JPH0211910A - クランクシャフト - Google Patents

クランクシャフト

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Publication number
JPH0211910A
JPH0211910A JP16060888A JP16060888A JPH0211910A JP H0211910 A JPH0211910 A JP H0211910A JP 16060888 A JP16060888 A JP 16060888A JP 16060888 A JP16060888 A JP 16060888A JP H0211910 A JPH0211910 A JP H0211910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
crankshaft
flange portion
crank
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16060888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Honma
本間 久憲
Toshiharu Nagase
永瀬 敏治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0211910A publication Critical patent/JPH0211910A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、密閉形圧縮機などに用いられるクランクシャ
フトの改良に関する。
(従来の技術) 密閉形圧縮機などに用いられている従来のクランクシャ
フトは、鋳物材或いは鋼管などにより主軸部およびクラ
ンク部が一体に形成されていた。
例えば、鋳物材からなるクランクシャフトは、第8図に
示すように主軸部aの一端にその軸心より偏心させてク
ランク部すを一体に形成して構成されている。
(発明が解決しようとする課B) し、かじながら、この鋳物製のクランクシャフトにおい
ては、外径仕上げや油通路Cの形成等、鋳物素材に対す
る後加工をかなり必要とし、しかも切り屑の発生により
、材料のロスや仕上がり品の洗浄等が避けられず、コス
トの増加を招いていた。
また、このクランクシャフトにおいては、鋼管製のクラ
ンクシャフトと同様、油通路の途中に油に混入した金属
粉等のごみを捕集する手段を設けることは困難であり、
従ってクランク部の摺動部等にごみを噛み混んでかじり
等を生じる問題があった。このため、ごみ捕集手段を別
途必要とし、部品点数の増大によりコストの増加を招い
ていた。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、油通路の
途中でごみを確実に捕集することができると共に、製造
が容易でコストの低減が図れるクランクシャフトを提供
することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、先端にフランジ部
を有し1、軸方向に沿って油通路が形成された主軸部材
と、そのフランジ部に軸心から偏心して固定され、軸方
向に沿って油通路が形成されたクランク部材と、上記フ
ランジ部とクランク部材との間に設けられ、上記両油通
路を連通ずると共にこれらより径方向外方に拡径されて
油内に混入したごみを遠心分離により捕集するこみ捕集
室とを備えたものである、 (作用) 主軸部材の油通路からクランク部材の油通路に油が流れ
る際、フランジ部で拡径されなごみ捕集室において油内
に混入した金属粉等のごみが遠心分離作用により捕集さ
れる。
二のようにクランクシャフトの油通路の途中で油中に含
まれるごみを確実に捕集することができるので、摺動部
のかじり等が防止され、別途ごみ捕集手段が必要であっ
た従来のクランクシャフトと異なり、部品点数が減少し
、コストが低減する。
また、クランクシャフトは上記構成からなるので、フラ
ンジ部を有する主軸部材と、フランジ部にごみ捕集室を
区画形成する円形部材と、油通路を有するクランク部材
とに分けて、これらを冷間鍛造やプレス加工、或いは鋼
管材を用いて容易に成形でき、従って後加工がかなり必
要であった鋳物製のクランクシャフトと異なり、製造が
容易になり、コストが更に低減する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する
密閉形圧縮機の縦断面構造を示す第2図において、1は
ゲージングで、その内部には圧縮要素2とこれを駆動す
る電動要素3とが上下に設けられ、これらを連結するた
めにゲージング1内中央部にはクランクシャフト4が垂
直に配置されてその主軸部4a上側が軸受5により回転
自在に支持されている。軸受5はケーシング1内に支持
フレーム6を介して固定されている。上記主軸部4aに
