JPH02117817A - 発泡成形装置 - Google Patents
発泡成形装置Info
- Publication number
- JPH02117817A JPH02117817A JP1107390A JP10739089A JPH02117817A JP H02117817 A JPH02117817 A JP H02117817A JP 1107390 A JP1107390 A JP 1107390A JP 10739089 A JP10739089 A JP 10739089A JP H02117817 A JPH02117817 A JP H02117817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beads
- mold
- filling
- synthetic resin
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 title claims description 5
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 102
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 28
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000005187 foaming Methods 0.000 abstract description 19
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 16
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 31
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 7
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 5
- 229920006248 expandable polystyrene Polymers 0.000 description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000012508 resin bead Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、成形品の使用方法又は使用物性に応じて部分
的に種類の異なる予備発泡ビーズを配置し、成形品材質
を変化させて一体成形する発泡成形品の成形に適する発
泡ビーズ成形機に関する。
的に種類の異なる予備発泡ビーズを配置し、成形品材質
を変化させて一体成形する発泡成形品の成形に適する発
泡ビーズ成形機に関する。
従来の発泡倍率の異なるビーズを用いて成形品を製造す
る装置は、例えば、特開昭49−63756号公報に見
られる如(単一の充填器を使用して、その下に偏向体(
平板)のような分配器を用い、その方向、角度によって
発泡倍率の異なるビーズを分配するものであり、複雑な
形状の成形体には所望のように異種ビーズの配置が困難
であるという問題点があった。
る装置は、例えば、特開昭49−63756号公報に見
られる如(単一の充填器を使用して、その下に偏向体(
平板)のような分配器を用い、その方向、角度によって
発泡倍率の異なるビーズを分配するものであり、複雑な
形状の成形体には所望のように異種ビーズの配置が困難
であるという問題点があった。
本発明は、前記の問題点を解決し、部分的に種類の異な
る発泡ビーズを所望の金型内の位置に充填配置して成形
する成形装置に関する。
る発泡ビーズを所望の金型内の位置に充填配置して成形
する成形装置に関する。
本発明に係るビーズ成形装置は、前記の目的を達成する
ために、合成樹脂の種類又は発泡倍率を異にする2種以
上の予備発泡合成樹脂ビーズをそれぞれ種類又は発泡倍
率別にビーズの種類に応じて収容する計量可能な供給部
と計量不要の供給部とを備え、前記計量可能な供給部よ
り金型に計量された予備発泡合成樹脂ビーズを供給する
1又は複数の供給器を連結し、前記計量不要供給部より
金型内の指定領域に計量不要供給部内の予備発泡合成樹
脂ビーズを供給するl又は複数の供給器を前記指定領域
に向けて配設し、前記した各別の供給器によりそれぞれ
の予備発泡合成樹脂ビーズを送風により金型内の所定位
置に充填せしめることをその特徴とするものである。
ために、合成樹脂の種類又は発泡倍率を異にする2種以
