JPH02122459A - カセットホルダー装置 - Google Patents

カセットホルダー装置

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Publication number
JPH02122459A
JPH02122459A JP63274883A JP27488388A JPH02122459A JP H02122459 A JPH02122459 A JP H02122459A JP 63274883 A JP63274883 A JP 63274883A JP 27488388 A JP27488388 A JP 27488388A JP H02122459 A JPH02122459 A JP H02122459A
Authority
JP
Japan
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cassette
small
cassette holder
holder
holder device
Prior art date
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Application number
JP63274883A
Other languages
English (en)
Inventor
Machiko Oda
小田 真知子
Hideki Sakumoto
作本 秀樹
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to AT89310823T priority patent/ATE121214T1/de
Priority to DE68922183T priority patent/DE68922183T2/de
Priority to ES89310823T priority patent/ES2070913T3/es
Priority to CA002132822A priority patent/CA2132822C/en
Priority to CA002132823A priority patent/CA2132823C/en
Priority to CA002001678A priority patent/CA2001678C/en
Priority to CN89108266A priority patent/CN1022143C/zh
Priority to KR1019890015734A priority patent/KR930011496B1/ko
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Priority to US07/606,824 priority patent/US5101304A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カセットテープをホルダーに挿入する際、そ
のカセットテープの誤挿入防止機能を備えるカセットホ
ルダー装置に関するものである。
従来の技術 以下1図面を参照しながら従来のカセ−/ )テープの
誤挿入防止機構を備えるカセットホルダー装置について
説明する。
第8図は大カセツトテープ(以下単に大カセットという
)の裏面図である。図に於て、1は大カセット、2はそ
の裏面に設けられた逃げ溝、3は供給側リール、4は巻
取シ側リールである。
第9図は小カセツトテープ(以下単に小カセットという
)の裏面図である。図に於て、sFi小カセット、6は
その裏面に設けられたガイド溝、7は供給側リール、8
は巻取シ側リールである。
第10図は大カセット1と小カセット5のカセットホル
ダー内における位置関係を示す正面図である。これは大
カセット1.小カセット6の左側面を基準に互いのガイ
ド溝2,6が合致した位置関係にあることを表わしであ
る。
第12図は大カセットの斜視図、第13図は小カセット
の斜視図である。第12図に於いて、箱体に構成された
大カセット1の内部に設けた2個のリールにはそれぞれ
7ランジ29.30を有している。31はカセ−/ )
前面のテープ架張部を通常カバーする為のフタであり、
バネ(図示せず)により閉方向に付勢されておシ、上面
前部に傾斜面31bが設けられている。32.33は大
カセット1の側面後部に形成されたグリップ溝である。
又、第13図に於いて小カセット6の内部に設けたリー
ルにはそれぞれフランジ38.36を有している。37
.38は小カセット6の側面後部に形成されたグリップ
溝である。又、39はカセット前面のテープ架張部を保
護する為の前ブタ。
4oH同じくテープ架張部を保護する為の後ブタであり
1通常はばね(図示せず)により、それぞれのフタ39
.40は閉方向に付勢されている。
そして、前ブタ4oには上面前部に傾斜面39bを有し
、前記前ブタ39と後ブタ40で構成された段部40&
を有している。
第11図は従来のカセットホルダー装置を示す。
図に於て、9は大カセット1または小カセット6を挿入
し、VTR等の機器本体(図示せず)に対し装着、排出
する為のカセットホルダ一部材である。カセットホルダ
一部材9には小カセット6を挿入時にガイドすると共に
カセットの誤った方向での挿入を阻止するためのカセッ
トガイド11が絞めにより取付けられている。カセット
ホルダー部材9の上部にはビス締めによりトッププレー
ト1oが取付けられておシ、全体として箱形を構成して
いる。このトッププレート1oの上部には大カセット1
.小カセット6が機器本体に装着された時の浮きを防止
する3つの機構が取り付けられている。第1の機構は大
カセット1の右端上部に当たる位置に取シ付けられてい
るカセット押えレバー12である。この第1の機構は、
ビン13を支点に回動するカセット押えレバー12がバ
ネ14の力で下方に付勢されている。第2の機構は。
大カセット1.小カセット5の左端上部に当たる位置に
取シ付けられているカセット押えレバー16である。こ
の第2機構もピン16ft支点に回動するカセット押え
レバー16がバネ17の力で下方に付勢されている。第
3の機構は、大力セット1のほぼ中央、小カセット5の
右端上部に当たる位置に取り付けられているカセット押
えレバー18である。この第3の機構は、ピン19を支
点に回動するカセット押えレバー18がバネ20の力で
下方に付勢されて2す、大カセット1.小カセット6の
上部に当たる所にはローラ21が圧入ピン22で回動自
在に支持されている。26゜26.27はカセットスト
ッパーで、このストッパ−25,26はカセットホルダ
ー9からの切シ起こしにより構成され、ストッパー27
はホルダーにピンをかしめ付けることにより構成してい
る。
これらのストッパー25.26.27でカセット挿入に
2ける奥行方向の規制がされる。
カセット1.6は図示しないが機器本体に装着された状
態に於ては、大カセツト1内のリール3゜4に小カセツ
ト6内のリール7.8と係合するリール台の設けられた
シャーシに構成された基準ピンに支えられ、カセット下
面からは離れた状態でカセット押えレバー12,15.
