JPH02123164A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH02123164A
JPH02123164A JP27617988A JP27617988A JPH02123164A JP H02123164 A JPH02123164 A JP H02123164A JP 27617988 A JP27617988 A JP 27617988A JP 27617988 A JP27617988 A JP 27617988A JP H02123164 A JPH02123164 A JP H02123164A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な熱可塑性樹脂組成物に関する。詳しくは
、熱可塑性樹脂と炭素−炭素不飽和二重結合を有するゴ
ム状物質との混合物を、特定化合物を用いて動的に熱処
理することにより得られる、剛性、耐闇撃特性および成
形加工性などのバランスにすぐれ、あるいは柔軟性およ
び成形加工性のバランスにすぐれた熱可塑性樹脂組成物
に関する。
(従来の技術) 熱可塑性樹脂は、成形性にすぐれた材料として広範な産
業分野で利用されているが、さらにゴム状物質とブレン
ドして改質することによりその利用分野が拡大されてき
た。またこのようにして得られた混合物を動的に熱処理
することにより、上記ブレンドの効果、たと丸ば耐衝撃
性の改良やゴム的性質の増大を促進することも公知であ
る。しかしながら、これらの動的熱処理手法によって得
られる組成物に関しては、以下に述べろような点で改良
が望まれていた。
結晶性ポリプロピレン系樹脂とオレフィン系共重合体エ
ラス)・マーとを有機過酸化物の存在下に動的に熱処理
する方法(特公昭53−34210号、55−2358
4号、62−938号各公報)においては、射出成形時
の流動性の良好な組成物は得られるが、当該効果を発現
させるに必要な量の有機過酸化物を添加した場合、組成
物中に残存する有機過酸化物が熱安定性および耐候性を
劣化させろ。また有機過酸化物の熱分解が急激に生じる
結果、分子切断反応が避けられず、このため機械的特性
の低下、あるいはポリプロピレン系樹脂のメルトフロー
レートの増加による耐ドローダウン性の劣化およびパリ
ソンの肌荒れが問題となっていた。さらにこの手法はポ
リエチレン系樹脂のように有機過酸化物の存在下で架橋
ゲル化する樹脂に対しては組成物の流動特性が著しく低
下するために使用できなかった。
結晶性ポリプロピレン系樹脂とオレフィン系共重合体エ
ラス)・マーとを、キノンジオキシム類またはフェノー
ル・ホルムアルデヒド樹脂の存在下で動的に熱処理する
手法(特公昭54−1.9421号、58−46138
号各公報)も提案されているが、キノンジオキシム類は
暗紫色であるため組成物の着色自由度が大きく制限され
、また熱処理時に刺激臭を発生する問題がある。フェノ
ール・ホルムアルデヒド樹脂による熱処理の場合は、熱
処理の効率を増大させるためにハロゲン化物の添加が必
須であるが、このため組成物が暗黒色に着色し、組成物
の着色自由度が大きく制限されろ。またこれらの手法で
得られた組成物の成形加工時の流動特性は良好とはいい
難い。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の点に鑑み、剛性、耐熱性、耐衝撃特性あ
るいは柔軟性とともに大型射出成形時の流動特性にもす
ぐれた熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の目的に沿って鋭意検討した結果、炭
素−炭素不飽和結合を含まない熱可塑性樹脂と不飽和結
合を有するゴム状物質との混合物を、1,2−ジフェニ
ルエタン骨格をもつ化合物の存在下に動的に熱処理する
乙とによって、従来の組成物より著しくすぐれた前記目
的に沿う樹脂組成物が得られることを見いだし、これに
基づいて本発明に到達した。
すなわち本発明は、実質的に炭素−炭素不飽和結合を含
まない熱可塑性樹脂(息下、樹脂成分(A)という)お
よび炭素−炭素不飽和結合を有するゴム状物質(以下、
樹脂成分(B)という)からなる混合物を、1,2−ジ
フェニルエタン骨格物(以下、添加成分(a)という)
ならびに必要に応じて有機過酸化物(以下、添加成分(
b)という)および/または架橋助剤(以下、添加成分
(c)という)の存在下に動的に熱処理して得られる組
