JPH02121106A - 磁気ヘッド用コアの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド用コアの製造方法Info
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- JPH02121106A JPH02121106A JP27084788A JP27084788A JPH02121106A JP H02121106 A JPH02121106 A JP H02121106A JP 27084788 A JP27084788 A JP 27084788A JP 27084788 A JP27084788 A JP 27084788A JP H02121106 A JPH02121106 A JP H02121106A
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- heat treatment
- core
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 24
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 5
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高密度のMn−Znフェライトを用いた磁気
ヘッド用フ7の製造方法に関するものである。
ヘッド用フ7の製造方法に関するものである。
近年、磁気記録の応用分野の拡大および進展に伴ない、
磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体も者しい進
歩をとげ、高密度の記録が可能となってきた。
磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体も者しい進
歩をとげ、高密度の記録が可能となってきた。
こうした中で、フェライトは欠け、割れなどの脆さはあ
るものの、優れた高周波特性、耐摩耗性などの長所があ
り、この長所を生かしてオーディオ、コンピュータ等の
磁気ヘッド用コアの材料として広(用いられている。
るものの、優れた高周波特性、耐摩耗性などの長所があ
り、この長所を生かしてオーディオ、コンピュータ等の
磁気ヘッド用コアの材料として広(用いられている。
しかして、最近では特に、熱間静水圧プレス(HIP)
により 圧縮成形(以下HIP処理という)した高密度
のMn −Zn フェライトが多く使用されている。
により 圧縮成形(以下HIP処理という)した高密度
のMn −Zn フェライトが多く使用されている。
しかしながら、HIP処理をしたMn −Znフェライ
トは、相当の高圧により処理されるため、内部にかなり
の歪(内部歪)が残存する。
トは、相当の高圧により処理されるため、内部にかなり
の歪(内部歪)が残存する。
そして、この内部歪を除去しておかないと、この高密度
化したMn −Zn フェライトを用いてコアを製造す
る際に、前記HIP処理後の焼結体を加工して、巻線溝
を有するCコア片が集合したブロックと、巻線溝のない
177片が集合したブロックとの一対のコア片集合ブロ
ックを製作(以下粗加工という)するとき、欠け、割れ
が発生しゃすいほか寸法精度あるいは平面度に狂いが発
生し、後工程でCコア片集合ブロックとIコア片集合ブ
ロックとを接着したときの接着強度が低下する等の問題
がある。
化したMn −Zn フェライトを用いてコアを製造す
る際に、前記HIP処理後の焼結体を加工して、巻線溝
を有するCコア片が集合したブロックと、巻線溝のない
177片が集合したブロックとの一対のコア片集合ブロ
ックを製作(以下粗加工という)するとき、欠け、割れ
が発生しゃすいほか寸法精度あるいは平面度に狂いが発
生し、後工程でCコア片集合ブロックとIコア片集合ブ
ロックとを接着したときの接着強度が低下する等の問題
がある。
また後工程のスライス加工時にも同様の問題が発生する
。
。
このため、従来はHIP処理後熱処理(アニール)を行
なって粗加工前に成形体の内部歪を除去している。
なって粗加工前に成形体の内部歪を除去している。
HIP処理後粗加工前に熱処理を施すためには、熱処理
炉に装入したり、熱処理炉から取り出したりする手数を
要する上、取り出したものは粗加工ができる程度の温度
に冷却するまで待たなければならず、余分の工数を要す
るものである。
炉に装入したり、熱処理炉から取り出したりする手数を
要する上、取り出したものは粗加工ができる程度の温度
に冷却するまで待たなければならず、余分の工数を要す
るものである。
本発明は、粗加工前の熱処理を省軽、熱処理のための工
数を節減するとともに、コア片集合ブロックの接着強さ
高く、かつ寸法精度の良好な磁気ヘッド用コアを得るこ
とができる製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
数を節減するとともに、コア片集合ブロックの接着強さ
高く、かつ寸法精度の良好な磁気ヘッド用コアを得るこ
とができる製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
Mn−Zn7ヱライトよりなる磁気ヘッド用コアの製造
工程において、前記Mn −Zn フェライト粉末の圧
粉体を1次焼結した後、この焼結体に熱間静水圧プレス
処理をして高密度の焼結体を得、ついで該焼結体に加工
を施して一対のコア片集合ブロックを得た後、該一対の
コア片集合ブロックに熱処理を施す工程を具備すること
を特徴とするものである。
Mn−Zn7ヱライトよりなる磁気ヘッド用コアの製造
工程において、前記Mn −Zn フェライト粉末の圧
粉体を1次焼結した後、この焼結体に熱間静水圧プレス
処理をして高密度の焼結体を得、ついで該焼結体に加工
を施して一対のコア片集合ブロックを得た後、該一対の
コア片集合ブロックに熱処理を施す工程を具備すること
を特徴とするものである。
磁気ヘッド用コアの製造工程においては、コア片集合ブ
ロック同士を接着する際に、両方の接着面を鏡面仕上げ
するとともに、この面に付着した砥粒、よごれ等の異物
を除去する工程を備えるものであるが、本発明によると
、粗加工後に熱処理を施すので、この熱処理によって内
部歪が除去されるとともに、異物除去のための加熱(空
焼き)ともなって接着面の異物が除去される。
ロック同士を接着する際に、両方の接着面を鏡面仕上げ
するとともに、この面に付着した砥粒、よごれ等の異物
を除去する工程を備えるものであるが、本発明によると
、粗加工後に熱処理を施すので、この熱処理によって内
部歪が除去されるとともに、異物除去のための加熱(空
焼き)ともなって接着面の異物が除去される。