カセット押工ローラ21により、前記基準ピンに当接せ
しめられ。
位置決め保持される様に構成されている。すなわち、カ
セットホルダ一部材9のカセット1.6を挿入する口部
高さ寸法はカセット1.6の寸法より大きく構成されて
いる。
このように従来のカセ7)ホルダー装置に於ては、カセ
ットの正規な挿入か否かの判別をカセット下面に設けら
れたガイド溝2,6とカセットホルダ一部材9に設けら
れたカセットガイド11の保合が正しく行われているか
により判断する様に構成されて2す、誤った挿入時には
カセフ)ガイド11の先端部とカセットの側面とが当接
することにより挿入を阻止するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来装置に3いて、カセットの誤った挿
入を確実に阻止する為にはカセット下面に設けられるガ
イド溝2.6を深く構成すると共にカセットガイド11
を高く構成し、誤った挿入時におけるカセット側面とカ
セットガイドの係わりを広く取る事が必要となるが、カ
セット内部にはテープを巻回するリール等が設けられて
おり。
ガイド溝を深くする為には当然カセット厚さ寸法を大き
くする事が必要となる。一方力セット寸法はその操作上
及び保管上からも極力小さくする事が望ましく、不必要
にカセットを大きくする事は好ましくない。
前記したようにカセット寸法の制約上、ガイド溝2.6
の深さには制約を受ける事となるため。
誤ったカセット挿入操作を大きな力で行った場合。
前述したカセットホルダ一部材9のカセット挿入口寸法
とカセット寸法の間に設けられる余裕寸法及びカセット
ホルダ一部材9の底面部(カセットガイド11の設けら
れている面)の歪み等によりカセットはカセットガイド
11に乗り上げた形で誤って挿入される事が生じ、カセ
ットの取り出しが困難になるばかりでなく、その状態で
機器本体に装着する為のカセ−/ )ホルダ一部材9の
操作が行われた場合1機器本体に設けられたリール台。
テープガイドポスト(図示せず)等に正規に係合せず、
カセットホルダー及び機器本体の破壊、更にはカセット
の破壊を生じる事となる。
そして、カセットホルダ一部材9を歪ませ乍らカセ7)
が挿入される為、カセットは強い力を受ける事となる。
その為、カセットの外観に傷をつけるばかりでなく、削
れによる粉が発生し、その粉が機器本体内部に入シ込ん
だシ、カセット内部ップアウト等を発生する大きな要因
となる。
更にカセット内にはテープをガイドする為のガイド部材
が高精度に設けられているが、前記したようにカセット
に強い力を受ける事により、カセットに歪みを生じ、そ
の精度に狂いを生ずる事により、テープ走行精度の悪化
を起たし、しいては記録されたテープ上のパターンの互
換性精度を狂わす事となる。
また、カセット下面にガイド溝を設ける必要があり、そ
の為カセットの強度が弱くなるばかりでなく、ケースの
成型加工上からもウェルドの発生及び歪みの発生の原因
となり、外観上悪くなるだけでなく、カセットの精度の
悪化を起たし、テープ走行精度が悪くなり、VTR等の
機器の性能を下げる原因となる。
課題全解決するための手段 本発明のカセットホルダー装置は、カセットの上面前部
に形成された傾斜面部に対応して配設され、カセットホ
ルダ一部材の上部より回動可能でかつカセット方向に付
勢力が与えられた誤挿入防止レバーと、上記カセットホ
ルダ一部材のカセット挿入空間に突出する上記誤挿入防
止レバーの突出部下面に設けられ、カセット挿入時のカ
セット前面と略々平行なる面を含み形成される角部また
は段部を備えたことを特徴とするものである。
また1本発明のカセットホルダー装置は、誤挿入防止レ
