JPH02121918A - 液状薬理製剤用制御放出治療システム - Google Patents

液状薬理製剤用制御放出治療システム

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JPH02121918A
JPH02121918A JP1239815A JP23981589A JPH02121918A JP H02121918 A JPH02121918 A JP H02121918A JP 1239815 A JP1239815 A JP 1239815A JP 23981589 A JP23981589 A JP 23981589A JP H02121918 A JPH02121918 A JP H02121918A
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liquid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 慣用の剤型の薬物の投与時には、2回連続して投与され
た場合、その間の血中薬物濃度の高低変動が重要となる
。事実、もしも薬剤が速く吸収され過ぎると血中濃度が
高(なり過ぎ、好ましくない、むしろ有害な副作用に至
る。一方、短い半減期を有する薬物は速く除去され過ぎ
るため、頻回の投与を必要とする。いずれの場合も、治
療期間中投与に特別な注意と一定性を必要し、しかもそ
の条件はいつも容易に得られるわけではないので患者は
注意しなければならない。
このため、製剤の研究に多くの努力が払われ、活性成分
が体内で至適血中濃度で持続する時間を延ばすことを可
能とし、その結果投与回数を減らし且つそれにより患者
の治療に対する反応を改善し得る製剤形態を得るべく多
くの努力が払われてきた。
時間的に緩徐で且つ制御された活性成分の放出を可能と
する製剤組成物の調製は、製剤技術の分野ではよく知ら
れている。活性成分が種々のメカニズムによって緩除に
放出する錠剤、カプセル、マイクロカプセル、ミクロス
フェア及び一般の剤型を含むシステムが知られている。
さらに、特に反復投与が必要なとき、治療では経口投与
が最もしばしば用いられ、患者に最も好まれることが知
られている。経口投与のための剤型の内、液体のものは
、投与mを容易に患者に合わせることができ、特に子供
や老人の患者には受は入れられ易い利点を有する。この
ような理由で、液体の制御放出剤型が、対応する固体の
制御放出剤型に比して、より有利であると考えられる。
制御放出液体製剤組成物は調製上幾つかの問題を有して
いる。
問題の一つは、実際の制御放出形態は、容易に懸濁でき
、且つ液体ビヒクル(vehlcle)中で懸濁状態に
保たれるサイズを有する必要がある点にある。さらにビ
ヒクル中での不均一な或いは不十分な分散は可能な限り
避けなければならず、又、粗い粒子の固体を含む懸濁液
を摂取するときに感じる不快感(sand  effe
ct)も避けることが好ましい。これは懸濁する形態の
サイズを適当に小さ(することで避けられるが、一方、
小さいサイズの粒子を使用すると、拡散に使われる表面
積が増加し、大きい寸法の剤型に比べ、放出を一定して
長期に制御することが難しくなる。
さらに、含有する薬剤物質の放出特性を長時間維持でき
る制御放出液体製剤を得ることが困難であるという問題
もある。この問題を解決することは、時間的に安定であ
る限り、液体投与形態を使用可能にし且つ使用時に調製
される液体製剤では、−旦投与液体に治療薬を分散させ
ると長期間安定性を保持し得る液体製剤を提供する為に
、商業上および治療上重要である。
上記の全ての困難性は、我々の知るかぎり今日まで僅か
に数種の制御放出液体システムしか知られておらず、且
つ実際に市販されているのは、その内のただ一つに過ぎ
ないという理由の根拠になっている。
公知の制御放出液体製剤の例として、以下の特許に記載
されたものが挙げられる: BE903540゜WO3
5103000,WO37107833,US4221
778及びLIS4717713゜ 従って、可能なかぎり予め決められた予定に従って物質
の経時的放出が行われるように、その物質を液体経口投
与形態で投与可能にするシステムが必要となる。この様
なシステムは、投与される活性成分に特有の治療特性に
従い調節され、正確な投与を可能にする均一な性質を有
し、且つ処置の開始後も長時間この性質が選定されたビ
