出力油圧が減少し、かつパワーステ圧
Ω時間変化率(前輪1a、lbの操舵状態の変化速度)
に比例して制御された油圧(差圧)が出力されていく。
そして、この油圧(差圧)が、リアパワーシリンダ90
のシリンダ室92bには後輪82a。
82bを位相させる出力として供給され、進相機構14
のプラグ54には前輪1a、lbの操舵角を増す出力と
して供給されていく。
そして、第11図に示されるようにこの後輪82a、8
2bを前輪とは逆の方向に操舵しようとするシリンダ室
92bの出力と、後輪82a。
82bを後輪と同方向に操舵しようとする左室97aの
出力とが、リアパワーシリンダ90で対向していく。し
かるに、合成出力により、第12図に示されるように逆
相側の後輪舵角が得られる。
そして、この後輪舵角にしたがって後輪82a。
82bが操舵されていく。
これに対し進相機構14では、プラグ54に制御圧が加
わると、その油圧に比例して第7図の矢印で示されるよ
うにスプール53が右方向に摺動していく。すると、オ
イルポンプ13の油圧で行なわれる復元機能により、ス
リーブ69.カラー68がスプール53に追従して、該
スプール53と相対位置が零となる位置まで移動してい
く。このスリーブ69.カラー68の移動により、レバ
ー60はプレート64側を支点として回動していく。こ
れにより、リングギヤ29を時計方向に回転させていく
。ここで、プラネタリギヤ27゜31は、運転者で保持
されるステアリングホイル17にて固定されるから、そ
のリングギヤ29の回転がバルブインプットシャフト7
aおよびトーションバー8に伝達され、第10図に示さ
れるように前輪1a、lbの舵角を切り増していく。
こうした第13図の制御ブロックにしたがって行なわれ
る、操作角速度(操舵状態の変化速度)および車速特性
に応じた逆相、進相制御により、車速に応じたヨー運動
と横方向運動の最適なバランスを得ながらシャープな回
頭性を生み出していく。そして、つぎの瞬間、ステアリ
ングホイール17の変化速度がなくなるに応じて、車速
に応じた同相のコントロールバルブ98からの出力だけ
となって、元の定常状態の四輪同相操舵(通常の同相四
WS)に入って、車の動きを安定させていく。これによ
り、旋回が行なわれていく。
なお、第14図に示すようにステアリングホイール17
を元に戻す場合や左側に旋回した場合には逆に作動する
。なお、位相用のコントロールバルブ100のスプリン
グ115,116のブリロド値の設定により、ステアリ
ングホイール17をゆっくり操舵したきは位相制御を行
わず、通常の同相四WSを行うようにしている。
しかして、こうした油圧を用いた機械式の簡素な後輪8
2a、82bの位相反転制御により、電子制御式のよう
な特別の車速信号を用いることなく、常に車速特性に応
じた最適なバランスで後輪82a、82bを操舵するこ
とができる。しかも、純機械式の制御構造なので、ノイ
ズ、電波障害など1こ対する信頼性も高い。
また並列に設けた同相用のコントロールバルブ98から
発する同相側の油出力と、位相用のコントロールバルブ
100から発する逆相側の油出力との合成出力により、
後輪舵角を得る構造なので→、位相反転制御は簡素です
む。しかも、同相操舵側と逆相操舵側とは独立した回路
で構成されているから、従来の同相四WSを改修して簡
単に位相制御式の四WSを実現することができる。
また、万一 フェイルした場合でも、油出力が零となる
ので、後輪82a、82が操舵されない、通常の二WS
機能が確保されるので、安全性も高い。
また、この発明は第1の実施例に限らず、第15図ない
し第17図に示す第2の実施例のようにしてもよい。
すなわち、第2の実施例は第1の実施例に記載した可変
オリフィス141を使用しないで、車速に応じた油圧を
位相用のコントロールバルブ100にf供給するように
したものである。
具体的には、可変オリフィス141に代えて、固定オリ
フィスあるいは固定チョーク(図示しない)を位相用の
コントロールバルブ100の油圧回路に設ける。またオ
イルポンプ105に該オイルポンプ105内に設けたオ
リフィス(図示しない)の前後差圧によって流量を制御
する流量制御弁150を設ける。そして、この流量制御
弁150の入口側に、エンジン駆動のオイルポンプ13
1を接続する。また流量制御弁150の出口側を位相用
のコントロールバルブ100のポート129に接続し、
流量制御弁150でオイルポンプ131からの定流量の
油を車速に応じた流】に制御して、位相用のコントロー
ルバルブ100に供給するようにしている。なお、第1
6図は流量制御弁150の入口における流量特性を示し
、第17図は流量制御弁150の出口における流量特性
を示す。
なお、第2の実施例において、第1の実施例と同じ構成
部品には同一符号を附してその説明を省略した。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、油圧を用いた機
械式の簡素な後輪の位相反転制御により、電子制御式の
ような特別の車速信号を用いることなく、常に車速特性
に応じた最適なバランスで後輪を操舵することができる
。しかも、純機械式の制御構造なので、ノイズ、電波障
害などに対する信頼性も高い。
また並列な同相操舵手段と位相操舵手段との合成出力に
より後輪舵角を得る構造なので、位相反転制御は簡素で
すむ。しかも、同相操舵手段と逆相操舵手段とは独立し
ているので、従来の同相四WSを改修して簡単に位相制
御式の四WSを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図はこの発明の第1の実施例を示し
、第1図はこの発明の後輪操舵装置を適用した四輪操舵
装置を示す構成図、第2図は同相用のコントロールバル
ブを示す断面図、第3図は位相用のコントロールバルブ
を示す断面図、第4図はそのコントロールバルブの概略
図、第5図は進相機構を示す一部切欠した斜視図、第6
図はその二組の遊星歯車機構廻りを示す断面図、第7図
は進相機構のコントロールバルブの構造を示す断面図、
第8図はエンジン駆動の定流量のオイルポンプの特性を
示す線図、第9図は車速感応圧力発生器から発するパイ
ロット圧の特性を示す線図、第10図は進相制御を示す
線図、第11図は位相制御を示す線図、第12図はその
合成力を示す線図、第13図は進相制御と位相制御との
制御形態を示すブロック図、第14図は左右のハンドル
角でも進相制御と位相制御が行なわれることを示す線図
、第15図はこの発明の第2の実施例の要部を示す構成
図、第16図は流量制御弁の入口における特性を示す線
図、第17図はその出口における特性を示す線図である
。 la、1b・・・前輪、82a、82b=−後輪、90
・・・リアパワーシリンダ、98・・・同相用のコント
ロールバルブ(同相操舵手段)、100・・・位相用の
コントロールバルブ(逆相操舵手段)、105・・・オ
イルポンプ(第1の油圧制御手段)、131.141,
143・・・オイルポンプ、可変オリフィス、車速感応
圧力発生器(第2の油圧制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前輪と同方向に後輪を操舵する油圧出力を発する同相操
    舵手段と、この同相操舵手段と並列に設けられ操舵操作
    の開始時に前輪と逆方向に後輪を操舵する油圧出力を発
    する逆相操舵手段と、前記同相操舵手段に設けられ車速
    に応じて出力油圧を増加する第1の油圧制御手段と、前
    記逆相操舵手段に設けられ車速に応じて出力油圧を減少
    する第2の油圧制御手段とを具備したことを特徴とする
    車両の後輪操舵装置。
JP27565188A 1988-10-31 1988-10-31 車両の後輪操舵装置 Pending JPH02124378A (ja)

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