JPH0211879A - ポンプ設備の故障予知方法 - Google Patents

ポンプ設備の故障予知方法

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JPH0211879A
JPH0211879A JP16185888A JP16185888A JPH0211879A JP H0211879 A JPH0211879 A JP H0211879A JP 16185888 A JP16185888 A JP 16185888A JP 16185888 A JP16185888 A JP 16185888A JP H0211879 A JPH0211879 A JP H0211879A
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JP
Japan
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value
measured
pump
differential pressure
vibration
Prior art date
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Application number
JP16185888A
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English (en)
Inventor
Sohei Umezawa
梅沢 宗平
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0211879A publication Critical patent/JPH0211879A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、振動あるいは騒音を測定することにより、ポ
ンプ設備における種々の原因による故障を予知する方法
に関する。
[従来の技術] 従来におりるポンプ設備の故障予知は、ポンプか仕様点
あるいは締切点といった、流量以外の要素で特定しうる
運転点にあるときの振動値を測定し、この振動測定値が
予め設定された基準振動値に対して一定以上のレベルに
達している場合に、故障予知信号を発生ずるようにした
ものであった。
前記基準振動値としては、例えばJ I 5−B−83
01に規定される各回転数に対応した振幅値や、正常時
に測定しておいた仕様点もしくは締切点での振幅値を用
いている。
[発明が解決しようとする課題] しかしなから、上記のように、仕様点あるいは締切点で
運転しているときしか故障予知ができない場合、以下の
ような問題点があった。
すなわち、実際のポンプ運転時においては、実揚程や吐
出し弁の開度といったポンプの運転点を決定する要素は
種々の状態に変化するものであるため、ポンプは常時そ
の仕様点で運転されているとは限らない。したがって、
仕様点でしかポンプの故障予知ができない方法では、場
合によっては通常運転時に全く故障予知がてきない事態
も考えられ、本来の目的を達成し得ないことがあるとい
う問題かあった。
一方、締切点での運転はその状態を再現するのは容易で
あるものの、こうした締切運転はポンプの過熱を誘発し
、また特に軸流ポンプの場合にはこれに加えて馬カオー
ハを引き起こすことになる。
したかって、締切点て振動を測定することは、かえって
ポンプ故障の原因となってしまう可能性があるという問
題かある。
本発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって
、いかなる運転点においても故障予知を行うことかでき
るポンプ設備の故障予知方法を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明によるポンプ設備の故障予知方法は、上記目的を
達成するために、任意の運転点において、ボンプヘンド
部内の流路の二ケ所の差圧を計測するとともにポンプの
振動値または騒音値を計測し、この計測振動値または騒
音値と、計測差圧値に対応して予め設定された設定振動
値または騒音値とを比較し、計測値か設定値よりも大き
いとき故障予知信号を発生するようにしたことを特徴と
している。
[作 用] 上記のようにしたことにより、通常の運転中にペン1〜
部内の流路における二ケ所の差圧とポンプの振動値また
は騒音値を計測することで、運転点の如何に拘らず故障
予知を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図を参照しながら説明する。
第2図は本発明を実施するポンプ設備の構成図である。
図において、1は立軸ポンプであって、この立軸ポンプ
1の吐出しベント11には、ベント内壁の相対向する背
部分と腹部分とに、これら背部分と腹部分における流体
による圧力を検出する圧力検出部2,3がそれぞれ設け
られている。
方、この立軸ポンプ1の吸込みベルマウス12には振動
センサ5が取着されている。
前記圧力検出部2,3は、検出した各圧力を差圧検出部
4に出力している。上記のようなベント11の背部分と
腹部分の差圧は、はぼ流量の172乗に比例することが
既知であるから、この差圧を知ることによりこのポンプ
の運転点を知ることができる。
上記圧力検出部2,3、差圧検出部4及び振動センサ5
を用いることにより、以下のようにしてポンプ設備の故