バーの角部または段部の奥に弧状の凸面を設け、カセッ
トが、正規に挿入された場合における前記角部(段部)
の陵部がカセット上面と接しない様に構成したことを特
徴とするものである。
作用 本発明のカセットホルダー装置は、カセッ)t−正規に
挿入する場合には、カセット上面前部に形成された傾斜
面により、誤挿入防止レバーはカセットの挿入力により
傾斜面を乗り上げ上方に回動してカセット挿入軌跡から
逃がされる事により、その挿入が容易に行われる。この
場合、前記誤挿入防止レバーの下面に設けられた角部(
段部)の陵部は前記カセットの傾斜面とカセット@面の
成す陵部より上方になる様に構成されており、カセット
挿入時においては前記誤挿入防止レバーの角部(段部)
より奥に設けられた弧状凸面部とカセット上面が摺動接
触し乍ら挿入が行われ、前記誤挿入防止レバーの角部(
段部)の陵部はカセットの上面とは接触せず隙間を持っ
て挿入される。
カセッ)1−不正規つまり上下逆さま1前後逆さまに挿
入した場合においては、その時のカセット挿入方向上面
前部は正常挿入時のそれとは異なり。
誤挿入防止レバーに対しカセ−/ )の陵部が位置する
こととなシ、前記誤挿入防止レバーは上方に逃がされず
誤挿入防止レバーに構成されたカセット前面と略々平行
なる面とカセットの誤った挿入時における前面とが当接
し、それ以上のカセット挿入を阻止する事が出来る。
更にカセットの上面前面の一部にのみ傾斜面を構成し、
他の部分に段部で形成する陵部を形成して成るカセット
を使用する場合においては、前記カセットの傾斜面部と
誤挿入防止レバーが対応する位置でのみカセットの挿入
が可能となり1例えば相異なる大小2種のカセット挿入
する様に構成されたカセットホルダー装置においては、
小カセットの挿入位置を規制する作用も有する事となる
実施例 以下1本発明のカセットホルダー装置について実施例に
もとすき説明する。
第1.2図は前記した大小2種類のカセットに対応する
様に構成されたカセットホルダー装置の実施例であ91
図に於いて、41はカセットホルダ一部材、42はトッ
ププレートであシ1両者はネジにより箱体状に構成され
、カセ7)が挿入可能なる様に構成されている。43,
44.45はカセットホルダー41に設けられたストッ
パーであり、カセット挿入深さ位置を規制するものであ
る。46.47はトッププレート42に軸48゜49に
より回動自在に設けられたカセット押えレバーであり、
バネ50.51により、それぞれカセット方向に付勢さ
れている。52.53はカセットの誤挿入を防止する為
に構成された誤挿入防止レバーであシ、トッププレート
42に軸64゜65により回動自在にかつバネ56.5
7によりカセット方向に付勢され構成されている。更に
前記2個の誤挿入防止レバー52.53は小カセットが
図示された正規位置に挿入された時に於て小カセット6
の前ブタ39に形成された傾斜面39a。
39bに位置する様に設けられている。
68は小カセット5を正規位置に挿入案内する為の小カ
セツトガイド部材であり、カセットホルダー41の側壁
411Lと小カセツトガイド部材68の側面68!L間
寸法が小カセツト幅寸法より多少大なる位置にトッププ
レート42に軸69を介して回動自在に設けられ、カセ
ット方向(下方向)にバネ60により付勢されている。
前記小カセツトガイド部材68は更にカセット挿入位置
が図中右側へ若干ずれた場合でもその小カセット、カセ
ット部材68の先端テーパー形状により正規位置へ案内
される様に傾斜面部ssbとカセット前面に対する平行
面部SSCが形成されている。更に小カセ・−/ )ガ
イド部材58の下面にはカセット挿入が誤ってされた場
合にその操作を阻止する為の爪部5B(1及びカセット