上の予備発泡合成樹脂ビーズをそれぞれ種類又は発泡倍
率別にビーズの種類に応じて収容する計量可能な供給部
と計量不要の供給部とを備え、前記計量可能な供給部よ
り金型に計量された予備発泡合成樹脂ビーズを供給する
1又は複数の供給器を連結し、前記計量不要供給部より
金型内の指定領域に計量不要供給部内の予備発泡合成樹
脂ビーズを供給するl又は複数の供給器を前記指定領域
に向けて配設し、前記した各別の供給器によりそれぞれ
の予備発泡合成樹脂ビーズを送風により金型内の所定位
置に充填せしめることをその特徴とするものである。
本発明に係る発泡成形装置は、種類又は発泡倍率を異に
する2種以上の予備発泡合成樹脂ビーズをそれぞれ種類
又は発泡倍率別にビーズの種類に応じて収容する計量可
能な供給部と計量不要の供給部とを備え、前記の計量可
能な供給部に収容された予備発泡合成樹脂ビーズを金型
に充填される一サイクルの全充填量より計量不要供給部
に収容の予備発泡合成樹脂のビーズの充填骨だけ差引い
た量だけ計量可能供給部より金型内に供給器を介し金型
内の外周側より中心に至るまで全体に亘って供給するが
、この供給によって金型内には計量不要供給部に収容の
予備発泡合成樹脂ビーズが充填される分だけの余裕が残
されることとなるので、金型内の指定領域に向けて配設
されている計量不要供給部内の予備発泡合成樹脂ビーズ
を供給する1又は複数の供給器により金型内に送風し、
先に充填されている計量された予備発泡樹脂ビーズを前
記の指定位置で送風により押し除けるようにし、その押
し除けた位置に計量不要供給部内の予備発泡合成樹脂ビ
ーズを充填するものであり、このようにして、金型内に
は全体的に充填された計量可能供給部内収容の予備発泡
合成樹脂ビーズの間の指定位置に計量不要供給部に収容
の予備発泡合成樹脂ビーズが部分的に充填されることと
なる。
する2種以上の予備発泡合成樹脂ビーズをそれぞれ種類
又は発泡倍率別にビーズの種類に応じて収容する計量可
能な供給部と計量不要の供給部とを備え、前記の計量可
能な供給部に収容された予備発泡合成樹脂ビーズを金型
に充填される一サイクルの全充填量より計量不要供給部
に収容の予備発泡合成樹脂のビーズの充填骨だけ差引い
た量だけ計量可能供給部より金型内に供給器を介し金型
内の外周側より中心に至るまで全体に亘って供給するが
、この供給によって金型内には計量不要供給部に収容の
予備発泡合成樹脂ビーズが充填される分だけの余裕が残
されることとなるので、金型内の指定領域に向けて配設
されている計量不要供給部内の予備発泡合成樹脂ビーズ
を供給する1又は複数の供給器により金型内に送風し、
先に充填されている計量された予備発泡樹脂ビーズを前
記の指定位置で送風により押し除けるようにし、その押
し除けた位置に計量不要供給部内の予備発泡合成樹脂ビ
ーズを充填するものであり、このようにして、金型内に
は全体的に充填された計量可能供給部内収容の予備発泡
合成樹脂ビーズの間の指定位置に計量不要供給部に収容
の予備発泡合成樹脂ビーズが部分的に充填されることと
なる。
〔実施例]
本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、図面は本
発明の実施例を示し、第1図は金型に発泡ビーズが充填
された状態の発泡成形装置を示し、第2図は、高発泡ビ
ーズ供給部の計量装置を示し、第3図は上記計量装置の
他の例を示す。第1図において、1は高発泡ビーズ供給
器で、液高発泡ビーズ供給器Iには高発泡ビーズAが収
容される計量ホッパ2が内蔵され、前記の計量ホッパ2
は高発泡ビーズ供給器1の底部から立設された隔壁3と
該隔壁3に上下動可能に取着される調整部材4から成り
、上記の調整部材4を上下に調整することによりホッパ
内の高発泡ビーズの容量の増減を可能とするものであり
、また、高発泡ビーズ供給器lに設けたエアシリンダ5
によって作動される稼動部材6で計量ホッパ2に収容の
高発泡ビーズAの表面をすり切り、成形の一サイクルに
必要とする量とすることができる。
発明の実施例を示し、第1図は金型に発泡ビーズが充填
された状態の発泡成形装置を示し、第2図は、高発泡ビ
ーズ供給部の計量装置を示し、第3図は上記計量装置の
他の例を示す。第1図において、1は高発泡ビーズ供給
器で、液高発泡ビーズ供給器Iには高発泡ビーズAが収
容される計量ホッパ2が内蔵され、前記の計量ホッパ2
は高発泡ビーズ供給器1の底部から立設された隔壁3と
該隔壁3に上下動可能に取着される調整部材4から成り
、上記の調整部材4を上下に調整することによりホッパ
内の高発泡ビーズの容量の増減を可能とするものであり
、また、高発泡ビーズ供給器lに設けたエアシリンダ5
