JPH0212368Y2 - - Google Patents

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JPH0212368Y2
JPH0212368Y2 JP18654784U JP18654784U JPH0212368Y2 JP H0212368 Y2 JPH0212368 Y2 JP H0212368Y2 JP 18654784 U JP18654784 U JP 18654784U JP 18654784 U JP18654784 U JP 18654784U JP H0212368 Y2 JPH0212368 Y2 JP H0212368Y2
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JP
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shaft
cap
opening
closing plate
damper
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JP18654784U
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  • Lift Valve (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、送風機等の吸・排気口側やダクトの
中間に設けて風量を調節するダンパーに関する。
〔従来の技術〕
従来は、第5図または第6図に示すように、ダ
ンパー本体1の外部に円筒2を立設し、この円筒
2の上部に円弧状長穴3を有する固定板4を設け
ると共に、上記円筒2から突出したダンパー開閉
板操作軸5に操作ハンドル6を付設したものであ
つた。そしてこのハンドル6を操作して上記操作
軸5を作動し、所望位置で係止ネジ7を介して蝶
ナツト8で、ハンドル6を固定板3に固定してい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の上記ダンパーでは、開閉板に
当る風圧や、ダンパー本体1に伝わる種々の振動
により、ハンドル6を止めている蝶ナツト7が緩
むといつた欠点があつた。そのため、ダンパー開
閉板の開度に変化をきたし、風量に変動を生じさ
せるといつた問題があつた。
本考案は叙述のような点に鑑みて案出されたも
のであり、開閉板操作軸を所望位置で確実に固定
し、振動等によつてもダンパー開閉板の開度に影
響を与えるといつたことのないようにしたダンパ
ーを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案はダンパー本体と、該ダンパー
本体内に設ける開閉板と、ダンパー本体に穿設し
た孔部に立設した筒体と、該筒体の上部に設けた
円板と、上記開閉板を付設する軸と、該軸を操作
固定するキヤツプと、該キヤツプを上記円板に固
定する止メ具とからなり、上記軸の上部を螺刻し
て止メ具を螺着できるようにし、且つキヤツプを
上記筒体から突出した軸に嵌着できるようにする
と共に、このキヤツプの内面をテーパー状に形成
し、止メ具の締付けにより、円板とキヤツプの内
周面とが徐々に嵌合して固着するようにした構成
によつて問題点の解決を図つた。
〔作用〕
ダンパー開閉板取付け軸に螺着した止メ具を緩
め、この軸に嵌着したキヤツプを所望角度回転さ
せることにより、開閉板の開度を調節することが
できる。そして、次に緩めた止メ具24を締付け
ることによつて、キヤツプのテーパー状内周面
が、徐々にダンパー本体に立設した円筒の円板に
嵌合していく。更に止メ具を締付けることによ
り、キヤツプは円板に固着され、開閉板を付設し
た軸は、キヤツプを介してダンパー本体側に固定
される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図に示すように、9は円筒状のダ
ンパー本体であつて、拡大開口した一端にフラン
ジ10が形成されている。11は孔部であつて、
ダンパー本体9の円周上部位置に穿設されてい
る。またこの孔部11の真下の円筒下部位置にも
孔11′が穿設されている。12は筒体であつて、
円筒形のパイプを切断したものであり、上部外周
端を切欠してある。13は円板であつて、筒体1
2の外径より僅かに小さい孔14が中央に穿設さ
れている。そしてこの円板13の孔14の部分を
筒体上部の上記切欠した部分に載置し、筒体上部
を外側にカシメて円板13を筒体12に固定して
ある。またこの円板13の上面には後述する開閉
板の目盛が印してある。
15は円形状のダンパー開閉板であつて、前記
ダンパー本体9に内設可能に形成してある。そし
て、この開閉板15の中央部には上下方向に長穴
16が穿設されている。17はこの開閉板15を
支持し操作するための操作軸である。この操作軸
17は、前記筒体12に挿通できる太さの丸軸で
あり、その上部は円形の1/3位の部分を軸芯方向
に数cm切欠してある。そして、この切欠した軸部
17′は螺刻されている。また軸17の下部は、
外周に添つて溝19を形成してあり、この軸17
をダンパー本体9に設けたとき、この溝19がダ
ンパー本体9の前記孔11′から外部に出る。こ
の溝19にE形クリツプ20を嵌着し、このクリ
ツプ20を介して軸17をダンパー本体19に掛
合するようにしてある。またこの軸17は、下部
をダンパー本体19に掛合させたとき、その切欠
した軸部17′がダンパー本体8に付設した筒体
12から突出する位の長さに形成してある。
上記開閉板15は、この軸17にネジ18で取
付けられている。開閉板15の取付け位置は、こ
の開閉板15の中央に穿設した長穴16位置であ
る。また開閉板15は、ネジ18によつて軸17
に固着されている筈ではなく、軸17に取付けた
ネジ18が、軸17の上下動により長穴16内を
上下できる位の強さに開閉板15を取付けてあ
