JPH02281967A - 熱転写プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリや各種コンピュータの出力端末
機として使用される熱転写プリンタに関するものである
。

従来の技術 近年サーマルラインプリンタにおいて、ファクシミリな
どに多用されている感熱紙への印字のみならず、モノク
ロインクフィルムと熱転写紙を使用した熱転写モノクロ
印字や、さらには多色面順次のカラーインクフィルムを
使用する熱転写カラー印字などへ用途が増えてきている
。これら熱転写ラインプリンタ（以後、熱転写プリンタ
と呼ぶ）ではサーマルヘッドと熱転写紙（以後、用紙と
呼ぶ）の間にインクフィルムを挟み印字するため、高印
字品質を確保するためサーマルヘッドとプラテンローラ
の位置決め精度、平行度をはじめ、サーマルヘッドとイ
ンクフィルム走行系の面角度、サーマルヘッドと用紙走
行系の面角度を保証するためサーマルヘッド前後の用紙
及びインクフィルムのガイドの精度、表面平滑度等が非
常に重要となってきた。

第３図にサーマルヘッドを使用した熱転写プリンタの構
成の一例を示す。第３図ａはサーマルヘッド２１をプラ
テンローラ２２より加圧解除した状態で、用紙２３の供
給時２巻き戻し時、排紙時でインクフィルム２４を巻き
取らず用紙２３のみ走行する場合の位置関係を示す。ま
た第３図すはサーマルヘッド２１をプラテンローラ２２
に加圧した状態で、インクフィルム２４と用紙２３を挟
み、プラテンローラ２２とインクフィルム巻取りローラ
３２により同期して走行させながら、サーマルヘッド２
１の任意の発熱体を発熱することにより熱転写印字が行
なわれる。サーマルヘッド２１に対して用紙２３とイン
クフィルム２４の走行系平行度をサーマルヘッド２１前
後で確保するため、ガイドローラ２５とガイドローラ２
６が配置されている。またサーマルヘッド２１は本体ベ
ース２７９発熱抵抗体基板２８９回路基板２９とドライ
バーＩＣ３０と回路基板２９．ドライバー１ｃ３０と配
線材等を外部より保護する樹脂性のヘッドカバー３１に
より構成されている。

発明が解決しようとする課題 このように構成された従来の熱転写プリンタの問題点は
、サーマルヘッド２１とプラテンローラ２２との間に用
紙２３とインクフィルム２４を挟み印字するためサーマ
ルヘッド２１とプラテンローラ２２の位置決め精度、平
行度をはじめサーマルヘッド２１に対して用紙２３とイ
ンクフィルム２４の走行系平行度をサーマルヘッド２１
前後で確保するためサーマルヘッド２１のヘッドカバー
３１が従来樹脂成形品であるため、端面の真直度がです
、インクフィルム２４をヘットカバー３１に当てて印字
すると、インクフィルム２４にシワが発生し印字品質が
悪化するため、別に表面平滑度のよいガイドローラ２５
とガイドローラ２６を精度良く配置されなければならず
、プリンタの小型とローコスト化の障害になっていた。

本発明はこの様な問題を解決するもので、サーマルヘッ
ドを工夫することにより、余分なガイドローラなしに熱
転写プリンタ印字時の用紙とインクフィルムの走行を滑
らかにし、サーマルヘッドとインクフィルム走行系の面
角度等を保証する小型で高印字品質の安価な熱転写プリ
ンタに使用するサーマルラインヘッドを提供することを
目的とするものである。

課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、サーマルヘッドに
設けられかつ本体ベースに設置される回路基板と発熱抵
抗体基板上に多数個配置される発熱抵抗体を駆動するド
ライバーＩＣとを保護するためのヘッドカバーによりイ
ンクフィルムの走行をガイドするように構成したもので
ある。