ヒクル中で変化しないまま維持される必要がある。
本発明は上記の特性を有する液体製剤形態のための制御
放出治療システムを得ることを目的とし、我々はそれが
可能であることを見出だした。この様なシステムは、活
性成分(特にチオフィリン及びその製剤上許容できる塩
)及び適当な賦形剤を含有する微小粒子を、該微小粒子
中に含まれると同じ活性成分の直ちに使用可能な投与量
を含むビヒクル中に含有し、且つ上記微小粒子が適当に
選定された物質の複数層でコートされていることから本
質的になる 本明細書中でチオフィリンについて言及するとき、常に
、その薬理的に受容できる全ての塩を含ませるものとす
る。
目的の特性を有するシステムを得るためには、一定の放
出を保証できるように、均一なフィルムの形成が可能な
表面を有する微小粒子を得る必要がある。このため、ま
ず第一に活性成分が粒子化され、その粒子が均一で滑ら
かな表面を有する必要がある。さらに最適な懸濁状態を
得、且つ粒子が口蓋に与える不快な影響を減じるため、
コーティングが完了した後のコートされた粒子の最終的
な大きさが50〜500mcmの間にある必要がある。
この様にコートされた微小粒子は、適当な懸濁剤、芳香
剤や添加剤と混合し、水性ビヒクルに懸濁可能な製剤を
構成して貯蔵する。
或いは、即時使用可能の投与剤型を得るために、コート
された微小粒子を懸濁剤、芳香剤、その他の薬剤を含む
適当な液体ビヒクル中に分散させ、分散を維持させる。
両製剤は室温で長期間その性質を安定に保ち、数か月間
もその性質を測定できる。
さらに本発明の目的は、上記製剤により遅延効果と共に
迅速な治療反応を得ることを可能とすることにもある。
この様な迅速な反応は、遅延放出剤型と同じ活性成分の
予め決められた量を、制御放出剤型と共に同時に投与製
剤に存在させることで得られる。
この量は主に、遅延放出剤型中に含まれる活性成分の溶
解度に関連し、またビヒクルとして選ばれた液体に対す
る活性成分の溶解度に関連する。この様な量の活性成分
は、即席の方法で液体剤型に溶解又は導入しておくこと
ができる。
活性成分の一部投与量は、このように即時に使用可能で
あり、これにより、制御放出剤型がその作用を発揮する
に必要な時間のギャップを埋めることができる。
本発明は、種々の性質を持つ各種の多様な薬剤に適用可
能であり、特に即席懸濁液の形態のちのは、溶液中に入
れると不安定になる傾向のある薬剤に対し有用である。
特に活性成分としてチオフィリンを用い、興味ある結果
が得られた。
チオフィリンは長い間、急性又は慢性の気管支収縮症候
群の治療に好ましい薬剤とされてきたが、これを用いた
治療は、症状が消失するまで長期間、−日に頻回投与を
要する。チオフィリンの制御放出をを可能にする製剤形
態は、血中レベルを可能な限り治療濃度に維持し、且つ
毎日の投与回数を減じることで、二重に利点を有する。
投与回数の減少により、患者の受容性を改善し、さらに
上記に加えて、個人に合わせた投与量及び使用の実用性
の点で有利である。
従って本発明は詳細には以下の1.1)〜1.8)を備
えた液体形態で投与可能な制御放出治療システムに係わ
る。
1) 50〜500mcmの間の大きさを有し、長時間
液体中で容易に懸濁状態を保つことができる、活性成分
(特にチオフィリン)の、以下の1.1)〜1.3)を
備えた制御放出形態。
1.1)  連続フィルム層の均一な分布及び再現性を
保証するために必要な、明確な技術的及び形態学的性質
を有する微小粒子核に、賦形剤を用いて適切に変換され
た活性成分。
1.2)  pH変化に反応しない障壁を形成する目的
で上記微小粒子核に接触する第一のコーティング。拡散
膜として作用するこの様な障壁は、核に含まれる薬剤の
放出の調節を可能にし、同時に、予め決められた大きさ
の限度をその内部特性により維持することを可能にする
1.3)  粒子の大きさを予め決められた限度内に維
持する一方、使用する活性成分の薬理学的性質に適応す
るように層数と連続性を調節できる親水性及び親油性の
交互層を構成する、第一の層を覆う一連の連続コーティ
ング。このようにして治療上の反応が最適化され、同時
に液体溶質に懸濁した時、コートされた微小粒子の完全
な分散が得られる。
2)下記2.1)又は2.2)のいずれかから成る放出
形態のためのビヒクル システム。
2.1)懸濁剤、甘味剤及びl)記載の制御放出形態の
乾燥混合物とし、使用時に再構成可能な製剤を得る。こ
