JPH02122268A - 液体試料分析装置 - Google Patents

液体試料分析装置

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JPH02122268A
JPH02122268A JP27592688A JP27592688A JPH02122268A JP H02122268 A JPH02122268 A JP H02122268A JP 27592688 A JP27592688 A JP 27592688A JP 27592688 A JP27592688 A JP 27592688A JP H02122268 A JPH02122268 A JP H02122268A
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門田 俊美
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弘治 谷水
Shigeki Matsui
松井 重樹
Masao Obayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体試料分析方法、特に、液体試料分析装置
を用いた分析方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、血液等の液体試料にお+Jる酵素、蛋白
、糖等の濃度を測定する自動分析装置として、第4図に
示す構成が知られている。第4図において、この従来の
分析装置は、一円周上に多数配置された反応キュヘント
を有する反応ディスク11と、図示しないサンプルラン
クをガイドしつつ移動させるための搬送路12と、反応
ディスク11と搬送路12との間に配置された希釈用ラ
イン13と、試料をサンプリングするためにピボン1〜
動作をするサンプリング部】4とを有している。前記搬
送路I2は、一方が往路であり、他方が復路である。前
記希釈用ライン13では、多数の希釈用カップが環状に
繋ぎ合わされている。また、希釈用ライン13は、それ
らのカップに希釈液を入れるための希釈部15及び、そ
れらのカップを洗浄するための洗浄装置16も有してい
る。
この従来の分析装置では、次のように分析が行われる。
まず、全ての検体カップに試料が入れられたサンプルラ
ックを、搬送路12の往路に供給する。搬送路12によ
って移動させられる検体カップに対し、サンプリング部
14が旋回して試料を所定量吸い」二げ、反応ディスク
11の反応キュヘットに注入する。反応ディスク11に
おいて図示しない分光光度計等により所定の濃度分析を
行う。分析の結果、測定許容範囲を超えた試料について
は、搬送路12の復路をサンプルラックが戻ってきた際
に、再びサンプリングを行う。この場合には、サンプリ
ング部14によって試料を一旦希釈用ライン13に注入
する。希釈用ライン13では希釈部15により試料の希
釈を行い、希釈の終わった試料をサンプリング部14に
よって反応ディスク11に注入する。そして、反応ディ
スク11において再び所定の濃度分析を行う。サンプリ
ングの済んだ希釈用ライン13の希釈用カップは、洗浄
装置16に運ばれて洗浄され、以後の試料の希釈に再び
使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の分析方法では、試料の希釈を行うのに希釈専
用の希釈用ライン13を使用しなければならない。した
がって、その方法では、希釈用ライン13を備えた分析
装置を用意する必要があり、分析コストが高くなってし
まわざるをえない。
本発明の目的は、希釈用ラインを不要とし、安価に分析
を行うことのできる液体試料分析方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る液体試料分析方法は、試料のサンプリング
を行うサンプリング部と、試料の分析を行う分析部と、
試料の希釈を行う希釈部とを備えた液体試料分析装置を
用いた分析方法である。そして、この分析方法は次のス
テップを含んでいる。
■サンプリング部に、液体試料の入った容器と液体試料
の入っていない容器とを次々と供給すること。
■液体試料の入った容器から液体試料をザンプリング部
により取り出し、分析部で分析するごと。
■分析の結果に基づく必要に応じ、ザンプルの入ってい
ない容器に当該サンプルを入れて希釈部により希釈する
こと。
■希釈されたザンプルをサンプリング部により取り出し
、分析部で分析すること。
〔作用〕
本発明に係る液体試料分析方法では、サンプリング部に
次々と供給された容器のうち、ます、液体試料の入った
容器からサンプリングを行い分析する。そして、分析の
結果に基づく必要に応じ、液体試料の入っていない容器
を用いて試料を希釈し、サンプリングを行い分析する。
この結果、希釈用ラインを用いることなく、通常の分析
と希釈を伴う分析とを行うことができる。
従って、本発明によれば、希釈用ラインが不要となり、
安価に分析を行うことができるようになる。
〔実施例〕
本発明を実施するに際して使用される分析装置の一例を
第1図に示す。
第1図において、自動分析装置は、中央部に配置された
