JPH02123829A - Ad変換回路 - Google Patents

Ad変換回路

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JPH02123829A
JPH02123829A JP27618188A JP27618188A JPH02123829A JP H02123829 A JPH02123829 A JP H02123829A JP 27618188 A JP27618188 A JP 27618188A JP 27618188 A JP27618188 A JP 27618188A JP H02123829 A JPH02123829 A JP H02123829A
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JP27618188A
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Yoshihiro Komatsu
禎浩 小松
Kiyohiro Yoshii
吉井 洋浩
Daisuke Murakami
大助 村上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA
D変換器にかかわり、特にアナログ信号を上位及び下位
の2段階でデジタル信号に変換する直並列方式のAD変
換回路に関するものである。 〔発明の概要〕 本発明のAD変換回路は、アナログ信号をまず粗い量子
化によって数値化し、上位の変換コードを得ると共に、
次に、この上位の変換コードの量子化の誤差を数値化す
ることによって下位の変換コードを得るような直並列型
のAD変換器において、下位の数値化変換レベルの幅を
拡張することによって上位変換コードの補正が行われる
ようにすると共に、AD変換回路のIC化に際して、回
路構成が容易になるようにしたものである。 〔従来の技術〕 アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器には
、各種の変換方式が提案されているが、一般的には、ア
ナログ信号の振幅を変換ビット数と等しくなるように量
子化し、量子化された信号を逐次デジタルコードに変換
するフラッシュタイプ(並列型)のAD変換回路が多用
されている。 このような並列型のAD変換器は原理的には高速動作が
可能であるが、変換ビット数をnとすると、少なくとも
2n−1個のコンパレータが必要になり、例えば8ビツ
トの変換コードを得るために255個の比較器が必要に
なる。そのため、高分解能のデジタルコードを得るため
に、数万個の能動素子をIC化によって形成することが
要請される。 そこで、アナログ信号をnビットのデジタル信号に変換
する際に、まず、アナログ信号を粗い量子化によって数
値化し、MSBを含む上位のnビットの変換コードを得
ると共に、この上位の変換コードの誤差、すなわち、量
子化ノイズを少なくするために、さらに上位の量子化範
囲を細分化して数値化し、LSBを含む下位b(n−a
)ビットの変換コードを得るようにしたAD変換回路が
提案されている。 第6図はかかる別置並列型のAD変換回路(以下、単に
直並列型のAD変換回路という)の概要を示すブロック
図であって、アナログ信号を4ビツトのデジタルコード
に変換する回路構成を示している。 コノ図で、R1−R16は基準電位VRI−VRB(0
〜2V)の端子に直列に接続されている基準抵抗、CU
I〜Cυ3は一方の入力端子に変換すべきアナログ信号
Winが供給され、他方の入力端子に前記基準抵抗R1
〜R16で分圧された粗い量子化レベルの基準電圧(V
 IG V 21 V 3 )が入力されている上位コ
ンパレータ、CDI〜CD3は同じくアナログ信号vI
nが一方の入力端子に供給され、他方の入力端子には前
記基準抵抗R1〜R16で細かく分圧された基準電圧が
スイッチ81〜312を介して供給されている下位コン
パレータである。 又、−点鎖線で囲ったElの部分は上記コンパレータC
UI〜CU3から出力される2値信号をエンコードして
、例えば、2ビツトのバイナリコード(又は2の補数コ
ード)に変換する第1のエンコーダ、Elは同じく下位
コンパレータC0INCD2から出力される2値信号を
2ビツトのバイナリコードに変換する第2のエンコーダ
である。 第1のエンコーダE1には相補出力アンプCAI xC
A3及びアントゲ−)At−A4及びROM回路が設け
られており、アントゲ−)A+から“1”レベルの信号