のような製剤は、コートされた微小粒子を水性溶剤に添
加後懸濁状態に保ち、又その放出特性を長時間不変に保
つことができる流動学的性質を有する。
2.2)  l)に記載の制御放出形態が懸濁され、最
適の放出状態を長時間保つ、上記懸濁剤及び甘味剤の水
溶液。
3)投与時に即時効果を示す治療的投与量を供給する目
的で2.1)混合物に添加され又は2.2)溶質に溶解
される、プログラムされた量の活性成分。
本発明に従えば、活性成分を公知方法に従い賦形剤と湿
潤混練することにより、活性成分を高度に含有し、最終
のコーティング状態で50〜500mcm (好ましく
は125〜300mcm)の大きさを持ち、均一でほぼ
球状の表面を有し、見掛けの密度が300〜800g/
l (好ましくは500〜600g/l)である非常に
砕けにくい粒子が、得られることが見出だされた。
本方法は物理化学的性質及び属する治療分野が共に異な
る活性成分に適用され得る。 本システムは酸性、塩基
性又は中性の種々の活性成分の投与に用いることができ
る。例えば、本システムは抗炎症、抗ヒスタミン、利尿
、胃運動、抗喘息の各薬物に適用され得る。特に本シス
テムはチオフィリンの投与に適する。
使用する賦形剤は、例えば二塩基性リン酸カルシウム、
乳糖、微小結晶性セルロース、でんぷん、タルク、糖、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン−ビニル
アセテート共重合体、リン酸ナトリウム、水素添加キャ
スター オイル、クエン酸、酒石酸等の一般に湿潤混練
に通常使用される賦形剤の中から選ぶことができる。
混練液は水又は水と混合可能な溶媒、例えばエチルアル
コール及び他の一般に用いられるアルコール、並びに水
−アルコール混合物が使用できる。
本発明に従えば、次いで粒子を公知のコーティング技術
により異種の組成のフィルムの連続相でコートする。
用いられる3種の異なるタイプのフィルムを形成する物
質の例を以下に挙げる。
粒子上の第一のコーティング ヒドロキンプロピルセルロース フタレート、エチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースアセテート、カ
ルボキシメチルセルロース アセテート ブチレート等
のセルロース誘導体、又はメチルメタクリレート等のメ
タクリル酸及びアクリル酸のエステルの共重合体から成
る第1成分と、水素添加又は部分水素添加綿−1大豆−
1落花生−、キャスター−オイル等から成る第2成分と
の鍾々の割合の混合物に、ジエチルフタレート、モノグ
リセリル アセテート、ポリエチレングリコール、アル
キル シトレート等の適当な可塑剤を加えたもの。
連続コーティング 親油性成分層 6〜32個の炭素原子を有する脂肪酸のモノ−ジ−、 
トリグリセリド、カルナウバ ワックス、密ロウ、カン
デリラ ワックス、アルコール、脂肪酸等のような脂肪
性物質。
親水性成分層 セルロース アセトフタレート、ヒドロキシプロピルメ
チルセ、ルロースフタレート、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メタク
リル酸エステル、アクリル酸エステル、メチルメタクリ
ル酸エステルの共重合体等のような、管抵抗性を有し又
は有しない物質。このタイプのフィルム形成物質には、
可塑剤を同時に存在させることが有用である。
可塑剤としては、例えばジエチルフタレート、ジブチル
セバケート、トリアセチン、トリアルキル シトレート
、アセチル化された植物油及びグリセリド、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等が使用できる。
最も適当な可塑剤は、水性溶質中又は有機溶媒又はこれ
らの混合物を用いて操作するとき使用されるか否かに依
存して選択される。フィルムの溶媒としては、水の他に
クロロホルム等の塩素化溶媒及びエタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール、アセトン
、メチルエチルケトン等を用いることができる。
粒子上に沈着する第一の層から成るフィルムコーティン
グの後、親油性及び親水性の適当な交互物質から成る“
玉葱状”の1重又は多重の連続した重層をコートする。
親油性及び親水性の交互層が必要性であり、その配列順
序および数は、投与される活性成分の特性および所望の
放出特性により基本的に決定される。
