JPH0211675A - 水性被覆用樹脂組成物 - Google Patents

水性被覆用樹脂組成物

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JPH0211675A
JPH0211675A JP16098288A JP16098288A JPH0211675A JP H0211675 A JPH0211675 A JP H0211675A JP 16098288 A JP16098288 A JP 16098288A JP 16098288 A JP16098288 A JP 16098288A JP H0211675 A JPH0211675 A JP H0211675A
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aqueous coating
epoxy resin
coating resin
composition according
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JP16098288A
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Reiji Takehara
竹原 怜治
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水性被覆用樹脂組成物に関し、更に詳しくは
、金属被覆用樹脂組成物として、特に缶内面用塗料とし
て優れた塗膜を形成することができる水性被覆用樹脂組
成物に関する。
(従来の技術) 従来より、飲食料品用の金属缶の内面用塗料としては、
強靭性、柔軟性、接層性、耐内容物性等に優れ次エポキ
シ樹脂を主成分とする溶剤系塗料が多く使用さnてきた
。しかしながら、近年、環境公害、作東環境、省資源、
あるいは省エネルギー等の面から金属缶用塗料も溶剤系
から水系への転換が望まれている。そのため、エポキシ
樹脂を水性化する種々の技術が開発されている。
例えば、特開昭53−1228号公報には、エポキシ樹
脂の存在下にメタクリル酸の如きカルボキシル基含有ビ
ニルモノマーを含有するビニルモノマー混合物を共重合
させて得られるカルメキシル基含有エポキシ樹脂組成物
を水性媒体中に分散して成る水性被覆用樹脂組成物が記
載されている。
特開昭55−3481号公報および特開昭56−109
243号公報には、アミン触媒存在下にカルメキシル基
含有ポリマーとエポキシ樹脂を反応させて得られる自己
乳化性エポキシエステルコポリマー混合物から成る水性
被覆用樹脂組成物が記載されている。
一方、リン酸とエポキシ樹脂の反応で得られる種々のエ
ポキシ樹脂のリン酸エステルは、エポキシ樹脂やその他
のヒドロキシ含有樹脂とアミノゲラストw脂およびフェ
ノゲラスト樹脂との級化を促進するための触媒として公
知である。
さらに、特開昭61−171774号公報および特開昭
59−81326号公報には、エポキシ伺脂のリン酸エ
ステルを必須のバインダー成分として含有する水性被覆
用樹脂組成物が記載されている。特開昭58−7901
0号公報には、エポキシ樹脂と、水不溶性フェノール樹
脂または水不溶性アミン樹脂およびリン酸との反応生成
物を水中に分散させた水性被接用樹脂組成物が記載され
ている。
特開昭60−133071号公報には、前記カルゲキシ
ル基含有エポキシ樹脂組成物とエポキシ樹脂のリン酸エ
ステルから成る水性被覆用樹脂組成物が記載されている
米国特許第4,341,678号明細書には、水性化さ
れたエポキシ樹脂と水溶性単量体フェノール化合物から
成る水性被覆用樹脂組成物が記ψされている。
その他、特開昭60−215015号、特開昭60−2
15016号、特開昭61−246263号、特開昭6
1−250023号、特開昭61−250024号、特
開昭61〜268764号、特開昭62−84145号
、特開昭62−84146号、特開昭62−20197
0号および特開昭62−201971号各公報には、ア
クリル変性エポキシ樹脂とフェノール樹脂から成る水性
被覆用樹脂組成物が記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き公知の技術によって得られる
水性被覆用樹脂組成物は、従来の芯剤型エポキシーフェ
ノール系塗料と比較して、塗膜と扱塗体である金属素材
、とりわけアルミニウム材との密着性に著しく劣り、そ
のために用途が限定されるという問題点があった。
例えば、缶のイージーオープンエンドニハ、−般に、あ
らかじめ塗装を行ったアルミニウムの板材が多く用すら
れるが、従来の水性被覆用樹脂組成物の塗膜では、密着
性が不十分の九め、イージーオープンエンドの開蓋時に
、フェザーリングと呼ばれる塗膜の膜残シ現象が起こり
易かった。
着た、打ち抜き缶や絞り缶等あらかじめ塗装を施した板