成物からなる熱可塑性樹脂組成物を提供するものである
以下、本発明について詳細に説明する。
まず本発明に用いられる樹脂成分(A)は、オレフィン
性の炭素−炭素不飽和化合物を実質的に含まない樹脂か
ら広(選ばれるものであり、具体例としては結晶性ポリ
プロピレン、プロピレン・α−オレフィン・ランダム共
重合体、高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、極低密度ポリエチレン
(密度0.910 g /cJIl以下)、エチレン・
a−オレフィン共x合体ゴム、エチレンー不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリ
メタクリレート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステ
ル系111111!、ポリアセタール系樹脂またはこれ
らの混合物が挙げられろ。
これらのうちでも、後述するゴム状物質(樹脂成分(B
))との相溶性の点および得られる組成物の特性の点か
ら、ポリオレフィン系樹脂またはそれらの混合物を用い
ろことが好ましい。
次に樹脂成分(B)はオレフィン性の炭素−炭素不飽和
結合を有するゴム状物質であり、その具体例を挙げれは
、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジェンゴム、1,2
−ポリブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン・ランダ
ム共重合体−f A、クロロブレンゴム、ニトリルゴム
、ブチルゴム等のゴム類およびスチレン−ブタジェン−
スチレン・ブロック共重合体(以下SBSと略す)、ス
チレン−イソプレン−スチレン・ブロック共重合体(以
下SISと略す)、エチレン−プロピレン−ジエン・ブ
ロック共重合体(以下EPDMと略す)等の共重合体エ
ラストマーが挙げられる。これらのうちでは1,2−ポ
リブタジェンゴム、SBS、SISおよびEPDMが、
ベレット状で入手できるために、配合する際の計量や取
扱いが容易であるのみならず、組成物製造の装置形式に
ついて選択の自由度が大きくなるため好ましい。
EPDM中に含まれるジエン成分についてはとくに制限
(よなく、現在入手しうるエチリデンノルボルネン、ジ
シクロペンタジェン、1,4−シクロヘキサジエンなど
いずれも使用できるが、エチリデンノルボルネンを使用
した場合が動的な熱処理の効果を発揮しやすいためとく
に好ましい。
またこれらのゴム状物質は、単独で使用するだけでなく
、必要に応じ2種以上を混合して使用してもよい。とく
にニトリルゴムを含有させろことにより、耐油性が著し
くすぐれたエラストマー組成物を得ろことができる。
樹脂成分(A)および(B)の配合割合は、(A)が9
8〜10重量%、好ましくは95〜30重量%、(B)
が2〜90重量%、好ましくは5〜70重量%である。
組成物中の(B)の配合割合が多くなるに従い、剛性、
耐衝撃特性および大型射出成形時の流動特性などのバラ
ンスにすぐれた組成物から柔軟性と流動特性とのバラン
スにすぐれたエラストマー性の組成物へと連続的に変化
するため、目的に応じて上記の範囲から配合割合を決定
すればよい。(B)が2重量%より少ないと耐衝撃特性
の改良効果が不十分であり、90重量%を超えると成形
時の流動性が著しく低下する。
添加成分(a)は、1,2−ジフェニルエタンを骨格構
造とする化合物であって、加熱または光照射によって式
ial中のエタン骨格の炭素−炭素結合がラジカル開裂
する。添加成分(a)の代表例を化学式で示すと式(a
lで示すことができる。
但しRは、同一でも異なってもよく、水素、アルキル基
または)工ニル基を示す。特にRの全部又は一部がメチ
ル、エチル等の低級アルキル基である化合物が好ましい
このような化合物は公知の化学反応を応用することによ
り任意に合成しうるが、現在入手しうろものとしては通
称ジクミル、すなわち1,2−ジフェニル−1,1,2
,2−テトラメチルエタンが挙げられる。
従来、添加成分(a)と同種の物質をラジカル発生剤と
して用いることにより、ポリオレフィンに対して無水マ
レイン酸などの二重結合を有する変性剤をグラフト重合
させる方法は知られているが(特開昭61−27680
8号、特開昭62−167308号公報)、ポリオレフ
ィンおよびゴム状物質の動的熱処理時に用いて熱可塑性
樹脂としての広範な性状のバランス向上を図った報告は