以下に可能なコーティング配列の幾つかの組合わせ例を
挙げる。
a)エチルセルロース及び水素添加キャスターオイルの
後、セルロース アセトフタレート及び可塑剤。
b〉 エチルセルロース及び水素添加キャスターオイル
の後、セルロース アセトフタレート及び可塑剤、その
後ワックスとセルロース アセトフタレートの交互層、
最後に外層としてセルロースアセトフタレート及び可塑
剤。
C)エチルセルロース及び水素添加キャスターオイルの
後、グリセリル モノステアレート、密ロウ、セチルア
ルコール及びステアリルアルコールの混合物から成る層
、その後セルロース アセトフタレート及び可塑剤の層
。必要ならば親油性及び親水性の層の交互配列を数回繰
返してもよい。
d)エチルセルロース及び水素添加キャスターオイルの
後、グリセリル モノステアレート、密ロウ、セチルア
ルコール及びステアリルアルコールの混合物から成る層
と、セルロース アセトフタレート及び可塑剤の層との
交互層。
e)  a)、b〉及びC)の記載と同様のコーティン
グ配列であり、水素添加キャスター オイルがジエチル
アセトフタレート又は他の可塑剤に置き代ったもの。
本発明に従えば、上記方法に従ってコートされた粒子は
、以下の形態でビヒクルに添加される。
a)即時使用可能の懸濁液、 b)使用時に即席に懸濁可能な固形混合物。
制御放出活性成分のための投与量を含有するコートされ
た微小粒子の量に加えて、形態a)のビヒクルを構成す
る要素は、以下の通りである。
1− 溶液中すぐに吸収される画分を形成する、活性成
分の投与m0 2− セルロース エステル類、微小結晶性セルロース
、アルギン酸誘導体、ポリビニルピロリドン誘導体のよ
うな懸濁及び賦形剤。
3− 蔗゛糖及びソルビトールのような糖類4− クエ
ン酸及びクエン酸ナトリウム、グリシン及び塩酸、リン
酸ナトリウム及びリン酸カリウムのような緩衝剤。
5−  p−ヒドロキシ安息香酸エステル類のような保
存剤及び制菌剤。
6− サッカリン等のような芳香及び甘味剤。
7− 水、又はグリコール類、アルコール類、グリセリ
ンのような溶媒と水との混合物。
一方、形態b)は、制御放出投与量の活性成分を含有す
るコートされた粒子の混合物と、常法に従い粒子化可能
な迅速放出薬剤の両部及び上記2−乃至6−に述べた賦
形剤の混合物とから成る。
特に、即席懸濁液b)の製剤形態の目的は、水性溶質中
では治療に使用を予定する時に化学的安定性の問題があ
る活性成分に対しビヒクル溶質の使用を可能にすること
にある。
我々は以下に方法、表及び実施例を挙げるが、これらは
本発明及びその利点と適用可能性をより良く説明するた
めのものであり、これにより本発明を限定するものでは
ない。このような実施例が、ある知られた薬剤のみに対
するものであっても、本発明は、同様の又は異なる構造
の種々の活性成分に適用できることが明らかである。
実施例I A、微小粒子の調製 活性成分及び賦形剤を混練容器に入れ、粉末を充分な時
間混合して均一な混合物を得、次いで混練液を加える。
均一な粉末混合物に、液体をノズルを通じ噴霧すること
により分散させる。このノズルは、0.5〜6Barの
間で変化する噴霧圧力及び用いられる湿潤化溶液のタイ
プに共に応じて、直径を0.5〜2mmの間で変化させ
ることができる。
ノズルの大きさを変えることにより、より細分化された
噴霧が可能となり、これにより要求に応じて湿潤化ステ
ップに於ける液体の分散を調節できる。
湿潤化のための液体はべりスタルチック ポンプ又は類
似のシステムを用いて、選定される液体に応じて20〜
80m1/minの間の流量で、また、粉末混合物中に
液体が均一に分散するような速度で、分散ノズルに送ら
れる。
湿潤化の最後に、操作条件及び先行するステップで用い
た物質に応じて、5〜20分間マスを混合し続け、球状
の粒子を作る。球の形成が終了したら、既知の技術に従
いスタティック オーブン(static oven)
又は流動床で生成物を乾燥する。
この様にして、活性成分を高度に含有し、50〜500
mcmの大きさを有し、鋭利な又は不連続な表面の無い
回転楕円体の、フィルム コーティング可能な粒子を得
る。50mcm以下の粉末部分及び500mcm以上の
粗い部分を分離し、製粉機を用いて粉砕し、連続の操作
で再び用いた。
上記の方法で得られた粒子100gの組成例を以下に示
す。
ポリビニルピロリドン ビニル アセテート7.5B、
微小粒子のフィルム コーティングフィルム コーティ
