JPH02120888A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH02120888A
JPH02120888A JP63275880A JP27588088A JPH02120888A JP H02120888 A JPH02120888 A JP H02120888A JP 63275880 A JP63275880 A JP 63275880A JP 27588088 A JP27588088 A JP 27588088A JP H02120888 A JPH02120888 A JP H02120888A
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JP
Japan
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thin film
circuit
electrode
display device
film
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Application number
JP63275880A
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English (en)
Inventor
Koichiro Sakamoto
孝一郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、薄膜集積回路により駆動回路が形成された各
種の画像表示装置に関するものである。
従来の技術 現在、各種の画像表示装置が開発されているが、このよ
うな画像表示装置には、例えば、エレクトロクロミック
表示装置のように、画素の発色が遅いために実用化が遅
れているものがある。
そこで、このような画像表示装置の第一の従来例を、第
10図及び第11図に基づいて説明する。
まず、この画像表示装置であるエレクトロクロミック表
示装置1は、略長方形状のEC画素(エレクトロクロミ
ック表示画素)2を、デジタルナンバーを表示するよう
に日の字状に配設したセグメント型のデイスプレィであ
る。また、これらのEC画素2は、透明基盤3の下に、
平板状の透明電極4、WO,などからなるECC50L
iなどを含む電解質層6、対向電極7等を積層すること
により構成されている。また、前記部材5〜7の周囲に
は、各EC画素2を互いに絶縁する絶a層8が設けられ
ている。一方、互いに通電方向が逆の電源9a、9bと
、これらを切換えるスイッチ10とが、前記透明電極4
と対向電極7とに接続されている。
このような構成において、スイッチ10の操作により、
例えば、透明電極4が一1対向電極7が十となる電圧を
印加することにより、ECC50電解質層6とが下記の
化学反応を起こす。
W O2+ L i” + e−→LiWO。
ここで、WO3は無色の物質であるが、生成物であるL
 i W O3は青色を示す。また、この反応終了後に
通電を絶っても、LiWO,は化学的に略安定しており
、短時間では消失しない、さらに、上述の化学反応は可
逆反応なので、前述と逆方向に電圧を印加することによ
り、LiWO,は再度WO1とLiとに分解され、発色
が消去される。つまり。
各EC画素2を電気的に制御することにより、所望のデ
ジタルナンバーを表示することが可能である。
つぎに、画像表示装置の第二の従来例を、第12図ない
し第14図に基づいて説明する。この画像表示装置であ
るエレクトロクロミック表示装置11は、多数の正方形
のEC画素2aを、マトリクス状に並べて設けたもので
ある。そこで、これらのEC画素2aを制御する開動回
路12の、電気的な構成を第14図に基づいて説明する
。各EC画素2aにはTFT(薄膜トランジスタ)13
のドレイン電極13aが接続されている。また、前記各
TFT13のソース電極13bは各行毎に結線されて、
第一パルス電源(図示せず)に接続されている。同様に
、ゲート電極13cは各列毎に結線されて、第二パルス
電源(図示せず)に接続されている。
このような構成において、各TFT13は、第一、第二
パルス電源が発するパルス電流に対応して、例えば、1
列毎に順次制御される。そして、ソース電極13bとゲ
ート電極13cとに印加されたパルス電流が同期するこ