によって作動される稼動部材6で計量ホッパ2に収容の
高発泡ビーズAの表面をすり切り、成形の一サイクルに
必要とする量とすることができる。
7は、前記した稼動部材6によって計量ホッパ2内に収
容の高発泡ビーズAの表面を設定したときすり切られて
落ちた高発泡ビーズを計量ホッパ2内に返戻するための
ファンであり、8,8′はファン7に連結のパイプであ
る。また、9は、前記計量ホッパ2の下部に取着された
高発泡ビーズ供給管であり、咳高発泡ビーズ供給管9の
他端は高発泡ビーズ充填n10に連結され、更に上記の
高発泡ビーズ充填器lOは金型15の高発泡ビーズ供給
口11に連結される充填用管12を接続している。
容の高発泡ビーズAの表面を設定したときすり切られて
落ちた高発泡ビーズを計量ホッパ2内に返戻するための
ファンであり、8,8′はファン7に連結のパイプであ
る。また、9は、前記計量ホッパ2の下部に取着された
高発泡ビーズ供給管であり、咳高発泡ビーズ供給管9の
他端は高発泡ビーズ充填n10に連結され、更に上記の
高発泡ビーズ充填器lOは金型15の高発泡ビーズ供給
口11に連結される充填用管12を接続している。
なお、13は高発泡ビーズAを高発泡ビーズ供給器1に
供給するためのビーズ移送管である。
供給するためのビーズ移送管である。
16は低発泡ビーズ供給器であり、該低発泡ビーズ供給
器16の下部には、低発泡ビーズ供給管17が接続され
、上記低発泡ビーズ供給間17は、金型15内の所要の
低発泡領域Bl、B2へ低発泡ビーズBを充填するため
、前記の低発泡ビーズ供給管17は所要数の低発泡ビー
ズ供給管19を分岐し、前記した低発泡ビーズ供給管1
7は低発泡ビーズ用第一充填器1Bに連結し、また、前
記の分岐された低発泡ビーズ供給管19は低発泡ビーズ
用第二充填器20に連結され、更に、前記した第−充填
器18は、金型15内の低発泡領域B1に向けて配設さ
れた充填用管21に、また、前記の低発泡ビーズ用第二
充填器20は、金型15内の低発泡領域B2に向けて配
設されている充填用管22を接続している。
器16の下部には、低発泡ビーズ供給管17が接続され
、上記低発泡ビーズ供給間17は、金型15内の所要の
低発泡領域Bl、B2へ低発泡ビーズBを充填するため
、前記の低発泡ビーズ供給管17は所要数の低発泡ビー
ズ供給管19を分岐し、前記した低発泡ビーズ供給管1
7は低発泡ビーズ用第一充填器1Bに連結し、また、前
記の分岐された低発泡ビーズ供給管19は低発泡ビーズ
用第二充填器20に連結され、更に、前記した第−充填
器18は、金型15内の低発泡領域B1に向けて配設さ
れた充填用管21に、また、前記の低発泡ビーズ用第二
充填器20は、金型15内の低発泡領域B2に向けて配
設されている充填用管22を接続している。
なお、23は低発泡ビーズBを低発泡ビーズ供給器16
に供給するための移送管である。
に供給するための移送管である。
前記した金型15は、特に図示しないが、従来よりよく
知られているように金型面蒸気噴出口が設けられており
、前記の蒸気噴出口は、ビーズ充填時の排気孔ともなる
ものであり、所要の樹脂の成形条件に適した蒸気量が供
給できると同時に排気流が所要充填配置に適合した空気
流になるように金型各部分の開口比を設定してスリット
又は錐孔を設けである。
知られているように金型面蒸気噴出口が設けられており
、前記の蒸気噴出口は、ビーズ充填時の排気孔ともなる
ものであり、所要の樹脂の成形条件に適した蒸気量が供
給できると同時に排気流が所要充填配置に適合した空気
流になるように金型各部分の開口比を設定してスリット
又は錐孔を設けである。
本実施例は以上のように構成されているので、高発泡ビ
ーズAを成形の一サイクルに必要とする量だけ高発泡ビ
ーズ供給器1の計量ホッパ2内のビーズ量を調整して収
容し、高発泡ビーズ用充填器10を用いて、送風移送に
より金型15内に前記−サイクル分に相当する高発泡ビ
ーズAを高発泡ビーズ供給器9を介して充填用管12よ
り金型15内の外縁部より中央部に至るまで全体に亘っ
て供給する。このように、高発泡ビーズAを金型15内
に供給すると、第1図に示す金型内断面図から明らかな
ように、金型15内には高発泡ビーズAと低発泡ビーズ
Bとが充填されることにより金型15は満杯となるもの
であることより、前記したような高発泡ビーズAを成形
の一サイクルの使用量のみ供給した段階においては、金
型15内においては低発泡ビーズBが充填される余裕が
あるので、低発泡ビーズ用第1充填器18及び第2充填
器2oを作動して、金型15内の低発泡領域B1及びB
2に向けて配設しである充填用管21及び22を介して