ングにあたっては、既知の方法、例えば通常のパン(p
an) 、流動床システム及び他の同様の方法等を用い
ることができる。
コーテイング物質はフィルム形成物質を有機溶媒に溶解
し、または物質の水性分散液を用い、又は溶融状態の物
質を直接用い、被覆することができる。
コーティング層組成物の例として100m1のフィルム
形成溶液を、以下に幾つか挙げる。
a)粒子に接触する、最初のフィルム形成コーティング
成分 エチルセルロース          1g水素添加キ
ャスター オイル     4gクロロホルム    
        65m1エタノール        
      35m1又は エチルセル−ス ジエチルフタレート クロロホルム 95%エタノール 又は エチルセルロース 水素添加キャスター オイル クロロホルム 95%エタノール b)親水性フィルム コーティング 成分 セルロース アセトフタレート ジエチルフタレート アセトン イソプロパノール g g 5m1 5m1 g g 5m1 5m1 g 1、 25g 5m1 5m1 C)親油性フィルム 成分 コーティング メタノール 0ml フィルムの形成方法 粒子球を、1.2mmノズルを有し、予め35℃に暖め
ておいたブラット流動床装置(Glatt fluid
 bed apparatus)に入れる。コーティン
グ溶液a)をペリスタルチック ポンプでノズルに供給
し、一定の流量を保ちながら、213a rの圧力で送
られた空気により噴霧する。溶液a)によるコーティン
グが終了したら、溶液b)及びC)を用いた連続の交互
層コーティングを、同様の方法で行う。所望の放出及び
活性成分の特性により必要ならば、溶液b)及びC)の
物質によるフィルミングを数回繰り返してもよい。
一般に、最終のコーティング層は溶液b)かに成る。最
終の層のフィルミングが完了した後、ニートされた粒子
を例えばブラット(Glatt)中に40℃で少なくと
も30分保持し、乾燥し、コートされた生成物を液体ビ
ヒクルに分散差せるべくする。
C3即時使用の液体製剤の調製 調製に必要な水雷で、保存剤を溶解し、構造月成物質を
分散させて膨潤させ、その後、即時投を量を構成する活
性成分と、必要に応じて賦形剤2び甘味剤を加える。活
性成分を含有する放出制省・粒子及び緩衝液を加えた後
、芳香剤を加え、全1を目的の容量にする。
以下に、3gの無水チオフィリンに対応するt与液体1
00m1の調製組成例を挙げる。
成 分                 投与量チオ
フィリン(即時投与fi)         0.6g
コートされた粒子(遅延投与量) の無水チオフィリン相当fk         2.4
g微小粒子セルロース           2.0g
カルボキシメチルセルロース ナトリウム 0. 26
gヒドキシエチルセルロース        0.05
g蔗糖                 14.0O
gサッカリン ナトリウム         0. 1
0gメチル p−ヒドキシ安息香酸      0.1
5gプロピル p−ヒドロキシ安息香酸    0.0
5gグリココール              0.7
3gIN塩酸                1.2
mlミントーアルチチョーク芳香       0.5
g水                 全量100m
1とする。
実施例2 再構成用の液体製剤の調製。100m1の用時懸濁液の
組成例を以下に記す。
成分 チオフィリン(即時投与口) コートされた粒子(遅延投与量) の無水チオフィリン相当回 アルギン酸ナトリウム クエン酸ナトリウム クエン酸 サッカリン ナトリウム 投与量(g) 0.60 メチル p−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム  0.1
5実施例1の方法で調製され、実施例1のBの方法に従
い連続フィルム層でコートされた除放性粒子を、即時放
出部分を構成する粒子と、適当な割合で混合する。後者
はチオフィリン、蔗糖、アルギン酸ナトリウム、サッカ
リン ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸、メ
チル−及びプロピル−p−ヒドロキシ安息香酸ナトリウ
ムから成る混合物を水中で混練して調製する。0.30
0mmメツシュの篩で粒子化した後、生成物を一定の湿
気含量まで乾燥し、その後芳香粉末と混合する。