とにより、所定のTFT13が、電圧をEC画素2aに
印加し、発色動作が行なわれる。すなわち、EC画素2
aを1ドツトとするドツトマトリクス表示で、所望の画
像が得られることになる。
ここで、第一の従来例のようなエレクトロクロミック表
示装置1は、前述のデジタルナンバーのような特定の画
像を表示するのには良好であるが、任意に所望の画像を
表示することはできない、また、第二の従来例のエレク
トロクロミンク表示袋!!11では、EC画素2aを1
ドツトとして所望の画像を得ることを可能としたが、こ
の場合はEC画素2aの数が膨大となり、前述したよう
に。
EC画素2aの応答速度が問題となる。すなわち、各E
C画素2aは電圧が印加されてから発色が完了するまで
に多分に時間を要し、電流量を増しても、約0.5秒程
必要である。ここで、画像表示の走査は1列毎に行なわ
れるので1例えば、マトリクス画面が120列で構成さ
れていたとすると、画面の表示に要する時間は、 0.5X120=60 (see) すなわち、1分かかることになり、実際的でなし蕩 。
そこで、このような短所を克服したものとして、特開昭
58−5794号公報に開示されている画像表示装置が
存する。
そこで、この画像表示装置を第三の従来例として、第1
5図及び第16図に基づいて説明する。
この画像表示装置であるエレクトロクロミック表示装置
14は、第二の従来例と同様に、EC画素15をマトリ
クス状に配設している。ここで、これらのEC画素15
は、枠状に形成された封止部材16を、2枚の透明な支
持板17a、17bで挾持し、これら支持板17a、1
7bの間隙に、対向電極18、表示媒質19.給電電極
20、表示体21等を積層することによって構成されて
いる。
また、その駆動回路22の電気的な構成を第17図に基
づいて説明する。まず、各EC画素15の一端には、第
−TFT23のドレイン電極23aが接続され、他端に
は共通対向電極24aが接続されている。また、この第
−TFT23のゲート電極23bは、第二TFT25の
ドレイン電極25aとコンデンサ26の一端とに接続さ
れている。
さらに、このコンデンサ26の他端は、前記第−TFT
23のソース電極23cとともに、アースされた共通給
電電極24bに接続されている。
方、前記第二TFT25のゲート電極25bは行電極2
4cに接続され、ソース電極25cは列電極24dに接
続されている。
このような構成において、行電極24cと列電極24d
とに、表示する画像に対応したパルス電流が印加される
。このパルス電流による走査は、コンデンサ26に対し
て行なわれ、比較的短時間で終了する。この時、この蓄
電したコンデンサ26と導通している第−TFT23だ
けが、そのソース電極23cとドレイン電極23aとが
導通した状態となる。そこで、共通対向電極24aと共
通給電電極24bとの間に電圧を印加することにより、
所定のEC画素15に同時に電圧が印加されることにな
る。従って、各EC画素15が略同時に発色動作を開始
し、速やかに画像表示が完了する。
発明が解決しようとする課題 上述のように、多数のEC画素2aをマトリクス状に配
列したドツトマトリクス方式のエレクトロクロミック表
示装置11でも、例えば、コンデンサ26と2個のTP
T23.25とで駆動回路22を構成することにより、
短時間で画像表示を完了するエレクトロクロミック表示
装置14にすることは可能である。しかし、これは、走
査された各コンデンサ26の充電電圧の有無によって第
−TFT23の導通状態を設定し、共通給電電極24b
から所定のEC画素15への電路を確保している。従っ
て、コンデンサ26は、EC画素15の発色が完了する
まで、その充電電圧を維持し続ける必要がある。だが、
コンデンサ26は、自身のリーク電流や第二TFT25
のオフ電流等のため、長時間高電圧を維持することは困
難である。
このため、EC画素15の発色が途中で停止する可能性
などが存し、エレクトロクロミック表示装置14の信頼
性を阻害している。
そこで、このような課題を解決するため、コンデンサ2
6を大型に製作して、その静電容量に余裕を持たせると
いう方法が考えられる。しかし。
各EC画素15に対応している駆動回路22の回路パタ
ーンの領域は限定されているため、コンデンサ26の大
型化は極めて困難であり、かつ、このようなエレクトロ
クロミック表示装置14は、製造が困難で歩留が悪化す