が出力されたときは前記スイッチS1〜S3をオンに制
御し、アントゲ−)A2から“1”レベルの信号が出力
されるとスイッチ54〜S6がオンとなり、以下、同様
にアントゲ−)A3.及びA2の出力によってスイッチ
S7〜S9及びS IQ” S IGがオンとなるよう
にコントロールされる。 このような直並列型のAD変換回路は、例えば第7図に
示すように、アナログ信号Vinはサンプリングパルス
Psの立上がり点でサンプリングされ、そのサンプリン
グ電圧VSが供給されると、第1のエンコーダE1がク
ロック信号CLKの立下がり時点T)+(τ^遅れた点
)で動作して、上位コンパレータCUI”’CU3の2
値信号出力を上位2ビツトのコード信号DIID2 に
変換して出力し、同じサンプリング電圧VSの値をクロ
ック信号CLKの立上がり時点TL(τB遅れた点)で
動作する第2のエンコーダE2によって下位のコード信
号D3.D4に変換するように駆動される。 すなわち、まず、基準電圧VRT〜VRBを分圧した基
準電圧V1.V2.V3 とサンプリング電圧V 5が
、上位コンパレータCυ1〜Cυ3によって比較され、
例えばV3 <VS <V2であれば、上位コンパレー
タCu3の出力が高電位(H)となり、Cu2 、 C
u3は低電位(L)レベルになる。 すると、アンドゲートA3の出力のみが“1”−′とな
り、他のアンドゲートA+、A2.A4は“0″値を示
す。 その結果、第1のエンコーダE、から上位2ビツトの変
換コードとして(01)が出力される。 次に、この上位2ビツトの変換コードをラッチした状態
でアンドゲートA3からコントロール信号が出力され、
スイッチS1〜S9をオンにする。 すると、V3 >VS >V2のレベルにあるサンプリ
ングされたアナログ信号が、さらに、抵抗R9〜R12
によって分圧された基準信号V23−1 。 V23−21 V23−3と下位コンパレータCDI〜
CD3によッテ比較され、例えば、V23−1<VS 
<V23−2であるときは第2のエンコーダE2から下
位2ビツトの変換コード10が出力される。 その結果、第1及び第2のエンコーダEl、E2からア
ナログ信号VSの4ビツト変換コード(0110)が出
力されることになる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 この直並列型AD変換回路は、変換コードを上位、及び
下位の2ビツトに分けて出力するため、4ビツトのAD
変換を行う際に必要とされるコンパレータの数を6個に
低減することができ、例えば8ビツトのAD変換を行う
際は、並列型のAD変換器では255個のコンパレータ
が必要であるが、この方式の場合は上位及び下位をそれ
ぞれ4ビツトにすることにより(24−1)X2=30
個ですむという利点がある。 しかしながら、変換コードが2段階で行われるため、特
に、サンプリング周波数を高くしたときに次に説明する
ような問題点が発生する。 アナログ信号を早い周期でサンプリングしたときは、一
般的に、第8図(a)、(b)に示すようにサンプリン
グ回路の応答性によってサンプリング時点toからただ
ちに一定のサンプリング電圧VSが得られることはなく
、初期の段階ではオーバーシュートが発生したり、七ト
リングタイムが長くなる場合が生じる。又、AD変換回
路を駆動するクロック信号の影響(キックバック)もサ
ンプリング電圧Vsの変動を引き起す。 すると、上位変換コードを出力する時点T)lと、下位
変換コードを出力する時点TLのサンプリング電圧が異
なることになる。 この場合、前述した4ビツトのAD変換回路で説明した
ように、アナログ信号VSが上位2ビツトの量子化レベ
ルの中間にある場合はともかくも、この量子化レベルの
近傍、例えば、基準電圧Vl、V2.V3のレベルにき
わめて近い場合は聞届がある。 例えば、アナログ信号の変換コードの真値が(0111
)の場合は、上位の変換時点TllでI LSBの誤差
が生じると、上位2ビツトが〔lO〕になり、この〔l
O〕の変換コードによって下位のコンパレータが選択さ
れることにより(1000)に変化することになる。 したがって、前記したようにサンプリング回路のセトリ
ング特性が悪い場合は、上記コードの場合では比較的「
1いタイミングで変換される上位2ビツトの変換コード
が〔01〕から〔10〕に変化し易くなり、一般的に上
位の量子化レベル近傍の変換リニアリティが悪いという