放出の制御 放出の制御は、パウダー アバレイタスn (p。
wijer apparatusIr (paddle
) )  (United StatesPharma
copea XXI Ed、記載)を使用し、以下の組
成を有する900m1のリン酸緩衝液(pH7゜4)を
用いて50 r / m i nで操作し行う。
放出活性成分の測定は、分光測光またはHPLCにより
、既知の方法に従って行う。
放出試験は、タイプと組成の異なるフィルム被膜を持つ
微小粒子につき、種々の測定される活性成分が溶液の飽
和限度に達しない世を用いて行う(sink cond
ition)。
種々のタイプのフィルム コーティングを調製し、イン
ビトロの溶解試験に供する。
以下の溶解に関する表は、可能なフィルム コーティン
グの選択に関する本発明の利点を示す。
表 (時間) 溶 解 % 8.3  19.2 29.2 40.4 コートなし 10〜13mcm 9〜10mcm 6〜8mcm 5〜6mcm 第一の被覆層の厚みが厚いほど、 薬物の放出は 低下する。
表 (F′) :セルロース アセトフタレート (CAP)のワックス層による 時間    F      G (時間)  (溶 解 % ) 1    4.2     2.3 6    9B、0    83.3 8    100     84.0 コートされる粒子の直径が小さくなるため、(F)の場
合は、(G)の場合と比較して放出値得るためには、コ
ートされた微小粒子の予め決められた大きさの限界を越
えて多量のワックス(粒子の全重量の50〜60%)を
配分する必要がある。
第3表 スターオイル層は無い)間の溶解の比較。
時間    E (時間)   ( 110,8 217,9 429,3 634,7 840,4 溶解%) 2.3 7.4 33.3 63.3 84.0 完全多層コーティング(E)は、粒子の大きさを小さく
保つ一方、粒子の大きな表面積にもかかわらず放出を遅
延する効率を維持するという利点を有する。
第4表 最初のコーティング層以後の層数のみが異なる多層コー
ティングの溶解の比較。
層の表示: a:エチルセルロースー水素添加キャスター オイル混
合物b : CAP C:ワックス コーティングの形態: (H) =a/b 、  (1) =a/b/c/b 
、  (L) =a/b/c/b/c/b 0時間  
 HI     L (時間)     (溶 解 % ) 1   10.0   14.0   8.02   
12.0   17.0   12.03   14.
0   23.0   17.06   18.0  
 27.5   22.08   21.0  31.
0  27.0親水性及び親油性の層を交互にすること
により、有利に溶解の速度を変化させることができ、又
速度を時間的に、より一定にすることができる。
第5表 各々ナプロキセン(naproxene) (M) 、
ケトロラツクートロメタミン(trometamine
) (0)及びチオフィリン(Q)を含有する多層コー
ティング微小粒子の、各々同じ活性成分を含有する無コ
ーテイング粒子(N、P、R)との比較。
時間   MN (時間) 1   2B、0 85.0 2   36.0 95.0 4   4g、0 100 B    57.0 8   65.0    P (溶解%) 29.095.0 3B、5100 49.0 60.0 72.0 R 26,5 31,2 45,7 54,8 61,9 96,0 第5表は、異なる物理化学的性質をもつ物質に対し形成
される多層フィルムの使用可能性を示す。
放出試験は、溶媒の飽和限界に達しない量で(sink
 condition) 、即時投与量として20%の
チオフィリンを含有する適当な芳香化ビヒクルに懸濁し
たフィルム被膜された微小粒子についても行った。イン
ビトロでの溶解試験のために、主に2つのパラメーター
、即ち微小粒子の組成及びコーティングのタイプを考慮
して、種々のタイプの製剤が調製された。第6表に幾つ
かの例を報告する。これらは全て、活性成分の放出を調
節する第一フィルム コーティングの後、親水性及び親
油性の5つの層が交互にコーティングされている。
第 表 する懸濁液の溶解。
時間    ASTUV (時間)      (溶 解 % )1    95
.00  35.59 34.41 39.49 32
.012    too    42.64 42.3
3 4B。75 49.504        53.