送風して低発泡領域を形成し、該領域に低発泡ビーズB
を充填せしめて金型15内を満杯とし、充填が完了する
。
ーズAを成形の一サイクルに必要とする量だけ高発泡ビ
ーズ供給器1の計量ホッパ2内のビーズ量を調整して収
容し、高発泡ビーズ用充填器10を用いて、送風移送に
より金型15内に前記−サイクル分に相当する高発泡ビ
ーズAを高発泡ビーズ供給器9を介して充填用管12よ
り金型15内の外縁部より中央部に至るまで全体に亘っ
て供給する。このように、高発泡ビーズAを金型15内
に供給すると、第1図に示す金型内断面図から明らかな
ように、金型15内には高発泡ビーズAと低発泡ビーズ
Bとが充填されることにより金型15は満杯となるもの
であることより、前記したような高発泡ビーズAを成形
の一サイクルの使用量のみ供給した段階においては、金
型15内においては低発泡ビーズBが充填される余裕が
あるので、低発泡ビーズ用第1充填器18及び第2充填
器2oを作動して、金型15内の低発泡領域B1及びB
2に向けて配設しである充填用管21及び22を介して
送風して低発泡領域を形成し、該領域に低発泡ビーズB
を充填せしめて金型15内を満杯とし、充填が完了する
。
上記のように充填が完了したとき、従来と同様に蒸気加
熱を行う。冷却時間に関しては成形品の形状が、歪を生
じない程度に僅かに延長することにより成形品を得るこ
とができる。
熱を行う。冷却時間に関しては成形品の形状が、歪を生
じない程度に僅かに延長することにより成形品を得るこ
とができる。
本実施例に使用する合成樹脂は、発泡ビーズ成形に使用
される予備発泡ポリスチレン樹脂、予備発泡ポリオレフ
ィン樹脂等発泡ビーズ成形に使用される総ての樹脂に適
用できるものである。
される予備発泡ポリスチレン樹脂、予備発泡ポリオレフ
ィン樹脂等発泡ビーズ成形に使用される総ての樹脂に適
用できるものである。
そして、上記したように、同一樹脂で一体成形を行う場
合、使用目的に応じて、部分的に発泡倍率(密度)を変
更して実施できることは勿論であるが、異なる樹脂の組
合わせに関しても適用できるものであり、例えば、予備
発泡ポリスチレンと予備発泡ポリオレフィンに関しても
、各発泡粒間での融着は困難であるが、一体成形島内で
の発泡ボリスチシンと発泡ポリオレフィンとの境界面に
おいては、送風によりビーズを配置充填するため明確な
境界面が形成されず、必然的に部分的に混合状態を呈す
る結合となるため、一体品として異種樹脂間の剥離のな
い良好な成形品を得ることができるものである。
合、使用目的に応じて、部分的に発泡倍率(密度)を変
更して実施できることは勿論であるが、異なる樹脂の組
合わせに関しても適用できるものであり、例えば、予備
発泡ポリスチレンと予備発泡ポリオレフィンに関しても
、各発泡粒間での融着は困難であるが、一体成形島内で
の発泡ボリスチシンと発泡ポリオレフィンとの境界面に
おいては、送風によりビーズを配置充填するため明確な
境界面が形成されず、必然的に部分的に混合状態を呈す
る結合となるため、一体品として異種樹脂間の剥離のな
い良好な成形品を得ることができるものである。
前記した本実施例装置により得た成形品は、部分的に密
度を異にするものであるので、重量物包装用として用い
ることができ、例えばミシン機械部包装に使用される底
面緩衝材で機械重量を支える部分を発泡倍率を低くして
物性を高くし、その他部分を倍率の高い樹脂で成形する
ことができ、また、構造床材用として例えば浴室床材で
浴槽が配置される部分は発泡倍率を低くして物性を強く
し、その他の部分は高倍率にして目的に合わせた成形品
を得ることができ、更に、浴槽の断熱材の成型には、底
部を発泡倍率を低くして底部の断熱と補強の両面効果を
得るようにして成形品等とすることが可能である。
度を異にするものであるので、重量物包装用として用い
ることができ、例えばミシン機械部包装に使用される底
面緩衝材で機械重量を支える部分を発泡倍率を低くして
物性を高くし、その他部分を倍率の高い樹脂で成形する
ことができ、また、構造床材用として例えば浴室床材で
浴槽が配置される部分は発泡倍率を低くして物性を強く
し、その他の部分は高倍率にして目的に合わせた成形品
を得ることができ、更に、浴槽の断熱材の成型には、底
部を発泡倍率を低くして底部の断熱と補強の両面効果を
得るようにして成形品等とすることが可能である。
上記したように、一体成形品で一部の物性を向上させる
ために従来は別々に成形して組合せるか、一体成形品と
して全体を低発泡倍率にしていたのに対し、本実施例に
おいては、高発泡ビーズ供給器1及び低発泡ビーズ供給
器16より各別の供給管9及び17.19によって金型
