JPH021174Y2 - - Google Patents

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JPH021174Y2
JPH021174Y2 JP12558383U JP12558383U JPH021174Y2 JP H021174 Y2 JPH021174 Y2 JP H021174Y2 JP 12558383 U JP12558383 U JP 12558383U JP 12558383 U JP12558383 U JP 12558383U JP H021174 Y2 JPH021174 Y2 JP H021174Y2
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JP
Japan
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pump
oil
main pump
discharge port
small
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JP12558383U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は自動車のハンドル操舵力制御装置に関
するものである。
(従来技術) 従来自動車のハンドル操舵力制御装置は、第1
図に示すようにエンジン1の回転軸2の回転をプ
ーリー3,4、ベルト5によりメインポンプ6に
伝え油タンク7よりの油を動力舵取装置8に供給
して操舵力を補助し、一方エンジン1のミツシヨ
ンカウンターシヤフト9の回転を小型ポンプ10
に伝え、油タンク7よりの油を絞り弁11を介し
て油タンク7に戻し、小型ポンプ10の吐出口と
絞り弁装置11との間より反力室12に圧油を導
き、車速に応じた操舵反力を制御するようになつ
ているが、既製のミツシヨンカウンターシヤフト
では小型ポンプ吐出量の圧力を充分大きくできな
いという欠点があり、又ミツシヨンカウンターシ
ヤフトと油タンク、反力室は離れた位置にあるの
で配管スペースが大きくなり、車速が遅い時には
小型ポンプからの吐出量も不充分で脈動・圧力変
動を生ずるという欠点があつた。
(目的) 本考案はパワーステアリング用のメインポンプ
と、反力室の圧油を得る小型ポンプを一体とし、
エンジン駆動により小型ポンプの方も充分の吐出
量と油圧を得、不連続感のない圧力特性が得られ
るようにすると共に取り付けスペースを小さく
し、小型ポンプより油タンクへ戻る油路をなくし
て配管を簡単にして全体を小型化することを目的
としている。
(実施例) 第2図乃至第4図は本考案のの一実施例であ
る。20はメインポンプのハウジングで、1本の
駆動軸23が右端の軸受25と中間の軸受25と
で水平に軸支されている。駆動軸23、ロータ2
7、カムリング28、プレツシヤープレート2
9、スラストプレート30とで周知のベーンポン
プ型のメインポンプ31を組み込んでいる。21
は小型ポンプハウジングで、メインポンプハウジ
ング20の左方に嵌合固定され駆動軸23、偏心
リング33、ピストン34とで周知のプランジヤ
ーポンプ36を組み込んでいる。37は油タンク
38に連通したメインポンプ31への油供給口、
39はメインポンプ31の吐出口でパワーステア
リング40に連通し、パワーステアリング40か
ら油タンク38に戻されるようになつている。ス
ラストプレート30には油路41を形成し、小型
ポンプ36の入口側に連通している。42は小型
ポンプ36の吐出口で直接反力室43に連通して
いる。又吐出口42とメインポンプ31の油供給
口37とをポンプハウジング内にてバイパス通路
44を形成連通し、その中間に可変絞り弁装置4
5で介装されている。46は車速センサー(図示
せず)の検知信号により作動するソレノイドで、
前記可変絞り弁装置45を作動するようになつて
いる。47はエンジンでその回転軸48の回転を
プーリー49,50、ベルト51を介して前記駆
動軸23に連動している。
次に作用について説明する。エンジン47の回
転により駆動軸23が回転する。メインポンプ3
1の吐出口39より吐出する圧油はパワーステア
リング40に供給され操舵力の補助を行い油タン
ク38へ戻る。メインポンプ31への油供給口3
7より給油された油は油路41を通つて小型ポン
プ36の吸込側へも供給され、小型ポンプ36の
吐出口42より吐出する圧油はバイパス油路44
より可変絞り弁装置45を介してメインポンプ3
1の油供給口37に入力される。この時可変絞り
弁装置45が開放されていると絞り圧は全く発せ
ず、反力室43へ働く油圧もなく反力も発生しな
い。車速が増大すると車速センサー(図示せず)
よりの検知信号でソレノイド46が作動し、可変
絞り弁装置45が次第に絞られ、絞り反力が発生
し、この絞り反力が反力室43に働き反力を大き
くする。
なお小型ポンプをベーンポンプ、その他のポン
プにしてもよい。
(効果) 本考案によるとメインポンプと小型ポンプに1
本の駆動軸を挿通し、メインポンプの吐出口をパ
ワーステアリングへ供給し、パワーステアリング
から油タンクへ戻し、小型ポンプの吐出口を反力
室へ連通し、小型ポンプの吐出側とメインポンプ
の吸込口を連通するバイパス通路をポンプハウジ
ング内に設け、該バイパス通路に絞り弁装置を介
装してあるのでエンジン駆動により小型ポンプの
方も充分の吐出量と油圧を得、不連続感のない圧
力特性が得られるようにすると共に取り付けスペ
ースを小さくし、小型ポンプより油タンクけ戻る
油路をなくして配管を簡単にして全体を小型化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置全体の概略説明図、第2図は
本考案の一実施例正断面図、第3図は第2図のA
−A側断面図、第4図は本考案を施した装置全体
の概略説明図である。 31……メインポンプ、36……小型ポンプ、
37……メインポンプの油供給口、38……油タ
ンク、39……メインポンプ吐出口、40……パ
ワーステアリング、41……スラストプレートの
油路、42……小型ポンプの吐出口、43……反
力室、44……バイパス油路、45……可変絞り
弁装置、47……エンジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メインポンプと小型ポンプに1本の駆動軸を挿
    通し、メインポンプの吐出口をパワーステアリン
    グへ供給し、パワーステアリングから油タンクへ
    戻し、小型ポンプの吐出口を反力室へ連通し、小
    型ポンプの吐出側とメインポンプの吸込口を連通
    するバイパス通路をポンプハウジング内に設け、
    該バイパス通路に絞り弁装置を介装した自動車の
    ハンドル操舵力制御用の複合ポンプ装置。
JP12558383U 1983-08-15 1983-08-15 自動車のハンドル操舵力制御用の複合ポンプ装置 Granted JPS6034070U (ja)

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JP12558383U JPS6034070U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 自動車のハンドル操舵力制御用の複合ポンプ装置

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JP12558383U JPS6034070U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 自動車のハンドル操舵力制御用の複合ポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034070U JPS6034070U (ja) 1985-03-08
JPH021174Y2 true JPH021174Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=30285858

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JP12558383U Granted JPS6034070U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 自動車のハンドル操舵力制御用の複合ポンプ装置

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