るなどして、機器が高価なものとなり実際的でない。
課題を解決するための手段 複数の表示画素の各々にスイッチングトランジスタを介
して給電回路を接続し、画像信号の出力回路と前記各ス
イッチングトランジスタとの間に二個の薄膜トランジス
タと二個の薄膜抵抗とから形成されたフリッププロップ
回路を接続し、薄膜トランジスタを形成したアモルファ
スシリコン層とげ一シリコン層と同一の積層シリコン膜
により薄膜抵抗を形成する。
作用 複数の表示画素の各々にスイッチングトランジスタを介
して給電回路を接続し1画像信号の出力回路と前記各ス
イッチングトランジスタとの間に二個の薄膜トランジス
タと二個の薄膜抵抗とから形成されたフリップフロップ
回路を接続したことにより1画像信号の走査はフリップ
フロップ回路に対して行なわれ、このフリップフロップ
回路がスイッチングトランジスタの導通状態を設定して
、給電回路から所定の表示画素への電路を確保し、全表
示画素が同時に発色動作を開始するので、各画素の応答
性が低くとも、短時間で画像表示を完了でき、かつ、フ
リップフロップ回路がスイッチングトランジスタの導通
状態を維持するので、コンデンサの充電電圧による維持
等とは異なって、表示画素の発色動作が確実で安定して
おり、しかも、薄膜トランジスタを形成したアモルファ
スシリコン層とげ一シリコン層と同一の積層シリコン膜
により薄膜抵抗を形成したことにより、この薄膜抵抗の
シリコン膜は薄膜トランジスタのシリコン層と同時に形
成されるので、フリップフロップ回路の形成が容易であ
る。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第9図に基づいて説明
する。なお、前述の従来例と同一の部分は同一の名称及
び符号を用い、説明も省略する。
ここでは、画像表示装置であるエレクトロクロミック表
示装置27として、別個に製作した表示基g128と駆
動回路基盤29とを接合するものを例に説明する。まず
、第7図に例示するように、前記表示基盤28の表面2
8aには、EC画素2bが、例えば、4行×7列のマト
リクス状に設けられている。また、EC画素2bの対向
電極7に導通された入力部である第一バッド30が1例
えば、銀ペーストをスクリーン印刷することにより、前
記表示基盤28の裏面にやや突出して設けられている。
ここで、このEC画素2bは、前述の第二の従来例のE
C画素2aと同様な構成になっている。
一方、前記駆動回路基盤29の表面29aには、出力部
である第二パッド31が、前記第一バッド30と当接す
る位置にやや突出して設けられている。また、前記駆動
回路基盤29の内部には、駆動回路32が、前記各第二
パッド31の下に各々設けられている。一方、前記駆動
回路基盤29の外周29bには、後述する駆動回路32
の各種電極と導通している電極束33が設けられている
また、これら電極束33は、前記駆動回路32に画像情
報を伝達する信号出力回路(図示せず)に接続される。
そこで、前記駆動回路32の構造を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。まず、各EC画素2b毎に、二つ
のTPTと薄膜抵抗とから構成されたFF回路(フリッ
プフロップ回路)34が設けられている。そこで、この
FF回路34の一対の入力電極34a、34bの一方は
直接に、他方は薄膜抵抗とコンデンサとから構成された
遅延回路35を介し、各々給を電極36.37に導通さ
れている。また、このFF回路34の出力電極34cは
アース電極38に導通されている。さらに。
このFF回路34のトリガ電極34dはTFT39のソ
ース電極39bに導通されており、このTFT39のゲ
ート電極39aとドレイン電極39cとは1行電極40
と列電極41とに導通されている。また、前記FF回路
34のスイッチング電極34eは薄膜トランジスタで形
成されたスイッチングトランジスタ42のゲート電極4
2aに導通されている。さらに、このスイッチングトラ
ンジスタ42のソース電極42bには、正負に逆転した
電圧を印加してEC画素2bの発色、消色を行なう給電
回路(図示せず)が接続される表示電極43が導通され
ており、ドレイン電極42cには前記第二パッド31が
導通されている。これにより、各EC画素2bは給電回
路と通電可能になっている。また、前記FF回路34は
、例えば。
二つのTFT44a、44b、薄膜抵抗45a。