ない。
任意の添加成分(b)である有機過酸化物としては、た
とえばt−ブチル・ヒドロペルオキシド、2−(4−イ
ソプロピルフェニル)−2−プロピル・ヒドロペルオキ
シド、ジ−t−ブチル・ペルオキシド、t−ブチル・L
−クミル・ペルオキシド、ジクミル・ペルオキシド、2
,5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチルペルオキシ)
ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(1プチルペ
ルオキレ)ヘキシン、1,3−ビス[α−(1−ブチル
ペルオキシ)イソプ貸ビル]ベンゼン、1,3−ビス[
α−(1−ブチルペルオキシ)イソブチル]ベンゼン、
1,1−ビス(1−ブチルペルオキシ)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン、ジラウロイル・ペルオキシ
ド、ジベンゾイル・ペルオキシド、ビス(4−クロロベ
ンゾイル)・ペルオキシド、t−ブチル・ペルオキシベ
ンゾエートなどが挙げられろ。本発明においては、使用
する有機過酸化物の半減期についてとくに制限はなく、
このため上記のように通常市販されている有機過酸化物
から広く選択することができる。この点、前記の特公昭
55−23584号公報においては有機過酸化物が1分
半減期温度160〜260℃のものに制限されており、
本発明とはその効果が異なることを示唆している。
本発明において任意の添加成分(c)として用いる架橋
助剤としては、エチレン−プロピレン共重合体ゴムなど
のゴム状物質を過酸化物により架橋させる際に添加する
多官能性モノマーを用いろことができ、具体例としては
トリメチロールプロパントリメタクリレート、エチレン
ジメタクリレートに代表されろメタクリル酸の高級エス
テル類、トリアリルシアヌレート、ジアリルフタレート
に代表される多官能性ビニルモノマー類、p−キノンジ
オキシム、p−キノンビス(0−ベンゾイルオキシム)
に代表されろキノンジオキシム類、N、N’−m−フ二
二しンピスマレイミド、N、N’−エチレンビスマレイ
ミドに代表されろビスマレイミド類などが挙げられる。
これら架橋助剤の選択は任意であるが、樹脂成分(B)
がEPDMである場合には、ビスマレイミド類を使用す
ると後述の動的熱処理の効果を高める点で好ましい。
本発明においては、上記の3〜5種成分からなる混合物
を動的に熱処理する。動的に熱処理すると(よ、該混合
物を溶融混練して混練後の組成物中における沸騰キシレ
ン不溶分を混練前の値に比べて増加させることをいう。
この熱処理によって本発明の効果が達成されるのであり
、一般に沸騰キシレン不溶分が増大するほど各種効果の
向上が大きい。処理温度は樹脂成分(A)の融点または
欧化点以上、かつ分解点以下の温度範囲内とし、さらに
添加成分(a)の1分半減期温度より20℃以上低い温
度とすることは好ましくない。
沸騰キシレン不溶分を増加させる主因子は添加成分(a
)、または(a)と(b)および/または(c)の添加
量であるが、これらのうち添加成分(a)および(c)
添加量は溶融混練の装置・条件により適宜選択すること
ができろ。過剰に添加すると、添加成分のブリード、組
成物の着色あるいはコストの増大等を招くため、これら
の兼ね合いで添加量を制限すればよい。
実際的な添加量は通常(n)、 (c)のいずれも樹脂
成分(B)の量を100重量部として0.01〜5重量
部、好ましくLよ005〜3重量部である。
これに対して添加成分(b)の添加量は、樹脂成分(A
)および(B)の合計Iを100重量部として001〜
05重量部、好ましくは01重量部以下である。有機過
酸化物は大量に添加すると#4熱性、#4候性、機械的
特性、表面光沢の劣化あるし)は臭気の発生など問題を
生じやすいため、できるだけ少量(こ抑えろことが好ま
し、い。
動的熱処理後における本発明の効果を高めろためには、
添加成分(a)、まt二は(a)と(b)および/また
は(c)とを添加する前に樹脂成分(A)および(B)
のみをあらかじめ溶融混練して、できろだけ良好に分散
させておくことが好ましし)。また樹脂成分(A)およ
び(B)を溶融混練した後、添加成分(a)、または(
a)と(b)および/または(c)とともに樹脂成分(
A)を再び添加して動的に熱処理を行うこともできる。
さらに樹脂成分(A)と(B)とを溶融混練した後、添
加成分(a)、または(a)13よび(e)の存在下で