は電動要素3のロータ7が嵌合され、支持フレーム6の
下面にはそのロータ7を囲繞するようにステータ8が固
定されている。支持フレーム6の上面には圧縮要素2の
シリンダ9が固定され、このシリンダ9内にはピストン
10が嵌挿されている。クランクシャフト4は主軸部4
a上端にクランク部4bを有し、このクランク部4bに
は上記ピストン10のピストンロッド11基端部が回転
自在に連結されている。また、ゲージング1内底部には
主軸部4a下端が浸るように潤滑油12が貯溜されてい
る。
上記クランクシャフト4は、第1図に示すように主軸部
4aを構成する主軸部材13と、クランク部4bを構成
するクランク部材14とから主に構成されている。主軸
部材13とクランク部材14は内部に軸方向に沿って油
通路15.16が形成され、上記ゲージング1内の潤滑
油12を主軸部4a内下方に設けた図示し、ないポンプ
により吸引して油通路15.16を上方へ移送してピス
トンロッド11の摺動部等に供給するようになっている
9これら主軸部材13とクランク部材14は鋼管等の円
筒体からなっている。
主軸部材13の上端部には油通路15を覆うととも共に
径方向外方に拡径した軸心を中心とするフランジ部17
が冷間鍛造等により一体に形成され、このフランジ部1
7には軸心より偏心し、た位置に油通路15と連通した
小径の油孔18が形成されている。
一方、クランク部材14の下端部には第3図第4図に示
すようにその軸心を中心とする円板部材たる外向フラン
ジ部19が冷間鍛造等により一体に形成されている。こ
のクランク部材14のフランジ部19下面にはこれを主
軸部材13のフランジ部17上面に抵抗溶接等により接
合するだめの環状の突起部20が形成されると共に、そ
の突起部20の内側にはそのフランジ部19の厚さhを
外側の厚さHよりも小さくすることにより深さD = 
H−hの凹部21が形成されている。クランク部材14
のフランジ部19下面が突起部20にて主軸部材13の
フランジ部17上面にその軸心に対して所定の1η心量
Fをもって溶接接合される二とにより、上記凹部21が
上記両油通路15゜16を連通ずると共にこれらよりも
径方向外方に拡径されて潤滑油内に混入し、た金属粉等
のごみを遠心分離により捕集するごみ捕集室22を区画
形成する。
次に実施例の作用をのべる。
クランクシャフト4が電動要素3によって回転駆動され
ることにより、主軸部4a内下方の図示し、ないポンプ
の作用でケーシング1内の潤滑油12が吸引されて油通
路15.16を通って軸受5やピストンロッド11基端
部等の摺動部に供給される。
そして、主軸部材13の油通路15からクランク部材1
4の油通路16に油が流れる際、これら油通路15.1
6よりも径方向外方に拡径されなごみ捕集室22におい
て油内に混入している金属粉等のごみが油よりも重いた
めに遠心力により分離されて捕集される。ごみ捕集室2
2が両油通路15.16よりも径方向外方に拡径してい
るため、ごみ捕集室22内の周縁部に溜まったごみは油
通路15.16へ出にくい。
二のようにクランクシャフト4の油通路15゜16の途
中で油中に含まれるごみを確実に捕集することができる
ので、摺動部のかじり等が防止され、別途ごみ捕集手段
が必要であった従来のクランクシャフトと異なり、部品
点数が減少し、コストが低減する。
また、クランクシャフト4は上記構成からなるので、フ
ランジ部17を有する主軸部材13と。
そのフランジ部13上にごみ捕集室22を区画形成する
7ランノ部19を有するクランク部材14とに分けて、
これらを冷間鍛造やプレス加工、或いは鋼管材を用いて
容易に成形でき、従って後加工がかなり必要であった鋳
物製のクランクシャフトと異なり、切削加工を殆ど必要
とせず、製造が容易になり、コストが更に低減する。
なお、上記実施例におけるクランク部材14のフランジ
部19はクランク部4bとは別体であってもよい9第5
図はこのようにした実施例を示している。本実施例では
フランジ部19の代わりに円形部材23が用いられてい
る。また、主軸部材13のフランジ部17には油通路1
5がそのまま開放され、油孔18は形成されていない。
円形部材23は主軸部材13のフランジ部17と同径に
形成され、第6図、第7図に示すように下面周縁部には
主軸部材13の7ランノ部17上面に溶接接合するため
の環状の突起部24が形成されると共に、その突起部2
4の内側には主軸部材13の油通路15の内径よりも大
きい内径のごみ捕集室22を形成するための凹部21が
形成されている。この円形部材23にはその軸心より所
定量偏心した位置に小径の油孔25が形成されている9
一方、クランク部材14は円筒体からなり、下端部には
上記円板部材23の上面に溶接接合するための環状の突
起部26が形成されている。クランクシャフト4は、先
ず円板部材23の上面にクランク部材14をその油通路
16と油孔25が一致するようにして溶接接合してから
、主軸部材13のフランジ部17上面に軸心を一致させ
て円板部材23を溶接接合することにより完成される。