15内に供給するのに際して、低発泡ビーズBを金型1
5内の低発泡領域BI+B、に向けて配設した充填用管
21.22より部分的個所に低発泡ビーズを供給するこ
とができるので、一体成形品において所望の位置の密度
を変えることが可能となったものである。
ために従来は別々に成形して組合せるか、一体成形品と
して全体を低発泡倍率にしていたのに対し、本実施例に
おいては、高発泡ビーズ供給器1及び低発泡ビーズ供給
器16より各別の供給管9及び17.19によって金型
15内に供給するのに際して、低発泡ビーズBを金型1
5内の低発泡領域BI+B、に向けて配設した充填用管
21.22より部分的個所に低発泡ビーズを供給するこ
とができるので、一体成形品において所望の位置の密度
を変えることが可能となったものである。
前記した1サイクルにおける量を計量するホッパについ
て更に説明すると、第2図は方形の高発泡ビーズ供給器
30を示し、該高発泡ビーズ供給器30内に長方形のホ
ッパ31を内設し、前記ホッパ31を−サイクルの使用
量と同一容積に調節可能とした折型に仕切られた複数の
室32.32.・・・・・・に区画し、前記折型とされ
たそれぞれの室32.32.・・・・・・の下部に供給
口33.33.・・・・・・が設けられており、また、
等容積の複数の折型の室32.32.・・・・・・で形
成されたホッパ31の上部には高発泡ビーズ供給器30
に設置されたエアシリンダ34のピストンの先端に固設
された稼動ナイフ35を位置せしめ、前記のエアシリン
ダ34を作動することにより稼動ナイフ35で1サイク
ル毎に折型にすり切り設定するものである。また、余分
の発泡粒は再度桝型の室32に供給できるように風送用
排出用ファン36が取着される。
て更に説明すると、第2図は方形の高発泡ビーズ供給器
30を示し、該高発泡ビーズ供給器30内に長方形のホ
ッパ31を内設し、前記ホッパ31を−サイクルの使用
量と同一容積に調節可能とした折型に仕切られた複数の
室32.32.・・・・・・に区画し、前記折型とされ
たそれぞれの室32.32.・・・・・・の下部に供給
口33.33.・・・・・・が設けられており、また、
等容積の複数の折型の室32.32.・・・・・・で形
成されたホッパ31の上部には高発泡ビーズ供給器30
に設置されたエアシリンダ34のピストンの先端に固設
された稼動ナイフ35を位置せしめ、前記のエアシリン
ダ34を作動することにより稼動ナイフ35で1サイク
ル毎に折型にすり切り設定するものである。また、余分
の発泡粒は再度桝型の室32に供給できるように風送用
排出用ファン36が取着される。
前記の一サイクルの使用量と同一容積に調整するには、
ねじ38によって調整可能な調節板37によって行って
いる。
ねじ38によって調整可能な調節板37によって行って
いる。
第3図は、第2図とは別の例であって、同−又は均等部
品については第2図と同一符号を用いて説明する。
品については第2図と同一符号を用いて説明する。
第3図は円形のホッパ31を円形とし、内部を等容積の
複数の室32.32.・・・・・・に分割し、スライド
板で成形品とほぼ同一容積に調節し得る調節板と、中心
部に小型モータ40による回転ナイフ35を取り付けて
すり切り収容量を設定している。前記した複数の室の内
の1つの室32′に吸引用のホース41を取り付け、他
の発泡粒貯蔵槽に風送するようにしている。
複数の室32.32.・・・・・・に分割し、スライド
板で成形品とほぼ同一容積に調節し得る調節板と、中心
部に小型モータ40による回転ナイフ35を取り付けて
すり切り収容量を設定している。前記した複数の室の内
の1つの室32′に吸引用のホース41を取り付け、他
の発泡粒貯蔵槽に風送するようにしている。
本発明に係る発泡成型装置は、種類又は発泡倍率を異に
する2種以上の予備発泡合成樹脂ビーズをビーズの種類
又は発泡倍率側にビーズの種類に応じて計量可能な供給
部と計量不要な供給部にそれぞれ収容し、該それぞれ収
容された予備発泡合成樹脂ビーズを各別の供給器によっ
て金型内に供給充填するのに、前記の計量不要供給部に
収容される予備発泡合成樹脂ビーズ用の1又は複数の供
給量を金型内の指定位置に向けて配設したので、金型内
の指定位置に計量不用供給部に収容されている予備発泡
合成樹脂ビーズを、部分的に充填できるものであり、成
形された成形品の必要な個所に密度の異った部分が形成
可能となるものである。
する2種以上の予備発泡合成樹脂ビーズをビーズの種類
又は発泡倍率側にビーズの種類に応じて計量可能な供給
部と計量不要な供給部にそれぞれ収容し、該それぞれ収
容された予備発泡合成樹脂ビーズを各別の供給器によっ