従って、粗加工前に熱処理を行なうための工数を節減す
ることができるとともに、内部歪と異物が除去されるの
で、接着後のコア片集合ブロックをスライス加工した際
、寸法精度の良い(勿論磁気特性のよい)単体の磁気ヘ
ッド用コアが得られる。
ることができるとともに、内部歪と異物が除去されるの
で、接着後のコア片集合ブロックをスライス加工した際
、寸法精度の良い(勿論磁気特性のよい)単体の磁気ヘ
ッド用コアが得られる。
なお、粗加工時は加工速度を落とす簀加工条件を調整す
ることにより、未熱処理のものでありても欠け、割れ等
を防止することができ、加工速度を落とした分は、熱処
理工数の節減により十分カバーすることができる。
ることにより、未熱処理のものでありても欠け、割れ等
を防止することができ、加工速度を落とした分は、熱処
理工数の節減により十分カバーすることができる。
実際の工数は、従来の熱処理後粗加工する場合を100
とした場合、粗加工後熱処理を行なう場合は40程度で
あることが確認されている。
とした場合、粗加工後熱処理を行なう場合は40程度で
あることが確認されている。
(実施例1)
Mn−Znフェライト粉末の圧粉体を1次焼結した後、
この焼結体を、熱間静水圧プレスによりArffス雰囲
気中で、1200−1300℃の温度と1000〜15
00気圧の圧力のもとにおいて成形を行ない、得られた
焼結体に粗加工を行なってCコア片集合ブロックとIコ
ア片集合ブロックを一対とするコア片集合ブロックを得
た。
この焼結体を、熱間静水圧プレスによりArffス雰囲
気中で、1200−1300℃の温度と1000〜15
00気圧の圧力のもとにおいて成形を行ない、得られた
焼結体に粗加工を行なってCコア片集合ブロックとIコ
ア片集合ブロックを一対とするコア片集合ブロックを得
た。
この得られた一対のコア片集合ブロックを、800℃で
熱処理を施し、その後このコア片集合ブロックの透磁率
を測定した。
熱処理を施し、その後このコア片集合ブロックの透磁率
を測定した。
加えて、コア片集合ブロック同士の対向面を鏡面仕上げ
して接着し、接着時のはがれの状態および接着界面に存
在するボイドの状態を検討した。
して接着し、接着時のはがれの状態および接着界面に存
在するボイドの状態を検討した。
その結果をPl&1表に示す。
第
表
第1表に示す通り、粗加工後に熱処理を行なった場合で
も、透磁率は、従来の粗加工前の熱処理を行なうものと
大差はなく、接着時のはがれ、異物の存在のためのボイ
ドの状態は従来の方法より優れていた6 (実施例2) Mn −Zn フェライト粉末の圧粉体を1次焼結した
後、この焼結体を熱間静水圧プレスによりAr、Iyス
雰囲気中で1200−1300℃の温度と、1000〜
1500気圧の圧力のもとで、HIP処理を行ない、得
られた焼結体に粗加工を行なって、Cコア片集合ブロッ
クと■コア片集合ブロックを一対とするコア片集合ブロ
ックを得た。
も、透磁率は、従来の粗加工前の熱処理を行なうものと
大差はなく、接着時のはがれ、異物の存在のためのボイ
ドの状態は従来の方法より優れていた6 (実施例2) Mn −Zn フェライト粉末の圧粉体を1次焼結した
後、この焼結体を熱間静水圧プレスによりAr、Iyス
雰囲気中で1200−1300℃の温度と、1000〜
1500気圧の圧力のもとで、HIP処理を行ない、得
られた焼結体に粗加工を行なって、Cコア片集合ブロッ
クと■コア片集合ブロックを一対とするコア片集合ブロ
ックを得た。
このコア片集合ブロックを400〜1100℃の温度で
熱処理を行ない、その後、コア片集合ブロック同士の対
向面を鏡面仕上げして接着し、接着時のはがれの状態お
よび接着界面に存在するボイドの状態を調査した。
熱処理を行ない、その後、コア片集合ブロック同士の対
向面を鏡面仕上げして接着し、接着時のはがれの状態お
よび接着界面に存在するボイドの状態を調査した。
その結果を第2表に示す。
第2表
第2表に示すとおり、熱処理温度が400〜900℃で
あれば、接着面のはがれは無いが、それを越える温度で
は、接着面のはがれが発生する。
あれば、接着面のはがれは無いが、それを越える温度で
は、接着面のはがれが発生する。
従って、熱処理の温度は400〜900℃が望ましい。
上述のように本発明によると、接着時のはがれ、ボイド
の問題もなく、また、磁気特性も良好な磁気へラドコア
が従来の半分以下の工数で得られる等優れた効果を奏す
るものである。
の問題もなく、また、磁気特性も良好な磁気へラドコア
が従来の半分以下の工数で得られる等優れた効果を奏す
るものである。
Claims (1)
- Mn−Znフェライトよりなる磁気ヘッド用コアの製造
工程において、前記Mn−Znフェライト粉末の圧粉体
を1次焼結した後、この焼結体に熱間静水プレス処理を
して高密度の焼結体を得、ついで該焼結体に加工を施し
て一対のコア片集合ブロックを得た後、該一対のコア片
集合ブロックに熱処理を施す工程を具備することを特徴
とする磁気ヘッド用コアの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27084788A JPH02121106A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド用コアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27084788A JPH02121106A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド用コアの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121106A true JPH02121106A (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=17491822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27084788A Pending JPH02121106A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド用コアの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02121106A (ja) |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27084788A patent/JPH02121106A/ja active Pending
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