JPH02120072A - 転写記録装置 - Google Patents

転写記録装置

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Publication number
JPH02120072A
JPH02120072A JP27408588A JP27408588A JPH02120072A JP H02120072 A JPH02120072 A JP H02120072A JP 27408588 A JP27408588 A JP 27408588A JP 27408588 A JP27408588 A JP 27408588A JP H02120072 A JPH02120072 A JP H02120072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording film
recording
optimum
film
release angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP27408588A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Furukawa
正信 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH02120072A publication Critical patent/JPH02120072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、抵抗層、導電層、インク層等から成る記録フ
ィルムの抵抗層に記録ヘッドを接触し、通電によって抵
抗層を発熱させ、記録フィルムのインク層からインクを
被記録紙に転写する通電転写記録装置に関するものであ
る。
〈従来技術〉 従来の通電転写記録装置は、第6図の如く、記録フィル
ム1に通電する記録ヘッド2と、前記記録フィルム1の
インク層を剥離する一対の剥離ローラー3と、前記記録
ヘッド2を記録フィルム1に加圧させる加圧ばね4と、
前記記録ヘッド2、剥離ローラー3および加圧ばね4が
装着され走査方向X、Yに移動するキャリッジ5とから
構成されている。
なお、図中6は被記録紙、7は被記録紙6を押圧する被
記録紙押さえ、θは記録フィルム1の剥離角である。
〈 発明が解決しようとする問題点 〉一般に、剥離角
θを大きくしていくと、インクは、記録フィルム1のベ
ースから剥がれ易くなる。
また、剥がれ易さを決定する他の要因として、インクと
記録フィルム1のベースとの凝着力がある。
この凝着力は、インクと記録フィルム1の材質および界
面の状態で変化する。ある凝着力を持つ記録フィルム1
で印字を行う場合、最適な剥離角θが一存在する。そし
て、それよりも剥離角θが小さい場合は、被記録紙6に
インクが着きすらく、ドツトぬけが多く発生して良好な
印字が行えない。
また、剥離角θが大きすぎる場合は、通電されていない
部分まで被記録紙6に転写され、にじんだ印字となる。
そこで、従来の転写記録装置は、予め記録フィルム1の
最適剥離角θを実験で求め、その角度になるように剥離
ローラー3を配置している。
しかし、多色印字で、記録フィルム1を交換して印字を
行う場合、各色によって凝着力が異なる。
あるいは、印字品位を向上させるために高解像度の記録
フィルム1を取付る場合も、凝着力が異なる。それによ
り、最適剥離角θが変わってくる。
例えば、異種ベース材質の黒色インクフィルムR1、R
2の最適剥離角度θは、黒色インクフィルムR1は10
度、黒色インクフィルムR2は45度である。
すなわち、記録フィルム1を交換することにより予め設
定した剥離角θが不適当となって、ドツトぬけの多い、
あるいはにじんだ印字となり、良好な印字が行えなくな
るという問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、各種記録フィル
ムの凝着力に応じて記tiiフィルムの最適剥離角を設
定でき、また各種記録フィルムを使用しても良好な印字
が可能となる転写記録装置の提供を目的とする。
〈 問題点を解決するための手段 〉 本発明による問題点解決手段は、第1〜5図の如く、記
&lイルム10に通電する記録ヘッド11と、前記記録
フィルム10の残留インク層を剥離する剥離ローラー1
2と、該剥離ローラー12と前記記録ヘッド11とが装
着され走査方向A。
Bに移動するキャリッジ13とを備え、前記剥離ローラ
ー12を記録フィルム10の凝着力に応じて記録フィル
ム10の最適剥離角θに移動させる移動調整装置14が
設けられたものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、多色印字で、記録フィル
ム10を交換して印字を行う場合、各色によって凝着力
が異なり、最適剥離角θが変わってくるので、転写に先
立って記録フィルム10の最適剥離角θを決定すべく、
移動調整装置14を作動して剥離ローラー12を各種記
録フィルム10の最適剥離角θに位置するよう移動調整
する。
この移動調整装置14として、第1.2図に示す第一実
施例では、固定ねじ25お上り調整板22を用いて、剥
離ローラー12を移動調整している。
第4図(、)(b)に示す第二実施例では、記録フィル