45bなどから構成されている。
そこで、上述のような表示基盤28と駆動回路基盤29
とを、例えば、第8図に例示するように、前記第一バッ
ド30と前記第二パッド31とが当接する状態で、それ
ぞれに導電性ペースト(図示せず)を塗布して重ね、或
は、第9図に例示するように、平板状の熱硬化性樹脂に
無数の導線46を配置したコネクタ板47をはさんで重
ね、加熱加圧して一体化することなどにより、このエレ
クトロクロミック表示装置27は製作される。
このような構成において、本実施例のエレクトロクロミ
ック表示装置27の画像表示について説明する。まず、
給W1電極36,37から印加され、遅延回路35によ
りタイミングがずれた電圧により、FF回路34からゲ
ート電極42aに流れる電圧は生じず1通常、スイッチ
ングトランジスタ42はOFF状態となっている。そこ
で、例えば、信号出力回路から発せられた画像信号は、
各々。
行及び列電極40.41から入力される。この時、これ
ら画像信号による主走査、副走査の同期によりTFT3
9が動作して、所定のFF回路34がON状態になる。
すると、このFF回路34内で、給電電極37からアー
ス電極38に印加されていた電圧が、スイッチングトラ
ンジスタ42のゲート電極42aに印加されることにな
る。これにより、各スイッチングトランジスタ42は、
表示する画像に対応して、それぞれON、OFF状態に
設定される。そこで、表示電極43に接続された給電回
路から、所望により、正負の電圧を印加することにより
、全EC画素2bが同時に発色及び消色動作を行ない、
速やかに画像表示、画像消去が行なわれる。
ここで、前記駆動回路基盤29の実際的な構造及び製造
方法を、第4図ないし第6図に基づいて説明する。ここ
では、第4図(e)は第1図に例示した駆動回路32の
A−A断面図で前記TFT44bと薄膜抵抗45bとの
部分に相当し、第4図(a)〜(e)に製作工程を示す
ものとする。まず、透明基板3aの上に、スパッタリン
グ法で厚さが約0.1μmのクロム膜を形成し、これを
フォトエツチング法でパターン化して、TFT44bの
ゲート電極48と配線49とが形成される。つぎに。
プラズマCVD法により、厚さ約0.3μ■のSiO工
膜からなる絶縁層50と、厚さ約0.3μmのa−8i
(アモルファスシリコン)膜51と、ここではドナーと
してP(リン)をドープした厚さ約0.4μsのd−8
i(n”型シリコン)膜52とを形成する。そして、こ
れらSi膜51.52をフォトエツチング法でパターン
化することにより、TFT44bの半導体層53と、積
層シリコン膜である薄膜抵抗45bの抵抗体層54とを
形成し。
絶縁層5oに配線49に至るスルホール55を形成する
。つぎに、スパッタリング法で17さ約1μlのAQ(
アルミ)膜56を形成し、これをフォトエツチング法で
パターン化して、TPT44bと薄膜抵抗45bとを導
通する配線等を形成する。
最後に、TFT44 bの半導体層53上のに残留して
いるn−3i膜52をフォトエツチング法で除去して、
このTFT44bのソース電極57とドレイン電極58
とを形成する。なお、このn−3i膜52は、ここでは
、前記ソース電極57とドレイン電極58とを形成する
と共に、TFT44bと配線とのオーミックコンタクト
を確保する役目も有している。
上述のように、この駆動回路32では、TFT44a、
44bと薄膜抵抗45a、44bとを同一のSi膜51
.52から形成した。そこで、これらの電気的特性を第
5図及び第6図に基づいて説明する。ここで、各駆動回
路32のパターン領域は、一画素2bより大きくするこ
とはできない。
そこで、エレクトロクロミック表示装置27の画素2b
の大きさとして2x2(mm)を想定し、これから換算
してTFT44を200X20(μm)に作成した場合
の特性図を第5図に示す、なお、ここでは、ドレイン電
圧としてVi、= 10を印加し、横軸をゲート電圧V
。、縦軸をドレイン電流工。としている、このグラフの
傾きから、このTPT44のオン抵抗はゲート電圧がV
。=10の時であることが分かる。そして、この時のド
レイン電流はID=2X10−@Aとなっており、この
オン抵抗R1は。
R,= ’ = 5X10“(Ω) =5.0 MΩL
であることが分かる。同様に、オフ抵抗R2は、ゲート
電圧がV、=OVの時のドレイン電流が。
