JPH02117586A - エレベータのかご室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明はエレベータのかご室の案内表示装置と換気装
置及び停電灯に関する。

（従来の技術） 一般にエレベータのかご室には天井の照明装置や運転用
の操作盤の他に、階床及び管制運転等を表示する案内表
示装置、かご室内を換気する換気装置、さらには停電時
に点灯する停電灯などが設けられでいる。

第１．図に於いて、かご室１は側壁２およびその上方の
天井３からなり、天井３に照明灯４を取付け、これに下
面に透光板５を付けた照明ケース６が吊り下げられ、室
内を照明している。また、前記側壁２を構成している側
板１の一部には運転操作用の操作盤８を組込むと共に、
かご室１の出入口上方をｆｉＩ成する幕板９に案内表示
装置１０を組込んでいる。

更に、天井３にはかご室１を換気する換気装置１１を設
置し、照明ケース６には停電時に点灯する停電灯１２も
備え付ける。この他に、エレベータが非常停止したさい
に乗客を救出する為の救出口１３を天井に設けておく。

（発明が解決しようとする課題） このようなかご室において、天井には前記の如く照明器
具類が取り付けられると共に、救出口やその他各種の電
源装置、制御装置等も取付けられるので、特に取付場所
に機能上の制約がある換気装置１１の配置は困難である
０例えば、換気装置１１を天井に、配置して、側板と照
明ケースの隙間から送風すると、風が側壁２に沿って流
れる為、かご室の内部を均等に換気できないと言う場合
もある。

更に、停電灯１２を照明ケース６内に設置した場合、天
井照明装置の意匠効果を低下させるめみならず、透光板
５との取り合いにおいて、各々の位置関係が制約を受け
ることになる。又、透光板Ｓの材質あるいは意匠によっ
ては、停電灯１２の照度確保が難しくなる場合もある。

本発明は上記の問題を解決するため、スペースを有効に
活用し、換気効率及び天井、パ側壁部分の意匠性の向上
を計ることのできるエレベータかご室を提供するもので
ある。

Ｃ発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、かご室の出入口上方を構成する幕板に表面板
を設けこれに案内表示装置と換気装置及び停電灯を一体
に組込む。

（作用） このような構成により、天井、照明ケースなどにおける
スペースを確保し、かつ組込む装置の取付は取外しを容
易にして、その保守点検も容易となり、意匠性も向上す
る。

（実施例） 本発明の実施例を第１図〜第４図に基づいて説明する。

第１図にて、かご室１の側壁２を構成する側板１の上方
に天井３を設け、天井３に照明灯４、照明ケース６を取
付け、照明ケース６の下面に付けた透光板５を通して照
明灯４によりかご室を照明する。

側板７の一部に操作盤８を組込み、かご室１の出入口上
方を１１１１成する幕板９に、アルミニュム、ステンレ
スあるいは合成樹脂製の板材による表面板１４を設けて
、これに案内表示装置（表示ユニット）１０と換気装置
１１および停電灯１５を一体に下記の構成により組込ん
でしまう。

即ち、第２図にて、案内表示装置（表示ユニット）１０
は表面板１４に透光板１６を組込み、幕板９の裏面に組
込んだ表示ユニット１７とより構成される。

換気装置１１（第３図）はその吹出し部１８を表面板１
４に整風板１９を組込んで構成する。

停電灯１５（第４図）は表面板１４に透光板２０を組込
み、裏面に照光ユニット２１を設けて構成する。

本発明の他の実施例として、第５図において、表面板１
４を一体成形して渭２２を設け１．この溝２２に案内表
示装置の透光板１６．換気装置の整風板１９、更に、停
電灯１５の透光板２Ｇを各々挿入した後、両端を補助表
面板２３で塞ぐように構成することにより量産化への対
応と製作上の作業性向上を計る事ができる。

更に他の実施例として、第６図にて、換気装置１１の吹
出し部１８の整風板を可変ルーバ２４としたものを設け
たもので、このように構成し、可変ルーバ２４を調整す
ることによって、かご室のサイズに合わせた換気を設定
できる。

更に、本発明においては幕板９が垂直に設置した場合を
説明したがこれを垂直から５°〜１５゛の傾斜をつける
ことにより、案内表示装置の表示部、換気装置の吹出し
部、停電灯の透光部が乗客のほぼ票の位置にくるので、
案内表示装置が見易く換気装置が効果的に送風し更に停
電灯かがご室の内部を均等に照明する。

［発明の効果］ このように案内表示装置、換気装置、および停電灯を幕
板に集中配置することによりスペースの有効活用が計ら
れると共にかご室内部が均等に換気され、意匠性を損な
うこと無く停電灯を配置することができる。また保守点
検が一箇所に集約されているため作業性の向上となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるエレベータの正面図、第２図、第
３図、第４図は夫々第１図における■、■、■線矢視図
、第５図は本発明の他の実施例で表面板の斜視図、第６
図は本発明の更に他の実施例で換気装置の吹出し部側Ｗ
ｉ図、第７図は従来のエレベータの正面図。 １・・・かご室　　　　Ｓ、１６．２０・０．透光板９
１１．幕板　　　　　１０・・・案内表示装置１１・・
・換気装置　　　１４・・・表面板１２、１５・・・停
電灯　　１８・・・吹出し部１９・・・整風板 礒３図 第４図 第１図 第２図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータのかご室内の出入り口上部にある幕板に、案
   内表示装置の換気装置の吹出し部と停電灯の透光板を組
   込んだ表面板を取付けたことを特徴とするエレベータの
   かご室。