上面と摺動する為の弧面586が形成されている。
61は前述した小カセツトガイド部材68の支軸59に
軸支された小カセット押えローラーアームであり、カセ
ット上面と接するようにローラ62がビン63により支
持されると共に、そのビン63の一端が前記小カセツト
ガイド部材68に設けられた凹部safと係合し、小カ
セットガイド部材680凹動動作と連動して上方に持上
げられる様に構成されている。又、ローラ62がカセッ
トに対し適切な押え力を与える様に小カセット押えロー
ラーアーム61Fiバネ64により付勢されている。
66は小カセツトガイド部材68にビン66とバネ67
により回動自在に矢印ア方向に付勢された小カセツトロ
ックローラーアームであシ、その一端に小カセツトロッ
クローラ68が軸69により回転自在に構成されておシ
、そのローラ68は前記小カセツトガイド部材68のカ
セット案内面58aの一部より突出した位置となる様に
構成されている。
7oはガイドオープナ−であり、トッププレート42に
軸71を介して回動自在に設けられ、ばね72により下
方向に付勢されている。更にそのガイドオープナ−70
に形成された凸部73は小カセツトガイド部材68の先
端部に形成された溝部58gに保合されており、ガイド
オープナ−70の動きにより、小カセツトガイド部材6
8が上方に回動する様に連結されている。ガイドオープ
ナ−70には軸74により回転自在に軸支されたオープ
ナ−ロー275が最もカセット挿入口に近い位置でカセ
ットの前面部a1aとまず接する様に構成されている。
以下動作について第3図及び第4図を交え説明する。第
3図はカセットの挿入操作と小カセツトガイド部材68
及びガイドオープナ−To、小カセット押えローラーア
ーム61の動きを示し、第4図は誤挿入防止レバー52
.53の動きを示している。図で示すようにカセットホ
ルダー41とトッププレート42で形成されるカセット
収納箱の間口はカセット厚み寸法に比べ第3図の間隔O
だけ大きく構成されている。これはカセットがカセット
ホルダー41に挿入され1機器本体に装着された際、カ
セットは機器本体に対して定められた位置、高さに規制
する必要上、カセットホルダー41からは浮いた状態と
する為の余裕隙間である。
小カセットが正しく挿入された場合についてまず説明を
する。小カセット6は第1図に示したようにカセットホ
ルダー41に対し、左側面を一致させた位置で挿入され
る。この場合、小カセット6はガイドオープナ−Toの
オープナ−ローラ76とは接しない為に小カセツトガイ
ド部材68は第3図ムの位置、つまり第1図、第2図の
状態から変化せず、その側面Saaで小カセット6の一
方の側面が案内される。この時、誤挿入防止レバー62
は第4図ムで示すよう、小カセット6の前ブタ39に設
けられた傾斜面391L 、s9bにより上方に回動し
、誤挿入防止レバー62の爪部52!Lは小カセット1
の角部40&と係合する事なく第4図Bに示すようにカ
セット上面を摺動し、容易にカセットホルダー41に設
けられたストッパー44.45に当接する位置まで挿入
される。又、この挿入動作中には小カセツトガイド部材
68に設けられた小カセツトロックローラ68はカセッ
ト右側面により付勢バネ67に抗して回動し、前記ロー
ラ68がカセット右側壁により回転させられながらカセ
ットは前記位置まで挿入され、正規位置に於てカセット
に設けられたグリップ溝37に付勢バネ67により係合
し1位置決めされる。
この場合、前記誤挿入防止レバー62の爪部52!Lが
カセット6の上面と接し、カセットを傷つけたり、その
爪部52&の摩耗又は爪部がカセット上面の凸凹部に引
っ掛かったシする事を防止する為に爪部621Lとは別