て金型内に供給充填するのに、前記の計量不要供給部に
収容される予備発泡合成樹脂ビーズ用の1又は複数の供
給量を金型内の指定位置に向けて配設したので、金型内
の指定位置に計量不用供給部に収容されている予備発泡
合成樹脂ビーズを、部分的に充填できるものであり、成
形された成形品の必要な個所に密度の異った部分が形成
可能となるものである。
図面は、本発明の実施例を示し、第1図は金型に発泡ビ
ーズが充填された状態の金型及びビーズ供給部の断面図
、第2図は計量ホッパの説明図で、第2図(イ)は垂直
断面図、同(■)は平面図、第3図は計量ホッパの他の
例を示す説明図で、第3図(イ)は断面図、(0)は平
面図である。 1:高発泡ビーズ供給部 10:高発泡ビーズ充填器 15:金 型16:低
発泡ビーズ供給部 B、、B、:低発泡領域
ーズが充填された状態の金型及びビーズ供給部の断面図
、第2図は計量ホッパの説明図で、第2図(イ)は垂直
断面図、同(■)は平面図、第3図は計量ホッパの他の
例を示す説明図で、第3図(イ)は断面図、(0)は平
面図である。 1:高発泡ビーズ供給部 10:高発泡ビーズ充填器 15:金 型16:低
発泡ビーズ供給部 B、、B、:低発泡領域
Claims (2)
- (1)合成樹脂の種類又は発泡倍率を異にする2種以上
の予備発泡合成樹脂ビーズをそれぞれ種類又は発泡倍率
別にビーズの種類に応じて収容する計量可能な供給部と
計量不要の供給部とを備え、前記計量可能な供給部より
金型に計量された予備発泡合成樹脂ビーズを供給する1
又は複数の供給器を連結し、前記計量不要供給部より金
型内の指定領域に計量不要供給部内の予備発泡合成樹脂
ビーズを供給する1又は複数の供給器を前記指定領域に
向けて配設し、前記した各別の供給器によりそれぞれの
予備発泡合成樹脂ビーズを送風により金型内の所定位置
に充填せしめることを特徴とする発泡成形装置。 - (2)内部が等容量の複数の室に分割され、前記分割さ
れた各室にそれぞれ予備発泡合成樹脂ビーズ排出口を設
け、かつ、前記分割された各室上部に摺動するすり切り
用部材を設けた計量可能な供給部を備えた特許請求の範
囲第1項記載の発泡成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1107390A JPH02117817A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 発泡成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1107390A JPH02117817A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 発泡成形装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13102777A Division JPS5463170A (en) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | Foamed article and its preparation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02117817A true JPH02117817A (ja) | 1990-05-02 |
JPH0258095B2 JPH0258095B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14457920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1107390A Granted JPH02117817A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 発泡成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02117817A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132578A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Fuji Kikai Kosakusho:Kk | 管体切断装置及び管体切断方法 |
US10059017B2 (en) * | 2007-07-20 | 2018-08-28 | Fuji Machine Works Co., Ltd. | Tube cutting apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0461195U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-26 | ||