上記円板部材23は冷間鍛造成いはプレス加工等により
形成することができる9本実施例によっても、上記実施
例と同様の効果を発揮する。また、円板部材23の上面
に対するクランク部材14の取付は位置を変えて任意の
偏心量にすることができるので、圧縮機のシリーズ化に
よる異ストロークに応じて、共通の部品により偏心量の
異なるクランクシャフト4を容易に製造することができ
る。
なお、上記いずれの実施例においても主軸部材13のフ
ランジ部171!lでなく、クランク部材14のフラン
ジ部19側、或いは円形部材23に凹部21を形成した
が、主軸部材13のフランジ部17側に凹部21を形成
するようにしてもよい。
[発明の効果コ 以上要するに本発明によれば、クランクシャフトの油通
路の途中で油中に含まれる金属粉等のごみを遠心分離に
より確実に捕集することができるので、摺動部のかじり
等が防止され、別途ごみ捕集手段が必要であった従来の
クランクシャフトと異なり、部品点数が減少し7、コス
トが低減する9まな、クランクシャフトを、フランジ部
を有する主軸部材と、フランジ部にこみ捕集室を区画形
成する円形部材と、油通路を有するクランク部材とに分
けて、これらを冷間鍛造やプレス加工、或いは鋼管材を
用いて容易に形成することができるので、後加工がかな
り必要であった鋳物製のクランクシャフトと異なり、製
造が容易になり、コストが更に低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すクランクシャフトの断
面図、第2図はそのクランクシャフトが取付けられた密
閉形圧縮機の断面図、第3図は第1図のクランクシャフ
トのクランク部材の断面図、第4図は同クランク部材の
下面図、第5図は本考案の池の実施例を示すクランクシ
ャフトの断面図、第6図は同クランクシャフトの円板部
材の断面図、第7図は同円板部材の下面図、第8図は従
来のクランクシャフトの一部断面側面図である。 図中、13は主軸部材、14はクランク部材、15.1
6は油通路、17はフランジ部、21は凹部、22はご
み捕集室、23は円形部材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、先端にフランジ部を有し、軸方向に沿って油通路が
    形成された主軸部材と、そのフランジ部に軸心から偏心
    して固定され、軸方向に沿って油通路が形成されたクラ
    ンク部材と、上記フランジ部とクランク部材との間に設
    けられ、上記両油通路を連通すると共にこれらより径方
    向外方に拡径されて油内に混入したごみを遠心分離によ
    り捕集するごみ捕集室とを備えたことを特徴とするクラ
    ンクシャフト。 2、上記ごみ捕集室が、フランジ部端面に接合される凹
    部を有する円板部材によって区画形成され、該円板部材
    にクランク部材が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のクランクシャフト。
JP16060888A 1988-06-30 1988-06-30 クランクシャフト Pending JPH0211910A (ja)

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JP16060888A JPH0211910A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 クランクシャフト

Applications Claiming Priority (1)

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JP16060888A JPH0211910A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 クランクシャフト

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JPH0211910A true JPH0211910A (ja) 1990-01-17

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ID=15718621

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022553945A (ja) * 2019-11-22 2022-12-27 安徽美芝制冷設備有限公司 クランク軸、圧縮機及び冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022553945A (ja) * 2019-11-22 2022-12-27 安徽美芝制冷設備有限公司 クランク軸、圧縮機及び冷凍装置

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