にその奥部に弧状凸面部52bが構成されており、カセ
ットは誤挿入防止レノ(−62の凸面部52bと摺動し
、爪部52&とカセット上面との間には隙間θが構成さ
れる様になっている。
尚1本文では省略したが、誤挿入防止レノクーロ3も6
2と同じ構成であり、同様の動きをすることは云うまで
もない。
次に大力セツIf挿入する場合について説明をする。第
3図ムに示す如く大カセット1はカセットホルダー41
の前部より挿入が開始される。まずガイドオープナ−7
0に軸支されたオープナ−ローラ76に大カセット1の
前面部31!Lが接し、ガイドオープナ−Toはカセッ
トの挿入力により第3図時計方向に回動され、そのガイ
ドオープナ−70に設けられた凸部73は小カセツトガ
イド部材68の溝部58g’iスライドしながら上方に
移動する事により、小カセツトガイド部材68は第3図
Gに示すように図中反時計方向に回動し。
上方に移動して小カセツトガイド部材6Bの先端平面部
ei80がカセット前面部より十分逃げる位置となる。
第3図Cに2点鎖線で示す位置に大カセット1があυ、
更に挿入が継続される事により。
大カセット1のフタ部31に形成された面取シ様の傾斜
面部31bにより小カセットガイド部材68の下面爪部
5sd先端は大カセット1に係止される事なくスライド
し、更に小カセツトガイド部材6Bは図中反時計方向に
回動し、第3図Bに示すようにカセット上面に逃げ、カ
セット挿入はストッパー43.44.45に描接するま
で継続される。
上記動作に於て、小カセツトガイド部材158の下面爪
部58(1の高さOは、犬カセット1のフタ部31に設
けた面取シ様の傾斜面量■より小さく構成されている。
更に前記爪部SSaの後方には図で示すように弧面8B
+5が構成され、カセット上面と小カセツトガイド部材
6Bが摺動接触する。
第3図Bの状態に於ては前記弧面部686とカセット上
面で接触し、爪部SSaとカセット上面との間に於ては
隙間■が形成され、カセット上面と爪との引っ掛かシ、
爪部の摩耗及びカセットの傷発生が生じない様に構成さ
れている。
次にこの動作と小カセット押えローラーアーム61との
関連動作について説明をする。小カセツトガイド部材6
8の図中反時計方向への回動により、ローラ62を支持
する小カセット押えローラーアーム61は小カセツトガ
イド部材68に設けられた凹部satに係合するピン6
3を介して回動作用を受け、図中反時計方向にバネ64
の力に抗して回動し、第3図Bに示すようにカセット上
面とは接しない位置まで逃がされる。一般にカセット押
え力は数百グラムの力が必要とされ、従来装置であれば
その力そのものが大カセットのほぼ中央部に作用する事
となるが1本構成に於ては大カセットの中央部に作用す
る力は、小カセ−/ トガイド部材68の弧面部586
’ii介して作用する事となり1回動支点(軸59)か
らの距離比に相当する分、作用力は軽くなる。つまり大
カセツト挿入時にカセット中央部に作用する力は本構成
を形成する他のバネ60.72による作用力をプラスし
ても従来例の棒〜死程度とな9.実際は100ダラム以
下に構成され、カセットに歪みを与えない小さな値とす
る事が可能となる。
以上、小カセット6及び大カセツト1ft正規に挿入す
る場合について説明を行ったが、力古フトホルダーに正
規に挿入されたカセットは1次の操作、つまりカセット
ホルダーを機器本体側に下降させる動作により装着され
る。この動作を行う為の構成は説明を省くが、従来のリ
ンク機構等を用いる事で容易に行えるものである。
上記カセットの装着完了時に於て、カセットは機器本体
に設けられた位置決め部材により正しく支えられ、前述