材を加工する場合には、塗膜と金属素材との密着性は必
要不可欠の特性であり、従来の水性被覆用樹脂組成物を
これらの用途に使用することは、不可能であった。
ティンフリースチールを用いる3ピ一ス缶において、缶
胴の継目金ポリアミド系接着剤で貼合わす、いわゆる接
着缶が市場に多く出回っている。
この継目部分の接着力を強固にするために、従来。
溶剤系のエポキシ−フェノール系下塗り塗料が用いられ
ているが、この分野でも塗料の水性化が強く望まれてい
る。しかしながら、従来公知の水性塗料では、下地缶素
材およびポリアミド系接着剤に対し十分な接着力が得ら
れなかった。
本発明が解決しようとする課題は、従来の溶剤型エポキ
シ−フェノール系塗料と同程度の金属素材との密着性を
有すると共に、加工性、耐内容物性にも優れ、さらに加
熱殺醒処理によりて、塗膜が劣化しに<<、塗膜中に存
在する水可溶性樹脂成分の溶出量が少ない新規な水性被
覆用樹脂組成物を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、(t)(a) 
 エポキシ樹脂の存在下に力/I/ボキシル基含有ビニ
ルモノマーを含有するビニルモノマー混合物を共重合さ
せることにより得られるカルボキシル基含有樹脂組成物
および/′iたは(b)  エポキシ樹脂のリン酸ニス
テルト、(2)一般式 (式中、nは1〜3の整数を表わす。)で表わされる化
合物 から成る樹脂混合物(以下、本発明の樹脂混合物という
。)が水性媒体中に分散して成る水性被覆用樹脂組成物
(以下、本発明の被覆用組成物という。)を提供する。
本発明の被覆用組成物は、例えば、次の製造方法によっ
て製造することができる。
即ち、(1)(a)エポキシ樹脂の存在下にカルメキシ
ル基含有ビニルモノマーヲ含有スルヒニyv モ/ −
q−混合物を共重合させることによシ得られるカルボキ
シル基含有樹脂組成物および/または(b)エポキシ樹
脂のリン酸エステルと、(2)一般式(1)で表わされ
る化合物から成る樹脂混合物を塩基性化合物を含む水中
に微分散させるか、或いは樹脂混合物中に含まれるカル
ボキシル基および/またはリン酸基の少なくとも一部を
塩基性化合物で中和した後、該中和物を水中に微分散さ
せ、その際塩基性化合物の使用量を分散液の−が6以上
となる号とする方法。
本発明で使用するカルボキシル基含有樹脂組成物は、エ
ポキシ樹脂の存在下にカルピキシル基含有ビニルモノマ
ーを含有するビニルモノマー混合物をフリーラジカル発
生剤の存在下に有機溶媒中で共重合させることによって
得られる。
この反応によって得られるカルボキシル基含有樹脂組成
物には、 (1)  カルボキシル基含有エポキシ−アクリルグラ
フト重合体、 (2)  エポキシ樹脂とカルダキシル基含有アクリル
膚脂が会合したもの、及び (3)未反応のエポキシ樹脂 が含まれる。
カルボキシル基含有樹脂組成物を製造するために使用す
るエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボ
ラック型エポキシ樹脂、脂肪酸変性エポキシ樹脂、フェ
ノール系化合物変性エポキシ樹脂等が挙げられる。これ
らのエポキシ樹脂の中でも、数平均分子量が2,500
〜10,000のt色囲のものが好ましい。
とニルモノマー混合物中のカルボキシル基含有ビニルモ
ノマーの混合割合は、15〜90重!、 1が好ましく
、カルボキシル基含有樹脂組成物中のカルボキシル基の
割合が2.5重−3重%以上となる混合割合が好ましい
カルボキシル基含有ビニルモノマー以外ては、例えば、
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマル酸等が挙げられるが、メタクリル酸
が特に好ましい。
カルボキシル基含有ビニルモノマー以外のビニルモノマ
ートシてハ、例えば、スチレン、ビニルトルエン、2−
メチルスチレン、t−ブチルスチレン、クロルスチレン
等のスチレン糸モノマー;アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸イングロビル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソグチル、アクリル酸n−7ミル、
アクリル酸イソアミル、アクリル酸n−ヘキシル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−オクチル、
アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル等のアクリル酸
エステル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル
、メタクリル酸n−7ミル、メタクリル酸n−ヘキシル
、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ドデシル