29 52.77 53.98 59.898    
    61.05 60.68 58.83 67.
418         B8.68. 65.85 
62.33 72.70A=無コーテイングの微小粒子 S=チオフィリン、リン酸カルシウム、タルク、ポリビ
ニルピロリドン、ビニルアセテートの混合物を含有し、
エチル セルロース及びジエチルフタレートから成る最
初の層及び5つの異なる親油性と親水性の一連の互層に
よりコートされた微小粒子。
T=チオフィリン、水素添加キャスター オイル、タル
ク、ポリビニルピロリドン、ビニルアセテートの混合物
を含有し、エチルセルロース及びジエチルフタレートか
ら成る最初の層及び5つの異なる親油性と親水性の一連
の互層によりコートされた微小粒子。
U;チオフィリン、リン酸カルシウム、タルク、ポリビ
ニルピロリドン、ビニルアセテートの混合物を含有し、
エチル セルロース及び水素添加キャスター オイルか
ら成る最初の層及び5つの異なる親油性と親水性の一連
の互層によりコートされた微小粒子。
■=チオフィリン、クエン酸、リン酸ナトリウム、タル
ク、ボラビニルピロリドン、ビニルアセテートの混合物
を含有し、エチルセルロース及びジエチルフタレートか
ら成る最初の層及び5つの異なる親油性と親水性の一連
の互層によりコートされた微小粒子。
第6表のデータは、いかにして粒子のコーティングによ
り活性成分の放出を調節できる力・を示す。
安定性 安定性の制御は、実施例1(即時使用の液体製剤)及び
実施例2(液体形態に再構成される製斉1)の方法に従
い調製された製剤の、経時的変化を評価して行った。
放出の制御に関する項の前記記述に従って行われた溶解
試験により、薬剤の放出特性の時間的な安定性を評価し
た。
第 表    X (溶解 25.6 41.7 54.5 62.2 19゜4 26.5 31.2 45.7 54.9 58.7 % ) 21.0 29.5 30.0 31.0 35.5 45.1 21.5 30.0 34.2 40.8 47.5 48.5 相対的バイオアベイラビリティ−の制御第6表のテオフ
ィ リン製剤の相対的バイオアベ イラビリティ−を、ピーグル大で行った薬物動態の研究
により評価した。体重12〜14kgの雌雄の犬に、各
々300mgの活性成分を含有する液体チオフィリン製
剤を単回経口投与し、2つの交叉型試験を行った。錠剤
の制御放出チオフィリン製剤<THEO−DLIRR)
を対照標準として用いた。
投与の0.0.5.1.0.1.5.2.3.4.6.
8.11.24.28.32時間後に血液試料を採取し
、これをHPLC法で分析し、血漿中のチオフィリン濃
度を定量した。バイオアベイラビリティ−パラメーター
を第8表及び第9表に要約する。製剤及び標準について
、血漿中濃度/時間曲線下の0〜32時間の間の面積 (A U C13−32) 、最高濃度に至る時間(T
max:及び最高濃度(Cmax)の平均を示す。S、
  E。
は標準誤差、CVは平均の変動係数を示す。
第 表 Cv(%ン 19.64 8.24 23.36 〉 第 表 TIIEO−DURR300 ■ 表中のデータは、製剤の組成の適当な変化により、活性
成分の良好なバイオアベイラビリティ−が得られ、これ
は、良く知られた治療特性を有する同一の活性成分の固
形製剤に少な(とも匹敵することを示す。
(以 上)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)活性成分及び賦形剤を含有し、重合物質でコ
    ートされた後に液媒中に容易に懸濁できる大きさを有す
    る微小粒子、 b)微小粒子の上記寸法限度を保持しつつ、予め定めら
    れた時に、微小粒子に含まれる活性成分の制御された放
    出を可能にし、且つ同時にコートされた微小粒子の液体
    ビヒクル中への完全な分散と更に放出特性の長時間の維
    持とを確保する、上記微小粒子を被覆する一連の多層の
    脂質性及びワックス様の重合物質コーティング、及び c)添加剤と共に、制御放出微小粒子に含まれるものと
    同一の即時に役立つ量の活性成分を含有する、上記コー
    トされた微小粒子に対する液体投与ビヒクル、 から成る、液状薬理製剤及びその関連製剤用制御放出治
    療システム。
  2. (2)使用される活性成分がチオフィリン及び/又はそ
    の製剤上許容される塩であることを特徴とする、請求項
    (1)に従う治療システム。