したようにカセットホルダーからは浮かされた状態とな
る。前記位置決め部材にカセットを付勢する為の部材が
カセット押えレバー46.47と小カセット押えローラ
ーアーム61でアシ、小カセット6の場合はカセットL
tレバー47と小カセット押えローラーアーム61であ
り、大カセット1の場合はカセット押えレバー46.4
7で付勢される。
次に小カセット5に一正規挿入位置からずれて挿人する
場合について説明をする。まず、小カセット6が若干右
側、つまりガイドオープナ−7oに設けられているオー
プナ−ローラ76に当るまでの範囲(第1図Gまで)内
でのずれの場合、小カセット61I′!小カセツトガイ
ド部材68の先端部傾斜面58bにより小カセット6は
正規位置に案内される。小カセツトガイド部材58の先
端部に設けられている平面部580はこの場合小カセッ
ト6の先端部の傾斜面39bにより小カセットガイド部
材68が上方に逃がされる事を防止するものであシ、前
記小カセット6の傾斜面3ebの量のより大きく構成さ
れている。その為に前記小カセット6の挿入時には小カ
セツト前面390と前記小カセツトガイド部材68の先
端平面580とが当接し、小カセツトガイド部材68は
カセットの挿入力により逃がされる事は無く、前述した
ように傾斜面58bにより正規位置に案内されることに
なる。
次に第1図G位置より右側、つまり小カセットの挿入に
よpガイドオープナ−7oが回動される位置で誤った挿
入操作が行われた場合の動作について説明する。この場
合、小カセツトガイド部材68は前述した大力セクト挿
入時と同様にして小カセット5の挿入力により回動じ、
小カセット5は挿入が開始されるが、第3図Cで示すよ
うに小カセット6の前ブタ39と後ブタ4oで構成され
た段部、つまシ後ブタ40の端面40aが小カセツトガ
イド部材68の下面に設けられた爪部5B(1に係合す
る事により、第3図C位置で小カセット6は挿入が阻止
され、それ以上の挿入は不可能となる。更に前記した誤
挿入防止レバー62も小カセット5の前ブタ39の傾斜
面39bの範囲から外れる事となシ、第4図Cで示す様
に前記段部40aと誤挿入防止レバー62の爪部62a
とが係合し、前記挿入阻止の為に共動する事となる。
つまり小カセット5は正規挿入位置以外では挿入不可能
となる。
誤挿入防止レバー52.53はカセットの誤った方向で
の挿入を防止する役目を持つものである。
カセットは大カセット1.小カセット6共第12図及び
第13図に示すようにカセット挿入方向前面、つまりフ
タ部にのみ面取シ様の傾斜面部31b又は傾斜面39 
!L 、39bが形成されている。その為に例えば前後
進、上下逆方向に誤って挿入されようとした時には前記
誤挿入防止レバーの爪部52&がカセットのそれぞれの
陵部と係合し、カセットの挿入を防止する作用をする。
本実施例に於ては小カセツトガイド部材68を一個所に
設けた実施例すなわち大カセットと小カセットの装着位
置関係が第10図に示すようにカセットの左側及び前面
を一致させる場合について説明を行ったが1本発明は例
えば第6図に示すようにカセットの巾方向中心と前面を
一致させる装着位置関係を持つ場合においてもその作用
を果すものである。この場合は小カセット60両側面に
位置する様に小カセツトガイド部材68及びガイドオー
プナ−70をそれぞれ向い合う形で構成する事により実
現可能であり、詳細な説明は省略する。
又、3種頷以上の異なる大きさのカセットを収納する場
合に於いても1本発明は効果を発揮する事は明白である
第6図に於いて、74は大カセットであシ、2個のテー
プを巻回したリール75.76大収納しである。又、7
7は小カセットであシ、同じく2個のリール78,7.