動的に熱処理を行い、その後に添加成分(b)を加えて
熱処理を行ってもよい。添加成分(a)。
(b)および(c)のうち2種以上を添加するときの添
加順序にはとくに制限はない。
動的熱処理を行う溶融混練装置としては、開放型のミキ
シングロール、非開放型のバンバリーミキサ−1押出機
、ニーダ−1二軸押出機等従来公知のものを使用するこ
とができる。
前記の配合組成により本発明を実施する場合の条件は、
混練温度120〜280℃、熱処理時間30 sec〜
20 n+inの範囲が好ましい。
また本発明においては、成形性、柔軟性の改善を図るた
め軟化剤を加えてもよい。鉱物油系の軟化剤としては、
ゴムの加工の際に加工性の改善、増量効果あるいは充て
へ材の分散性の改善などを主目的として使用されている
通称エキステンダー油と同じものが用いられる。これら
は高沸点の石油成分であって、パラフィン系、ナフテン
系および芳香族系に分類されている。本発明ではこれら
の石油留分に限らず、液状ポリイソブチンのような合成
油も使用できる。配合量は、樹脂成分(B) 100重
量部に対して5〜300重量部、好ましくは20〜15
0重量部である。配合量が5重量部未満では効果が得ら
れず、300重量部を超えると強度と耐熱性の低下が著
しい。また添加時期はとくに制限されないが、樹脂成分
(A)および(B)を溶融混練する際に配合するのが好
ましい。
また本発明の組成物に必要に応じて安定剤、酸化防止剤
、紫外線吸収剤、滑剤、発泡剤、帯電防止剤、難燃剤、
可塑剤、染料、顔料等の外、タルク、炭酸カルシウム、
カーボンブラック、マイカ、ガラスta、!11炭素繊
維、アラミド樹脂、アスベスト等の各種充てん材等を適
宜配合することができろ。
(発明の効果) 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、剛性、耐熱性、耐衝撃
性、耐油性および大型射出成形に要求される流動特性な
どの7<ランスの点ですぐれた性能を示すのみならず、
柔軟性と流動特性とのバランスの点でも向上が見られ、
従来の熱可塑性樹脂の欠点が著しく改善されている。
(実施例および比較例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない。試験片は
と(【こ記載のないかぎり、射出成形によって得られた
ものをアニーリング処理して使用しt為組酸物の製造方
法、射出成形【こよろ試験片の製作条件および試験方法
は以下のとおりである二組酸物の製造法 1)樹脂成分(A)および(B)を所定の配合割合に調
合し、ヘンシェルミキサーで混合した。
2) 上で得られた混合物を二軸連続混練押出機(30
mmφ。
プラスチック工学研究所@!ltりを用いて、樹脂湿度
160〜180℃、回転数200rpmで溶融混練した
。この際所定の条件に応じ、ペントロに連絡した往復動
定量ポンプから軟化剤を添加しt為 3) 上で得られた混合物に所定量の添加成分(、)、
またlよ添加成分(a)と(b)および/または(c)
とを加え、ヘンシェルミキサーでかくはん混合した。
4)上で得られた混合物を2)で使用した二軸連続混練
押出機で溶融混練することにより動的に熱処理した。こ
の際、押出機出口の組成物温度と押出機内の滞留時間を
測定・制御して条件の調整を行った。これらの温度およ
び時間を熱処理条件として表1、表2および表3に示し
た。
射出成形の条件 成形機   1s−90B(東芝機械@製)射出圧力 
 1.000kg/e++r成形温度  1成形−23
0℃ 金型温度  50℃ 試験・測定方法 (デュ四メータ硬さ) Hr): JIS X6760. JIS X7215
による。
HA: ISO868による。
(メルトフローレート(MFR)) JIS X8758. JIS X7210による。た
だし 実施例9〜14゜比較例9〜14については荷重
10kg使用。
(引張破壊強さ)および(引張破壊伸び)JIS X6
758. JIS X7113による。ただし実施例9
〜14゜比較例9〜14については試験速度 200 
nm/win使用。
(曲げ弾性率) JIS K875g、 JIS X7203による。
(永久伸び) JIS X6301による。ただし100%伸張、3号
型ダンベル使用。
(ビカット軟化温度) JIS X6758. JIS X7206による。た
rpシ実施例9〜14゜比較例9〜14については試験
荷重250kgPi!用。