問題点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、かかる問題点を解消することを目的としてな
されたもので、アナログ信号を、まず、上位の変換ビッ
トによって数値化し、次に、下位の変換ビットによって
数値化するような直並列型のAD変換回路において、下
位の変換ビット数を上位の変換ビット数より大きく設定
し、下位の変換コードとして出力されるデータが、上位
の変換コードのデータと異なるときは、上位の変換コー
ドのデータを強制的に修正するような構成としたもので
ある。 〔作用〕 直並列型のAD変換回路では、通常、下位の変換コード
を出力する時点のサンプリング信号が安定するため、下
位の変換コードを出力するコンパレータの数を増加して
上位の量子化レベルの範囲の外まで数値化する冗長ビッ
トを設け、下位のAD変換を行った時点の変換コードで
上位コードの補正を行うようにすると、AD変挽回路を
高速化したときに発生し易い、誤りデータの発生を防止
することが回部になる。 〔実施例〕 第1図は本発明のAD変挽回路の一実施例を示す回路図
であって、アナログ信号Vinを4ビツトのデジタルコ
ードに変換する回路構成を示している。 この図で、11〜17.21〜27.31〜37、及び
41〜47はマトリックス状に構成されているスイッチ
ングブロックを示しており、この実施例では各スイッチ
ングブロックは4行−7列のマトリックス回路lOとさ
れている。 各スイッチングブロックには差動型のアンプ構成とされ
ているトランジスタQl、Q2及びQ3を備えており、
一部分を除くと一方のトランジスタ素子側には基準電圧
v+tt−VBTを基準抵抗R1〜R16で分圧した基
準電圧が供給され、他方のトランジスタ素子側にはデジ
タルコードに変換すべきアナログ信号Vlnがそれぞれ
供給されている。そして、共通エミッタは後述するコン
トロール信号によってスイッチングされるトランジスタ
Q3を介してそれぞれ、電流源Iに共通して接続される
。 又、トランジスタQ+、Qzのコレクタには抵抗rを介
して電源VDDが供給され、その出力端子は7個の下位
コンパレータ51〜57の比較器CDI〜corにそれ
ぞれ入力され、下位コンパレータ51〜57の初段アン
プを兼用している。 各スイッチングブロック内のトランジスタQQ2は、そ
れぞれのペースエミッタ間電圧VBFのバラツキがきわ
めて小さくなるように、IC基板上でそのベース領域が
他のトランジスタ素子より広くなるように設定され、V
BEのバラツキが少なくとも変換ビットのLSHの量子
化レベル幅よりも、さらに小さくなるように設定されて
いる。 そのため、このマトリックス状に配置されたスイッチン
グブロックの領域は、IC化に際してもっとも大きな領
域を占めることになる。 斜線をひいたスイッチングブロック11゜12.16,
17,21,22.2B、27゜31.32,36,3
7,41.42.46゜47は2ビツトの下位変換コー
ドに対して、さらに2ビツトの冗長ビットを出力するも
のであり、特にこの中で、11,12,41.42はコ
ントロール信号によって11.動化されたときに、常に
、一定の2値信号“H”又は“L″が出力されるように
固定した入力信号が与えられている。 又、特に、スイッチングブロックの第2行と第4行のト
ランジスタQl、Q2のコレクタは、スイッチングブロ
ックの第1行、第2行のトランジスタQ1.Q2のコレ
クタ出力と反対方向のラインに接続され、基準電位VR
T−vevが印加される直列基準抵抗R1〜R16のラ
インが折り返しで作れるように工夫されている。 61.62.63は3個の上位コンパレータを示し、そ
れぞれ比較器CUI〜CU 31相補型の出力アンプC
A、及びアントゲ−) Au+−ALJ4を備えている
。 上位コンパレータ61〜63の各比較器CUの一方の入
力にはアナログ信号Vlnが供給され、他方の入力には
前述したように基準電位VRT −VIITを粗い量子
化で分圧した基準電圧Vl、V2.V3が供給される。 そして、上位コンパレータ61゜62.63の各比較器
C0の出力は、サンプリングされたアナログ信号のレベ
ルに対応して“H”又は“L″レベルなり、各アンドゲ
ートAuのいずれか1個のみが“l”レベルを出力する
ように構成されている。 各アンドゲートAuの出力信号はワイヤード接続され第
1のエンコーダ80を介してバイナリコードに変換され
、後述する選択ゲート93において、上位の2ビツトの
コードDi、D2に修正が加えられる。 下位コンパレータ51〜57も上位コンパレータと同様
