JPH02119719A - 青果物保鮮容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は青果物の流通、家庭などに於ける長期保鮮容
器に関するものである。

従来の技術 青果物の保鮮は適度なガス環境をつくり生理代謝を出来
るだけ少なくする様に装置を工夫してきた。

ガス環境をつくり出すため燃焼によってＣ○２ｆｆ：発
生させたり、このガヌを高い精度で制御したり、更に貯
蔵庫全体が完全な密閉状態とし、特にドア開閉部分は特
別な仕様で密閉状態をつくり出す構成となっている。

青果物の種類により性質が異なるため貯蔵のガヌ２１・
−・ 環境も変える必要から完全に区分された複数の部屋を設
ける。

発明が解決しようとする課題 前記青果物貯蔵庫は鮮度保持のため最適なガス環境を作
り出す装置としては理想的であるが、燃焼、ガス制御密
閉状態を作り出すため、複雑、且つ高価格となる。

又簡易に貯蔵庫から青果物を出入れすることが出来ず、
各種青果物を同−貯蔵庫に入れることは無理であった。

産地等で大量に同一品目の貯蔵する場合は良いが、一般
家庭、消費地の関連の店では様々な青果物を入れ、簡単
に貯蔵庫からの出入れが出来なければ不都合が生ずる。

この発明は一般に使用されている電気冷蔵庫を使用し前
記簡易に青果物を比較的長期に貯蔵するための青果物保
鮮容器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明は、容器の一部に適切
な有害ガス透過性フィルムを取付けた構成とする。

作　　用 前記構成において、青果物をこの保鮮容器内に入れると
、時間経過と共に青果物の生理代謝により保鮮容器内部
はＣＯ２ガス濃度が増加する。−般に１０％以上に長期
間放置して置かれると品質的に劣化するものが多くこの
ため、保鮮容器本体の一部に接着したガス選択透過フィ
ルムｋｍじて、適切な濃度にバランスさせる。

実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例の青果物保鮮容器の斜視図
であシ、第２図はこの発明の青果物保鮮容器のガス透過
フィルム取付部正面図で、第３図がこの部分の断面図で
ある。青果物保鮮容器の本体１にプラスチック等で容器
Ｐ［−密閉出来るカバ２と本体１の一部分に開口部を設
けこの部分にガス選択透過フィルム３を取付具４にて圧
接した構成である。

ガス選択透過フィルムはＰＥヌトレッチラップ１６μの
ものでＣｏ２１２ｏ０００（ＣＧ／ｍ’２４ｈ　ｒ　ａ
　ｔｍ　）から２軸処伸ナイロン１６μのものでＣＯ２
８０（ＣＧ／ｍ？２４ｈｒ　ａ　ｔｍ）等青果物の品目
に、［）適切すものが選定可能である。青果物品目によ
りＣｏ２排出量は異なり、例えばアスパラガスは６９２
翫／ｋｇ　ｈｒ、ホウｖ４ｓ１ｅｑ７ｋｙ　ｈ　ｒ　、
　ｖメス６４＃ｌ　／に７　ｈｒ　の様に差がある。こ
のため前記フィルムは青果物の品目によ、！ｌｌｌ数種
切替適切なものを使用する必要がある。

貯蔵期間は実験結果により判明したもので、前記本格的
に燃焼によるＣＯ２ガス発生装置を用いたものに比較し
て、約８０％程度青果物の長期貯蔵効果がこの容器にて
確認された。

発明の効果 以上の如く本発明は、青果物を前記構成の青果物保鮮容
器に入れ一般冷蔵庫及び本格的なＣ○２ガヌ光生光音制
御装置けた貯蔵庫と比較実験した結果、青果物の品目に
より差はあるが、一般冷蔵庫の約２〜５倍長期貯蔵がこ
の青果物保鮮容器にて実現出来、青果物の組成成分等の
変化も少ながった。又本格的なＣＯ２ガヌ発生制両装置
を設けた貯蔵庫と比較しても同等又は８０％程度の長期
貯蔵が出来ること判明した。この青果物保鮮容器は簡易
な構成でありながら青果物のガス制御機能を持ち長期貯
蔵効果があり、一般用途に安価で非常に効果は大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す青果物保鮮容器の斜
視図、第２図はこの発明の青果物保鮮容器のガス透過フ
ィルム取付部図面、第３図がこの部分の断面図である。 １・・・・・・青果物保鮮容器本体、２・・・・・・カ
バー３・・・・・・ガス透過フィルム、４・・・・・・
フィルム取付具、６・・・・・・密閉部。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 容器の一部に有害ガスの選択性透過フィルムを取付けて
   なる青果物保鮮容器。