ム10の各色に対応する最適剥離角θの情報を持った係
合突起29aを、複数種類のフィルムカセット29に設
け、この突起29aと移動調整装置14とが係合するこ
とにより、各記録フィルム10に対応した最適剥離角θ
を自動的に設定している。
第5図に示す第三実施例では、フィルムカセット29側
に予め最適剥離角θの情報を持・っな移動調整装置14
を設けることにより、フィルムカセット29をキャリッ
ジ13に装着するだけで最適剥離角θを設定している。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面により説明する。第
1図は本発明第一実施例の転写記録装置の平面図、第2
図は同じくその要部断面図である。
図示の如く、本発明の通電転写記録装置は、記録フィル
ム10(例えば、プリンタリボン)に通電する記録ヘッ
ド11と、前記記録フィルム10の残留インク層を剥離
する一対の剥離ローラー12と、該剥離ローラー12と
前記記録ヘッド11とが装着され走査方向A、Bに移動
する長方形のキャリッジ13とを備え、前記剥離ローラ
ー12を記録フィルム10の凝着力に応じて記録フィル
ム10の最適剥離角θに移動させる移動調整装置14が
設けられたものである。
前記記録フィルム10は、抵抗層、導電層およびインク
層等から成り、該抵抗層に前記記録ヘッド11が接触し
ている。
該記録ヘッド11は、mi図の如く、直方体状に形成さ
れたヘッド基板15と、該基板15の記録フィルム10
側の面に形成された複数の電極針から成る記録電極16
とから構成され、前記基板15を挾んで電極16と対向
する位置に配されたホルダー17に嵌着されている。
該ホルダー17は、L字形に形I#、されるとともに、
基部17aと、該基部17aの略中央に形成され前記キ
ャリッジ13に設けられた紬18が挿入される挿入孔1
7bと、基部17aに突出形成された端部17cとから
構成されている。また、ホルダー17は、前記軸18を
中心に回動自在に設けられ、その端部17cには、ホル
ダー17を記録フィルム10方向に付勢する加圧ばね1
9が連結されている。
該加圧ばね19は、通電転写する際に記録ヘッド11が
摺動しても常に電極16を記録フィルム10に接触させ
るために設けられたものであり、該ばね19の移動調整
装置14側の端部に形成されたフック19aは、前記キ
ャリッジ13の略中央部に設けられたピン20に係合さ
れ、ホルダー17側の端部に形成された7ツク19bは
、端部17cの孔21に係合されている。
前記剥離ローラー12は、前記記録ヘッド11よりも走
査方向A側に配され、前記移動調整装置14の構成要素
の一つである長方形の調整板22に取付けられでいる。
該移動調整装置14は、第1,2図の如く、前記調整板
22の他に、該調整板22を支持しキャリッジ13に取
付けられた支持台23と、調整板22をC,D方向に移
動可能にするために調整板22に形成された長孔24お
よゾ支持台23に突設された〃イド23aと、調整板2
2を支持台23のねじ孔に固定する固定ねじ25とから
構成されている。
なお、図中26は被記録紙、27は被記録紙26を押圧
する被記録紙押さえ、θは記録フィルム10の剥離角で
ある。
上記構成において、転写記録装置は、記録フィルム10
の抵抗層に記録ヘッド11の電極16を接触し、通電に
よって抵抗層を発熱させ、記録フィルム10のインク層
からインクを溶解して被記録紙26に転写する。
また、転写に先立って記録フィルム10の剥離角θを決
定する場合には、まず固定ねヒ25を緩め、調整板22
を、第1,2図の如く、CまたはD方向に移動させ、再
び固定ねじ25を締めることにより、剥離ローラー12
を各種記録フィルム10の最適剥離角θに位置するよう
任意に移動調整する。
したがって、各種記録フィルムの凝着力に応じて記録フ
ィルムの最適剥離角を設定でき、また各種インクフィル
ムを使用してもドツトぬけがなく、にじみの少ない印字
ができ、良好な印字が行える。
次に、本発明の第二実施例について図面により説明する
。第3図は本発明第二実施例の転写記録装置の平面図、
第4図(a)(b)は同じくその移動調整機構の動作を
示す断面図である。
図示の如く、本実施例の転写記録装置は、前記移動調整
装置14が、前記調整板22、支持台23、長孔24、
抜止めピン25Aおよび調整板22を被記録紙押さえ2
7方向に付勢するばね28から構成され、前記キャリッ
ジ13に記録フィルム10が内臓されたフィルムカセッ
ト29を保持する一対の駆動巻取軸30と送出軸31と
が回動自在に取付けられたものである。
前記調整板22は、第4図(a)(b)の如く、L字形
に形成され、その端部には、前記フィルムカセット29
に形成された係合突起29aに当接する被係合片22a
が形成されている。前記係合突起29aは、各種記録フ
ィルム10の最適剥離角θの情報に応じて位置決めされ
ている。
前記ばね28は、前記被係合片22aと前記キャリッジ
13に設けられた取付台32との開に介装されている。
なお、図中33.34は前記フィルムカセット29内の
記録フィルム巻体、35は巻体33から巻体34へ巻送
りする巻送りローラである。
上記mrtr、において、剥離ローラー12は、移動調
整装置14により以下のようにして記録フィルム10の
最適剥離角θに移動調整される。