(アイゾツト衝撃値) JIS X6758. JIS X7110による。
(ぜい化温度) JIS X6760. JIS K721Bによる。
(沸騰キンレン不溶分) 20胴X 50mmX0.2mmのフィルムをプレス成
形により製作し、120メツシユの金網に入れて沸騰キ
シレン中に5hriせきした。浸せき前後の重量を測定
し、以下の式から沸騰キシレン不溶分を求めた: (耐油試験) JIS X6301 (浸せき試験)による。
(光沢度) JIS 28741による。入射角60’で測定(フロ
ーマーク) 前記射出成形した平板の表面の波型模様を目視して評価
した。
(パリソン外観) 中空成形用押出機でパリソンを成形し、その表面を目視
して評価した。
なおフローマークおよびパリソン外観の評価は次の三段
階とした二  〇極めて良好、 O良好、 X不良。
実施例1,2、比較例1,2 樹脂成分(A)、 (B)および添加成分(a)、 (
b)、 (c)として次のものを使用した。
樹脂成分(A): (A、)ポリプロピレン(1) (MFRl、 5 g / 10m1n;商品名:日石
ポリプロ月20G、日本石油化学■製) 樹脂成分(B): (B、)エヂレンープロピレンーエチリデンノルボルネ
ン共重合体 (ムーニー粘度ML、+4(100℃)88.ヨウ素価
15:商品名:JSREP57P、日本合成ゴム■製)
添加成分(a): (all、 2−レフェニル−1,1,2,2−テトラ
メチルエタン(通称ジクミル) (1分半減期温度230℃;商品名;パーカドックス3
0゜化薬ヌーリー鞠製) 添加成分(b): (b)1.3−ビス[a−(t−ブチルペルオキシ)イ
ソプロピル]ベンセ′ン (1分半減期温度175℃、商品名:バーブチル22日
本油脂■製) 添加成分(c): (c )N、 N’−m−フェニレンビスマレイミド(
商品名:バルノックPM、大内新興化学工業(掬製)以
上の成分を用い、表1の配合割合および熱処理条件で処
理して組成物を製造し、射出成形を行って試験片を作製
した後、試験を行った。結果を表1に示す。
なお表1におけろ添加成分(a)、(b)、(c)の配
合割合(よ、樹脂成分(A)および(B)の合計量を1
00重量部とした値である(以下各表において同じ)。
実施例3〜5、比較例3,4 樹脂成分(A)、(B)として次のものを使用し、まt
こ添加成分(c)として次のものを追加した以外は前記
と同様にして表1に示す配合割合および熱処理条件で処
理して組成物を製造し、射出成形を行っt:。結果を表
1に示す。
樹脂成分(A); (A2)ポリプロピレン(2) (VFRl、 5 g / 10m1n;商品名:日石
ポリプOJ620G、日本石油化学(Il製) 樹脂成分(B): (B2)スチレン−ブタジェン−スチレン・ブロック共
重合体(スチレン/ブタジェン重量比=28/72;商
品名:カリフレックスTRKX−65.シェル化学■製
)添加成分(c); (e)ジビニルベンゼン (東京化成工業陶製) 実施例6、比較例5 樹脂成分(B1として次のものを使用した以外は前記と
同様の成分を用い、表1に示す配合割合および熱処理条
件で処理して組成物を製造し、射出成形を行った。試験
結果を表1に示す。
樹脂成分(B); (B、)1.2−ポリブタジェンゴム (商品名: JSRRB8Q5.日本合成ゴム陶製)実
施例7、比較例6,7 ml!!成分(A)として次のものを使用した以外は前
記と同様の成分を用い、表1に示す配合割合および熱処
理条件で処理して組成物を製造し、射出成形を行った。
試験結果を表1に示す。
樹脂成分(A): (A )高密度ポリエチレン (VFRo、 3g / 10m1n;商品名:日石ス
タフレンE703゜日本石油化学陶製) 衷惠桝工、崖較例1 樹脂成分(A)および軟化剤として次のものを使用した
以外は前記と同様の成分を用い、表2に示す配合割合お
よび熱処理条件で処理して組成物を製造し、射出成形を
行った。結果を表2に示す。
樹脂成分(A); (A4)ポリプロピレン(3) (MFRl、 5 g / 10+m1rB商品名:日
石ボリプOJ725N、日本石油化学陶製) 軟化剤t (c)パラフィン系フロセスオイル (商品名]白石コウモレックスEL30.日本石油陶製
)実 例9〜11、比較例9,10 樹脂成分(B)として次のものを併用し、また添加成分
(b)として次のものを追加した以外は前記と同様の成
分を用い、表3に示す配合割合および熱処理条件で処理
して組成物を製造し、射出成形を行った。試験結果を表
3に示す。