分析部21と、分析部21の図左方に配置されたサンプ
ルラック1−22と、分析部21の図右方に配置された
反転ユニット23と、サンプルユニット22と反転ユニ
ット23とを結ぶ搬送路24とを有している。
前記分析部21は、一円周上に多数配置された反応キュ
ヘット25を備え回動可能な反応ディスク26と、反応
キュベツト25の配置と同心に回動可能な分光器27と
、反応ディスク26に隣接して配置された試薬収納ラッ
ク28とを備えている。さらに、反応ディスク26に隣
接して、搬送路24を通る試料から反応キュヘット25
にサンプリングを行うためのサンプリング部29と、反
応キュベツト25内を攪拌するための攪拌装置30と、
測定の終了した反応キュヘット25を洗浄するための洗
浄装置31とが配置されている。前記試薬収納ラック2
8は、放射状に多数の試薬瓶が配置され、回転駆動され
るようになっている。
試薬収納ラック28と反応ディスク26との間にば試薬
分注部32が配置されており、試薬収納ラック28の試
薬瓶内の試薬を反応キュヘット25に注入し得るように
なっている。
前記サンプルユニット22には、2列にサンプルラック
35が配置されるようになっており、図の左列に測定前
のサンプルラック35が右列に測定後のサンプルラック
35が配置される。各サンプルラック35は、第2図に
示すように、樹脂製の直方体形状のランク本体36と、
ランク本体36に嵌め込まれるサンプルカップ37とを
有している。ランク本体36は、」二面に上方に向かっ
て開(収納穴38を例えば10個有しており、サンプル
カップ37が各収納穴38に嵌め込まれるようになって
いる。
第1図において、前記搬送路24は、2列の通路から構
成されており、その一方(図の上側)の通路が往路40
、他方が復路41となっている。
各往路40.復路41は下端部に循環するヘルドを有し
ており、これによってサンプルユニット22と反転ユニ
ット23との間でサンプルランク35を搬送するように
なっている。前記反転ユニット23は、サンプルランク
35を反転させる機構を有しており、これによって、往
路40を搬送されてきたサンプルラック35の向きを反
転して復路41に供給し得るようになっている。復路4
1において、反転ユニット23とサンプリング部29と
の間には希釈部42が配置されており、復路41を通過
するサンプルラック35のサンプルカップ37に希釈液
を注入し得るようになっている。
なお、前記サンプリング部29はその基部を中心に回動
し得るようになっており、その先端に設けられた吸引部
が往路40、復路41及び反応キュベツト25の間を移
動し得るようになっている。
さらに、この分析装置は、図示しないマイクロコンピュ
ータを有しており、これによって以下に説明する動作が
制御されるようになっている。
次に上述の分析装置の作用を説明する。
まず、サンプルラック35に嵌め込まれたサンプルカッ
プ37に対し1つおきに試料を入れる。
この場合には、−例としてサンプルカップ37の奇数番
目にのみ試料を入れるものとする。次に、サンプルラッ
ク35をその状態でサンプルユニット22の左列に配置
し、分析動作をスタートさせる。
ナンプルラック35は、順次、サンプルユニット22か
ら反転ユニット23に向けて往路40内を搬送される。
この搬送は、サンプルカップ37の配置ピッチで1ステ
ツプずつおこなわれる。そして、サンプルラック35内
の第1番目のサンプルカップ37に入れられた試料に対
し、第3A図に示すように、サンプリング部29がサン
プリング動作を行う。試料を吸引したサンプリング部2
9は、第3B図のように反応ディスク26側へ回動し、
1つの反応キュヘット25に当該試料を注入する。サン
プルラック35内の偶数番目のサンプルカップ37には
試料が入れられていないので、サンプリング部29はこ
のサンプリング動作を奇数番目のナンプルカップ37に
対してのみ行う。
また、1つの試料に対してサンプリングが行われる毎に
、反応ディスク26は1ピンチずつ矢印力向に回動する
。、1つのサンプルラック35における全てのサンプリ
ングが完了すれば、次のサンプルラック35に対してサ
ンプリングが同様に行われる。一方、サンプリングが完
了したサンプルラック35は反転ユニット23に搬送さ
れ、反転ユニット23において反転させられた後に、復
路41に供給される。
分析部21においては、試料が入れられた反応キュベツ
ト25に対して、試薬収納ラック28内の所定の試薬が
試薬分注部32によって所定量注入され、さらに攪拌装
置30によって攪拌がなされる。そして、発色反応をお
こした試料を収納する反応キュヘット25に対し、分光
器27により吸光度が測定される。測定が終了した反応
キュ・\ット25は、洗浄装置31によって洗浄され、
次の測定に再び使用される。
前記吸光度の測定の結果、測定値として処理し得る濃度
以上の濃度であることが分かった試料については、試料
を希釈して測定を行う必要がある。
ここでは、−例として、前記サンプルランク35の第1
番目の試料の濃度が高すぎて、測定データとして使用す
ることができないと仮定する。この場合には、反転ユニ
ッ1−23で反転されて復路41内を戻されて来たサン