に構成されており、特に、下位コンパレータ53.54
.55は上位コンパレータによって選択された量子化レ
ベル内をさらに細かく数値化して下位の2ビツトのコー
ドD3.D4を第2のエンコーダ70を介して出力する
。 しかし1本発明のAD変挽回路では、この下位コンパレ
ータの左右に2ビツトの冗長コードを生じるコンパレー
タ51,52及び56.57が設けられ、上位コンパレ
ータの変換範囲外のアナログ信号Vinに対してもコー
ド変換動作が行われるようになされている。 以下、上記した実施例の動作をアナログ信号Vinのサ
ンプリング電圧がVSの場合について説明する。 例えば、サンプリングされたアナログ信号のサンプリン
グ電圧VSがVRB<VS <V3であれば、上位コン
パレータ61,62.63の比較器CUの出力がすべて
“L″となり、そのアントゲ−)Aυは上から(000
1)の2値上号を出力する。そして、この信号(000
1)が第1のエンコーダ80に入力されると、ワイヤー
ドオア回路によって最初の2列のライン(I)には(0
0)、次の2列のライン(II)も(00)、次の2列
の0ライン(m)には(01)が出力される。 又、サンプリング電圧VSがv3 <Vs <v2のと
きは同様に上位コンパレータのアンドゲートAu+ 、
 Al2 、 Aux 、 Al4から(0010)と
なる信号が出力され、これが第1のエンコーダ80に入
力されるとライン(I)から(00)、ライン〔■〕か
らは(oi)、ライン(III)からは〔10〕が出力
されるように構成されている。 以下、V2 <Vs <V+  、 V+ <VS <
VRT(7)場合を含めて第1のエンコーダ80の入力
と出力の関係を第2図′に示す。 そして、各アンドゲートAU(1,2,3,4)(7)
中で2値出力信号がHとなっているコントロールライン
(XI、X2.X3.X4)に接続されている各スイッ
チングブロックのトランジスタQ3がオンに制御され、
さらに量子化レベルの細かな数値化が実行される。 例えば、アントゲ−)Al3のみが“H”レベルになる
とスイッチングブロック31〜37のトランジスタQ3
がオンとなり、基準抵抗R7〜RI3で分圧された基準
電圧とサンプリング電圧Vsがスイッチングブロック3
1〜37で差動的に増幅され、下位のコンパレータ51
〜57によって比較されることになる。同様に、アント
ゲ−)Al2がHレベルのときはスイッチングブロック
21〜27が能動化される。 このように、下位の変換コードはスイッチングブロック
の行単位で、サンプリングされた電圧Vs とその行の
基準抵抗で分圧された基準電圧が比較され、下位コンパ
レータ51〜57のアンドゲートAo+”Aosから第
3図に示すように2値上号が出力され、この2値上号が
エンコードされることにより、下位コードライン(IV
)からは下位2ビツトの変換コードD3.D4が出力さ
れる。 又、同時に修正ラインV、Vl、■の出力レベルも第3
図に示すように変化する。 そして、以下■、■、■で示すように、この修正ライン
V、Vl、■のいずれかにルベルの信号が出力されたと
きに、前記第1のエンコーダ80のラインI、II、m
からの上位2ビツトのコードDIlD2がオアゲートO
R1,OR2を介して選択的に出力されることになる。 ■ 修正ライン■(0ライン)に1が生じる変換コード
、すなわち、下位2ビツトの変換コードD3.DJが上
位の変換コードに対応して(00)(Of)(10)(
11)となるときは、禁lヒゲート92を構成するアン
トゲ−)Al、A2の出力が0になるため、選択ゲート
93内にあるアンドゲートA+、A3.A4.A6の出
力は0になり、第1のエンコーダ80から出力されるラ
イン(II)の上位DI、D2のコードが選択ゲート9
3のアンドゲートA2.A5及びオアゲー) ORl+
 OR7を介して、そのまま出力される。 この■のケースは、上位2ビツトの変換コードを出力す
るアナログ信号のレベルが下位2ビットの変換コードを
出力するときのアナログ信号と変化していない場合を示
しており修正が行われない。 ■ 修正ラインV(−1ライン)に1が生じる変換コー
ドのときは、禁止ゲート92を構成するアントゲ−)A
Iの出力が1となり、選択ゲート93のアントゲ−)A
I、A4が開く、その結果、このアントゲ−)A1.A
4に入力されているラインエの上位2ビツトのコードD
I、D2がオアゲー)OR+、OR2を介して出力され
る。 この■のケースは、上位2ビットDI、D2を数値化し
たときのアナログ信号のレベルが、下位2ピツ)D3.