樹脂成分(B): (B )二)・リルゴム (アクリロニトリル含量48重量%、ムーニー粘度ML
、ヤ。
(100℃)45.商品名: N215SL、日本合成
ゴム陶製)添加成分(b) (b2)1.1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン (1分半減期温度148℃;商品名:パーへキサ3M、
日本油脂陶製) (b勺フェノール系樹脂 次の処方により調製したものを使用した:フェノール系
樹脂(商品名: P32608.群栄化学工業■製) 
4重量部(ただし樹脂成分(A)および(B)の合計量
を100重1部とする)実施例12〜14、比較例11
〜14 樹脂成分(A)および軟化剤として次のものを使用した
以外は前記と同様の成分を用い、表4に示す配合割合お
よび熱処理条件で処理して組成物を製造し、射出成形を
行った。結果を表4に示す。
樹脂成分(A): (A5)極低密度ポリエチレン (MFRl、 Og / 10m1n; 商品名: 8
石ソフトレックス10、日本石油化学@11り 軟化剤: (c2)液状ポリブテン (商品名:白石ポリブテンLV100.日本石油■製)
く表中の記号説明〉 A、:ポリプロピレン(1)(白石ポリプロJ120G
)A2: ポリプロピレン(2)(白石ポリプロ、T6
20G)A3: 高密度ポリエチレン(白石スタフレン
E703)A4: ポリプロピレン(3)(白石ポリプ
ロJ725N)B、:  EPDM、(JSR叩571
’)B2:  SBS にb!Jフレックス′r′RX
x−65)B3: 1.2−ポリブタジェンゴム(JS
RRB805)B4: ニトリルゴム(N215SL)
C1:パラフィン系プロセスオイル(白石コウモレック
スKL30)C2:[状ポリブテン(白石ポリブテンL
V100)a:1.2−ジフェニル−1,1,2,2−
テトラメチルエタン(パーカドックスb’: ”’)x
J  &系樹脂(PS 2608+5nC12+Zn0
)c、: N、N’−m−フェニレンビスマレイミド(
パルノックPM)C2: ジピニルベンゼン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に炭素−炭素不飽和結合を含まない熱可塑
    性樹脂(以下、樹脂成分(A)という)および炭素−炭
    素不飽和結合を有するゴム状物質(以下、樹脂成分(B
    )という)からなる混合物を、1,2−ジフェニルエタ
    ン化合物(以下、添加成分(a)という)ならびに必要
    に応じて有機過酸化物(以下、添加成分(b)という)
    および/または架橋助剤(以下、添加成分(c)という
    )の存在下に動的に熱処理して得られる組成物からなる
    熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)鉱物系または合成油系軟化剤を樹脂成分(B)1
    00重量部当たり300重量部以下含有してなる請求項
    1記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. (3)1,2−ジフェニルエタン化合物が1,2−ジフ
    ェニル−1,1,2,2−テトラメチルエタンである請
    求項1または2記載の熱可塑性樹脂組成物。
JP27617988A 1988-11-02 1988-11-02 熱可塑性樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0778168B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100898578B1 (ko) * 2009-02-26 2009-05-20 주식회사 대운 스판덱스 폐사를 이용한 수지 조성물 및 그의 제조 방법
KR100909982B1 (ko) * 2009-03-11 2009-07-29 주식회사 대운 스판덱스 폐사를 이용한 인조잔디용 탄성 칩 조성물 및 제조 방법

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KR100898578B1 (ko) * 2009-02-26 2009-05-20 주식회사 대운 스판덱스 폐사를 이용한 수지 조성물 및 그의 제조 방법
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