等のメタクリル酸エステル類;アクリル酸ヒドロキシエ
チル、アクリル酸ヒドロキシグロビル、メタクリル酸ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシグロビル等の
ヒドロキシル基含有モノマー;N−メチロール(メタ)
アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリル
アミド等のN−置換(メタ)アクリル系モノマー等が挙
げられるが、スチレン及びアクリル酸エチルが特に好ま
しい。
エポキシ樹脂とビニルモノマー混合物の使用割合は、重
量比で70 : 30〜85:15の範囲が好ましい。
フリーラノカル発生剤としては、例えば、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等が挙げら
れる。
共重合反応に用いる有機溶媒としては、例えば、メタノ
ール、エタノール、グロパノール、ブタノール等のアル
コール類:メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、グロ
ビルセロソルプ、ブチルセロソルブ、メチルカルピトー
ル、エチルカルピトール、ブチルカルピトール等のエー
テルアルコール類;メチルエチルケトン、ジイソブチル
ケトン等のケトン類やトルエン等の芳香族炭化水素等が
挙げられる。
本発明で使用するエポキシ樹脂のリン酸エステルは、例
えば、メチルエチルケトンまたはエチレンクリコールモ
ツプチルエーテルにエポキシ樹脂を溶解し、この溶液に
リン酸またはポリリン酸を加えて120〜140℃で2
〜5時間反厄させることによって製造することができる
エポキシ樹脂のリン酸エステルを製造するために使用す
るエポキシU脂としては、例えば、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノざ
ラック型エポギシ樹脂、脂肪酸変性エポキシ樹脂、フェ
ノール系化合物変性エポキシ樹脂等が挙げられるが、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂が特に好ましい。これら
の工Iキシ衡脂の数平均分子士は、400〜10,00
0の範囲が好ましく、900〜6.000の範囲が特に
好ましい。
エポキシ樹脂のリン酸エステルは、原料となるエポキシ
樹脂のエポキシ基1当量に対し、0.1〜1当量のリン
酸エステル基含有するものが好ましい。また、エポキシ
樹脂のリン酸エステルは、リン酸分を0.05〜5重量
%含有するものが好ましい。
カルボキシル基含有樹脂組成物および/またはエポキシ
樹脂のり/酸エステルの使用割合は、本発明の破櫨用組
成物中の固形分に対し、50〜98重量係の範囲が好ま
しく、70〜9511の範囲が特に好ましい。
カルボキシル基含有樹脂組成物とエポキシ樹脂のリン酸
エステルを併用する場合の混合割合は、重5s比で90
:10〜10:90の範囲が好ましく、so:zo〜4
0:60の範囲が特に好ましい。
本発明で使用する一般式(I)で表わされる化合物は、
例えば、一般式 (式中、nは1〜3の整数を表わす。)で表わされる化
合物のナトリウム塩の如きアルカリ金4塩とアリルクロ
ライドの如きアリルハライドを反応させることにより5
容易に製造することができる。
一般式(1)で表わされる化合物の市販品としては、例
えば、仏国S、F、O,S、社製の「0R8OLJ (
一般式(1)で表わされる化合物の混合物であり、nの
平均値は1.7である。)、米国ライヒホールド・ケミ
カル社製ノl’−VARCUM 29−170J  等
を挙げることができる。
本発明の被覆用組成物中における一般式(1)で表わさ
れる化合物の反応メカニズムについての詳細は、未解明
であるが、本発明者らは、一般式CI)で表わされる化
合物が、次のような熱転移反応によって生じるフェノー
ル性の水酸基、及び/又は、メチロール基の水酸基と、
エポキシ樹脂の水酸基、カルボキシル基又はリン酸基と
の反応によって、エーテル結合、エステル結合又はリン
酸エステル結合が形成されることによって架橋剤として
作用すると同時に密着性改良剤として作用するもの、と
考える。
一般式(1)で表わされる化合物は、それ自体、水様に
溶解または分散しない。これを水中に分散させるために
は、予めカルボキシル基含有樹脂組成物および/または
エポキシ樹脂のリン酸エステルと均一に混合した後、樹
脂混合物中に含まれるカルボキシル基および/またはリ
ン酸基の少なくとも一部を塩基性化合物で中和した後、
該中和物を水中に微分散させればよい。
一般式(I)で表わされる化合物の添加量は、本発明の
被覆用組成物中の固形分に対し、2〜50重景係重量囲
が好ましく、5〜30重量係が好ましい。
本発明の被覆用組成物は、本発明の樹脂混合物を塩基性