D4を数値化したときのアナログ信号より高い場合に修
正を行うものであり、例えば、第4図で示すようにアナ
ログ信号のサンプリング値VSの真値がVAであるとき
に、上位2ビツトの変換コードが誤って〔lO〕を出力
し、下位コンパレータが正しい下位2ビツトの変換コー
ド〔11〕を出力した時に、上位2ビツトの変換コード
〔lO〕から1を引いて〔O1〕に修正して、正しいコ
ード出力(o i i i)を得るものである。すなわ
ち、この場合はコントロールラインが間違ってスイッチ
ングブロックのラインを選択したことになるが、冗長ビ
ットを検出する右側の下位コンパレータ56が
〔00〕
を出力するために、上位2ビツトの変換コードが修正さ
れることになる。 ■ 修正ライン■(+1ライン)に1が生じる変換コー
ドのときは、禁止ゲート92を構成するアントゲ−)A
2の出力が1となり、選択ゲート93のアントゲ−)A
31A6が開かれる。その結果、このアントゲ−)A3
.A6に入力されているライン■の上位2ビツトのコー
ドDI、D2がオアゲー)OR+、OR2を介して出力
され、上位2ビツトのコードに−1を加えることになる
。 すなわち、この■のケースは、上位2ビットDI、D2
を数値化したときのアナログ信号のサンプルレベルがそ
のときの量子化レベル範囲より低かった場合に修止を加
えるものであって、例えば、アナログ信号の真値が第4
図のVB点にあるときに、上位2ビツトが
〔00〕とな
ったとき。 下位2ビツトの数値化が〔OO〕を出力すると、上位2
ビツト
〔00〕に+1を加えて〔O1〕とし、正しいア
ナログ信号のサンプル電圧VBに対応する(0100)
を出力するようにしたものである。 本発明のAD変換回路は上記したように下位コンパレー
タに冗長ビットを検出するコンパレータを加え、上位の
変換コードの範囲外の下位変換コードが出力されたとき
は(第4図の斜線で示す領域)、修正ラインV、又は■
にHレベルの信号が出力され、上位変換コードの修正を
行うので、高速のサンプリングによってサンプリング回
路のセトリング特性が悪いときでも、下位の時点で検出
した正確な変換コードを得ることができる。 なお、スイッチングブロックの第2行、及び第4行では
回路構成の制約から基準電圧の印加方向が第1行、及び
第3行と逆になっている。そのため、この第2行、及び
第4行がコントロール信号によって選択されたときは、
インバータ100から“1”レベルの信号が反転ゲート
91.及びex−OR(1、2)に供給され、修正ライ
ンV、及び■の信号を反転すると共に、下位2ビツトの
変換コードD3.D4のコードを反転するようにしてい
る点に注意が必要である。 しかし、この反転制御は基準抵抗R1〜RI6の順序が
各スイッチングブロックに対して左から右方向に順序高
い基準電圧を印加するような回路構成とすることにより
省略することも可f彪である。 第5図は本発明のAD変換回路の他の実施例を示したも
ので、第1図と同一符号は同一部分を示している(クイ
−2チングブロツク内は省略されている)。 この実施例では、第1図に示されている冗長ビットを検
出するためのスイッチングブロックの11.21,31
,41.及び17.27゜37.47の列を配置を変更
することによって、基準電圧をスイッチングブロック内
のトランジスタQ1に供給するラインの短縮化をはかっ
たものである。 つまり、マトリックス状に配置されているスイッチング
ブロックの第1列目を第3列目に移動し、スイッチング
ブロック21.31の上下を交換すると共に、第7列目
のスイッチングブロック17.27,37.47を第5
列目に移動し、スイッチングブロック17.27と37
.47の上下を交換したものである。 基準抵抗R1〜RI6の直列ラインは、IC基板上では
レジストされたアルミストリングの拡散抵抗を使用して
形成しており、ビット数が多くなる程、この基準抵抗値
を低くすることが好ましいが、上記したようなスイッチ
ングブロックの配置とすると、各スイッチングブロック
に供給するコントロールライン数は増加するが、基準抵
抗ラインと各スイッチングブロックの接続が簡単になり
、IC基板のパターン作成の点で有利な回路配置とする
ことができる。 なお、実際上、上記したようなAD変換回路をIC化す
る際は横方向のラインと縦方向のラインは第1層目の基
板、及び第2層目の基板に分けてパターン化することが