9’i収納しである。80は大力セラ)K対する小カセ
ットの装着位置関係を示す想像線である。
第6図は小カセット6をVTR等の機器本体に対して装
着した時の状態を示す図である。つまシ小カセット5の
前面に設けられた前ブタ39及び後ブタ40は例えばカ
セットホルダーを支える部材(図示せず)に設けられた
フタ開はピン81VcよりカセットのVTRへの装着動
作に連動して図示のように開放された状態となる。一方
、カセット6がVTRに装着しない状態に於ては常時フ
タは閉状態とする為に前ブタ39とカセットケース34
の間にはバネ82が設けられている。その為に第6図に
示したフタ開けどン81に当接している事となり、その
反力によりカセット6は図中矢印■方向へ戻される力を
受けることとなる。この力はフタ開は動作が開始され始
めた時点から発生することとなり、カセット装着時にカ
セットがカセットホルダー41内で位置ずれを生ずるこ
ととなる。これを防止する為の構成が小カセツトガイド
部材68に設けられた小力セフトロツクローラ68であ
り、第7図にその詳細を示す。
第7図はカセットホルダーに小カセットが挿入完了され
た時点の小カセツトロックローラ68と小カセットのグ
リップ溝37の関係を示した図であり、図示のように小
カセットのグリップ溝37に小カセツトガイド部材68
に設けられている小カセツトロックローラ68は係合し
、小カセットの位置ずれ全防止する様になっている。
発明の効果 以上のように本発明によれば1回動付勢された誤挿入防
止レバーをカセットホルダー上部に配したので、カセッ
トの誤った方向での挿入を確実に阻止する事が出来1強
い挿入力に対してもカセットホルダーを歪ませる事が無
く、カセットホルダーを破損する恐れが無くなる。その
為、VTR等の機器本体へのカセット装着が正規状態で
しか行う事が出来ず1機器本体の破損を生じる事が無く
なる。
また、誤挿入防止レバーは正規挿入時に爪部がカセット
上面より離れた位置にあり、カセットに傷をつける事が
無くなシ、削れ粉の発生が無く。
それによるドロップアラトラ防止することが出来る。
しかも、カセットの誤った方向での挿入により。
カセットに強い力を受ける事が無くなり、カセットに変
形を生じる事が防止できる。その為、カセット内のガイ
ドボスト等のテープ走行を規制する部材の精度を高く保
つことが出来、しいてはVTR等機器の性能の継持向上
を図ることができる。
更に、誤挿入防止レバーの角部(段部)の陵部はカセッ
ト上面と摺動接触しない為、スムースなカセットの挿入
操作が行われるだけではなく、カセット上面の傷の発生
を防止することが出来る。
また、カセット上面前部の傾斜面部を一部にのみ設けた
カセットを使用する場合には、カセットの横方向にずれ
た挿入に対してもその位置を規制し、誤った位置での挿
入が防止できる為1例えば大きさの異なる2種のカセッ
トをそれぞれ収納する為のカセットホルダーに2ける小
カセツト挿入位置のすt″Lf:、防止でき、容易に大
きさの異なる2種以上のカセットの挿入を受付けるカセ
ットホルダー装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカセットホルダー装置の一実施例を示
し、ムは正面図、Bはカセット挿入方向から見た側面図
、Cは小カセツトガイド部材部分の側面図、Dはカセッ
ト押えレバ一部分の側面図。 Xは小カセットの部分正面図、yは大カセットの部分正
面図である。第2図は同装置に使用する小カセツトガイ
ド部材の部分斜視図、第3図ム、B。 Cは同装置の小カセツトガイド部材の動作説明図。 第4図ム、B、Oは同装置の誤挿入防止レバーの動作説
明図、第6図ム、Bは本発明のカセットホルダー装置の
大・小カセットの他の配置例を示す正面図、第6図は小
カセットのフタが開いた状態の側面図、第7図は小カセ
ットのグリップ溝と小力セフ)ロックローラの係合関係
を示す正面図。 第8図は大カセットの裏面より見た斜視図、第9図は小
カセ−/ )の裏面より見た斜視図、第10図&、Bは
大カセットと小カセットのカセットホルダー内における
位置関係を示す正面図、第11図は従来のカセットホル
ダー装置を示し、ムは平面図、Bは正面図、Cは側面図
、第12図は大カセットの表面より見た斜視図、第13
図は小カセットの表面より見た斜視図である。 1・・・・・・大カセット、6・・・・・・小カセット
、41・・・・・・カセットホルダー 42・・・・・
・トッププレート。 46.47・・・・・・カセット押えレバー、52.5
3・・・・・・誤挿入防止レバー 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図 第 図 第 図 宵 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図 第12因 ?9

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器本体に挿入する方向で見たカセット上面前部
    に傾斜面部が形成されたカセットテープを収納し、前記
    機器本体に対し装着排出する様に構成されたカセットホ
    ルダー装置であって、カセットホルダー上部に回動自在
    に支持され、かつカセット方向に付勢力が与えられた不
    正規なカセット挿入を阻止する為の誤挿入防止レバーと
    、前記カセットホルダーへのカセット挿入時におけるカ
    セット上面より低い位置まで突出する前記誤挿入防止レ
    バーの下面突出部に設けられ、カセットホルダーへ挿入
    されたカセットの前面部に対して略々平行面を有する角
    部とを備えた事を特徴とするカセットホルダー装置。
  2. (2)機器本体への挿入方向の上面前部の少なくとも1
    部分に傾斜面部を設けると共に前記傾斜面部の他の上面
    前部に角部陵を設けたカセットテープを収納し、前記機
    器本体に対し装着、排出するように構成されたカセット