る。
21は上記操作軸17を回転させると共に、固
定するためのキヤツプである。このキヤツプ21
は碗状に形成され、内径は第4図のアの位置では
上記円板13の外径より小さく、イの位置では大
きくしてある。すなわち、このキヤツプ21の内
周面は、中に行くにしたがつて内径を狭くしてテ
ーパーをつけてある。またキヤツプ21の中央部
には、上記軸17の断面形状と同一の孔22が穿
設してある。この孔22を切欠した軸部17′に
嵌合することにより、キヤツプ21を軸17に着
脱自在に嵌着することができる。23は前記して
円板13に印した目盛を見るための円弧状の長孔
であり、キヤツプ21の上面に穿設してある。そ
してこの長孔23の中央位置のキヤツプ21の部
分には、指示針印を付してある。
24は蝶刻した軸部17′に螺着する止メ具で
あり、蝶ナツトが用いられている。そして筒体1
2から突出した、開閉板15を付設した操作軸1
7の軸部17′に、キヤツプ21を嵌着し、更に
この軸部17′に止メ具24を螺着して本考案に
係る実施例のダンパーを構成している。
叙述のダンパーを使用する場合は、先ず止メ具
24を緩め、次にキヤツプ21の指示針印と円板
13の目盛をみながら、このキヤツプ21を所望
角度回転させる。このことによつて、操作軸17
を介して開閉板15も回転し、開閉板15の開度
を調節する。調節が完了すると止メ具24を締付
けていく。キヤツプ21は円板13に徐々に嵌合
していく。また、操作軸17はクリツプ20でダ
ンパー本体9に係止され、上方に引き上げられる
ような状態となる。このことによつてダンパー本
体9は撓る開閉板止メネジ18は開閉板15の長
穴16の上端に移動すると共に、ダンパー本体9
の円筒内面に開閉板15の外周縁が密着してい
く。そして更に止メ具24を締付けることによつ
て、円板13の外周縁はキヤツプ21の内周面に
咬み込んだように嵌着し、キヤツプ21は円板1
3に固着される。このことによつて操作軸17を
介して開閉板15も所望角度で固定される。尚、
開閉板の形状は円形でも或いは一部切欠した円形
状であつてもよい。
〔効果〕
以上、叙述のように本考案は、止メ具24を締
付けることにより、円板の外周縁とキヤツプの内
周面とが咬み込むようにして強力に嵌着するの
で、振動やダンパー本体内を流れる風圧等によつ
て、開閉板15の開度に変化をきたすことがな
い。このように本考案は、実用上非常に有効な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の斜視図、第2
図は断面図、第3図はキヤツプの平面図、第4図
はキヤツプの断面図、第5図は従来のダンパーの
斜視図、第6図は従来のダンパーの要部説明図で
ある。 9……ダンパー本体、11……孔部、12……
筒体、13……円板、15……開閉板、17……
軸、21……キヤツプ、24……止メ具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダンパー本体9と、該ダンパー本体9内に設け
    る開閉板15と、該開閉板15を回動させるため
    に該開閉板15に付設した軸17と、該軸17の
    一端を挿通させるためにダンパー本体9に穿設し
    た孔部11に立設した筒体12と、該筒体12の
    先端部分に設けた円板13と、上記軸17を操作
    固定するキヤツプ21と、該キヤツプ21を上記
    円板13に固定する止メ具24とからなり、上記
    軸17の一方端はダンパー本体9に軸支され、そ
    の他方端は上記筒体12を貫通して突出し、この
    突出した軸17の先端部分を螺刻して止メ具24
    を螺着できるようにし、且つキヤツプ21を上記
    筒体12から突出した軸17に嵌着できるように
    すると共に、このキヤツプ21の内面をテーパー
    状に形成し、止メ具24の締付により円板13と
    キヤツプ21の内周面とが徐々に嵌合して固着す
    るようにしたことを特徴とするダンパー。
JP18654784U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPH0212368Y2 (ja)

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JP18654784U JPH0212368Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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JP18654784U JPH0212368Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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JPS61101174U JPS61101174U (ja) 1986-06-27
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JP18654784U Expired JPH0212368Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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KR100394047B1 (ko) * 2001-01-17 2003-08-14 주식회사성원기업 원유운반선용 급유관의 급유밸브 록킹장치

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JPS61101174U (ja) 1986-06-27

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