化合物を含む水中に微分散させるか、或いは、本発明の
耐脂混合物に分散液の−が6以上となる量の塩基を加え
て、前記樹脂混合物を水性媒体中に分散させることによ
って得られる。
ここで使用される塩基は、アンモニアや揮発性のアミン
が好ましく、無機塩基は、塗膜中に残留し耐水性を悪く
する傾向があるので好ましくない。
上記アミンとしては、例えば、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ブチルアミン等のアルキルアミン類;ジ
メチルアミノエタノール、ジェタノールアミン、アミノ
メチルグロパノール、2−ノメチルアミノー2−メチル
−1−fロバ/ −ル等のアルコールアミン類;モルホ
リン等が使用できる。またエチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン等の多価アミンも使用できるが、2−ジメ
チルアミノ−2−メチル−1−グロパノールt−使用し
て得た本発明の被覆用組成物が、塗膜と基材との密着性
に特に優れているので、2−ジメチルアミン−2−メチ
ル−1−グロΔノールが特に好ましい。
本発明において水性媒体とは、少なくとも10重i4以
上が水である水単独もしくは親水性有機溶剤との混合物
を意味する。親水性有機溶剤としては、例えば、メタノ
ール、エタノール、n−グロ・fノール、インブタノー
ル、n−ブタノール、5ee−ブタノール、tert−
ブタノール、インブタノール等のアルキルアルコール類
;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、グロビルセロ
ソルプ、ブチルセロソルブ、ヘキシルセロソルブ、メチ
ルカルピトール、エチルカルピトール等のグリコールエ
ーテル類;メチルセロソルブアセテート、エチルセロソ
ルブアセテート等のグリコールエーテルエステル類;そ
の他、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ダイア七ト
ンアルコール等が使用できる。
本発明の被覆用組成物は、分散安定性が非常に良好であ
り、さらに含有する有機溶剤を減らす必要がある場合に
は、アセトン、メチルエチルケトン等の沸点の低い溶剤
や、ブタノールやブチルセロソルブ等の水と共沸する浴
剤を、反応溶剤や分散助剤として用いれば、水性媒体中
に分散後に常圧もしくは減圧にて蒸留することにより、
安定的にかつ容易に低有機M剤含有の被覆用組成物を得
ることができる。
本発明の被覆用組成物に必要に応じて塗装性を改良する
ための溶剤、消泡剤、レベリング剤や滑性剤等金加える
ことも可能である。
適用される基材としては、処理済または未処理のアルミ
ニウム板、処理済または未処理のに1i4板、亜鉛鉄板
、ブリキ板などの金属板が適している。
伍装方法としては、この分野で公知の各種の方法、例え
ばロールコータ−塗装、スプレー塗装、浸漬塗装、電着
塗装等が適用できるが、中でも、ロールコータ−塗装お
よびスプレー塗装が好ましい。
塗膜は、熱風炉、[磁誘導加熱、熱線照射等によって乾
燥硬化させる。乾燥硬化条件としては、150〜230
℃で2〜30分間の範囲が好ましい。
次に、本発明を実施例によってよシ具体的に説明する。
なお、例中、「部」および「壬」はそれぞれ「重量部」
および「重量幅」を表す。
(実施例) 〔カルボキシル基含有右腹組成物の製造〕反応容器に、
1−ブタノール38部、ブチルカルピトール22部全仕
込み、100℃に加熱した。
この混合溶媒に、粉砕したエピコート1010(油化シ
ェルエポキシ社製エポキシ樹脂、エポキシ当ぢ:約40
00)80部を攪拌しながら徐々に加え、溶解した後、
温度を115〜117℃に保った〇 別の容器に、メタクリル酸13部、スチレン6部、アク
リル酸エチル1部、含水過酸化ベンゾイル(水分25壬
含有)1.8部、および、ブチルカルピトール6部を入
れて均一に混合溶解した。このモノマー溶液を、上記の
エポキシ樹脂溶液を収容した反応容器に120分間にわ
たり一定速度で徐々に加えた。加え終わった時点で、濯
ぎのため、1−ブタノール3部全七ツマー容器に入れ、
これを反応容器に加えた。温度を115〜117℃に維
持したまま、さらに、3時間撹拌した後、容器に取り出
し、常温まで放冷した。
得られたカルピキシル基含有樹脂組成物は、不揮発分5
8%、酸価(固型分換算)87であった。
〔工?キシ樹脂のり/酸エステルの製造〕反応容器に、
ブチルカルピトール40部、エビクロン7050(大日
本インキ化学工業社製エポキシ樹脂、エポキシ当量的2
000)99部全仕込み、加熱溶解して、溶液を122
℃に保った。
この溶液に、85%リン酸1.2部を加えたところ、発
熱が起こシ、温度が125℃まで上昇した。そのままの
温度で30分間攪拌を続けた後、イオン交換水2.2部
を15分間を要して徐々に加えた。
その後、温度1120〜122℃に保ち、2時間攪拌を