1、=5 X 10−”Aなので。
R2= ’! = 2x 10”(Ω) =2.0X1
0’ MΩD である。
二二で、TPT44に接続する薄膜抵抗45としては、
その抵抗値が上記オン抵抗R1より大きくオフ抵抗R2
より小さいことが必要である。つまり、上述のような特
性のTFT44に接続する薄膜抵抗45は、抵抗値が2
0〜100MΩ程度になるように形成することが望まし
い。
そこで、a−3ir451とPをドープしたイー5iI
I952との積層シリコン膜から形成した薄膜抵抗45
の特性及び寸法算出を第6図に基づいて説明する。ここ
で、第6図は、プラズマ(、VD法による膜形成時にP
H3(ホスフィル)、 SJ、H4(シラン)のガスで
特性を制御し、正方形に形成したげ−Si膜52の特性
図であり、縦軸をd〜Si膜52膜室2伝導度、横軸を
P H3/ S I H4の濃度(%)としたものであ
る、このグラフの傾きから、n−8i膜52の電気伝導
度は、PH,/5iH4=1%以」二で略一定となるこ
とが分かる。そして、この時のn”−5i膜52の電気
伝導度は、 cy=2Xlo−3Ω−1(!I+−’となっており、
このn−8i膜52の抵抗値R51は、膜厚t=0.1
μm、アスペクト比Q / w = 1なので、 R8,=上・蛮= 1 σt w  2x0.1xlO−’=50MΩとなり、
この値は、前述した薄膜抵抗45の適正抵抗値20〜1
00MΩに適合していることが分かる。
なお、薄膜抵抗45は、n−8i膜52とa−8i膜5
1との積層シリコン膜から形成されているが。
後述するように、a−8i膜51はn−8i膜52に比
して極めて抵抗値が大きい物質である。従って。
この薄膜抵抗45の抵抗値はげ一8i膜52の抵抗値と
略同値とみなすことができる。
ここで、上述のような薄膜抵抗45を、金属膜やa−3
i膜で形成することも考えられる。例えば。
薄膜抵抗45をNiCrにッケルクロム)で形成する場
合、抵抗値をR=20MΩとするためには。
NiCrの比抵抗はρ=200μΩGなので、膜厚をt
=o、02μIとすると、アスペクト比Q / wは、 となる。つまり、パターン幅をW=5μ醜としても、パ
ターン長Qが、 12==5X5X10’==10”(un)=2500
amと極度に長大なものとなり、実際的でない。
さらに1g膜抵抗45をa−8i膜で形成すると。
これはTFT44の半導体層53と同時に形成すること
が望ましいので、膜厚はt=0.3μmとなる。そして
、抵抗値をR=100MΩとするためには、比抵抗がρ
= I X 10’Ωlなので、アスペクト比Q / 
wは、 主=尺工=3X10−’ W    ρ となる。つまり、パターン長を立=5μmとしても、パ
ターン幅がw= 16 Qcmとなり、やはり実際的で
ないことが分かる。
なお、本実施例の画像表示装置では、これをエレクトロ
クロミック表示装置としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、発色の応答性が低いなどして、駆動回
路側での画体走査が望まれる各種の画像表示装置に寄与
することが期待できる。
発明の効果 本発明は、上述のように、複数の表示画素の各々にスイ
ッチングトランジスタを介して給電回路を接続し、画像
信号の出力回路と前記各スイッチングトランジスタとの
間に二個の薄膜トランジスタと二個の薄膜抵抗とから形
成されたフリップフロップ回路を接続したことにより1
画像信号の走査はフリップフロップ回路に対して行なわ
れ、このフリップフロップ回路がスイッチングトランジ
スタの導通状態を設定して、給電回路から所定の表示画
素への電路を確保し、全表示画素が同時に発色動作を開
始するので、各画素の応答性が低くとも、短時間で画像
表示を完了でき、かつ、フリップフロップ回路がスイッ
チングトランジスタの導通状態を維持するので、コンデ
ンサの充電電圧による維持等とは異なって、表示画素の
発色動作が確実で安定しており、しかも、薄膜トランジ
スタを形成したアモルファスシリコン層とイーシリコン
層と同一の積層シリコン膜により薄膜抵抗を形成したこ
とにより、この薄膜抵抗のシリコン膜は薄膜トランジス
タのシリコン層と同時に形成されるので、フリップフロ
ップ回路の形成が容易で、駆動回路の製造コストの低減
も可能であり、高性能で安価な画像表示装置が得られる
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は駆動