プルラック35の第1番目のサンプルカップ37に対し
、第3C図に示すように、サンプリング部29による吸
引動作が行われる。同時に、第2番目のサンプルカップ
37に対して、所定量の希釈液が希釈部42によって注
入される。なお、この場合のサンプリング部29による
ザンプリング量及び希釈部42による希釈液の注入量は
、第1番目のサンプルカップ37に対する1回目の測定
時に得られた測定結果に基づき、測定可能範囲に試料の
濃度が希釈されるように決定される。
次に、第3D図に示すように、サンプルランク35が1
ピツチ移動し、第2番目のサンプルカップ37にサンプ
リング部29によって試料が注入される。この結果、第
2番目のサンプルカップ37内において、濃度が測定可
能範囲になるように試料が希釈されたことになる。続い
て、ザンプリング部29により、第2番目のサンプルカ
ップ37に対してサンプリング動作が行われ、第3E図
のように、反応キュヘット25に当該希釈された試料が
注入される。そして、上述の吸光度測定動作がこの希釈
された試料に対しても同様に行われる。この場合には、
測定可能範囲に希釈された試料に対して分光器27によ
り吸光度が測定されることになる。復路41にあるサン
プルランク35において、希釈して測定を行う必要のあ
る全試料につきサンプリングが終了すれば、サンプルラ
ック35はサンプルユニット22の右列に収納される。
このように、この実施例では、希釈用ラインを用いるこ
となく、通常の分析と希釈を伴う分析とを行うことがで
きるので、希釈用ラインが不要となり、安価に分析を行
うことができるようになる。
また、希釈用ラインを使用しないので、その分コンタミ
ネーションを軽減するごとができる。
〔他の実施例〕
(a)各サンプルラック35のサンプルカップ3■ 7のうち1つおきに試料を入れなかった前記実施例に限
られることはなく、2つおき或いは3つおき等、希釈が
必要となる頻度に合わせて種々の入れ方を採用できる。
(b)前記実施例では、1列にサンプルカップ37が配
置されたサンプルラック35を使用する分析装置の場合
を説明したが、それに限られることはなく、2列以上に
サンプルカップ37が配置されている場合や7トリクス
状にサンプルカップ37が配置されている場合について
も本発明を同様に実施できる。
(C)前記実施例では、複数のサンプルカップ37が保
持されるサンプルラック35を使用する分析装置の場合
を説明したが、それに限られることはなく、サンプルカ
ップ37を個別に搬送してサンプリングする構成を採用
することもできる。この場合には、スネークチェーン状
にサンプルカップ37を連結して搬送することもできる
(d)2回目の測定の際に、1回目の測定結果を参照せ
ず、希釈率を一定にして測定を行う構成を採用すること
もできる。
[発明の効果] 本発明に係る液体試料分析方法によれば、サンプリング
部に供給された容器のうち、液体試料の入っていない容
器を試料の希釈に利用するので、特別の希釈用ラインを
用いることなく、通常の分析と希釈を伴う分析とを行う
ことができるようになる。従って、本発明によれば、希
釈用ラインが不要となり、安価に分析を行うことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するだめの分析装置の一例を示す
平面概略図、第2図はサンプルラックの斜視部分図、第
3A図ないし第3E図は本発明の一実施例を示す平面部
分図、第4図は従来例の平面部分図である。 21・・・分析部、22・・・サンプルユニット、23
・・・反転ユニット、24・・・搬送路、26・・・反
応ディスク、29・・・サンプリング部、35・・・サ
ンプルラック、37・・・サンプルカップ、42・・・
希釈部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試料のサンプリングを行うサンプリング部と、試料の分
    析を行う分析部と、試料の希釈を行う希釈部とを備えた
    液体試料分析装置を用いた分析方法であって、 前記サンプリング部に、液体試料の入った容器と液体試
    料の入っていない容器とを次々と供給することと、 前記サンプリング部により前記液体試料の入った容器か
    ら液体試料を取り出し、前記分析部で分析することと、 前記分析の結果に基づく必要に応じ、前記サンプルの入
    っていない容器に当該サンプルを入れて前記希釈部によ
    り希釈することと、 前記サンプリング部により前記希釈されたサンプルを取
    り出し、前記分析部で分析することと、を含む液体試料
    分析方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187461A (ja) * 1988-01-22 1989-07-26 Toshiba Corp 自動化学分析装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01187461A (ja) * 1988-01-22 1989-07-26 Toshiba Corp 自動化学分析装置

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