  3. (3)請求項(1)のa)の微小粒子が活性成分を高度
    に含有し、均一な表面を有し、ほぼ球形の形状を有し、
    見掛けの密度が300〜800g/lの間にあり、低破
    砕性を有することを特徴とする請求項(1)に従う治療
    システム。
  4. (4)請求項(1)のb)記載の一連のコーティングが
    、pH変化に非感受性の障壁を形成し、それにより予め
    決められた寸法の限度内で活性成分の放出を制御する請
    求項(1)のa)記載の微小粒子表面上の第一層並びに
    活性成分の性質及び治療上の必要性に関連して、活性成
    分の分散を確保すると同時に活性成分の放出を制御し、
    コートされた粒子の液体ビヒクル中への分散を確保する
    と同時に活性成分の放出をも制御するように、親水性及
    び親油性の交互の層を構成する順次配列でコートされた
    連続層から成ることを特徴とする、請求項(1)に従う
    治療システム。
  5. (5)微小粒子核に沈着する第一層の物質が、セルース
    誘導体またはアクリル酸及びメタクリル酸の誘導体から
    選ばれる第1成分と水素添加または部分的水素添加植物
    オイル及び適当な可塑剤からなる第2成分との、種々の
    割合の混合物から成ることを特徴とする、請求項(4)
    に従う治療システム。
  6. (6)2つの成分の混合比が相互に20〜80%の間で
    変化可能なことを特徴とする、請求項(5)に従う治療
    システム。
  7. (7)親水性の性質を有する層を構成する物質が、セル
    ロースから誘導されるポリマー及びアクリル酸及びメタ
    クリル酸から誘導されるポリマーから選択されることを
    特徴とする、請求項(4)に従う治療システム。
  8. (8)親水性の性質を有する層を構成する物質が可塑剤
    の存在下で使用されることを特徴とする、請求項(7)
    に従う治療システム。
  9. (9)親油性の性質を有する層を構成する物質が、脂肪
    酸モノ−、ジ−、トリグリセリド、ワックス、脂肪族ア
    ルコール、脂肪酸のような脂質から選択されることを特
    徴とする、請求項(4)に従う治療システム。
  10. (10)親水性及び親油性の性質を有する層が交互に分
    布し、その配列と数が、選定された活性成分の拡散性及
    び物理化学的性質に依存することを特徴とする、請求項
    (1)、(4)又は、(7)から(9)のいずれかに従
    う治療システム。
  11. (11)コートされた微小粒子が50〜500mcmの
    間の大きさを有することを特徴とする、請求項(1)か
    ら(10)のいずれかに従う治療システム。
  12. (12)コートされた微小粒子が125〜250mcm
    の間の大きさを有することを特徴とする、請求項(1)
    から(10)のいずれかに従う治療システム。
  13. (13)請求項(1)c)のビヒクルが、即時使用可能
    な投与量の活性成分に加え、懸濁剤、賦形剤、甘味剤、
    緩衝剤、保存剤及び芳香剤を含有することを特徴とする
    、請求項(1)に従う治療システム。
  14. (14)システム成分を構成する混合物が、即時使用可
    能な液体投与製剤を得るために水又は水と水溶性溶媒と
    の混合物に懸濁されることを特徴とる、請求項(1)か
    ら(12)のいずれかに従う治療システム。
  15. (15)液体ビヒクル懸濁液が、コートされた微小粒子
    の放出特性を数か月の間一定に保つことを特徴とする、
    請求項(14)に従う治療システム。
  16. (16)システム成分の混合物が、治療時に水性溶媒に
    懸濁可能な即席製剤を構成することを特徴とする、請求
    項(1)から(13)に従う治療システム。
  17. (17)即席に懸濁可能な固体混合物から構成される製
    剤が、特に水性媒体中で不安定な活性成分に、対して適
    用されることを特徴とする、請求項(16)に従う治療
    システム。
  18. (18)予め成分を調整した後、酸性、塩基性又は中性
    の活性成分の投与に適用されることを特徴とする、請求
    項(1)から(17)に従う治療システム。
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