第4図(、)の如く、まずフィルムカセット29内の記
録フィルム10を剥離ローラー12に挿入し、最適剥離
角θの情報を持った係合突起29aを被保合片22mに
当接させてフィルムカセット29をE方向に嵌入する。
このとき、調整板22は、第4図(b)の如く、C方向
に移動する。そして、記録フィルム29の嵌入が終了す
ると、ばね28により調整板22はD方向に移動し、こ
れに伴い剥離ローラー12が最適剥離角θに移動する。
すなわち、記録フィルム10の各色に対応する最適剥離
角θの情報を持った係合突起29aを有する複数種類の
フィルムカセット29を移動調整装置14に装着するこ
とにより、各記録フィルム10に対応した最適剥離角θ
を自動的に設定できる。
その他の構成および効果は、第一実施例と同様である。
次に、本発明の第三実施例について図面により説明する
。第5図は本発明第三実施例の転写記録装置のフィルム
カセットを装着させた状態を示す断面図である。
図示の如く、本実施例は、フィルムカセット29に移動
調整装置14を設けたものである。
前記移動調整装FL14は、第一実施例と同様に構成さ
れており、前記支持台23がフィルムカセット29に取
付けられている。該移動調整装置14は、予め各種記録
フィルム10の最適剥離角θの情報に応じて調整板22
の位置をねじ25で固定されたものである。
上記構成において、最適剥離角θの情報を持った移動調
整装置14をフィルムカセット29に取付けているので
、予め調整されているフィルムカセット29をキャリッ
ジ13に装着するだけで最適剥離角θを設定できる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
例えば、実施例においては、各種記録フィルム10の剥
離角θの情報に基づいて機械的に変化させる方式につい
て述べたが、各種記録フィルム10の剥離角θの情報を
光学的、電気的に読み取りモータやツレメイドなどの駆
動系を介して剥離角θを変化させる方式も可能である。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、記録フ
ィルムに通電する記録ヘラVと、前記記録フィルムの残
留インク層を剥離する剥離ローラーと、該剥離ローラー
と前記記録ヘッドとが装着され走査方向に移動するキャ
リッジとを備え、前記剥離ローラーを記録フィルムの凝
着力に応じて記録フィルムの最適剥離角に移動させる移
動調整装置が設けられているので、各種記録フィルムの
凝着力に応じて記録フィルムの最適剥離角を設定でき、
また各種インクフィルムを使用してもドツトねけがなく
、にじみの少ない印字ができ、良好な印字が行えるとい
った優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例の転写記録装置の平面図、第
2図は同じくその要部断面図、第3図は本発明第二実施
例の転写記録装置の平面図、第4図(a)(b)は同ヒ
くその移動調整機構の動作を示す断面図、第5図は本発
明第三実施例の転写記録装置のフィルムカセットを装着
させた状態を示す断面図、第6図は従来の転写記録装置
の平面図である。 10:記録フィルム、11:記録ヘッド、12:剥離ロ
ーラー、13:キャリッジ、14:移動調整装置、22
:Il!整板、22a:被係合片、23:支持台、24
:ffc孔、25:固定ねじ、28:ばね、29:フィ
ルムカセット、29a:突起。 出 願 人  シャープ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録フィルムに通電する記録ヘッドと、前記記録フィル
    ムのインク層を剥離する剥離ローラーと、該剥離ローラ
    ーと前記記録ヘッドとが装着され走査方向に移動するキ
    ャリッジとを備え、前記剥離ローラーを記録フィルムの
    凝着力に応じて記録フィルムの最適剥離角に移動させる
    移動調整装置が設けられたとを特徴とする転写記録装置
JP27408588A 1988-10-28 1988-10-28 転写記録装置 Pending JPH02120072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27408588A JPH02120072A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27408588A JPH02120072A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02120072A true JPH02120072A (ja) 1990-05-08

Family

ID=17536772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27408588A Pending JPH02120072A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 転写記録装置

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JP (1) JPH02120072A (ja)

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