続けた後、容器に取他出し、常温まで放冷した。
得られたエポキシ樹脂のリン酸エステルは、不邦発分7
0%、酸価11であった。
実施例1 上記力ルゴキシル基含有樹脂組成物138部、およびl
”’oRsoLJ (仏国S、F’、O,S、社製、メ
チロールフェノールアリルエーテル)20部を、攪拌機
付きの容器に仕込み、80℃まで加熱して、均一に混合
した。この樹脂混合物に、イオン交換水266部、 [
DMAMP−80J (米国ANGUS Chemic
a1社製、39%2−・ジメチルアミノ−2−メチル−
1−プロパノール溶液)8.8部、および、28チアン
モニア水2.0部から成る50℃に加温した溶液を加え
、十分に攪拌することによって、水性被覆用樹脂組成物
を得た。この組成物に、さらにイオン交換水を加えて、
不揮発分20%の水性被覆用樹脂組成物を調製した・ 実施例2 実施例1で用いた「0R8OL」の代わりに「VARC
lJM 29−170 J (米国ライヒホールド°ケ
ミカル社製、メチロールフェノールアリルエーテル)2
0部を用いた以外は実施例1と同様にして、水性被覆用
樹脂組成物を調製した。
実施例3 上記カルゲキシル基含有耐脂組成物114部、およびl
’−0R8OLJ 20部を、攪拌機付きの容器に仕込
み、80℃まで加熱して、均一に混合した。この樹脂混
合物にイオン交換水63.5部、 「DMAMP−80
42,5部から成る50℃に加温した溶液全加え、均一
になるまで、十分に攪拌することによって、水性被覆用
樹脂組成物を得た。この組成物に1−ブタノール30部
およびイオン交換水を加えて、不揮発分25チの水性被
覆用樹脂組成物を調製した。
実施例4 上記力ルデキシル基含有a脂組成物86部、上記エポキ
シ樹脂のリン酸エステル29部、および1’−0R8O
LJ 30部を、攪拌機付きの容器に仕込み、80℃ま
で加熱して、均一に混合し次。この樹脂混合物にイオン
交換水245部、 「DMAMP−80J10.6部か
ら成る50℃に加温した溶液に加え、十分に攪拌するこ
とによって、水性被覆用樹脂組成物を得た。この組成物
にイオン交換水を加えて。
不揮発分22%の水性被覆用樹脂組成物を調製した。
実施例5 上記カルゲキシル基含有樹脂組成物78部、上記エポキ
シ樹脂のリン酸エステル64部、およびrortsot
」10部を、攪拌機付きの容器に仕込み、80℃まで加
熱して、均一に混合した。この樹脂混合物にイオン交換
水240部、 「DMAMP −s OJ9.4部から
成る50℃に加温した溶液を加え、十分に攪拌すること
によって、水性被覆用樹脂組成物を得た1、この組成物
にイオン交換水を加えて、不揮発分22%の水性被覆用
樹脂組成物を真裏した。
比較例 実施例工で用いた「0R3OL JO代わシに「VAR
CUM 83 s 7」(米国ライヒホールド・ケミカ
ル社製、ビスフェノールAのアンモニアレゾール樹脂)
20部を用いた以外は実施例1と同様にして、水性被覆
用樹脂組成物を調製した。
参考例 M量比でブチルカルピトール:キシレン:n−ブタノー
ル−55:30:15の混合溶剤70部に、「エピコー
ト1009」(油化シェルエポキシ社製、工yW”Pシ
N脂)24部、「VARCUM 8357J4、5 W
オ! ヒ[VARCUM 1410J(米lライヒホー
ルド・ケミカル社製、p −tart−ブチルフェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂)1.5部を溶解させ、不揮
発分30%、25℃におけるフナードカッグ+4の粘度
が55秒である溶剤型塗料を調製した。この塗料は従来
実用に供されているエポキシ−フェノール系溶剤型塗料
である。
〔試験パネルの製造〕
実施例1〜5、比較例、及び参考例で用意した水性被覆
用碍脂組酸物又Fi溶剤型塗料を、パーコーターを用い
て、アルミニウム板およびクロム処理鋼板に、乾燥塗膜
重量が、50±2ダ/ dm  になるように塗布し、
熱風乾燥炉で、205℃で、10分間焼付ることによシ
乾保硬化させて、試験2!ネルを作成した。
密着性試験法 試験・ぞネルを、10ffi1幅と5龍幅の短冊状に切
り出し、両者の間に4リアミド系のホットメルトフィル
ムを挾み、ホットプレスにて約200℃。
90秒保持した。はみ出したホットメルトフィルムは5
1nN幅の金4片の縁に沿ってナイフで切断した。−6
111定片を引っ張シ試験機に取り付け、5朋幅の金属
編を180°折り曲げる方向に200朋/分の速度で引
っ張ったときの剥離強度(kg / 0.5 mm )
を測定した。
なお、試験はそのままの試料(1次)と、125℃で3
0分間のレトルト処理金施した試料(2次)の両方につ
いて実施した。結果を第1表に示した。
/ ど〕/ 第  1 表 第1表に示した結果から明らかなように、実施例1〜5
で得之水性被覆用樹脂組成物は、いずれも、従来実用に