作用 この構成により、余分なガイドローラなしに熱転写プリ
ンタ印字時の用紙とインクフィルムの走行を滑らかにし
、サーマルヘッドとインクフィルム走行系の面角度等を
保証することができる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図、第２図に基づ
いて説明する。第１図は本発明のサーマルヘッドを使用
した一実施例における熱転写プリンタの構成図、第２図
は実施例におけるサーマルヘッド構造図である。第１図
ａはサーマルヘッド１をプラテンローラ２より加圧解除
した状態で、用紙３の供給時、・巻き戻し時、排紙時で
インクフィルム４を巻き取らず用紙３のみ走行する場合
の位置関係を示す。また第１図すはサーマルヘッド１を
プラテンローラ２加圧した状態で、インクフィルム４と
用紙３を挟みプラテンローラ２とインクフィルム巻取り
ローラ５により同期して走行させながら、サーマルヘッ
ド１の任意の発熱体を発熱することにより従来例と同じ
ように熱転写印字が行なわれる。またサーマルヘッドｌ
は本体ベース７にセラミックをベースにした発熱抵抗体
基板８２回路基板９１発熱抵抗体を駆動するドライバー
ＩＣｌ０．発熱抵抗体８と回路基板９とドライｔ＜−ｔ
ｃｔｏを配線する配線材６．サーマルヘッドに制御信号
、制御電圧及び印加電圧等を供給するコネクタ１４が取
り付けられており、回路基板９．ドライバーＩＣｌ０と
配線材６等を外部より保護するヘッドカバー１１はステ
ンレスの圧延鋼板を精度良（曲げ加工したものを絶縁ス
ペーサ１２を介して本体ベース７にビス固定されている
。また回路基板９．ドライバーＩＣｌ０．配線材６等と
ヘッドカバー１１との接触を避けるため、ヘッドカバー
１１内側には絶縁フィルム１３がはりつけられている。

インクフィルム４はサーマルヘッド１前後において、本
体ベース端面を滑らかに仕上げた面とステンレスの圧延
鋼板を精度良く曲げ加工したヘッドカバー１１の折り曲
げ面でガイドされている。

以上の実施例ではサーマルヘッド抵抗体がサーマルヘッ
ドベースの断面形状で短い面にあるものを使用している
が、サーマルヘッドベースの断面形状で長い面に抵抗体
がある一般のサーマルヘッドにも同様の構成で適用でき
る。

発明の効果 本発明によれば、サーマルヘッド自体でインクフィルム
を精度良（ガイドできるため、余分なガイドローラなし
に熱転写プリンタ印字時の用紙とインクフィルムの走行
を滑らかにし、サーマルヘッドとインクフィルム走行系
の面角度等を保証することができる。そして小型で高印
字品質の安価な熱転写プリンタに使用するサーマノシラ
インヘッドを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における熱転写プリンタの構
成図、第２図は実施例におけるサーマルヘッドを示す断
面図、第３図に従来の熱転写プリンタの構成例の一例を
示す構成図である。 ■・・・・・・サーマルヘッド、２・・・・・・プラテ
ンローラ、３・・・・・・用紙、４・・・用インクフィ
ルム、７・・・・・・本体ベース、８・・・・・・発熱
抵抗体基板、９・・・・・・回路基板、１０・・・・・
・ドライｔ＜−ｒｃ、１１・・・・・・ヘッドカバー 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ぼが１名ｌ　・− −ｍ− サーマルへウド プラテンロー５ １＠　諏 インクフィルム 菓２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラテンに対向して配置されかつプラテン上を走行する
   熱転写紙にインクフィルムのインクを溶融させて転写し
   記録するためのサーマルヘッドと、このサーマルヘッド
   に設けられかつ本体ベースに配置された回路基板と発熱
   抵抗体基板上に多数個配置される発熱抵抗体を駆動する
   ドライバーＩＣを外部より保護するためのヘッドカバー
   とを有し、前記ヘッドカバーによりインクフィルムの走
   行をガイドするように構成した熱転写プリンタ。