    ホルダー装置であって、カセットホルダー上部に回動自
    在に支持され、かつカセット方向に付勢力が与えられた
    不正規なカセット挿入を阻止するための誤挿入防止レバ
    ーと、前記カセットホルダーのカセット挿入空間内で前
    記カセットホルダーへのカセット挿入時におけるカセッ
    ト上面より低い位置まで突出された前記誤挿入防止レバ
    ーの下面突出部に設けられ、前記カセットホルダーに挿
    入されたカセットの前面部に対して略々平行面を有する
    角部とを備えたことを特徴とする請求項、または2記載
    のカセットホルダー装置。
  3. (3)誤挿入防止レバーはその下面突出部に、カセット
    前面部に対して略々平行なる平面と当該平面と交差する
    面との2つの面により形成される段部を有し、この段部
    の段差量がカセット上面前部に形成された傾斜面のカセ
    ット厚さ方向の落差より少なくなる様に設定し、かつ前
    記段部のカセット前面と略々平行面を成す平面がカセッ
    ト前面に対向した面となるように構成した事を特徴とす
    るカセットホルダー装置。
  4. (4)誤挿入防止レバーの下面突出部に設けた段部を形
    成するカセット前面と略々平行なる面と交差する2つの
    面のうちカセットホルダーの上部側に位置する面がカセ
    ット挿入時のカセット上面よりも低い位置となる様に構
    成した事を特徴とする請求項3記載のカセットホルダー
    装置。
  5. (5)誤挿入防止レバーは、その下面突出部に角部(段
    部)よりカセット挿入方向から見て奥部下面に弧状凸面
    部を有し、カセット挿入時にカセット上面と前記凸面部
    とが接し、前記角部(段部)の陵部はカセット上面と隙
    間を持つ様に構成した事を特徴とする請求項1または2
    記載のカセットホルダー装置。
JP63274883A 1988-10-31 1988-10-31 カセットホルダー装置 Pending JPH02122459A (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63274883A JPH02122459A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 カセットホルダー装置
US07/422,550 US5121271A (en) 1988-10-31 1989-10-17 Cassette holder device capable of receiving large and small size cassettes
ES89310823T ES2070913T3 (es) 1988-10-31 1989-10-20 Dispositivo de portacasete para un aparato grabador de cintas.
AT89310823T ATE121214T1 (de) 1988-10-31 1989-10-20 Kassettenbehälter für bandrekorder.
DE68922183T DE68922183T2 (de) 1988-10-31 1989-10-20 Kassettenbehälter für Bandrekorder.
EP89310823A EP0367454B1 (en) 1988-10-31 1989-10-20 Cassette holder device for tape recorder
CA002132822A CA2132822C (en) 1988-10-31 1989-10-27 Small and large cassette holder for tape recorder
CA002132823A CA2132823C (en) 1988-10-31 1989-10-27 Small and large cassette holder for tape recorder
CA002001678A CA2001678C (en) 1988-10-31 1989-10-27 Small and large cassette holder for tape recorder
CN89108266A CN1022143C (zh) 1988-10-31 1989-10-31 磁带盒支持器装置
KR1019890015734A KR930011496B1 (ko) 1988-10-31 1989-10-31 테이프 레코더용 카세트 호울더 장치
US07/606,824 US5101304A (en) 1988-10-31 1990-10-31 Cassette holder device capable of preventing erroneous insertion of cassette

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JP63274883A JPH02122459A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 カセットホルダー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166694A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Kohei Hayamizu 圧電素子、音力発電装置および振動力発電装置

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JPS627686B2 (ja) * 1981-09-09 1987-02-18 Fuji Denki Sogo Kenkyusho Kk

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