回路の構成説明図、第3図は回路図、第4図<a>〜(
e)は第1図をA−A線で切断した駆動回路の製作工程
の説明図、第5図は薄膜トランジスタの特性説明図、第
6図は薄膜抵抗の特性説明図、第7図は画像表示装置の
分解斜視図、第8図(a)は側面図、第8図(b)は縦
断側面図、第9図(a)はコネクタ板を使用した画像表
示装置の縦断側面図、第9図(b)はコネクタ板の斜視
図、第9図(c)はコネクタ板の拡大斜視図、第10図
は第一の従来例の斜視図、第11図は縦断側面図、第1
2図は第二の従来例の平面図、第13図は縦断側面図、
第14図は回路図、第15図は第三の従来例の縦断側面
図、第16図は回路図である。 2b・・・表示画素、34・・・フリッププロップ回路
。 42・・・スイッチングトランジスタ、44a、44b
・・・薄膜トランジスタ、45a、45b・・・薄膜抵
抗、53・・・アモルファスシリコン層、54・・・積
層シリコン膜。 57゜ 58・・・ゴーシリコン層 出 願 人 東京電気株式会社 一馬 図 J 14図 7図 一篤 図 1D(A) ] 図 PHV3i)14 5)    、ILL    ’Zl  ra=zqす
>、15 」9ハシJ ”J’7b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の表示画素の各々にスイッチングトランジスタを介
    して給電回路を接続し、画像信号の出力回路と前記各ス
    イッチングトランジスタとの間に二個の薄膜トランジス
    タと二個の薄膜抵抗とから形成されたフリップフロップ
    回路を接続し、前記薄膜トランジスタを形成したアモル
    ファスシリコン層とn^+−シリコン層と同一の積層シ
    リコン膜により前記薄膜抵抗を形成したことを特徴とす
    る画像表示装置。
JP63275880A 1988-05-17 1988-10-31 画像表示装置 Pending JPH02120888A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275880A JPH02120888A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 画像表示装置
KR1019890006576A KR920008236B1 (ko) 1988-05-17 1989-05-17 일렉트로크로믹 표시장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275880A JPH02120888A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 画像表示装置

Publications (1)

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JPH02120888A true JPH02120888A (ja) 1990-05-08

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ID=17561720

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JP63275880A Pending JPH02120888A (ja) 1988-05-17 1988-10-31 画像表示装置

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JP (1) JPH02120888A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37945E1 (en) 1995-01-13 2002-12-31 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device and manufacturing method thereof
JP2011077106A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 薄膜集積回路装置及びその製造方法

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