障予知を行う。
まず、第1図に示すフローチャート図のステップAにお
いて、正常なポンプを用いて、差圧検出部4により複数
の差圧値を測定するとともに、振動センサ5により前記
差圧値に対応した正常振動値を測定する。
次に、前記ステップAで得られた正常振動値もしくはこ
の正常振動値に所定の許容量を加算した許容振動値を設
定振動値とし、ステップBにおいて、この設定振動値を
これに対応した差圧値とともにコンピュータの記憶部に
記憶させる。すなわち、ステップBにおいて、正常時に
おける吸込ベルマウス12の振動に基づいて得た設定振
動値と、ペン1〜11の背部分と腹部分に発生する差圧
との関係が得られる。
以上のように、ポンプが正常時にあるときの差圧値と振
動値に基づいた設定データをコンピュータに入力したの
ち、この設定データの振動値と以後の通常運転時に計測
される振動値を比較する。
ずなわち、前述の如くして通常運転時おいて計測された
ポンプの計測振動値と計測差圧値とが、第1図に示すス
テップCに設定される。
上記ステップCに入力された計測振動値と計測差圧値と
は、時間的に同期した一対の計測値としてステップDの
比較部に順次入力される。すなわち、ステップDには任
意の運転点における計測振動値と計測差圧値とが対とな
って順次入力される。
ステップDでは、ステップCがら入力した計測差圧値と
同一の差圧値を、前記ステップBにおいてコンピュータ
に入力した設定データの差圧値の中から探し出し、探し
出した差圧値に対応する設定振動値を呼び出す。そして
、比較部において、この設定振動値とステップCがら入
力した計測振動値を比較し、設定振動値≧計測振動値で
あればステップEに正常信号を送出し、設定振動値く計
測振動値であれはステップFに異常信号を送出する。す
なわち、計測振動値かステップBに示す斜線領域外にあ
れば、ステップFに対し異常信号か出される。
ステップEは、ステップDからの正常信号によって、例
えは正常状態表示用ランプを点灯させたりする。
ステップFは、ステップDから異常信号を受は取ると、
警報ヘルやパトライトランプ、あるいはポンプを制御す
るコンピュータ等を駆動する警報信号、すなわち故障予
知信号を発生する。
以」二のようにすることにより、質量の不釣合、軸継手
の心出し不良、空気吸込み、異物のつまり等の種々の要
因による異常振動をポンプの運転点の如何に拘らず検知
することができ、こうした要因による異常振動を前触れ
とするポンプの故障を確実に予知できる。尚、振動セン
サは、例えばポンプの軸受部に取着するようにしてもよ
く、必ずしも実施例のように吸込ヘルマウスに取着する
必要はない。
ところで、上記実施例では、故障予知の媒体としてポン
プの振動を採用しているか、ポンプの騒音を媒体とする
ことによっても、全く同様の手順で故障予知を行うこと
がてきる。すなわち、正常なポンプにおける騒音値と差
圧の関係を得、この正常騒音値に基づいて形成した設定
騒音値を、この設定騒音値に対応した差圧値とともにコ
ンピュータに記憶させておき、この設定騒音値と運転時
の計測騒音値を比較することにより、故障の予知を行う
のである。この場合、ポンプの騒音は、例えは、マイク
ロポンを用いることにより、JISB−8310に規定
される方法で測定することができる。このように、任意
の運転点の騒音値が設定騒音値を超えることを検知する
ことによっても、質量不釣合や軸受異常等を要因とする
故障を予知することができる。
尚、上記実施例では、差圧を吐出しベンド11において
計測するようにしているが、吸込ベンドを備えるポンプ
であれば、この吸込ペンドにおいて差圧を計測するよう
にしてもよい。また、実施例ては、ヘン1〜部内の背部
分と腹部分の差圧を計測するようにしているが、背部分
と横腹部分の差圧を計測するようにしてもよく、要する
にヘン1〜部内の流路の二ケ所の差圧を計測ずれはよい
[発明の効果] 以」二の説明から明らかなように、本発明によるポンプ
設備の故障予知方法によれは、ポンプ運転時にその運転
点の如何に拘らず故障を予知することかできるから、故
障予知の確実性を飛躍的に向上させることができるとい
う効果を奏する。
また、締切点て故障を予知する必要かなくなるから、故
障予知のためにポンプ設備に悪影響を与えるようなこと
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のフローヂャ−1へ図、第2図は実施例
方法を適用するポンプ設備の概略構成図である。 2.3・・・圧力検出部 4・・・差圧検出部 5・・・振動センサ 11・・・吐出しベン1へ(ベンド部)特許出願人  
久保田鉄工株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の運転点において、ポンプベンド部内の流路
    の二ケ所の差圧を計測するとともにポンプの振動値また
    は騒音値を計測し、この計測振動値または騒音値と、計
    測差圧値に対応して予め設定された設定振動値または騒
    音値とを比較し、計測値が設定値よりも大きいとき故障
    予知信号を発生するようにしたことを特徴とするポンプ
    設備の故障予知方法。
JP16185888A 1988-06-29 1988-06-29 ポンプ設備の故障予知方法 Pending JPH0211879A (ja)

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