JPH0547099U (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-22 | 前田建設工業株式会社 | トンネル2次覆工裏込注入管 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1107390A patent/JPH02117817A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132578A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Fuji Kikai Kosakusho:Kk | 管体切断装置及び管体切断方法 |
US10059017B2 (en) * | 2007-07-20 | 2018-08-28 | Fuji Machine Works Co., Ltd. | Tube cutting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0258095B2 (ja) | 1990-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2951260A (en) | Molding mechanism and heating arrangement | |
KR0159516B1 (ko) | 성형 수지 기포를 제조하는 방법 및 장치 | |
JP6936286B2 (ja) | 蓄積室 | |
JPH02117817A (ja) | 発泡成形装置 | |
JPH05502509A (ja) | 管状計量装置 | |
US7070720B2 (en) | Die-expanded molding apparatus and method for synthetic resin, and die-expanded molded foam obtained thereby | |
JP3769681B2 (ja) | 発泡成型材の製造方法 | |
US3692442A (en) | Apparatus for the simultaneous injection of a foaming plastic resin in a plurality of locations | |
US4022604A (en) | Apparatus for cooling newly formed glass containers | |
US3919370A (en) | Moulding heat expandable thermoplastic material | |
US2700178A (en) | Injection molding of foamed latex | |
JPS6158292B2 (ja) | ||
CN1951662A (zh) | 合成树脂模内膨胀发泡成型方法及模内膨胀发泡成型制品 | |
US4450132A (en) | Plastic crate or tray with slide wall injection molding points | |
CN206217018U (zh) | 一种模具刮料板 | |
JPH04185326A (ja) | 発泡成形品の成形方法 | |
JPS5850991Y2 (ja) | 発泡成形用金型 | |
JP2021146730A (ja) | 成型装置を運用するための成型方法 | |
US3158898A (en) | Apparatus for molding plastic containers | |
EP0153706A2 (en) | Production method of expansion-molded article of thermoplastic resin and apparatus therefor | |
JPS5951891B2 (ja) | 発泡成形機における原料分配用ホツパ−装置 | |
JP3541965B2 (ja) | 異種発泡性ビーズの分離成形装置 | |
JPH0225136Y2 (ja) | ||
JP3888006B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂の型内発泡成形方法 | |
CN218035607U (zh) | 一种制程槽体流场测试装置 |