できる。 以」―の各実施例は4ビツトのAD変換回路に対して、
上位2ビツト、下位2ビツト+冗長2ビツトの変換コー
ドを得るように構成されているが、一般にnビットであ
れば、上位nビット、下位bビットに分け、a=b 、
a+b=nにすると共に、冗長ビットC≦bを付加すれ
ば、本発明と同様な技術を適用することによってAD変
換回路を構成できることはいうまでもない。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のAD変換回路は、アナロ
グ信号を2段階でデジタル信号に変換するような直並列
型のAD変換回路において、スイッチングブロックをマ
トリックス状に配置し、上位の変換コードを出力するコ
ンパレータの数より、下位の変換コードを出力するコン
パレータの数を多くし、下位の変換コードに冗長ビット
が付加されるようにしているため、高速のサンプリング
等によってアナログ信号が変動したときでも、常に、正
確な変換コードを得ることができるという効果がある。 又、下位コンパレータの初段入力のスイッチングブロッ
クの配列を変えることによって、AD変換回路の集積回
路パターンを容易に製作することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のAD変換回路の一実施例を示す回路図
、第2図、第3図は上位、及び下位の変換コードを示す
パターン図、第4図は量子化レベルの変換コードの関係
を示す図、第5図は本発明の他の実施例を示す回路図、
第6図は直並列型AD変換回路のブロック図、第7図は
サンプリングのタイミング波形図、第8図(a)、(b
)はサンプリング波形図である。 図中、11−17.21〜27.31〜37゜41〜4
7はスイッチングブロック、51〜57は下位コンパレ
ータ、61〜63は上位コンパレータ、70は第2のエ
ンコーダ、80は第1のエンコーダを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準電位を直列接続されたn個の抵抗によって分
    圧した各基準電圧と、被変換入力信号を比較し、かつ、
    上位変換出力信号によって行毎に能動化されるマトリッ
    クス状に配列されたスイッチングブロックと、前記スイ
    ッチングブロックの行方向の一端に印加されている基準
    電圧と、前記被変換入力信号を比較して上位aビットの
    変換コードを得る上位コンパレータと、前記スイッチン
    グブロックの列方向の出力が共通して入力され、下位b
    ビットの変換コードと、前記上位コンパレータの変換範
    囲外にある冗長cビットを得る下位コンパレータを備え
    、 前記冗長cビットが検出されたときの信号によって、前
    記上位aビットの変換コードが修正されるように構成さ
    れていることを特徴とするAD変換回路。
  2. (2)マトリックス状に配列されているスイッチングブ
    ロックの中で冗長cビットを検出するスイッチングブロ
    ックの列が、下位bビットの変換コードを出力するスイ
    ッチングブロック列の両側に位置するように構成し、基
    準電圧印加回路を短縮化したことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項に記載のAD変換回路。
JP27618188A 1988-11-02 1988-11-02 Ad変換回路 Pending JPH02123829A (ja)

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JP (1) JPH02123829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1032491A (ja) * 1996-03-19 1998-02-03 Samsung Electron Co Ltd フラッシュa/d変換器

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JPH1032491A (ja) * 1996-03-19 1998-02-03 Samsung Electron Co Ltd フラッシュa/d変換器

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