供されている溶剤型ニブキシ−フェノール系塗料である
参考例と遜色ない下地金属との密着性を有すること2示
している。中でも、実施例4と実施例5の水性被覆用樹
脂組成物は、レトルト処理後の密着性の劣化が少ない傾
向を示している。比較例で得た水性被覆用樹脂組成物は
、下地金属との密着性に著しく劣υ、特に、アルミニウ
ム板との密着性については、実用上問題となることを示
している。
(発明の効果) 本発明の水性被覆用樹脂組成物は、金属素材とのg着性
に優れているので、打ち抜き缶や絞り缶等を製造するた
めに使用する板材の水性塗料として有用である。
また、本発明の水性被覆用樹脂組成物は、合端被覆用組
成物、特に缶内面用塗料として用いた場合、耐熱水性に
優れ、塗膜から缶内容物への水可溶性成分の溶出量が少
なく、従って、食品衛生性、風味保持性に侵れている。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)(a)エポキシ樹脂の存在下にカルボキシル
    基含有ビニルモノマーを含有するビニルモノマー混合物
    を共重合させることにより得られるカルボキシル基含有
    樹脂組成物および/または (b)エポキシ樹脂のリン酸エステルと、 (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜3の整数を表わす。) で表わされる化合物 から成る樹脂混合物が水性媒体中に分散して成ることを
    特徴とする水性被覆用樹脂組成物。 2、カルボキシル基含有樹脂組成物中のエポキシ樹脂部
    分の数平均分子量が2,500〜10,000の範囲に
    ある請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物。 3、ビニルモノマー混合物に含まれるカルボキシル基含
    有ビニルモノマーの割合が15〜90重量%の範囲にあ
    る請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物。 4、カルボキシル基含有ビニルモノマーがアクリル酸、
    メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、
    フマル酸から成る群から選ばれる請求項1記載の水性被
    覆用樹脂組成物。 5、エポキシ樹脂とビニルモノマー混合物との使用割合
    が重量比で70:30〜85:15の範囲にある請求項
    1記載の水性被覆用樹脂組成物。 6、エポキシ樹脂のリン酸エステル中のエポキシ樹脂部
    分の数平均分子量が400〜10,000の範囲にある
    請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物。 7、エポキシ樹脂のリン酸エステル中に含まれるリン酸
    分が0.05〜5重量%の範囲にある請求項1記載の水
    性被覆用樹脂組成物。 8、式( I )で表わされる化合物の混合割合が水性被
    覆用樹脂組成物の固形分の2〜50重量%の範囲にある
    請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物。 9、水性媒体が2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−
    プロパノールを含有する請求項1記載の水性被覆用樹脂
    組成物。 10、請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物から成る塗
    料。 11、請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物から成る金
    属板用塗料。 12、請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物から成る缶
    内面用塗料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6136927A (en) * 1997-09-24 2000-10-24 Ppg Industries Ohio, Inc. Phosphatized amine chain-extended epoxy polymeric compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6136927A (en) * 1997-09-24 2000-10-24 Ppg Industries Ohio, Inc. Phosphatized amine chain-extended epoxy polymeric compounds

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